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新しい中3生が仲間になった。 実質、本年最後の受験生になるだろうか。 面談の席で成績や志望校を訊き、 合格のために頑張りたいという意志をもらった。 前に通っていた塾の環境を考えると、まだまだ伸びる可能性を感じた。 成績を伸ばすための処方が為されていなかったのなら、 道具と方法論をぶつけてあげたい。 どうすれば残りの期間を活かせるかに注力していきたい。 公立入試まで残された日数は、あと93日だ。 そのうち、入試準備、学校行事、模試の移動、面接練習、三者面談、家の用事、 雑務、体調不良などで、実質3分の1程度が潰れると思って欲しい。 残るのは60日程度。 それを5教科で割れば、1教科あたり12日ということになる。 毎日平均4時間勉強しても、1教科48時間だ。 君は各科目48時間ずつで完成できるか。 毎日3時間勉強なら、1教科36時間しかない。 日々の時間に何ができるか、真剣に考えよう。 時間てやつは、後で拾おうと思っても、 手に入らないぞ。 定期テスト終了に伴い、私の授業も入試に向けた仕上げに入っていく。 未履修の単元を速習しながら、ここまで習った単元の実戦力を磨いていく。 これからは与える課題も多くなる。 より真剣に喰らい付いてきなさい。
2012.11.30
今日、明日で期末もすべて終了になる。 補習もすべて終わり、あとは生徒たちの健闘を願うだけになった。 昨日も最終日程で組まれている戸塚中の2年と1年の補習をした。 試験前日だったが皆集まり、よく頑張ってくれたと思う。 狙われる重点はおおよそ伝えたつもりだが、 本番の問題は微妙にアレンジが違うこともあるので、 慌てずに問題をよく読み対応して欲しい。 最後の中1生たちは、完成度にかなりバラつきが目立った。 試験という締切日に合わせ、ぜひ納得のゆく完成を目指して欲しいと思った。 明日から試験なのに、 「全反射」「実像」「虚像」「像の作図」「物体が動いた時の像の位置と大きさ」 「Fがどう映るか」「焦点距離2倍の位置のときの像」「融点」「沸点」 「沸騰石を入れる理由」「蒸留の仕組み」「沸点の違いの利用」 「水よりもエタノールが多く含まれる」「氷は浮くがロウは沈む」 「院政=白河上皇」「平清盛と日宋貿易」「守護と地頭」「承久の乱=後鳥羽上皇」 「御恩と奉公」「鎌倉新仏教」「元寇→御家人を救済する徳政令」「執権と管領」 「御成敗式目」「勘合貿易」「勘合=倭寇との識別のため」「惣」「座」 「応仁の乱の流れ」「下剋上とは」「分国法」「書院造」「能と狂言」「御伽草子」 「金閣と銀閣」 などが曖昧ではとても心配だ。 学習時間を割かなければ理解も伴わない。 これらを押さえるだけでも恐らく半分くらいは取れるのだから(いや、7割いくか?)、 期日に合わせて、まずは暗記をしっかり手掛けて欲しいと思う。 よく出る記述のベタ。 理・社全体では(上にも書いたが)、 「レンズを半分隠すとできる像はどうなるか」→暗くなるが形や大きさは同じ 「なぜ沸騰石を入れるのか」→液体の急激な沸騰を防ぐため 「蒸留は混ざり合う液体の何の違いを利用したものか」→沸点の違い 「御恩と奉公とはどういう主従関係か」 →将軍が御恩として領地を保護し与え、代わりに御家人が将軍に忠誠を誓い奉公すること 「明との貿易にはなぜ勘合が使われたのか」→正しい貿易船と倭寇を区別するため 「下剋上とはどのようなものか」→実力のある者が上の身分の者に打ち勝つ風潮 などが考えられる。 これらは本当によく登場するので、 出題されて書けないことのないようにしておこう。 以上、 またまた誰も見ないだろうが、中1のみ書いてみた。
2012.11.29
昨日、高3のKさんが大学合格の知らせを持って来てくれた。 推薦でひと足先に決めるあたり、努力家のKさんらしいね。 高校3年間もコツコツとよく頑張った証拠だ。 自分の決めたコースを大切にして、さらに飛躍していこうな。 合格おめでとう。 他の仲間たちも進路が決まったら知らせてくれると嬉しい。 報告待ってるよ。
2012.11.28
定期テストの度に毎回注意を促しているのだが、 試験が終わったからといって、気を抜かないことだ。 解放感に浸り、一気にレベルダウンしてしまうと、 学習のリズムや流れを取り戻すのに大きな時間がかかる。 試験期間中に頑張っってきた自分なりの勉強を、 簡単にリセットしないでできる限り引っ張り続けて欲しい。 何度も言うが、 成績とか実力とかいうものは、 試験期間の頑張りではなく、普段の頑張りで決まっていくものだ。 試験前は誰だって気合を入れる。 差はそこではなく、気を抜いた者が溢れる期間に付いていく。 試験と試験の間の過ごし方がすべてなのだ。 みながやっていないときにどれだけ前進できるか、 どれだけエネルギーをぶつけられるかに懸かっているのである。 肝に銘じておこう。 それを経験で知っている者は、試験終了当日の夜も手綱を緩めない。 すぐに視点を次に移し、自分のすべき課題にぶつかって行ける。 そういう意識が持てるかどうかが、数か月後の判定に繋がっていくのである。 もうすでに試験が終わってしまっている学校もあるが、 試験が終わった日の夜に、君はどんな過ごし方をする(した)かい。 ご褒美とか言って、「テレビ三昧」「カラオケ」「外遊」「ダラダラ」・・・ 多少のストレス発散はいいが、一気に生活リズムを替えると、 そこまで築いてきたものがパーになるので注意しよう。 親御さんも甘えを許してはいけない。 試験後は範囲に縛られず自分の課題に取り組める期間。 言わばビッグチャンスなのである。 そこをしっかりと頑張り抜けるよう、良い感じの緊張感を保っていたい。 今回は特に年末年始の誘惑の多い季節。 しっかりセーブしながら、12月を乗り切って欲しい。 計画を練ってみてはどうか。 今年のラスト一か月で何をどう勉強していくのか、 成果主義で細かい作戦を立ててみるのだ。 そして計画は「〇〇をやる」という雑なものではなく、 必ず、「〇〇を出来るようにする」という攻め込んだものでありたい。 最後にもう一度。 試験が終わったからといって、 そこまで引っ張ってきた緊張感や学習のリズムを、絶対にリセットしてはいけない。 試験期間中に注いだエネルギーをムダにせず、 ぜひその後の期間の動力として活かして欲しいと思う。
2012.11.28
たまには少し遊びましょう。 渦巻の長い線に見えますが、よく見てみると、 短い線が幾つも描かれていることが分かります。 しかもその長く見える線(白黒のねじれたような線)を辿っていくと、 らせんではなく、円になっています。 渦に見えるのは錯覚ということですね。 こちらは面積が何故か合わないというトリック。 ちょっと見ただけでは「あれ?」という感じですが、 まあ、良く見てみるとやがて理由は分かるでしょう。 頭が固い人は、視点をずらしてみましょう。 これは以前にも載せましたが好評なのでまた載せておきます。 左右どちら回りに見えますか? いつも一定の方向にしか見えない人は、頭がその型にはまってしまっているそうです。 潜在意識を捨てリラックスして見ると、逆回りも見えるはずです。 ちなみに回転方向は右脳・左脳に関係するそうなので、 方向の切り換え練習を繰り返すことで、脳の訓練にもなるようです。 慣れると左右自在に回せるようになるはずです。
2012.11.27
今回の期末は、補習を随分入念に行った。 申請し向き合いに来た生徒たちは、やっただけあって、 かなり力が付いたと思いたい。 いや実際に指導してみて感じるのだが、 かなりの人数が相当高い点を取って来るだろう。 みんなの終盤の解く速さを見て、そう確信した。 戸西中は今日から試験だが、 イージーなミスをせずに力を発揮してきて欲しい。 理科・社会に関しては、合計で160点は最低ライン。 170~185点をコアにしたい。 憲法条文見直したか。 3、6、25、41、54、65、66、67、68,69条の内容から出るぞ。 記述で良く出るベタは大丈夫か。 「二院制の利点」「議院内閣制とは」「国会が国権の最高機関と言われる理由」 「衆議院に優越が認められている理由」「現在の選挙制度における問題点」 「内閣不信任可決後の流れ」「自衛隊が合憲かどうかの意見まとめ」 この中から何かしらが出るぞ。 今のニュース、特に衆議院議員総選挙についての知識は大丈夫か。 「0増5減」も随分説明したが、 選挙日程、政党や名前も著名なところは暗記しておこう。 最後に教科書の「図・表」をしっかり確認しておくこと。 数値が幾つも出てくるうえ、それがよく出るので注意しよう。 以上、朝見る人が何人いるか解らないが、 書いてみた。
2012.11.27
テストで点数を上げるためには、 1 より多くの知識を蓄えること 2 その知識を使って解く練習を何度もすること に尽きます。 1は暗記です。 いわゆるインプットです。 定期テストならその内容は、範囲表に書いてある全ての「覚えること」です。 数学の解法、国語や英語の語彙・文法、英語の例文、理科の原理・法則、 あらゆるパターン、図表、データなどの理解も、 この暗記に含めて考えましょう。 知識定着によって、解くための道具を掴むということです。 2は問題演習です。 いわゆるアウトプットです。 ワークや問題集の基本から応用までの問題を、繰り返し何度も解いていく。 覚えて得た知識を使い込みながら、問いのパターンを学習し、 何度も反復しながら正解の型を学んでいくのです。 点が取れない生徒には二つのパターンが考えられます。 一つは、 「1」が貧弱なため、「2」もよく解らないままただ解いているだけのパターン。 もう一つは、 「1」ばかり熱心にやり、「2」を疎かにしているパターン。 このいずれかが自分に該当するのなら、今回の試験は工夫してみよう。 とにかく、まずは「1」のパワーを上げることです。 解くためのに必要なものを大量に頭に叩きこむのです。 そして「2」の使い込む練習を徹底して繰り返すことです。 本番を安定させるには、 実戦的に「解く」練習を、これでもかと重ねていくことです。 この両輪をしっかりと意識して仕上げてください。 家を建てるためには、道具や材料が必要です。 材料は道具がなくては組み立てられないことを知りましょう。 道具を使い分けて様々な材料を組み立てていく。 その作業を繰り返すことで正確さが増し、出来上がる家も安定してくるのです。 学習も同じです。 成績を上げるためには、知識や問題が必です。 問題は知識がなくては解けないことを知りましょう。 知識を使い分けて様々な問題を解いていく。 その作業を繰り返すことで正確さが増し、成績も安定してくるのです。
