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おはようございます、紙太材木店の田原です。冷たい雨の降ってる美濃地方予報では雪に変わりそうで寒い一日になりそうです。さて、リビングでの収納敷地面積や建物自体の大きさが限られていると収納スペースの確保にはいろいろ頭を悩ますことになります。平面プランで収納を考えるとそのスペースが取れないなんてこともあります。しかし、リビングに収納があるととっても便利ですからいろいろ工夫して確保することになります。リビング階段の場合は階段下収納という手が真っ先に考えられますがこれは一般的それにデザイン優先でストリップ階段にした場合には取れません。でもどうしてもここはストリップ階段(踏み板と両側のササラ桁が見える階段)という場合もあるわけです。上の画像検索をご覧になるとわかりますがこの階段の下に収納というケースはほとんどありません。というより、最初からできないと思ってるわけですがストリップ階段を採用する場合ある程度建物の広さがあって収納スペースの確保にそれほど困っていないというの場合もあります。で、このストリップ階段の下にどうやって収納を作るか?というのが今打ち合わせ中のプランの課題でした。いろいろ考えてみると収納という場合はモノを入れなければなりませんからある程度の容積が必要なるわけでそれなら引出しでもできます。ということで階段の下から1段目を畳1帖分の広さにしてそこに引き出しを作る目からウロコのプランストリップ階段で収納が可能と少々ドヤ顔だったのですが考えて見ればそんなことはとっくに誰かがやってるわけで伊礼さんの本に写真付きで載っていました・・1段目は最大2帖分取れて引出しタイプですから容積を最大限利用できます。普通の収納では利用されてない空間も多くあるわけで使い勝手はかなり良さそうです。ストリップ階段を使いたいし収納も確保したいという方は検討してみてもいいのではないでしょうか。
2015年01月30日
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ここ何日もこちらの家にこもってます。ツイッターやFB風に書けば楽なのですがそれは別新しい事にいろいろチャレンジしてます。
2015年01月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨夜から寒さがぶり返してきたようで今朝も寒い美濃地方です。さて、いまお打合せをしているお客様は床暖房を利用されてます。このようなケースでは新たな家の暖房システムも床暖房をご希望になることが大半です。床暖房が如何に気持ちがいいかと言うことを強調されるのですがよく聞いてみると床暖房だけで暖房しているのではなくエアコンやファンヒーターをお使いになっている場合が多く、床暖房だけで暖房というのはあまりありません。サッシの性能も断熱性もそれほど高くありません、床暖房では結露やコールドドラフト(サッシから降りてくる冷気)を防ぐことはできませんから補助的な他の暖房が必要になってきます。また、低温やけどにも注意しなければなりませんからそれほど床面の温度を上げることができないのも補助暖房が必要な要因の一つです。床暖房についてての一般的な認識は暖かいと聞くけど設置費用とランニングコストが心配といったところでしょうか高性能な住宅を作る場合、全室暖房が基本になります。床暖房のようにリビングだけとかLDKだけという局所暖房は考えられません。床暖房だけで全室暖房をしようとすれば全室床暖房にするかあるいは一部の床を高温にしなければなりませんが低温火傷や設置費用、ランニングコストの面から現実的ではありません。高性能な住宅を作る実務者の間では「床暖房は寒い家の補助暖房」というのが共通した認識です。全室暖房が基本の高性能住宅では暖房費を今の一般的な住宅の1/4から1/3にすることが目標ですからそのような家での床暖房はかんがえられません。現在作られている高性能な住宅ではエアコン1台あるいはFF式ファンヒーター1台で全室暖房が可能ですが一般的にはあまり知られていません。住宅の性能もプリウスが出た時と同じようにここ数年で大きく向上していますが残念ながらそれは日本で毎年建てられる家のひと握りでしかありません。寒い家の補助暖房である床暖房まだまだ日本では需要がありそうです。
