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明けましておめでとうございます。旧年中は、皆さまの多大なるご厚意厚く御礼申し上げます。本年もよろしくお願いします。24年度の酒造期も2カ月が過ぎました。年内に14本仕込み終わり、正月を無事に迎えることができました。お正月でも、もろみは生き物なので目が離せなく、全然休みになりませんが・・・本年度は、仕込み総数23本。その内、純米酒が14本となっています。新しい試みや新しい挑戦をし、日々精進していこうと思います。純米 無濾過生原酒の販売は2月下旬からとなりますのでよろしくお願いします。それでは、まだまだ酒造期も中間点!!頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!!
2013/01/02
こんにちは。酒造期は・・・とっくに終わっています。3月には・・・「たまには更新したら」と、たくさんの方に言われたのでちょっとだけ。また書きます(笑)
2012/07/06
11月1日より蔵入りし2週間が過ぎました。しっかり準備したはずなのにドタバタの中での始まりでしたので、一苦労。さて、写真にあるように本年度もピンクのお酒から仕込みを開始しました。写真は、簡単な仕込みの手順ですが左から、まずはお米を洗う洗米。100%地元産の契約栽培米を使用ています。左から2番目は、こうじ。このこうじがうまくできなければ、話になりません。真中は、酒母。お酒の母親です。そして、右から2番目は、協会酵母であるアデニン要求性酵母(赤色酵母)です。お酒も桃色になりますが、酵母はえんじ色のような色をしています。この酵母は、扱いが難しく杜氏さんも30年間研究されてきました。そして、右端は現在のもろみの様子です。ピンク色に発色していますね。一安心・・・まだまだ出来上がりは15日先の予定ですが、このまま順調に育ってくれればと思います。あまりの忙しさに、頭をフル回転しているので、ゆっくり寝たいのですが夜も忙しいので寝れません。
2011/11/16
今日は何の日??今日は、出雲市の佐香神社におられる、松尾様の誕生日です。夜8時に佐香神社の方向を向いて乾杯をしましょう。松江市では、百石祭りが開催されています。今日は、日本酒で乾杯!!!
2011/10/13
こんにちは。10月に入り朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。10月イベント情報です。明日10月2日は、浜田市で島根の清酒祭りです。右の写真は、瓶燗火入れをしているところです。約65度になるまで湯煎し、その後下段のようにつめたい水で急冷させる作業のこと。当蔵では、主に吟醸系や純米系の特定名称酒はこのやり方で火入れをします。しかし、写真に載っているのは酒ではありません。日本酒造りに使用する、仕込み水なんです。もちろんただの水ではなく、天然の湧水を磨いて使用しています。明日の清酒祭りに使用する、和らぎ水として使用します。うちは、めったに仕込み水は出さないのでレアものですよ。明日来られる方しか味わう事が出来ませんので、ご了承ください。又、10月10・11日には、東京で島根県の酒蔵が集合するイベントに参加しますが、それはまたの機会に・・・
2011/10/01
こんにちは。暦の上では秋ですが、まだまだ残暑厳しい日々が続いています。さて、先日松江の朔屋さんの協力の元、実現した56BY 誉池月と出雲富士の清酒の会が行われました。来ていただいた方々と、色々とお話ができ有意義な時間を過ごさせていただきました。写真は、参加者だけが手に入るオリジナルTシャツです。午後2時30分に集合し、自分自身がホテルに帰ったのが午前2時・・・飲みすぎました。案の定、翌日行われた「杜氏組合 夏季講習」には、遅刻してしまいました。
2011/09/15
「五十六BY新酒の会」ってなんぞや??56BYという事は、30年前に仕込まれた酒のことを指しますが、今回の会の名前の由来は56年生まれの蔵元が開催する会のことです。 出雲富士と誉池月を楽しむを開催します!!! 島根県出雲市の出雲富士と、島根県 邑南町の誉池月は共に昭和五十六年生まれの29才の同級生です。 五十六年生まれ同士でおもしろい事をやろうってことで、二蔵タッグを組んで松江で開催することにしました。 毎年やっていきたいと思っています。今回は記念すべき第1回目! 日時 9月4日(日)15時30分受付開始、16時開会、20時閉会 場所 朔屋 島根県 松江市 寺町 186 電話0852-28-1440多数の方のご参加お待ちしております。以上、今岡君のブログから拝借!! 失敬!!