2012.11.26
偏差値に上下変動は付きもので、 特に科目単位で見ればその変化もより激しいものになる。 たまたま前回がへこんだなら、次の回は良くなるもの。 もちろんその逆も有りで、 一つが上がると一つが下がるというジレンマはよくあるものだ。 受験生たちは、北辰テストも回数を重ねてきたので、 そのまるで「モグラ叩き」のような現象を誰もが経験しているだろう。 全部一遍に顔を出して欲しいものの、なかなかそうはいかない。 こういう現象は普通にあるので、 この1教科だけクローズアップさせて「伸びた」とはとても言えない。 塾業界としては当然のことと捉えているものの、 外部から見ればまた状況が違ってくるのかも知れない。 例えば今回の11月の3年北辰を受けた塾生のうち、 科目単位で見れば偏差値の2ケタ伸長は「20人」いた。 最大で「+18」だが、こういう事例を細かくPRし、 「〇〇くん、英語偏差値18アップ!」 「〇〇さん、数学偏差値16アップ!」 などとやれば、結構インパクトがあり凄いと思ってしまう人もいるだろう。 断っておくが、これって全然凄くないです。 何故なら大抵は前の回が悪く、その反動で数字が出ているだけだからだ。 もちろん、生徒の成績アップを否定するわけではないが、 仮に偏差値が前回で7下がっていれば、 今回10上がっても前々回との比較では「+3」ということ。 だから本当の成績アップを見るには、 せめて、前々回を含めた3回分の推移を見ていく必要があるだろう。 (できれば全回をグラフ化して見ていく必要がある) 当然、単科ではなく5科の総合偏差値の方が、数値には信ぴょう性があるので、 我々はその数字をもって偏差値と呼ぶようにしている。 モグラ叩きが続くと精神的に疲れるが、 それでも自分を信じて丁寧に懸命に努力していけば、 トンネルを抜け出ることはよくある。 努力しても最後までモグラ叩きの場合があるのかと心配するよりも、 努力しなければ抜け出せる可能性が下がるんだということに視点を移そう。 いわゆるスランプは、みんなが経験するものだ。 そこで方向を見失ったり、楽を選んだりする前に、 もっともっと燃料投下してみるという選択を大事にしたい。 公立入試までとうとう100日を切り、明日以降の残された日数は98日だ。 一つ一つに立ち止まり悩むのではなく、 その時間があれば、ゴールに向かい一歩でも前進していこう。
2012.11.25
今日の期末テスト対策は、来週試験の中学がすべて対象だったので、 学年によって時間をずらして実施となりました。 前半の1、2年生が27名、後半の3年生が28名、 都合55名の生徒が頑張りに来てくれました。 家の事情で参加できなかった生徒もいましたが、 集まった生徒たちも大半が対策の経験を重ねて来ているので、 自分の目的を持って向き合えていたと思います。 ただ残念なのは、 欠席のときは事前に報告するように指示したにもかかわらず、 何の連絡もないまま欠席した3年生が4名いたことです。 なぜ「休みます」という報告ができないのでしょうか。 別に来たくなければ来なくてもいいですよ。 何か用があるのかも知れませんが、いずれにしても、 塾が準備する前に欠席の連絡を入れなさいということです。 いくらでも休んで構いません。 自由に参加し、セルフで学習するゼミではないのです。 登録人数分の席を並べ替えて設定し、人数分のプリントを印刷して用意し、 先生たちは段取りを組んで待っているのです。 敢えてイニシャル等は書きませんが、自分だと分かったなら、 週明けに、事前に申し出なかった理由を説明に来なさい。 特にある女子生徒の場合は前日に出席するという約束を交わしながら、 最後まで来ませんでした。 先生たちの時間割にまで迷惑を掛けたこと、解っていますか。 前回もありましたね。 君のために事前に範囲のチェックを入念にし、 早く来て教材を用意して待機しているのですよ。 終了後、余分に設定した机を直しました。 そして、余ってしまった対策プリントを何枚も破いて捨てました。 生徒たちの力になるのなら我々は力を惜しみませんが、 こうして無駄になってしまうことが残念でなりません。 改善を期待したいと思います。 中3でできることを指示しているつもりです。 一つ一つに責任の意識を持つことが、 塾との関係を強固にし、成績に繋がっていくのです。
2012.11.24
今日も補習。 申し出のあった生徒がたくさん受けに来る。 今日は朝から夜まで10時間。 明日も対策で8時間は生徒たちと向き合える。 2週間後の笑顔のために、限り頑張りたいと思う。
2012.11.23
英検の2次試験結果が届きました。 今回は各級とも全員合格でした。 みんな、おめでとう。 通知、今日から渡してます。
2012.11.22
期末が近づき、昨日の20日から理社補習を始めました。 7日間で都合30時間、延べ人数69名の金網デスマッチです。 生徒たちの得点アップに少しでも貢献できればという思いで、 隙間時間をすべて埋めるようにスケジュールを組んでいます。 その間の授業も16時間あるので、 期間中の日平均指導時間は7時間近くになるみたいです。 初日の昨日は計3コマで、生徒は合計9名でした。 コマごとに学年も内容はまったく違いましたが、 みな時間にはちゃんと集合し前向きに受けてくれました。 特に最後の中2生たちは夜11時と遅くまでよく頑張ってくれました。 2日目からも真剣なみんなを期待しています。 中間で補習の手応えを感じた生徒は、 今回の期末補習の姿勢において、きっと成長が見られるでしょう。 ちゃんと向き合って大事なことを掴まなきゃと、 前よりも攻める姿勢が出て来ると思います。 昨日の生徒たちも一生懸命ノートに重点を控えていました。 とりなさいと言う前に、自ら懸命に書いていました。 前回のときは確か指示してから動き出した者がかなりいたように記憶しています。 こういう進歩が大事なのでしょうね。 一歩また一歩と進んでいく「より高い吸収と理解」が実現すれば、 きっと笑顔の数も増えるでしょう。 補習後にカバン一杯に宝を持って帰ってもらえるよう、 私も頑張ります。
2012.11.21
12月北辰の申込受付は、本日20日で締め切りとなります。 今回の対象は中3生と中2生です。 うっかり忘れている人はいませんか。 中2生たちには以前に案内を送っていますが、 受験を視野に入れた大変意義のある実力判定模試ですので、 安易に受け流さず、よく検討して判断してください。 中2生たちも何だかんだで1年後には、 偏差値の推移も出て、志望校を確定するころです。 偏差値などの実力は一気に上がるものではありません。 そのために今の力を数値で判定し、記録し、後の計画に活かしていくのです。 その意味をよく考えてみましょう。 「今受けても点が取れないから」という理由は、 繰り返し夏まで引きずることになりますので、注意が必要ですね。 中3生は今月中に定期テストが終わり、 いよいよラスト3か月のスパート期間に突入していきます。 その開始直後に行われる今回の北辰は、 受験校を最終的に決断するための大きな手段となります。 受ける生徒たちはぜひ真剣に準備して臨んでください。 少しずつ意識も高まって来ているのか、 昨日までで中2生もけっこう申し込んできています。 北辰対策の案内(日時)は後日発表します。
2012.11.20
私はよく生徒たちを叱る。 場合によっては大声で怒鳴ることもある。 理由は成績云々ではない。 学ぶということへの姿勢や意識、礼儀、ルール、役割など、 考え方や行為における指導すべき部分に対してだ。 約束事や、他者に対する迷惑などにも厳しい。 生徒をお客様扱いし、ぬるい空気で放任する塾が多い中では、 ある意味、厳しい塾なのだと思っている。 その代り良いことや素敵なこと、努力などには、 できるだけ言葉を添えて誉めるようにしている。 頑張っている子には、励ます言葉を与えるようにしている。 子どもたちは誉められると嬉しいのだ。 素直に笑顔が返ってくる。 小さな笑顔が次の行動のきっかけに繋がって行くことがある。 このように叱ったり誉めたりをしていると、 叱られるタイミングがどういう時なのかが、子どもたちにも分かってくる。 だから私に叱られているときは、みな神妙な表情だ。 なぜこうなったかを訊いても、ほぼ正しい答えが返ってくる。 私はこれは立派な学習だと思っている。 数学や英語を「教わる」だけが塾ではない。 確かに計算が正しくできるように導くのは大事だが、 子どもたちがそれをどのように受け止め、 身に付けたかという点も忘れてはいけない。 学び方が大事なのである。 間違った学び方で得たものは、その次の試金石にならない。 「学びそして得る」という行為が自力で続けられるような、 正しい学習記録を実体験で与えてあげなくてはならない。 姿勢が悪ければ注意しなくてはいけない。 言葉がなっていなければ注意せねばならない。 武道を習うときには礼儀や挨拶から入るが、 学習塾における学びも基本は同じなのだ。 意識や姿勢が正面を向いているときは、吸収力も高い。 