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受験生の私立高校受験の合否結果について、 未だに報告もなく不明な生徒が3名いる。 結果は即日で伝えるようにと、今までも何度も指導し、 受験直前から連日ボードにも告知している。 発表からすでに6~8日経過し、ボードも見ているはずだ。 それでも伝えてくれない生徒がいる。 何なんだろう。 初めて受験を経験し、初めて受けた合否結果。 指導を受け、送り出された塾に結果を伝えることは、 この教室で受験を迎えた立場として、 最低限のルールだと思っている。 どうだったかを伝えることは、そんなに難しいことだろうか。 文書でも依頼してきたが、 連絡はメールでも、メモでも、親からでも何でもいいのだ。 それは、結果を受け止めた受験者側が伝えるべきもので、 こちらから訊いて回るものではないだろう。 いつまでもボードに書いて催促していても仕方ないので、 もう消すことにした。 まだ書いてあると、後輩も見て笑っていた。 もう君たちの受験結果は、空白のままにしようと思う。 空白ということは、塾の記録には受験しなかったと残るということ。 当然、年度集計の合格校リストからも君のカウントは消える。 こうなるよと説明し、理解を求め、指示してきたが、 反応がないのならしょうがないね。 せっかくの「おめでとう」も言えないじゃないか。 3人のうち2人は私が直接見ている生徒。 男子2名、女子が1名。 何やってんだよ。 中3なら分かるだろ。
2012.01.31
中1春の入塾時 50.0 中1の3学期 58.4 中2の1学期 64.1 中3の1学期 68.8 中3の入試前 70.9 ある生徒の偏差値推移である。 最後の3回の北辰は、 70.6、70.7、70.9と3連続70台を記録。 後半の伸びが特に顕著だった。 中2の初めから私の理社を取り始め、 偏差値50そこそこだったものがメキメキと頭角を顕し、 中2の終わりの北辰では理科で満点を達成。 その時の偏差値は76だった。 彼がなぜここまで伸びたのか。 理由は2点あるだろう。 ひとつは、他人以上によく勉強したということだ。 教室でも自習する様子を幾度も見てきた。 定期試験や実力テストの時だけでなく、 普段の授業後も遅くまで居残り、よく頑張っていた。 もうひとつは、この名学館を選んでくれたということだ。 ここの環境や指導や仕組みが、うまく合い、 通うたびに力を高めていったようだった。 厳しい私の授業を2年次から取ったのも、 流れを生む上で成功だったのかも知れない。 成績は黙って伸びるものではない。 しかしだからといって、計画通りに伸びるものでもない。 ただひとつ言えるのは、 独学では限界があるということだろう。 有効な指導を受けることで、 自分ひとりでは掴めなかったものを掴むことができる。 だから塾という可能性のある環境には、 やはり早期から関わっておくべきなのだろう。 彼の高成績は頭がいいから生れたわけじゃないのだ。 学年中位が1位になる。 しかも何度も。 元の平凡だった成績が一気に開花したのは、 そうなるべく手順を踏んでいたからなのだと思う。 この教室には、何をどうクリアしていったのか、 その記録が残っている。 塾を探し、どこかで成績を上げたいと考えている仲間たち。 どうすれば理想の手順が踏めるか、考えてみよう。 色々な塾を巡り、環境と指導を体験してみよう。 もし名学館を訪ねてくれたなら、 成績に繋がるヒントをぶつけてあげたいと思う。
2012.01.31
調査書評定44、43、42、41・・・ 今年の受験生たちの中3内申点を見てみると、 これら40台の高い評定を得た生徒が多数いる。 努力することで掴んだ評定だ。 彼らも初めからできたわけではない。 この塾に通い、学びながら、少しずつ力を研き、 自習や補習の意味を知り、実行し、 結果を築いたのである。 決して急に届いたプレゼントではないのだ。 どんなに勉強が苦手であっても、 伸びて行くきっかけは必ずあるものだ。 その素質が塾との関係の中で引き出され、育てられていくと、 受験学年で大きく開花することがある。 自分を研き、さらに結果に研きを掛けることで、 中1と比較して+7、+8という評定が現実になっていく。 こうして毎年何人もの生徒が、この教室で自信を掴んでくれる。 進学後も続く、大きな自信だ。 勉強というものは自分で向き合うものだ。 勉強に向き合うということは、 成績を上げるために敷かれている特別なコースではない。 自分の力を投入し、自分のために価値のあるものを掴みにいく。 それが本当の勉強の姿。 成績なんていうものは、紆余曲折しながら、悩み、感動しながら、 その過程で生産されていくものであり、 自分で汗をかきながら記録していくものなのである。 「教わる」「教えてもらう」という姿勢でいる限り、 成績は上がらない。 成績を上げたいのなら、 「教えてもらう」のではなく、「学ぶ」ことだ。 学んでみることだ。 自分で踏み込み、まず「学ぶ」努力をするのである。 やってみて課題が見つかれば、次にそいつを修正していく。 その時に「教わる」という行為が生まれるのである。 「教わる」ということは、 一連の自分の学習における橋渡しのような中継点であり、 始点ではない。 始点とは自分でペンを持ち、学ぶものを広げること。 覚え、解き、探し、発見し、まとめるという、 自分から前進していく作業にある。 そのことが分かっていない者がとても多い。 「教わる」ということが始点と捉えている限り、 学習はマニュアルに沿った領域を往復するだけだろう。 教わってもよく分からなかった時には、足踏みするだろう。 また教えてくれるのを待つのだろうか。 教わりそれを反芻する行為は、 受け身の勉強だ。 自分でまず学び、それを修正していく行為は、 攻めの勉強である。 自分で勉強しなさいというと、 何をどうやればいいかが分からないという者がいる。 学ぶとはどういうことかが、きっと分かっていないのだろう。 「何を」・・・・目の前の物をだ。 「どうやれば」・・・・君が決めればいい。 向き合う接点から学習が始まるのである。 型にはまった方法を示せば、君はその通りにやるのかい。 そしてそれを続けていれば必ず成績が上がるのかい。 成績が上がらなければ、 また「やり方が分からない」と言うのではないのか。 やり方を求めていても、 結局、方法をこねくり回すだけになることに気付いて欲しい。 そんなことを考える暇があったら、 ペンを持ち目の前の問題と向き合うのだ。 覚えるべきリストを手に、何度も書いて頭に叩き込むのだ。 そういう行為をせずに、 成績が上がらないからとにかく教えて欲しいと言う。 教わることが始点となり、教われば力が付くのだと思っている。 考え方を変えない限り、成績は簡単に上がるものではない。 まったくの素人が、手ぶらでコーチに技術を教わりに行くだろうか。 どんなスポーツであれ、職人芸であれ、 まず道具を揃え、実際に体で経験を重ねてみる導入があるものだ。 自分ひとりの時間に。 技術というものは、そのベースが多少なりともあるからこそ、 積み木のように乗せていくことが可能になる。 技術がそのまま成績に復元されると思っているのだろうか。 成績に直結する技術の切り売りなど、 実は存在しない。 それは君自身が真剣に学び、ステージを上げていくことによって、 ジワーっと見えてくるものであり、 君が記録しながら定めていくものなのである。 あいつは頭がいいから・・・ 頭などみな同じだ。 その人は努力をし、 次の、さらにその7つ先のステージまで這い上がったから、 君以上の結果が出せるのだ。 君が何となく捨ててきた時間に、 自分を大切にし、守ろうとしてきたのである。 そのことを知ろう。 塾で数名の仲間と一緒に学んでいると、 よく解らないので個別に替えたいという生徒がたまにいる。 そういう生徒はやはり先生に頼ってしまい、 肝心な自学習のイロハが後手になってしまっていることが多い。 性格的に馴染めない子は別だが、そうではなく、 自分を磨くことをせずに磨かれた状態になりたいと言っても、 所詮無理だということに気付いて欲しい。 磨くのは先生ではないのだよ。 君が力を込めて自分で磨くのだよ。 君が磨くから、成績が上がっていくのだよ。 教わる仕組みを変えても、 自分を改造するには、自分で課題に向き合わなくてはならない。 その踏み込みがない限り、成績は上がらないのだ。 どんな先生に教わろうが、家庭教師を付けようが同じだろう。 自分に時間を投資しない限り、君は一気に改造出来ないのだ。 すべて教えてくれるドラえもんなどいない。 のび太が50点取るには、まず彼が椅子に座りテキストを開き、 自分で努力していくしかないのである。 汗をかかずには上手くなれないということが解っているのなら、 動いてみなさい。 何でも教えてもらうという受け身の勉強は、 常にそういうスタンスが学びなのだという錯覚に繋がって行く。 より大人になり自学が必要な時に、 頼らずに処理できる免疫が備わっていないのはとても危険だ。 夜、ペンを持ち、一人で向き合ってみなさい。 そして悩んでみなさい。 そこで生まれた疑問や課題は、君が攻めることで掴んだものだ。 翌日、先生に聞いてみよう。 学習とはそういうサイクルで築いていくもの。 一つ一つを埋めていく、塗り絵なのである。