2015年01月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。比較的暖かな日がここ数日続いてます、寒い家に住んでると室内環境は外気温の影響を直接受けますからとてもよくわかります。断熱性や気密性の不足が原因ですが分かっていても住めないわけではなくちょっと我慢するか暖房費を気にしながら余計に暖房すればなんとかしのげるということでそのままという人が多いのではないでしょうか。我慢、倹約が美徳、贅沢は敵というお国柄ですから仕方がないのかもしれませんが健康性の観点からすれば問題があります。さて、建築の仕事をしていると年に何件か古い木造住宅、いわゆる古民家の再生の依頼を受けます。こちらの住宅も築100年以上の茅葺きの民家ほとんどの場合このような古い民家(特に農家)は玉石の上に土台を乗せる石場立て工法と呼ばれるものです。そうです、石の上に家は乗ってるだけというのが古来からの日本の家づくりです。民家の場合はこの玉石が切石などに変わることもありますが基本はおなじです。そうすると何十年という時間の流れの中で柱の立っている近辺の玉石は家の荷重で沈むことがあります。地行と言って玉石は置いてあるだけでなく事前に地面を突き固めて沈まないように仕事がしてありますがそれでも多くの場合土台が不陸を起こします。すると建具の敷居が水平でなくなり襖や障子がきちんと締まらなくなるといことになりそろそろ家もガタが来た、それに冬の寒さも我慢できないしということで取り壊されるケースが大半です。この家の広縁にはガラス戸が入ってます。でもよく考えてみましょう濃尾地震のあとですから当時の家ではまだガラスはそれほど普及していません。建てた当時からしばらく、恐らく戦後10年ほどまではここには障子が入っていたと思われます。夜は雨戸を閉めて生活というのが普通だったことを考えると隔世の感があります。サッシやガラス戸は後世のもので開口部は全て障子冬でもです。(障子しかないのですから)暖房は火鉢と囲炉裏程度ですからよくよく我慢強い国民です。サッシではなくガラス戸という家も今ではあまり見かけませんが冬の寒さは相当なものです。古い住宅を再生させるには基礎をはじめとした耐震性の確保と温熱環境の改善がとても大事です。もちろんその家が持っている風格も尊重しなければなりません。壊して建てれば簡単で多くの人がそうしますが古い家を残していきたいという人がいれば何らかのお手伝いをしたいと思ってます。この家も来月から工事がはじまり、秋頃に完成予定です。
2015年01月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今年の花粉、昨夜のニュースで昨年の2倍とか私自身も何に反応しているのかわかりませんが、既に発症していてティッシュとハンカチが手放せません、花粉の入って来ない気密性のいい家に住みたいものです。さて、以前、断熱性や気密性が低いとエアコンだけでは暖房できないとお話しましたが詳細な調査研究を建築研究所が行っていますので時間のある方は覗いてみてください。資料は膨大で、一般の方ではとても全部をなんて難しいでしょう。私も実は飛び飛びで読みました(^_^)第三章の「高断熱水準の目標設定と技術基準の検討」は建築に携わる方だけでなく一般の方が読んでもそれなりに理解できますので暖かい家に住みたい人には必見です。結論から言うと今の現行(新主エネ基準)の断熱、気密水準は十分ではないということにつきます。健康安全性の観点から、作用温度を指標として断熱性レベルを検討するための基礎データをまとめた。どのレベルまで室温環境を向上させるべきかについては別途判断が必要であるが比較的低い作用温度10度と設定した場合においても、H11年基準レベルでは、十分と言えないことがわかった。防露の観点から言うと、H11基準が最低レベルではないだろうか。出典:独立行政法人建築研究所 No.154号(2014(平成26年)2月)住宅の高断熱化目標水準に関する基礎調査第三章 P287国の制度は住宅に於けるエネルギー削減に向かって動き始めています。住宅の性能を向上させない限り、エネルギーを削減できないことがわかっているからでサッシ業界は真っ先に動き始めて、世界に通用するようなサッシの販売を始めました。従来はそれができる能力があったにもかかわらず利益率優先の戦略を取って高性能なサッシを作って来なかったわけで恐らく国からは相当強い圧力がかかったと思われます。昨年から今年にかけてサッシ大手3社が競って最新の高性能サッシを出してきたことでもわかりますし、YKKは全国で自社社員向けのセミナーを開催して高性能サッシの販売体制を強化しています。今出ている高性能サッシと比べれば従来販売されてきたサッシなどおもちゃのようなレベルですが一般の方はほとんどそんなことはご存知ありません。ペアガラスだから今より暖かいはず、大手のHMも使ってるしそんなに悪いはずがないと思い込んでいる状態です。ご紹介したレポートは独立行政法人で国のお金、つまり税金で運営されてるわけでその内容は広く国民に知らせれるべき性質のものです。でも、まぁマスコミもこんな調査結果が出ているなんて報道しませんし設計や工事に携わる実務者もほとんどしりません。まして一般のこれから家を建てようと考える本来であれば一番に知らされるべき人たちも蚊帳の外です。これだけの調査ですから相当な予算も組まれていたわけですから実務に携わる方は是非読んでおくべきですし、一般の方も読んでおいても損にはなりません。国が本腰を入れて住宅の性能向上に動き始めたということを示すひとつの例だと思います。もう一度読んでみましょう、比較的低い作用温度10度と設定した場合においても、H11年基準レベルでは、十分と言えないことがわかった。(10度なんていう信じられない低い室温レベルでさえです)