だからそういう正しい向き合い方を、トータルに指導していく。 授業中だけでなく、塾との係わりすべてについて。 私が叱るのは、先も言ったように成績についてではなく、 学びの基本についてである。 例えば次のようなことだ。 始まりと終わりの挨拶がない。 いつも返事がない。 ぼそぼそと何言っているか分からない。 理由もなく遅刻してきた。 遅刻してきたのに何も言わない。 授業中に時おり私語が入りうるさい。 授業に集中していない。 説明しているのにボーっとしている。 よそ見をして見るべき所を見ていない。 ふんぞり返り姿勢が悪い。 指示を守らない。 さぼって宿題をやってこない。 機敏に処理できない。 ウソをつく。 注意力が足りずミスばかりする。 字が乱雑のまま改善されない。 相変わらず筆圧が低く見づらい。 簡単な漢字を手抜きでかなで書いている。 言うまでノートを取ろうとしない。 基本的な言葉遣いができていない。 暗記課題を与えても覚えてこない。 大事なテキストを家に忘れてきた。 今日も文具が揃っていない。 説明したばかりのことが分からない。 教室のルールが守れない。 勝手にゴミを散らかす。 お知らせプリントがカバンに入ったままだ。 迷惑や誠意に対しお礼の言葉が出ない。 他人の悪口ばかり言う。 学校の先生の悪口を言う。 感謝の気持ちを知らない。 授業終了後に居残りいつまでも騒がしい。 考えようとせずにただ指示を待っている。 いつも連絡ボードを見ようとしない。 椅子を正しく入れて帰らない。 スリッパの整頓ができない。 注意をちゃんと聞いていない。 授業中に頬杖をついて解いている。 終わりと告げていないのに片付けている。 同じ失敗を何度も繰り返す。 どうせ頭悪いからと言ってやろうとしない。 指導に対して改善しようとしない。 やるぞという覇気がまったくない。 これらに対してダメだと指摘してあげることは、 学ぶ上で大切なことであると私は思っている。 これらが幾つもボロボロの状態のままで、仮にテストで及第点が取れていても、 私は間違いなく叱る。 心が居座っていない学びに、あるいは塾との関係に、 安定した成功はないからだ。 やがて高校に大学に進み自学で処理していくときに、 脆い学習しかできないということは避けたいことである。 心が伴った学びには強い軸のようなものがある。 学習の組み立てを学ぶ小学高学年から中学にかけては、 そういう軸を育てることに注力したい。 塾で取り組んでいるコーチングの指導も、そこに繋がっていくものだ。 ただのティーチングではなく、 生徒が自分で考えて学んでいけるように仕向けていく。 コーチングの流れにはには本人の心や意識は欠かせない。 精神力、注意力、気配り、持続力といったすべての力は、 まとめれば「人間力」とでも言えるものだ。 学びにはただ技術を得て、知恵を得るという結果的な《目的》の他に、 この「人間力」を総動員して構築していくという《過程》がある。 だからわたしはその過程の入り口でいつも吼えている。 過程なしで得た結果は飾りだと語っている。 だが、私はただ叱っているのではない。 言わなければいけないことを素直に言葉にしているつもりだ。 大人としての注意を子どもたちにぶつけているつもりだ。 もちろん叱る以上、何で叱られたのかを分からせなくてはいけない。 説明できる部分には、 こう変えていこうという方法を伝えるようにしている。 今の子どもたちの中には、叱られることを知らない子も多い。 家庭でも学校でも、叱る頻度は以前よりも低い。 だから「同じようなことをしても叱られなかったのに・・・」 という経験を持っている子も多いだろう。 子どもたちに言って教えてあげなければ分からないことを、 普通に言える人が減ったのは憂えることであるが、 そういう言葉をぶつけてあげることで、 子どもたちが成長していく上での免疫になってくれたらと思っている。 教室から巣立って行くときに、子どもたちが、 色々と叱ってくれたことが嬉しかったと言ってくれることがある。 厳しく接することは親御さんたちにも一定のご理解をいただいているが、 叱るべき大事なタイミングでは、これからも言葉をぶつけてあげたい。 私はダメなものはダメとはっきり言う。 本人のために見て見ぬふりはしない。 それで本人が気付いてくれたなら、一歩前進である。 体験授業でも面談でも厳しく接し、何度も破談になった。 でもそれでいいと思っている。 礼儀も教えず、甘やかせ、ただ生徒を受け入れるだけの入り口などない。 この教室にそんな入り口はない。 「言うべきことは言ってあげる」 たかが塾ではあるが、 信頼を保ちながら数百人の子どもたちを牽引してきた私のこだわりだ。
2012.11.19
現在、生徒募集中です。 名学館で学んでみたいという生徒がおられましたら、 ぜひ一度お問い合わせください。 ここは「温かく」そして「厳しい」塾です。 自分を大切に思い、自分のために頑張れる生徒を、 とことん応援しサポートする塾です。 授業、補習、ゼミ、イベント、成績などの詳細は、 このブログに記録として残っています。 生徒や保護者様の声も含め、 どんな教室なのかをじっくり見て頂けたらと思います。 個別面談、体験授業、教室見学など、 随時受け付けております。 外部の方の学習相談や進路相談も行っております。 ほとんど広告を打ちませんので、教室の詳細につきましては、 まず面談のご予約からお願いいたします。 中学生は期末前でちょうどテスト対策が予定されています。 外部生も受け入れていますので、一緒にやってみませんか。 狙われるところや重点が分かり、 点を取るコツがいっぱい手に入ると思います。 テスト対策の「のぼり」を出しておきますので、 ぜひ声をお掛けください。
2012.11.18
『目標は100点にある』 テストの得点を上げたいのなら、上げるための手順を踏めばいい。 上げるための手順とは、 まず第一に上げるという強い信念を持つことだ。 そしてその実現のための圧倒的な時間を作ることだ。 点は上げたいが時間が確保できない。 これではダメだ。 点を築いていくために、エネルギーを徹底して打ち込んでいく。 そのための時間を君が用意し、信念をぶつけていくのである。 ワークの10~25pがテストの範囲ならば、 そこからの出題は必ずできるようにしておくことだ。 90%、95%ではなく、100%にしておくのである。 100%にするにはどれだけ時間が必要か、君が定めるのである。 そして何度も何度も完璧を目指して訓練するのだ。 仮に出題範囲の一部であっても、徹底して魂を込めるのだ。 そういったパーツごとの完成度へのこだわりが、 結局は全体の合計に反映されていく。 テストの得点というものは、小問や単元ごとの達成度の集合体で出てくる。 だからこそ、細かいパーツの理解が不可欠なのである。 テストの得点を上げたいのなら、上げるための手順を踏めばいい。 上げるための手順とは、まず第一に上げるという強い信念を持つことだ。 そしてその実現のための圧倒的な時間を作ることだ。 点を築いていくために、エネルギーを徹底して打ち込んでいく。 そのための時間を君が用意し、信念をぶつけていくのである。 70点を取った君は、次は80点を目標としている。 だからダメなのだ。 だからいつも同じような結果を記録し、反省文を書いている。 なぜ80点なのだろう。 なぜ100点ではないのだろう。 80点を達成するためのちょうどいい勉強など、そもそも無い。 8割の定義がどこにあると言うのか。 それに気付いている者は、とっくに100点のための勉強を始めている。 試験というものは準備よりも目標が先行していなくてはならない。 試験の準備が先行し、この完成度なら何点ぐらい取れるだろうと、 あと付けで目標点を算段しているようでは、好結果は望めない。 そうではなく、試験の到達目標が常に先にあり、 そのためにどう準備すべきかという点に視点を注いでいなくてはならない。 到達目標は誰もが100点なのである。 それを80点、70点と都合よく削っている。 社会は苦手だから目標は50点だと、平気で主張し、 親も前回30点だったからいいかと認めてしまっている。 だからまた30点程度しか取れない。 この悪循環に親も本人すらも気付いていない。 前回が何点だろうが、次の目標は100点なのだ。 100点のために何が必要かを考え、命懸けで準備するのである。 時間も道具も手順も学習量も、未知の領域に入るかも知れない。 だが試験というものの本質をよく考えてみて欲しい。 理解を調べるためのものならば、合格は100点でしかあり得ない。 50点を目指す試験勉強がいかに邪道で無意味なものかということが、 切り捨てが存在することからも分かるかと思う。 甘えがある限り、得点は積み上がっていかないのである。 期末テストがやがてやって来るが、 点を取りたければ取るための時間を設けることだ。 今までの常識を覆すくらいの、大量の時間を設けることだ。 そして繰り返し暗記と演習にエネルギーを注ぐことだ。 点を取る者は、いつも取るべくして取っている。 100点や98点を取った者がどういう準備をしていたか、 逆シミュレーションしてみなさい。 君が10覚え、基本問題を2日かけて解いているあいだ、 仲間はたった2時間で30覚え、応用問題まで押さえているかも知れない。 だから自分の今までのペースは、 絶対的な基準ではないのだということを知ろう。 ここまでの漠然とした手順を、一旦リセットし、 100点を目標に置いた負荷の高い計画を練ってみる。 そしてその計画を前提に、何が必要かを割り出していく。 どこまで攻め込めるかが勝負なのだ。 高得点は受け身で取れるものではない。 自ら、取りに行くのである。 そのために、条件や環境を操作するのである。・・・・・・・ これは前回の期末前に書いたものですが、 その後、何か意識変化は生まれたでしょうか。 学習とは「学び、習う」こと。 待っていても手に入らないものがあるということを、 経験から一つずつ知っていくことが大事ですね。 同時期に、『頭の良さって』という記事を書いています。 試験というハードルが近づいて来たときに、 何をどう、どのような意識と手順で攻めて行けばいいのか。 細かく書いてあるので、今一度参考にしてみましょう。 高校に入ると自学の姿勢が試されます。 待つことしか知らない、いつも最低限の受け身の学びしかしてこなかった人は、 高度な内容と量と速度に大変苦労します。 小学校、中学校と勉強しながら、家で学びの習慣を身に付け、 何度もテストを乗り越えながら、頑張りながら、 少しずつ自立していく練習を重ねているのです。 今すべきことを大事にし、ぜひ真剣に取り組んでください。