2012.01.30
私立高校を単願受験していた生徒たちは、 5名全員合格することができました。 男子2名、女子3名。 君たちの高校受験はひと足早く終了となりましたが、 今日までの頑張りに拍手を送りたいと思います。 Kさん。 苦手な科目があって、苦労したことがあったと思う。 でも2年間よく辛抱し、塾に通ってくれたね。 辛いときも、どんなに疲れていても、 いつもニコニコと笑顔を絶やさなかった。 合格の報告のときの、希望に満ちた表情が印象的だった。 気にしてるみたいだけど、慰労会の案内送るからな。 高校に行っても自分らしさを忘れずに頑張りなさい。 合格おめでとう。 Hさん。 いつもエネルギーに溢れ、気軽に語ってくれるHさん。 相手の話を聴きなさいと何度か叱られたこともあったね。 友達との楽しそうな会話がいつも教室に聞こえていた。 負けず嫌いなのか、 トライアルや特訓検定では、根性で合格まで頑張ったな。 進学してからもそのときの達成感を忘れるなよ。 お母さんと報告に来てくれたときの笑顔が、 とても素敵でした。 合格おめでとう。 Tくん。 学習への意欲が高く、授業はいつも真剣だった。 塾長の理社も最後まで受けてくれたけど、 厳しい指導によく耐えてくれたね。 最後は私立一本に絞り、見事に合格。 さっそく課題が大量に出て、嬉しいいながらも大変そうだった。 これからも自習に来たいそうだが、もちろんOKだ。 しっかり勉強して立派になれよ。 合格おめでとう。 Sくん。 小学生のときからの付き合いで、ここまで色々あったな。 何度も何度も自習に来て、 その度に強く安定していく君が頼もしかった。 通算の自習時間は、今年の全受験生の中でたぶん1位だと思う。 イベント、対策、補習なども率先して受けてくれたね。 受験の直前は緊張していたようだけど、 頑張りが、憧れの高校入学に繋がってよかったな。 大きな体育館使えるね。 合格おめでとう。 Aさん。 1年7か月の間、真面目に授業を受けてくれたAさん。 最後まで笑顔で元気な姿を見せてくれた。 テスト前に体調を崩しがちだったので、 きっと繊細なのだろうと思う。 イベントや特訓などの関わりが少なかったので心配だったけど、 自力で見事に進路を射止めてくれた。 報告のときの最後の笑顔、よかったぞ。 家も近いんだから、いつでも自習に来なよ。 合格おめでとう。 みんなの頑張りは、 次に続く仲間たちに引き継がれていきます。 ここまで支えてくれた人への感謝の心を忘れず、 最高の高校生活を送ってください。 今日までの親御さん方のご支援に、塾も感謝いたします。 それぞれの春に、おめでとう。
2012.01.29
公立高校の入学試験の、平均点からボーダー付近には、 全受験生の約半数が集中している。 概算ではあるが、その得点付近では、 30点の得点幅に全体の約5割が集中するようになる。 人数がピークになる得点付近では、 20点のあいだでも約4割がひしめいていると思っていい。 受検者が500人なら4割は200人。 その集中している分布を挟むと、 たった20点で順位が200位も変わることになる。 ピーク付近では、恐らく1点に15人はいるだろう。 そう考えると1点の積み上げがいかに大切かが分かるかと思う。 問題の読み間違え、漢字のミス、簡単な計算ミスなど、 1教科で1つずつでも重ねれば、すぐ15~20点の減点になってしまう。 それが合否にどう影響するかをよく考え、 仕上げ学習の在り方と、答案の作成方法にこだわって欲しい。 得点、偏差値から、志望校の最終決定に悩んでいる生徒もいるだろうが、 入試当日の1教科1問の点の積み上げで、 信じられないくらいに可能性は変わってしまうということを知ろう。 たった1問で順位が40位変わる。 その1問を取るための準備を、今するのである。
2012.01.29
「自分は絶対に合格する」 という信念を持つことだ。 それが強ければ強いほど、現実とリンクしてくる。 自分が試験会場で、順調に答案を埋めている姿をイメージしてみる。 自分が合格発表の掲示板を見ながら、歓喜している姿をイメージしてみる。 空想だと馬鹿にしてはいけない。 こういうイメージ力が豊富で、しっかり描ける者ほど、 自身の潜在力を引き出せるのである。 残りの期間はその結末に向かって進んでいく。 ゴールにあるものが何なのか。 「正」 のエネルギーなのか、「負」 のエネルギーなのか。 その違いは、直前の歩調を大きく左右する。 入試まであと一ヶ月なら、 その限られた時間で、あと何点伸ばせるのかと考えてみる。 10点なら、そいつを単元別に割り振ってみる。 よく教科別に割り振り、 「数学をあと〇点、社会をあと〇点・・・」 などとする者がいるが、 感覚的に教科ごとに割り振ってはいけない。 入試は科目単位ではなく、全教科の得点合計で競うものだ。 だから「国数英理社」の5科全体で捉え、 そのかたまりから、10点の可能性を抽出するのである。 「数学の作図」 「化学反応式」 「経済分野」 「国語知識」 「確率」 「三平方」 「天体」 「産業データ」 「古文」 「英作文テーマ練習」 「理科実験の総ざらい」 「英会話表現」 「作文練習」 「年号暗記」 「憲法条文の暗記」「イオン」・・・・ こういった教科を超えた単元にターゲットを絞り、 その集合体で加点していく方法を考えてみよう。 仮に数学が悪いからと、 漠然と 「数学の点を上げなきゃ」 などとやってはいけない。 この時期は、「時間に対する効果」 というものを最優先すべきなのだ。 理科で伸ばせそうなら、理科の 「何」 に攻め込んでいくのか、 可能性を引き出せる計画を立ててみるのである。 「自分は絶対に合格する」 毎日そう唱え、ゴールの瞬間をイメージしてみよう。 あと何点伸ばせるか。 その数値を現実的にさせるのは、 先の単元ごとの仕上げの 「実践」 と 「完成度」 だ。 欲張らず、納得できる深さを目指して欲しい。 5科のすべてを見直し、曖昧なものをリカバリーするだけでも、 得点は飛躍的に上がる。 前進していれば、確実に上がるのである。 残り一ヶ月の作業の密度や充実さは、 合格という 「正」 のイメージによって作られていく。 絶対に成功するという、プラスの発想。 強い信念を再確認しておこう。
2012.01.28
理社一問一答大会(プレ)の申し込み状況。 発表した昨日=7名。 そして今日=10名。 この場で告知しただけで日数もなかったが、 17名が提出してくれた。 そのうち何名かは、塾のない日に率先して申し込みに来てくれた。 ブログを見て迷うことなく動いてくれる。 面倒だ、かったるいなどと言う前に、 自分のためにやれることを力強く選んでくれる。 今すべき真剣勝負に、いつも負けるもんかと挑んでくれる。 ・・・そんな生徒がこの教室にはいる。 それだけで十分だ。 私はいい生徒たちを持ったと思う。
2012.01.27
1月になってから実施した「北辰テスト」「校長会テスト」の結果が、 昨日、一昨日あたりに生徒の元に返却されている。 年末の段階で志望校を確定している受験生はいいのだが、 これらの模試も参考にしたいという受験生たちには、 公立の出願校を最終決定するに当たり、大きな意味を持つ結果だ。 判定や順位を見ると色々と不安になり、気持ちが揺らぐのは解るが、 正直なところ、安全を求めていては切りがないのも事実だ。 非常に難しい、ナイーブな判断が迫られる頃である。 昨日、受験生の親御さん二名から面談の申し込みを受けた。 最終的な志望校決定に迷い、相談したいということだった。 進路相談は希望があればいくらでも行う。 だからもし迷いがあるのなら、申し出ていただければと思う。 塾としては感情ではなく、 入試の予測に基づいた数値や可能性を中心にお話しする。 もう1月末だ。 学校にも最後の確定を伝える頃であり、 良くても悪くても、 正しい冷静な判断が求められるときだと思っている。 また、何よりも受検校が確定できていないということは、 それが長引くほどリスクを負うことになるのだということを、 当事者は理解しなくてはいけないだろう。 ただの可能性の判断ではない。 態勢やら、計画やら、モチベーションやら、 精神面を含む、あらゆることが戦略的に絡んでいるのである。 それらを総合的に踏まえ、慎重に打ち合わせていきたい。 もし最終判断に悩んでいる受験生がいたら、 面談の時間を作るので申し出て欲しい。 この時期、不安定なのが一番いけない。 大丈夫だろうか、ああだこうだと悩み、毎日が不安でしょうがない。 そういう状況は避けなくてはいけない。 と言うか、周囲がそうならないように気配りしてあげなくてはいけない。 親が志望校について意見を語るのも、 本来ならば年末までに封印すべきことだろう。 受験生が覚悟を決めラストランを駆け抜けるには、 やはり2か月は欲しい。 ギリギリまで判断に迷っていては、その流れに歪みが出るものだ。 だから私の正直な意見としては、 1月の模試などクソ喰らえというところなのである。 ふらついている時なのかと・・・ 不安でしょうがないという状態には、 そうさせてしまう、腹が括れない環境があるのだろう。 杞憂だったことを知り安心できれば最良だが、 何よりも「ふっきれる」ということが大きな意味を持つ。 その「ふっきれる」ために資料をもとに話すことは、 価値があると思う。 ふっきることで覚悟が芽生え、気合が入り、一気に行ける。 そんな受験生が毎年必ずいる。 今年も何人かいるはずだ。