2011/08/05
こんにちは。珍しく更新の間隔が短い・・・さてさて、先日松江にて前のブログの記事に書いていた「エンズイギリ」というイベントが開催されました。結果は・・・・大盛況?? で試飲してもらう酒が足りず、最後の方に来られた方には、ほんの一口分しか注いであげれませんでした。色々な出会いがあり、今回も楽しいイベントでした。今回タッグを組ませていただいた「夢すたじお」さんでは、今後特別なメニューとして池月飲み比べセット等がメニューに加わります。今回は大変にお世話になりました。写真は、イベント後の蔵関係者での打ち上げの風景です。場所は、雷神さん。とってもおしゃれなお店。写真は「天穏」さんの岡田氏のブログから拝借しました。申し訳ないです・・・そんなこんなで、楽しい一日でした。
2011/06/27
気が付けば梅雨・・・ひどい更新頻度で申し訳ないです。今年も酒造期が終わってからの春先から最近まで、忙しい毎日を過ごしておりました。新酒もたくさんの種類を販売させていただきました。実は、置いてあるお店には置いてある裏メニュー的なお酒があったりします。「あれっ??」って思えばそれは裏メニューのお酒ですので、探してみてください。ところで、今週末に松江にて日本酒のイベントが開催されます。山陰の酒蔵16蔵が参加し、手ぬぐいを買って、参加飲食店を回るという企画です。その名も「日本酒 エンズイギリ」!!私は、19日の日曜日に参加します。当日は、伊勢宮の「夢すたじお」さんに、たくさんの方々のお越しをお待ちしております。では、当日逢いましょう!!
2011/06/16
「このブログに、酒造りの模様を書いてお届けします。」と言ったのは11月頃・・・気づけば春になろうとしている・・・あっという間に感じた、約半年間の酒造期も3月上旬で終了します。っていうか、終了してしまいます・・・毎回最後のしぼりの頃に行われるのが、写真の袋吊りしぼりの作業です。このしぼり方は、当蔵では吟醸酒でしか行いません。木槽しぼりよりも、繊細な優雅な吟醸酒に仕上がります。もろみ全量をするのではなく、半分は木槽しぼりにてしぼります。袋吊りしぼりの清酒が「大吟醸」、木槽しぼりの清酒が「吟醸」と分けています。ただ本年度は純米しか造っていません。アルコール添加した大吟醸は、昨年の新種品評会金賞受賞したことにより終止符を打つこととなりました。やっぱり純米!!吟醸も純米でしょ!!ですので、商品ラインナップが4月頃からかなり変更となります。酒造期が終わってしまうのは、やはりさみしい・・・でも1日だけでいいから何も考えずに休みたい。というのが本音です。
2011/02/20
またまたご無沙汰です。もう雪が降り続いていやになります。雪が降る→ 水が凍る→ 水道が出ない→ 瓶が洗えない→ 出荷ができない・・・という最悪な状態に陥っています。又、蔵でも雪が降る→ 仕込み水が凍る→ ポンプに熱湯をかけ氷を溶かす→ 時間が掛る・・・と、会社全体で雪がもうこりごり・・・子供の頃は、雪が降るのが楽しみでしたがこの歳になると嬉しくないですね。そんなこんなでちょっとした混乱状態にある 池月酒造でした。又、昨日と本日の2日間にわたって「酒蔵体験ツアー」が行われました。大雪の中わざわざお越しいただき、誠にありがとうございました。ドタバタで写真を一枚も撮っていませんでした。たぶんこの酒蔵体験の様子は、YUTAかプロジェクトのブログでご覧になれるかと思います。邑南町の方は、次の土曜日の週刊邑南ニュースでご覧になれます。
2011/01/30
新年明けましておめでとうございます。ってかなり遅いですが・・・年末からの大雪で予定がごちゃごちゃになり、苦労している最中です。さて、写真は当蔵の木槽しぼりの様子です。実はこの木槽しぼり13本目です・・・このアップも早めにしなくてはいけなかったのですが、なかなか更新する機会がありませんでした。木槽しぼりとは、袋に入れたもろみを段違いに並べてしぼる手法です。当蔵は、このしぼり方にこだわり、吟醸酒以外(袋吊り)はすべてこのしぼり方でしぼります。滓と呼ぶ米の成分が絡むので、濃醇な味わいになるのが特徴です。1本しぼるのににつき2昼夜かかるので、重労働ですがこだわりを持ってやっています。又、酒粕も袋からはがすのできれいな四角の酒粕になりにくいんです。慎重に粕をはがし包丁で切るのですが、これまた重労働・・・ですが、何度も言うとおり「こだわり」です!!