2015年01月23日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ここ数日は粟野の家で床下に潜っていました(^_^;)外では左官屋さんが仕上げ工事の真っ最中です。シラスを塗っています。塗り壁で仕上げるとなると折立の家のように漆喰で仕上げたりモルタルに吹付というケースもありますが漆喰やシラスはそのまま仕上げ材となるのがモルタルと違うところ今回はもうひと手間かけて「かき落とし」です。塗って数時間後の半固形状態になったところで表面を釘のブラシでかき落とすことを言います。古い木造住宅の浴室の天井が塗りでザラザラしてたらかき落としです。仕上がりはこんな感じですが、よくわかりませんね。乾くととても質感のある仕上げになり、漆喰とは一味違った風合いとなります。外壁全面に施工する必要はなく玄関周りや1階、あるいは2階の一部に使って残りを板貼りにするという振り分けをすると建物全体のレベルをグッと上げます。この建物もシラスは1階の南面と玄関周りだけで残りは板張り板張りもいろんな種類があって掛かる費用もかなりの差がでます。法規上の制約(防火)がなければお値打ちにできる材料ですから外観のメンテナンスでお悩みの方は板張りもひとつの選択肢です。古い蔵の下見板張りをご覧になったことがある方も多くいると思いますが板の風化は20年で1mm12ミリの厚さの板を使えば50年、60年は普通に持ちます。塗装をするかどうかはお客様次第ですが蔵の下見板は塗装などしてないケースが大半です。サイディングにするかどうかでお悩みの方は検討の余地があります。ただし、それに合う建物デザインかどうかは別物ですけど
2015年01月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は現場で電気打合せ配線工事の前に住まい手の方と各部屋を回りながら最終確認をします。スイッチの位置やコンセントの配置照明器具の取付位置など、図面上では分かっていても実際の部屋で確認することで認識のズレを修正することができます。配線や配管と言った設備工事は壁や天井の中に隠れてしまいますからこの確認はとても大事です。さて、人のいない建物あるいは工事中の建物もそうですがどんなに断熱材が入っていても暖房されてるわけではありませんから内部はかなり寒い。この原因は蓄冷つまり寒さ、冷たさを建物が蓄えてる状態反対が蓄熱ですね、暖かさを建物が蓄えてることを言います。熱を蓄える能力を熱容量と言いますが熱を蓄えるというと熱さをだけを蓄えると勘違いしそうですが冷たさも蓄えます。質量がある石やコンクリートが熱しにくく冷めにくいのは熱容量が大きいからです。住宅もかなり大きな熱容量があって壁や天井の下地のプラスターボード一枚10kg以上で200枚以上貼りますからそれだけで2トンその他に木材にも建具にもあらゆるものに大なり小なり熱容量があるわけでそれらが人のいない間は外気によってつまり美濃地方であれば夕暮れから朝方まで氷点下に冷やされ蓄冷しているということになります。人の体感気温は室内の床、壁、天井の温度と気温を足して割ったもので簡易的に表すことができますがこの床、壁、天井が蓄冷している状態ですからエアコンなどの暖房器具で室内の空気を温めても体感気温はなかなか上がりません。冬季のお引渡し前の新築住宅のケースでは実測するとわかりますがQ値が2を切る高い性能の住宅でもエアコン2台、ファンヒーター1台をフル稼働させて家中室温を20度以上にしようとすると二日、48時間かかります。冷えてしまっている住宅とはこれほど温めるのに時間がかかります。しかも美濃地方でQ値2を切る住宅ですから一般的な省エネ基準の家(Q値2.7)では恐らく3日ないし4日はかかると思われます。このように学校や仕事で暖房器具を使うのは夕方からお休みになる7時間ほどだけであとの17時間は暖房されていない建物でしかも断熱や気密や換気システムが諸外国に比べ劣っている日本の住宅で次のような走りをする車に似ています。高速道路を時速160kmでアクセル全開で1時間走り3時間休憩してまたアクセル全開で走る・・当然、燃費はとても悪い車になってしまいます。逆に時速40kmで4時間続けて走るほうが燃費はいいはずです。もし、燃費が同じ程度ならどちらにするでしょう、暖房に当てはめれば連続して使った方が暮らしやすいですし住宅の性能を今の省エネ基準より更に数段上げれば連続して使った方が燃費は向上します。20畳程度のLDKでエアコンだけで足先が冷えるようなら断熱、気密、換気のどれかにあるいは全てに足りないものがあると思われます。
