私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 一体何のために働いているのだろう「又、栄養ドリンク飲んでるのか? ……何故だ……」「体力が……今一でな……」「何故、弱ってるんだ」「睡眠時間が……2、3時間だ」「何故、寝ない……」「仕事が、超忙しいんだ……」「なんでそんなに……寝る間もないほど忙しいんだ」「売上を上げなきゃならん!」「何故そんなにまでして売上を上げなきゃならん?」「利益を上げなきゃならんだろう……」 「利益か……。上げた利益は何に使う……」「…………」「また、仕事を増やす事に使うんじゃないか?」「………………」「益々、忙しくなるんじゃないか?」「……競争に勝たねばならん……」「勝って……どうする?」「……勝てば、会社も社員も豊かになる」「何故、豊かになる必要がある」「皆が、幸せで文化的な一生を送るためだ……」 「お前……何歳だ?」「50歳だ……」「幾つになったら、豊かになる?」「それは…………」「このままだと、定年退職まで働き詰めだな」「…………かもしれん」「余裕が無いなぁ……。幸せで文化的な生活は……どうなる?」「…………」「何かが……食い違ってないか……?」「……しかし、……仕方がない」「勇気を持って……余裕を取り戻さなくっちゃ……」 「フーーーム……(-_-)」「諦めか…………。で、……ドリンクか?」「…………」「侘しいな………………体壊すぞ……」「…………(;一_一)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/11/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 赤ちゃんの育て方……お母さん教育(^。^) <Revival> 教育の専門家として事業を営んでおられて、特に乳幼児教育については、かなり著名なご婦人のお話を聞く機会があった。「赤ちゃんの脳は三ヶ月で30%、 半年で50%出来上がってくるんです。 だから、この時期からどんどん脳に刺激を与えて鍛えることが 大切ですよ。 今時の母親は臆病で困ります……。 まぁ、性格というより無知からきているんですけどね……。 だから、私は、乳幼児教育を通じて、 実は若い母親達の教育をしている面があります。 ……ほほほほっ……。(^。^) 乳幼児には失敗の体験をさせることが大切です。 失敗から、どんどん、学んで知恵がついていきます。 母親から見て危険だと思う事……。痛みを伴う事……。 失敗だと本人に分かる事……。 たとえば、一歳半くらいになったら、 色々とお手伝いをしたがりますよね。 どんどんさせるべきです。 お盆に乗せたコップを落としたりするでしょう。 本人にとって、はっきり失敗って分かるから、 そういうところから、知恵がついてきます。 ……すぐ、上手になりますよ。 コップが割れたりして、コストはかかりますが、 それこそ、大事な教育投資です。 また、ちょっとしたケガくらいで、 命に別状あるわけでもないのですから、 どんどん痛い思いをさせて知恵をつけることが大切です。 たくさんのお母さんを指導していますが、 あなたのお子さんは、 『末は博士か大臣か』なんだから、 乳幼児期にしっかり、体験させ、冒険させ、失敗させて、 知恵を磨きましょうねって、教えてるんです……(^。^)」 そこで、先ほど、国民学校時代の教育に関して発言された、本会合最年長の実質事務局長が曰く……、「いやー、懐かしい言葉ですなー。博士か大臣なんて……」50才以上のメンバーは大きく、あるいは小さくうなずいている。 ……と、隣の若いメンバー……。ひとりきょとんとして、ブツブツ言っている。……30代前半かな?「えっ…?……なに?なんなの…?」って、聞いてやった。何となく喋りたそうだったから……。彼女、曰く「だって……、それを言うならですよ、 『末は、イチローかキム拓か』でしょう……?」「…………ダハー~~~(^_^;)(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/11/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 東京五輪のマラソン・競歩が札幌に変更?「このニュースが大きな話題になっておりますね」「うーーーーん」「札幌は今からになるんでしょうが、 東京が準備のために、これまでに投じた費用は 半端じゃないようです……」「うーーーーん」「もう……唸ってばかりいないで……何か言って下さい」「……うーーん、来たか……と思ったんだ」「……といいますと……?」「東京五輪が決まった瞬間から、実は唸っているのさ……」「えっ? よく分かりません……」「昨今、列島各地を見舞っている酷暑という現象……なぁ……」「ハイ……」 「これは自然のなせる業なんだよな。その自然の現象によって、 人間の営みが影響を受けているんだ。 マラソン・競歩の会場変更の要請もまさにそれ……だな」「……ええ、当たり前の事じゃありません?」「うん、実は私は、東京五輪が決定した瞬間から、 大変な取り越し苦労をしているのさ…………。 開会期間中に、台風・地震・津波が襲ってこないという 確実な保証は無いわけなんだよな……」「そう言われれば……そうですけど……」「いまさら、どうこうできないが……、 もっと、気候の穏やかな都市で開催した方が、 良いんじゃないか……本当は……」「……今年のラグビーワールドカップも台風により、 試合中止の実績を作りましたね……」「うん、日本列島の地理的位置はあんまりよく無いよな……」「確かに…………そうですね」 「歴史をさかのぼってみると、 昭和の時代は『戦前』『戦後』に分けて語られるが……、 特に戦後XX年などと、まるで年号のように使われている。 戦前という時代までは、我が国は他の国と戦ってきた。 そして、最終結果として多くの被害を被ったわけだ」「はい…………? 何が仰りたいのでしょう……」「日本国憲法前文にいう、 『…………日本国民は恒久の平和を念願し、 人間相互の関係を支配する崇高な理想を 深く自覚するのであって、 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して 我らの安全と生存を保持しようと決意した……』」「ハイ……?」「戦争を完全放棄した、戦後から平成、令和の時代に、 我々が戦わなければならない相手は、自然災害なんだよ。 自衛隊もその活動のかなりの部分を 災害対応に向けてきた……」 「確かに、近年、大きな災害が多いですよね……」「うん、異常気象の兆候はどんどん激しさを増して、 日本列島はその餌食になっているように見える。 地震も津波も風水害も、発生を止める事が出来ない以上、 被害最小の措置を事前或いは事後速やかに講じて いかなければならないね……」「わが国には、避ける事の出来ない条件が沢山あるということを 自覚して、世界と付き合っていかなければならないんですね」「うん、こんな不安定な状況の日本列島で、 来年、世界的な大イベント、東京五輪……が挙行される。 考え過ぎだと……先輩たちに笑われながら、 自然災害が発生しない様に、真剣に祈っているのは 私だけ何だろうかね?」「今、仰った……日本の弱点ともいえるところを要因とした、 今回のマラソン・競歩会場の変更なんですね……。 それで、うーーーーん……と唸られた……(^-^)」「まっ、年寄りの取り越し苦労だけどな…………(^_^;) 場合によっては、切実な問題になる…………」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 就職試験前の工業高校生に卓話を頼まれて[下] <Renewal><「お陰様で」に篭る美しき日本の心> 実は、面接での赤ちゃんの笑顔の件で自覚した事があります。それは自分の話から気付かされたことなのですが……、人は、10ヶ月どころか、何年も人様の助けなしでは、生きられない動物なんだということです。自分、ひとりで大きくなったような気になっていました。人は、基本的に他人の助けなしでは生きられないという事を、自覚する事も大切な事だと思います。 そう考えますと、大人になってからの事だって、まあまあ、考えれば考えるほど人のお世話になっています。知らず知らずに使っている「お蔭様」という言葉にそれが表れています。 私たち日本人は、何事かを成し遂げた時に、それが自分の力だけで為し得たのではなく、何か陰の力に助けられて成し遂げたのだと考えます。私もそうです。そして、この「陰」に「御」を付けて「御陰」と言い、「様」までつけて「御陰様」と……感謝するのです。これは、私たちが先祖から引き継いできたものです。大切にしたいと思いますねぇ……。皆さんも「御陰様」の心を大切にして下さい。 実は、私、この「御陰様」と感じている方々が、数えきれない程存在するのですが、その中でも、特に現在の私に大きな影響を与えてくれた方、「11傑」を15年くらい前に整理しました。勿論、私の「父」も入っています。その中に「松下幸之助さん」と言う方がおられます。知っていますか?現在のパナソニック、松下電器産業の創業者です。もちろんお会いしたことはありませんから書物から沢山の教えを頂いております。今日はその中からひとつを皆さんに紹介しようと思います。松下幸之助さんが残された文章です。読み上げますね。 『日本は良い国……花が散って、若葉が萌えて、 目の覚める様な緑の山野に、 目の覚める様な青空が続いている。 身軽な装いに薫風が心地よく吹き抜け、 可愛い子供の歓びの声の彼方に、鯉のぼりがハタハタと、 泳いでいる。五月である。初夏である。 そして、この季節にもまた日本の自然の良さが 生き生きと脈打っている。 春があって夏があって、秋があって冬があって 日本は良い国である。 自然だけではない。長い歴史に育まれた 数多くの精神的遺産がある。 その上に、天与の優れた国民的素質。 勤勉にして誠実な国民性。日本は、良い国である。 こんな良い国は世界にもあまりない。 だから、この国をさらに良くしてみんなが仲良く 身も心も豊かに暮らしたい。 良いものがあっても、その良さを知らなければ、 それは無きに等しい。 もう一度この国の良さを見直してみたい。そして、 日本人としての誇りをお互いに持ち直してみたい。 考え直してみたい』 日本は、良い国だという思いが、まっすぐに伝わってきます。「日本良い国」という思いを我々自身の胸に抱き、それを次の世代に伝えていく事が出来るか、これが現代に生きている私たちに問われている事だと思います。 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 就職試験前の工業高校生に卓話を頼まれて[上] <Renewal><知っている事(知識)と、思い(考え)」は違う> 今日の話は、私が若い頃に勤めていた会社で、試験を受けた時の話しです。会社に入ると昇格試験という制度がありました。合格すると人事のランクが上がって、それに伴って給料も上がりますから受験する方は真剣です。 最終試験で面接試験があったのですが、その形式が集団面接でしてね。受験者が一組5人で、集団で一緒に面接を受ける方式でした。その時、変な質問が出されたんです。会社の昇格試験でそんなことを聞くのかなぁ……、と云う様な質問でした。それは……、 「皆さんは、生後数か月の赤ちゃんを見たことがありますか? 無い人は手を上げて下さい」というものです。もちろん誰も手を上げません。「では……、 赤ちゃんが時々ニコッと笑いますね。 まだ人としての認識は薄いはずですから、 意味があって笑っているとは思えませんが……。 さて、皆さんに質問します。 赤ちゃんは何故笑っているのだと思いますか? あなたの考えを聞かせて下さい……」こんな質問だったのです。 なんか変でしょう……?皆さんならどう答えますか?受験者の端から順番に指名されていきます。私は4番目でした。前の3人は「分かりません」と答えました。 「答えがはっきりと分からない時はウソを答えるよりも、 分かりませんと言った方が、面接官の受けは良いぞ……」と言ってくれていた先輩の顔が一瞬よぎりましたが……、私は答えました。何と言ったかと言いますと……、「これは、私の想いであって根拠のあることではありませんが、 あの笑みは神様が人類に下さった、 命を守る道具のひとつだと思います。 お腹が空いたら泣いてそれを周りに知らせるのと一緒です。 ただ、これは生理現象と同機しているのではなく、 無作為に笑顔を見せるのだと思います。あの笑顔を見ると、 少々の悪党でも心を動かされますし、 子どもを捨てようとしていた母親だって、 もう一度抱きしめてしまいます。 地球上に生存する人間以外の動物は、 生まれてから比較的短い時間で立ちます。 立って自分で動くことが出来ます。 動く事で少しなりとも身を守ることができます。 ところが人類は、何と10ヶ月位立って歩く事ができません。 つまりその間は、周りの大人に面倒を見て貰わなければ、 命を繋げない宿命です。 その為に、大人の気持ちを掴むように神様が考えて下さった ひとつの武器だと考えます……」 常々、何となく思っていたことを話してみました。面接官は、終始、笑ったり頷いたり、疑惑の目を向けたりしていました。 私の次で最後の受験者も何か自分の持論を述べていました。しかし、その内容は覚えておりません。なにしろ、必死で答えて頭が「ぼーーーっ」となっていましたから……。(^。^) さて、この試験の結果ですが、答えた二人が合格しました。この面接試験だけが合否の結果に作用したとは思いませんが、ここで私は大切な事を学びました。つまり「知っている事(知識)と、思い(考え)」を混同してはいけないという事です。 知識を問われて、知らないのであれば「分かりません」という答えもあるでしょう。しかし考えを聞かれた際に「分かりません」はおかしいですね。考えることを放棄しているようにも受け取られます。人間、何らかの意見は持っているものですからね。この試験は、リーダーになる資質を問うものでしたから、この辺りは重要なことだなと思いました。「あれは笑っているのではなくて、あくびだと思います」でも良いんですよね。思ったことを言えば……。皆さんも「知っている事」と「思い」を混同しないようにして下さい。 知識を問われているときに、考えを述べる人はよくいます。たとえば、国会の質疑応答なんかでも、よく見かけます。「………数値はどのような値になっているのですか?」と問われているのに「基準を上回っている事は決してありません……」等と答えたりしています。その方の資質に疑問を持ってしまいますね。皆さんも、どうか気を付けて下さい。 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 高齢化社会は確実に足元に来ています 先日のこと、家の近くの停留所でバスを待っていました。300mほど向こうに、バスの姿が見えたので、皆が並び始めます。 ふと、見るとバスの方向から一人の老人が、こちらに歩いてきています。バスを見ながら見ながらですから、多分、このバスに乗る方でしょう。足が悪い様で、杖を突いておられますが、その杖を巧みに操りながら、かなりの速足です。 バスが着きまして、並んでいた列が消えました。私は、この老人が気になっていたので、最後にゆっくり乗りました。 あと、7~8mの所を必死の形相で、こっちに向かっておられます。片手を挙げられたから、まさしくこのバスに乗るおつもりの様です。 バスに乗って「もう、1名来られまーーーす」と、運転手に声をかけました。「ありがとうございます。承知しておりまーーす」と、運転手の声。バックミラーで、把握していたようです。 やっと、バスに着かれて、ご老人が乗車されました。年の頃なら、80代後半でしょうか……。息を切らせながら、それでもほっとした表情です。 発車…………しません。運転手が老人に何か言っています。耳が遠いのか、良く分からないようです……。「乗車整理券をお取り下さい」「えっ? なに?」「乗車整理券をお取り下さい」「えっ (゜_゜)」「乗車整理券をお取り下さい」「なんだ!!わからん!!」聞こえないというよりも、乗るのに懸命で、整理券の事を完全に失念されているようです。 