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ヒットゲームの映画化だそうです。ゲームやコミックには疎(うと)いので、原作については何も知りません。古代の亡霊が甦るというのは、「ハムナプトラ」でお馴染みですが、この映画はスケールの点で「ハムナプトラ」には遠く及びません。ストーリーもはるかにシンプルです。単純で明快ですが、そのぶん面白さも半分になっていました。制作=2001年 アメリカ映画 101分。監督=サイモン・ウェスト。出演=アンジェリーナー・ジョリー、ジョン・ボイド、ダニエル・クレイグ、イアン・グレン、ノア・テイラーほかトレンジャー・ハンターのララ(アンジェリーナー・ジョリー)は、きょうも肉体の鍛錬に励んでいました。トレーニングの相手は、相棒の天才プログラマー、ブライス(ノア・テイラー)が設計した最強のロボット。ララの父クロフト卿(ジョン・ボイド)は20年前、行方不明になっていました。父の霊に導かれるように、ララは秘密の小部屋でアンティークの時計を発見します。時計の中には、星座と謎の数列が書き込まれていました。幼い頃、父から聞いたイルミナーティー=光の人々という秘密結社の話を思い出します。5000年に一度、惑星が直列に並んだとき、偉大な力を発揮する秘宝があり、時計にはその在処(ありか)が隠されていました。宿敵パウエル(イアン・グレン)もその秘宝を狙っていました。ヒロインは常にバストラインを強調するコスチュームで暴れまくります。男ならずとも、ついそっちへ目がいってしまうでしょう。3ヶ月間、筋トレを受けたそうですが、見事な肉体美です。これで脚線美も披露してくれたら、文句はなかったのですが。──アクションシーンのキレは、特訓のわりにはよくありません。そしてジャングルの奥深くにも、ノースリーブで入っていきます。虫に刺されるのではないか、と心配してしまいました。目の保養にはなりますが。全体に作り方がチャチでした。ヒロインの肉体美に頼りすぎて、中身の吟味を怠った、という感は否めません。コンパクトなのはいいのですが、内容が薄く、軽くなったのは残念です。映画館で見なかったのは正解でした。6代目ボンドのダニエル・クレイグが出ています。この頃はどの程度の俳優だったんでしょうか。悪でもなければ善でもない、という中途半端な役柄でした。敵役のイアン・グレンに較べると、影が薄かったのは否定できません。
2007年04月30日
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土曜日のダービーTR青葉賞。一天にわかにかき曇り、激しい雷雨が......。レース前に放馬があったようで、オマケに2番人気馬が競走中止。レースも馬券も荒れました。日曜日の京都。予報では晴れ。良馬場で行われるようです。京都11R天皇賞・春(G1)4歳上オープン・定量 芝3200mスーパーホース、ディープインパクトが引退して、一気に質が低下。低レベルの混戦になりました。馬券的には面白いのですが、難易度は高まった、といえるでしょう。<傾向>過去10年で1番人気馬は順に〔2〕(4)〔1〕〔1〕〔1〕(3)(3)(13)(6)〔1〕着、平均配当は単勝1380円、枠連1950円、馬連1万4550円。連対馬の実績面を見ると、中心勢力は3歳クラシックに出走歴があり、とくに菊花賞との関連性が強い。また、優勝馬10頭中7頭はG1ホースで、残る3頭も2000メートル以上のG2勝ちがあります。連対20頭中19頭はG1経験馬で、『格&底力』は不可欠の条件。長距離実績となると19頭が3000メートル以上の重賞に出走経験を持ち、うち15頭に2着以内のキャリアがありました。世代別連対数は、4歳11頭(優勝7頭)、5歳6頭(同3頭)、6歳2頭、7歳1頭。<結論>今回の登録メンバーでの3000メートル以上の対戦成績を調べてみると、対象馬12頭の中で最も成績の良かったのはアイポッパー。対象15レースのうち7レースに出走して【3112】で、次位【1321】のトウカイトリックとの直接対決でも3勝1敗と勝ち越しています。長距離G1,2勝のデルタブルース【0012】に対しても2勝1敗。そのデルタに対してトウカイトリックは3戦3勝。よって上位3頭は◎アイポッパー〇トウカイトリック▲デルタブルースの順。△は3000メートル以上経験は菊花賞だけだが、2冠馬メイショウサムソン、ネヴァブションの両4歳。ともに距離面の不安はあっても前哨戦Vの勢いがあり、距離も潜在的な部分に可能性があるでしょう。(ZAKZAKより)◎8 アイポッパー○12 トウカイトリック▲15 デルタブルース△6 メイショウサムソン△14 ネヴァブション△13 ダークメッセージ■推奨馬券馬連 8-12 8-15 6-8 8-14 8-13東京11RスイートピーS牝3歳オープン・馬齢 芝1800m◎14 レインダンス○5 ハロースピード▲9 ラブカーナ△1 スマートストーム△4 クラウンプリンセス△18 ホワイトメロディー■推奨馬券馬連 5-14 9-14 1-14 4-14 14-18
2007年04月28日
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ダービーまで中3週。近年は、好走馬がわりと本番に結びつくレースです。距離も一緒ですから、試走としては最適でしょう。メンバーを見ると、今年はいつもにも増して難解です。チャンスがある馬が、ざっと10頭はいるでしょう。こういうときは、緻密な分析をしても無駄です。無責任なようですが、直感でいきましょう。東京11R 青葉賞(G2)3歳オープン・馬齢 芝2400m3戦2勝のナタラージャ。タイム的にはもの足りませんが、勝負根性がありそうです。毎回、鞍上が違い、そこが不安ですが、後藤ならなんとか制御してくれるでしょう。中1週のメイショウレガーロ。坂路でビシッと追い切りました。クラシック戦線で良積を残しており、実力的には一枚上。強行軍でも軽視は出来ないでしょう。新馬戦で圧勝したオーシャンエイプス。その後は期待を裏切っていますが、まだ捨て切れません。このへんで巻き返しがあってもいいでしょう。◎3 ナタラージャ○12 メイショウレガーロ▲14 オーシャンエイプス△17 マイネルアナハイム△11 ヒロボクロイヤル■推奨馬券馬連 3-12 3-14 3-17 3-11 12-14京都11R 朱雀S 4歳上1600万下・ハンデ 芝1600m◎5 フィールドベアー○4 ミスティックエイジ▲12 ウインディグニティ△9 ワイルドファイアー△13 サクラランサー△17 アンティークコイン■推奨馬券馬連 4-5 5-12 5-9 5-13 5-17
2007年04月27日
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ベストセラー作家トム・クランシーの小説は、ほとんどが映画化されています。スケールが大きく、題材がアクチュアルなので、ハリウッド好みの作品なのでしょう。オマケに作家自身が映画好きらしく、制作に名を連ねたりしています。本作はお馴染みのジャック・ライアンを主人公にしたポリティカル・サスペンス。アレック・ボールドイン、ハリソン・フォードに継ぐ3代目です。制作=2002年 アメリカ映画 124分。監督=フィル・アルデン・ロビンソン。原作=トム・クランシー「恐怖の総和」。出演=ベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェル、シハラン・ハインズ、リーヴ・シュレイバー、マイケル・バーン、ブリジット・モイナハンほかロシアの大統領が急死し、アメリカ政府にとって無名同然のネメロフ(シハラン・ハインズ)が新大統領になります。彼が次期大統領であると予測していた若きCIAアナリスト、ジャック・ライアン(ベン・アフレック)は、キャボット長官(モーガン・フリーマン)の助手としてロシアへ飛びます。