2012.11.17
理社補習は昨日の金曜で全部埋まり、打ち止めとなった。 と言うか、昨日組み入れた生徒のほとんどは、 木曜までの他の申し込みに合流してもらうかたちになってしまった。 掲示し始めたのが水曜日。 実質、水曜と木曜でほとんどが埋まっていたということだ。 授業がないのに率先して申し込みに来た生徒も、何名かいた。 みんな学校帰りに制服のまま飛んできた様子だった。 たくさん受け入れたいが、 指導の限界があるので、ここまでで締め切ることにする。 昨日申し出て来た生徒の中には、枠が一杯で登録できなかった生徒もいた。 一応保留になっているが、 範囲を照らし合わせてから対応できるかどうか決めたい。 自由にベスト日程で申し込みたいのなら、 ブログや教室の掲示を確認し、すぐに動いてもらうしかないようだ。 延べ人数は66人に達した。 設定した30時間を、君たちの意欲にぶつけようと思う。 30時間でトータル何点分上げられるか、私としても勝負に出たい。 だから君らも真剣にね。 まあ、普段からしっかりできていれば、 あるいはこま目に質問などで解決する努力をしていれば、 テスト前に慌てなくても済むのだけれど。 あと、数日前に書いた「得点シート」だが、 学校ごとの範囲がずれていて対応が難しい。 学校の副教材から出すなど特殊な対策が必要な場合もあり、 また指定されている量も違う。 一度リセットして、再検討に入っている。 「最重点が何か」「どんなパターンで出題されるか」などは明確なのだが、 どう伝え、理解させるかが問題である。
2012.11.17
時間を大切にしている。 素早く動くことを守っている。 細かい計画を立てている。 到達を目指す具体的な目標がある。 いつも手のそばに道具がそろっている。 やるべきことをリアルタイムでやっている。 高い得点を取ろうとしている。 あと少し頑張ろうと常に自分に負荷を与えている。 あれこれと手を出し欲張っていない。 正しく自己記録を残している。 自習、補習、質問、対策と塾を最大限に活用している。 範囲表をチェックしながら正しく管理している。 試験という締切日をいつも意識して動いている。 追い込まれる前に動き攻め込んでいる。 試験の結果というものは正直だ。 自分の点数には必ず理由がある。 先の項目、 君はいくつクリアしているだろうか。 点が取れず、成績表に「次は頑張りたい!」と書いたなら、 守ろうよ。 友達に負け、親にも色々言われ悔しい思いをしたなら、 変わろうよ。 時間はみんなに平等だ。 時間はあとで取り戻せない、貴重な可能性がいっぱい詰まったもの。 明日からじゃなく、今からギアを入れよう。 中間の結果も掲示している。 次は君の番だ。
2012.11.16
第六回北辰(11月)の成績結果が届いた。 私立高校の個別相談の段取りや、志望校の方向性を決める上で、 11月、12月はとても大事な北辰だ。 そのため、当月は北辰対策を長時間設定し、皆にエネルギーをぶつけた。 対策は朝8時から夜7時までの11時間拘束だったが、 多くの生徒たちが最後まで頑張ってくれた。 今回はその頑張りが少し結果に反映されたようだ。 生徒の平均偏差値の上下を、前回の第五回(10月)と比較してみる。 国語 +2.0 数学 -0.1 社会 -0.3 理科 +2.8 英語 +0.9 5科 +0.7 という結果で、5教科偏差値は春以降の最高値が出た。 偏差値が最も伸びた生徒は、「+6.2」。 +6台もあと2名いる。 ただ今回気になるのは、北辰対策を欠席した女子がたくさんいて、 特にその生徒たちが伸び悩んだという点だ。 対策に参加した男女(ほとんどが男子)と比較してみると、 参加組は約7割の生徒が上昇したが、不参加組は約3割と振るわず、 厳しい結果が出ている。 偏差値では、 参加=「+1.7」、不参加=「-0.2」という平均値だ。 自分の数値がたまたまなのか、そうではないのか、 本人に正しく判断してもらいたい。 それにしても女子のうち、 約7割がダウンもしくは横ばいというのはどういうことだろう。 大事なときである。 一度、喝を入れる必要があるかな。 もう私立でいいやと思えばそこまでだよ。 何に全力を投じなくてはならないのか、よく考え実行しよう。 昨日の補習もそうだが、対策、イベント、集中ゼミなど、 塾が提供するチャンスはしっかりと捕まえに来なさい。 友と会話するだけでなく、塾では常にアンテナを巡らし、 独りで確認したり判断したりする時間を作りなさい。 自習、質問、学習相談など、自ら積極的に塾を幅広く活用しなさい。 成績を上げつつ、本番に向けて仕上げていく大事なタイミングだ。 自力で何とかなるのなら塾はいらない。 冬に突入していくが、今後の成績推移や最終的な受験校は、 塾をどう活用するかで決まってくることを知って欲しい。 「最後の3か月で決まるよ」 先輩たちの実体験から来る言葉だ。
2012.11.15
補習は、夜遅い時間の設定を省くと、 27日までの12コマのうち8コマが初日ですでに埋まった。 登録した延べ人数は25名。 恐らく15日木曜でコマはすべて埋まるのではないか。 繰り返すが、 塾が予定されていない生徒は、早い者勝ちであることに注意を。 希望者は、今日にでも早めに教室に立ち寄るといいだろう。 昨日の水曜、 夕方5時20分または5時30分から授業を行った中3生のうち、 申し込んで来たのは男子のみ3名だった。 女子は9名ともパスのようだ。 きっと大丈夫なのだろう・・・と思いたい。 内申が決まる中学生活最後の最後の定期テストだ。 我流でやるんなら、中途半端ではなく責任持ってしっかりやれよ。 北辰の結果もちょうど届いた日。 この定期テストを命懸けで成功させなくてはならないのなら、 本気で90点を奪いに行きなさい。 絶対に7割未満は取るなよ。
2012.11.15
もし動けるなら、運動がてらに、 理科・社会の補習を申し込みに来た方がいいよ。 今日授業があるないは関係ないぞ。 今日から手続きを開始しているので、 特に今日塾がない人は気をつけよう。 3時過ぎに自習に来て、即行で申し込ん出来た2年生もいた。 1年生は後手にならないようにね。 補習はやった方が絶対いいよ。 金曜の夜だと、もういい所全部埋まっちゃうよ。 (と言っても、皆さんブログ見てませんかね。 日ごろ、重要な連絡ツールとしてチェックを頼んでいますが、 どうでしょうか・・・・)
2012.11.14
理科・社会の補習案内をまた掲示する。 学校により、試験の範囲も少しずつ判明してきたが、 何をどこまで踏み込んで準備すべきなのか、 自分の持っている力をよく考えながら仕上げていこう。 戸塚西中は今日範囲が3学年揃ったが、理科を見てみると、 3年は「イオン」「電池」「酸アルカリ・中和」、 2年は「電力・熱量」「磁界」「原子・分子」、 1年は「音」「力と圧力」のようだ。 この中では、「酸アルカリ・中和」「磁界」「圧力」あたりが気になるが、 各学年とも理解はどうだろう。 補習を通じながら攻略していくので、 積極的に向き合いに来るように。 日程はいつものように先着順に埋めていく。 申し出がある度にスケジュールが消えていくので、 先手を打ちたい人は、今日塾に来て申請することを勧める。 県民の日で、休みなのだろう。 自習に来るといい。 て言うか、来なさい。 補習は午後3時に掲示するので、来たらすぐチェックすることだ。 前回あるいはその前から補習を受け、得点に手応えがあった生徒は、 迷うまでもなく必修だろう。 特に1年の「圧力」は注意だ。 社会も希望があればやる。 毎回約30時間。 ただ長時間、無償でやっているわけではない。 重点を示し、得点力を引き上げている。 前回もやったまま、強調したまま、テストにたくさん出ていた。 それをどう捉えるかの問題だ。 価値を感じるのなら、向き合いに来るといい。
2012.11.14
100点が出ました。 社会ですが、 入試そっくりテストで満点は自信になったでしょう。 未履修の内容もきっちり仕上げていき、 本番でも完全試合を再現しましょう。 別件ですが、先日、補習の後にこんな記事を書きました。 「たった1時間10分でしたが、理解はほぼ完璧でした。 完成しているとはこういうことを言うのでしょう。 理科に関しては、つまらないミスがなければ100点でしょう。 そうなるように最後の詰めも行いました。 私の補習を受けたのちに100点を取るべくして取って来る、 最初の生徒になるかも知れません。」 さて、この生徒の理科ですが、 計器の読み取りで悔しいミスをしてしまい、 98点という結果でした。 他は予想通り完璧だっただけに悔やまれます。 満点のカベは険しいものです。
2012.11.13
得点シートと言っても、得点を書く紙ではない。 得点を取るための紙である。 B4の用紙に要点を網羅する。 範囲に合わせ、 ここが狙われる、ここを押さえよという部分を、 一気に網羅する。 用紙いっぱいに、びっしりと。 要点を掴み押さえるだけで、20点は上がる、 そんな「ネ申」のような一覧。 学校に持って行って友に見せびらかせーの。 試験直前まで手が離せず、夢中になりーの。 生徒たちが待ち望んでいる、最強のシートだ。 まずは理科・社会から始めてみよう。 対策で言う「出るよ」のリスト。 得点に繋がる価値が何かしら見えれば、 3学期には他教科も手掛けていく予定だ。