2011/01/20
今年度の酒造期がついに始まりました。最初は、とにかく洗浄から!!とことん蔵全体を専用の消毒剤で滅菌していきます。写真は麹室を洗浄した様子です。以前にこのブログに、実際に麹室で麹作りをしている様子を写真でアップしていますが、何もない様子がお分かりになりますのでしょうか。新品のほうきが輝いています。明治時代から使っている歴史あるこの麹室、つぎはぎでガムテープを張っているのはご愛敬ということで・・・明日は、酒造道具の煮沸洗浄をします。煮沸洗浄とは、窯にぐらぐらと湯を沸かし、その中に道具を投入する原始的な殺菌方法です。あとはタンクの洗浄とか色々と・・・3Mくらいあるタンクに入り手洗い!!はしごを取られると二度と出ることはできません・・・そんなこんなで、初日でした。
2010/11/08
秋も深まり寒くなってきました。これからの季節は日本酒がうまい季節ですね。(いやいや年中うまいっす!!)「今年はひやおろし無いの??」というご質問が多々あります・・・が、今年はありません・・・というかできませんでした・・・申し訳ありません。当蔵 誉 池月のひやおろしは生貯蔵酒(生貯蔵酒とは、春に詰めた生酒を出荷するときに火入れをする清酒のこと)で販売をしています。ですが、今年はその火入れをする生酒がなく、泣く泣く出荷を断念することとなりました。良く言うと生酒がたくさん売れた!!ということとなりますが、計画の無さが響きました。一部地域では、完熟秋の生酒として出荷していましたが、これも十分な数量を確保できず必要な本数が行き渡らなかったことをお詫びします。来季はちゃんとした計画を立て、万進していきたいと思います。そんなこんなで気づけばもう10月後半じゃあないですか!!あと2週間後には今期の酒造りが始まります。今週末は来年3月までの最後の何もない休みなので、思いっきり羽を伸ばそうと思います。でも杜氏さんを含め、楽しい活気のある酒造期が今年もやってくると毎日色々な出来事が起きるのでその様子はこのブログで紹介します!!(たぶん出来ませんが・・・)
2010/10/21
猛暑の夏が終わりやっと涼しくなってきました。「涼しく」というか「寒い」です。朝・晩はコタツが欠かせません。コタツが出ると酒造期が近づいて来たことを知らせてくれます。やっと終わったと思った3月から半年・・・・もう半年たってまた始まるのか・・・と各蔵元さんも言っておられました。今年契約栽培していただいた酒米も、本日精米へと旅立って行きました。割れずに磨かれて帰ってこいよー!!あと一カ月で、蔵(家)に引きこもりの半年が始まります・・・
2010/10/06
先日、第三回 しまねの地酒宴結びが松江駅周辺にて開催されました。酒匠 三谷さんが自転車で島根県内の酒蔵を全部回るというイベントがあり、当日無事にゴールされました。本当にお疲れさまでした。また、試飲の方はかなりのお客様へ当蔵の清酒を飲んでいただき、率直な感想が大変に参考となりました。写真はその様子です。ブースにいるのが、今季から活躍してくれるであろう若い蔵人さんです。いつもは一人でやっていたので、今回はほぼこの子に任せる事が出来たのでゆっくりとお客様とお話ができました。ですが・・・夜の会でこの子に試練が訪れようとは・・・・勉強になったね!!夜の部では、朔屋さんにて池月のイベントを開催していただきました。純米大吟醸 3年熟成・八反錦 9号酵母 無濾過本生など一般販売はしていない清酒と、料理長に考えていただきましたすばらしい料理と共に各コースを提供いていただきました。こちらも、有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。そんなこんなで、長い一日でしたが楽しかった!!
2010/10/04
この度ホームページをリニューアルしました。池月酒造ホームページをご覧ください!!勝手に自分好みで決めたイメージカラーである、黒と赤を中心に配色してみましたがいかがでしょうか??内容はあまり変わっていませんが、読みやすくなっていると思います。
2010/07/15
またまたお久しぶりです。先日川島の会(日本酒フェスティバル)が東京プリンスホテルにて開催されました。全国各地から45の蔵元さんのブースとと60の出品酒が集う盛大な会です。写真は私池月酒造のブースの写真です。映っている美女??は嫁さんです。島根県の方は見たことないラベルの清酒ばかりだと思いますが、関東用のラベルに身を包まれた清酒を色々な方にご堪能いただきました。昼の12時から夜の8時まで、しっかりと飲んでいただきました。今までは、朝4時に家を出て始発の新幹線に乗って行っていましたが、さすがにきつい(年取った??)ので初の前日入りです。東京プリンスホテルは、東京タワーの麓にあるので、帰り際「きれいだねー」と嫁さんの一言。泊まりは浅草へ。浅草からはスカイツリーが見えた「高いねー」と嫁さん・・・新婚旅行気分で東京を満喫してきました。最近ブログを更新しないのでこのブログを知っていただいていただいている方々から「酒蔵は夏はヒマなんだからもう少し更新してよ!!」という声をたくさんいただいてしまいました。とはいっても、夏も忙しいんですよ!!蔵の改修とか舗装とか・・・ ほとんど大工さんみたいな仕事をしているわけですが・・・そんなこんなでまた次回・・・
