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心配していた矢先、父が倒れました。病院で応急処置を受け、すっかり元気になったものの、医師からは、「もう、家にはもどれないでしょう。最悪の場合、あと3ヶ月」と説明を受けました。弟は「腫瘍が見つかったときにひっぱってでも、手術を受けさせなかった自分が殺したようなものだ」といいますが、私はなぜか落ち着いて受け止めています。父も主人同様、行く道にあらがわず、一歩ずつ自分の意志で歩いている。そう思うからです。年老いた父には、詳しい病状はいっていません。1~2ヶ月かけてゆっくり、肺の中の水を抜いていく・・と伝えました。介護休など、どうするつもりだ・・と弟に聞かれましたが、今は、考えが浮かびません。(やっぱり、ずいぶん、動揺しているのかな?)とにかく、主人のことでくよくよしてる場合ではなくなりました。「力をかしてよ!!」って 今朝、主人にいったら、父が大好きだった主人は笑顔で「精一杯、できることをするからな。」といってくれました。
2007.09.21
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今日は勤務校の運動会でした。途中で雨が降りましたが なんとか最後までできました。新学期始まって2週間しかなかったのに、どの学年も本当に立派に競技ができ、いつものことですが、子供達の力には感服します。この学校に転勤して来て3度目の運動会でしたが1度目は主人の手術前、2度目は亡くなったすぐ後、・・・ということで、運動会の打ち上げに参加したのは3度目で今回が初めてでした。それを、校長先生はちゃんと心にとどめておいてくださって、1次会が終わった後、「今年は、ちょびっとさんが参加してくれて、それが本当に嬉しいよ」といってくださいました。
2007.09.16
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4年前に母が亡くなり、父は一人暮らしをしています。土・日には ちょっとした夕食を持って必ず父を訪ね、母の仏壇の花を替えに行っていたのですが、主人が悪くなってからは、それもとぎれとぎれになっていました。年老いた父の一人暮らし・・・・初めはとても心配していたのですが、それなりにやっていたので、私もちょっと安心して、主人が亡くなってからも、以前のように足繁くは通わなくなっていました。けれど、主人がなくなってから、元気だった父がどんどん年老いていくのです。最近では、1週間の間にもどんどん父が頼りなくなっていくように感じるようになりました。今日、父におでんを持って行ってから、お墓参りに行きました。市営の墓地なので くじ引きで場所が決まるのですが本当に驚くような偶然で、主人のお墓は母のお墓の斜め前に決まりました。それで、主人のお墓と母のお墓に一度に参れるのですが、今日は二人に父のことをお願いしました。これから老いていく父ですが 肺ガンももっているので苦しまないように、人生の最期が絶対に寂しくないようにわたしもできることをちゃんとするから二人も力を貸してねって、お願いしました。「もう、一人で暮らすのがしんどいんじゃない?」・・といいながら、近くにいる主人の両親や弟のことを思ってうちにおいで・・といえなかった私。正しいか正しくないかは 後で後悔するかしないかで決まるってお釈迦様もいっていたなあ・・・・・。
2007.09.15
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あの日から1年が過ぎました。 ちょっと小さく一人でパニックっていました。 瀬戸内寂聴さんの「釈迦」の本でアーナンダが釈迦の最期をともに過ごす場面が ちょうど1年前の頼りなく不安だらけだった私と重なり、ただただ、その文章にすがっていました。 「釈迦」の言葉や表情も気がついたら主人に重なってきていて・・・・・。 そしてまた、例によって、「人間不信」というか、「どうせ、私は一人なんだ」「どうせ、だれの中にも私の存在なんてないんだ」・・・のすてばちな思いが頭を持ち上げてきそうになりましたが、寂聴さんのこの本のおかげで、なんとか深い淵に入らず乗り切れたようです。 昨日、娘と二人で祭壇をかたづけました。 最近の私は、朝は早起きです。 灯りをつけて、花の水を換え、お茶を入れお線香をあげてしばらくすわっていると、気がついたら主人と話をしています。 そう言ってほしい、と思う私の気持ちが言わせているのかな・と思ったときもありましたが 「なんで今、突然そんなこと?」ということも聞こえてきたりするので、やっぱり主人が言ってくれてるんじゃないかな・・って思うんです。 それにしてもまだ、50にもならない自分がいらいらしてきます。早く早く歳をとりたいと思ってしまうのです。 でも、その日は私にも必ず約束されているのだから、とりあえず、落ち着いて、落ち着いて。 主人と話しながら、できることをぼちぼちしていこう・・・と思っています。 2年目のひとりは、1年目よりちょっと大丈夫に生きていけますように!!
2007.09.09
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どうしたというのでしょう。また、主人のゆめを見ました。昨日は仕事がハードで 主人のことを思うまもなくぐったりして眠ったのに・・・。主人と二人で 屋台に向かう夜の道を歩いていました。主人はもう打つ手はないと医師に言われたのにやっぱり、笑顔のままでした。主人の大きな背中の後ろをついて歩きながらわたしは、思いっきり甘えていました。そしたら、主人が大きな手を私の方へ差し出してきたのでいいかげんにしなさい・・といわれるのかな?と思っていたら私の手とあわせて、そのゆびの一本一本を交互に組み合わせてぎゅっと手をつないでくれました。ふたりで入ったお店はトンカツ屋さんでした。主人の大好物です。席に着くと 主人は私を見て「食べてもいいの?」というような顔をしました。だから、わたしはおもいっきり元気に「わたしはこれにする!」っていうと、主人も嬉しそうに「じゃあ、ぼくは2枚!!」っていったので、「それは 食べ過ぎ!」っていったら、そしたら目が覚めてしまいました。目が覚めた後、今見た夢をちゃんと思いだそうとしても、やっぱり、主人はずっと笑顔だったなあ・・・って。それは、私がそうあってほしいと願うからそうなのかな?・・とも 思ったり・・・。朝、主人にお茶を入れると お茶の葉が立ちました。お茶の葉が立つなんてここ何年もなかったことです。幸せにならなきゃ。幸せを感じて生きなきゃ。主人と一緒に!!!!
2007.09.01
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