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部活で外に出るときは、だいたい7時に学校集合です。 ぶうの場合、学校まで一時間、自己導尿で排泄してから活動開始なのでプラス20分は早く学校に入らなければなりません。 先週は、2回も「7時集合」でした。今の時期は、明るくなるのは6時半頃。ぶうは、始発の次の電車、5時40分に乗るので、本当に真っ暗、夜です。 一つは、去年の夏の大会等で地区大会から県大会に進んだ中・高が集合。3年生が抜けた後の、いわば「新人戦」が行われました。 場所は、県内でもまったく知らない 地区の新しいホール。どうしようか迷ったものの、パートがパーカッションに替わったことだし、ちょっと見に行こうか、と行ってみて、ちょっとびっくり。だだの顔合わせの演奏会かと思ったら、ちゃんと順位が付く、立派なコンクールだったのです。 さらに、驚くことには、先生はどうも部員に伏せていたらしく、ぶうたちさえ連れてこられて、初めて「どうもやばくねえ!」と知ったのです。 ぶうたちの高校は、長く低迷というか、真ん中で上出来、大満足クラスだったのですが、去年、顧問が替わって、大変身。いきなり県大会まで進んだのです。もちろんその上もありますが、今までのことを思ったら、県内の所属ブロックの中では、驚くべき出来事だったのです。今回の参加は、あの顧問先生の学校だからできたらしいのです。 プログラム見てびっくり!他県からも有名高校が参加してるし、とにかく目のくらむような中学校、高校ばかり・・・。 そして、結果は、これまたびっくり!参加高校中最下位でしたああ・・・。 先生は、あらかじめ予想してて、自分達の実力を思い知るため、連れて行ったのだろうと思われます。人数だって、強豪校は、ぶうの学校の部員数の4倍!!!もいるんです。そして、その高校のまわりに、これまた強豪中学がたくさんあるんですね。地区全体が吹奏が盛んで、層が厚い。本当に、思い知らされましたさ。 ところで、ちょっとうちだけがうれしいこと。 車いすの生徒は、他高にもいるんですよ。それも同じ障害で、赤ちゃんの時から知ってる幼なじみ。ぶうたちは、遠くから「おう」って言うだけだけど、母は「ここで会えたね」とちょっとしみじみしてしまいます。病院や患者会の集まりではなく、一般の高校生として、それぞれステージに立つなんて 、なんだかうれしい。 もっとも、あちらの高校は、県内屈指の、というより全国レベルの高校で、もちろん金賞。でも「最優秀」を逃したのは、大反省なのかもしれません。 もう一回は、県のブロック地区内の高校の音楽系部活動が集まっての新人音楽祭で、こちらは気軽に楽しめたそうです。(親は見に行けない) ここにも、車いすの子がいたそうで、やっぱりどんどん出かければ出会いがあるのかも。学校ごとに動くから、どこの学校の子なのかも分からなかったというけど、「車いす」同士、出会えたらうれしいよねぇ、どうなんだろう。親だけの気持ちかしら。
2010年01月24日
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今日は、ぶうの呼吸器外科外来、何も無ければ最終日でした。前回、ほぼ治っていたものの肺に水の影がまだ少しあったのです。今回診てたまった水の影がなければ完治。 結果は、VERY GOOD。レントゲンに横隔膜がはっきり現れ、肺もきれいに肋骨に囲まれていました。 年末に紛失した診療カードも保険証も無事、再発行され、難なく受付けをすませ、会計もOK。これで、この病院に来ることは「なし」、たぶん。 ところで大きな声では言えない、秘密があります・・・。デテキマシタ・・・。あはっ! 見つかりましたぁ! 診察券と保険証。あんなに捜したのに。ぶうの保険証や病院診察券を入れるポーチの中、奥深くの底に、二枚いっしょに・・・。いやああ・・・見たんだけどなあー、ここも。あの時は、こいつらいなかったぞー。ポーチの中のポケットの底だったから、あわてた目には入らなかったのかなあ・・・。 でも、保険証は、年末ぎりぎり警察に行ったり、おとうに申請してもらったり、年始には再発行されて手元にカードが届きました。いまさら、です。 そおおっと旧カードは隠しておきます。 はあ、よくなくすですよ。一番大切な、小児医療センターのカードもなくして再発行してもらてます。やっぱり後日出てきました。 なにもかも、ケイタイのように呼び出し音がなればいいのにな。
2010年01月15日