2012.01.27
来週の土曜日(2月4日)に、 「理社の一問一答大会」を実施します。 公立受験生対象で、事前申込制とします。 午前9時開始、午後9時終了予定。 休憩2時間30分を除いても9時間超の特訓となります。 入試全範囲の用語や重点を徹底して確認し、頭に叩き込んでいきます。 用語の間違いやすい漢字チェックも行います。 この一日で一気にパワーアップしてもらうための大会なので、 命懸けで自分を高めたい者のみ、集まってください。 申込受付は来週水曜日(2月1日)までとします。 その前哨戦として、 プレ一問一答大会を今週の土曜日(1月28日)に行います。 午前9時から午後3時までで、 休憩をはさみながら分割して実施します。 基本を中心に行いますが、こちらも事前申込制とします。 28日のプレ大会は翌週の本大会に繋がるものなので、 ぜひ率先して参加しましょう。 入試得点力を上げたいという者は、 ボードに設置の申込書に記入のうえ、 明日金曜日までに申し出てください。 4日の本大会の申し込みも同時に記入してもらいます。 両日ともすべて無料です。 ただし個人参加ができずにうるさい者、やる気が中途半端な者は、 即刻退場となりますので、十分了解のうえ参加してください。 理社は短期間で得点力の付く教科です。 たまには一日中、理社に集中するのもいいでしょう。 受験生たちにはこのブログを毎日見なさいと伝えています。 今も連絡ボードに表示し、アドレスメモも掲示しています。 なので皆が見ているという前提で、今後は、 受験生への役立つ情報や連絡等は、 この場のみに限定する場合もあると思ってください。 生徒本人が携帯やPCを利用できない環境の場合は、 親御さんが協力してあげてください。 情報を有効に活用できるかどうかで、 入試本番の力は大きく変わっていきます。 よろしくお願いします。
2012.01.26
私立高校の入試結果が連日届いています。 発表後すみやかに連絡をとお願いしてあったので、 大半はすぐにメール送信してくれているようです。 文面は素直に喜びで溢れています。 入学試験を受け、自分の力で壁を乗り越え、 初めて受け取った「合格通知」です。 ここまでの色々な経緯を噛みしめながら、 大事にしてください。 まだ受験に先がある者は、継続して頑張りましょう。 今日、明日あたりは、かなり結果が揃ってくると思います。 今度塾に行ったらではなくて、すぐにメールなりで伝えてください。 発表になっているはずなのに・・・というメンバーが、 現時点でも数人います。 塾も日程を把握しているので、気をもんでいます。 よろしく頼みますよ。 今年は私立単願の生徒が5名いました。 合格発表と同時に「合格しました!」の知らせが、 笑顔とともに届いてきています。 みんな直接教室で報告してくれているので、 とにかくホッとしたというか、嬉しそうな表情が印象的でした。 進学先の確定、おめでとう。 本当に良かったね。 今日まで支えてくれた周囲の人たちに感謝し、 掴んだ未来への道を大切にしてください。 まだ連絡待ちの単願組が2名いますが、 今日あたりには判るのではないかと思います。 とにかく一刻も早い報告待っています。 全員が判明してから、この場で、 それぞれにメッセージを贈りたいと思っています。
2012.01.25
今日は教室前の雪かきで疲れました。 階段、駐輪場は日当たりが悪く、 放っておくと凍結してしまうのです。 塾生が転んで怪我でもしたら大変ですので、 腰が痛いのを押して頑張りました。 いやあ、手首から指にかけて疲労で力が入りません。 ビルの陰、駐車場、通路と、 今日は雪かきをやられた方も多かったと思います。 御苦労さまでした。 しばらく降らないでいて欲しいですね。 車も走れないほど降ると、 塾の場合は生徒の送り迎えに影響するので困ります。 今回は時間帯もちょうど重なったので、 車も自転車もダメで、歩いて帰った生徒も結構いました。 受験生を含め、特に塾生には怪我はなかったようなので、 良かったです。 今日受験の生徒もいましたが、 何とか朝は電車も動いていたようです。 しばらく寒波で冷え込むようですので、 防寒には注意してください。 生徒たちも通塾時は厚着が基本ですよ。
2012.01.24
入試前、 理科・社会の仕上げ学習の重点。 1 一問一答演習の強化 2 用語等の漢字チェック 3 短文記述の練習+模範文作成 4 移行措置のまとめ+問題演習(理科) 5 データ・資料類の確認(社会) 6 計算問題のパターン別確認(理科) 7 重点内容・暗記事項の最終チェック 8 本番に合わせた速解練習(特に社会) これらが順調にこなせれば、 入試は恐れるに足らず。 私の授業クラスでも、重点的に進めていく。
2012.01.24
私立の併願受験が終了したメンバーは、 公立に向けてギアを入れ直すときだ。 結果が出るまでは落ち着かないのは解るが、 そこでいくらそわそわし、思案しても始まらない。 入試がすべて終わるまでは、常に前を見て、 どんな僅かな可能性であっても、しっかりと捕まえに行こう。 さあ、ギアは入れたものの、 何をどうやったらいいのかがよく分からない。 あれも、これもと、気になりだすと切りがない。 しかもカウントダウンはどんどん進んでいく。 そんな仲間も多いだろう。 昨年の記事に「仕上げ方」について書いたものがある。 公立受験の直前期として、大事な心構えにも触れているので、 ここにもう一度載せておこうと思う。 例によって、ヒントを拾ってみて欲しい。 ・・・・・・・ 『入試は1教科と考える』 公立高校の入試科目は主要5教科。 国語・数学・英語・理科・社会と決まっている。 受験勉強ではこれらの得手不得手を考えながら、 効率のよい配分を考え、学習計画と実践を重ねていくものだ。 君は残りの期間、何を計画し何を準備するだろう。 英語が苦手だから、英語をやる。 社会は追い込みがききそうだから、社会をやる。 集中してやればそれなりの成果が出るかも知れないが、 さあこれで、 肝心な合格ラインに届くのだろうか。 入試も直前となった今、 君はそろそろ大事な法則に気付き始めたのではないか。 以前にも触れたことがあるが、入試直前期の仕上げには、 科目間の区切りというものが次第に意味を為さなくなっていく。 5教科入試でありながら、目的はあくまでも合計点だ。 ここまでやってきた全体力がどの程度なのか。 最後に帰結するのは、それぞれの教科単位ではなく、 「国数英理社」 というトータルの力なのである。 君は品評会に五つの絵画を提出する。 それぞれに繋がりのある連作だ。 期限直前には全体を見渡し、君は最後の細かい筆を加えるだろう。 ある作品には入念な修正を施すかも知れない。 だが最終目的は全体としての「完成度」と「まとまり」であり、 君は優先すべき作業をバランスよくこなしていくはずだ。 Aという作品にはどんな手を加える必要があるのか。 Bという作品にはどんな手を加えるべきなのか。 Cという作品の気になる部分はどこなのか。 限られた時間の中で、君は重要な課題から処理していくだろう。 全体を一つに捉えた、優先順位の作業である。 入試前の学習の仕上げもこれとよく似ている。 5教科という便宜的な区切りではなく、 単元を細分化して、その単元単位で手を加える順位を決めていく。 視点をある「教科」に持っていくのではなく、 全体を俯瞰し、 労力を全体力の引き上げに注ぐことが大切になってくる。 言い換えれば、 「国数英理社」という全体が1教科なのである。 英語が弱いから英語をやらねば。 こういう発想は、数か月前のもの。 残り38日ならば、 5科全体の合計点を、いかにして引き上げるかを考えねばならない。 そのためには各教科の単元ごとの到達度分析が必須だ。 すべてを細分化し、ナンバリングし、優先順位を付け、 君にとっての「Sランク」の作業から始めるのである。 その番号の序列が、 数学18、社会5、理科14、数学6、英語21、社会9、社会27なら、 その手順でつぶしていくのだ。 科目単位ではなく、こういった効率を追求する発想が、 最終的な合計点に繋がっていくのである。 「木を見て森を見ず」 ということを以前に書いたが、 まさに今は、「森」 をしっかり捉えていなくてはならない。 森全体を見て、どこに手を加えるべきかを決め、 期限までの間は、常に勇壮な姿を追求していなくてはならない。 最終判定は、 「森」 の総合的な出来栄えで決まるのである。 「1点」にどこまでこだわっているだろう。 試験の得点というものは、1点の積み重ねで成り立っているのだ。 君は英作文で1点上げるために、何をしている。 君は理科の記述で1点上げるために、何をしている。 君は用語の筆記ミスを防ぎ1点上げるために、何をしている。 「これをしている」と誇れるものを、 手元に残してみなさい。 入試も直前、あと38日となった今、 君はそろそろ大事な法則に気付き始めたはずだ。 どうすればあと1点取れるのか。 そのヒントは幾つもの単元の集合体である、 「国数英理社」という教科の捉え方にある。 入試は1教科、500点満点、 制限時間215分なのである。 (以前の記事に加筆修正)
2012.01.23
