* ちょびっとAらいふ*
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今月の初めにまたひとつ歳をとりました。毎年、誕生日の頃には、必ず熱を出すのですが今年も例にもれず、一日は熱を出して寝込んでいました。だけど、仕事は休まず、元気に続けています。その間に、私より若い同僚が 亡くなりました。笑顔の素敵な頑張り屋でした。主人より2歳も早いお別れでした。最後は、ご家族と離れて遠くで闘病していたと聞きました。高校生の娘さんが、彼女とそっくりの顔立ちでした。それから、私が尊敬していた先輩も亡くなりました。私の母より、早い死でした。ながく闘病していたと、あとで聞きました。まだ私が駆け出しの頃、先輩がかけてくださった暖かい言葉が今も私を支えてくれています。そして、教師になってからずっとサークルでお世話になっていた先輩は奥さんが倒れて、介護休をとって、突然教壇を離れました。もうひとりのサークルの仲間も、とても元気な人だったのに、精神的に弱ってしまい、病気休暇をとって、教壇を離れました。実は、昨年8月の末に私のここの日記にあったコメントの一言がずっと私をの気持ちを重くしていました。「・・・・・おめでたい人ですね」人は、本当の事を言われたとき、その一言に、無性に腹が立ったり、いつまでも、忘れられなかったりする・・と言いますね。きっと、私は、それまでも、今のこの私の生き方について「これで、いいのさ」と思いながらどこかで「本当に、これでいいの?」と思っていたからその一言が、気持ちにまとわりついて、心が重くなっていたんだと思います。今年の秋で、主人を亡くして5年が過ぎます。あのとき、まだあどけなかった娘も、ただいま、高校受験の真っ最中です。主人が亡くなってから、小学校を卒業し、もうすぐ、中学校も卒業し、高校という新しい世界を生きていこうとしています。さみしさや、心細さもあるでしょうに、ちゃんと一人で前を向いて歩いてきたんですね。私も、そろそろ、甘えた気持ちはぬぐっていかなきゃいけないのです。せっかく、この世に生かしてもらっているんだから。みんなに支えてもらっている命を大切に使わなきゃ。
2011.02.27
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