整理券に近い所に座っていた中年の男性が、整理券を取って、老人に渡しました。「おっ、…………ああ、スマン……」全てを、納得されたようで、座席へ…………。 「発車」運転手の声と共にバスが動き出しました。 暫くして、車内アナウンスで次のバス停が告げられましたが、誰も、チャイムを押しません。……通過です。 その直後、座っておられた老人が立ち上がって、運転席の方に歩いてゆこうとされているではありませんか。けっこう、揺れているので極めて危ない行動ですが、老人は、必死です。怒ったような口調で、運転手に何か言われています。よく聞き取れません。「危ないです。危ないですから、とにかく座って下さい」……と、運転手が繰り返しますが「停めろ!」と、叫んで、前の降車口に行こうとされています。 極めて危ない行動です。バスは少しスピードを落とし、「どうされたんですか?」「お・り・る!!!!!」こんなやり取りです。 やっと呑み込めました。このご老人、自分が行く方向とは逆方向のバスに、乗られたようです。それも……必死で……。 次のバス停で、バスが止まりました。料金箱に小銭を放り込んで、その老人は、運転手に文句を言いながら降りて行きました。 乗客は、唖然としています。運転手は、ほっとしています。 こんな間違い、普通では考えられません。都会ならいざ知らず、一路線しかない田舎のバスです。 こんなことが起こるんですね。高齢のせいでなんでしょうか。いずれ我が身という事でしょうね…………。アクセルとブレーキを踏み間違える事のある時代です。世は、正に高齢化社会に突入しています。(^_^;)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 心配りは …… お節介 ?「世の中、心配りが大切だ……」「フン……大きなお世話だ!」「ええっ?……何を言うか……!人間関係の潤いだぞ……!」「ヘン!……威張るな……!!」「……ん?……いつ威張った?威張ってなんか無いぞ。 ねぇ……いつ俺が威張った?」「やかましい!!人に施し物をして…………驕るな!!」「施し物って……何よ?……えっ?」「お前、今……配るって言ったろ……タダで……、 それとも……何か……有料か?」「何言ってんだ……バカ。心を配るって言ってるんだ……」「大きなお世話だ……俺はそんなもん……要らん」 「思いやりの事を言ってるんだ……ぞ……俺は……(ー_ー)」「……思いやりは……大事だ……」「……だから、心配り……って…………もう……(ー_ー)」「配るなーーーーー! 要らん!!!!<`~´>」「おいおい、なに怒ってんだ……お前」「なぜ……配る?」「えっ、なぜ……?……ってお前……それは……」「余ってるのか……人にやる程……。 お前の心……ってヤツ……」「……いや、余ってるからとかじゃなくて……気を使って……」「大きなお世話だ……。偉そうにするな……」「誰が、偉そうにした?……何だ、お前」 「うるさい……心の押し売りめが……」「押し売り……?」「お前の心なんて要らない人もいっぱいいるんだ…………。 ……勝手に配るな……バカ」「いや、俺は良かれと思って……」「それが、一段上から人を見ているって事だ。 ……放っといてくれ……」「冗談じゃない……思いやり……なのに」「じゃー、聞くが……お前、自分が死にそうな状況でも、 それでも……心を配るか……?」「…………また、極端な……(-_-)」「ほれ見ろ……所詮、余ってるから施してるんだろうが……」「ええい……もう、どうしろって言うんだ……もう」「何もするな……それで良い……」 「……」「受け止めろ!」「…………」「配る必要などない。何でも……配れば……減る。 減れば……荒む……」「……受け止め…………」「周りの人達の気持ちを、しっかり広く受け止めろ……。 ……それで良い……充分だ……」「うーん……」「広く、深く、受け止めて、しかる後に……言動に移れ……。 それが、麗しい……。 自分を成長させる……。 愛が育つ……」 「俺達……同じような事を言ってないか?」「お前には同じような事に思えるか? ……俺には『自己顕示』と『愛』位の違いにみえる……が」「世間一般に、心配りって……言うがなぁ……」「漢字を読んでみろ……」「漢字…………?」「心配り……は…………『シンパイ』だ……」「あっ、そうだ……」「心配……無用!! 関心と愛があれば……十分。 心配は時としてお節介だ……」「……うーん、どうもお前の屁理屈は、何時聞いても 分かりにくい…………」「ははははっ……お前に、受け止める力が弱いからだ……」「……もう、良いよ(;一_一)」「……肩の力を抜いたら……どうだ(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ バ ス の 中 の 少 女 <RequestによるRevival> 木垂という停留所からバスに乗った。混んではいない。全席の半分くらいが空席………。後ろから2番目の窓際が空いていたので、いつも通り座る。非常口のある所だ。いざという時に男が誘導しなければならないから、空いていれば大抵ここに座る。 発車がぎこちなく、ガクンガクンと引っかかった様な始動。あんまり上手な運転手ではない。良く見ると、空席は10個以上。私の嫌いなシルバーシートには一人座って前二つが空いている。早く全席シルバーシートにして欲しいものだ。そうなったら、色を変える必要も無いか……。人の心も一色にせねばなるまい。 旧国道3号線………。優しい揺れにウツラウツラ……心地よい。しかし停留所の発着でガクンと揺り起こされる。若い運転手だ。20分も乗っていただろうか……神の葉という停留所で10人を越える客が乗ってきた。皆さん60代後半という感じ。白のスポーツウェアに身を包んで年よりやや若く見える。どうやら、ゲートボールのお仲間のようだ。中の3、4人の女性の席取りの早い事、早い事……。他の人はゆっくりゆったり上がって来た。先に乗ったスラッとしたご婦人の指示で次々に着席。どこの世界にも人の世話をやく人がいるもんだ……。 今日は試合だったのだろうか?皆さんの靴に真っ白なおニューが目立つ。それにしても最近のご老人は元気が良い……。話し声にも気合が入っている。 「XXさん、そこ譲って貰ったら?」座り損ねて、乗り口の前に立っている仲間の男性に向かって、例の仕切りのご婦人が声をかけた。「…………」立っていた帽子の似合う男性が振り向いて、「良いから、良いから」 という風に首を振った。柔和な顔に鬢の白髪が映えるエレガントな老紳士だ。あんな風に年をとりたいものだと思う。見ると、たった1人立っている老紳士のすぐ横の、シルバーシートに、1人の若い女性が座っている。学生服ではないが髪型から見て、学生さんのようだ。「遠慮せんで良いのよ、そこはシルバーシートなんやから」くだんのご婦人が、いらついて念を押す。老紳士は無視して前を向いたまま。女学生が、ムズムズと動いたが立って譲る気配は無い。 ……さあ、大変なことになった……。聞こえよがしのヒソヒソ話が始まったのだ……。とてもひそひそ話とは思えない様な……。「なんね、あの態度。図々しい娘やねぇ(-_-)」「大抵、ここまで言ったら譲るよねぇ……(`´)」「近頃の若い者は何考えてるのかねぇ<`ヘ´>」「親の躾の問題よ(ー_ー)」「ちょっと、あんた達、聞こえるよ(゜_゜>」「いいのいいの、聞こえる様に言ってるのよ(;一_一)」「このくらい言わんと、わからんと……<`ヘ´>」 女学生が肩をすぼめるようにしてムズムズと動いた。立って譲るタイミングを失してしまったのだ。聞こえよがしの老人たちの声は聞こえているはず……。肩の動きが反抗的な動きに見えない事はない……。「厚かましいねぇ……(-。-)」「ほんと、親の顔が見たいよ……( ̄^ ̄)」「しぶとい娘やねぇ………ホント……(゜_゜)」シルバーシートの前2つに座っていた老人達も振り向いて、ジロジロと無遠慮に睨んでいる。女学生は下を向いてしまった。 一種の集団心理が働いているのかもしれないが、その場に居て、あまり心地良い光景では無かった。「こちらにお座りになりますか……?」思わず声をかけた。自分の方が若いから失礼でもあるまい……。「いえいえ、良いんですよ。ありがとうございます」と、仕切りの女性が前から本人に代わって返答してきた。当の老紳士は振り向いて軽く会釈を返してきた「ねぇー、こんなご親切な方もおられるのにねぇー」「あきれてモノが言えんわ」「本当に、今時の教育はどうなってるのかねぇ」この老人集団にも良い気分はしなかったが、ここまでくると、頑固に譲らない女学生にも少々腹が立ってきた。顔は見えないが意地になっているのかもしれない。 そうこうしているうちに福見にバスがついた。「それじゃーお疲れさーん」「どうも、どうも…………」後ろの方に、2人だけを残して仕切りの女性、立っていた男性以下全員下車して行った。例の女学生の顔を、わざわざ不躾に覗き込んで、互いに目を合わせ、そして頷く様な仕草をしてそそくさと降りていった。女学生は、前の手すりを持った両腕に顔を埋めて下を向いている…………。車内が急に静かになった。運転手のホットした様子が発車案内の声に篭っている。 ……そして、発車は相変わらずガックン、ガクン。次のバス停とその次で、ほとんどの客が降りて、残りは話題の女学生と、ゲートボールの老婦人2人、それに私だけとなった。そろそろ城見峠だ。―――「ピンポーン」例の女学生が押した。次で降りるらしい。少し気持も落ち着いたのか窓の景色を眺めている。ややあって、城見峠のバス停に到着……。プッシュン・ガクッと止まる。何の気無しに見ていると、到着と同時に前の降り口から、中年の男性が乗ってきて運転手に何やら言って頭を下げている。例の女学生…………着いたのになかなか立たない。 いや……、立てないみたいだ!!両手で手すりに登るような形でやっと立った。乗ってきた男性が手を貸す。何と! 彼女は左足に重度の障害を負っているではないか……。ええっ? ウソ………! 乗る時、どうやって乗ったんだろう?歩行が極度に困難だ……。迎えはどうも父親らしい。だとすれば、きっと送りの人も居たに違いない。どう見ても、一人での乗車は困難だ。そうすると、運転手はこの事を知っていたのか……? じゃー、さっき、どうして助け舟を出さなかった?いやいや、人の事は責められない。自分だって身体障害者である可能性を気付きだにしなかったのだから…………。前の、老婦人2人が顔を見合わせている。緊張した顔で私の方にも振り向いた。「ひゃー、まさかねぇ……」というような顔に見えた。何度も運転手に頭を下げて降りた2人。バスの下で支える女性。……母親のようだ。横に車椅子が置いてある。………どんな事情か知らないが、この娘にとってのひとり旅は、ひとつの冒険的な外出だったに違いない。 大変なことをしてしまった。人の人情に触れておれば、より前向きになれただろうに……。もう、一人で外出するのはいやだというだろうな。……気付かなかった自分。……勘違いした自分が恥ずかしい。見えなかったとはいえ、あの席は、「お年寄り……」「……及び身体の不自由な方」の優先席ではないか…………。性善説で考えれば座っている若者は、障害者に違いないはずだ。他に幾つも席が空いてるのに、あの席に座っていたではないか。 ―――思慮が足りなかった。―――取り返しのつかない事をした。無念の思いで前を見たら、バックミラーで運転手と目が合った。急いで目をそらす運転手。そして、ガクンと発車。自分に腹が立って仕方がない。ちょっと落ち込んでいるうちに次の停留所。軽く、会釈して例の2人の老人が降りていった。同じ思いが、後ろ姿に見てとれる。出来る事なら謝りたい……。そんな気持ちだろう。今でも、無念さがこみ上げてくる苦い想い出である………。 <requestに応えてrenewal up>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/08/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 二度と再び帰り来らぬ若者の命--沖 縄 戦 <Revival 定例><この時節、毎年熱闘甲子園の真っ只中、 15日、終戦記念日を迎えようとしている……> 太平洋戦争末期……米軍が沖縄に上陸し、住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が展開されていた頃……。…………昭和20年5月九州 鹿屋 日本海軍航空隊基地宿敵、米空母機動部隊を壊滅させるべく「菊水作戦」を発動 幾多の若者が特攻作戦で空に海に散った沖縄決戦に使用された飛行機延べ7852機のうち特攻機は2393機、米艦艇を36隻撃沈し368隻を損傷させたが、航空母艦、戦艦、巡洋艦といった主要艦船は一隻も沈んでいない 鹿屋の基地で、兵舎を建てる任務を負っていた父も、没して24年……。「時の流れに身をまかせ」と唄った歌手も今は亡いが、20代の若者達、たった、75年ほど早く生まれていたら悲運の戦士になったかもしれない……………………。 ∞∞∞∞ 多くの犠牲者を忘るる事なく ∞∞∞∞ ∞∞∞∞ 平和に感謝 ∞∞∞∞人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 <零式艦上戦闘機(福岡・大刀洗平和会館)>======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/08/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 恋人同士 と 夫婦 <Revival>「恋人……いるか?」「えっ!……まぁ……」「ははははっ……(^。^) まぁ……って事は無いんじゃないか。 はっきりしろよ……」「だって先輩、いつもながら突然だから、戸惑いますよ……」「ははははっ……、スマンスマン。 ……で、どんな感じだ……?彼女とは……」「はい最高です。一緒に居て、すごく楽しいんですよ……」 「そうかそうか……それは良いなぁ……うん、良い……。 共に楽しみたい……という感じならば…………、 恋人同士でいればよい…………うん (一_一)」「えっ………………何か?」 「いやいや、これから付き合っていく中で……だな、 共に苦労を乗り越えたい……等と思い始めたら…………」「……苦労……ですか……」「うん、その時は、躊躇なく、結婚を意識した方が 良いぞ……(^。^)……そんなもんだ」「……!!!」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/07/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 民が政治を嘲笑している間は その嘲笑に値する政治しか行われない <西洋の古き云い伝え>「政治家も質が落ちましたね……」「子供の担任の先生が頼りなく見えるだろう?」「えっ? はっはい……それが何か…………」「ふふふふっ、歳を重ねたという事だろう……。 視野も広がり見識も備わり幅広い批判力も付いてきたわけだ」「ええ…………、まぁ……。 それが未熟な政治家と……関係あるんですか……」「ははははっ……、無いな。(^。^)…………( ̄ー ̄)」「なるほど……そんな質の低い政治家を選んだのは誰だ! って、おっしゃりたいんですね。 選んでおいて、批判ばっかりするなっ…………てことですか」 「選ぶ…………? ふふふふっ……大半の人間は、 誰でも良いと考えてるんじゃないか?責任感のかけらもなく。 誰でも良いのなら文句言わずに全部任せたらどうだ……」「誰でも良いなんて……ひとりも考えていないと思いますよ。 自国の政治家を選ぶんですから……」「そうか…………じゃー、投票率を85%以上にまで上げろ。 変な奴は当選しにくくなる。 票も今までより沢山取らなければならなくなる。 それだけ経費も人手もかかるから、 立候補する方も慎重になる……」「おっしゃることは分かりますが、今、問題視されているのは、 現役の政治家の事ですから……」「うん……しかし政治家の政治力、つまり、政策立案能力、 説得力、決断力、実行力についての話はあまり聞かないな。 主として、資質についての話が主だ。資質を本気で問うなら、 一部の人でなく多くの人の目で判断しなければならない。 