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年末の騒動、もう一つ。 ぶうの、気胸はたいしたことなく終わりそうで、安心しました。 呼吸器外科の先生が「お正月前にすっきりした気分になりたいでしょう」と、明日からお正月休みという12月末ぎりぎりに再度見てくださって、「血液検査の結果でも、体の中で炎症等悪いことが起きている兆しはなし。たまっていた水も減っています。もう今回の気胸については心配ないでしょう」と、いうことでした。 今後の「ホルン」については、「吹奏をやっている、いないにかかわらず、なるときはなるんですよ。やめたからといってならないわけじゃない。だから、禁止はしませんよ。続けてやって、もしまたなってしまったら、僕のところにいらっしゃい」 と、言ってくださいました。 顧問の先生と、その後話し合った結果、不安を抱えたまま吹いてるのもどうか、ということで、ぶうはパーカッションパートに移ることになりました。 「なってしまった」時が重要な大会・コンクール前だったりしたら、本当に大変ですし、ぶうもいつなるか怖いだろうし、まあパーカスは、中学のときもやってましたから、多少は慣れているのです。 と「気胸」については、一件落着なのですが、この診察の前日から、おかあは一人、孤独な「大騒ぎ」をしていたのです。☆☆☆☆☆ ぶうが気胸で、呼吸器外来に初めて行ってから一週間後に、年末最後の再診。 必要なものは、診察券。前回見せてるから今回保険証はいらないけど、年明け早々小児医療センターで定期の診察があるから絶対必要なのよーーー。どこかなー。 ???ない。ない、ない、なーーーい!! 診察券も保険証も、ない。 いつも診察券や保険証を入れとくケースにも、バックの中にも、散らかったテーブルの上にもごちゃごちゃの引き出しの中にも。 絶対あるはず、どっかに。 車の中? ない。ぶうの車いすのバックのポケット? ない。オーバーのポケット、ぶうのリュック・・・ない。再度、ケース、リュック、ひっくり返す、ない。テーブル端から端まで、あっちこっち引き出し、ない。車~玄関~リビング・・・前回の行動の記憶をたどってみるけどない。 ないよ、ないよ。夜中、一人探し回って、ない。「次の朝になれば、目先変わって『あ、こんなところにあったか』となるだろう・・・」ひとまず就寝・・・zzzz。 ところが、次の日になっても、やっぱりないのだ、どこにも。 病院で落とした? 病院に出かける前に、保険証が届いてないか病院に電話。 「届いてません」。ええぇぇぇーーー!!! どこいったんだ。 診察券は、たぶんすぐ再発行してもらえるだろうけど、保険証はまずいよー。 前回、すぐ学校に向かおうと、病院のレシートとカード類を手に持ったまま車にあわててもどったなー。車のキーを出したり、ぶうを車に乗るのを手伝ったり・・・そんな時手から離れたかも? 保険証はやばいよねー。何か悪事に使われるかも? だいたいぶうだもの、何かあったらどうするさ。 所属の保険組合に、「紛失・再発行」はどうしたらよいか問い合わせると「警察に遺失物届を出して」とのこと。その後、職場の総務においてある「再発行願」を書くんだって。提出後2,3日で手元に届くという。 ひゃーー、警察だってさぁ。だけど、このままずっと探してるわけにはいかないのだ。時間はもう予約の時間ぎりぎり、ぶうを呼吸器外来に連れて行かねば。 おとうに、「やっぱり手を尽くしても発見されず。総務にて再発行の手続きをされたし」の連絡して、病院へ。再度、届いてないか聞くも発見されず。 ぶうの「気胸」の結果は良好、私の気持ちは、万事休すで行き詰まり、どん底。まったくあきれる、自分に。ばかっ! 病院の後にぶうを、部活に送っていった後、すごすごと警察出頭。 とにかく、今日はどこもかしこも年末最終日。今日中におとうに手続きしてもらわないと、年明け早々の診察に間に合わないし、何があるかわからない、ぶうなんだから。そう、誰のものでもない、ぶうの保険証をなくしたというのが、許せない。ばかっ×2。 「遺失物届」は、事情をちょっと聞かれて書類書いて、警察のほうで届けられてるものチェックして「届いてないですね」と、受理完了。そのとき、番号が付くので、その番号を申請書類に記入するべく、おとうに連絡。「まったく、本当にちゃんと探したのかよぉー」と言いつつ、保険証のことだから急いで手続きしてくれたっす。 警察署の係りの人は、親切、とっても親身じゃった・・・。あんまりがっかりしてたから、かなぁー。 これで、「保険証」は、紛失、消滅。再発行を待つのみ。そして、一人大騒ぎに一応終止符。 でも「がっかり」からは立ち直れないよー。ばかっ×3。
