母の入院している病院では
福祉大学の実習生を受け入れているらしく
母にも、実習生に担当をさせてもらえないか?
という依頼があったので
快く引き受けたらしい。
「それがええ子でねえ!」
2週間ほどの実習期間中
いろんな話をしたり
お世話をしてもらったり
病気のことを教えてもらったり
ものすごく楽しかったらしい。
しかも、実習生を送り込んでいる大学の教授が
ご丁寧にも御礼に来られて
話がはずみ、仲良くなったのだという。
よかったよかった。
「看護婦さんも先生も、生徒さんもみんな良くってねえ。」
なんだか、とても楽しそうで
ウキウキした声で話すのを聞いて
こちらも嬉しくなってきた。
ガンで入院していて
こんなに楽しそうに入院生活のことを話せるのは
本当に有り難いことだ。
いい病院にご縁があったと
あらためて、紹介してくださった先生にも感謝する。
伯母たちも毎週のようにやって来ては
おしゃべりして帰るので
病室では喋らないように注意されたという。
ううう・・同室の患者さんすみません。
ツライ治療には違いないだろうが
病気を受け入れて、治療して、治って退院するんだという
前向きな気持ちでいてくれるのが有り難い。
何よりも、明るいのが有り難い。
のんきな人だとは思っていたが
こんなに明るい人だったのかと
今更ながら、母の気持ちの素直さや
強靭さに驚いた。
伊達に年取ってねえ!
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