キャボットたちはロシアの核工場を視察しますが、そこで研究者の3人が行方不明であることを知り、ライアンが調査に当たります。その結果、アメリカに核爆弾が持ち込まれていることを突き止めました。時は既に遅く、全米最大のイベントであるスーパーボウルの会場でそれが爆発。一瞬にして何十万の命が奪われてしまいます。観戦していた大統領(ジェームズ・クロムウェル)はかろうじて逃れ、最高レベルの緊急警戒態勢を敷きました。テロリストが仕掛けた罠にはまり、米ロが全面戦争に突入しようとしますが、ジャック・ライアンの活躍によって回避され、人類は救われる、というストーリー。なんとも大がかりなお話です。前作「今そこにある危機」のライアンは、大統領に直接謁見できる立場にありました。本作では、名前も知られていません。「上級スタッフだけ残ってくれ」と大統領が要請すると、ライアンは退室しなければならないのです。ハリソン・フォードからベン・アフレックに若返った理由は、そこにあったのでしょうか。大統領の前で採るべき態度を長官から訓示されたりする若き日のライアンなのでした。核兵器のボタンを押すときの大統領の逡巡。これは見ていて共感できました。米ソが闘えば、人類の半分は被害を受けますから、慎重にならざるを得ません。それに反して、テロリストの実像がよくわかないのは欠点でしょう。話を広げすぎたせいか、ほかにも納得できないというか、わかりにくいいところがあります。面白さは保証できますが、もう少し丁寧に作って欲しかった、というのが私の感想でした。
2007年04月26日
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日本高校野球連盟が学生野球憲章に抵触するとして全国調査を実施するスポーツ特待制度を、PL学園、東北、済美など甲子園大会出場経験のある有力校が適用していたことが24日、わかりました。25日からは、抵触したことが判明した学校は、日本高野連と各都道府県連盟から連日公表されることになりました。2004年春の選抜大会で初出場ながら優勝した済美では、月額2万円の奨学金を支給。昨夏の甲子園ベスト8の福知山成美は「クラブ特技制度」として野球部を含む運動部員を対象に授業料の全額または半額を免除していました。また共同通信が最近5年間に甲子園大会に出場した私立高に制度の有無を調査したところ、回答のあった93校のうち16校が適用していました。白樺学園、国士舘などで、いずれの場合も特待制度に該当する部員の入学金や授業料の免除、春の県大会地区予選への出場を辞退した東北では一学年約20人、計60人以上が該当していたそうです。この16校以外でも、野球部に限定した制度ではないものの、学業、運動などに優れた全校生徒を対象にした奨学制度を採用している学校が多く、甲子園優勝経験のある駒大苫小牧、横浜、大阪桐蔭、広陵では、その奨学制度の枠で野球部員が授業料などの免除を受けています。これに関し、日本学生野球協会はこの日、都内で緊急常務理事会を開き、日本高野連による日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度の全国調査の実施を承認しました。同制度を採用している学校に対して即時中止や撤回を求める方針にも同意。制度実施校は対外試合禁止処分は科されず、特待制度を受けていた選手は5月31日までの間、対外試合参加を差し止められます。高野連の脇村春夫会長は「夏の大会に4200校すべてがさわやかな形で参加できるように、今、こうして急いでやっている」と話しました。(サンスポより)甲子園常連校、いわゆる野球名門校で、特待制度が設けられているのは、常識です。越境入学なども、公然の秘密、といっていいでしょう。一芸に秀でた者を優遇するのは、教育的にも有効です。ベストワンではなく、オンリーワンこそ人間尊重の証ではないでしょうか。型にはまった体制的人間ばかりでは、社会の進歩は望めません。特待生、大いにけっこうというのが私的な感想です。学生野球憲章こそ時代錯誤、と感じるのは間違いでしょうか。
2007年04月25日
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海洋サスペンスというか、海を舞台にしたパニック映画はたくさん作られています。その最高峰、頂点に立っているのが、ジェームス・キャメロン版「タイタニック」でしょう。空前のスケールで描かれた大ヒット作。以後、この映画を越える作品はあらわれていません。邦画では、この「「LIMIT OF LOVE 海猿」が興収70億円を挙げた近年のヒット作です。原作はコミックのようですが、もちろん読んでいません。映画とテレビドラマが作られ、本作はその続編でもあり、最終編でもあります。4月21日(土)フジテレビ系で放送されました。テレビは見ていませんが、DVDがあったので、この機会にノートパソコンで鑑賞しました。制作=2006年 日本映画 117分。監督=羽住英一郎。原作=佐藤秀峰。出演=伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、 大塚寧々、吹越満、浅見れいな、美木良介、石黒賢、時任三郎ほか主人公仙崎大輔(伊藤英明)は、鹿児島第十管区で機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていました。恋人の伊沢環菜(加藤あい)とは遠距離恋愛中。そんなある日、鹿児島沖3キロの海上で乗客620名を乗せた大型フェリー船の座礁事故が発生します。仙崎はバディの吉岡哲也(佐藤隆太)とともに現場へ急行します。救助隊は乗客を岸へ避難させますが、仙崎と吉岡の2人は、中古車バイヤーの男(吹越満)と 妊婦(大塚寧々)を助けようとして逃げ遅れ、船底に閉じこめられてしまいます。ここから型通りの脱出劇が......。結果はわかっていますから、興味は4人が遭遇する試練の度合いにあるでしょう。「タイタニック」は無理にしても「ボセイドン・アドベンチャー」や「タワーリング・インフェルノ」のパニック度とつい比較してしまいました。海上保安庁の全面的な協力があったようで、災害シーンはかなり大がかりです。CGを使ってのパニックシーンも、一応水準をキープしている、といってもいいでしょう。映画館の大画面で観れば、もっと迫力が増したに違いありません。4人という少人数の脱出劇なので、人間ドラマの部分が薄いのは仕方がないでしょう。極限状況に置かれたとき、その人の本質があらわれるものですが、彼らは最初に設定されたキャラクターのままでした。わずかに中古車バイヤーだけが、自己中心的な性格を変化させただけです。主人公の恋愛劇も、薄味でした。トラウマを背負った男が結婚を躊躇するのはわかりますが、説明的なセリフで済ませていてリアリティがありません。緊急時にケイタイでプロポーズする行為も、救難隊員としては失格でしょう。海洋サスペンスとしては、余計なお遊びで、それが緊迫感をそこなっています。チグハグなのはいただけません。脇を固める人たちは、職務に忠実な善人ばかりです。ステレオタイプ、と非難されても仕方がないでしょう。私的には、気持ちよく鑑賞できましたが......。4人が受ける試練も、もうこのへんでいいのに、という気持ちになりました。相手役の加藤あい、CMで見るよりも、はるかにいいです。手作りのウェディングドレスを持って、車で鹿児島まで運転してくるのですが、そのけなげさと、存在感の儚さがなんともいえませんでした。結論としては、突っ込みどころが多い映画ですが、大きな画面で見れば、面白く鑑賞できるでしょう。
2007年04月24日