2010/07/14
先週の金・土曜日に当蔵の通りにて「次の日祭り(じのひまつり)」が、盛大に開催されました。なぜ「次の日」??と思われるかもしれませんが、京都の葵祭の次の日に行われることから命名されたそうです。自分は、商工会のバザーで、ビールとうどんの販売をしていました。個の祭りの醍醐味は、「傘ぼこ」と呼ぶ装飾のされた大きな傘を、各地区の男たちが担ぎ通りを往復します。某テレビ局のニュースでも流れていました。後は、この邑南町羽須美地区限定酒「豊かなかほり 火入れ」の鏡開きも開催され、樽酒が振る舞われました。やっぱり祭りはいいですね。でも、毎年人数が減っているのが気がかりですが・・・あと、同日に全国新酒品評会の結果発表があり、金賞を受賞しました。一般には、蔵元・杜氏・蔵人たちにとっては最高の結果なのでしょうが、誉 池月は「金賞を取れる酒を醸すのではなく、飲んで旨い酒を造る」ことを心がけていますので、皆「よかったね~」程度の反応です。なので、この話はこのくらいで・・・
2010/05/26
今季の酒の絞りも終了し、いよいよ終わりへと近づいてきました。昨年夏から杜氏達と色々話し合い、造りの量・酵母の選択・種麹の選定などなど・・・今季の造りは色々なことを試しながら、試行錯誤の毎日でした。自分「これやってみてもいいですか??」杜氏「何事も挑戦!!やってみてもいいけど・・・」自分「あれれ・・・こうなっちゃいました(汗)」杜氏「やっぱり(笑)。勉強になったでしょ」と、上記のようなやりとりが幾度となくありました。挑戦してみた約半分のことが失敗というか、完璧にはできませんでしたが、杜氏さんは、「こうしたらこうなる」という答えを知っているのにもかかわらず、挑戦させてくれたこと勉強させてくれたことに感謝しています。あと約10日間!!がんばって行きましょう!!お酒の話は、また次回!!
2010/03/02
イベント情報!!明日・明後日と広島県広島市中区の県立総合体育館(グリーンアリーナ)にて、行われるふるさと島根フェアに出店しに行きます。今季最終販売となります、ピイク活性酒の販売やピンク色の酒粕、しぼりたての純米酒などの限定商品の販売を行います。お近くの方は、是非ご来場下さい。「このブログを見た」でいいことあるかも??
2010/01/22
大変に遅くなりましたが、先週行われた酒蔵体験の模様をアップします。「明日には更新しときますので見てください!!」と言ったものの、今日更新します。先週の土曜日曜の二日間にわたって「YUTAかプロジェクト」のご協力で3年ぶりに酒蔵体験をすることができました。1日目の内容は、酒造りについての説明・しぼりたての純米酒の試飲・利き酒大会・夜には地域の方々も交えての交流会でしたが、楽しんでもらえましたでしょうか??2日目は仕込み体験ということで、実際に写真のように麹造りを全員参加にて体験していただきました。12人の参加でしたが、参加された方々は大変に熱心に杜氏さんに聞き入っておられたので日本酒に興味を持っていただけたと思います。自分の説明が解りづらかったと思うので、申し訳ありませんでした。地元の方や岡山県・広島県の遠方より雪の積もっている中参加していただいてありがとうございました。これを期に、日本酒をたくさん飲んでもらえればうれしいです。又、色々な写真を掲載した、YUTAかプロジェクトのブログもあわせてご覧下さい。
2010/01/18
お久しぶりです。今年度の酒造りが11月8日より始まりました。前回更新したのが夏だったような・・・造りの時期になり、ネタが満載なのでなるべく多く更新して生きたいと思います。(期待しないで下さい)さて、造りが始まり今日で2週間目。例年通りピンク色のにごり酒と、名馬の里(白いにごり酒)の醸造からスタートです。写真にあるように、ピンクの色がだんだん付きはじめています。このピンク色は、酵母の働きのみによるもので、着色料はもちろん、赤米・紅麹なども一切使用していない天然無着色の色合いです。ピンク色になる「赤色清酒酵母(桃色濁り酒用)」という酵母は、非常に雑菌や他の酵母に弱く神経を使うので大変!!酵母という生物は、空気中にも無数に居り、蔵つき酵母と呼ばれるその蔵独特の酵母も存在しています。このような他の酵母の干渉を受けないために、ピンクのタンクだけ隔離された場所にあり出入りも制限されています。写真では、まだまだマーブル模様のピンク色ですが、発酵が進むともこもこと泡が立ちその泡が真っ赤になっていきます。その写真がとれるのは、あと10日後・・・「酒は造るのではなく、育てるもの!!酵母や麹菌や自然とけんかしてはいけない!!子供を育てるように、過保護に手を掛け過ぎてもいけないし、ほったらかしでもいい子は育たんよ!!」この言葉は、杜氏に毎年言われる格言です。長い酒造期も始まったばかり。まだまだこれからです!!
