お隣さんの国：韓国からの手紙

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2014/03/21

中学校保護者会

(4)

テーマ：韓国！(17946)

カテゴリ：韓国の中学校

小中高校で初めての保護者会が行なわれる。

今日は、よしくんの中学校の保護者会だった。

韓国は、去年あたりから、
日本のPTAと育英会を混ぜ合わせたような「オモニ会」が急に簡略化された。

コーちゃんの時代は、
出たがりで暇で裕福なお母さんたちが、
オモニ会の役員をガッツリ掌握し、
校長先生と同じくらいの比重で（？＾＾；）

各クラスでもオモニ会が結成され、
このオモニ会がなければ学校の運営ができない、
というくらいだった。

給食、掃除、修練会、運動会、学芸会、文化祭、中間期末試験、バス旅行、遠足、
その他、もろもろの学校行事が、
オモニ会無くしては成り立っていなかった。

扇風機やエアコンなどの学校の設備も、
オモニ会がお金を出して揃えた学校も多いはず。

オモニ会のお母さんたちは、
お金を出し、奉仕する代わりに、
学校の運営に口も出してたし、

子供にもその見返りは多かれ少なかれあったと思う。

そういう時代にはそれなりにいろんな問題や事件が持ち上がり、
そういう時代を過ぎ、
去年くらいからは、クラスのオモニ会をほとんど結成しなくなったような感じだ。

学校全体、学年全体のオモニ会はまだ存在するみたいだけれど、

今日のよしくんのクラスでも、
クラスのオモニ会は結成されなかったので、

その場に集まったお母さんたちは、何か、変な感じだよね～～～
と言ってた。

オモニ会がないから、
個人的にお付き合いするしかないね、
といって、その場にいた5人のお母さんたちと
電話番号を交換してきた。

お母さんたちからの情報はとっても貴重。
自分の息子の話だけじゃ、学校生活は全く見えてこないもん。
特に、思春期の中学生はね。
親にあれこれ話さないもん。
クラスの雰囲気や、子供たち同士の問題、葛藤などは、
他のお母さんたちからの情報が命綱よ。

お母さんのうち1人のウジンくんのママは、数えで4歳という幼いウジンくんの弟を連れていた。
はんらが
「よしくんのお兄ちゃんは、数えで22歳」
と言うと、かなり驚かれ、

「この小さな子を育てていけるんだろうかと心配になってたんだけど、
よしくんオンマの話を聞いて勇気が出てきた」

と喜んでもらえた。
人を勇気付けることができて嬉しい。

よしくんの担任は、体育の先生で、30歳くらい（？）の女の先生。

化粧っけがなく、体育の先生らしく、さばさばした感じ。

よしくんたちにも
夜は早く寝るようにと、早寝早起きを推奨し、
朝ご飯を食べることなど、健康生活を奨励してるみたいで、

ご本人も
「私は夜、早く寝るので、電話などは8時前にください」
と言ってるくらい、健康志向派。＾＾

良さそうな担任じゃないの～～～＾＾

おまけに、同じクラスのお母さんたちの話によると、
よしくんのクラスの男の子たちは、
おとなしくて静かな子が多いんだって。

それも良かったね。
ちょうど思春期の入り口だから、
荒れたのがいたらたまらないもんね～

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