お隣さんの国：韓国からの手紙

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2018/08/28

アジア大会

(6)

テーマ：アジア大会(20)

カテゴリ：スポーツ観戦

韓国のアジア大会の位置付けは、

韓国人男子は全員、兵役の義務があるのだが、
何かの条件を満たした時に限り、免除されることがある。

国家発展に寄与できるような素晴らしい頭脳を持った青年は、
国家機関で数年、研究分野などに従事することで兵役の代わりとできる。

スポーツなど、その他の分野で国家に栄光をもたらした青年も
やはりその功労で兵役が免除される。
スポーツの場合は、

あるいは世界選手権レベルの大会のメダリスト、
そしてアジア大会での金メダリストだ。

2002年のサッカーワールドカップの4位は特例で兵役免除となった。

競技によってはオリンピックのメダルより
アジア大会の金メダルのほうが取りやすいので、
男子選手たちはアジア大会の金メダルを取ろうと燃える。
よって韓国国民たちの関心も高いのだ。

そんなワケで、
今大会も、サッカーも野球も、
韓国の若手のトップ選手ばかりを集めた、スーパーミラクルドリームチームだ。

前大会でメダルを獲得して、もう兵役免除が決まっている選手たちは

メンバーに選ばれても体調不良を理由に辞退したのは、
もう既に兵役免除が決まっている選手たちだ。

今大会に兵役免除を賭ける選手たちは、
どんなに体調が悪くても、這ってでも出るだろう。

そんなスーパーミラクルドリームチームのはずなのに、

台湾の実業団チームのピッチャーを全然打てずに負けた野球のドリームチームも同じ。
韓国の現プロ野球の打率1～4位、ホームラン競争の上位選手（外国人打者除く）、打点の上位選手ばかりのはずなのに、本当にビックリ＆ガッカリ。

実は軍隊には、サンム（尚武）チームというサッカーチームや野球チームもある。
サンムは一日中、サッカーや野球の練習をしていて、
プロの2軍と毎日のように練習試合をしているので、
サンムに入れば毎日サッカーや野球ができる。

また、警察サッカー団や警察野球団というのもあって、
そこもサンムと同じような感じだ。

しかし、サンムも警察も、入るには条件がある。
高卒以上であることとか、
Kリーグに何ヶ月以上所属していたとか、
年齢の上限もある。

そしてソン・フンミンはじめ何人かは
その条件が満たせないので、
今回、金メダルが取れなかったら普通の軍隊に入隊して
1年半以上、サッカーや野球とサヨナラするしかない。

はんらは個人的には、
国が立場を考慮してあげないなら、
外国籍に帰化したらいいんじゃないかなと思うけどね。。。
できるのかどうかは知らないけど。

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