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第42回サンスポ賞フローラSで、超強力な1頭が誕生しました。1番人気で勝ったベッラレイアです。馬群に包まれる苦しい展開ながら、直線半ばで外に出ると一気の伸び脚を見せ、2着ミンティエアーをクビだけ差し切り重賞初制覇を決めました。僅かクビ差でも、力の違いは歴然。馬群に包まれて仕掛けが遅れながら、メンバー最速の上がり3ハロン34秒3の末脚で、馬場の外を矢のように伸びました。「かなりきつい競馬だった。でもあそこから勝つんだから、相当な力を持っているね」と開業2年目にして、重賞初制覇を遂げた平田修調教師には笑顔が。「今回は馬も人もいい経験になったと思う」とトレーナーはオークスにたしかな手応えを感じたようです。桜花賞馬ダイワスカーレット、2着ウオッカという高い壁がそびえますが、昨日のレースを見る限り、2強に割ってはいるのは可能でしょう。
2007年04月23日
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人名録の元祖「日本紳士録」(発売・交詢社出版局、発行・ぎょうせい)が今月刊行の第80版で休刊することになりました。約120年にわたり、著名人のステータスともいわれた同書。だが、詐欺事件やネット情報網の発達、個人情報保護意識の高まりという時代のあおりを受け、その歴史の幕を閉じることになったのです。 「日本紳士録」は1889年(明治22年)、福澤諭吉の主唱のもとで創設された社交団体「交詢社」(1912年に財団法人化)によって東京、横浜を中心に1円50銭で発売されました。当時の掲載件数は約2万3000件で、掲載基準が高額納税者だったことや「人名録」が皆無だったことから初版は飛ぶように売れ、1892年の第2版では自薦・他薦の掲載希望者が殺到、一挙に1万件増の3万3000件の人物が収録されました。 「企業人や文化人にとって、この紳士録は大きな広告であると同時に、立派な人として見られるという一つのステータスとなったんです」と話すのは、交詢社出版局営業本部長の鳥海正氏。 「人格、識見ともに日本人の代表たりうる人」との一定基準が定着した後も掲載希望者は後を絶たず、最盛期には14万人が名を連ね、住所や連絡先、職歴に学歴、趣味や宗教に至るまでの多彩な情報が盛り込まれた上、レトロ風の赤い装丁と高価格も相乗し、まさに貫禄(かんろく)ある人名録となりました。 「掲載されたことをとても喜んでくれ、手紙を送ってくれる方もたくさんいました」(鳥海氏) しかし、時代の流れは時に"逆流"になった。その一つが詐欺事件。無料掲載なのに、詐欺集団が名簿から電話を掛け、「掲載料を頂くことになった」と、お金をだまし取る事件が相次ぎました。14億円以上もだまし取られた会社員もいたといいます。 デメリットが表面化するすると、少しずつ希望者は減少していきました。決定打となったのが、個人情報保護意識の高まりと、通信情報網に代表されるネット社会の発達でした。 「日本紳士録」刊行にあたって、71年に財団法人交詢社から独立した交詢社出版局も、第80版(11万800円)の販売を見届けた後に解散するといます。 ひとつの時代が終わりました。「ZAKZAK 2007/04/20」より抜粋
2007年04月22日
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オークスTRです。桜花賞は3強の闘いといわれました。そのうちマイル戦に一番適性があると思われたアストンマーチャンがゴール前で失速。1頭脱落、といってもいいでしょう。2強になった今年の牝馬クラシック戦線。ここに割り込んでくる馬がいるんでしょうか。3着までが本番に優先出走権が与えられます。全41回の優勝馬を人気別に見ると、1番人気12頭、2番人気9頭、3番人気7頭、4番人気以下13頭。過去10年の1番人気馬の成績は順に〔1〕〔1〕〔2〕(14)〔2〕(3)(6)(17)〔2〕(7)着。連対20頭中19頭までが『3歳戦の着外は1回以内』をクリア。脚質は好位~中団から差すタイプが有力。実績的に一番近い位置にいるのがイクスキューズでしょう。クイーンC1着、桜花賞5着の成績は、2強がいないここでは際立っています。唯一の懸念はローテーション。中1週は牝馬にとって過酷な日程。大敗があってもおかしくはありません。新興勢力では今年デビューで3戦2勝のベッラレイアが1番手。前走、最後方から34秒0の瞬発力を繰り出してゴール前は抑える余裕を見せる圧勝。レベルが高い今年の3歳世代の牝馬ですが、この馬もGIで好走できる逸材として期待していいでしょう。他ではG3・フラワーC2着馬ホクレレ、2000メートル戦で非凡な瞬発力を見せた1勝馬ランペイアも圏内です。東京11R フローラS(G2)3歳オープン・馬齢 芝2000m◎8 ランペイア○10 イクスキューズ▲2 ベッラレイア△3 ミンティエアー△4 ミルクトーレル△6 ホクレレ■推奨馬券馬連 8-10 2-8 3-8 4-8 6-8京都11R アンタレスS(G3)4歳上オープン・別定 ダート1800m◎3 クワイエットディ○15 トーセンブライト▲10 メイショウトウコン△11 ストロングブラッド△14 ヤマタケゴールデン△12 スナークファルコン■推奨馬券馬連 3-15 3-10 3-11 3-14 3-12
2007年04月21日
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先週の皐月賞(G1)で爆笑問題の田中裕二が大穴を当てました。3連単、馬連合わせて4万3000円分の馬券が797万8000円になって返ってきたそうです。田中裕二といえば、毎週東スポ紙上で日曜メーンレースの予想を連載しています。時々読んでいますが、スタンスは穴狙い。素人の強みでしょうか、大胆な予想で楽しませてくれます。それはいいのですが、皐月賞のヴィクトリーは、ヒモならともかく、本命にはとても推せない馬でした。無視したのは当然です。しかし、こんな超大穴馬券を当て、テレビやスポーツ紙はもとより、ラジオの深夜番組でも相方の太田光が大騒ぎ。清水成駿からもお祝いのメールがきたそうで、これがプレッシャーになって、まさかの本命党に転向することがないよう願いたいものです。今週も攻めの穴狙い、と見出しに出ていましたから、心配はいらないのかもしれません。今週から舞台は新装成った東京競馬場。土曜のメーンはオープン記念です。東京11R グランドオープン記念 4歳上オープン・ハンデ 芝2400mダービーと同じ距離です。メンバーを見ると、東京巧者が揃いました。このコース<5106>のチェストウイング。前走ダイヤモンドS(G3)は11着ですが、これは疲労によるもの。2400mは4戦3勝。オープン特別なら負けられないでしょう。◎9 チェストウイング○4 アドバンテージ▲13 コスモプロデュース△5 トウショウシロッコ△6 ラヴァリージェニオ△8 ゴーウィズウインド■推奨馬券馬連 4-9 9-13 5-9 6-9 8-9京都11R オーストラリアT 4歳上オープン・別定 芝1800mここはマヤノライジンとホッコーソレソレーの2強が抜けています。。鞍上で後者を中心にしました。1年おきに人気薄が2着に食い込でいますが、今年は順調な番です。一応、縦目も押さえておきましょう。◎8 ホッコーソレソレー○6 マヤノライジン▲1 タガノデンジャラス△4 エイシンデビュティ△12 インマイアイス■推奨馬券馬連 6-8 1-8 1-6 4-8 8-12
2007年04月20日