私立高校入試が今日から始まった。 日程は学校ごとに異なるが、 「単願」と「併願推薦」は今週前半に集中している。 今日も中3塾生の約3分の2が、初めての入学試験を受けに行った。 緊張の中の一日だったと思うが、力は発揮できたかな。 帰宅後は気持ちを切り替え、 本命が控えているメンバーは、次のハードルに視点を移そう。 私立高校を第一志望とする単願組には、 先週末の最後の日に呼び出し一人ずつ声をかけた。 応援の気持ちを込めた袋を手渡しし、 簡単なアドバイスを添えて送り出した。 かなり寒かったので、中のカイロは役に立ったのではないかな。 面接もあったと思うが、お疲れさんでした。 午後2時頃、即日発表の高校を受けた生徒から、 合格メールの第一報が届いた。 併願推薦なので、本命はこれからだが、 幸先よい嬉しい知らせである。 自力で掴んだ嬉しさの中にも、ちゃんと、 「公立頑張ります!」のひと言が添えられていた。 応援するから一緒に頑張ろうな。 明日以降の私立受験生も頑張ろう。 普段のままに受ければ何も問題ない。 そして次のハードルを越えるための助走準備に、 さっそく取り掛かろう。
2012.01.22
明日が入試の受験生たちは、そろそろ就寝の時刻だと思います。 今回は受験するお子さんをお持ちの親御さん、 とりわけお母さん方にお願いがあります。 今年の高校入試は明日から始まりますが、 受験の初日が明日であっても明後日であっても、 ぜひ、最初の日は、 しっかり送り出してあげてください。 3月に公立を受けるお子さんも多いと思います。 公立と併願の場合、私立は本命ではありませんし、 しかも確約をもらっているわけですから、 気楽に受験してこいとは言いますが、 受験生本人はそうはいかないものです。 春先から志望校で悩み、進学フェアや個別相談を経て、 やっと決めた受験校。 北辰の判定に一喜一憂し、大丈夫だろうかと不安の中で願書を出し、 ギリギリまで過去問と睨めっこしていた。 そんなお子さんの足取りを明日こそは称えてあげてください。 健気に強がっていても、心は不安でいっぱいです。 緊張してます。 人生で最初の、自力で受けに行く入学試験なのですから。 その大きなイベントをぜひ称え、 不安を和らげるように励ましてあげてください。 親御さんの「行ってらっしゃい」「頑張ったから大丈夫」のひと言が、 受験生には強い励みになります。 本命云々を超えた、「いつも見守り支えているよ」という心を、 しっかりと握らせてあげましょう。 そして入試が終わり帰ってきたら、 「おかえり」の言葉を聞かせてあげましょう。 試験の結果を聞く必要はありません。 その話の前に、よく頑張ったということを認め、 受験の第一歩にねぎらいの言葉を与えてあげてください。 お子さんは人生初のイベントで、精神的にも相当疲れています。 まずそこを癒してあげましょう。 公立を控えているお子さんも、自分で考え、リズムを整え、 やがて次の大きな目標に向かい動き出します。 無理に言葉をぶつけたり、背を押したりしなくても、 自然と自分のすべきことをやり始めます。 発表までは落ち着きませんが、 試験後もお子さんとはいつもどおりに普通に接し、 普通の会話をすればいいのです。 明日の朝、 お子さんも「行ってきます」と元気に出掛けていくでしょう。 お子さんたちにはよく親に感謝しなさいと語っていますが、 私の感じる範囲では、みんなちゃんと感謝していますよ。 親子という最も身近な人との言葉のやり取りが、 何だかんだ文句を言いながらも、一番落ち着くのです。 一番嬉しいのです。 一番励みになるのです。 「行ってらっしゃい」と元気に語ってあげてください。 笑顔が似合うエネルギーをぶつけてあげてください。 明日の主役はお子さんです。
2012.01.21
入試直前なので、 以前に書いた試験の受け方のヒントを再掲しておく。 私立入試用にまとめたものではないが、 基本は同じだ。 答案がマークシートならば、その埋め方を慎重に行う。 大問ごとにマークするなどし、 絶対にまとめて一気にマークはしないことだ。 万が一ずれると大変なことになる。 以下のヒントをよく見て、自分の入試に役立てて欲しい。 もちろん公立入試にも通用する内容だ。 ・・・・・・・ 『テストについての2章』 1章 【テストの受け方】 テストを受ける時に何よりも大事なことは、 「問題を丁寧に読み、ゆっくり慎重に解いていく」ことだ。 そして、「問われていることに忠実に解答していく」ことだ。 本当につまらないミスでいつも減点される生徒がいるが、 そのほとんどは、よく問題を読まずに慌てて解答しているからだ。 「問題と設問に沿って答える」 その基本をもう一度見直して欲しい。 試験に君の主観はいらないのである。 では、読み間違いや読み落としを防ぎ、 点を取っていくにはどうしたらいいのだろうか。 一番いい方法は、 問題文のキーワードや数値、問いの語尾などに線を引き、 あるいは自分専用の印を書き入れ、 確認しながら解いていくことだ。 これは頭では分かっていても、なかなか実際には出来ないことが多い。 手を抜いて目で追ってしまった部分から、ミスは出やすい。 ぜひ意識して問題への線引きをして欲しいと思う。 また、テストを受ける時の心得として大切なことがある。 それは、 「試験は答案で決まる」ということだ。 どんなに知ってても、どんなにその分野に詳しくても、 どんなに解答練習を積んでいても、 答案用紙に正解が書けていなければバツなのだ。 それは何も知らない仲間と同じ判定を受けることを意味する。 だから答案の精度には細心の注意をはらって欲しい。 記述問題なども、空欄のまま終えてはいけない。 白紙はゼロだが、書き込めば部分点がもらえるかも知れない。 もちろん誤字もダメだ。 漢字に自信がないときはどうするのか、 事前に自分としての基準を決めておくべきだろう。 漢字のミスが3つもあれば10点変わるということを、 君たちはもっと厳しく認識すべきだと思う。 おっちょこちょいの君は、 これらを忠実に守って解いてみるといい。 特に線や印を書きながら解くことを忘れずに。 2章 【テスト当日のタブー集】 テストで良い結果を出すために、準備をしてきた。 でもこれで果たして何点取れるのか。 平均点は行くだろうか。 前回は失敗したので今回は何とかしたい。 やった所が出なかったらどうしよう。 何だかとても心配だ。 試験の日は、みんな同じ条件だ。 君が心配で何だか緊張しているのなら、 隣のヤツも前のヤツもみんな同じく緊張しているもの。 だからあまり考えずに、普通にしていればいい。 テスト当日にやってはいけないことを書くので、 よく見ておこう。 当日はあれこれと荷物を持っていかない。 欲張りカバンに詰め込んでも、結局見ている時間はない。 「量=不安の象徴」になるだけだ。 頭脳の点検と補助としての道具だけに絞り込もう。 試験前に友達と問題の出し合いをしてはいけない。 直前は自分のすべき課題と向き合い、最終チェックをする時間。 それも軽くでいい。 友とクイズ合戦しても何の利点もない。 しかも試験は口頭ではなく、筆記だということを知ろう。 社・理に関しては、教科書を疎かにしてはいけない。 「はい仕舞って」の直前に目を通すべきは教科書だ。 漢字筆記、図やイラスト、表、写真、欄外データなどをしっかり見ておこう。 何かが必ず出る。 問題用紙を丁寧に扱ってはいけない。 問題は自由に折り、線や記号をどんどん書き入れる。 回収される問題でなければ、二つに切ったって構わない。 そうすることで見易くなることもある。 絶対にすべき点検を忘れてはいけない。 英単語のスペル、大文字小文字、漢字の筆記、簡単な計算の符合など。 問題文は何を質問しているのか、そしてそれに沿った解答をしているか。 短文記述の語尾などが、問いに沿ったものになっているか。 答案を消した時に、他の解答まで消されていないか。 これらは必修だ。 終了時間直前まで新しい問いを解いていてはいけない。 絶対に見直しの時間を設けるべきだ。 目安は終了10分前。優先的に行う。 見直し後に時間が余れば、未解答の問題に向き合えばいい。 科目間の休憩中に、前の科目の答え合わせをしてはいけない。 教科書で点検したり、仲間に訊いたりするのは愚の骨頂だ。 合っていても間違えていても、何のプラスもないことを知ろう。 貴重なつなぎの時間は、次の科目に活かすべきものだ。 答え確認の3分間で、次の試験のチェックが幾つ出来るか考えよう。 あと、意識して姿勢を良くすると、集中力が増す。 体が曲がっていたり、猫背だったり、頬杖をついたりはやめよう。 椅子に深く座り、胸を張りアゴを引いてみよう。 脳への血行が良くなり、機能が数段上昇するはずだ。 集中力を保つには、脳の休憩も必要。 休憩中は目を閉じ、適度に頭を休めることも忘れずに。 まとめておこう。 慌てずにまずしっかりと解答用紙に名前等を書く。 問題を丁寧に読み、ゆっくり慎重に解いていく。 主観を捨て、問われていることに忠実に解答していく。 問題文のキーワードや数値、問いの語尾などに線や印を書き、 確認しながら解いていく。 試験は答案で決まる以上、答案の書き込みに細心の注意を払う。 書けない記述も何かしら考えて埋め、部分点を狙う。 漢字の書き間違いは絶対になくす。 当日はあれこれと荷物を持っていかない。 試験前に友達と問題の出し合いをしてはいけない。 社・理に関しては、教科書を疎かにしてはいけない。 問題用紙には確認しながらどんどん書き込むべきで、 決して丁寧に扱ってはいけない。 誤字や計算など、絶対にすべき点検を忘れてはいけない。 終了時間直前は見直しに徹し、新しい問いを解いていてはいけない。 科目間の休憩中に、前の科目の答え合わせをしてはいけない。 悪い姿勢で解いてはいけない。 休憩時間まであまり頭を使ってはいけない。 以上。