2009/11/22
月日が経つのも早いもので気がつけば7月になってます・・酒造りが終わって3ヶ月、造りが始まるまで4ヶ月、今の内にしておかないといけないことが多すぎて手に負えません。酒粕も終わって一息ついていますが、今季の造りをどうするか・・・ 米は何を何%の精白でやるのか・・・ 酵母は・・・杜氏さんとあれこれ話し合っていますが、実際はあまり決まっていません・・・今の時期は、各所の酒販店さんを尋ねては、色々な蔵の清酒を利いてヒントになるものがないか模索しています。秋に出荷予定の純米酒も、ひやおろしの純米の瓶燗の仕方、瓶燗後の貯蔵温度・環境、色々実験を繰り返し、これだ!!というやり方が見つかりましたが、本当にそれで良いものか・・・杜氏さんは「酒造りや貯蔵方法・火入れの仕方に一応の教科書はあるが、それが本当に正しいとは言えない。池月なら池月らしい方法を模索しなさい。」と言われますが、暗中模索状態です。夜な夜な考えては昼行動の繰り返しですが、少しずつ形にしていければと思っています。話は変わりますが、今日は七夕。子供と嫁さんと共に願いを書きましたが、「お酒が上手にできるようになりますように」「タンクで眠っているお酒がおいしくなりますように」「子供が健やかに育ちますように」「宝くじが当たりますように(笑)」などとお願いしておきました。この田舎の空は、天の川が鮮明に見えますのでお暇なら見に来てください。久々の更新でこんな内容で・・・しかも「・・・」が多すぎ!!
2009/07/07
最近まで、このブログの存在をすっかり忘れておりまして・・・全く更新していませんでした。気付けばもう初夏に・・・さて、今月5月21日・22日に当蔵の前通りで次の日祭りが開催されます。「21・22日って平日では??」という質問を数多くされてきましたが、このお祭りは日にちに開催されることが通例となっています。21日午後より、このお祭りの最大の見せ所「かさぼこ」が登場。大きな傘の形をした山車を装飾し、男達数人がかりで担ぎます。民家の屋根やカーブミラーを壊したりするにが醍醐味??。この日は、毎年平日でも多くの人がかさぼこを見にこられます。又、当蔵横の賀茂神社では、昔牛馬市が行われていた関係で当蔵の名称になっている「池月」にちなみ馬(最近はポニー??)が闊歩します。自分自身は、商工会の出店をしていますのでどうぞお立ちより下さい。又、会社では祭り限定ラベルの販売も行います。それでは、たくさんの方のお越しを心待ちにしています。次の更新はいつになることやら・・・
2009/05/15
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。最近大雪で毎日雪かきに追われる日々が続いています。さて、明日1月17・18日に「ふるさと島根フェア」が広島グリーンアリーナにて開催されます。今季は、ピンク活性酒が販売開始から10日もたたずに2500本が完売してしまいましたが、このフェア用に若干数ですが取り置きしておきました。ご購入は、今季ラストチャンスですのでよろしくお願いします。また、限定にて「純米吟醸 うすにごり」「特別純米醸造 無濾過生原酒」の販売や、「寒づくり生 無濾過生原酒」の先行販売も実施します。お近くの方は是非いらしてください。話は変わりますが、最近の大雪で当蔵の裏山の大木が折れ、屋根を破壊しその屋根の柱がプレハブ冷蔵庫に突き刺さるという災害に見舞われました。幸いこの時期は、冷蔵庫の中にはあまり清酒は貯蔵してなかったので割れたりはしませんでしたが、11月に入れたばかりの新品の冷蔵庫が全壊してしまいました。もう1ヶ月遅ければ大吟醸などが入る予定ですので、その頃に今回のようになっていたらと考えるとぞっとします。また、麹室まであと30CMのところで木が止まっていたのですが、麹室まで壊れると今季の酒造りができなくなるところでした。何がともあれ、酒や人に影響がなくて良かったです。
2009/01/16
早いことでこの日記の更新も半年振りに・・・お久しぶりです。当蔵は今年も11月11日の大安の日に蔵入りしました。いきなり雪が積もり寒い冬を予感しています。さて、今年も名馬の里 ピンク活性酒の仕込が開始されました。写真は、11月22日朝の「もと」の写真です。酵母を添加し5日目で若干ですが赤く色ついてきました。このにごり酒のピンク色は、完全に酵母の力に頼るもので天然の無着色です。酵母も力強い年もあれば、そうでない年もあるので、色合いは毎年異なります。「アデニン要求性株酵母(赤色清酒酵母)」という酵母ですが、蔵付き酵母などの菌に弱い面がありますので、無菌室での仕込みになります。その無菌室ですが、蔵の端っこにあるので蒸米はかなりの距離を担いで走って行かなければなりません。仕込が終わると皆「ヘトヘト」に・・・皆様のお手元には12月中旬にお届けできる事と思います。それではなかなか更新ができませんが、今年も池月酒造をよろしくお願いします。
2008/11/22
