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本命は公立ながら、たった一つ、「挑戦」で受けた私立、合格しましたぁ・・・。ぶうの受験番号がありました・・・。 直前の判定テストは「D判定」。過去問も、思うように解けず、「どうしよう、受かりたいんだよー」と泣きが入ることもしばしば。この高校は、ぶうの実力ではなかなか難しく、塾でも「受かればラッキーと思って」と言われていました。 試験が終わった後の答え合わせも、なかなか・・・びみょー。ちょっとこれでは・・・。 発表は、前日までさんざん迷ってーー、おかあが見に行く、ぶうも行きたい、え、二人で?ほとんどの人が合格書類をもらって帰るのにうちは悲しい顔して二人ですごすご帰るんだよーー、同じ中学の子のママから声かけられたらおかあは倒れるーー結局、おとうが仕事を半休することになりました。 朝、受験した高校の近くのスーパーの駐車場に車を停めて、おとうに見に行ってもらい、ケイタイを握り締めていました。 そして、連絡!「あったよ!! あった!! 間違いないよ」「本当?本当に?ぶうの番号?」そして号泣。 ぶうは淡々。「あ、そう?泣くほどじゃないよ」ってさ。 またおとうからメール。「よく見たら、落ちてる番号ってないじゃん。びっくりした、1からずーーーーっと1000いくつまで順番に番号ならんでるだけだよ」 そう、まあね、多くの公立組が「止め」にする高校だからさ。一学年最終的には400人くらいになるらしいけど、毎年1300人くらい受けて1300人くらい合格するんです。でもやっぱり「全員合格」ではなく、何人かは「不合格」。一人でも落ちるならぶうの可能性大、というのがぶうの実力です。 でも、受けるところがここしかない、それが受験の理由です。本命の公立高も「確実」とはとても言えず。ここもあそこも落ちたら、どうしたらいい? 特別支援校の入試も公立高と一緒なのでかけることはできません。一生懸命「高校生になりたい」とがんばっているぶうに受験をあきらめさせることはできません。「二次募集とかはありませんか?一般入試が終わった後入る審査はありませんか?」と支援校に聞いたこともありました。「ありえません。一年くらいなんでもありませんよ。来年希望して下さい」という返事でした。中学でも似たようなこと、言われました。「浪人したらいい」って。 ぶうは泣いたり指を傷つけたり、頭痛もしょっちゅう。こんな状態をあと一年は続けられない。 そんなことだったので、この私立の合格は、ひとつ不安が解消されたということで、本当にうちには大きな意味のあるハッピーな「事件」なんです。 結果を聞いてから、ぶうとおかあも実際見に行ったのですが、ぶうが想像していた「やった!」と喜びさけぶ受験生、胴上げもある?なんてのはもちろんなく、皆さんさほどうれしそうでもなく、「はい、ありました」と番号確認して合格書類をもらって帰ります。 「やった!」とか言ってんのうちだけじゃん、って。まあまあそう言わず。あんなにつらかったんだから。受かったのと落ちたんでは、天国と地獄だよ。 とにかく、間違いがあってはいけない。一時払い4万円也、すぐ振りこみましたさ。 心配してくださった方々、ものすごくつらかったけど一つ合格しました。応援、ありがとうございました。 まだ、本当に行きたい高校はこれからですが、ひとつ受かったのは本当にうれしい。なんとかぶうが高校生になれる道はできたんですから。 また、明日から本命目指してがんばるぶうです。
2009年01月31日
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やっとお目見えですよー。 部屋にぐるりとつるした洗濯物も、これで外に出せます。「昭和の女」ですから、私、洗濯物はお日様に当てないとなんか「いけない」気がしてしまうんです。あ、でもそれは冬はカラカラ、空っ風の太平洋側のかざつなきめの粗い育ちだからかもしれません。 ぶうは、雨だと自分では外に出られないので、解き放たれたワンコの気分。 家の周りから、ショッピングセンター、休日の学校ぐるりと大喜びで、駆け回りました(by車いす^_^;)。
2009年01月26日