2012.11.12
早いですね 今年もあと49日になりました 受験生は 公立入試まで111日 いよいよ受験本番ですね まずはみんな 年内のテストから頑張りましょう 素敵な点数のプレゼント 待ってます
2012.11.12
みんなに聞いて欲しい大事なことを話す。 しっかり聞き(見て)自分を判定してもらいたい。 一部先行している中学もあるが、 地元の中学のほとんどは、今週中に期末の試験範囲が渡される。 試験の2週間前は今週半ばだ。 範囲表の発表はマラソンの号砲。 手渡されれば、みな動き出す。 だからその後は差が付かなくなる。 試験で好結果を目指すなら、その範囲表が発表になる前に、 どこまでリードできるかにこだわらなくてはいけない。 これはこの場でももう何度も語ってきたことだ。 範囲表は恐らく今週前半に渡される。 さあ・・・ 君はその予定を知りながら、今日までに具体的にどんな行動に出た。 範囲表配布の日を想定し、どんな行動に出た。 どのような計画を練り、どれだけ時間を投入し、 何をどれだけやり遂げ、一体何を手元に頭に残してきた。 どれだけ誇らしく語れるものがある。 君の記録に何がどれだけある。 なあ・・・ 語れるものがないのなら、君はこの1週間何をやってきたのだ。 成績表に書いた「次は頑張る」って何なのだ。 何もせずに、いつものように追い込まれてから渋々動いて、 良い結果の方が勝手にやって来るのかい。 数学を頑張るんじゃないのかい。 絶対に学年100位以内に入るんじゃないのかい。 試験を甘く見るなよ。 やるやつは既にやってる。 他の仲間も号砲直前でゾロゾロとラインに並ぼうとしている。 君はまたその集団に呑まれたいのか。 特に中3生に至っては最後の試験だろう。 君は学年のメンバーに対し、どれだけリードした。 280人の学年なら、今何位なのだ。 何歩先を行っているのだ。 可能性は目の前にある。 机の上にある。 ペンを持ち、自分に時間を託すのだ。 皆が覚醒する前に、一歩を踏み出すのだ。 得点なんて、そんな意気込みでいくらでも変わるもの。 簡単にひっくり返るもの。 人が操る泥臭いものなのだ。 結局やるんだろう。 だったら二日でも、一日でも、一時間でも、 十五分でも、たった五分でもいいから、 何が掴めるかにこだわってみな。 君は今、280人中の何位にいる。 十分に先行しているのか、それともまだスタートさえ切っていないのか。 試験日はとうに決まっている。 あとは君がそいつをどう操作するかだ。 甘えは結局、ストーリーのように自分に跳ね返ってくる。 何だかんだ言っても、 自分に厳しく、やるべきことに真剣に向き合えることが、 格好いいことなのだよ。
2012.11.12
週末までに成績表の提出があった生徒の集計です。 「+数字」は学年順位の上昇を表します。 後半の20名は、特に1学期中間から連続で順位を上げたメンバーで、 2回を併記しています(右側が今回です)。 自己ベストについては不明なものは空白にしてあります。 学年 上昇順位 2年 +16 3年 +16 3年 +21 *自己ベスト 3年 +6 2年 +44 *自己ベスト 3年 +29 *自己ベスト 3年 +42 *自己ベスト 2年 +47 *自己ベスト 3年 +75 *自己ベスト 1年 +18 +36 *自己ベスト 1年 +36 +73 *自己ベスト 3年 +12 +59 *自己ベスト 2年 +26 +10 *自己ベスト 2年 +28 +17 *自己ベスト 3年 +9 +21 *自己ベスト 3年 +19 +12 *自己ベスト 2年 +16 +50 *自己ベスト 3年 +5 +15 *自己ベスト 3年 +5 +24 3年 +15 +40 2年 +1 +24 1年 +29 +13 *自己ベスト 1年 +7 +14 *自己ベスト 3年 +4 +12 2年 +5 +15 3年 +10 +15 3年 +1 +14 3年 +4 +9 1年 +17 +20 *自己ベスト 以上、 +6位以上のアップ=29名 以下、 +-5位以内の横ばい=7名 -6位以上のダウン=11名 計18名のうち、学年50位以内3名、100位以内11名 あくまでも成績結果の提出のあった生徒のみの集計ですが、 順位の2ケタアップは合計で27名出ました。 40位以上上げた生徒も8名いました。 1ケタアップが2名。 ほぼ横ばいが7名。 ダウンが11名です。 全員が上がっていない点は反省ですが、 前回の期末が良かったことによる足踏みもかなりいるので、 次でしっかりと上げていきましょう。 5教科合計得点の学年順位は、 20位以内が8名という結果でした。 選抜試験もない基礎から築いていく塾としては、 よく健闘していると思います。 学年を越え、学校間を越えてお互いに刺激し合う、 そんな空気を大切にしながら、みんなが頑張っている証拠です。 (5科学年順位) 4位 6位 8位 9位 12位 18位 19位 20位
2012.11.11
戸塚中の塾生たちがよく頑張っています。 今回の中間テストを、戸塚中の塾生たちに限定して集計してみると、 全3学年の平均点は「366.4点」です。 今回の学校の平均点は3学年延べ平均で「297.4点」。 学校の平均に対し「+69点」ということになります。 優秀な生徒の結果ではなく、 全員の平均で学年平均を約70点上回っているのですから、 みんなよく頑張っていると言えるでしょう。 うちの場合、戸塚中の生徒は少なめです。 けやき通りに面しているので、ちょうど戸塚西中との学区の境目ですが、 伝統的に戸塚中の生徒も、毎年そこそこの人数が通ってくれています。 でも少人数でありながらも、みんないい感じで頑張っています。 今回も中間テストの対策には、全員が参加し向き合ってくれました。 中1の補習は生徒から申し出があり、さらに声掛けで全員が揃いました。 中3の補習申し出も以前より増え、中2も夜遅くまで頑張りました。 その成果は全員に顕著に出ているわけではないですが、 「私も頑張ろう」と、 少しずつ良い流れが作られようとしています。 中1生の中には、元塾生の妹たちが数名います。 このメンバーたちをぜひ、兄や姉を上回る成績まで引き上げたい。 そう考えているところです。 以下はいずれも戸塚中生です。 前回より5科で88点伸ばし、自己ベストで学年10番台に入った生徒。 安定した力で常に学年トップクラスを保ち続けている生徒。 約100点アップし、学年順位を一気に59位も上げた生徒。 コツコツと努力し連続で順位を上げ、とうとう学年10番台を掴んだ生徒。 こういった仲間たちの刺激を受け、 全体に活気が芽生えつつあります。 他中学の生徒たちにも影響を与えています。 特に後半の二人は夏ごろからの入塾生であり、 塾の成果が初めて試される試験で、好結果が出せたことは大変嬉しいことです。 今回の戸塚中メンバーのトップ3は、対学年平均で見ると、 「+180点」 「+170点」 「+134点」 となります。 学年の平均点に対してどれだけ上回っているかという点数です。 これはあくまでも戸塚中の塾生に限ったもので、 教室全体の順位ではありません。 ちなみに+130以上は、他の中学で塾内にあと5名います。 昨年の2学期中間テストのときに、 戸塚中の塾生の成績について書いた記事があります。 昨年は好成績のメンバーが多かったのですが、 今年も昨年に負けじと、秋以降の更なる伸びを期待しています。 参考までに昨年の記事を再掲しておきます。 中で触れている「他の中学との交流」は、 特にわが教室の在り方として、大切にしている部分です。 「一生懸命面倒見てくれる」とか「成績が上がった」とか、 色々とおっしゃって頂きますが、 塾というものはやはり実際に訪ねてみて、授業を経験し、 仲間たちや教室の持つ空気を知ってみることでしょう。 紹介のお言葉はそういう実体験の中から出てくるものとして、 常に有難く受け止めております。 戸塚中の生徒たちは、特に兄弟姉妹やご紹介による広がりが多く、 兄弟3人でお世話になっているケースも、現在2組あります。 当教室は8人、10人、15人と、大人数で進める塾ではありません。 限られた少人数クラス編成なりの、 物理的な利点を生徒の成績に還元していきます。 よろしければ、ぜひお訪ねください。 過去の素晴らしい成績もすべて、 こんな塾があったんだという発見からスタートしています。・・・・・・・ 『戸塚中3年、成績上昇!』 *昨年の記事 15日の戸塚中のテスト対策のときだ。 集まった8名の中3生たちに言った。 「いいか、ここにいるメンバー全員の平均点で400を超えろよ」 「400って・・・5科目合計ですか?」 「そうだ、平均で400点!」 「えーっ・・・ムリですよ、絶対ムリ!」 「最初っから諦めててどうするよ。根性はないのかい!」 試験というものは諦めたらそこまでだ。 カベがあったらそれを目標に越える努力をしてみることだ。 待っていても形勢は変わらない。 可能性を高めるために汗をかき、エネルギーを注ぎ、動くのである。 そして越えることができたなら、さらに次の目標を定めていけばいい。 戸塚中3年のメンバーたちは無理と言いながら、 何か感じたのだろうか、その後みんなよく頑張っていた。 対策から試験までの1週間。 生徒たちはほとんど毎日自習に訪れ、自分と闘っていた。 理社の補習にも入れ替わり参加し、 下校後すぐに駆けつけ、補習・授業・自習と頑張っている生徒もいた。 授業後、数学などを意欲的に質問している生徒、 そして夜11時を回っても私の補習に真剣に向き合う生徒もいた。 