少数で選ぶとどうしても見落としや、偏りが出てしまう。 現に、打撃を受ける政党の責任者でさえ、 把握していることが少ないじゃないか」 「……分かります。しかしそれは理想論です。 急に、投票率は上げられません……」「ふふふふっ……、無関心だからな。 かのマザーテレサは言っている 『愛の反対語は憎悪ではなくて無関心だ』……とな。 わが国には愛が欠落していると言う事か……。(;一_一) まっ、一歩譲るとして、貴君のような見識を持った人間は、 世論に振り回され、いたずらに批判を口にするのではなくて、 長い目で、彼らを見守って行こうという姿勢になった方が、 良いのではないか……」「先輩の持論のひとつですね。政治家を政治家らしく 育てる為に政党に入っておられるんですね」「いやいや、育てるなどとはおこがましい。 彼らと本音でディスカッションをしながら我が国の行く末を、 考えているんじゃ。時には辛口の意見も交わしながら……」「昔は、ジャーナリストにもそういう方が居られましたね。 今は、興味本位というか、視聴率、購読数狙いの報道が 多いです…………」 「人々が政治に呆れたり嘲笑している間は、 その程度の軽い関心に値する政治しか行われないんだ。 観客でなく、当事者意識で『変える・動かす』意識が大切だ。 全てが我らと我らの子孫に影響するわけだから、 自分の事だという認識を再確認しなければならないと 常々考えている…………」「…………!!」「投票率を上げるには大変な地道な活動が必要だ。しかし、 そこには、安定政権と言われているものでさえ覆しかねない エネルギーが潜んでいる。口先の批判だけでは何も変わらん。 賛否はあれ、世界の歴史がそれを立証しているよ」「今日は、突然の事で準備不足が否めません。 おっしゃることはよく分かりました。 軽い気持ちで、俗っぼいお話をしようと思ったのですが……。 もう少し、頭を整理してから又、お話しをさせて下さい」「ははははっ……まぁ、そう固くならずに……。 基本は、自分の成長という課題だから……ははははっ(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/06/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ まずい りんご は 無い? <Revival> ひとつのりんごを、三つに切って…… 食べたふたりは おいしいと言い、 今ひとりは、まずいと言う りんごの方に、旨い、まずいがあるのではなく、 りんごは、只々……自然…… 食べる側に味という能力があり それで、旨いとかまずいとか言う…… 人を信じるのも……同じかもしれない 信じられない人なんて存在しなくて……只々……自然 こっち側が勝手に、 信じられるとか……られないとか言って、 騒いでいる。 こちら側の問題………… でも……、 なぜか……あちら側の問題にしたがる私達……(;一_一)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/06/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人は決して失敗を怖れるのではない「実はね……失敗を怖れる人って、あんまり居ないんだよ」「なにをバカなこと言ってんだお前は!!<`ヘ´> ウチの会社なんかウジャウジャ居るぜ!! <`ヘ´>」「まあまあ……、聞けよ。(^。^) 何ごとも稽古や練習なしで、一人前にはならないよな……?」「何言ってんだ! 天才なら、そんなもん一発よ!」「うん……、それは正しい…………(-_-)」「どんなもんだ……へん <`ヘ´>」「ふふふふっ……。( ̄ー ̄) ただ……、お前も分かって言ってるんだとは思うが……、 天才は一握りの数しかいないから、 社会的な一般論ではないな……」「へへへ……、まぁな…… (^_^;)」「そこでだ……。 稽古や練習って、失敗しながら覚えることだろう……?」 「……うん、まぁ、そうだな。試行錯誤……だわ」「みんなそうやって子供の頃から様々なものを身に着けてきた」「確かにそうだな……。それがどうした」「だから、人々はあまり失敗を怖れないんだよ。 失敗しながら学ぶってことをみんな知っているから……」「そんな事言ったってウチの社の連中ときたら、 失敗を怖がって新しい仕事なんか……、 尻込みする奴らばっかりだぜ……」「フム……それはな……」「どこだって……そうじゃないか……?」 「それはな……、彼らが怖れているのは、 身に危険が及ぶこと、ないしは責任を取らされること……、 それを怖れているんだよ……」「えっ?……うーん、確かに……、 俺が責任を取るからって言ったら、 やる奴が多いな…………確かに」「勇気を持って新しい仕事に取り組ませる、 育成のポイントがこの辺にありそうだな……」「なるほど……。 うん、なるほど。 お前、良いこと言ったな。 責任を取る事を怖がるどころか、 責任を取りたいっていう姿勢の人間が、 現実、管理職になってるよ」「……だから、昔から管理職を『責任ポスト』とも言う……」「なるほど、頭が良いとか何とかよりも、 そういう意識で昇進の道筋なんて……変わっていくんだな」「そんなもんだろうな……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 心身健康の七つの 『け』 異業種交流会で偶然出会った、連日、酒を楽しむ農学博士の大々々先輩から教えて貰った長寿に大切な ……七つの『け』 【1】……汗かけ 【2】…………恥かけ 【3】………………字書け 【4】……………………カラオケ 【5】………………歩け 【6】…………色気 そ し て 【7】……さけ ( ̄ー ̄) フフフ人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 人格的には変な人だが仕事のできる人は師とせよ 今は亡き岳父は経営コンサルタントだったこともありまして、若い頃に沢山のアドバイスをくれました。 その中で、今でも日々役に立っているものがあります。「相手が人格的に優れているという事と、 仕事が出来るという事は、切り離して考えなさい。 人格的におかしな人でも、仕事は出来るという人が必ずいる。 そういう人からも、積極的に仕事の知恵を教わりなさい」というものです。 確かに、相手の欠点や人格的に我慢できないところに拘っていますと、その人の別の才能が見えなくなってしまう……。そんな面がありますね。 ……これはなんとも勿体ないのでございます。 仕事を通じて、そんなに沢山の人に出会うわけでもないのですから、出会った方から良い面を吸収する事が、とても大切になるのは言うまでもありません。 相手の欠点をあげつらってばかりいては、学ぶべき面を完全に見失ってしまいます。 「ウチの上司は仕事はできるが、人格的に欠点が多いから、 困ったもんだ」等と、居酒屋でぼやいている、有能そうなビジネスマンなどは、誠に勿体ない話で、考えを切り替えた方が良いでしょうね。 どんなに人格が立派でまじめな人間だからといって、仕事がよくできるとは限らない……というのが、現実ですから。( "^ ∇ ^" )人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 電気の「点灯」と「消灯」に学ぶ「電気を点けた後、点けっぱなしにする人がいるんだ……」「電気を点けるというのは、特に教えを受けなくても、 体験的に身につけることが出来る」「そりゃーそうだな。 明るくしないと困る場合に電気を点ける事が多いからな。 全く自然に当然の事として経験で覚えていくよな」「そう、子どもでもすぐ覚えるんだ『必要は知恵の母だ』 ところが、用事が済んだ後にこれを消すというのは、 必然性から派生してくるものではない」「うん、硬く言えば『省エネ』だが、 まっ、無駄は省こうという考え方だ……」「そう、体験的というよりも『知的』に体得していく事になる。 電気を点ける行為を『情動的』ととらえるならば、 電気を消すという行為は『論理的』に近い…………」 「なるほどな……面白いな……(^。^)」「これは、『母と父の認識』にも似ていると思う……」「えっ? 何だ……突然。 母と父の認識だって……」「うん、子どもは母から生まれてくる。 肉体的なつながりがある。そして母と一緒にいることが多い。 まだ目が見えていない段階からでも、 『母』を情動的に認識する。 ……本能的と言っても良いかもしれない」「うん、なるほど……」 「ところが『父』となると、直接的なつながりはない。 気が付いてみると、母の隣にいる人で、 自分の味方であるわけだ。最初は訳も分からず、 『父』と記憶し自分の中に位置づける。 何の根拠もない。……しかし、いずれ「父母」がいて、 自分が誕生したことを知ることになる。 全く論理的に理解する」「なるほど、父とは習慣的に付き合いだして、 最後は、論理的に認識し納得するというわけか……」「子は、父を認識することが『論理』のスタートラインだ。 他の事は、事象やルールを記憶し続けているに過ぎない……」「なんだか、煙に巻かれたみたいだな……。(^_^;) その話って、根拠のある話なのか?」「ははははっ……、俺の考え方にすぎない。 若い人の育成に関しても、情動的なものと論理的なものを、 ちゃんと仕訳けて進めていった方が良いだろうな……」「うん……、論理的なものは徹底させる訓練が大切だな……。 面白い話をありがとう。( "^ ∇ ^" )」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ とかくーーこの世は …… 食い違う 僕が……、少し歌のうまい振りをしたら、「あいつの歌は凄い。素質がある」と……、人々は、噂した。 僕が……、勇気のある振りをしたら、「あいつは、とても勇敢な青年だ」と……、人々が賞賛した。 僕が……、絵の描ける振りをしたら、「あいつは、絵がうまい。才能がある」と、人々は、噂した。 僕が、正直者の振りをしたら、「あの人ほど、正直な人はいない」と、 人々は、噂した。 僕が、気の短い振りをしたら、「あいつは、気短な奴だ」と、人々は、噂した。僕が、ちょっと、勉強のできる振りをしたら、「あいつは、秀才だ」と、 人々が、噂した。 僕が、熱意のある振りをしたら、「あんな熱意に満ちた青年はいないよ」と、 人々は、絶賛した。 しかし…………、 僕が、本当に苦しくて……、 「うーん……」と呻いた時、 人々は、 「あいつは、苦しい振りをしている」と、 噂した。…………どうも……食い違う。(;一_一)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/03/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 囲 碁 と 経 営「社長!聞き及ぶところによりますと、囲碁がとてもお強いんだ そうですね。誰かに習われたんですか?」「いやいや、それ程でもありませんが……どうも、ありがとう ございます……。 一応、30年程習ってました。九州でも相当に有名な先生に ついていました……」「ほう……30年とは長いですね。 今もその先生に習われているんですか……?」「いえ、それが……5年ほど前に、転職というか……碁会所から 引かれましてね……。 それで最近は、ホントに時折お手合わせを頂く程度です……」「そうですか……。 しかし社長は見るからに囲碁がお好きな感じですねぇ……?」「そう見えますか……(^-^)」「囲碁の話をされる時、お顔が活き活きとされています(^。^)」「ははははっ……そうですか。……好きですねぇ……。 あなたもチャンスがあれば始めた方が良いですよ。 私は父の後を継いで40年以上経営をしていますが、 囲碁は本当に、仕事の役に立ちましたね……」「……そうなんですか……」 「……あの361個の目の上で、黒と白の石で戦う単純なものに 見えますが、そこには長期戦略有り、短期の攻防あり、 臨機応変の対応力が必要とされたり、辛抱強さや、大局観が 求められたり、経営者にとって大変な訓練になりますよ」「私……余り詳しくないんですが、その様に言われますね」「実はそれがね……先生が不甲斐なくて……ですね。 ふふふっ……。 この前、シャンとしなさいと言ってやりましたよ。 はははっ……(^。^)」「えええっ?どういう事ですか……?……先生に」「いえね、私が教わっていた先生は囲碁を専門に生計を立てて おられたんですが、お兄さんが急に病に倒れられましてね。 急遽、経営されていた会社を継がなければならなくなって、 碁会所経営から引かれて社長になられたんですよ……」「へぇー、そんな事があったんですか……? ……じゃー今は、社長業に専念されているんですね……?」「そうそう、もう5年近くになりますが……、 それがね………、会社の経営が、どうもうまくいってない ようなんですよ……」 「そうなんですか……それは、大変ですね……」「……私たちはですよ、先生に鍛えて頂いた囲碁から経営者 として必要な基礎のようなものを学んで、それを経営に 生かして成功しているのにですよ、その大先生が何たる事 ですかって……この前、恐れ多くも申し上げたわけです。 ……恐れ多くもね……。ははははっ……。 紺屋の白袴ですかね……」「……私、全くの素人ですが、……ちょっと……うーーん」「えっ、えっ?……何かありますか?」「私……囲碁をしませんので……良く分かりませんけど……、 私も小さいながらも社長業をしている人間として……考えて みますと、少し異なる面も2つ程ある様な気がします……」「ああ、そうだ……あなたも相当に成功されている実業家 ですね……。ぜひ、ご意見を伺いたいなぁ……。 2つ違うとは……どんな事だと思われてますか……? ……ぜひ、聞かせて下さい……」 「ハイ、……よく分かりませんが……。 ひとつは……囲碁は全てを一人の人間が考えて勝負する じゃないですか……。 ……ですが、全てを自分の頭で考えてやるだけでは難しい局面 が、経営にはあるという事です。 社内外の英知を結集する事が必要な場合が多々あります」「……!! (゜_゜>) ……なるほど。…………ナルホド……。 ……で、今一つは?」「はい、よく分かりませんが、多分盤面には複雑な人間関係が 無いのではないかと……。 経営にとって複雑な人間関係の克服が極めて重要かと……。 盤面では……その訓練は……なされないのでは……」「フム…………なるほど…………フム……。 言われてみれば、その通りですな……フム……(ー_ー)!!」「門外漢が、つまらない事を申し上げました……。すみません」「ははははっ……、いやいや、あなたは面白い……。 良い勉強になりましたよ……。ははははっ…………(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/03/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 簡単なダイエット……?「随分すらっとしてらっしゃいますね。何かやってます……?」「えっ? 何かって?」「ダイエット……とか……」「ああ、減量ですか……いえ、別に……」「そうですか……では食事に気を付けていらっしゃいます?」「特には……。普通に食べてますよ。モリモリ……」「じゃー、ウォーキング……とか、されてるでしょう?」「いえ……別に……特にはね……」「丁度良い体型ですよね。バランスも良いし……」「ええ、…………まぁ。……ありがとうございます」「何か、きっと、スポーツされているんでしょう?」「いいえ、特には、していませんね」 「……ふーん……元々、肥えない体質なんですかねぇ……」「……ですかねぇ。あんまり考えたことないですね」「……羨ましいなぁ……。僕なんか色々やって……これだから」「……」「歩数計も付けて、15,000歩は歩いてますよ。……毎日」「そりゃー、スゴイですねぇ。凄い事ですよ……」「ほっとくと、どんどん体重が増えちゃいますから……」「まっ、若い頃から習慣づけているといえば『SSK』かな?」「あっ、やっぱり……ほらほら、あるじゃないですか?」「…………」「Slim - Special - Know-howでしょ?」「えっ?」「いえそのーー『SSK』って……?」「えっ! ははははっ……おもしろい。