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今月28日に公開される映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」の公開記念イベントとして人気キャラクター、ラオウの"葬儀"となる「昇魂式」が18日夜、東京・高輪の高野山東京別院で営まれたそうです。 激しく雨が降りしきる中、熱烈なファン約3000人が長蛇の列を作り、ラオウの"遺影"を前に焼香しました。 ラオウの声を担当した俳優の宇梶剛士は「あなたに勇気をもらいました。一期一会を大切にして、その時のベストを尽くしていきたい。あなたを演じるとき、そう思っていた」と、しんみり弔辞を読み上げたそうです。 原作者、原哲夫さんと親交のある"葬儀委員長"の歌手、谷村新司は「全世界のラオウを愛する沢山の人のひとりとして、あなたと過ごしたときをわれわれは誇りに思う」と、弔問の人たちを前にあいさつしました。 1970年には「あしたのジョー」の力石徹の告別式が営まれたほか、80年には「科学忍者隊ガッチャマンF」の南部孝三郎長官の追悼式が行われたこともあります。力石徹は過度の減量で闘い、それが原因で死亡。講談社主催の葬儀には、大勢のファンが集まりました。「あしたのジョー」読んだことがありますし、パチンコも打ちました。登場人物は、いまでも覚えています。「北斗の拳」も少し読みましたが、キャラクターはほとんどわかりません。これもパチンコ台があり、4,5回打ちました。当たりやすいという評判ですが、突確という出玉のないあたりが多く、勝ったのは1度だけです。今度の葬儀は、もちろん宣伝の一環でしょう。優先度は低いですが、暇があったら、見るつもりです。「エヴァンゲリオン」の二の舞にならないよう、予習をしてからですが......。
2007年04月20日
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駅の構内やホームにあるスタンド型売店「キヨスク」の3分の1が臨時休業するという異常事態が続いているそうです。店舗を運営するJR東日本の子会社が人員整理を進めた結果、販売員が十分に確保できなくなったというのです。休業店再開のメドは立っておらず、駅利用者の不満は高まる一方。JR東管内でキヨスクを運営する「東日本キヨスク」によると、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の約560店舗のうち、現在185店舗が臨時休業中。閉鎖は昨秋から都心の主要駅で始まり、今では近郊の駅にも拡大しています。31店舗中8店舗が休業中の東京駅。通勤・通学客が多く利用する山手線と京浜東北線のホームは、2店舗のうち1店舗でシャッターが下りています。〈しばらくの間、閉店させて頂きます〉。そう書かれた張り紙と最寄り店の地図が掲示されているだけで、休業の理由に関する説明は一切ありません。東日本キヨスクでは、100品目を超す商品の値段を記憶していて料金の暗算もできるという"職人技"を持つ正社員に販売を担当させてきました。しかし、採算が取れない店舗が増えてきたため、人件費を削減しようと、2004年からレジの導入などを進めるとともに、契約社員やアルバイトへの切り替えを始めたそうです。さらに、昨年8月には正社員の早期退職を募り、今年3月までに販売員だった約400人が退職。今月からはキヨスクの店舗から正社員が姿を消してしまいました。同社によると、全店舗を維持するためには500人以上の契約社員が必要。このため500人の確保を目標に契約社員を募集し、不足分はアルバイトで補う予定でしたが、契約社員は130人しか集まらず、アルバイトの応募もほとんどなかったといいます。同社は、現在休業中の店舗について、販売員が確保できれば再開する方針。一方で、主要駅にある「NEWDAYS(ニューデイズ)」を中心に、駅構内のコンビニ店を増やしてきており、「再開までの間は他のキヨスクやコンビニを利用してほしい」としています。しかし、キヨスクが少ない駅やコンビニのない駅もあり、横浜線、南武線などの10駅では、駅構内から売店が完全に消えました。東京駅のキヨスクで新聞や雑誌をよく買うという男性会社員(68)は、「レジに行列ができるコンビニよりキヨスクの方が便利。早く再開してほしい」と話しています。
2007年04月19日
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前にも書きましたが、かってブラックバードと呼ばれた若い俳優陣が存在しました。コッポラの「アウトサイダー」に大挙して出ていたのを記憶している人も多いでしょう。その中で大成したのは、一番冴えなかったトム・クルーズでした。彼らの兄貴分だったマット・ディロンも、あっさりと抜かれてしまったのです。これはどこに原因があったのでしょうか。ハリウッドの内情はよくわかりませんが、多少は運というものがあったのでしょう。作品に恵まれるのも、運のひとつです。制作=1986年 アメリカ映画 109分。監督=トニー・スコット。出演=トム・クルーズ、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ヴァル・キルマー、トム・スケリット、マイケル・アイアンサイド ケリー・マクギリスほかカリフォルニア州ミラマー海軍航空隊基地。パイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)と、レーダー索敵員のグース(アンソニー・エドワーズ)が"トップガン"と呼ばれるエリートパイロットたちの養成学校へ送られます。彼らの教官は、マドカフ中佐(トム・スケリット)。生徒の中にベスト・オブ・ベストの自信をのぞかせているアイスマン(ヴァル・キルマー)とスライダー(リック・ロッソヴィッチ)のコンビがいました。その夜、士官クラブで、マーヴェリックはブロンド美人に魅せられます。翌日、その彼女が、教官として紹介されました。チャーリー(ケリー・マクギリス)といい、航空物理学の博士で、敵の航空機の情報にも詳しい専門家でした。実戦訓練が始まります。マーヴェリックとグースは絶妙なコンビネーションを披露しますが、規律を無視するマーヴェリックは、要注意人物の烙印を押されます。ライバル、アイスマンからも非難される始末。 サンディエゴの海軍航空隊基地を舞台に、世界最高のパイロットを養成するエリート学校と別名を"トップガン"と呼ばれる訓練生たちの姿を描いたこの作品は、ある意味で国威発揚映画のひとつでしょう。優秀なパイロットながら、目立ちガリ屋のマーヴェリック。この男の挫折と再生、そして恋を描いた典型的なメロドラマです。のちにロマコメの女王となったメグ・ライアンが端役で出ているのは、何かの偶然でしょうか。近作の「ステルス」も同じですが、航空シーンは迫力があります。空中戦(ドッグファイト)は、実写が主体のせいか、リアリティがありました。レーダーよりも目測が優先されるあたり、時代を偲ばせます。トム・クルーズをスターダムへと押し上げたのが本作です。友情と恋愛は、通り一遍の描写で終わっていました。特に教官とのベッドシーンは、まったく官能的ではありません。このヒロイン、最初は美人に見えましたが、しだいに普通の女に成り下がっていったのは、どういうわけでしょう。トム・クルーズ、当然のことながら若々しいです。背の低さはいまも同じですが、出世作に相応しく、颯爽としていました。この映画のヒットのあと、「カクテル」が公開されます。シェーカーをアクロバット的に振るバーテンダーが主人公。六本木あたりで真似するバカなバーテンがいましたが、映画の出来はイマイチでした。サントラ盤もヒット。特に印象的だったのは、オーチィス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」を聞きながら、両親の思い出を語るところ。この曲が流行ったころ、よく踊りに行っていたからです。
2007年04月18日
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2005年4月17日夕方、新宿末広亭前には、長い行列が出来ていました。林家こぶ平の9代目正蔵襲名披露興行が行われていたのです。私も約1時間半、その行列に並びました。この襲名は、落語界を越えた一大イベントとして注目を集めていました。上野のパレードには、14万人以上の観衆が集まった、ということです。こぶ平は落語家というよりもタレントとしての知名度が高く、それだけ世間の関心を集めていました。反面、正蔵という大名跡を継ぐには実力が伴わないのではないか、と危惧されてもいたのです。私もその1人でした。が、その日の興行を拝見して、危惧は薄れました。この日は「一文笛」という人情話を語ったのですが、ソツなくこなしたのです。細かい表現は雑でしたが、笑いのツボは、はずしませんでした。一応人気者あり、落語復活の起爆剤になるだろうとも言われた一連の襲名興行。まずは大成功でした。しかし、好事魔多しとは、このことでしょうか。披露興行で集まった巨額のお祝儀の申告漏れが発覚したのです。かなり悪質な所得隠しという指摘もあり、名跡に傷がつくことは否めません。詳しいことは報道に任せるとして、これまで庶民の立場から社会活動に励んできたおかみさん(海老名香葉子)の立場も揺らぐことでしょう。芸人は大雑把、ではすまされない問題です。