2012.01.21
明日土曜の教室の自習開放時間は、 10時30分~16時30分とします。 大半が私立入試前日にあたるため、 無理のない範囲で活用してください。 とりあえず連絡のみです。
2012.01.20
「受験の心得」を今年も書いた。 当事者が誰なのか。 誰のための情報であり、誰のための言葉なのか。 それをよく考え確認し、しっかりと入試に役立てて欲しい。 合格発表後の連絡や、当ブログとの連携など、 大事な決まりごとも書いている。 肝心な入試の段階で、塾との連携にロスが生じることのないように、 受験生はしっかりとチェックし、 指示に従い、揃って正しい行動を示していただきたい。 携帯で撮影保存してもいい。 大事なタイミングだけに、真剣に対応を。 生徒たちの帰り際を観察していたが、 まったく見ないで帰って行った受験生がいた。 一瞥もせずに素通りである。 もう長いことやっている男子だ。 掲示は確認するよう何度も指導してきたはずなのに、 肝心な本番でもこの調子である。 塾を活用しきれずに自分が不利になる。 その原因がそこにあることに、最後こそは気付いて欲しかった。 せっかく書いた言葉も情報も大事な連絡も、君には届かなかったな。 残念だ。 さて、ボードにも書いたが、 私立の合否結果は、発表当日に塾に連絡を入れることになっている。 メールか電話か、もしくは直接教室に来て報告するように。 メールアドレスも掲示しているので、 こういうときこそ活用を。 20日金曜から日曜にかけて天気が崩れるようだ。 雪景色も見られるそうなので、 外出時には防寒対策をし、凍結した路面での怪我には注意して欲しい。 入試初日に当たる日曜朝までに、 受験生へのメッセージを幾つか書く。 しっかり見て本番に役立てて欲しいと思う。
2012.01.20
希望校状況調査の結果が先日の新聞に載りました。 私立高校の募集人員、出願状況なども載っていました。 これから先は公立高校の実際の出願人数、変更後の確定人数、 さらに試験当日の記事、入試問題、問題分析と、 様々な情報が新聞を通じて発表されます。 現在の中2生のご家庭では、 これらの情報は安易に捨てずに保管しておきましょう。 数値は高校研究し志望校を確定していく上で、 大事な資料となります。 新聞をとっていないご家庭は、 できれば受験学年の1年間だけでもとることをお勧めしますが、 それも無理ならば、 教育委員会のHPから定期的に情報収集をしてください。 現在はまだ中3生たちが受験の主役ですが、 そこで提供される情報や「もの」には、 時期が限定されたものがかなりあります。 逃すと自分の本番の時まで入手できないようなものは、 注意が必要です。 例えば、書店の学習参考書コーナーです。 今はちょうど入試の追い込み期なので、 受験情報、入試予想問題、過去問、総まとめ教材、 要点集などがずらっと並んでいますが、 入試が終わるころには、これらはほとんど撤去されてしまいます。 教科書ガイドや準拠ものばかりになり、なかなか手に入らなくなるので、 今のうちに必要なものは購入しておくといいでしょう。 私は要点集を勧めます。 入試に合わせた総仕上げ的な要点集は、 図表や資料を使い、重点が上手くまとまっています。 これを3年になる前に手に入れることで、 早期に1・2年の要点総チェックができ、 さらに3年で習う何が重要なのかが、先に要点として学べます。 今後増えてくる北辰や模試の対策としても威力を発揮するので、 けっこうオススメです。 私が言っているのは学年ごとの要点集ではなく、 入試用の直前仕上げ的な要点集のことです。 注意したいのは、これらは春になると書店から消えるということです。 そしてまた年末くらいまで出てきません。 ちょっと気になったなら、書店を覗いてみましょう。 社会・理科・英語などは、持っていて損はないと思います。
2012.01.19
私立入試前の残された日はあと3日。 果たして大丈夫なのかと不安な受験生も多いだろう。 人生最初の「入学試験」だから緊張もするだろうが、 私立入試はあまり構えずに力を抜いて受け止めよう。 単願であれ併願であれ、 事前に相談会で打ち合わせ、担当者の言葉を貰っているのなら、 その内容に沿った結果が待っている。 そのための個別相談なのである。 だから当日も普段のままに普通に受検すればいいのである。 不安がったり、舞い上がったりする必要はまったくない。 1月10日に私立入試前の期間の過ごし方として、 大事なことを書いた。 教室の連絡ボードにも「受験生は必ず見るように」と書いて告知したが、 全員確認し、自身へのヒントとしてくれただろうか。 公立を本命とする生徒にとっての私立入試は、 スケジュール上の通過点でしかない。 併願とはそういうものだ。 だから本命を常に視野に入れ、 計画に沿ってこなし、リズムを狂わせないように注意しよう。 通過点で舞い上がっている場合ではないということだ。 私立単願の受験生は、試験日が気合のピークになるように、 今からしっかりと助走を始めよう。 本番に合わせ、時間を計って解く練習も必ずやっておきたい。 文学史・故事成語・発音アクセント・イディオムなど、 直前学習ではポイントが稼げる小ジャンルの強化を勧める。 まだ時間はある。 本番に向けて試験形式に慣れておくことが何よりも大切だ。 過去問はそのためにある。 解答用紙、問題用紙のパターンを知り、 十分に使いこなしておこう。
2012.01.18
ちっちぇえな 何だかなぁ こっちが情けなくなるぞ 誰だか知らんが今日の生徒だ 植物をいじくり折り曲げ パンフを持って行っては捨て 気持ちいいのかね 気に入らないことがあるなら 口があるだろ 頭もあるだろ 辞めたいんなら辞めりゃいいだろ 誰も止めねえよ お前さんが帰るとき散らかした現場 情けなかったぞ どうでもいいちっちぇえことしてねえでさ 大人になりな
2012.01.17
T西中の中3社会は、まだ「租税・財政」のところだ。 昨日もある生徒が、「社会保障」はまだ習っていないと言っていた。 困ったものだ。 何度も忠告してきたが、学校のペースに合わせるのではなく、 自分で先に最後まで学習してしまいなさい。 周辺の中学に比べて遅いということは、 リスクを背負っているのだということを自覚しよう。 国際関係・環境問題のラストまで教科書を通読し、 ワークの要点、図表などは早急に点検しておきたい。 でないと、過去問や予想問題などが解けないということが生じる。 いいか、受験生。 もうこの時期で「習ってません」という受け答えは、 恥ずかしいことだと自覚せよ。 もちろん塾の授業でも触れているが、 それも受け身で待っていてはいけない。 社会だけでなく、数学も理科も、ひと通り独学で押さえておくことだ。 結局やるのである。 すべてやってから入試なのである。 だから早く触れた方が有利なのだ。 押さえるべきページがどれだけか、考えてみよう。 テレビの時間があれば、相当はかどるはずだ。 受験生の学びのスタイルはもう、「習う」「教わる」ではなく、 自分で全体を修正し、仕上げ、完成させていく段階に入っている。 待って受け取るのではなく、 必要なものならば、自分から動いて奪い取りに行かなくてはならない。 何が必要か。 頭を働かそう。
2012.01.17
受験生たちに連絡だが、 今日と明日で出願・受験高校の最終確認を行う。 調査書も確定し、動向倍率も出て、 いよいよ腹を括るときだ。 大半の生徒が併願パターンを確定し、 発表や手続きなどを含む受験カレンダーを決めてきていると思う。 入試制度改正元年の今年は、何が起きるか分からない。 公立のみ一本で私立は無しという生徒は、さすがにいないだろうが、 第一志望校に安心して力が発揮できる日程と併願の組み立てを、 しっかり行って欲しい。 私立高校の出願はすでに始まっており、 もう締め切ったところも多いはずだ。 公立の最終決定に迷っていて、 1月の北辰結果などを踏まえ近日中に決めるのならば、 現時点での候補の2校を併記してもらうこととする。 単願、併願とも、 受験する高校名、学科、受験日を書いてもらい、 どこが第一志望校なのかを明記してもらうので、 よろしくお願いしたい。 「試験の日が分からない」 「学科をちゃんと覚えていない」 こういう生徒は居残りになり、 塾長の激震に見舞われる可能性が高いので、 注意しなさい。
2012.01.16