ははははっ……」「違うんですか?」「……はははっ、ふふふふっ……違います。日本語ですよ」「日本語…………??」 「はい、 『(S)すっくと立って』 『(S)さっさと歩いて』 『(K)クルリと回る』 という『SSK』です」「ええっ? すっくと立つ……?」「ええ、どんな場合でも、座っていて立ち上がる時は、 すっくと勢いよく立つ癖をつけています……」「ハァーーーー……。さっさと歩く……?」「はい、私は絶対にダラダラ歩きません。 手を振ってさっさと歩きます。……颯爽と…………ね」「ハァーー、急いで歩くわけだ…………」「それから、コーナーを回るとき……、振り向くときなど……、 クルリっと、ターンするようにしています」「へーーー、クルッとですか?……なるほど……」「そう言われてみれば、ここ20年くらい……そのように、 動いてますね。……日常生活の中で…………」「…………」「あんまり、関係ないかもしれませんねぇーーー」「…………うーん。いやいや……どうして……、 案外そんなものかも……ダイエットって……。 『SSK』か…………」「……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/02/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 企業危機と採用責任 <とあるパーティで………>「……とうとう、ウチも限界にきました……。危機です……」「えっ!……ウソでしょう? IT関連はそこそこ良いと聞いていますが……業績も……」「それは大きい所の話で、ウチみたいな零細は駄目ですよ……。 希望退職を募るかどうかの議論を始めています…………」「零細と言ったって100人を越える会社でしょう?」「……全くあきません……。 ホント真っ暗です……。 その点、官庁は安心ですね……いいなぁ……」「ええ、そういう点では…………………。 まぁ、それなりの我慢はありますけど………………」「今、社内で意見が割れてましてね……、希望退職を募ると、 良い人材が辞めていくっていう意見がありまして……」「……良い人材?」 「ええ優秀な人材です」「優秀……?」「そう、仕事のできる人間です」「仕事が出来る………?」「…………ええ……………?」「御社では、仕事の出来る人が辞めたがってるわけですか?」「いえ、そういうわけではありませんが……」「そうでしょうね。 じゃー………仕事の出来ない人が多いということですか…?」「いえ、そんなことありません」「………??」「みんな、そこそこ仕事はできますよ」「……そのはずですよね。 仮に仕事の出来ない人がたくさん居るとしたら、 最初に辞表を出さなければならないのは 人事部長さんでしょうからね……」 「それはそうだ……採用もおかしいという事になる。 まっ、しかし数%の例外はありますがね………」「しかし……、大半の人は貢献度の差こそあれ、 仕事はできるって事でしょう?」「うん……、中には仕事の革新について来れなかったというのも いることはいますが………ね」「……悲劇といえますね。 十分な再教育を施したかどうか……、 企業サイドも問われはしますが…、どうしても変化に、 ついて来れなかったり、 伸び悩んだりという人はいるでしょうね」「フム…………、本来は、そういった人達にも職場を作っていく というのが企業としての採用責任なんでしょうがね……」「日本的経営では特にそうでしょうね。 しかし雇用は契約であって………、 企業が欲したものも人ではなく能力だったはずですがね。 ………厳密には……」「ふぅ……、色々な思いが……交錯します……。 勿論まず経営サイドの責任を明らかにした上での事ですがね。 ………今回の事は…」 「大切な事ですね……。でも、大変だ…………」「我々も社員と共に、幸福を追求してきたはずですが………。 フム…。……どう思われます…?やっぱり希望退職を募ると、 再就職の可能性の高い優秀層が辞めていきますかねぇ……」「それは、あなた方がお示しになる再建計画の中身に よるのではないでしょうか?」「……」「………いずれにしても、 優秀かどうかはあずかり知りませんが……、辞表を出す人は、 御社と運命を共にしたくない人達だという事は明白でしょう」「……フム」「船が傾いたら逃げ出すネズミの類です。 ……いちがいに悪いとはいえませんが……自分の命ですから」「………ウーン」「大変ですね……。 良い再建計画が描かれる事を祈っていますよ。 …………頑張って下さい」「……………………ですね。 ありがとうございます。(;一_一)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/02/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [5・完] 【 Renewal 再掲載 】「しかし、なんだねぇ、あんたも……。 きつかったんやねぇ……。 相当に悩んでたんやねぇ…………。(-_-) 今のあんた、和尚さんみたいな良い顔しとるよ……」「…………( ̄ー ̄)」「男の人は良いねえ……。 みーんなそうやって、 悩んで大きな人間になっていくんやねぇ……」「………………………」 こりゃーもう、自分のコントロール範囲など遥かに超えた事じゃないか。………仕方が無い。………他力や、他力や…。この世に、元々100点満点なんて存在する訳が無い……んだ。 こんな風に、自分で自分にうなづきながら考えた時、それまで重苦しく胸に覆い被さっていた暗雲が、すぅーと晴れていく様な気がしました。 よし、対人関係において、あらゆるテクニカルなものを排除しょう…………。 とにかく……とにかく真っ直ぐ……誠実に、 熱意を持って、 正直に接し、 勇気を失わず、 思いやりと、 感謝の心を大切にして、 最後まで完遂するような そんな、そんな……態度で望もう……。……誰に対しても。 そして、何か落ち度があったり人に迷惑をかけたりしたら、……それは、その時で仕方が無い…………。その時は虚心担懐にお詫びし……、許しを乞う事にしよう…………。 悪意や、他意さえ無ければ…………、人は何時か過失を許してくれるだろう。………許してもらえない時は、時間をかけて待てば良い。…………待つしか……無いよ……。………結果は、後から付いてくるやろう。 とにかく、ーーーーーーー前に進もう!!!!!進まなくちゃ何も始まらん……。六勝四敗で良いじゃないか……いやいや、四勝六敗でも良い。いやいやいやいや、そんな……勝敗に拘る事を止めよう。 こんな風に頭を整理できたような気がします。 要するに、自分の中で、7~8歳の頃までに完成している、本質的な人間としての自分に戻って、人に接していこうという事でした。 「嘘をつくな」とか 「人に親切にしろ」とか…… 「逃げたらいかん」と、 口癖のように言っていた祖父の声が、 今、聞こえてくるようでした。 肩の荷のようなものが、すうーと軽くなるのを感じました。 万年筆の送り主は今でも誰だか分かりません…………。 でも、私は、それで良いとも思っています。 ………神様だったんではないかとさえ思います。 物理的な万年筆というものを、目の前に置いてさえ そう思います。 私にとっては『神』でした…………。 無意識の内に自分が迷惑をかけている人も 沢山居るという事を、自ら気づかせてくれたんですから……。 ………今の自分の一つの原点はこの出来事にあります。 「……ちょっと、何をさっきから、ニヤニヤしよるとね」「うん、ちょっとね。……今日も来てよかったわい」「そうね………? ちっとは眼に力が出てきたごとあるねぇ。 よし、じゃー、私もビール一杯頂こうかね……」「よっしゃ………、ほれ………………、じゃっ乾杯!」「乾杯!」 八幡白川町の夜は、深々とふけていきました。 <完> お付き合い有難うございました。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [4] 【 Renewal 再掲載 】「あたり前よ、人様からお金を頂くってことは、 そう簡単な事じゃ無いもんね……。 ……あんたも、自分の給料の出どころのトドのつまりが、 お客さんっていう事、忘れたらいかんよ……」「うん………………。 そうやな有り難う。 ……カァちやん……いつもながらいい事言うねぇ……。 ところでカァちゃん、 話は変るけど面白い事があってね………」 例の『万年筆の話』なんですが『迷惑な話』を面白いって言っている自分を発見して、ちょっと可笑しく感じました。……これが、この店に通ってくる客だけが感じる『カァちゃん効果』って奴でしょう……。超ポジティブなカァちゃんに感化されるのです……。(^。^) 「………へえー、そんな事があったんね。 でも、万年筆っていう所がお洒落やねぇ。 昔の紳士はみんな上等の万年筆を持ってたわ……」「……どう、思う?」「どう思うって? 何よ。 折角の気持ちやから、ありがたく貰っときなさいよ。 それで、良いじゃない…………」「でも………、誰かも、何故かも分からんのに………」「まぁ、そういう事も世の中にはあるよ。 第一相手の人は、はっきりあんたにお礼したいって 言ったんやろう……? だったら、素直に受けてやりなさい。 その内、分かるかもしれんよ」 「そうかねぇ……………」「男のくせに、小さい事にこだわりなさんな。 あんたも知らず知らず良い事しとるという事よ。 でも、蟻の命に喩えるなんて、 最近は現場の人もなかなか風流やねぇ……」「何言っとるんね。製鐵を支えてきたんは現場よ! まぁ、この人が現場の人という確証はないけど………」「あんたは、命の恩人たい、ふふふっ…………( ̄ー ̄)」と言いながら、 カァちゃんは奥に消えました。 命の恩人か……………………。「……!!!!!!!!(;一_一)」 ………………次の瞬間、私は、ゾッとしました。ゾッとして……、そして、……頭の中が真っ白になりました。 誰だか知らない人の蟻の喩え……、 その喩えで言うなら……、大変な事にもなります………。 もし……、 もし、私の蹴ったその石が……、 別の蟻に偶然当って、 …………その蟻が死んでしまったとしたら…………。私は、その蟻の子ども達に『親の仇』として 狙われる事になる訳です……………………(;一_一) 自分に全く覚えが無くても…………。救った事も……、又、殺した事も……、自分としては何の自覚も無い事なのに…………………。片や、命の恩人と感謝され……、片や、親の仇と狙われる……。私は、ただポンと何気なく石を蹴っただけなのに……。何かをしようと意識的に動いた訳でも、なんでも無いのに…………。 うわーーーーー……、 なんじゃこれは!! 人の世は大変だ…………!!! ………これは、もう、人間関係を、あれこれ考えていても 切りが無いなぁ………。 …………自分に、力があるとか無いとか考えても、 切りが無いや…………。 ……以前の習慣が、なかなか治らないなんて、 …………悩んでも……切りが無いやぁーーーー……。 自分では、全く意識しない…………そんな……ところでも、自分が加害者になったり………又、お助けマンになったり……、時には、被害者になったりする。 ………人の世は……。「カァちゃん、こりゃもうお手上げやね……。 俺ごとき小さい人間で、どうこう出来るこっちゃないわ……」「………うーん、そんな風には考えんやったね。 ……でも、あんたの言う通りやねぇ………。 うーん……。 切りが無いわねぇ……。 少々、トラブルは起こっても信念で行くしかないねぇ………、 これは……」「………信念……か…………………………(ー_ー)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [3] 【 Renewal 再掲載 】 ◇◇◇………夕方、行きつけの飲み屋のカウンター……。 早かったので、まだ誰も客は来ていません。「何か、冴えん顔しとるねぇ。いい若い者が………」「ママ……、分かる? ………どうもうまくいかんのよ」「この前から、愚痴ってる事……? いったい原因は何ね……?」「それが、分かりゃ苦労はせんよ……。フー……。 ほら、この前俺が一緒に連れて来た社長さんねぇ。 その後何か言ってなかった……? うちの会社の事とか俺の事とか………?」「あんたも、見かけに寄らずバカやねぇ…………」「………………………?」 「大物はねぇ……お酒の席なんかで人の噂はせんものよ……。 特に、あの社長さんは徹底しとるねぇ。 ホント……男らしいよ……」「そう…………ふぅぅ…………(-.-)」「あの社長さんのことが、気になるとね………?」「……って、言うわけじゃないけど…………?」「みーんな、気になるっちゃろう……? 何もかも……。 ふふふっ……。(^。^)」「………………(ー_ー)!!」「………あのねぇ、私の年賀状の話をしてやろうかね。 参考になるかどうか分からんけど…………」「年賀状の話? ……ああ~、まだ出してないなぁ………(-.-)」 「うちの店はねぇ、小さいけど結構お客さんの総数は多いのよ。 年賀状も何百枚も書く。……もう、12月は大変よね……。 商売始めて、随分たってから……思った事があるんよ。 書いてる時にねぇ、普通に書ける人と、 すごく気を使って書くお客さんがある訳……」「へえー…………、上客とそれ以外ってわけ?」「それが違うんよ……。 売り上げというか……商売上の事とは必ずしも関係ないのよ。 ……つまりね、苦手なお客さん……」「…………あーーあ、苦手……ね」「私も普通の人間やから、なんぼ、お客さんて言っても、 苦手な人ってあるわねぇ。 その人達に気を使う訳よ。善いお客さんとか普通の人とかは、 すらすらと書けるんだけどね……」 「なるほど、分かるような気がするなぁ。 苦手な人って、相手もこっちをじっと試してるような所が あるもんね……」「うん、まあね……。 ……でも、それ以上に最も気を使って書くお客さんて、 どういう人か分かる……?」「えー…………(゜_゜>) それ以上に………?」「ふふふっ……、ふふふっ……。(^.^) あたしが惚れてるお客さんよ。ははははっ……」「………ウーン…………なるほど、よく分かる……(^-^)」 「それが面白い事にね……。 何年か経ったら、だんだん気を使って書くお客さんが 減っていったんよ。 もちろん、お客さんが来てくれなくなった訳じゃないよ」「フーン、…………ああ、好きになっていったわけだ」「うーん、そこまでは無理としても、 苦手意識は無くなったってことかなぁー。 その頃から、商売が安定したね……」「………………………………(ー_ー)!!」「どうしたんね……?」「そう言えば、結構、苦手な人が多いなぁ……、俺は」「まぁ、男の人は色々あるけんね。仕方ないよ…………」 「うーん、結構上手に付き合ってるつもりやけど……。 やっぱり見え見えかなぁ……?」「意外と分かるもんやからねぇ。好き嫌いって……」「…………やっぱり、まずいよねぇ」「うん、でもある程度仕方ないけどね……。 急に好きになれっていってもねぇ……。 ……只……」 「うん? 只……なに?」「誰でもそうやけど、好きでもない人はあんまり信用せんし、 まして、その人から、物を買おうなんて、………ねぇ。 あんまり、考えんわねぇ……」「………。 その辺かな俺も………………。うーん。 あっ、ビールもう一本」「はいよ……、まぁ、あんまりクヨクヨせん事よ。 時間がかかるよ、こういう事は………。 いつもの様に笑っときなさい。 笑う門には福来るって言うやない…………」 「うん……。 しかしママさん……。どうやって、苦手な人に近づいたん?」「近づくも近づかんも、お客さんはカウンターに居るんやから、 遠くても、2メーターよ。……ふふふっ……」「……!」「………まぁ、そうねぇ……。 今思えば、相手の良い所、自分と合うところを、 一生懸命探したような気もするねぇ……。 それと明らかに相手の人が嫌う言動は……慎んだかな……。 疲れる面もあったけど……こっちも商売やからね……」「ママさんも、天性の明るさで悠々とやってきたって、 思ってたけど……色々……あったんだ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [2] 【 Renewal 再掲載 】 今はもう亡くなられた、とある社長さんから、冷やかされていた事を……懐かしく思いだします。