2007年04月17日
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今年のプロ野球セ・リーグの始球式。華やかさに欠けていました。パのほうはそれなりの演出がありましたが、ついに本命が登場したようです。4月13日(金)千葉マリンスタジアムで行われたロッテ-西武戦の始球式に、米国出身の"グラビア界の黒船"リア・ディゾン(20)がヘソ出しルックであらわれました。サウスポーからワンバウンド投球を繰り出し、球場を沸かせたそうです。ロッテの新商品「リッチフルーツチョコレート」のCMキャラクター就任を記念しての登場。初の始球式を終えると「ワンバウンドっていいことですか? ダメですか?」とちゃめっ気たっぷりに質問。「自分としてはOK。楽しかったです。機会があったらまたやりたいな」と笑顔を見せていました。この人、第2のアグネス・ラム、といわれているそうです。アグネス・ラムといえば、1975年に初代クラリオンガールに選ばれ、つぶらな瞳、日焼けした肌、豊かな胸(巨乳という言葉は未だなかった)、愛くるしいルックスなどで一世を風靡しました。アイドルといえば歌手活動がメインというのが常識だった時代に、グラビアを中心とした活動を行い、元祖グラビアアイドルと呼ばれる存在でした。その後、1976年にシングル『雨あがりのダウンタウン』をリリースし歌手デビューしました。同年以後何回か、NHK紅白歌合戦に応援ゲストとして出場。ラムちゃん(「うる星やつら」に非ず)を知っている身からひとこと述べるならば、元祖のほうが断然すてき、と感じるのは、懐旧の念があるからでしょうか。
2007年04月16日
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直前になって、2強からハイレベルな混戦といわれだした第67回皐月賞(G1)レース。波乱の結果となりました。前半59秒ですから、決してスローペースではなかったのに、先へ行った馬が1着、2着を占め、追い込んだ2番人気、1番人気馬は足を余して負けるという意外な決着に......。ただ騎手談話によると、途中から流れが遅くなったということですから、全体としては平均ペースだったのでしょう。中山コースの多頭数レース。紛れはある程度予想できましたが、こんな大波乱になるとは......。2週続けて、馬券の難しさを痛感しました。1着17 ヴィクトリー2着9 サンツエッペリン3着1 フサイチホウオー払戻金は主催者発表を参照してください。当たりを引けないパチンコ今週の稼働は1日だけでした。何かと雑用が多く、朝一から打てないのです。プチパチではツキに左右されますから、回転数を稼ぐためにも、朝からの稼働が望ましいのは言うまでもありません。しかし......。4月12日(木)依然として不調が続いています。10時半、大型店へ行き、狙っていた「笑うせえるすまん3PK」の前へ直行しました。廻りは充分です。あとはヒキだけでしょう。当たる兆候がありません。鞄が落ちてきても、出てくるのは煙だけ......。たまに看板が飛び出しますが、もちろんこれだけでは当たりません。確率分母を超えました。廻りがいいので、投資を続けます。115回転目、雷鳴がなり、数字に亀裂が入りました。プレミアム、全回転リーチです。ようやく当たりました。しかし、ビンゴは不成立。喪黒チャンス中に期待しましたが、これも空振りでした。持ち玉が消えたあと、現金を追加します。当たらない上に、例によって回転が落ちてきました。収支よりも仕事量、というセオリーが頭に浮かびます。回転数を積むべきか、ツキという運を重視すべきか、しばし迷いました。結局、後者を選びます。今月は4日稼働し、大当たりは1回だけ。かって99基準機を打っていたときでも、これほどの絶不調はありませんでした。神がくれた試練でしょうか。「CR笑うせえるすまん3PK」回転数 280回大当たり 1回実践確率 280,0分の1収支 ー8K
2007年04月15日
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先週の桜花賞は3強の闘いと言われました。人気も3頭に集まりましたが、結果は2強が連を占め、もっともマイルに適性があると思われたアストンマーチャンがゴール前で失速。原因はいろいろあるようですが、レース展開が明暗を分けたのではないでしょうか。今週の皐月賞。2強というアナウンスが高かったのですが、ここにきて混戦と評されるようになりました。桜花賞の結果、競馬に絶対はない、という素朴な真理が業界人を萎縮させたのでしょう。たしかに競馬に絶対はありませんが、強い馬が勝つ確率はきわめて高いのです。それを信じなければ、馬券は買えません。展開のアヤやレースの有利不利などの不確定要素はありますが、強い馬、早い馬が好成績を残すという事実から目をそらさないようにしましょう。中山11R 皐月賞(G1)3歳オープン・定量 芝2000m3歳クラシックのなかで枠連の万馬券が1度も出ていない唯一のレースです。単勝は1回、馬連は5万円台(2回)など計3回と、波乱の可能性は考慮しておきましょう。過去10年で1番人気馬は順に(4)(3)(6)〔2〕〔1〕(3)〔1〕〔2〕〔1〕(4)着、平均配当は単勝2410円、枠連2510円、馬連1万4010円。実績面では優勝馬10頭中8頭は着外ゼロ、残る2頭も着外経験は1回だけで、優勝馬は10頭中9頭までが前走4着以内。また、連対20頭のキャリアは3~9戦で、勝ち鞍は18頭が2勝以上。他に連対馬の多くに共通する項目は、2000メートル経験(該当15頭)、3歳戦で重賞3着以内もしくはOP勝ちがある馬が19頭、連勝タイプは13頭を占めています。◎15 アドマイヤオーラ○18 ココナッツパンチ▲1 フサイチホウオー△6 ドリームジャーニー△12 アサクサキングス△17 ヴィクトリー■推奨馬券馬連 15-18 1-15 6-15 12-15 15-17
2007年04月14日
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15頭中、10頭がペガサスJS組。あまり直結しない前走です。コースは同じでも、距離や賞金が違うので、本気度に差があるらしいのです。障害には落馬がつきものなので、嫌う人が多いようですが、それは間違った認識でしょう。少なくとも人気になる馬は、スピード、飛越ともに優れています。めったに落馬しません。ただし皆無かというと、そうでもないので、大勝負は避けたほうが賢明でしょう。障害に付いては、いろいろ注文があるのですが、それはまたの機会に譲ります。中山11R グランドJ(G1)オープン・定量 芝4250m◎9 カラジ○4 メルシーエイタム▲5 アグネスハット△13 リワードプレザン△11 テレジェニック△8 マウントフォンテン■推奨馬券馬連 4-9 5-9 9-13 9-11 8-9阪神11Rマイラーズカップ(G2)4歳上オープン・別定 芝1600m混戦です。有力馬が5頭ほどいて、何が勝ってもおかしくはありません。軸を決めて流すか、ボックスで網を広げるか、どっちかでしょう。■推奨馬券馬連(1)(4)(5)(6)(12)のボックス。10点になりますから、豆券で遊びましょう。皐月賞の予想は明日。
2007年04月13日