昨年11月より始まった、約半年間の清酒造りが終了しました。杜氏を始め蔵人達には大変な苦労をかけました。無事に無事故にて終了でき、ほっとしています。あっという間の半年間で、気が付けばもうゴールデンウィーク・・・今季造られた清酒は、低温熟成させる瓶囲いの生酒や、秋口まで熟成されるもの、来年まで熟成されるものなど保管方法も色々ですが、誉 池月らしい清酒が今季もできたことに喜んでいます。なかなかこのブログも更新できず、申し訳ありませんでした。又、当蔵の契約栽培米の「五百万石」の田植えも始まり、栽培農家の方々に今年もお世話になります。秋には、毎年すばらしい酒米を収穫してくださるので、今年も今から楽しみにしています。
2008/04/28
やっと??ついに??今季の造りが終わりました。終わったといってもまだ、4月からまた火あての作業がはじまりますが・・・なかなかブログが更新できなくて申し訳ないです。たくさんの方に「まだ??」とせかされ続けて、早3ヶ月か経ってしましました。今季の作りの総括ですが、昨年より気温も低く酒造りには適した環境で造れたことに地球の感謝しています。ただ、気温が低すぎた感もありますが・・・なにはともあれ、事故もなく無事に杜氏さん達蔵人が家路に付くことができほっとしています。
2008/03/18
今季の酒造りが始まり、大忙しの毎日を過ごしていると、いつの間にか年を越してしました。なかなか更新できずにすみませんでした。ここ邑南町では、年末から降り続いた雪で一面の銀世界です。造りの序盤は、気温が高くなかなか予定通りに行きませんでしたが、雪も降り寒くなってきたので酒造りには適した気候となりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2008/01/01
今年も、酒造りの季節がやってきました。当蔵は、今月11日(大安)に蔵入りします。蔵入りとは、杜氏をはじめ蔵人・蔵元・従業員すべての池月に係わる人達で今年の酒作りの安全を祈願する行事です。久しぶりに蔵人たちが集まり皆の顔に笑みがこぼれますが、次の日からの作業ではその顔が一転します。最初の内は、蔵全体の洗浄・消毒・釜の掃除ですが手抜きは許されません。当蔵では例年通り「名馬の里 ピンク活性酒・活性生原酒」の仕込から開始されます。この清酒に使う酒米は、すでに精米してあります。現在は、精米の熱で失われた水分を取り戻すために大事に保管されています。今年も昨年と同様にピンクの色がいい色に出てくれることを期待しています。
2007/11/06
昨日、浜田市のワシントンプラザホテルにて「島根の清酒祭り」が開催されました。たくさんの蔵元関係者様やお客様とお話しする機会があり、疲れましたがいい1日となりました。この会には、出品酒・燗酒・冷酒・吟醸から純米・本醸まで色々な清酒を楽しめるので、自分もお客として参加したい会でした。島根県は、全国でも人口比率に対する一人当たりの清酒の消費量が上位に位置しています。「酒の国 しまね」いい響きです。
2007/10/05
お盆も過ぎましたが、毎日暑い日々が続いています。さて、また当蔵の水源に異変が起きました。朝瓶詰めしようとしても水が出ない!! なので水源に行って見ると濾過タンクのコックが外れてしまっていて水がタンクに溜まらない状態でした。コックを閉め水が溜ままることを確認し帰ろうとしたら、辺りに獣の足跡がいっぱい!!どうやら猪か猿か熊の仕業でした。といっても、近くにいたら怖いのでダッシュで下山しました。猿や猪、狐に狸は田舎なのでよく見かけますが、最近では熊が人里に下りてくることが多く、町の有線でも警戒注意報が良く流れています。熊はさすがに怖いですね。さて、話は変わりますが当蔵の契約栽培米の「五百万石」が今月末に稲刈りを迎えます。農家の皆様が大切に育ててくださった酒米を受け取る日を楽しみにしています。また、ここ邑南町産の「ハーブ米」というコシヒカリで醸造した純米酒が「ひやおろし」として販売を十月にひかえています。まだ清酒の名称が決まっておらず試行錯誤している最中ですが、いいネーミングがあれば是非ご一報下さい。
2007/08/21
いよいよ梅雨が明けようとしています。よって今日は大掃除!!じめじめした季節でしたので、作業部屋を徹底的に消毒。そして蔵の冷却装置も一斉に動き出しました。これから夏本番。ビールと言わずに冷えた清酒もいいですよ!
2007/07/19
本日、某局のラジオに電話ですが出演しました。「のんびり・ほろ酔い酒紀行」というコーナーで、数分間ですが対談をさせていただきました。この様な取材を受けることが少ないので、電話なのに緊張した…いい経験になりました。さて、話は変わりますが、ここ邑智郡にて繁酒会を行います。当蔵「誉 池月」・お隣「加茂福」「玉櫻」さんとの3社共同の繁酒会です。今月上旬に新聞にて取り上げられましたが、限定数150セットでの販売になります。販売は、邑智郡内(現江津市桜江町含む)の小売店のみでの販売です。ご希望の方は、邑智郡内の小売店様へお問い合わせ下さい。池月酒造ホームページへ
2007/07/17
今年も酒粕の時期がきました。酒粕を詰め始めて約2週間、ほぼ毎日400kgづつ詰めてきましたが、明日で終了します。タンクの中の粕を掘り続け疲労困憊状態。この作業が終わると夏の気分になります。「夏はビール!!」と言わずに冷酒も最高ですよ!!