……関西出身の方でした。「あんたさっきから、二、三十万円とかなんとか、 いい加減な数字言うとるけどなあ、 20万と30万では、10万円違うで……」「……(゜_゜)?」「あんたの商売、利益率なんぼや? えっ? なんや意識してやってないんか? ……まぁ良いわ、5%とかそんなもんやろう……。 10万円の利益出そう思うたら、なんぼ売らなあかん……? 200万円や。 あんたの商売で、200万円は簡単か? 小さい数字か?……誤差の範囲か? 」「……(+o+)!!!」「………まだ、そうやないやろう? 二、三十万円などという言い方をしとる内はひよこやな。 5~6人言うんも一緒やで、一人違うたら、わしら大変や。 一人雇うたら年間なんぼ要る?300万ってみたって 年間6,000万売らなあかん。 大変な額やでぇ。なっ、分かるか………?ん…? そんな、感覚やったら誰もあんたを信用せえへん……」 今でも、生の声が聞こえてきそうな懐かしい話です。初めての営業という仕事に想像だけで飛び込んで…………、人とちゃんと話が出来りゃ良い……、説明が巧けりゃ良い……、理解が早けりゃ良い……、頭の回転が速けりゃ良い……等と、ある意味、舐めて掛かって………、そして……結果が出ない。売上に結びつかない。で……悩む…………。 そうすると、人間、次に何を考え始めるか? どうしても『定石』の様な物を求めるようになります。行動のコツというか答えというか、要するにこんな風にすればうまくいくし、売れるという、マニュアルの様なものを無意識的に探していたようです。 そういうものは、ある程度キャリアを積んでくると(……というよりも営業の基礎が出来ている人には……)それなりのものが存在するんでしょうが……、まだまだ、未熟で我流の駆け出しの段階で『魔法の杖』を欲しがった訳です。 結局、沢山の営業の先輩達にいろんな事を言われて、相互の矛盾に益々迷って、もう誰に対して何をどうしたらいいのか訳が分からなくなっていた段階の頃でした。そんな時って、すごく臆病に似た状態になります。 そんな時期の、万年筆騒ぎでしょう。全く迷惑極まりない感じでした…………。(>_<)こっちは、それどころじゃないんです…………。 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 回顧録 37才の迷いと悩み [1] 【 Renewal 再掲載 】<……とある年の師走のこと……>「部長……、一昨日ある人から万年筆が贈られてきましてね。 誕生祝いってんで……」「へぇー、そりゃー良いなぁ、祝ってもらって……。 君、今月だったっけ……。気がつかんですまんなぁ……」「16日だったんですが……いえ、それは良いんですけど……、 その万年筆……、送り主の名前が書いてないんですよ………」「書いてない……?しかしそーんなもんすぐ分かるだろう……。 君の誕生日を知っていてだよ……、 かつ、プレゼントまでしてくれる人って、 そんなに沢山は居ないんじゃないか……」「ええ、それは……確かにそうなんですけど………」「えっ? なんだ?……未だに分からないのか……?」「……いえ、今日、電話が掛かってきたんですけど………」 「なんだ、それなら一件落着じゃないか。ははははっ……(^。^) 何を浮かぬ顔してるんだ……?」「それがですねぇ……誰だか分からないんですよ……」「何だ? それ……。えっ? 相手と話したんだろう」「ええ、でも相手が名前を言われないんですよ」「ふーん……、…………名乗らない……。 変な話だな。……で、何て?」「私に以前、大変お世話になったって言われるんですよ」「だったら分かるだろう? それに声とか何とかでも……」「それが……全く聞き覚えの無い声でして………。 電話の周りの音からすると、どうも、工場現場に近いような 雰囲気だったんですが……」「ははーん、じゃー、君……。以前の会社の関係だな……」「はあー、多分…………。そうだと思います」「……で、どうしたの……?」 「見知らぬ人から、訳も分からずに頂く訳にはいかないって 言いましたら…………」「うんうん……そしたら?」「『貴方は私の事は覚えていないだろう。 でも、自分にとっては職場での一生を左右するような お世話になった。それがきっかけで、 今月初めに花が咲いたので……』」「……花……?……昇進か何かだろうな……」「『是非、お礼をと思った。快く受け取って使ってください。 どうも、有り難うございました』って、 今にも電話を切りそうなんですよ」「へえ~~~、それで……?」「ちょっと待って……電話を切らないようにって言いましてね、 やっぱり、顔も名前も知らない人から 自分が何をしたかも分からず、物を頂くわけにはいきません。 訳だけでも詳しく話して下さい。 でないと、頂いてもこの万年筆を使う訳にはいきません、 って、言ったんですよ。だって気味が悪いですものねぇ……」 「そりゃーそうだなぁ…………」「……そしたら、しばらく相手の人が黙ってたんで、 電話が切れたのかと思って焦りました……。 ……その時、何となく感じたのは、 以前、現場の合理化の問題で、ある作業長さんと一緒に 仕事をした事があるんですけど、 その職場の部下の方ではないかと思いました……。 ……あくまでも推測ですがね……」「その辺りなら、思い当たる出来事があるわけだ……」「いえ、それが具体的には全然無いんですよ。 むしろ、調査やら何やらで、お世話になったのは こっちの方ですからね……」「……」「……で、………暫く黙っていた相手の人がこんな事を言い出し たんです。 『貴方は、ただ散歩をされていて、 道端にあった石をポンと足で蹴られただけの事かも しれません。だから、覚えておられないのは当然です。 でも、私は、その石の下敷きになって死にそうになっていた 蟻なんです。……だから、私にとっては、 貴方は命の恩人になるんです。 本当に有り難うございました』 ……で、プツンです……(ー_ー)」 「……切れたのか?……電話」「ええ、どうしようもありません。どうしたら良いでしょう。 ……部長」「うーん、考え様によっては有り難迷惑な話だな……。 もう少し時間を掛けて調べたらどうかな……。 そのまま、貰うってのも複雑な心境だろう?」「ええ、そうですねぇ……。すごく高級な万年筆ですし………。 部長……そうしてみます。 ……変な話で済みません……」「いやいや、悪い話じゃないよ。 良い話だ………ウン」 しかし、その頃の私にとって、この話は正直なところ迷惑な話でした。全然自覚の無い話だからなおの事です。それでなくても、仕事の事で色々と悩んでいた時期だったんです………。 当時、悩んでいた仕事というのは営業の仕事なんです……。会社を変わって初めて本格的な営業という仕事に就いて……、一年位経過した時期でした……。 自分では懸命にやっているつもりなんですが……、結果が全く出ない……という状況が、ずっと続いてました。…………兎にも角にも実績が上がりません。 以前居た会社とは、あらゆる面で仕事の対象物の規模感が違っていまして……、それも一万分の一という極端に違った会社に飛び込んでしまってたんです。この規模の決定的な違いが、私にとっては課題でした。違いの意識は、ちゃんと頭にあるんですが、実感として湧いてこないので……、それが失敗の連続につながっていたように思います。 以前は何万人もの社員が居る会社に居ましたから…………。ひとつの工場だって何百人も人が居ます。一度の合理化人員削減の規模にしたって、何十人というものも珍しくありませんでした。中小企業なら、10年位かけて採用するような数です……。 金額の感覚にしたって、上申書や稟議書の金額の欄の単位は『百万円』で、35とかけば35,000,000円の事だった訳です。新しい会社では、精々、35,000円か、場合によっては、35円の事なんですよ……。 職場が変わって、一年もやっているのに、なかなか結果が出ず何が何だか分からなくなっていた時期です…………。 というのも、日常の活動はそこそこうまくいっていて、お客様との関係も良好だし……、提案の案件にしても顧客は真剣に検討してくれているし……、対応している顧客の数もかなりあったし、どこに行っても良くやってるねぇと誉めてもらっていたし……、まあ……営業の『カツドウ』としては順調だったわけですよ。 (……今にして思えば、この順調感が錯覚だった訳ですが) ただ、肝心の売上げに一件も結びつかないという、悲惨な状況でした……。営業は「売上げ」こそがポイントです。 そういった数字に対する感覚のズレみたいなものを、親しいお客さんが飲み屋のカウンターなんかで注意してくれてはいたんですが…………、実感として理解しきれない段階だったのでしょうね…………。 頭では理解できているように思っていても、実感として体感していないから、生活習慣のレベルまで来ないといった状況で、他人から見れば、とてもチグハグな人間に見えたと思います。 2~30万円という言葉や、5~6人という言い方を連発して冷たい視線を浴びている事なんて分かりもしませんでした。ホントに……、この事でバカにされている事なんて……。(-_- ) <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/23
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◆ ^-^◆ 幸せって……なーに……?「先輩!! 幸せって何ですか?」「そんなもん……知るか!辞書でも引いたらどうや……」「いや……、先輩の思われる幸せの定義が知りたいんです」「何で?」「いえ!あのう……特に理由は…………」「バカッ……そんないい加減な質問に応えられるか…………」「わっ…………ケチなんですね」「何だとーー……今、何と言った?」「……だから……ケチと……」「ふざけるんじゃねぇ。俺のどこがケチだ。嫌いな言葉を 使うんじゃない!<`ヘ´>」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村「スミマセン…………でも…………」「でも、何だ!」「いえ……ハイ……別に…………ハイ……」「しょうがないヤツだな……ホントにお前は……もう……」「ハイ……へへへっ……ハイ」「エーーーイもう、……で、何だ?何だって……?」「(^。^)はっはい、幸せとは…………です」「そうか、そんなもん簡単だ…………」「えっ?」「不幸せでない……ことだ」「…………(ー_ー)」「何だ……その顔は」 「だって…………答えになってないじゃないですか」「お前、不幸せと思うこと…………無いのか?」「それは…………部分的にはありますが…………」「だろう……それをひとつずつ解決していけば幸せに近づく」「…………はぁ…………」「宝くじに当たった顔、我が子を抱いた顔、好物で満腹した顔 ………そこに幸せのようなものが見えるが、甲子園目指して 炎天下、必死の練習をする高校球児の歪んだ顔にも……、 岩壁に命懸けで張りつく登山家の、悲愴な顔にも……、 幸せは見える」「…………!」 「多種多彩で絞りきれないもんは、消去法で最低ラインを まず狙う……それが俺の生き方や」「なるほど……考え易くなりますね。 ……しかし、なんかこう……夢がないなぁ……」「夢……?そんな子供のレベルなら話はここまでだ。 少なくとも志を持とうとするレベルと話したいもんだ……」「まっ、色々と自由に考えていいじゃないですか……自由に、 ……先輩」「青山!!」「はっ、ハイ!」「自由とは、何だ?」「うっ…………」「ははははっ…………。不自由でないことだ」「…………( ̄~ ̄;)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ビジネス現役・75才時代への対応[4・完]「おいおい、キャリア・キャリア……って、一体何なんだ?」「うん、会社生活の節目となる時期に、今後の生き方や働き方に 対して考える機会を、会社が本人に対して与えるわけだ」「そんなことまで、会社がやらなきゃいかんのか……? で……? 節目というと……?」「うん、例えば、35歳、45歳、50歳なんかの折だな」「ふーーん、なるほど…………」「なぜそんなことを会社がやるんだって思ってるんだろう? そういうことが重要な時代になってきているんだよ」 「……世の中変われば変わるものだな。自分の人生、 カラスの勝手でしょーーー……じゃないのか……」「ははははっ、時代は動いているぞーーーー。 まぁ研修といってもだな、 以前からある様なライフプラン研修ではなくてだな……。 自分の強みや価値観などを見つめなおして、 今後の主体的な生き方・働き方について考える内容が 主流になっている」「会社に、おんぶにだっこじゃ、まずいか。ははははっ……」 「自分の人生は自分で切り拓くという意識を、 ミドル・若手社員のうちから身につけておくことが、 とてつもなく大事になってくるんだよ……これから」「大変なことになって来てるんだな。眼から鱗だよ。 考えてみれば、日本人が過去に経験した事のない、 仕事の現場が到来してくるんだから、 気合を入れないと危ないんだろうな……。 職場に60歳以上の人がウジャウジャ居る景色だな」 「うん、まっざっと三つのポイントを紹介してきたんだが、 いちばん大切なことは『高齢者社員を活かす』という、 経営哲学を経営陣がもつことなんだ。それは通じたかな」 「うん、理解できたよ……」「彼のドラッカーは、 『長年真摯に働いてきた人が貢献できなくなったからといって クビにすることは間違いである。正義と礼節にもとる。 そして社員の士気を低下させマネジメントへの不信を生む』 と述べているんだよ……」「ははははっ……参った参った、反論なんてないよ。 勉強させてもらった。日本の将来の為というか、 我々の為、孫やひ孫の為に、心して励まなくっちゃな……」 「その企業が高齢者社員をどうマネジメントするか、 という事が、社内外から注目される時代になるんだ。 チェックもされるわけだ。 『高齢者社員活性化の取り組みが、会社のブランド価値を高め 業績向上につながる』というくらいの認識を、 社内に広めることが、まず第一ステップと言えるだろうな」 「高齢者の社員活性化に対する取り組みが、 企業のブランド価値を高めると言っても過言ではないんだな」「過言ではない。そういう時代の到来だ!!」「…………うーーん。 お前、真面目に考えているなぁ――。 しかし、なんぼ何でも、何の反論も無いのは悔しいから、 少し、時間をくれ。少し考えてからもう一度話したい」「おおっ、望むところだ。よろしく頼むよ。 持つべきものは……友だなぁぁ……(^。^)」「じゃっ、先生様、居酒屋でも参りましょうか……ははははっ」「おおっ、参ろう!! ははははっ……(^。^)」 <完> 出典:(株)PHP研究所経営理念研究本部研修事業部部長 的場正晃氏の論文より人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ビジネス現役・75才時代への対応[3]「それじゃー、ポイントの二つ目にいこうかな。 二つ目はだな……、高齢者を受け入れる『風土』を 作るってことなんだよ。これが重要だ……」「風土…………? なんだ、それ?(゜_゜)」「何と言っても高齢者は人生の先輩だからな。 その先輩に対して尊敬の念をもって、その存在を承認する ような風土が必要なんだ。 これが無いと職場に不満や反発が溢れる事になりかねない」 「長幼の序の基本だな……。 我が国では比較的出来ているんじゃないか?」「うん、それがより一層重要になってくるってわけだ。 ある大手電機メーカーで再雇用されたAさんは、 『上司から”この仕事で定年延長してほしい”と言われた。 給与面で不満がないわけではなかったが、 それ以上に、その仕事にとって必要とされる実感が、 嬉しかった』と述べている。こんな例もあるんだぜ」「うん、昔な、禅でいうところの『人間の究極の幸せ』 ってのを聞いたことがある」「ほう、どんな話かな?」 「究極の幸せは四つと言っている。まず、 『人に愛されること』 『人に褒められること』 『人の役に立つこと』 そして四つ目が、 『人から必要とされること』ってんだ。 今の話は、まさにこのことだな……」「うん、そうだな……(^-^) 高齢者に活き活きと働いて貰う為のハード(賃金、制度)は、 いかんともしがたい部分が多いものだが、 それを補ってあまりあるのがソフト(風土、マネジメント)の 改善なんだよ……」「うん、的を得ているな……異論無し!!