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才人という言葉は、かなり便利です。その人の評価に困った場合は、とりあえず才人とか曲者と言っておけば、無難でしょう。もしはずれたら、時代の波と合わなかったようだ、とごまかせばいいのです。本作の監督は、「リーサル・ウェボン」シリーズの脚本を書いた人。このシリーズ、最初はシリアスな刑事ものでした。2作3作と続くうち、次第にコミック度が高くなってきます。白人と黒人の凸凹刑事コンビの掛け合いが面白く、秀逸なアイディアで笑わせてくれました。制作=2005年 アメリカ映画 103分。監督・脚本=シェーン・ブラック。原作=ブレッド・ハリディ。出演=ロバート・ダウニーJR、バル・キルマー、ミシェル・モナハン、コービン・バーンセンほかニューヨークでケチな泥棒家業をしていたハリー(ロバート・ダウニーJR)が、偶然の出来事からLAへやってきます。スクリーンテストに合格して、俳優の道を歩むことに。役作りの一環として、私立探偵ベリー(バル・キルマー)の弟子になりました。パーティで出会った女優志願の女ハーモニー(ミシェル・モナハン)に惹かれたハリー。彼女は幼なじみでした。16歳で家出し、ハリウッドへ来たのですが、いまだ芽が出ないでくすぶっていました。殺人事件に巻き込まれた3人のドタバタぶりを描いたコミックスリラー、と言ったらいいでしょうか。細かい伏線を用意し、あとからなるほどそうだったのか、と納得させる仕組みになっています。才気煥発、といったら褒めすぎでしょう。いろいろ演出に工夫を凝らしていますが、それが空回りしているのです。技巧に走りすぎて、よくわからないところがあり、見ていて苛つきました。意余って力及ばず、といったところでしょうか。ライトな感覚は、評価してもいいでしょう。お色気シーンもくどくなくてよろしい。意外な展開や、キャラクターの面白さも、水準をキープしています。しかし、やはり省略の仕方が不器用で、途中で退屈するのはマイナス点でしょう。第1話「事件屋稼業」第2話「湖中の女」第3話「かわいい妹」第4話「簡単な殺人法」第5話「さらば愛しき女よ(ひと)よ」という標題が付いています。チャンドラーの作品から採ったものでしょう。このへんはミステリーファンとして大いに楽しめました。初監督作品ですから、あまり多くを望むのは酷というものです。一応、商業ペースには乗るでしょうが、ここを乗り越えなければ一流にはなれません。次作に期待しましょう。
2007年04月11日
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4月3日(火)巨人は東京ドームで開幕戦を迎えました。始球式は、03世界陸上200メートル銅メダリスト末続慎吾。これまでの始球式は、女性アイドルが盛り上げてきました。宮沢りえ、内田有紀、飯島直子、吉川ひなの、安室奈美恵ら旬のアイドルが華やかに彩ってきたことを考えると、地味な印象は否めません。神宮球場で本拠地開幕戦を迎えたヤクルトは「ヤクルトジュニアチーム」で、広島はOBの大野豊。色気も華やかさもありません。先月30日のセ・リーグ開幕日も、横浜で始球式を務めたのは星野日本代表監督、阪神は女優の水川あさみ、中日は走り幅跳び日本記録保持者の池田久美子でした。パ・リーグは上戸彩(ソフトバンク)、松浦亜弥と藤本美貴のユニット「GAM」(楽天)が登場し気を吐いています。30日の巨人戦の視聴率は、13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最低を更新しました。地味な始球式のせいではないでしょうが......。ここまで書いてラジオを聞くと、広島・巨人戦でタレントの石原さとみが始球式を行っていました。彼女はお昼の「笑っていいとも」にも出ていましたから、始球式もきょうからはじまるドラマの番宣なのでしょう。
2007年04月10日
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4月6日(金)フジテレビ系金曜プレステージ時代劇の人気シリーズ、「鬼平犯科帳」のスペシャル版です。「一本眉」の原作は、小説雑誌「オール読物」で読みました。ずいぶん昔のことで、内容は忘れています。1度ドラマ化されていますが、それは見ていません。実質的に、初見といえるでしょう。原作=池波正太郎「一本眉」+「墨つぼの孫八」より。演出=井上昭。脚本=野上龍雄。出演=中村吉右衛門、多岐川裕美、勝野洋、尾美としのり、中村歌昇、梶芽衣子、蟹江敬三、綿引勝彦、三浦浩一、長門裕之、宇津井健、大路恵美、遠藤憲一、火野正平ほか主人公が火付盗賊改方ですから、ストーリーは盗賊と長谷川平蔵が率いる盗賊改方の攻防が中心です。2時間スペシャルといっても、特に目新しいものはありません。2時間ですから、悪役が2組、出てきます。急ぎ働きの盗賊と、血を流さずに仕掛けで金子(きんす)を盗む老盗賊。今回はゲストに宇津井健という大物を招聘しました。中村吉右衛門と二枚看板になっています。この2人が主役ですから、レギュラー陣の登場シーンが、かなり減っていました。なかにはほとんど活躍する場がないままに終わった脇役もいます。中村吉右衛門の鬼平役、これ以上は望めない適役でしょう。この人以外の平蔵役は、今のところ考えられません。故大川橋蔵の銭形平次と双璧です。もう1人つけ加えるなら、「八丁堀の七人」の村上弘明。北町奉行所与力・青山久蔵役です。この人の江戸弁が耳に心地よく、再放送を見ていました。さて今回の「鬼平犯科帳」で気づいたことは、役者陣が老けた、ということです。鬼平の立ち回り、切れ味が鈍りました。宇津井健も声が小さく、ときどき聞き取れないことが......。相模の彦十、これは江戸家猫八が亡くなって、長門裕之で復活しました。お年のせいか、セリフ回しがもつれます。いちばん時の流れを感じたのは、梶芽衣子でした。アップになるシーンが数回ありましたが......。小説や映画に出てくる名奉行に共通するのは、人情味あふれる人柄と、正義のためなら上役にも諫言すること、時には御定法を破ることも厭わないこと、などがあります。杓子定規の小役人とそこが違うのです。鬼の平蔵も例外ではありません。本作では、一本眉との交情がひとつの見どころになっています。ラストも、平蔵らしい配慮があって、また1人、優秀な密偵が誕生しました。新密偵の活躍を是非見たいものです。そしてエンディングで描かれる江戸の四季。ジプシーキングスの「インスピレーション」も懐かしく、実はここが「鬼平犯科帳」で一番好きなシーンなのでした。
2007年04月09日
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注目の桜花賞(G1)圧倒的1番人気の(14)ウォッカが2着に敗れました。レース運びに不備はありませんでしたが、目に見えない疲れがあったのでしょうか。直線で一瞬、馬体を合わせたかと思われましたが、逆に突き放される始末。このレース、1着固定の3連単を買ってみました。7点買いです。(18)ダイワスカーレットが1位入線した時点で馬券はオケラ。豆券ですから、被害は少なかったのですが、慣れないことはやるべきではない、と改めて悟りました。 今週もプチパチ。やはり化けの皮がはがれました。すなわち、大当たりが1回もなかったのです。打ったのはすべて羽根デジ。これが廻せど廻せど当たりません。短時間の稼働ですから、どうしてもツキに左右されるのでしょう。もうひとつ、トータルすると、ボーダー以下の台を打っていたことになります。これでは勝てないでしょう。「CRスーパー海物語SAE」「CR北斗の拳STV」「CR笑うせえるすまん3PK」総回転数 470回大当たり ゼロ平均回転率 19,6回収支 ー24K
2007年04月08日