勉強は試験のためにするものではないが、 試験をハードルとして捉え、どうクリアすべきかを試行錯誤していくことで、 後に必要な大事なものが育っていくものだ。 塾はその意識付けを行い、方法を紐解き、指導し、後ろ押しをしていく。 中3生は最終的に自力で入試を突破していかなくてはならない。 だから中3生たちには、 自分の学校に収まらず視野を広く持てと言っている。 私の口ぐせだ。 クラスで何位、学年で何位という数字も比較のデータとしては使えるが、 それはその問題でその中学での位置づけ。 他中学を含めた広域での位置づけは、また違ってくるということを認識していたい。 わが教室には複数の中学の生徒が在籍しているが、 学校間の交流も盛んで、色々な情報を互いに交換し合っている。 互いの定期テストの問題を解いたりすると、 自分の学校の問題がいかに簡単かということが分かったりする。 そこから出る平均点や順位が、入試にリンクしているかどうかは、 慎重に判断する必要がある。 色々な学校の生徒やその保護者様と交流していると、 とてもプラスになる情報があり、 塾がそれを管理し提供することで、全体で共有していくことができる。 わが教室は、視野を広く持ちながら、、常に入試に向けた指導を大事にしている。 中3生には、 「定期テストの勉強はそのまま入試の勉強」と、繰り返し伝えている。 後でやろうと思っても、やっている時間がない。 試験対策イコール入試へのレベルアップなのである。 今回の中間テストは、そういう意味で準備学習に大きな価値があったはずだ。 だから今回の戸塚中のメンバーたちにも、高い目標を示し、 奮起させた。 戸塚中は週末に試験があり、火曜あたりから少しずつ結果が集まって来た。 補習や自習が多かったので、伸びる予感はあったが、 100点や90点台の報告が次々と届き、思わずうなった。 みんなグングン伸ばしている。 対策の席にいた8名の集計も出た。 私が掲げた目標点「全員の平均点で400点超え」を、 何と、彼らはやってのけたのだ。 全員の平均点は以下の通り(8名の集計)。 国語 70.5点 数学 85.3点 英語 84.6点 理科 85.0点 社会 82.8点 5科 407.1点 90点以上 理科6名、数学5名、英語4名、社会3名 事情があり2名がテスト対策を欠席していたが、 その2名も1教科あたり「79.2点」の平均を取っている。 この2名を含めた戸塚中3年全員の平均点も、 「405点」を超えている。 戸塚中の学年平均はまだ出ないが、 かなりの生徒が順位を上げていると思う。 200数十人いる生徒の中で、10位以内に入りそうな得点も3名ほどいる。 たった10人の塾生でもしそうならば、何とも素晴らしいことだ。 それにしてもこの平均点は凄い。 わが教室は入塾テストもなく、各自原点の実力からのスタート。 今の力もコツコツと積み上げたものだ。 地元には進学塾も数多くあるが、その中でもトップクラスの健闘だろう。 最近教室では、 頑張ろうという空気を全員が協力して創ってくれている。 塾の授業を大事にすることの意味と、 やればできるということを実際に証明してくれた、 みんなの奮起に拍手を送りたい。 ・・・現在中3生は締め切っていますが、中1生・中2生は募集中です。 もちろん本人がやらなければ成績上昇はないですが、 上がるための階段はここに座ることで見つかるかも知れません。 今の中3生たちも、ここで切っ掛けを掴み、頑張ることを知り、 笑顔を手にしてきました。 大人数で一斉指導する塾と違い、 わが教室は少人数で深い個別指導が可能です。 それがきっと成績アップの原動力になっているのだと思います。 すぐ期末がやって来ます。 不安な人も、上位を狙いたい人も気軽に訪問され、 地元に笑顔の輪を広められたらと思っています。
2012.11.10
本日は漢字検定が実施されます。 午後7時20分集合、マークシート作成に入り、 7時30分より検定を開始します。 全級同じ時間で行います。 遅刻のないように来塾してください。 なお教室は、 午後4時から自習スペースとして開放します。 別記:テスト成績表未提出の生徒は、至急持参してください。 中3生は第2回校長会テストの結果も提出を。
2012.11.10
中学生たちは視点を次のハードルに向けましょう。 来週に突入すると期末まであと2週間です。 その意味で、明日、明後日の土日の活用はとても大事です。 まだ試験範囲が出ていないからと、好きなことをしてダラーっと過ごし、 何の収穫も残せないのなら、 もうその時点で中間以上の結果は望めないと思いましょう。 何度も言うように、先手必勝なのです。 出来るだけ早くスタートを切り、ノルマをこなしていくのです。 予想される提出物があるでしょう。 学校のワーク、塾のワーク、用語のまとめ、暗記シートの作成など、 身の回りには、やることはいくらでもあります。 また今回は実技教科もあるので、その分も計算しましょう。 塾から渡されている国語・社会・理科のワークは、 必ず解き、要点をしっかり吸収してから試験に臨むように。 まったくやらずに未使用で埋もれているなんてことはないでしょうね。 親御さんもぜひ一度点検してください。 せっかくの準拠教材であり、まとめも問題もこなせば大きな得点源です。 もし手つかずならば、 定期試験を3回も、もったいない過ごし方をしたということですね。 相変わらず自習組みが少ないですね。 毎年この時期、3年生たちは4時半頃からゾロゾロと集まって来たものですが、 今年はほとんどいません。 大丈夫なのでしょうか。 自習し、付箋を挟み、どんどん質問に来なさい。 中1、中2も部活の休み期間までは大変ですが、 勝負はむしろその部活のある期間の過ごし方で着いてしまうものです。 やるべきことを後回しにせず、 日々の15分単位の積み上げを大事にしましょう。 冒頭に述べた、「週末(土日)の活用」を、ぜひ見直してください。 試験直前の土日も、今回の土日も、使える時間は同じですよ。
2012.11.09
今回の中間で最も5教科合計得点を上げた中3生。 前回の成績に修正があったようだが、 それをもとに計算しても凄い伸びだ。 数学、英語を中心に5科合計では約100点の伸びだった。 学年順位も一気に59位上げ、自己ベストを達成した。 1学期中間の時からでは77位の上昇である。 彼は今年入塾。その後夏期講習や特訓などを経て、 今回が入塾後初めての試験だった。 授業はしっかり受けている印象があったが、 夏の特訓も姿勢よく真剣な顔で参加してくれた。 先日の理科補習にも初めて申し込みがあり、意欲を感じていた。 きっと家でも頑張ったのだろう。 苦手だった英語・数学とも、今回は揃って7割を超えた。 理科は9割を超えた。 1学期までの成績を受け、「これではまずい、何とかしなければ」と思い、 夏から秋に奮起したのなら、 この頑張りの記録を大事にして欲しいと思う。 そしてさらに、足場にしてもう一歩進んで欲しいと思う。 目標はまだまだ先にある。 自習にも来なさい。 自分がすべきことは自分で決めればいいが、決着は必ず来るから。 だから毎日の時間を大切にするのだよ。 行動力も意欲も、ここひと月で彼なりに随分進歩した。 補習や北辰対策の申請も、検定の申込も、その流れにある。 目標が先にあるのなら、そいつをを捕まえにいこう。 だから率先して塾長にぶつかって来なさい。 質問の鬼になりなさい。 ・・・心配されていたお母さん。 よく頑張っていますよ。 自分で土台を作り始め、次のステップに必要なものを探し始めています。 道具は塾で与えます。 家庭では成長過程の意欲を尊重し、背を押してあげてください。 笑顔のエネルギーを与えてください。 入試制度はお姉さんの時と違い、一回勝負。 終盤で入試力を高めるには、1、2年の定着が課題です。 最後の冬決戦ですね。
2012.11.08
漢検は10日(土)の午後7時20分集合で実施します。 全級同一時間です。 30分には開始しますので、遅れないようにお願いします。 なお、各級とも今から追加で申し込むこともできます。 塾での実施は次回は来年の初夏になりますので、 やってみようという人はこのチャンスを活かしてください。 特に中3生は今回が受験直前の最終回になります。 追加申し込み希望者は、早めに、受けたい級を申告してください。 可能な人数が限られているため、先着順に埋めていきます。 受検する人は対策学習をしっかりと行ってから試験に臨むように。 部首、四字熟語、熟語の構成、同音異字など、 短期間で得点力の付くジャンルから攻略していきましょう。 なお、受検級の配当漢字の、 「熟語の読み」「訓読み」「部首」「同音語」は必須ですよ。
2012.11.07
【5教科合計得点】 1位 3年 467点 2位 1年 461点 3位 3年 455点 4位 3年 453点 5位 1年 451点 6位 3年 442点 7位 3年 441点 8位 2年 439点 9位 3年 432点10位 2年 431点 *10名内訳=戸西5名、戸塚3名、神根2名 【教科別上位5】 国語 94・92・91・90・89・89点 数学 96・94・93・91・90点 英語 98・98・97・96・95点 理科 98・97・96・96・94・94点 社会 96・96・96・93・93点 【得点別延べ人数】 95点以上 13名 90点以上 45名 85点以上 80名 80点以上 112名 【得点アップ上位5】 3年Tくん +101点 2年Hさん +88点 3年Aくん +83点 3年Iさん +62点 2年Tさん +50点
2012.11.07