2015年01月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。明日からいよいよセンター試験なんですね、浪人中の息子も正念場ですから親としては頑張ってもらいたいものです。最近の予備校入学金と授業料があるんですが当初の授業料の期間は12月の初めまででそれ以降は選択科目を取って授業ですがその金額は当初の授業料とは別なんですね。私も30年ほど前に浪人してましたがその頃とは仕組みも随分違うようです。ということで浪人、結構な金額がかかります・・さて、前回冬の室内温度の目標値を決めて断熱性をはじめとする住宅の基本性能などを検討すると仕様決定の合理性が出て設計にも生かされる話をしました。現在、住宅の性能に関心のある工務店や建築事務所といった実務者でドイツのパッシブハウスの基準に無関心という人は恐らくいません。というのもほぼその基準が世界基準でその基準と比較して自分達が建てる家がどのレベルにあるかを意識するからです。もちろんパッシブハウスはドイツの気候に合った基準ですから日本の夏のそれとは随分異なります。例えば夏の日本の湿度の高さと言った事などですがしかしそのようなことを考慮しても国が目指している日本の住宅性能の方向や住宅業界を取り巻く設備機器業界、サッシをはじめとする断熱に直結する業界などは既に数年前から家の性能向上がこれからの方向と確信してそれ以前と比べればすごい勢いで走り始めています。一般の方の中でも意識の高い方はその方向で住宅を検討されますがまだそれは一部の方に留まっているのが現状でしょうか。ところで前回の話しにも関係しますが、年間冷暖房負荷というのがひとつの基準としてあります。これは一年間(夏も冬も)に室内の温度を一定にし快適に過ごす温度に保つため床面積1m2あたりどれだけエネルギーを消費していいかを決めてるものでパッシブハウスは冷房と暖房それぞれで15kwh/m2、合計で30kwh/m2日本の基準はこの美濃地方で460MJ/m2単位が異なりますが1kwh=3.6MJですから460を3.6で割って、127.7kwh/m2つまり、日本の基準の4分の1しか使ってはいけない・・・この美濃地方より寒いドイツであなたの家の暖冷房費の25%しかも家中、つまり廊下もトイレも脱衣室も寝室もリビングも全て冷暖房して日本の基準の25%です。彼我の基準の差をどう捉えるか謙虚に冷静に今の日本の基準を考えなければなりません。国や住宅業界以外の業界は性能向上に向けて走り始めていますが最も遅いのが実は住宅業界だったりします。
2015年01月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。11月に受けていた福祉住環境コーディネーターの試験結果の通知が来ました。以前FBでもお話しましたが、・アテローム血栓性脳梗塞とは、脳内奥深くの細い血管が・・・・ホーン・ヤールによるパーキンソン病の重症度分類のステージV度では・・なんていう専門外の試験勉強で脳みそがフリーズしてしまったのですが1日17時間の勉強の甲斐あってかなんとか合格しました。自己診断では全く歯が立たずと感じて、来年本腰を入れなければと覚悟をしていたのですが自分でも驚きの結果でした(^_^)さて、全館暖房という言葉をお聞きになったことがあると思いますが多くの方は今までのご自分の住まいと経験から判断してそんなのは現実的ではないと感じています。そんなことをすればひと冬の暖房費がいくらかかるか想像すらできないと。リビングだけでなくキッチンも廊下も寝室も子供室もさらにトイレや洗面室、お風呂までが暖房されてる状態です。このように家中全て暖房した時にひと冬いくらかかるか?ということが今では全て計算で求められます。大きく分けると次の5つがわかると計算できます。・どんな断熱材をどれくらいの厚さで床、壁、天井、屋根に使うか・どんな性能のサッシを使うか・換気システムは何か・気密性能はどれくらいか・冷暖房機器は何を使うかつまり断熱、気密、換気、冷暖房システムといった住宅の基本性能の善し悪しが冷暖房費にいくら必要な家なのかということに直結しているということになります。