・・・・とにかく 今日という一日を頑張ってみよう 今このときを頑張ればそれだけ前に進める 確実に一歩二歩と前進できる 何もしなければ仲間が前に行くだろう 誰もがみな必死にエンジンを掛けてくるこの時 後悔だけはするなよ 今 目の前にある時間に何もしなければ 立場はどんどん後退していく だが 向き合い努力すれば 必ず前に進める 一歩でも 半歩でも 1センチでも前に進めるのだ 用語を覚えた分 解き方を知った分 ヒントを掴んだ分 強くなれるのである 今よりも可能性のある自分を掴むために さあ 何をしたらいい 己の力を信じよう ペンを握り 限られた時間に思いっきり汗をかいてみなさい エネルギーは今使い切るために 君の中を流れているのだよ・・・・ 目の前にある「すべきこと」を、 目の前にある「小さな時間」を、 君の責任で大切にこなしていくのだ。 どうすればいいと考えている間に、可能性はどんどん逃げて行く。 待っていてはいけない。 まず一歩なのである。 100段の石段を登るときに、君は50段先まで一気に跳ぶ方法を考えるか。 覚悟を決めて一段目を踏み込むのではないか。 100あったらまず「1」をやることだ。 そして、1ができたなら「2」をやるのだ。 今こそその大切さを知って欲しい。 一気に100を掴める者などいないのである。 100を掴んだ者にも、最初の「1」が必ずあった。 自分のために素敵な汗をかいてみよう。 今しかできないことに力を込めてみよう。 10段先を睨みながら。
2012.01.16
第2回目の進学希望状況調査では、 前回に対し普通科は2811人減少、人数比では92.7%であった。 11月前後の個別相談会にて、私立単願確定組が増えた影響が出ているようだ。 希望者実数の増減を見てみると、全体的に前回よりは減少した学校が多いが、 前回の数字を受けての動きなので、あまり意味はなさそうである。 周辺の普通科では、 浦和西 -154人 越ヶ谷 -130人 越谷北 -104人 越谷西 -90人 越谷南 -122人 草加 -72人 南稜 -70人 蕨 -80人 市立川口ー67人 市立浦和ー136人 浦和南 -107人 などに大きな減少が見られるが、 前回の高倍率による敬遠がかなり含まれている。 越ヶ谷はこれだけ減ってもまだ645人、 県立普通科で唯一2倍を超えている。 前回よりも目立って人数を増やしているところはあまりなく、 与野 +48人 草加西 +57人 ぐらいである。 倍率推移、募集枠の増減、今後の流入と流出予測などから、 出願時の倍率を推測すると、 2.0倍前後 市立浦和 1.8倍前後 越ヶ谷 1.7倍前後 蕨・市立川口・市立浦和南 1.6倍前後 川口・浦和西 1.5倍前後 川口北・越谷南・与野 1.4倍前後 越谷北・草加 という感じである。 入試がワンチャンスの元年だけに、 もう少し下位の高校へ流れて行く可能性もある。 その場合は0.1倍程度低く出ると思われる。 現在高倍率の市立浦和・越ヶ谷・蕨・浦和南・浦和西・川口北あたりの受け皿として、 市立川口・越谷南・川口・与野あたりは上位校からの流入が考えられる。 これらの高校の志願者が大幅に減ることは、まずないだろう。 倍率が高いのなら、当日の筆記力を研けばいいのである。 たった5点で順位は数十人変わる。 志望校倍率でああだこうだ言っている時間があったら、 とにかく仕上げ学習に注力しよう。
2012.01.15
色々と揃ってきました。 第一弾アップしましょう。 『受かるじゃが』 考えるもんですね。 「かる」が付いてればみんな「うかる」になるわけで・・・ でも旨そうだったりします。 『Vポテコ』 「ポテコを食べて試験にカテコ」となってます。 よく解りません。 『ウカ~ル元祖カレーかけ』 「試験に受か~る」ということで、お馴染みです。 「受か~る」の「~」がナイスですね。 チーズ味もあり。 『コアラのマーチ』 『Toppa(トッパ)』 こちらも数年前からありますね。 ちょっと飽きましたか・・・・ コアラは絶対に木から「落ちない」んだそうです。 『うカルピスキャンディー』 「3つの味で受かるピース!!」 勉強のおともには結構いいです。 『キットカット』 「キット勝」をもじって、毎年恒例ですね。 こちらは応援メッセージがチョコに書き込まれた新タイプ。 メッセージを書き込む紅白タイプもあります。 教室の合格祈願コーナーが、 今年も賑やかになってきました。 いよいよ追い込みも本番です。 毎年この追い込み期には、 合格・必勝のメッセージが込められた応援菓子を、 自習している受験生たちにそっと渡しています。 みんなの頑張りへの、塾からのプレゼントです。
2012.01.15
センター試験1日目ですね。 今日までに注ぎ込んだエネルギーが素敵な結果を生むよう、 ラストまで全力で走り切ってください。 今年は塾生にも受検者がいます。 いよいよ努力をスコアにして叩き出すときが来ましたね。 慌てずにぶつかっていこう。 3年前に高校進学とともに卒塾したメンバーたちも、 今年は大学受験。 卒塾後も何度も自習に来ていた6期生たちの奮闘を願っています。 N君、M君。 持てる力を出し切って、最後まで頑張れよ。 さて、昨日触れた自習の件ですが、 何とか大丈夫そうなので教室は開けます。 午前11時に開放し、午後5時30分までとします。 ぜひ活用してください。 受験生の意欲や頑張りには、 可能な限り応えてあげたいと思っています。
2012.01.14
今週は風邪をこじらし、特に木金は鼻と喉に来て最悪だった。 今もちょっと熱っぽい。 明日土曜は、塾は何時に開くかと複数の生徒に聞かれた。 学校が休みなので自習に使用したいのだろう。 みんなに答えたが、明日は開けられるかどうかちょっと微妙だ。 これから寝るが、翌朝の状態で判断したい。 開けられるのならこのブログを10時頃には更新し、 開ける時間帯を伝えたいと思う。 私立入試まで1週間となり、 みんなの意欲にはできるだけ応えてあげたいと思っている。
2012.01.13
状況調査が出ました。 教室では17時過ぎから掲示し始めています。 生徒たちも結構見ていたようです。 こちらを開いて、該当をクリックしてください。 飽くまでも先月の時点での希望校です。 倍率に惑わされることなく、初志貫徹を忘れずに。 明日には三大新聞に載ると思います。 後ほど当ブログにても分析をする予定です。
2012.01.12
受験生たちに再確認するが、 入試に必要な道具はしっかりと確保できているだろうか。 文房具の点検をし、欠けている物があれば至急揃える。 同時にペン入れの中の不要なものを排除し、 最後の仕上げや入試本番に向けて必要なものだけを常に携行し、 実際に使い込んでいく練習が必要だ。 この使い込むということが大事で、 使い慣れた道具が常に揃っていることで、安心できるものなのである。 道具を揃えなさいと、特訓や対策の場でも何度も言ってきたが、 さあ、君のペン入れには、 コンパスや三角定規がしっかり入っているだろうか。 使いやすい鉛筆は確保できているだろうか。 消すと黒くなる小さな消しゴムではないか。 プリクラが貼ってある直定規を使っていないか。 入試要項をもう一度よく見て、態勢を整えて欲しい。 物がなければ戦えないのだ。 新学期早々に学校で模試があったと思う。 そういう模試はもちろん、過去問を解くことであれ自習であれ、 自分で定め用意した道具を使って向き合う、経験の場なのである。 校長会テストの場でコンパスを忘れた。 三角定規もない。 そんなことをしているようでは、入試に勝てないのだ。 一事が万事。 普段から道具を点検し、決められたものを愛用し、 魂を込めていって欲しい。 試験直前に100均で新品を買い揃えるのと、 心の在り方が違うのだということを理解しよう。 以下は、埼玉県公立高校の入試要項の抜粋である。 よく見てみよう。 (4) 携行品 受検票、鉛筆、消しゴム、三角定規、コンパス、弁当、 上ばき及び志願先高等学校長が指示するもの。 【検査時に使用を認めるもの】 ○鉛筆 ○消しゴム ○三角定規 ○コンパス ○計時機能のみの時計 【携行してはいけないもの】 ●受検に必要のないもの ●学力検査の公平性を損なうおそれのあるもの(例) 下敷き 分度器 文字、公式等が記入された定規 和歌や格言等が印刷された鉛筆 色鉛筆、蛍光ペン、ボールペン 計算機、計算機能や辞書機能等のある時計 携帯電話等の電子機器類(時計がわりの使用も認めない)(注意) 受検票は常に携行し、検査中は定められた場所に置くこと。 このように「シャーペン」や「直定規」は、 使えるリストには入っていない。 君は鉛筆で答案用紙に書く練習をしているだろうか。 鉛筆、消しゴム、三角定規、コンパスの四天皇に、 腕時計が揃っていれば大丈夫だ。 鉛筆はBか2Bくらいの濃さが理想(HBだとやや薄く、消しづらい)。 最低7本は揃えておく。 消しゴムは使いやすい大きさのものを、2個。 コンパスは粗悪なものは壊れやすいので、2つ欲しい。 入試直前に破損するかも知れないので、保険として用意しておこう。 勉強に必要な赤ペンやマーカーなどで膨らんだペン入れとは別に、 試験用としてもうひとつペン入れを用意してもいい。 そして解くときはその本番用を使い、慣らしていくのである。 受験生の授業のときには色々と観察しているが、 道具にまで受験意識が及んでいる生徒は、まだあまりいない。 10日後には私立の入試が控えており、 点検し揃えるべきいいタイミングだと思う。 何事も後手にならないことだ。 いいね。
2012.01.12