11時間拘束という長時間の北辰対策が実際に活かされたか、 ちょっと気になるところだが、 昨日は問題を提示してくれた生徒がいなかった。 なので細かいことは分からないが、 仕入れた情報によると、日本の産業、公民、地震など、 結構3日に強化してやったことが出題されたようだ。 3日の対策を欠席した生徒は女子に多かったが、 そのメンバーたちの出来栄えがやや気になる。 やっぱり対策は参加すべきだと思うよ。 今回は過去問を解く他に、 色々なプリント、リストなどで集中トレーニングをしたので、 付加価値があったのではないかと思う。 当日の出席者に配り解説した、 日本の産業のプリント(今回出たらしい)を欲しい人は、 特別に渡すので、至急塾長に申し出るように。 国語は易しかったようだね。 自己採点はどの程度だろうか。 自分の出来栄えはすぐにチェックし把握しておくことだ。 問題をちゃんと見てから気付いた点があったら、また書く。
2012.11.06
最近の教室風景です。 10月中ずっと飾っていたハロウィン。 ケルト人の祭に由来するとされる、ヨーロッパの民俗行事です。 日本での盛り上がりはもうひとつですね。 「コアラ」と「カール」は、最後に生徒にあげました。 続いてノーベル賞の掲示です。 受賞後、ずっと掲示してるけど、名前は覚えたかな。 そして何の功績で受賞したのか。 まあ、知るきっかけにでもなってくれれば、良しとしましょう。 じきにひと月になるので、そろそろ外そうと思っています。 ・・・・あと二つ、頂き物。 こちらはNさんの修学旅行のお土産です。 先生たちにと渡してくれました。 次は素晴らしい成績表を渡してくれるのを待っています(笑) ありがとうね。 こちらはYさんのお母さんからです。 北辰対策で激闘している日にいただきました。 お気づかいに、感謝しております。 有難うございました。
2012.11.06
今週より、中学生たちは期末試験対策の流れに入って行く。 試験まで約3週間。 2学期後半は学校の授業ペースも速くなる頃なので、 油断しているとどんどん進んで行ってしまう。 注意が必要な3週間だ。 教科によっては、中間と試験範囲を重ねてくることもあるので、 中間が悪かった生徒は失点を繰り返さないように、よく復習しておこう。 また、期末には実技教科もあるので、 時間配分を考えながら早めに計画を練っておきたい。 追い込まれて中途半端なまま当日ということのないようにしよう。 次の試験に向けてよく「目標点」を決めることがあるが、 目標というものは自分の今の力で考えるものではない。 今の実力をただ足し算して「こんなもんかな」というのは、 現状を踏まえた算段であり、目標とは言えない。 先にある「標(しるべ)」を捉え、 そこに向かって前進していくから「目標」なのである。 340点だった生徒が言う。 「前回はダメだったので、次は絶対に350点取る」 親御さんも「頑張ろうね」などと子供の前向きな姿勢に安心する。 一見、意欲的でいい感じだが、 これでは、1教科の調整だけでも「何とかなるだろう」の範囲ではないだろうか。 この程度の目標を繰り返しているから、 いつも伸びきれず、同程度の点数を取ってくるのである。 本人も親御さんも、そこに気づいて欲しい。 目標というものは自分の持てる力の上限の、さらに上を目指すもの。 上のステージに届く、突き抜けたものでありたい。 340点なら最低でも400点、できれば430点は目標としたい。 普段330~340点の者が次の試験でいきなり430点を取る。 そんなの無理に決まっているとみんな思うだろう。 親御さんも半分笑いながら「理想」として聞き流すのではないだろうか。 だからダメなのである。 取れないというのは今までの力量で考えているからであり、 これから組み立てていく対策の完成度とは別物であることに気づいていないのだ。 今までの経緯は関係ないのである。 何故なら今まではその点数を取るための準備しかしていなかったのだから。 そうではなく、過去の手順や姿勢を一度リセットし、 これから築いていくのである。 「430点取る!」ということを前提に、そのためにどうするかを考えていく。 この発想が持てるかどうかの違いなのだ。 430点を前提に、何をどれだけやらなければならないかを考え、 時間配分と方法を練っていく。 恐らく今までと比べ、もの凄い量になるだろう。 暗記も問題演習も、今までの数倍の量を反復しなくてはならないだろう。 娯楽やテレビの時間はなくなり、睡眠時間も減るかも知れない。 これらの作業は、350点の計画では生まれて来ないものだ。 430点の計画で自分を追い込み、圧倒的な負荷を与えることで、 360点、380点、400点と可能性が広がって行く。 突き抜けた目標を持つことで、350点の計画ではあり得ない、 390~400点のラインが実現してくるのである。 もちろん計画に沿って実行しなければ無理だが、 「発想の置き方で結果は変化する」ということを、 君たちもぜひ頭に入れておいて欲しい。 何とかなるだろうという考え方ではなく、 何とかするために、自ら踏み込んで行くのだ。 発想を変えなければ、自分の殻は破れない。 発想を変えることで、次の一歩が生まれるのである。
2012.11.05
中間テスト、学年順位の上下(+-)です。 昨日までに提出のあった判明分です。(1年・2年) -14 +10 -19 +50 +16 +13 -24 +3 +44 -30 +15 -13 +17 (3年) +40 +9 -1 +29 +14 +16 +24 +15 +3 +21 +21 -5 -9 +6 +75 今のところ判明している28名中、20名が学年順位を上げてきました。 この中で学年50位以内は11名います。 最後の3年生A君は、75位上げて一気に50位以内に入りました。 各学校、学年ごとの平均点や順位分布も判明したので、 未報告の生徒も加えて推計すると、 学年上位20位以内に8名、50位以内に17名という計算です。 戸塚西中の3年生に限定すると、 上位50名中に、現在わが教室の生徒が8名います。 今回の中間421点以上が該当します。 このメンバーの1学期中間時の50位以内は3名でした。 その後伸びてランクインした生徒が多いことが分かります。 2年生は、前回の期末で大きく伸ばした生徒が多数いたため、 横ばいやダウンの生徒が何名かいました。 今回を足場にして、次はもう一段階上を目指していきましょう。 中には連続で上げて来ている頑張り屋さんもいます。 毎回発表している塾の褒賞に、 順位に限定し、「連続アップ賞」も加えようかなと思っています。
2012.11.04
ただ今、明日の北辰に向けて中3生を指導中。 みんな朝8時から頑張っている。 途中から3名合流し、人数も増えた。 大事な北辰という自覚のもと、長時間対策にも臆せず、 自分のために席を埋めにきた受験生たち。 必ずプラスがあるはずだ。 塾長も君たちの背を押すために、 一睡もせずにエネルギーをぶつけている。 偏差値5アップを実現させるために、 夜7時まで攻め続けるぞ。
2012.11.03
明日の北辰対策は、超スペシャルバージョンで行う。 ブログと通信で予告し、また月曜からは掲示もしているので、 みんな承知しているものとして進めていく。 開始は朝8時、終了は夜7時だ。 この2か月は、学校行事・検定試験・中間の準備などに時間が割かれ、 夏休みに育てたパワーが少し弱くなっている。 そこを立て直し、4日の北辰に繋げてもらう、大事な一日となる。 当然夏の特訓の総ざらいを実施し、 今回の対策とのセットでより強い定着を図っていく。 目指すは、出席メンバー全員偏差値5アップ。 その前提での厳しい対策になるので、真剣に向き合うこと。 途中の出入りは構わないが、予定を事前に申告した者に限る。 すべて指定席なので、出席希望者は今日中に掲示の名簿に記入を。 「時間が早い」とか「長すぎる」とか言っている時点で、 残り4か月の受験生活は、もう先が見えたと思いなさい。 記入のない者は、欠席とジャッジする。 今回は過去に何度も受けた北辰の集大成とも言うべき大事な回。 私立確約のためのみならず、 前回北辰や校長会が不振だった生徒、成績が下降気味の生徒は、 第一志望校の合格可能性を占う上でもとても重要だ。 席は用意された時にしかない。 対策には、家にいては掴めない可能性が必ずある。 こう何度語っても来ない者は、こういうゼミが不要ということなのだろうから、 まあここまで来たら、縛ることはやめ、 点の欲しい意欲のある者のみ集合すればよろしい。 やる気に応えるサプライズも用意している。
2012.11.02
発表された進学希望状況調査結果について、 少しコメントを添えておきたいと思う。 まず、県ホームページの県政ニュースを転載しておきたい。 ・・・・・・・ 「平成25年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(平成24年10月1日現在)」の結果がまとまりましたので、お知らせします。1 調査目的 県内の中学校等卒業予定者について、その進路希望状況を調査し、教育行政及び進路指導上の基礎資料を得る。