2010年01月08日
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あけまして、おめでとうございます! といっても、もうすっかり明けきってしまいました・・・。 どっぷり2010年ではありますが、ちょっと昨年末のことを少し。 定期演奏会直前で「気胸」になってしまったぶうは、担当のホルンを吹きまねで参加することにしました。 2学期終了してからは、演奏会目指して朝8時から夜8時までみっちり練習でしたが、ぶうは「胸が重い」と午後からしか出られませんでした。ちょっと、最後がしっぽ切れになってしまいましたが、とにっかく気持ちは、ステージ! 当日は、こんなにお客様が並びました。 昨年までは、運動部員が一番前に陣取り、蛮声はりあげ応援して、うしろに家族がぱらぱらだったそうです。この列を見て、「考えられない!」と関係者から声が聞こえました。急遽、先生が「最後尾はここです」のカードを掲げて持ったくらいです。 指導者が変わって、一年たたずに中学から楽器で推薦を受けたい生徒さんがたくさん見学に来る、他高校吹奏部からもたくさん来る、前任校の生徒さん、OB、その父兄等々、次から次へと人が来るんです。はっきりぶうたちの指導者はただ者ではない、と目の当たりにした思いでした。 演奏会は、クリスマスメドレーなど、軽く楽しい曲の第一部、劇やダンス、ドリル(演奏しながら曲にあわせて隊形を変えていく)、コーラスなどを交えたバラエティーの第二部、きっちり聞かせる第三部で構成されてました。 ぶうは、第一・三部はホルンをぷかぷか吹きまねし、第二部はダンスやドリルは不可能なので、ここではもともとパーカッション担当でした。 このシルエット、左でサスペンダー・シンバルをたたいているのはぶうです。 できは、んんん。。。 皆さんに申し訳ない!打楽器は、なんといってもリズム。これが狂うと歩けないぞ。最後の練習不足か、ちょっと合わんかった・・・。 でも、唯一本当のぶうの音。これだけでも、こちらはうれしい!、でもまわりは? 全員での合唱は、「COSMOS」という曲で、 「みんな、宇宙の星なんだ 百億年の歴史が体に流れている 生きるんだ、命を燃やそう みんな みんな♪」 という歌詞があり、一列に並んだ中にぶうがいて「百億の歴史が体に流れている、生きるんだ! みんな みんな」と歌うのは、感動でした。 全部で何曲演奏したのかわからないほど、たくさんの曲が流れ、それがどこにも破綻が無い、舞台の隅々まで神経が行き届いている、今までアマチュアでは見たことの無い高いレベルの演奏会でした・・・。 演奏終了後、出口に並んだ部員たちに、「感激でした!!」「すばらしい」とたくさんの人が声をかけてくださって、ロビーが人でいっぱいになってしまったくらいです。みんな満足の笑顔で、こちらもちょっと、鼻が高く感じました(音出してないけど) 特にお年よりは、車いすでがんばってると、ぶうに丁寧にお褒めの言葉をくださいました。 「ありがとうございます!」と、ぶうは、あいさつ。「だって、夢を壊せないじゃん」 校長先生も「すばらしい演奏会でした!実に質が高い!厳しい練習の成果ですねー。それに、ぶう君のようにハンディのある生徒も一緒だというところが、さらにすばらいい、と私は思うんです」と言ってくださいました。やっぱり「あはは、ぶうは実は吹きまねなんですよ」とは、言えませんでした。(校長先生、ごめんなさい!だましたわけではないんです、先生の感動に水をさしたくなかったんです) 「ありがとうございます!!! 一緒にやろう、と言ってくださった顧問の先生、まかせておけ、と胸をたたいた先輩たちのおかげです!!!」 それにしても、演奏会、すごい。どれだけの練習をしたのか・・・・。 去年まで、ブンチャ、ブンチャとざっくばらんな演奏だった部で、バーベキューしたり流しそうめんしたりするそうだ、と楽しむ目的で集まった部員は、今年、大きく方向転換。芸術の高みを目指して、とことん努力する吹奏のシモベに大変身したのです。 親も正直びっくりです。この先、どうなるの。 来年は、推薦で最初からうまい生徒さんがたくさん入ってくるでしょう。 がらくた部員で、しゃかりきがんばった最初で最後の演奏会なのかもしれません。 ここに参加できたことに、感謝!かな。
2010年01月07日
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