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土曜日の中山メーンレースは荒れました。11番人気、16番人気、8番人気の順に入って、3連単は4、904、700円。中央のグレードレースで500万円近い配当は、はじめてではないでしょうか。1番人気は4着。ワイド、複勝ともはずれました。阪神も1番人気が3着で中波乱。明日の桜花賞を予告しているのでしょうか?レースの性格1939年に「中山4歳牝馬特別」の名称でスタート。47年に「桜花賞」に改称されて50年から阪神芝1600メートルに定着しました。この時期の3歳牝馬にとっては、乱ペースになることが多いのですが、華やかな天才タイプの活躍が目立ち、生まれ持った能力だけで通用する特異なGIとして知られています。傾向過去10年で1番人気馬の成績は順に〔1〕(11)(12)(4)〔1〕(3)(3)〔1〕〔2〕〔2〕着、平均配当は単勝1020円、枠連1950円、馬連6350円。連対馬の多くに共通する実績面の主な項目は、1,初Vはデビュー2戦目以内(該当16頭)2、5着以下敗退は0~2回(全20頭)3,前走は1~4着(18頭)4,マイル経験(20頭)5,桜花賞コース経験(18頭)6,連対率50%以上(19頭)7,ローテーションは中2週~1カ月半以内(19頭)など。阪神11R桜花賞(G1)3歳オープン・定量 芝1600m有力馬がいずれも外枠になりました。3強ですんなり、というわけにはいかないでしょう。3着までに、他馬が食い込む余地は大いにあります。実績から、中心はウォッカ。その他は以下の通りです。◎14 ウォッカ○15 アストンマーチャン▲18 ダイワスカーレット△1 ショウナンタレント△17 エミーズスマイル△3 カタマチボタン■推奨馬券馬連 14-15 14-18 1-14 14-17 3-14
2007年04月07日
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グレートの表記が変わったようです。<G1>や<G2>は国際レースに限定、国内馬だけの競走は<jpn>となります。しかし、新聞は依然として<G1><G2>と表記。活字が間に合わないのでしょうか。いや現在は、パソコンで原稿を書き、それを写植しているはずですから、間に合わないわけはありません。過渡期の混乱に過ぎないのでしょう。中山11R ニュージーランドT(G2)3歳オープン・馬齢 芝1600m荒れるレースです。中心は上位人気馬ですが、ヒモに薄目が絡んで高配当に......。連下は幅広く流したほうがいいでしょう。◎13 スズカコーズウェイ○15 マイネルレーニア▲7 シャドウストライプ△14 マイネルランベージ△8 シベリアンバード△5 ハロースピード△10 ショウワモダン■推奨馬券馬連 13-15 7-13 13-14 8-13 5-13 10-13阪神11R 阪神牝馬S(G2)4歳上オープン・別定 芝1400m能力的にはディアデラノビアですが、休み明け、距離に一抹の不安があります。前走、準オープンを勝ったブルーメンブラットの勢いを上に見ました。もちろん、ディアデラノビアにあっさり勝たれても不思議ではありません。縦目も押さえましょう。◎8 ブルーメンブラット○5 ディアデラノビア▲3 アサヒライジング△2 アグネスラズベリ△1 タケカワルキューレ■推奨馬券馬連 5-8 3-8 3-5 2-8 1-8
2007年04月06日
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元祖、無人島の漂流生活者はデフォーの「ロビンソン・クルーソー」です。28年間の孤島生活に耐えたわけですから、サバイバー第1号とも言えるでしょう。トム・ハンクス、ヘレン・ハントの「キャスト・アウェイ」は、現代の企業戦士のサバイバル物語。これはよくできた映画でした。無人島に漂着してまず考えることは、そこから脱出して文明社会へ戻ることでしょう。それが不可能なら、生き延びる術を模索します。カップルの場合は、定住して子供を産み、孤島の生活に耐えて新しい家庭を作る、というのもひとつの選択肢でしょう。「青い珊瑚礁」がそれに当たります。ジーン・シモンズと、ブルック・シールズの主演で2回映画化されたような......。本作はいがみ合う男女が協力して孤島からの脱出を計る、というアドベンチャー映画。もちろん、力を合わせるうちに互いに惹かれていくというラブ・コメディふうの味付けが施されています。制作=1998年 アメリカ映画 101分。監督=アイバン・ライトマン。出演=ハリソン・フォード、アン・ヘッシュ、デヴィッド・シュワイマー、ジャクリーン オブラドース、テムエラ モリソンほかファッション雑誌の副編集長ロビン(アン・ヘッシュ)は、恋人フランク(デイヴィッド・シュワイマー)とマカテア島への6泊7日のバカンスに出かけます。2日目、緊急の仕事が入り、ロビンはタヒチへ行くことになりました。移動手段は、来たときにチャーターしたオンボロ飛行機しかありません。嫌がる操縦士クイン(ハリソン・フォード)を説得して飛び立ったセスナ機は、嵐に遭い、無人島に不時着。ここから2人のサバイバル劇がはじまります。不時着してまずやることは、島内の探索でしょう。瀧を見つけて喜んだロビンは、さっそく水浴びをします。ここで最初の災難。ヘビらしきものが、パンティの中に侵入しました。期待を持たせる展開です。ここから数々の障害仁遭遇するのですが、期待はあっさりと裏切られました。展開が淡泊すぎるのです。海賊に追われたりしますが、ハラハラ度はきわめて低いのでした。あっさりと難関を突破します。日本軍が残していった飛行機の残骸を利用して、セスナ機を修復します。残骸や切り取った枝木を浜辺へ運んだりするのですが、都会のキャリアウーマンであるはずのロビンが、いとも簡単に力仕事をこなすのです。手にタコができたり、息切れして倒れることもありません。汗をかいて化粧が崩れることもなし。共同作業でお互いの気持ちが通い合う過程も、これまたあっさりとしていて、歯ごたえがありません。ラストも想像どおりでした。アドベンチャー度、ラブコメ度、ともに薄味でもの足らないでしょう。肩がまったく凝らない映画です。ハリソン・フォード、すっかりオヤジになりました。「アメリカン・グラフティ」のスピード狂は、はるか昔の思い出に。......いや「スターウォーズ」のハンソロ船長でさえ、遠いことのように思えます。相手役のアン・ヘッシュ、はじめて見ました。まだ若いようですが、ときどき魅力的な横顔を見せます。インテリ女性としてハリソン・フォードを見下す場面など、うまく表現していました。セリフにあるように、ペチャパイなのが残念ですが......。点数は低いですが、気楽に鑑賞できるので、レンタル店で借りて見ても、そんなに損した気分にはならないでしょう。その程度の作品です。
2007年04月05日
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最近、何かとゴタゴタが多い日本将棋連盟。今回は女流棋士が反乱を起こしました。中井広恵女流6段が率いる女流棋士新法人設立委員会が2日、「新法人を設立し、自分たちで責任を持って将棋文化の普及と発展に努める」との声明を発表したのです。ただし、こちらも全員が反乱したわけではありません。連盟への残留を表明している女流棋士もいるのです。女流棋士は1974年に誕生。男性棋士とは待遇面で格差があることなどから、自立の道を求め昨年12月に開いた臨時総会で独立する方針を賛成多数で決めました。ところが今年2月に入り、独立の支援を約束していた理事会の態度が変わり、それに伴い残留希望の女流棋士が急増。独立を推進してきた女流トップの矢内理絵子女流名人が3月、設立準備委員を辞任するなど、足並みの乱れが顕著になっていたのです。今後、タイトル戦などは連盟主導で運営される見込みで、独立派は対局権利、資金源など厳しい局面に立たされました。ところでひとくちに女流棋士といいますが、彼女たちの実力は、男子プロの2,3段程度といわれています。さらに正確を期すると、男子の3段までは、プロとはいいません。4段から名人までが本当のプロなのです。それ以下はプロを目指す奨励会のメンバーにすぎません。女流棋士の全員は、実力的には奨励会のメンバーと同じなのです。しかし、この程度でも、素人の将棋自慢、アマ名人クラスでは、歯が立たないといわれていますから、女流棋士の力を侮ることはできません。現在の将棋界は、NHK教育テレビの取り扱いを見てもわかるように、囲碁よりも冷遇されています。プロゴルフ界は、男子より女子のほうが人気があります。将棋界にも、アイドル的棋士があらわれれば、独立も成功、将棋の発展にも大いに貢献できるのではないでしょうか。