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ぶうの塾のお迎え、夜八時。 日中は小雨が降ったりやんだりでしたが、雨がやんで夕方からなんだか生暖かくなってきました。 そして日が暮れて、もわもわと湧き上がってきましたよ。霧、それも特上に濃いやつです。じっとり重い湿度の気配がします。 運転してると、先に行った車の赤いテールランプがポッと霧の闇の中に消えてしまいます。いつも見えてるスーパーの明かりもぼんやり。「やばいじゃん、帰れるの?」ってぶう。「話しかけるな!道が見えないんだから」ハンドルにしがみついて必死で帰って来ました。10分もかからない距離なのに、夜、こんなに見通し悪く怖い思いをしたのは初めてです。 この霧さえ晴れれば輝く太陽が・・・と思いきや、朝、カーテン開けたらまたどよ~ん。予報は晴れだって言うのに、どう見ても小雨ふってるし、ん?雪まじりかも? あーあ、ぶうの塾の受験前・最終実力テスト、この一年で最低点だってさ。あれ~?冬期講習、半端なく高かったー。どこに行ったの、その効果は。「今回はむずかしかったんだよ」って言うけどさ、「平均点」ってものがあってさ、偏差値出るし。「維持」じゃなくて「下降」ってさあ・・・。 でも、もう言わない。ぶうはびくびくしてるし。テストが終わって、帰ってきて泣いてたのも知ってる。 いけないいけない、深い不安の闇に落ちてしまう! 受験対策より洗濯物対策だ! とにかく、一番ファンヒーターで暖かいリビングに広げるさ。カーテンレールに7枚シャツやジャージ、ハンガーでつるして、タオル類やシャツも角ハンガー3つ。まるでアジアのどっかのおみやげ物屋さんみたい。湿気たっぷりで、風邪知らずってか
2009年01月24日
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今、私立高校入試の真っ盛りです。 ぶうも挑戦、一校、願書提出しました。数少ない車いすでもOKの高校です。住んでる市内は、偏差値70以上の高校しか受け入れないので、少し遠いですが隣の市まで受けに行きます。 中学は、受験票の書き方まで指導します。鉛筆で下書きして、先生にチェックを受けて、OKならペン書きします。 ぶうのようにハンディがあると、事前に伝えなければならないことがいくつかあります。 私立は、多くが3科目受験です。心配なのは、なんといってもトイレです。普通に教室の中に入り込んだら、休み時間に出るのにがたがたとほかの受験生にも迷惑をかけてしまうように思います。車いす用トイレの近くの席にお願いしなくてはなりません。 こういうこと、中学はノータッチです。高校に聞いたら「中学の先生から言ったらよいでしょう」というので、ぶうが頼んでも「あ、忘れた」、親が手紙を書いても「あ、忙しくて忘れた」。結局願書提出日に、親が言いました。 本当に、ちょっとめんどくさい受験は、学校選びから手続きから交渉まで、中学はノータッチなんだと、また思い知らされました。本当に中学に連絡しただけむかつきましたよ。 受験は「保健室受験で」ということになりました。各階に車いす用トイレはあるし、バリアフリーの校舎だし、ぶうが車いすで願書提出に並んでも、何もリアクションなし。自然です。普通です。ありがたいです。 でも、「入学」も点数しかありません。 チャレンジ、チャレンジ・・・・。 公立の願書提出までにはまだ時間がありますが、受験の意志があるなら、願書提出までに希望高校に「特別配慮申請書」を提出します。用紙は、自分で県教育委員会のHPからダウンロードします。(中学はそんなことしてくれませんし、興味なしです)書くのは親です。 やっぱり、内容の第一は「席を車いす用トイレの近くにしてください」です。それから「障害者用トイレを使う受験生がほかにもいた場合、時間を調節してください」「導尿のため、カテーテル、紙おむつ等を使用します。それらを入れた袋を持参します」ということも断っておきました。 これを持って、ぶうと二人、早退して高校に持って行きました。高校は、ものすごく好意的で、丁寧にぶうの障害の状況を聞いてくれて、ちょっと感激でした。ニコニコとした穏やかな教頭先生にほっとしたのですが、でも、こんなに笑顔でも入試は容赦なく落とすのだ、と思うと、こちらはどうしても顔引きつります。 