(^o^)」 「異論無しか……なんか張り合いがないな……(^。^) いつものお前らしくない……。 まっ、いいか……(^-^) じゃー、すんなりと三つ目にいくぞ。 『自己責任意識』を高めることなんだ」「責任意識……?そんなのはビジネスマンなら当たり前だ……」「いや、全員が全員そうではないぞ。 受け身でしか仕事のできない人も沢山居る。 この三つ目は、高齢者に対してというよりも、 高齢化社会に向けて、若手やミドルに対して 考えなければならない事でもあるんだ……」「高齢者予備軍だな…………。 つまりは社会全体で対応しなくっちゃーーってことか……。 なんか、この話、大ごとになってきたな」 「何を言ってる!! このテーマは最初から大ごとだと言ってるじゃないか。 会社に依存して仕事をするのではなくて、 自分でマネジメントを行い、自分らしく働く意識をもった、 そんな人材をしっかり育てなくっちゃいけない。 それがとても重要になってくるんだ……」「…………ホントに……社会問題なんだな……」「最近はさまざまな企業で、 キャリア研修やキャリアカウンセリングの機会を提供する、 という事が増えて来たんだが……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ビジネス現役・75才時代への対応[2]「そんなのは今までと変わらんのじゃないか。 今までだって年齢に関わらずやる気のないヤツは居たし、 学歴の違いで年下の上司なんて山の様に居たよ。 それでも何とかやれて来てるじゃないか……」「うん、確かにその通りなんだが、背景が大きく変わったんだ。 未曽有の労働力不足だからな。現場はひっ迫している。 ダメなら変えるっていった時代とは緊張度が違っている……」「あっそうか…………なるほどな。(゜_゜) 同じような事でも背景が変われば重みが違うということか」「うん、これから先、70歳まで雇用を継続する事が義務化される 流れは当然予想されるわけだ。 高齢者を活性化しなければならない課題は経営にとって 重大問題になっていくことは間違いない」 「さっきも話したけどな……体力年齢も見るからに若くなって いるんだから、何とかなるんじゃないか? 今時の70歳なんて昔の55~56歳ってところだろう……。 五木ひろしとか瀬川瑛子なんか見てみろ……若い若い(^-^)」「(*^^*)うん、確かにな…………。 気力の方もそうであって欲しいんだが……なかなか難しい」「そう言ってるが……お前のことだから、 妙案を持っての話だろう?(^。^) 興味があるから是非聞かせてくれよ」「ははははっ……、見抜かれたか。(^-^; 今日はそれを聞いてもらって意見が欲しいと思ってたんだ。 高齢者の活性化については、3つのポイントで考えてる……」 「お前が良く言う『スリーポイント』だな…………(^-^)」 「まぁ、大きく分けて三つっていうわけだが…………(^O^) 一つ目はだな、仕事に『納得感』をもたせるということだ」「良い所を突くじゃないか。高齢者はキャリアも豊富だから、 納得しないと動かないぞ~~~ははははっ(^_^)」「うん、特に現役時代とは違う仕事に就いてもらう場合なんか、 これまで身につけた専門性が役に立たないケースもあるんだ」「あっそうか……。そういうことも頻繁に起こるんだな。 新たな知識やスキルってなかなか身につかないものだよ……」「他人に聞かないとまったく進まないという仕事は、 ストレスの源になりがちなんだ……」 「それは高齢者に限らず、誰でもそうだよな……」「それに、意義や価値を感じない仕事をする事だって あるわけから、大きな苦痛にもなるんだよ」「うん…………それはそうだ……」「『納得感』は仕事を前向きに快適に進める上でとても大切な 要素なんだ……。だからこそ、上司と高齢者社員が充分に 話し合って、その仕事を担当する意義や期待を、 理解することがとても大切になるわけだよ……」「なるほど……うんうん、よく分かるよ……(-_-)」 「意外に多いのが、 『配属先の上司から詳しい仕事内容や役割の説明を 受けていない』といったケースなんだな。 これでは正しい働き方やモチベーションの喚起に、 つながるはずがないよな」「ウーーーん……『納得感』か……大事な要素だな……」「何か意見とか、反論とかないかなーー?」「いやいや、特には無いよ。あるのは納得だ。 ははははははっ……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ビジネス現役・75才時代への対応[1]「突然で済まないが…………聞いてくれ。 シニア社員の活力を生かしていくことが、 今後の企業経営のカギを握るといっても過言ではないんだ!」「おいおい、いつも君は突然だな。いきなり何だよ。 それに、その『シニア』っての止めてくれないか! どうも『死にや』に聞こえて気分が悪い……(`へ´)」「ふふふふっ…………、君らしいケチのつけ方だな。 では、『高齢者』と言い換えよう……。 いいかな?」「まっ、その辺はいいや……。 要するに我々の様な年代の人間の能力の活用が、 今後ポイントになっていくってことが言いたいんだな」 「うんそう、そういうことだ」「何歳まで働けって言うんだ?」「うん、いずれは75歳までってことになるだろうな……」「なに! 15歳も伸びるのか……嘘だろう」「体力気力的には、60歳定年と一緒だよ。 国民は全体に若返っているんだから……」「まぁ、それは感じるが…………。(-_-) 昔は還暦と言えばホントに爺さん婆さんだったよな。 今時は、ぴんぴんしている。凄い若さだ」「『♪♪ 村の渡しの船頭さんは今年60のお爺さん…… ♪♪』 ふふふふっ…………( ̄ー ̄)」 「はははっ……、何だよやぶからぼうに……古い歌を……。 しかし、懐かしいなぁ……確かに『お爺さん』だ……(^-^)」「近年の体力年齢は、昔に比べて二割引きっていう学者が居る」「うん? 二割引きか……二十歳が昔の16歳か……。 40歳が……32歳。60歳は48歳か……なるほど……」「なっ、納得性があるだろう?その論法で行けば、 昔の60歳は、現代の75歳ということになる……」「なるほど……うん、なんか説得力があるなぁ」「だから、元気なうちは働いて社会に貢献しなくっちゃな」 「体力面からだけじゃなく、若い者の絶対数が激減して いってるんだから、仕方の無い面もあるな……。 後は、女性と高齢者の力がポイントになっていくわけだ。 当然のことかもしれないな…… (一_一) 自然の流れだ……ワァワァ言うようなこっちゃない!!」「いやいや、待て待て大変な社会問題なんだぞ!! 政府も真剣に取り組んでいる。『高年齢者雇用安定法』が 改正されて、希望者全員が65歳までの継続雇用を確保できる ようになったのは、知っているな? 事業体に義務付けられたんだぞ」「えっ?そうなのか? おお!!労働力不足はそこまで来てるのか……」 「この措置によってだな。労働力不足の一部を、 シニア社員じゃなかった高齢者社員の活躍で補う素地が できたとも言えることは言えるんだが…………( ゚Д゚)」「ん?……何か問題でもあるんか?」「うん、その一方で課題もあるんだよ。 『やる気のない高齢者が多い』 『年下の上司と高齢者の軋轢が絶えない』といった問題が あるのも事実なんだよ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆「21世紀」って……どんな意味なんだ?[下] <revival>将軍「………何が、21セイキじゃ。よう、分からん…………」下田「西暦です。今、2000年、2000年って騒いでる じゃないですか?」将軍「えっ?………2000円……。 ああ、昨日、薬局で見た見た。新しい紙幣やな………」下田「そうじゃなくて!…2000年!……日本の皇紀が、 神武天皇からでしょう!……西洋の!キリストの! 誕生から、2000年です!」将軍「えっ?……キリスト……? なんだ、あんた達は、キリスト教か? ワシは、浄土真宗じゃ…………( ̄ー ̄)」下田「ふぅー、(^-^; ………大森先輩、こりゃー駄目です…………」大森「……渋田将軍、わざとやってんじゃないだろうな……?」 下田「……先輩!何でこのオジさん、将軍なんですか?」将軍「うん?……そう言えば知らんなぁ。 ……みんな言ってるからな。 ……顔じゃないか? ……髭とか……」下田「………そういえば、立派な髭ですねぇ……」将軍「……兄ちゃん、兄ちゃん、キリスト教は分かった。 それで、21セイキって何よ………?」下田「ハイ……、ご存知でしょうが西暦を100年づつ区切って 世紀ってよんでますよね。 1901年から2000年、つまり今年までが、 20世紀で、来年から、21世紀の始まりになるんです」将軍「………それが、どうした?<`ヘ´>」下田「えっ?」 将軍「なんで、21セイキ、21セイキって騒ぐ…………?」下田「………それは、つまり新しい世紀を迎える訳ですから、 20世紀を色々と総括して、新しい21世紀のビジョンを 作ろうとしてるからですよ。(^-^)」将軍「……ふふふふっ、占いみたいな話やな……( ̄ー ̄)」下田「えっ?そんな事ありませんよ。占いなんてとんでもない。 我が社でも真剣に考えています…………」将軍「はぁ……?………ああ、真剣なのは大事や。 仕事やからな、当たり前や………」下田「…………でしょう?」将軍「……段取りは、常々やらんといかん……ふぅぅー……。 毎年のこっちゃ……、株主としては………、ちゃんと、 段取りを聞かして貰わんといかん…………ウィッ…」下田「えっ…………?」 将軍「………教えてや~~兄ちゃん……キリストさんが 生まれてからやな……、なんで、……なんで100年 区切りで、世の中が変わるんじゃ? ピシャッと、100年か?………?。 ウィッ………還暦は、グルッと、60年周期だがよ。 ………ムニャムニャ………( ̄~ ̄)」大森「下田、将軍はだいぶご酩酊やから、そっとしといてやれ」下田「………ええ、あっはい、…………うーん、先輩(;一_一) 21世紀って何なんですかね……? 来年は平成13年っすよね」大森「…………ははははっ……その心は『初詣』に有り……だ」下田「……初詣………?」大森「………うん、12月31日と、1月1日だって、 普通の今日と明日だろうが……」下田「……………………」大森「………そこを、特別な日と決める、歴史っていうか、 生活習慣っていうか、文化っていうか…………な?」下田「フーム…………(ノ-o-)」大森「おいおい、飲もう、飲もう。 ……お前も将軍病にかかったな……」下田「はぁー、………………まっ、飲みましょう。(-。-)」 <完> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆「21世紀」って……どんな意味なんだ?[上] <revival> <2000年の夏……街外れの焼き鳥屋>店主「スミマセーーーン、席……ひとつ詰めて下さーーい!!」将軍「ん…! ハァ……ン? ( ̄。 ̄)」店主「あのう…すみません、ひとつ奥の方に………」将軍「ハァ……ン……?(゜_゜)」店主「渋田のオジさん!オジサン!ゴメン、席を譲って!!」将軍「おっ!………」店主「あのう……皆さん詰めて下さーーい。お願いします……」将軍「ああ………こっちか?ホイ、ガッテン……」 店主「大森さん、どうぞ、お二人こちらへ……どうぞ」大森「どぉも……スンマセン。……大将!生ビール2杯ねっ」店主「ハイヨー!……生二杯ねっ!!」将軍「(?_?) ん…! 生? えっ?……なに?……?」店主「ははははっ! ……オジサン!オジサン! こっちのお客さんのことよ……!」将軍「あっ、そう………そっか…^_^;」 大森「下田、凄いなぁ、 21世紀YMプロジェクトに選ばれたんだって?」下田「ええ、まぁ……」大森「たいしたもんじゃないか、頑張れよ」下田「ハイ………、頑張ります」将軍「……おい、兄ちゃん!偉くなったんか?」下田「えっ………?いえいえ、そんなんじゃありません………」将軍「なに?………えっ?……今、言ってたろう?」下田「偉くなったんじゃ!…ありません!」将軍「フーン……、(゜_゜) そっちの兄ちゃんがおめでとうって言うから……さ」下田「…………仕事の担当が変わったんです」将軍「仕事が………えっ?何だって? (゜_゜)?」下田「だからぁ!……新しい!仕事に変わったんですぅ!」将軍「変わった?……栄転やな……めでたいじゃないか」下田「そんなんじゃなくて……フゥ……。(~ヘ~;) 参りますねぇ大森さん……」大森「ははははっ、これがカウンター族の付合いや。 はははっ、(^。^) じきに慣れる……」 将軍「大将~~、ワシにも、ビールくれんか! ……ビンでいいから……」下田「じゃー、大森さん、カンパ~イ」大森「待て待て、下田。ちょっと待て………。 渋田将軍!!注ぎましょう……(^-^)」将軍「うん……?おおっ、気が利くなぁ、兄ちゃん。 スマンスマン。よ~~し、それじゃ、 栄転にカンパイじゃな……」大森「下田!21世紀YMプロに、カンパイ」下田「ありがとうございまーーす。カンパ~~イ」将軍「ほれ、カンパイじゃ。……頑張らんとな……」下田「ありがとうございま~~す。カンパ~イ」将軍「………それで……ニジューイッセイキって何じゃ?」 下田「えっ、来年から21世紀なんですよ………」将軍「うん?なんだって?……梨の名前にあったような……?」下田「今年迄が!20世紀で!来年から!21世紀なんです!」将軍「おいおい、そんな、大声出さんでも聞こえとるよ………」下田「はぁ~~~~? ふぅ…………(;´ρ`)」将軍「知らんなぁ、来年は平成13年ぞ……。 今年は12年……な?」下田「……それはそうですがぁ、これは西暦の話でしてぇ……」将軍「はぁ……?ああ、ああ、紀元か?……えーと、それは、 待てよ、えー、今年2660年だ………な、大将!」 下田「えっ?……なんです?それって………?」大森「皇紀のことじゃないか?神武天皇以来の………」下田「へぇー…………、そうなんですか?」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 二宮金次郎……推譲の道 <Revival>『そもそも世の中ではどれぐらいで満足したというのだろうか? 百石で満足かといえば、五百石、八百石もある。 千石で満足かといえば、五千石、七千石もある。 ではどれぐらいで満足と決めるのだろうか。 だから私は、百石の人は五十石、千石の人は五百石といった 具合にすべてその半分で生活できるようにして、残り半分は 譲ることであると説いている。 これを推譲の道と呼んでいる。 この推譲の道もさまざまである。 今年の物を来年に譲るのも推譲であり、これを貯蓄という。 子孫に譲るのも推譲であり、 これは家を豊かにすることにつながる。 その他親戚や友人にも譲らなければならない。 村里にも譲らなければいけない。 国家にも譲らなければいけない。』 (二宮翁夜話・77より)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 経 営 者 の 為 の 漫 画 講 座 (^。^) ~~ビッグコミック浮浪雲より~~ 渋沢老人「ほっほつほっ…… 奥様、奉仕等と 口に出している奴に、 ろくな奴は ございません。 にせ者でしょうなぁ~ ……たとえば、 海は広いと口に出して言ってしまったら、 その広さを聞いた人の、 頭の中に限定させてしまいます。 聞いた人が、 海を見たことのない人でしたら どうでしょうか……」 か め「…………………………」 渋沢老人「その人の頭の中にございます、 広さという知識の中で 判断されてしまいます。 愛というのは、 愛そのものではございません。 それは、愛という言葉です。 ですから奉仕も 奉仕そのものではございません。 奉仕という言葉です」 か め「はぁ………………………………?」 渋沢老人「奉仕の知識があるだけです。 ですからそのお方は、 まったく心の糧には なってないでしょうね。 奥様のほうが、 よほど奉仕的でございます……」 か め「わたしが……………………………………」 渋沢老人「たとえば、奥様は、 毎日毎日ご家族や店の者に、 できるだけ炊きたてのご飯を 食べさせようと、 心を使っておられます。」 