連日、受験生たちが自習に訪れ、 教室は幾つもの真剣な姿で溢れている。 自習については、これまで何度も勧めてきた。 イベントでも、対策でも、保護者会でも、 通信やこのブログでも、繰り返し伝えてきた。 それを受けて考え、自分を研こうとしている者がいる。 決まったメンバーでもいいのだ。 こうして誰かが動き、椅子が埋まっていくことで、 次に繋がる教室の流れが生まれていく。 受験生でまだ自習に来たことがない者は、ほんの数名だが、 ぜひ一度、自分を研く時間をつくりに来て欲しいと思う。 ここには、先輩たちが、君の兄や姉が使ってきた机がある。 目的を一つにして頑張り闘ってきた、 熱い記録がある。 ゴールまであと少しだ。 頑張ろう。 時間の一から十まですべて自分に投資できる。 目標に全力でぶつかって行ける。 カレンダーの日付を消しながら、強くなっていける。 そんな素敵な時期なのだ。
2012.01.11
私立入試までに残された日は、あと11日。 大丈夫だろうかと、不安でしょうがない受験生も多いだろう。 私立単願の生徒はいよいよ本番だ。 体調を崩さずにラストの仕上げを進めて欲しいと思う。 一方、私立を併願にしている公立本命の生徒たちは、 この期間の過ごし方がとても難しい。 気持ちが不安な私立入試に傾き、 公立入試に合わせた学習リズムが乱れることが多いのだ。 第一志望がどこなのかをよく考え、 日々の学習メニューを工夫しなければいけない。 毎年、公立高校受験生たちに語っている「この時期の大事なこと」を、 以下にまとめておく。 受験日程や残日数は少しズレているが、 伝えるべき部分は共通なので、趣旨を酌み取っていただきたい。 「3年前の1月17日の記事の補足記事」 「2年前の1月12日の記事」 「昨年の1月12日の記事」 の順である(一部内容修正あり)。 ・・・・・・・ 『苦言』 埼玉や東京の私立高校は22日が解禁日だ。 今日20日を含め、準備期間はあと2日しかない。 今週に入り受験生たちは、焦りと不安からか、 私立の問題を解く時間が増えた。 過去問を解き、何点だったとか、基準にあと何点だとか、 寸暇を惜しみ夢中になっている。 4択、5択のマークシート答案に丸を付け、 機械的に、その得点だけが目的になった紙片を重ねている。 ・・・忠告しておくよ。 君の第一志望校はそこなのかい。 君は公立高校を受けるのではなかったのかい。 自分の受ける私立高校がどんな問題を出題するのか、 事前に調べておくことは大切だ。 でも、確約をもらうということは、合格の約束を交わしたということ。 君のいつもの実力で答案を埋めれば、受かるということだ。 あと何点などと、不安がることもない。 傾向を見て、一回解いてみて、課題を埋める補強を少しやり、 あとは数年分にざっと目を通し、ラインやマーカーを加えていけばいい。 それを、鬼のように何枚もコピーを取り、 必死に、何時間も何日も延々と解きまくり、 やれ合格点だ、やれあと20点足りないなどと分析している。 時間は限られているのだよ。 君がどこを受けようが、公立へのカウントダウンは止まらない。 日程上最後の公立を受けるのなら、 常にそいつを意識に捉えていなければならない。 第一志望なのだろう。 ならば、毎日5教科の完成を目指し、修練を怠るな。 社会や理科の記述を究めなさい。 公立に向けた作文の練習をしなさい。 英作文の表現をファイルしなさい。 私立かぶれになり、理社が疎かになっていないか。 慎重に考えよ。 君はどこに行きたいのだ。 最後に控えた関門が目標ならば、 そいつをしっかりと掴んでいなければダメだ。 私立の対策を講じるにしても、 それは、公立の対策を行うという前提の上になくてはならない。 本命である公立の勉強は、君の日常であり、ルーチンなのだ。 年末特訓で学んだこと、冬期講習で得た大事なこと。 北辰を受け、補習を受け、自分の弱点に長期間取り組んできたこと。 その鞘を捨ててはいけない。 リズムや軸を乱してはいけない。 私立が終わったら公立にシフトするつもりというのなら、 それは違う。 君にとっての第一志望校はどこなのか。 もう一度よく考え、 今日からの時間の組み立てを見直してみなさい。 「木」 ばかり見すぎて、「森」 を知らない。 そんな流れを作るなよ。 1ヵ月後には、「森」 全体が問われる。 君の受験勉強のラストアンサーは、そこで問われるのだ。 だから、 私立2日前の今日も、 公立のための勉強をするのである。 ・・・・・・・ 『君のターゲットは何処にある』 22日の私立入試まで、あと9日となった。 私立に向けての対策勉強を強化し始める生徒も多いだろうが、 この期間に君は何をすべきか、慎重に考え過ごしていただきたい。 私立単願の生徒は別として、 公立を受ける生徒は公立が第一志望校のはずだ。 その視点を絶対に鈍らせてはいけない。 埼玉や東京の私立は確約さえ取れていれば、 普通に受験することで受かる仕組みになっている。 敢えて入念な対策などしなくてもいいのである。 すべきことは、過去問を開き、傾向や問いのパターン・難度などを確認し、 課題があれば軽く作戦を練っておく程度でいい。 それを正攻法で解き、6割出来ないと受からないなどと真剣になり、 私立向けの仕上げを強化しているのなら、 その貴重な時間を公立の得点力アップに注ぐべきだろう。 この話は毎年しているのだが、それでもまだ私立対策に夢中になり、 肝心な公立の「5教科型」の解法リズムを壊してしまう。 そんな生徒が必ず現れる。 今年から入試制度が改正され、日程的に私立と公立との間が短くなった。 今年は昨年までと違い、 私立の準備と並行して公立対策を仕上げていくべき年であり、 それをどう認識しているかという、 意識と作戦の重要性が問われる元年なのである。 今日も担当している生徒たちに言った。 公立の対策、特に「社会・理科」の最終仕上げを疎かにしてはいけない。 私立に夢中になる時間があったら、 社・理の暗記、定着確認、問題演習をしっかりこなしなさいと。 第一志望が公立高校なら、 5教科の全体力を上げることを、常にしっかり頭に入れていて欲しい。 カウントダウンの始まった1月中旬の今、 何を強化し、何に時間を費やすべきか、 常に冷静に優先順位を捉えていて欲しい。 君の戦う最終ステージが公立高校の入試ならば、 ターゲットはそこだ。 私立の入試はその通過点なのである。 社・理をだぶ付かせるなよ。 1週間疎遠にすると、取り戻すのに倍かかる。 そう肝に銘じ、適度な配分で私立までの日程を過ごして欲しい。 ・・・・・・・ 『公立の手綱を緩めるな』 私立高校の入試が10日後と迫ってきた。 過去問を手に自習する風景も増えてきたが、 一つだけ注意しておきたい。 大事な注意点だ。 最初の入試だから不安なのだろうが、 連日、丁寧に私立の過去問ばかり解き、 本命である公立の対策勉強を疎かにするなということだ。 絶対にしてはいけない。 私立単願やチャレンジ受験は別として、 併願確約が取れている私立に、入念に準備の時間を割く必要はない。 もちろん出題のパターン、問題量、傾向などを調べ、 それに合わせた最低限の対策は必要だが、 飽くまでも自分の弱点と照合させた強化学習程度で十分である。 確約とは、合格を前提とした約束なのだから、 普通に受ければ受かるということなのだ。 当日舞い上がらないように、過去の傾向を調べ暗記や練習を強化し、 解く時間配分を知り、マークシートや面接(あれば)の練習をし、 体調を整えておけば十分なのである。 そのことを知り、堂々としていよう。 大丈夫だろうかと、軸がぶれてはいけない。 軸がぶれると、肝心な公立受験に影響が出る。 第一志望が公立高校の者は、私立受験は通過点なのである。 目標は公立入試。 そのための強化学習は、毎日続けるのである。 いいですか、毎日ですよ。 私立ばかりに目が行き、長期間受験教科にない理科・社会を疎かにすると、 その後、リズムを取り戻すのに苦労することになるだろう。 毎年警告するのだが、そういう生徒が必ず出て来る。 目標地点はどこなのですか。 マラソンのゴール直前で、コースを逸れたり立ち止まって休んだりしますか。 しかも「理社は前期の切り札」であることを忘れてはいけない。 後期にない教科ゆえに、余計に大切なのである。 公立受験組にもう一度言うが、 私立入試に動揺し、舞い上がってはいけない。 本命が公立ならば、その試験日に自己のベストを調整していくのである。 私立はその過程にある通過点。 公立に向けた自分の「本筋の勉強の手綱」を緩めないことだ。 理科の計算も、社会の記述も、作文も、英作文も、 今週、来週共にしっかり練習する時間を取るべきだ。 1日3時間でも10日間なら30時間。 公立の関門に向け、どんなパワーアップが出来るか考えてみよう。 それは私立受験が終わってからでは、 もう取り戻せない時間なのである。
2012.01.10
今年もこれ・・・・ 使い始めました。 吉報を呼び込む縁起物です。 常に持ち歩き、そばに置き、一緒に合格を祈っています。 発表の日まで、あと・・・ ・・・私立は2週間。 公立は・・・ちょうど2か月。
2012.01.09
9日は祝日(成人の日)ですが、授業は普通に実施します。 学校の冬休みの最後の日だと思いますが、塾は先週から始まっています。 間違えないようにお願いします。 9日は正午から教室を開けます。 自習希望者はぜひ有効に活用してください。 冬期講習はすべて終了しましたが、 習ったことは必ず見直し・復習する時間を作ってください。 テキストも全部終わってなければ、自分で取り組み完成させましょう。 中途半端な完成は、中途半端な学力を作ります。 暗記すべき要点やリストも100%活用してください。 年末年始は連日多忙を極め、 郵便物やお知らせ等の作成が後手になってしまいました。 現在そのまとめ作業を行っております。 今回のレポートは2か月まとめたものになります。 今週中に大事な連絡物を郵送いたしますので、 よろしくお願いいたします。