これを提出すると、高校側は中学に連絡して生徒の状況を把握して、「申請」に対する対策を考えて「答え」を文書で返信してくれます。今、公立の入試は、内申重視の前期と5科目試験の後期、2回あります。前期で受かれば一回ですが、ぶうは前期は望み薄、後期にすべてをかけます。よって、2回、「特別配慮申請」も必要です。 そのほかに、「自己申告書」を提出します。これは願書と一緒です。自分の障害を具体的に自分で説明します。(自分で書ければです)「二分脊椎症」により下肢麻痺で車いすであること、直腸膀胱障害で、排泄は自己導尿であること、自分で動けるし排泄も自分でできるので介助はいらないこと、この高校にものすごく入りたい等を、ぶうが書きました。これは、中学に見せる必要はありません。 特別配慮申請書も自己申告書も、自分で内容を考えなくてはなりません。近所にたまたまハンディがあって、公立高校に進んだ方がいたので、文書のダウンロードから申請までの過程まで相談にのってもらいました。 公立は制度は、あらゆる障害に対応し、すべての人が受けられるようになっています。 ただし、入学は「関門」を通ったら、です。やっぱり。 願書提出、文書準備等々、ぶうの受験の船はスタートし、まわりでは合否が出始めています。ぶうの船はどこに流れて行くでしょうーーー。
2009年01月20日
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毎日寒いし、ぶうの受験の手続きとか、特別に申請しなくてはならない文書作りとか、煩雑な用が多くてクサクサしていた時、ちょっと、うれしいことがありました。 コンビニでばったり、ぶうの幼なじみの女の子、というか、家が近所で小・中同じで、部活も一緒の子に会いました。小学校の低学年の時こそ一緒に登下校しましたが、その後は普通に男の子と女の子ですから、別行動です。でも、気持ちが優しく、正義感が強い、そして女の子としては、さっぱりとしたなかなかいい子です。 思春期になって、知ってるおばちゃんからはさっと逃げていく子が多い中、「あ、おはようございまーす」と言ってくれました。 「受験勉強、進んでる?」「はあ、お母さんから怒られてばっかり」 なんて話してて、ふとぶうのこと、聞いてみようと思ったんです。 時間が経ってもやっぱり、「誰からも相手にされてない」「声をかけるやつもいない」「介助されるのが当たり前と思ってる、横柄だ」等々、担任から言われたことは、深く胸の奥に沈殿しています。 クラスは違うけれど、この子なら部活での様子は隠さず教えてくれると思ったんです。 部活でも「困ったやつ」だったら、その具合を教えてくれるでしょう。 「ねえ、部活でぶうって、けっこう浮いてた?なんていうか周りが見えなくて、自分勝手でみんないやな思いしたかなあ」(本当に恐る恐る・・・聞きました) 「ええーーー、誰がそんなこと言ったんですか?」「ぶうの担任・・・」 「クラスは分からないけど、少なくとも部ではみんなとワイワイやってましたよ。誰もそんなこと言ってなかった。すごいひどいこと言うと思う。ぶう君はまじめにやってたし」「本当?言われたときは親は胸が苦しかったよー」「本当にぶう君、自分勝手とかないですよ」 と言ってくれました。 彼女なりのリップサービスが入っていたとしても、彼女の性格だと嘘はつけないと思われます。だから、担任が言うほどひどい孤立はないんだ、場所によっては楽しくやっていたらしい、とものすごく安心しました。 「がんばろうねー、今はそれしかない」「うん。ぶうくんによろしく」と、彼女は自転車に乗って去って行きました。これから塾だそうです。厚い手袋とマフラーは、帰りは夜になるということでしょう。 受験があって、卒業式。あといくらも学校には行きません。ぶうがその学校であんまりつらい生活で終わるんだったら、切ないです。でも、幼なじみの彼女が「そんなことない」と言ってくれました。 まだまだ胸の奥の氷は解けたわけではないけれど、ぶうの楽しい学校生活の部分を教えてくれて、帰りはおばさん、スキップしたくなりました。 彼女もつらい受験生。暖かい春が待ち遠しいね。
2009年01月15日