か め「はぁ…………………………………………。 でも、それは………………………………」 渋沢老人「はい、はい。 あたり前とおっしゃるん でしょう。 そのあたり前の心遣いが、 奉仕の心というものですよ。 ところが、なまじ奉仕だなどと 言い出しますと、 あれです。 自分の我の中に閉じこもってしまって、 あたり前の心遣いが、 できなくなるものです。 おわかりでしようか、奥様」 か め「……………………………………………。 …………………………………………… ……………………」 『奉仕』『愛』を 色々な言葉に置き換えてみると……。 …………奥深きものが、伝わってくる。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [7/7・完]夫「もう随分と以前のことになるがね、『何が相手の為か?』 というテーマで、二宮尊徳翁の教えに学んだ事がある」妻「あの有名な、二宮金次郎さんね…………(^-^)」夫「尊徳翁が実行した飢饉対策の中にこんなものがあったんだ。 まずは村人を、働く事ができる者とそうでない者に分けた。 その上でそれぞれに声をかけたんだよ。 前者にはできる限りの食糧を与え必死で働いて欲しいとね」妻「はい、……で、働けない人たちには?」夫「うん、老人や、幼い子供、病を得ているもの、 力の無い女性たちなどには、飢えをしのぐための最低限の 食料を配ることにとどめ、空腹に耐える忍耐を仕事と思って 村の為に協力して欲しいと……頼んだんだ」 妻「!!!(゜_゜)」夫「働けない人をも『助けてあげるべき存在』等とは決して 捉えないのが尊徳翁なんだね。それは彼らの内に、 自分が 『助けて貰わなくてはならない者』『弱い者』 『小さく役立たない者』等という意識を植え付けて しまうからね」妻「…………」夫「負い目や劣等感、或いは依存心や甘えといった、 全く生産的ではないものを芽生えさせるだけだからね」妻「……確かに……」 夫「『助けてあげよう』とする行為は、相手への親切どころか、 相手を受け手に閉じ込め相手の尊厳や主体性や誇りを奪い、 代わりに「もっともっと」「足りない足りない」 という欲求を芽生えさせていく行為だと、 尊徳翁は考えていたんだろうね……」妻「言われてみればそうですね。 幼児の躾にも似たようなことが云えます……」夫「こういう考え方の上に立っていたからこそ、彼は、荒廃した 村の再建に際しても、寄付金や補助金は一切導入すべきでは ないと捉え、村は村の力で、荒れ地は荒れ地の力で、 立ち直りゆく方法を練り続けたのさ」妻「現代社会では、耳の痛い方が多いでしょうね。 あくまでも、人の尊厳を大切にされたんですね」 夫「人を助けることはね。結局『こんなにしてやった!』 『助けてあげた!』という自己満足感を生み出すだけの 劣悪なる偽善だと考えていたらしいよ。凄いよね……」妻「それって、現代でも『……のに』につながって、 対立の元になっていますね。『してやったのに……』 『助けてあげたのに……』……ってね」夫「さっきも言ったけど、尊徳翁の見習うべきところは、 非力に見える人たちにも呼びかけている事だよね。 『空腹に耐えることを仕事だと思って協力して欲しい』 ってね……。どんな相手をも信じ、 仲間としての敬意を払っていて、ともに歩み行こうとする 気持ちが無ければ、出来る事ではないね」 妻「とても大切なことに思えますよ。私たちの先輩は多くの 教えや実績を残されているんですね。 金次郎さんは、人間の尊厳を何よりも大切に考えておられた のかもしれませんね……。とても大事なことですね」夫「うん、人が困っているなら助けることも大切だろうけど、 ただ、安易に助けることで相手の知恵や工夫を生み出す 機会や、成長する機会という、そんなかけがえのない チャンスを奪ってしまうかもしれないわけだからね」妻「…………感動しますよ……」夫「この話はね、尊徳翁が実際になされたこと自体にも、 深く感心するんだけど、その背景を麗しく思うんだよ」 妻「……背景といいますと……?」夫「周りの人に対する、深い関心と、愛だよ。 その心が行動の原点にもなっているよね。 孫たちに対しても、大いなる関心と愛を持って、 必要なら行動を起こすべきだと……考えているんだ」妻「……昔の人は、偉いですねぇ」夫「我々だって、こういう日本民族の歴史の上に立っているから 職業における道徳観や倫理観を大切にしている側面が あるのかもしれないよ。 ただ、そういうことを後輩につないでいかなければならない と考えたときに、様々な課題にぶつかるわけさ」妻「その一つが、テンポの急激な変化なのね…………フム」 夫「そう…………幼い子に関しては特にね。 我々もそのことを意識して、若いものを見ていないと、 日本民族は訳の分からない人種になって しまいかねないと……最近、危惧しているのさ」妻「子供たちも親になって、 もう立派な大人だし、こんなテーマで、 少し話をしてみましょうよ。大切なことだと思うわ……」夫「そうだな……。暮に集まった時にでも酒の肴に してみるかな……」妻「ふふふっ……、やっぱり、酒が絡むのね。アナタはいつも」夫「……当然!!!!!!! (^。^)」 <完>※ どうもご愛読ありがとうございました ※人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [6/7]夫「そんな環境の中で、親としての責任を果たそうと思ったら、 社会的な倫理観に当たるようなものについては、 我が子が、どんな判断基準を身に着けているかを、 チェックしなければならないのさ。昨今は……ね。 ……でないと危ないんだ」妻「しかしね、ほとんどの親はそれをしていないんじゃな~い。 だからほら、事件などが起こった時に、 我が子のことが分からない様なことも発生してきている」夫「それらを補強しているのが、保育園、幼稚園、小学校、 中学校教育なんだけど、そこだけに任せておいて良いか、 どうかは疑問だね」妻「小学校の高学年から中学校とかになって来ると、 先生たちだって大変じゃないかな。かなりの知識量よ。 余程、ベテランの先生じゃないとね……」 夫「ウンそこなんだよ。だからこそ、我々も関心を持って、 子どもたちを観察し、必要とあれば、指導をしなければ ならないと思うわけなんだ」妻「子どもたちとも、孫の教育について、話をした方が いいのじゃないかしら。場合によっては、その家独自の 養育をしなければならないかもしれませんね……。 どうも孫たちの世代は、知識偏重になっているように 感じますよ」夫「ほう…………、どんなところで感じるんだい?」妻「……だってね、よそさまの子たちを見ていても、 色んなことを知っているだけで、どうしてそうなるかとか、 そうだったら次にどのようになっていくかなんて、 あんまり興味がないみたいだもん。 知ってるだけで満足って感じ…………」 夫「なるほど『知識はよく喋り、知恵はよく聞く』 という言葉があるが、 単純に覚えて単純に喋っていると知恵は育たない」妻「それは思いますよ……」夫「知恵のもっと奥にあるものも、大変なことになる」妻「えっ? それって何ですか?」夫「少なくとも我々は日本人としての倫理観で育ってきたよね。 〇 ご先祖様に顔向けのできないことはするな。 〇 世間に顔向けのできない事はするな。 〇 人様から後ろ指を指されてはいけない。 〇 結婚披露宴の挨拶の定番は『品行方正 学力優秀』で、 必ず、品行が先だ。 〇 弱い者いじめは恥だ。 〇 ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる……等々。 この辺りの躾も疎かになってきている……」 妻「成績良ければそれでいい……って感じじゃない?」夫「成績=記憶力 の感が強いなぁ……。 俊矢についても、こういうことを家族が意識して 対応していく必要があるようだな。 ……でないと、知識だけ豊富な薄っぺらな人間になっていく 可能性がある」妻「うーーーーん、そうですねぇ」夫「日本の2600年を越える歴史の中で、こんな急激な変化が 起こってきたのは、ここ50年位だよ。 営々とつないできた、民族の在り方の基礎が、 急激に変化するかもしれないわけだ。 勿論変化して良いものも沢山あるが、 大切なものは、きちんと繋いでいかんとね。 世界の人が『日本人』と聞いたときに湧き起る インスピレーションが劣化するといけない」 妻「勤勉だとか、親切だとか、おもてなしの心だとか、 サムライ魂とか…………ね」夫「どうも大昔からあった、子育ての原点を確認しないと いけない時代になったようだ…………」妻「急速な生活のテンポの違いを意識しないと、 危険だというわけね。 ……なんだか、やっと少し理解できてきたわ……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [5/7]夫「現代のテレビでは毎日ドラマやニュースやバラエティ番組が 放映されていて、社会の構造とか、大人の生活とかに、 触れるんだけど……、それもリアルな動画でね。 昔は、幼少の頃は一切目に触れることはなかったからね。 自分の親とか家族とか、親戚とかいった範囲内でしか 大人と接触しない訳だから……」妻「うん、そうね……保育園も幼稚園も極々少数だったしね」夫「大人と大人の色々な関係、恋愛関係とか、 上司と部下の関係とか、様々な職業人の働きとか、 社会を構成しているあらゆる人々の複雑な活動とかいった 社会で働いているいろんな大人と大人の関係。 そういうものに殆んど触れる機会は無かったわけだ」妻「そういわれれば、そうですね。 考え方に触れる機会もありませんでしたね。 子どもが実際に動き回る範囲の事しか、 耳にも目にも入ってきませんでしたからね……」 夫「しかし……現代は容易に子供の眼に耳に入ってくるよね。 テレビってのは、一つの社会をあの箱の中で形成している。 ……と言っても良い。だから僕等が5才位の時に持ってた、 情報の量なんて、現代に比べりゃ、ほんとに少ないし、 伝わってくるテンポもすごくゆっくりだったと思うよ」 妻「なるほどね。 子ども達に対して入ってくる情報の量とテンポが 全然違いますね。 …………今とは。 (゜_゜)」夫「昔は、学校でも家庭でも、子供は先生や親や友達を、 じっくりゆっくり観る時間があった…………。 だから、あらゆることをすこしづづ、じわじわと、 学んでいく事も出来たんだ。……着実に」妻「現代に比べると、随分と時間のゆとりがありましたね……」夫「昨今は、大変だよ。とにかく大量の情報だけが、 どんどんどんどん、子供達に注ぎ込まれていく訳だ。 これだけ情報量が多くなると、誰でも、選択しなければ ならなくなってくる」 妻「それはそうだわ……(゜_゜)」夫「選択しなきゃならンという事になれば当然、 選択の基準というのが必要になってくる。 その選択の基準が我々が育った時代よりも 今の子供の方が低年齢で欲しがるようになったんだ」妻「うーーーん…………(一_一)」夫「早くその選択の基準を必要としている。 我々が小学校の2年か、3年頃になって、 身に付ければいいことを、今の子供は、 4才か、5才で知らねばならない」妻「……そんな風に考えなかったなぁ……」夫「善悪とか正義とかいうものはきちんと教えられなければ、 子供には分からなかった。だから、昔は躾という名の教えを 一生懸命に大人はしたわけだ」 妻「躾…………懐かしい言葉ねぇ。 各家庭でそれなりにやっていましたねぇ……」夫「今は、日常的に昔の何百倍もの情報が子どもに入ってきて、 そのなかには、善悪や正義に関することだって存在する。 つまり、今の子供たちは、その判定基準すら、 たくさんの事例の中から選べる様になってきているんだよ」妻「テレビに出ている、幼いタレントさんなんて、 ませてるわよーーーー。私たちが話すような感じで、 話すもんね。 ……まっ、受け売りが多いように感じますが……」「そこなんだよ。昔は、主として親や家族親戚が躾けたから、 勘違いやギャップが見えれば、容易に分かったし、 すぐ補正することもできたわけだ……」妻「そうそう、そうですねぇ……。 ……何年かぶりに、夫の言葉に大きく頷く妻の役を、 演じている様な気分ですわよ。ふふふっ……(^。^)」夫「ははははっ……。真実は常に一つだ。未熟者め……。(^O^) 昨今の躾はちょっとばかり違うよ。 子どもが知識を周りから勝手に身に着ける分野が、 大きいからね。そのことについて親子相互に話さない限り、 同じ価値観を有しているかどうかが、 分からなくなってきたわけだ」妻「そういう意味では現代の親は、ほとんど子供を、 躾けていないんじゃない……。それでも、 そこそこ育っていってしまう時代ですもん……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/07
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2018/11/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [3/7]夫「そういう事……。 そして、世の中の進化について行く為にはね……、 これが又、大変なんだよ……。 だって、今まで経験を持たない人間が、 新しい経験をしていこうとするには、当然それ相応の 訓練が必要な訳でしょう……。 コンピュータの導入なんて、今や当たり前のことだけど、 長年手作業で実務やってた人達にとっては、 汗と涙の苦労がある訳よ……」妻「………でしょうねぇ。よくついていけるわねぇ……」夫「簡単なことじゃないぞ………。 そのために、懸命に勉強している訳よ。勉強だ……。 わかるか……?学生でもないのに、本物の勉強してるんだ」 妻「……へぇーー、勉強に本物・偽者があるんだ……(*^-^*)」夫「うっ……、おいおい、茶化すなよ……。 実務的な勉強ってわけだ。 元々、勉強は何かに生きなきゃ意味ないだろう……?」妻「それはそうね……はい。(^-^)」夫「そして、そういった変革が出来なかった企業なんてのはね、 例えば、昔ながらの、何ていうの親父然としたやり方から 抜けきれなかったところなんか、結構潰れたりさ、 縮小を余儀なくされているよね……」妻「そうなんですね……」 夫「ウン、若い人も集まらなくなって来るからね。大変だ……。 ことほど左様に、企業は厳しいもんで、 新しい環境に順応していけなかった所は、 生き延びることが難しい訳よ……」妻「そんなに厳しいの?……企業って……」夫「だって、納期とか、品質とか、コストに、 即刻、関連して来るからね。 そんな中で儲けなきゃいかんから……。 利益を出さなきゃならんからね……」妻「昔、オイルショックの時なんか、 特に大変だったみたいね……」 夫「まあしかし、自らの変化の必要性を、 常に迫られる『企業』は、ちゃんとやっていくけど……、 というより危険予知できるけど、 我々市民生活の方はどうかな……?」妻「市民生活だって、社会の大切な一部ですから、 それなりに進歩してきているんじゃないですか?」夫「核家族の問題だって、十分予測できたことなのに、 右往左往しているよ。 いろんな事が、後手後手にまわっていないか。 住宅問題、子供の教育問題、高齢化問題、行政の問題。 ほぼ確実に予測できた課題ばかりだよ…………。 しかし、企業なんかに比べて、緊迫度がないからね」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [2/7]夫「急速にだ……。近年のわずか40~50年で、 もの凄い勢いで時間とか距離とかいうものが、 縮まってるよな。想像を絶する速さだ。 そういう意味でテンポが早くなったって言ってる訳だ……」妻「ウン……。 私たち一人一人が、好むと好まざるとに関わらずにね」夫「そう。……そうだ。(一_一) 私は、ゆっくりが好き。早いテンポは嫌いだ。 わしゃ、もう少しゆっくりのテンポで行くんだ……、 とか何とか言ったってね、 電車は各駅で30秒しか止まってくれないし、 その間に乗らなきゃ乗れない訳だし、 横断歩道も青の時間の間に渡らにゃならん」 妻「…………!」夫「昔はねェ、そんなに車なんて無かったわけだし、 道路も渡りたい時に悠々と渡れてたわけだ。 お年寄りは道路の真ん中でちょっとひと休み……、 なんてこともできたんだよな……」妻「うん、あった、あった…………(^-^)」夫「しかし、最近みたいに物が過密になってきて、 全体のスピードやらテンポやらが早くなってくると、 やっぱり、全体のテンポに合わせた、ルールというか……、 お互いの規律ってものが必要になってくるだろう?」妻「……そうですね」 夫「そうすると、もう本人の好みなんて言っていられなくなって 皆がそのテンポにあわせて生活していく訳だ。 それも、あまり意識しないで、知らず知らずにな……」妻「まぁ、考えてみればよ、ねっ、 お茶沸かすんだってずんと早くなったわねぇ。 おまけにポット何てものがあって、 いつでも、お湯があるようになった……。 昔だったらさぁ、そうはいかなかったよねっ。 七輪で火をおこして、それから、水から沸かして………。 水だって離れた井戸から汲んで運んだりした時代もあった」夫「今はワンタッチでガスや電気でシャ―――ってなもんだな。 つまり現代は、飯を食べたいなと思ってから、 食べるまでの時間が、昔に比べたら想像を絶する程 早くなってきてる。若い人にとっては、当たり前だから、 早くなった事すら気付かない…………」 妻「まあ、全体にそうだからね……、 特別な事には感じないけど………」夫「うん、当然といえば、余りにも当然のことなんだけど……。 でも確実に、そういう風にテンポがどんどん、どんどん、 早くなってきている。まぁ変化してきているわけだよね。 我々の日常生活もね……。子供達の生活だって、 我々の昔の頃とは違うリズムになっていってるわけよ……」妻「それを進歩っていうんでしょう? ……良いじゃない……(^-^)」夫「まあね…………。 ……そして、そんな社会の変化の影響は、当然、企業も、 もろに受けてる訳。 そして、懸命について行ってる訳よ、企業は…………ね」妻「そうしないと取り残されちゃうよね……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/31