2007/07/05
ここ羽須美を流れる清流「江の川」での、鮎漁が解禁されました。遠方よりの釣り人の方が、多数来られます。毎年お土産にと当蔵の清酒を買っていかれる方もいらっしゃいます。ただ、鮎を捕るには免許がいりますので一般の方は釣ることができません。6月に入り梅雨も近づき、じめじめとした期間が続きます。当蔵も、夏用の冷酒を各種瓶詰めしましたが販売はもう少し経ってからになります。夏は日本酒よりビール!! と言わずに冷酒もいいものですよ!!
2007/06/04
祭りが終わると、いつもの風景に変わり寂しさを感じます。今年の祭りは、人出は少なかったものの盛況のうちに終えることができました。毎年5月21・22日は「次の日祭り」ですので来年はもっと多くの方に来てもらえるようガンバりたいと思います
2007/05/24
今年もこの田舎に祭りの時期がやってきました。当蔵の前通りで行われる「次の日祭り(じのひまつり)」は、本日京都の上賀茂神社で行われている「葵祭り」の次の日に行われる事で名前が由来しています。京都の上賀茂神社と当蔵のお隣の賀茂神社は、姉妹神社です。このお祭りの見所は、大きな傘の形をした山車を、地域の男達が担ぎ通りを往復する「かさぼこ」です。このかさぼこが出る時間は、露店もフードを片付けます。年によっては、民家の瓦を割ったり、看板を壊したり、カーブミラーを破壊しながら突き進むかさぼこは、迫力満点ですので是非時間がある方は羽須美へとお越し下さい。当蔵も、次の日祭り限定酒等をご用意しております。次の日祭りについての詳しい詳細は当蔵のwebサイトでも紹介しています。http://ikezuki.com/indexjinohi.htm話は変わりますが、先日ここ邑南町を中心に震度4の地震がおきました。幸いにも当蔵は被害がありませんでしたが、最近はこの地方でも地震が多いので気を付けなければいけません。当蔵の冷蔵庫では、色々な清酒が「俺の出荷はまだか!!」と山積みにされているので彼らを地震等で倒れないように補強をしてあげねばなりません。
2007/05/15
またまたお久しぶりです。なかなか落ち着かなく、忙しい毎日を過ごしています。さて、当蔵の今季の造りもいよいよ終わりに近づきました。3月の下旬に一旦終了しましたが、今週からは「火入れ」と言う作業に入りました。「火入れ」とは、生酒の清酒を65度~70度の温度で、低温殺菌をする作業のことです。この作業により、貯蔵が可能になります。(生酒でも貯蔵は可能ですが…)写真は、低温殺菌された清酒をタンクごと冷水をかけ冷やしている様子です。近年は水冷バンドというもっといい装置があるようですが、当蔵はホースに穴を空け、冷たい仕込み水を流す方法でずっと昔から行っています。この作業を終えると今季の造りは終了します。
2007/04/17
昨日、大吟醸の袋吊りの作業を終えました。写真の大きな瓶は「斗瓶」といい10升入る瓶です。この袋吊りという手法は、酒袋に吟醸のもろみを入れ力をかけず重力で斗瓶に一滴一滴ゆっくりと搾ることから、「雫酒」と称して販売している蔵もあります。この様な手法で搾られた大吟醸は、品評会への出品酒と販売用の大吟醸 斗瓶囲いになります。以前は、契約のみで純米大吟醸 斗瓶囲いを販売しておりましたが、今季からは、一般販売用に純米大吟醸 斗瓶囲いも販売しますので純米大吟醸の袋吊りを2日に予定しています。今季から当蔵の大吟醸は、従来の「大吟醸 斗瓶囲い」に加え「大吟醸 斗瓶囲い 無濾過 生」「純米大吟醸 斗瓶囲い 火入れ」「純米大吟醸 斗瓶囲い 無濾過 生」の4酒類へと変わります。杜氏・蔵人の想いの詰まった大吟醸がもうすぐ出来上がります。
2007/02/27
いよいよ今季の造りも終盤にきました。来週月曜日に大吟醸の袋吊りをし、水曜日には純米大吟醸の袋吊りをします。純米大吟醸は今季から販売予定の新商品です。今年は暖冬の影響で大変でしたが、今年もいい吟醸酒が出来ました。昨年度醸造の吟醸酒は、全種類完売してしまったので只今冷蔵庫が空っぽです。3月は瓶詰めのラッシュで、各種生酒・吟醸酒と忙しくなりそうです。
2007/02/24
またまた久しぶりの書き込みです。ようやく蒸米も終わり、無事甑倒しを迎えることができました。只今蔵では仕込みの真っ盛りです。昼間は、蔵人達の威勢のいい声が飛び交っていますが、夜になり静かな蔵ではもろみが「プチプチ」と音をたて盛んに発酵をしています。写真は、普通酒のタンクで盛んにあわ立っている様子です。(この写真では解りにくいですが…)今年の冬は、雪が降らず作業自体はしやすかったのですが暖かいのでもろみの温度管理に例年以上に気を使っています。もろみの温度が上がれば早くお酒になってくれるのですが、うすっぺらな清酒になってしまう為ゆっくりと時間をかけて米を日本酒へと育ててあげなければいけません。蔵の仕込みもあと一ヶ月!!がんばっていきましょう!!