2 調査対象 平成25年3月に県内国・公・私立の中学校又は特別支援学校中学部を卒業予定の者3 調査結果のポイント ○ 高等学校等への進学希望者の割合は96.1%で、前年から0.9ポイント上昇 ○ 就職のみ希望する者は174人で、前年と割合は変わらないものの23人減少 ○ 県内公立高等学校全日制課程では、転編入枠を除く募集人員に対する進学希望者の割合が普通科で増加した一方、 専門学科及び総合学科では低下4 調査結果の概要(1) 進路希望状況 中学校等卒業予定者総数 66,372人(前年比△ 411人) 中学校等卒業予定者の内訳 ア 高等学校等進学希望者 63,783人(〃+206人)構成比 96.1%(前年比+0.9P) うち 就職希望者 28人( 〃 + 8人) 〃 0.0%( 〃 0.0P) イ 専修学校等進学入学希望者 110人( 〃 △ 8人) 〃 0.2%( 〃 0.0P) ウ 就職のみ希望者 174人( 〃 △ 23人) 〃 0.3%( 〃 0.0P) エ その他 2,305人( 〃 △ 586人) 〃 3.5%( 〃△0.8P) うち 進学希望校未定者 1,671人( 〃△ 460人) 〃 2.5%( 〃△0.7P) (再掲)高等学校等進学希望者+進学希望校未定者 65,454人( 〃△ 254人)〃 98.6%(前年比+0.2P)(2) 高等学校等進学希望者の内訳 高等学校等進学希望者 63,783人(前年比+206人) 高等学校等進学希望者の内訳 ア 高等学校全日制 61,428人( 〃+ 145人)構成比96.3%(前年比△0.1P) うち県内公立 50,289人( 〃+ 285人) 〃 78.8%( 〃 +0.1P) うち県内国・私立 7,865人( 〃△ 42人) 〃 12.3%( 〃 △0.1P) うち県外 3,274人( 〃 △ 98人) 〃 5.1%( 〃 △0.2P) イ 高等学校定時制 717人( 〃 △ 34人) 〃 1.1%( 〃 △0.1P) ウ 高等学校通信制 418人( 〃 + 59人) 〃 0.7%( 〃+0.1P) エ 高等専門学校等 142人( 〃 + 10人) 〃 0.2%( 〃 0.0P) オ 特別支援学校 1,078人( 〃 + 26人) 〃 1.7%( 〃 0.0P) (3) 県内公立高等学校全日制課程の学科別内訳 県内公立高等学校全日制課程への進学希望者のうち内部進学予定者を除いた人数は50,131人でした。 転編入枠を除く募集人員に対する進学希望者の割合(以下「倍率」という)は1.26倍となり、前年と比較して0.02ポイント上昇しました。 学科別の倍率は以下のとおりです。 全日制課程計 50,131人(前年比+ 285人)倍率 1.26倍(前年比+0.02P) ア 普通科 38,957人( 〃 + 321人) 〃 1.33倍( 〃 +0.03P) イ 専門学科 8,704人( 〃 △ 383人) 〃 1.05倍( 〃 △0.02P) ウ 総合学科 2,470人( 〃 + 347人) 〃 1.15倍( 〃 △0.04P) 倍率が高い学校(県内公立高等学校全日制課程) ○普通科 順位 学校名 学科名 倍率 1 市立浦和 普通科 3.04倍 2 市立川越 普通科 2.88倍 3 大宮 普通科 2.45倍 4 上尾 普通科 2.44倍 5 蕨 普通科 2.39倍 6 浦和西 普通科 2.25倍 7 川越南 普通科 2.19倍 8 市立浦和南 普通科 2.18倍 9 市立大宮西 普通科 2.05倍 10 大宮南 普通科 2.00倍 ○専門学科・総合学科 順位 学校名 学科名 倍率 1 新座総合技術 食物調理科 2.98倍 2 大宮 理数科 2.75倍 3 越谷総合技術 食物調理科 2.55倍 4 越谷総合技術 情報技術科 2.15倍 5 和光国際 外国語科 2.01倍 6 熊谷農業 食品科学科 2.00倍 6 鴻巣女子 保育科 2.00倍 8 川越工業 建築科 1.93倍 8 常盤 看護科 1.93倍 10 川口工業 機械科 1.89倍※ 詳細については、教育政策課調査・統計担当のホームページを御覧ください。 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/chousa.html・・・・・・・ まず普通科全体では1.33倍と、ほぼ前年並み。 倍率が高い学校も、いつもと同じで大きな変化は見られない。 数値も大差はない。 人員40人の増減により、一部倍率の上下が出ているが、 入試を混乱させるほどの影響ではない。 現時点で注意すべきことは、 数値を見て安易に動揺あるいは楽観しないことだ。 塾生の志望校にも中には2倍を超えているところがあるが、 あくまでも1ヶ月前の第一志望校の調査であり、出願確定倍率ではない。 だから絶対に、自分の定めた志望校の軸をグラつかせてはいけない。 第二回があり出願があり、さらに変更がありと、今後数値は二転三転していく。 数値は最終的に出願するときに意識するにとどめよう。 近隣の高校で注目すべき所がないか探したが、特に見当たらなかった。 川口高校の人気がここ数年続き、今年もさらに難化しそうな感じぐらいか。 動向調査倍率でここ数年圧倒的な人気だった川口北をとうとう逆転した。 次の調査の結果が待たれる。 最後に繰り返すが、自分の志望校が2倍を超えている君。 何も慌てることはない。 君は自分の力を研くことに専念していればいい。 県内のビビっている仲間を笑っていればいい。 そして日曜の北辰では堂々とその志望校コードを書こう。 これから先、いやというほど分かってくると思うが、 倍率の「0.5」倍なんて、本番の得点で簡単にひっくり返る。 高倍率、結構ではないか。 挫折メンバーがどんどん降りていけば、数値も緩くなっていく。 君は自分の実力を高めていけばいいのだ。 偏差値や倍率にあれこれと悩み、落ち着かない者は、 失敗のリスクを背負うことになる。 初志貫徹で突っ走る者ほど、終盤での勢いにキレが生まれてくる。 1月までの君の仕事は、 まさに志望校の軸を定め、やるべきことに没頭することだ。 そのことを絶対に忘れてはいけない。
2012.11.02
第一回目の「希望校動向調査結果」が発表されました。 いよいよ現実的な入試データが揃い始めるころですね。 こちらから入り、各項目を開いてください。 募集人員変更後の倍率となっています。 明日の新聞にも掲載されると思います。 深夜に分析の記事を更新します。
2012.11.01
問題を解くときに、手で隠す生徒がいる。 授業中のことだ。 ペンを持たない方の手が、不自然な位置に置かれ、 なかなか動こうとしない。 ペン入れで壁を築くように防御している生徒もいる。 今時のペン入れは大きいので、隠すには十分だ。 私はいつも無言でそれを脇にずらしている。 きっと不安なのだろう。 解けない、あるいは自信がないから、見られたくない。 私のやり方は、 解かせてその解答状況を見ながら色々と指導を加えていくやり方なので、 何か言われると思うのだろう。 さっき説明したばかりなのになぜ出来ないのか、とか。 しかも立って観察することが多いので、 出来ない生徒にはプレッシャーなのだと思う。 だが私は敢えてそうしている。 課題に取り組むときに緊張感は付きものだ。 緩い感覚で解いていては、吸収も緩くなっていく。 少し自分を追いたてるような感覚で解くことで、 印象も定着も高めていくことができる。 その空気は指導側がどう攻め込むかによって、 180度変わっていくものだ。 だが大事なことは、生徒がそれを理解し、 自分をどのようにオープンにしてくれるのかということだ。 仮に「解けない」問題にぶつかったなら、 解けないことを素直に受け入れ、晒さなくてはならない。 それをせずに隠し続けていても、 いつまで経っても力は付いて行かないだろう。 コーチが選手のフォームを矯正しアドバイスを加えるにしても、 選手がすべてをさらけ出して見せてくれないことには、 手の打ちようがない。 同じことである。 だから、失敗ははっきりと示さなくてはいけない。 解っているんだか、解っていないんだか、 よく分からないままの状態が一番いけない。 「解けない」なら解けないということを、 「こうだと思う」のなら、それに沿った答えを堂々と示せばいい。 解らないことは恥ずかしいことではない。 失敗なんて何度でもすればいいじゃないか。 私は堂々と失敗する生徒は好きだ。 そういう生徒は自分を受け入れることで、 実力を知り、伸ばすきっかけを早く掴んでいく。 問題を解くときに隠すくせがある生徒は、 ぜひ前向きに自分を見せていくよう意識してみよう。 塾長は別に怖くはない。 塾は誤魔化して利益が生まれる場所ではない。 はっきりさせ、コーチを受けることで、 利益が手に入る場所なのだ。 随分前だが、 同じようなことを綴った記事があったので転載しておこう。・・・・・・・ 『隠すなよ』 プリントを隠す者がいる。 試験対策などで、私が巡回した時だ。 自信がないのだろう。 何か言われると思うのだろう。 だがな、 お前は何をしにここに来ているのだ。 何故、今ここで問題を解いているのだ。 スラスラ解けるなら、ここに来ていないだろう。 視線なんか気にするなよ。 もっと自分をさらけ出してみろよ。 分からないんだろ。 堂々と、分かるまで教わればいいじゃないか。 自分を認め、どれだけ先を見据えることができるか。 勉強の本質は、そんな姿勢の奥にあるのだよ。 教わるということは、決して格好いいものじゃない。 学ぶということは、確かに泥臭いものだろう。 でも誰にも、初めがあったのだ。 知らないということを認め、語る勇気を持つ。 素晴らしいことなのだよ。 そこからお前の先が始まるのだ。 だから、 逃げるように、隠すなよ。 背を丸めたお前は、小さいぞ。 素直に自分を高めようと思ってごらん。 姿勢を正し、目の前のものに喰らい付いてごらん。 そして、気軽に話しかけてみな。 伸びる要素は、お前の自然体の中にある。 目が死んではいけない。 今ここで、お前の熱い視線を見せて欲しい。 何故ここにいるのか、 何故ペンを持ち、問題と闘っているのか。 さあ、もう一度考えてみな。・・・・・・・ 塾が病院なら、君たち生徒は患者だ。 先生の診察を受けるときに、悪いところを隠す患者がいるだろうか。 それで治るだろうか。 よく考えてみな。 「見せる」あるいは不明な点を「語る」ということが、 如何に大切なのかを知って欲しいと思う。 誤魔化さずにそうやって伝えていくことで、 会話が生まれ、次の指導が生きていくのである。 この教室に一歩入ったなら、 君は主役なのだよ。 成績も技量も、成功も失敗も、 すべてさらけ出せばいいのだ。 (以前の記事に加筆)
2012.11.01
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