2012.01.08
受験勉強の「追い込み」から「仕上げ」にかけて、 ぜひやっておきたい作業がある。 まあ、ぜひと言うよりも「必ずやるべきこと」なのだが、 学習内容を総ざらいし、知識の点検(チェック)を一気に行い、 曖昧な部分を少しでも確実にしていくということである。 毎年受験生たちに語っているのだが、 この時期に来たら新しいことを覚える前に、 まず、今頭に入っている情報を点検してみよう。 そして不完全な部分があったなら、修正を図るのだ。 一度取り組んだものを再度点検するのだから、 新しい情報をゼロから覚えるよりもかなり定着しやすい。 この直前期にはそういう作業を徹底して行い、 曖昧な「△」を確実な「〇」に変えていくのである。 不安だから知識を増やそうと、「×」を一所懸命覚えようとする者がいるが、 使える知識である「〇」にはなかなかならないものだ。 浅く広く手掛けるので、むしろ中途半端な「△」が増えてしまうことが多い。 時間も限られている以上、優先順位としては、 まず今の力を調べ、リカバリーを図っておくことが大事だろう。 実際の入試では「△」を一杯持っていても使えない。 だから「〇」にしていくのである。 「×」を「〇」にするよりも、「△」を「〇」にする方が、 圧倒的に労力も時間も少なくて済む。 入念に実力の点検をし、武器である「〇」を増やしていこう。 今「×」のものは、 それが一通り終わってから手掛けていけばいいのである。 やり方としては、一問一答や要点集が効力を発揮するだろう。 また、試験は書けて初めてマルがもらえる。 だから用語の漢字や英単語の筆記なども、 同時に点検しておかなくてはならない。 当たり前のことだが、当たり前だけに筆記は確実にしておきたい。 修正すべきものの専用リストを作成してみよう。 曖昧な「△」を確実な「〇」に。 今年も気になったので書いた。 ぜひ迅速に取り組んでいただきたい。
2012.01.07
何年か前、この時期に書いた。 学習というものは気持ちや姿勢がどうあるかで、 その表情を変えていくものだ。 学ぶ自由が与えられ、頑張れることができる。 そんな当たり前なことの裏には、感謝すべきことが幾つもある。 心を澄ましてみよう。 何が支えられていて、感謝すべきことなのか。 それがきっと分かると思う。 ・・・・・・・ 入試へのカウントダウンが始まりました。 最後まで努力を怠らず、 最高の状態を常に意識し続けてください。 そして、最高の状態で試験に臨んでください。 努力が輝くとき、 そんな瞬間は、人生に何度もない。 限界まで覚え、解き、 一人でも二人でも追い越し、 上に行けるよう、根性を見せてみなさい。 これから先の一か月で、どれだけ「かたち」を残せるか。 今日までの過程の汗の重みを感じ、 君が限界までチャレンジしていくのだ。 三年間通う高校を自力で勝ち取ろう。 すべてはこれから先の時間密度で決まる。 君が描くラストシーンは、 その先にある。 ・・・・・・・ 受験生に贈る 「赤いコメント」。 これは、今月生徒宅に送ったレポートに、実際に書き込んだものだ。 まだ、懲りずにやっている。 子供たちと学び、闘い、一緒に築いてきたものがある。 歴史は浅くとも、大きく深い日々の営みがある。 子供たちの歩みを辿ると、そこには、 語らずにいられない言葉が湧き上がってくる。 赤ペンを持ち、書きまくる。 生徒の顔を浮かべ、 生徒の仕草や空気を感じ取りながら。 お前はここを何とかしろ。 お前はこの点が心配だ。 そんなことを言葉にし、もう1000枚以上書いてきた。 本人が目にしなくても構わない。 悩んでいる君がいる。 笑っている君がいるから。 ペンを手に、メッセージを贈り続ける。 書かずにいられない、 自分の中の一連のストーリーがそこにある。 合格し、巣立っていくときに、私はいつもある言葉を添える。 「親に感謝しろよ」 「立派になって、親孝行するんだぞ」 きっと、今年もまた書くだろう。 約束事ではない、深い感情がそうさせる。 期待に溢れ、この教室を卒業していくときに、 そっと振り返り、自分を見つめてみる。 大切なことだと思う。 受験は一人で出来るものではない。 ここで仲間と語り、得たものがあるのなら、 それは親や家族の協力と、温かい理解があったから。 その感謝の気持ちを、旅立ちを機に探ってみる。 忘れてはいけない・・・・ 君はグングン成長していくだろう。 だがいつの時も、人に支えられ、守られながら、 君らしい瞬間を生きようとする。 身近な親への感謝は、 君の行動の軸として、もっとも大切にしなければならない。 感謝は素敵だ。 感謝の心は、人を和ませ、温かくする。 感謝の気持ちは、自分の芯を強くする。 親が心配していたら、 精一杯の笑顔で応えてあげよう。 それが何よりの恩返し。 忘れるなよ。 君を感じている人がそばにいることを。 受験の辛さは、 君だけのものじゃない。
2012.01.06
「25年埼玉県公立高校入試日程」 現中2生たちの入試日程である。 随分前に一度紹介しているが、残りの日数もだいぶ減った。 先輩たちがあと55日だから、 君たちの場合はあと420日程度だろうか。 420といっても、そのすべてを入試対策に使えるわけではない。 定期試験対策、 提出物作成、 実技教科の課題、 宿題、 体育祭とその準備、 合唱祭とその準備、 修学旅行、 日々の部活動、 大会と遠征、 進路相談、 面接練習、 高校個別相談会、 進路研究、 検定試験の学習、 病気療養など、 色々と計算すると、実質250日程度だと思っていい。 250日を5で割れば50日。 何と、1教科を50日で完成させなくてはならない。 しかもこれから習う未知の内容の習得も含めて、 すべて完成させるのに「1教科50日」なのである。 如何に日々の取り組みが大事か。 時間が経てば経つほど、 その意味が分かってくるだろう。 君は苦手にしている教科を、 これから習う単元を含め50日で完璧に仕上げられるのか。 不安なら、動きなさい。 すぐにでも道具を揃え、向き合いなさい。 時間は復元できないのだ。 先週の汗は変えられないのだ。 昨日覚えようとしただけなのか、それとも実際に覚えたのか。 君自身の記録を意識し大切にできるのは、 君しかいない。 もうじき先輩たちの入試が終わるが、 その日が、君たちが受験生と呼ばれる日だ。 14歳たちよ。 エネルギーを錆つかせるなよ。 どうすべきかのギアは、 君の手元にある。
2012.01.05
年末年始は慌ただしく、なかなか更新できませんでした。 新しい年が始まりましたが、 みなさん新年のスタートはいかがですか。 初詣に行かれた方も多いと思いますが、 年の初めに思い描いたことを実現できるように、 日々の一歩を大事にしていきましょう。 一歩の価値が解るのは本人だけです。 また、その一歩の価値を守れるのも本人だけです。 一か月、二か月と過ぎて振り返ったときに、 素敵な足跡がたくさん残っている。 そんな明日をぜひ実現してください。 夏の特訓参加者に渡した絵馬です。 新春を機に願いや誓いは込めましたか。 もしどこかに埋もれているなら、取り出し、 魂を吹き込んであげてくださいね。 教室は明日5日から授業が始まります。 木・金の生徒たちは日程を間違えないように、 定時にちゃんと来てください。 冬期講習(C)も明日から開始です。 自分の履修時刻を再確認してください。 また、通知表の提出を全学年にお願いしていますが、 回収率はまだ半分程度です。 未提出の人は学校の新学期が始まる前に、 忘れずに持参してくださいね。
2012.01.04
大晦日の教室は、9期生の受験生たちで溢れていました。 28日から4日連続で頑張り抜いた中3生もかなりいましたが、 みな一年の最後に相応しい頑張りを見せてくれました。 特訓の最後には恒例の検定試験を実施しました。 午後5時10分から第1回目を開始。 一発合格は7名と、例年になく順調でした。 2回、3回と繰り返す追試で、生徒はしだいに減り、 午後6時40分には残り6名、7時10分にはあと2名となりました。 開始から2時間半の7時40分、一旦打ち切り、 2名は正月明け塾の初日に、満点条件付きの再追試を行うことにしました。 最後まで走り抜け、検定に合格した生徒には、 今年も受験運を呼び込む「五入学」のお守りを手渡しました。 「学」駅に「入る(入場する)」が五枚。 「五入学」が「御入学」に通ずるというものです。 自分で袋の中に入れて、受験まで大事にしてください。 結構、ご利益がありますよ。 年末の努力はきっと何かのタイミングで役に立つ時がきます。 そのためには掴んだものを無駄にせず、 しっかりと記録し、確認チェックをしてくださいね。 追い込み期は、 「どれだけ得ることが出来るか」は確かに大切ですが、 「どれだけ失わないか」も、とても大切なのです。 この年末特訓で掴んだものを、ぜひ財産にしてください。
2012.01.02
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