2007年04月04日
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生粋のニューヨーカーであるらしいウディ・アレンが、イギリス・ロンドンを舞台にして作ったラブ・サスペンスです。ネットに絡んだテニスボールが、どちらに落ちるかによって運命が変わる。それは偶然か、それとも神の意志によるものなのか。制作=2005年 イギリス映画 124分。監督=ウディ・アレン。出演=ジョナサン・リース・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、マシュー・グード、エミリー・モーティマー、ブライアン・コックスほか元プロテニス・プレイヤーのアイルランド人青年クリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、ロンドンの会員制高級テニスクラブのコーチに採用されました。実業家の息子トム(マシュー・グード)と知り合ったことから、運命が開けます。家に招待されたクリスは、富豪の父親に気に入られ、トムの妹クロエ(エミリー・モーティマー)と相思相愛の仲になり結婚。しかし、トムの婚約者ノラ(スカーレット・ヨハンソン)と会って、クリスの運命は大きく狂い出すのでした。上昇志向の強い野心家の青年が、せっかくつかんだチャンスを棒に振るかもしれない恋に落ちるものだろうか、というのが見終わったときの感想でした。みずみずしい感性を失った年寄りの偏見でしょうか。構図としては、スタンダールの「赤と黒」に似ています。アイラ・レヴィンの「死の接吻」も同じテーマでした。エリザベス・ティラー、モンゴメリー・クリフト主演の映画「陽の当たる場所」にも、通じるものがあります。古典的なテーマで、才人ウディ・アレンが、そこに新しい視点を持ち込めたかどうかが問題になるでしょう。BGMにオペラを持ってきたり、クリスにドストフェスキーを愛読させたり、売れない女優にノラという名前を付けたり、と頭デッカチのアレンに相応しい道具立てが揃っていますが、あまり効果的ではなかったように拝見しました。特に後半のサスペンス仕立ては、この監督のもっとも苦手とするところで、ほとんど失敗作に等しい、といえます。細かいことは省略しますが、優秀といわれるスコットランドヤードの捜査も、実にお粗末でした。イギリス上流階級の生活が垣間見える前半と、スカーレット・ヨハンソンの可憐な美しさは、見る価値があります。実際、相手がスカレーレットなら、年寄りの私でも、のめり込んでいくでしょう。特にぽってりとした唇がたまりません。系統しては「インテリア」ほどシリアスではないし、むろん「カイロの紫のバラ」みたいなファンタジーでもありません。舞台がロンドンですから「マンハッタン」のような摩天楼の哀愁もありません。「アニーホール」の饒舌さは影を潜めています。そういう意味では、ウディ・アレンらしさはありません。それを新境地と肯定的に取るか、個性を失った凡作と否定するか、見る人によって分かれるでしょう。私見では、成功作とは言えないまでも、この監督のファンなら、我慢できるギリギリの出来栄えと判断しました。スカーレット・ヨハンソンが好きな人は、文句なくその魅力に参るでしょう。
2007年04月03日
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久しぶりに、この人を見ました。といっても実物ではありません。新聞に載っていたのです。スポーツ報知の記事によると、都知事候補でタレントの桜金造さんに助っ人があらわれ、それが誰あろう、東京・新宿で37年間、タイガーマスクの姿で新聞配達を続けている「新宿タイガー」氏(59)であった、というのです。この人は、もう数え切れないほど見かけました。新聞配達の途中であったり、映画館であったり、普通に歩いているところをすれ違ったり、といろいろな場面で会っています。しかし、口を利いたことはありません。「新宿Live」といHPをやっていたとき、ツーショットをお願いしようとしましたが、チャンスがありませんでした。新宿の名物男との異色コラボに街ゆく人々は奇異な目で2人を見ていたそうです。金造氏は「こういう方が応援してくれるのは何よりもうれしい」と笑顔。タイガー氏は「今後も金造さんのお役に立てれば」と語り、夕刊を配るため、さっそうと雑踏の中に消えていきましたとさ。
2007年04月02日
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中山のメーンレース、1番人気のダンスインザモア、前走と同じく出遅れました。2馬身はあったでしょう。3角から4角にかけて、足を使って追い上げ、直線半ばで力つきました。こういうクセのある馬は、やはり勝負しづらいとあらためて認識。今後の馬券戦術に役立てましょう。1勝1敗で迎えた巨人ー横浜戦。きょうは巨人の打線が爆発しました。餌食になったのは工藤。昨年まで巨人にいたベテラン投手です。勝負の世界の厳しさを痛感させられた試合でした。3月27日(火)ゆっくりと家を出て、曇り空の中を散歩。部屋にいたときは花冷えのような感じでしたが、外は意外な暖かさ。一駅歩いてパチ店へ。白枠スーパー海に91回転で大当たりゼロの台を発見。ヘソ、風車ともまともなので打つことにしました。回転は交換率から計算すると合格です。上ムラにしても、廻るほうだと言えるでしょう。しかし、容易に当たりません。回転も次第に落ちてきます。やめ時が難しくなりましたが、予算一杯まで粘ることにしました。エビとカニのノーマルリーチがハズレ、再始動で当たったのが200回転目でした。5連チャン、5連チャンのあと、確率越えが3回続きます。特に338回の大ハマリでは、精神的、肉体的に疲労困憊。2連チャンのあと、時短を消化してやめることにしました。時間は15時30分。まだ就業時間内です。先週からはじまったプチパチ。これがどうも身についてしまったようです。規定の8時間労働前に、身も心も疲れ切ってしまうのでした。これも年齢のせいでしょうか。「CRスーパー海物語SAE」回転数 964回大当たり 19回実践確率 50,7分の1収支 ゼロ3月29日(木)4月下旬の陽気です。所用があって、チャリンコで中央線沿線へ。昔ネジロにしていた店でスーパーを打ってみました。廻らないのですぐに退散。地元に戻っていつもの店へ。新弥次喜多ワールドの端台が空いていたので、着席します。500円玉を6枚用意して戦闘開始。投資1,5Kで初当たり。その後、連チャンはしませんが、適当な間隔で当たりが続きます。最大のハマリは214回ですが、保留玉連チャンは1度もありません。爆発とはほど遠く、ドル箱は2箱と3箱の往復を繰り返します。こういう展開も実に疲れます。食事休憩の時、生ビールを飲んだので、それも疲れる原因になったのかもしれません。16時を過ぎると、脱力感に襲われるのでした。全身がだるく、気力も萎えてきます。4時間強の稼働でついにギブアップ。ふた箱を交換して終業としました。このあと、用事をすませてから居酒屋で生ビールとホッピー。帰宅すると、ブログを更新する余力もなく布団に潜り込むていたらくでした。「新弥次喜多ワールド」回転数 1487回大当たり 21回実践確率 70,8分の1収支 +7K
2007年04月01日
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