その中で冷暖房機器にどんなものを使うと購入者のコストと満足度を満たすかというと圧倒的にエアコンに軍配があがります。詳しい説明は省略しますが消費するエネルギーに対して得られるエネルギがーが圧倒的にヒートポンプが優れているからです。ただし、前回もお話しましたが断熱性や気密性が低いとエアコンだけでは暖房できません。今までの日本の住宅は断熱に関して言えば発展途上国状態というのが真相ですこれは断熱材だけでなくサッシも含みますし供給側も消費者の意識も同様でした。一般の方の要望というのは暖かい家がいいというのが圧倒的ですが非常に感覚的なご要望になります。それに対して設計者がQ値2.7(次世代基準)で十分かな?いやそれじゃ寒そうだし全館暖房するなら1.5くらいかななどと考えるとこれまた感覚的な設計になってしまいます。必要なのは例えば・家中暖房してひと冬いくらの暖房費かかるか・一番暖房費のかかる1月の暖房費をいくらにしたいか・室内環境を冬に22度にしたときひと冬の暖房費をいくらにしたいかこれらを押さえて同時に予算的なことを考慮して設計すると合理性のある仕様ということになります。設計者、工務店は感覚的なお客様のご要望を感覚的に設計するのではなく冬の室内温度の目標値を決め合理性のある設計にしなければなりません。でなければいつまでたっても寒い家が量産されていくことになります。
2015年01月14日
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こんばんは紙太材木店の田原です。怒涛の三連休が終わりました。ということでようやくブログの更新です(^_^;)粟野の家Q値は1を切る高性能住宅です。自然温度差も10度を超えてますから計算上ではなく実測としての年間暖冷房用消費エネルギーがどれくらいになるか楽しみな家です。先日、天井の和紙も貼り終わり珪藻土を塗る前の木部の養生中です。窓枠や廻り縁、建具枠など無垢の木材ですから珪藻土のシミがつかないようにテープを貼ります。漆喰にしても珪藻土にしてもアルカリ性が強いので注意が必要です、壁と接する木材全てですから3人がかりでも2.3日はかかってしまいます。その後にようやく壁が塗れるわけで塗り終わるのは来週なかすぎでしょう。今回の現場ではいくつかの新しい試みをしていますが機会があればお話しますね。本日は3日間の疲れのため頭があまり回っていません(普段もそうですが)実は明日も午前と夜に打ち合わせが入ってます。その準備もしなければなりませんので本日のところは平にご容赦をお願いする次第です。
2015年01月12日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。最近はマイナス3度が標準な川辺町の朝です。美濃地方でも、中濃地域はほぼこの気温と思われますが山間部に近いともう少し気温が下がっているはずです。この気温で室内温度を20度にしておこうとするとどれくらいの暖房能力が必要か?24畳のLDKでは(1軒の家として計算)次世代基準のQ値2.7で計算すると2.7x39.6m2(24畳)x23(温度差)で2459.1wおおよそ、2.4kwのエネルギーが必要ということは2.5kwのエアコン1台でそのエアコンがフル稼働すれば達成できる数値です。でも実際はこれでは不十分に感じる方が多くその他の補助暖房が必要な家が大半です。Q値計算では換気回数は0.5回で計算すると定められていますが実際は気密性能が低いため(きちんと気密シートをしなければC値は3~4程度)ほぼこの倍、0.5回ではなく1回程度換気されます。家の性能とは関係ありませんが外気がマイナス3度ぐらいだとかなり性能の良いエアコンでなければ霜取りでの停止時間がそこそこ発生します。また室内気温の温度分布は前回述べたサッシの冷気は膝から下の部分に滞留しますからひざ下は常に寒い状態が維持されます。これらのことは断熱性と気密性の不足が原因ですから壁の断熱材をセルロースにしたり、羊毛にしたとしても解決しません。確かに次世代基準では計算上は2.5kwのエアコン1台でLDKを温めてくれますが計算値でしかありません。住宅に性能なりの暖かさを求めようとしたとき使用する材料だけでなく施工技術も考慮しなけれればならない重要な要素の一つになります。殊に気密性のに関してはドイツでは専門職があるほど高度化されてますから隙間というものに対する認識を一般の方ももう一度考えて見る必要があります。窒息住宅と揶揄する言葉も日本にはありますがためにする議論にほかなりません。