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すごいパワーが! ものすごいパワーが、四国から送られてきました! 見て見て!左は、電車がすべらないよに使う「すべらない砂」ですよ! 右は、これがまたすごい。「学」駅入場券五枚入り(ご入学!)の「合格御守り」!しっかりした御守り袋にJR四国の文字が! なんといってもぶうは、自称「鉄道マニア」、鉄オタ君なんです。そこに「JR四国」の受験御守り。ぶうには夢のようなグッズです。ありがたい! さっそくぶうの鉄オタの友に、「見せてやる~、へへへ」と学校に、持って行きました。その子は、大阪に親戚がいると言って関西系グッズをぶうにみせびらかして、ぶうをさんざんうらやましがらせていましたから、この四国グッズを見たら、身もだえして悔しがるに違いありません。「すごいぞー。いいだろー」。 送ってくださったのは、naokoumamaさん。ありがとうございます。 ぶうの受験を心配してくれているnaokoumamaさん、のこ。さん、「ぶうの部屋」に訪問してくださる皆さん、ありがとうございます!!ものすごく、応援してくれてるの、感じます。こんなに応援してくれてる受験生って、なかなかいません。感謝です。 ぶうは、本番に向けて一生懸命机にむかっています。思うように行かず、やっぱり直前の今でも涙することがあります。家族も、出来る限り、後悔の無いよう、協力しています。 今の親の気持ちは、これだけがんばったんだから、道はどれでもいいか・・・というところにあります。もちろん、志望している一般の高校に合格できたら、それはうれしいです。全力で目指します。でも、そうでなかったとしても、それも「道」として胸を張って進みましょう、と思うんです。「御守り」受けて人生すべらず、進んでいきましょうと。 応援からパワーゲット! どんな道でも、進んで行きまーす(^^)/。
2009年01月14日
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気をつけていたし、「やばい」と思ってからうがいもしたし、のど飴も口の中が痛くなるほどなめまくって、ひと袋からにしたのに、一気に鼻にぎまじだあ~。 もう鼻水滂沱。まったく水状態で流れる流れる。鼻から出る水で、脱水症状になるかも、わたし。 午後、流行の「超立体マスク」をしてスーパーに買い物行きました。最初はなるほど、息苦しくないし、着用感が軽いし「いいわあ」と思っていたのです。そして鼻水どばどばも、マスクしてりゃみえない、と出るままにしていたら、流れ出る水はどんどん下って集まって・・・あごの下からぽたぽた!!「びぇ~、じまづだぁ~(ひぇ~、しまった、のつもり)」 すぐ近所のスーパーにつき、マスクで油断しきってティッシュもハンカチもなく、手とマスクであごに集まった水の流れをごしごし。 一人でばたついたのでした。 やはり、どこに行くのにもハンカチ・ちり紙、忘れずに、です。 そうそう、鼻水には「鼻セレブ」、おすすめです。ネピア鼻セレブティッシュ 200W 200W1P使い心地、柔らか~。初めて使った時の「鼻かむのにこんな肌触り心地よいものがあったのか」と思った衝撃は、忘れられません。鼻水地獄の時に、赤鼻のトナカイにも、これならなりません。 とにかく、今回もお世話になるだわー。 ぶうにだけはうつしてはいけない、と家の中でも立体マスクだずー。
2009年01月05日
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年があらたまりましたー。 一日中良く晴れて、風もなく穏やかでした。 元日は、おとうの兄弟が古い家に集まるのが決まり。姪や甥が小さくておじいちゃん、おばあちゃんがいたころは賑やかでしたが、今は老親は亡く、一番上の姪は嫁に行き、初めての婚家のお正月に緊張してるといい、甥は彼女とおでかけ。二人の姪が来てくれただけでもありがたいです。 昔は朝から夜まで、みんなで食っちゃ寝食っちゃ寝だったけど、今はお昼をともに過ごし、大騒ぎして、夕方には解散。 みんなが去った後には、三日月と金の星。 今年一年、どうかどうか、無事心静かに過ごせますように。
2009年01月01日
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