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [1/7]夫「俊矢も幼稚園か……早いもんだなぁ………。 孫の成長は早く感じられるというが……ホントだなーー」妻「何ですか改まって……もう年長組ですよっ(^。^)」夫「いやはや、世の中のテンポが……、 信じられない様な勢いで早くなってきたしなぁ……。 俊矢も、もろにその影響を受けているなぁぁ……」妻「えっ? テンポ……?(゜_゜) ……俊矢の成長は別に変わりませんけど……」夫「いや…世の中だ。 世の中のテ・ン・ポ。(-_-) ……分かるかな……?」妻「テンポ?……変化のこと?………ですか?」 夫「うん……変化とも見えると思うが……、 様々な活動そのもののテンポもな……」妻「……時間的なことかしら……? スピード感……?」夫「ウーン………………。 やっぱり変化というよりテンポだな……。 日常活動のテンポがね……、 つまり社会全体のリズムみたいなもんが……、 昔に比べて変わってきてるだろうが…………なっ。 変わってきてるんだ」妻「えっ………ええ…………はい(^_^;)」夫「我々が子供の頃に比べての……話だぞ。 変わってきているというよりは、 はっきりと速くなってきてるだろうが……?」 妻「……子供たちだけに限った事では無くて……、 という話ですかね?」夫「うん、世の中のあらゆる活動のテンポだよ……。 子供達の問題というのはその中の一部分なんだ……」妻「まぁ……そうですね……(^-^)」夫「世の中の様々な出来事は、 お互いに密接に関連しあっているからな。 子供たちの問題は、そのある一部分を構成してるわけだ」妻「え、……ええ (^_^;)」夫「仮に、その一部分のところだけが、 急速に歪んでいるなんて事があるとすれば、 それは『局部の異常現象』であってね……、 問題も比較的くっきりしてくるよな? ……ウン」 妻「…………ですか?(-_-)」夫「ウン、だから、言いたいのは局部じゃなくて、 社会全体のテンポだよ…………ウン」妻「……いつもながら、分かり難いですねぇ。 ……あなたの話……(^。^)」夫「………………ふぅぅぅぅぅぅ (ー_ー)」妻「私が、頭悪いのかしら……ほほほっ……(^。^)」夫「……昔、……昔な……。 学生運動を社会的に批判して、異常者扱いした時代が あったよなぁ……。確かに行き過ぎた面もあったが……。 しかし、考えてみればあの学生運動さえも、 社会全体のメカニズムの中から、 必然性をもって生まれてきた活動のような……、 そんな気もするんだよ……。 一種の社会批判だな……」 妻「そういえば、この前、テレビで何とかいう大学の先生が、 似たような事を言ってましたよ。 ……必然的に発生したとか……」夫「そうか………………。 個別問題じゃなく、社会現象として対応に取り組まないと 危ないって言ってたろう……?」妻「……いまいち、ピンときませんねぇ……あなたの話。 もう少し、分かりやすくなりませんかねぇ? ……いつもの事ですが……( ̄ー ̄)」夫「ウン……そうか。 分かりにくいか……。 いつもながら……な…………(-_-)」妻「……わざと、難しくしてません……? ……ほほほほっ (^.^)」夫「…………まいるなぁ……。(^_^;) いつもの事ながら…………」 妻「ふふふっ……(^.^)」夫「……例えばだ、……たとえば、俺達は、昔に比べて、 遥かに短時間で目的地に着く事が出来るようになったろう? 乗り物のお陰でな。 飛行機や新幹線、車が極めて身近に使える様になった」妻「まぁ……それはそうね……」夫「科学技術の発達だけでなく、その普及によって、 安く使える様になったということも大きいな……」妻「そう言えばそうね。当たり前過ぎて気にもしないけど……」夫「……そして、遠方の人と即時に会話を交わすことが できるようにもなったろう?」妻「……電話かな?」夫「そう……電話だよ。……なっ? おまけに携帯電話の発達で、場所の限定からも 大幅に開放された……。 世界中のあらゆるニュースだって、 ものすごく早く知ることが出来るように なってるじゃないか?」妻「……それは、そうですけど……。 そんなこと、当たり前じゃないですか?(゜_゜)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 杞憂 (ストレス 心身メンテ)[下]「案外、自分自身にストレスがたまっているかどうかだって、 分かりにくいですよ。基本、ストレスってそんな性格ですよ。 何かうまい検出方法って無いんですかね…………」「ふふふふっ……、そこを考えてみたわけです。(^-^)」「えっ! 流石じゃないですか。どういうことです? あっ、実は今日はその話をしたかったのかな? (^。^)」「へへへへっ……まあね。 まぁ、チェックポイントなんですがね……」「ほう……、ストレス認知のチェックポイントですか?」 「こんな症状というか状態が見えたり、顕著になったら 気をつけるべきだろうと思う項目をあげてみました」「フム……フム……(゜_゜)」「まず、行動に一貫性がなくなり、気分に左右される」「ふふふっ……、疲れた政治家に見られる兆候です。(^O^)」「それから、何かとイライラして、怒りっぽくなる……」「えっ? 最近……そんな感じだなぁ……(^-^; ヤバイ……」「3番目は、仕事に対する持久力がなく、中途半端になる。 そして、食欲不振、頭痛、不眠が続く等々……が4つ目です」 「なるほど……」「5番目は神経過敏になって、恐怖や不安を感じ緊張しすぎる。 また、集中力が低下し、仕事に専念できない。 そして、7番目は、何事にも消極的になる……、 ざっとこんな感じですかね」「うん、なかなかいい指摘ですよ。よく考えましたね……?」「ははははっ……、一応、専門分野ですからね……(^-^) これらは、ストレスによる心身症の初期的症状らしいんです」「一般的には、 まぁ、仕事が忙しいんだから当たり前だ……ということで、 片付けてしまいそうですね……」 「実は、数か月前に、定期診断をしてもらったんですがね、 数字的には完璧だということなんです。 ただね、慢性的な肩凝りが気になるという話をしたら、 『仕事のし過ぎでストレスが溜まっているのではないか』って 指摘されたんですよ……」「えっ?疲労の蓄積も……危ないの?」「ええ、忙しくはあるけど、楽しんで仕事やっているんで、 ストレスなんてないと思っていたんだけど、 精神的というよりも、肉体的な疲れでも、 ストレスが溜まるのだそうですよ……」「勤労の心地よい疲れ……って訳にはいかないのかな?」 「らしいですよ。だから、しっかりと睡眠をとって、 規則的な生活を心掛けないとダメなんだそうです……」「昔から、体調不良の基は、睡眠不足と不摂生が起爆剤だって 言いますね……」「一方、病は気からというでしょう。 肩凝りは慢性的で、職業病だろうとあきらめていたようです。 要するに、肩凝りを治すという積極的な意志力が、 働いていなかったようですね。……私の場合……」「病は気から……に決まってるでしょう。 だから『病気』って言うんですよ。読んで字の如し。 ははははっ……(^。^)」「ふふふふっ……面白い。 幸い、私は“杞憂”に陥る暇がないんですが、 心身のメンテは心掛けたいと思う今日この頃です」「ハイ!問題提起も……反省で終わってメデタシメデタシ!!」「……?……?……(^_^;)」 <完> ※ 古き友である田原公生氏が、定期的に「考える言葉」を メールで送って下さいます。 その中の『18-35 杞憂』に感ずるものがあり、 田原氏の了解を得て原作を脚色したものです。(^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 杞憂 (ストレス 心身メンテ)[上]「『杞憂』って言葉、知ってますか?」「キユウ……?……。キウイなら好きですが……(^_^;)」「ふふふふっ……(^-^)『杞憂』っていうのはですね。 簡単に言えば取り越し苦労のことです」「ああ、その『杞憂』ですか……。 昔、中国の古典で教わりましたよ……」「お互いにそうですね……。(^o^) その時『天が崩れ落ちる事を心配して、夜も眠れないなんて、 世の中には変な人間がいるもんだな』 と思って……ずっと印象に残っていた言葉なんです」「まぁ、色んな性格の人間がいますからね……。……で? 何です? いきなり『杞憂』なんて……」 「ええ、私の仕事柄もあるんですが、 最近気になっていましてね……」「企業やそのトップ相手の仕事ですからね……。 色々あるでしょうが……何かあったんですか?」「はい『杞憂』とまではいかないかもしれませんが、 意外に世の中、心配性の人が多いような気がするんです」「昔から『石橋を叩いて渡る』とか『君子危うきに近寄らず』 って言葉が残っているくらいですから……。 当然かもしれませんよ……(^O^)」「それを言うなら 『案ずるよりも産むが易し』『虎穴に入らずんば虎子を得ず』 などと、逆のことわざもありますよ……(^。^)」「ははははっ……、ホントですね。 世の中、うまく出来てますね。公平です……ははははっ……。 ところで貴方の問題提起を聞いてみようじゃないですか……」 「はい(^-^)、日常の体験の中で感じることなんですがね。 仕事の上で、何か新しいことにチャレンジする時って あるじゃないですか」「それは当然ありますよね。 世の中はどんどん変化していっていますからね……」「そんな時にですね。 多分失敗を恐れてのことだと思うんですが、 一歩を踏み出しきれないで、 現状に踏み留まっている人が多いんですよ……」「まっ、それは慎重な人柄のなせる業でしょうから、 一概に悪いというわけじゃありませんね」「はい確かに、良い悪いの問題ではないんですが……。 世の中全体的に、何かにつけて消極的で、 やらないことへの言い訳に終始している人が増えてきている ように感じるんです。 けっこう優秀な頭脳を言い訳に使っちゃ勿体ないと思います」 「うーん…………、確かにその傾向はありますね。 高齢社会の弊害かな?経験がありすぎて慎重になってしまう。 実業界が今一、活気を帯びてこないのはそんなムードも 影響しているのかもしれませんね……」「それが、新進気鋭の若い人たちだってそんな感じだから、 憂えているんです。まだやってもいないのに失敗を先に考える というのは、マイナス思考の最たるものですよね。 事業って成功を目指して努力するものですよね……」「ははーーーん、そういうムダ骨思考をする人たちに、 『杞憂』のレッテルを貼りたいんですね……(^-^)」「……って、いうより、そういう世の流れを憂えているんです。 我々のグループでは「目標管理」の元で、 各部署・各人ごとのなすべき改善改革策を具体的な目標として 掲げているんですが、過去を悔やみ、未来を心配して、 いたずらに時間を消化してしまっている者がけっこう居ます。 ホントに無駄なんですよ……<`ヘ´>」「昔から人が消極的になるときって、ストレスがたまっていて、 現状逃避したくなる傾向の時が多いようですがね……」「ええ、現代人は、ストレスによる軽い心身症を患っている人が 多いという話を聞きますが、ストレスは、まさに『杞憂』の 原因となるので最大限注意しなけりゃならないんです……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 浄土真宗本願寺派ご住職の法話から[下] 「痛い!」と叫んだ時に、ただ一言、「痛かったね」という言葉。 この言葉が、あればすべて代わるのです。 「痛い!」 「痛かったねぇ、大丈夫? でも子どもたちの大切な玩具なんだし、 下向いて気をつけて歩いてね」 「そうだねぇ、子どもたちには悪いことをしたねぇ」 ……と。 結局は家庭内戦争から国家間戦争まで、その大きな原因は全部これです。「我」を中心にし、相手の気持ちを「受けとめず」にそのまま垂れ流す。 俵万智さんの、『「寒いね」と話しかければ「寒いね」と 答える人のいるあたたかさ』という歌が本当に心に沁みます。 ( 後 略 ) <完> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 浄土真宗本願寺派ご住職の法話から[中] ( 中 略 ) 私たちは「我」であるが故に自分を中心とし、人の心をなかなか受け止めることができないのです。 ある時、踏みつけ「痛い!」と叫ぶと、となりの若坊守(女房)が、すかさず言ってきました。 「ちゃんと気をつけて歩かないからよ!子供の玩具壊してからに……」この言葉に腹を立てる私は、「なんでこんな所にこんな物があるんだ!」その言葉にさらに反応する若坊守は、「ほら子どもたち!玩具片づけなさい! 片づけないとお父さんが踏むよ!」 「踏むよ!?」その言葉にぷんぷんする私。ここから不穏な空気はさらに広がるのでした。 そしてそんな中で思うのは若坊守の最初の一言、「ちゃんと気をつけて歩かないからよ! 子供の玩具壊してからに……」 これは確かに正しい指摘です。 でも、私はこんな指摘が欲しいのではないのです。 <つづく> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 浄土真宗本願寺派ご住職の法話から[上] 仏教では人間の根本煩悩を「我(我執)」と説きます。これは「我」というものにとらわれるということですが、本当にそうです。 私たちは常に「我」にとらわれてしまっており、そしてまたさらには、この「我」にとらわれてしまっているということに気づきません。 渋滞にはまった時には「渋滞にはまってしまった!」と嘆きます。しかし、渋滞とは車と車の連なりが作るもの。 ならば、実は「渋滞にはまってしまった!」と嘆く自身が紛うことなき渋滞の形成者なのです。 でも気づかない。 気づかないまま、眼前の車の後ろ姿に苛立ちの眼をぶつけるのです。自分の後車に同じ気持ちで見られていることも知らずに。 <つづく> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/15
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