2015年01月09日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は寒さが少し緩みましたが今朝は0.5度の川辺町です。名古屋とは2~3度ほど気温の低い美濃地方です。日中の最高気温も一桁台ですから室内を暖かくしましょう。さて、私の家の離れ20年ほど前に建てた2x4の家ですが1階の外壁は2x6でできています。2x4だと壁の厚さは89ミリ2x6だと138ミリですからそのぶん断熱材も多く入っています。で、新築当初、エアコンで暖房すると何度に設定しても膝から下は18度程度までしか温められません。霜取りで時々止まってしまうというのもありますが当時20畳用で200Vのエアコンを設置してましたが32畳の部屋で窓は単板ガラスのアルミサッシ(^_^;)では2x6の壁をもってしてもこの程度加えて気密性能は今作っている家からすれば無いに等しい・・・・さて、206の壁なのになぜ膝から下が18度以上に上がらないか?気密性能の悪さもありますが(温めた空気が隙間から出て行くと出て行った分の冷たい外気が床近辺の隙間から入ってきます暖かい空気は浮力がありますから天井近くの隙間から出ていき床近くの隙間から冷たい空気が入るということです)問題はアルミサッシ32畳の部屋で腰窓サッシが2ヶ所と掃出しサッシが3ヶ所掃出しサッシの1ヶ所は南側で大きさが通常の2倍あるものということで、掃出しサッシは通常のサッシに換算すると4ヶ所ということになります。掃出しで1.6mx2mx4ヶ所で12.8m2腰窓で1.6mx1.2mx1ヶ所、1.2mx0.7mx1ヶ所で2.76m2合計15.5m2の窓15.5m2と言うのは一般的な掃出しサッシの高さは2mですから幅が7.75mの掃出しサッシが室内にあると同じことになります。東西南北のどこか一面が全てアルミの単板硝子のサッシ考えただけでも寒い!と今なら考えられませんが、当時は壁の断熱優先の考えでしたからサッシのことまで気が付きませんでした(^_^;)このサッシのから冷気が降りて来るんですね、カーテンをしても床とカーテンの隙間から手をかざしてもはっきりわかる冷気が・・・それは勢いよく、と言っていいほど吹き出してきます。これは先ほどの気密性能が低くて侵入してくる外気とは違います。サッシの性能が低いために室内の空気が冷やされているんですね。その冷やされて重くなった空気が滑り台を滑るようにガラスの表面を下降してきます。そして冷やされた空気は水蒸気をたくさんその空気の中に保持することができませんからガラス面で結露します。ガラスの上部より下部に近いほうがより多くの結露を発生させます。一般的にこのようなサッシを結露製造機能付きサッシとか除湿機能付きサッシ冷気供給機能付きサッシさて、問題はペアガラスにすればOKと思っている方が多くいるということサッシの性能は熱貫流率で見なければなりません。以前のブログでも書いていますので省略しますが断熱性の低い住宅で生活されていた方はエアコンで暖房なんて考えられないというのが実感だと思います。そうです、断熱性の低い住宅ではエアコン嫌いになるでしょうね。ではより高い断熱性能の家なら?このお話は次回に。
2015年01月07日
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読者の皆様、明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いいたします。紙太材木店は今日までお休みですがブログは本日からとなります。さて、お正月、1月3日 朝7時半頃の我が家の温熱環境商売柄家のいたるところに温度計が設置してあります。中の間仏間廊下築百年近くの無断熱の家ですから外が冷え込むと室内もこんな環境になります。この時の外気温はマイナス4度ほどです。母は仏間と襖を一枚隔てたとなりの部屋で寝ていますから暖房器具や電気毛布は必需品です。おやすみの時に電気毛布をお使いの方がかなりいると思いますが大抵室内は暖房されていません。暖房を切って電気毛布で就寝ということですが体は暖かくても肺に入る空気が2度や3度では体に負担がかかります。お年寄りや体力的にハンディのある方は寝ている時も寝室の空気を温めることを先ず第一に考える必要があります。エアコンが最も効率がいいのでお勧めですが風が当たらない工夫が必要です。温度設定もそれほど上げる必要はなく20度程度でOKでしょう。電気毛布に比べれば電気代は少々かかりますが風邪をひいてお医者さんに行くことやクスリ代を考えれば気にすべき金額ではありません。お勧めの暖房器具は安全を考慮してエアコンとオイルヒーター無断熱の家では暖房しても熱はすぐに逃げてしまいますから就寝中はつけたままが基本です。無断熱の家で健康に日本の冬を乗り切るには安全な暖房器具が必須となります。
2015年01月05日
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