2007/02/13
明けましておめでとうございます。ってもう遅いですが…昨年末から忙しくなかなか書き込みができません。そうしてるうちに名馬の里ピンク活性酒が完売となりました。たくさんの方に飲んでいただき誠にありがとうございました。例年は3月上旬の雛祭り頃まで在庫しているのですが、延べ約5500本を今年はかなり早い終買を迎えることができました。蔵では吟醸の仕込が開始されました。毎日洗米・仕込みの作業で威勢のいい声が蔵十に響いています。なぜか今年も吟醸造りに合わせ蔵に演歌が流れています。いまだにテープなので古い為、伸びたりしていて曲調が変わってしまっていますが…2月7日には甑倒しといい蒸米の作業を終了します。この日を仕込みの一区切りとしています。仕込みもあと2ヶ月!!気の抜ける日々はまだまだ来ません。
2007/01/26
名馬の里 ピンク活性酒の写真を載せると言っておきながら何日経ったことか…やっと写真を載せます!!天然の無着色の清酒なので頼りは酵母の働き懸かっていたので目が離せませんでした。きれいなピンク色がついてくれて杜氏を含め皆が安堵の表情です。余韻に浸っているヒマもなくすぐに出荷で大忙し。次の日には名馬の里の活性生原酒(白)の詰め。実験の段階では炭酸ガスで栓が飛ぶので杜氏を悩ませました。只今蔵では「プチプチ」と盛んに泡立つもろみの音色が響きわたっています。
2006/12/18
いよいよ??ようやく名馬の里ピンク活性酒・活性生原酒の販売が明日より始まります。毎日瓶詰めで腰が痛い…ラベル張りが追いつきません…誰か手伝ってください…でもピンクの色がきれいだ~!!って日本酒度が-54.0度です。この成分は20年前頃の成分に戻ったみたい。でもそこまで甘くなく程よい甘さでおいしいですよ。去年のことがあるので協会さんががんばってくれたのでしょう。ありがとうございます。活性原酒(白)の方は、酵母達が元気で盛んに炭酸ガスを発生させています。写真は明日載せます。
2006/12/12
本日、名馬の里 ピンク活性酒の仕込みに入りました。現在は酒母の段階ですがきれいな色がついてました。まだ発酵段階でピンクと白のマーブル模様です。写真をとってお見せしたいけれど無菌室なのでお見せすることができません。(残念)今年はどこまできれいなピンク色が付くか楽しみです。
2006/11/17
明日から蔵入りします。明日は大安!!当蔵の蔵入りする日は毎年大安の日と決まっています。とりあえず明日は全員集合して宴会。今年も変わらないメンバーでの酒造りが出来ることがうれしい!!今年からは新入りも参加し士気も上がりぎみ。朝6時から釜の湯を焚くボイラーの音が響きます。
2006/11/10
今季の酒造りに向け着々と準備が整ってきました。先日より精米作業が始まりました。まず最初の精米は、五百万石の70%の精米歩合からです。この精米された酒米は、来月11日からの蔵入りと同時に造り始める「名馬の里 活性生原酒」と「名馬の里 ピンク活性酒」に使われます。精米の作業も楽ではありません。今回のような70%の精白はまだいいのですが、吟醸用の35%・40%となると徹夜作業になります。毎年寒空の中精米師さんは、夜通し米とにらめっこしておられます。精米機の「ご~!!」という音を聞くと造りが始まることを実感します。
2006/10/31
最近、燗酒に適した「純米酒 はすみ」を瓶詰めしたので燗酒について少し触れてみましょう。「燗して飲む」と一言で言っても燗には色々な酒類があります。飛び切り燗・熱燗・上燗・ぬる燗・人肌燗・日向燗と色々な温度帯によって、呼称や特徴が変わってきます。飛び切り燗 55度以上熱燗 50度位上燗 45度位ぬる燗 40度位人肌燗 35度位日向燗 30度位飛び切り燗から上燗は、飲み口が辛口にります。ぬる燗から日向燗は、香りが常温や冷酒よりも引き立ち味わいも豊かで柔らかくなります。自分の最も好きな温度は、香りが最も強く感じられるぬる燗!!皆さんも自分の好みの温度を探して見るのも面白いですよ。
2006/10/20
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