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今朝、育児をしている夢をみながら目覚めました。軽い育児ノイローゼかもしれません。(笑)さて、今日の日記は前回の続き、ちびたまの初外出1ヵ月検診編です。****************************お昼休み時間を少しずらしてわたしとちびたまを迎えに来たたまおさんの車に乗って、いざ小児科へ。退院の時以来のベビーカーの出番でしたが・・・・アレですね、運転(?)に慣れていないので一苦労。まだまだひとりで出掛ける自信はございません。そうそう、我が家は数週間前にマイカーを購入しました。たまおさん、大喜び♪ウチから車で20分程度で、小児科に到着しました。ここでは詳しく記載しませんが、ジュネーヴには日本人小児科医が居ます。子供の遊ぶオモチャが置いてあったり、壁に子供達の書いた絵が飾ってあったりと、雰囲気がいかにも小児科といった感じです。診察室に通されて数分後現れた小児科医は、年齢不詳のサバサバした感じの日本人女性でした。そうそう、こちらのクリニックのドクターって、白衣を着ていないケースが多いんですよね。この日のドクターもラフな格好をしていました。また、こちらの病院では、妊婦検診の際にも職業(含む以前の職業)を聞かれることが多かったのですが、今回もわたしの以前の職業を聞かれました。母親の職業と子供の成長との間に何か関連性があるんですかねぇ?一通りの問診をしてから、ちびたまさんのボディーチェックと体重測定。ビタミンKを飲ませて問題なく終了かな?と思った矢先に・・・・・、授乳回数の件で厳しいチェックが入りましたっ!ちびたまさん、生後1ヵ月で、なんと体重が1,600gも増えておりました。身長も4cmほど伸びておりましたが、1ヵ月で1,600g増は明らかに増え過ぎのようです。母乳はともかく完全にミルクのあげ過ぎと指摘されました。退院後、三回ほど助産婦さんの訪問があり、その一度目の訪問時にも体重の減りを指摘されたわたしは、生後2~3週目にかけて、ムキになって頻回授乳(母乳)&母乳をあげたあと2度に1度の割合でのミルク追加を続けていたのでした。授乳回数はざっと1日に10回くらい。夜は、3時間おきに、昼間は2時間おきの間隔で『乳』をくれ続けていたのでした。その結果、ちびたまさんは、体重オーバー気味に。わたしもここ数日、何となくそんな気はしていたのですわ。沐浴をさせる際に裸にしてみると、妙にお腹だけ膨らんでいるし、いつも腹いっぱいで鼻をフガフガさせていたし・・・・まぁ~、相手は乳幼児ですから、わたしに文句の一つも言えませんわなぁ~。それに、乳幼児は満腹中枢がまだ発達していないので、ミルクなどあげただけ飲んでしまうそうです。しかも、出産直後から比べれば母乳量は増えているはずとはいえ、母乳には目盛が付いていませんから、現在どれくらい母乳が出ているかも分らず、足していたミルクも止めることが出来ずに、ちびたまに無理やり飲ませていたことになるワケです。助産婦さんの三度目の訪問の際には、体重が順調に増加傾向にあるから、ミルクを足すのを極力控えてみたら?とのアドバイスにも、ミルクをキッパリ止めることが出来ずにいたのです。このへんが育児の難しいところですねぇ~。わたし、これまでのところ、育児書なるものを一冊も読んでおりません。それは、乳幼児にはそれぞれに個性があるし、一般の基準にあてはめることはせずに、その子の実際の様子を見ながらのびのび育てようと思っていたからであります。なぁ~んて、言うと格好良いけど、つまりは、母乳の件と同様に育児に関しても、のん気に構えていただけのことでございますわ。(笑)ちょうど検診の前日に、日本で助産婦をしていた友達に『乳搾り』をしてもらい、実際に自分の『乳』が飛ぶ様子をこの目で確認していた為に、検診の翌日から小児科医の言う通りミルクをキッパリ止めることが出来ましたが、前日の『乳搾り』が無かったら今でもミルクを追加していたのではないかと思います。それくらい、最初の子育ては、母親に自信が無いものなのです。しかも、相手はもの言わぬ要求者ですから、泣けばお腹が空いたと思い、また泣けばオシメが濡れているのかと考え、それでも泣き止まなければ、仕舞いには途方に暮れちゃうわけですわ。ホントは、こちらが泣きたいくらい・・・・。(苦笑)幸いウチのちびたまさんは、それほど気難しいタイプでも無いようで、~♪~♪おっぱい飲んでネンネしてぇ♪~♪~を地で行くタイプなのですが、それでも特にワケなくグズるときなど、ホント泣けてきますぅ~。寝ている時はホント天使のようなのですけどねぇ。そうそう簡単に親になれるわけではございませぬわね。(笑)さて、今回の分娩費用+4日間の入院にかかった費用は、2,500スイスフランでした。日本円にすると、225,000円くらい。意外にお安いと思ったのはわたしだけ?それというのも、スイスでは通常の妊婦検診でさえ約250スイスフラン(23,000円くらい)請求されたりするのでね。ちなみに、わたしは硬膜外麻酔を使用した無痛分娩で出産しています。また、今回かかった費用は、全て保険から支払われます。それ以外に、ジュネーヴ州から出産一時金として1,000スイスフラン(9万円くらい)が支払われ、また満18歳になるまで、児童手当として月に200スイスフラン(約1万8千円)が支払われるそうです。そして、最近・・・ウチのちびたまさんがこの人に見えて仕方がありません。正確に言うと、この人って、赤ちゃんの特徴(下膨れの顔・面積の大きなおでこ・自然剃りこみが入り中央が立っている髪型)を全て持ち合わせているんですね。あなたも近くの赤ちゃんを観察してみては?でも、母親に向かって、○○に似てますね、なぁ~んて言ってはいけませんよ。(笑)
2006.01.25
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今日の日記の内容は、いつもの「たまにっき」というよりも、「ちびたまにっき」(妊娠・出産日記)に近いので、興味の無い方はスルーされることをオススメします。***************************先日、ちびたまの1ヵ月検診に行ってきました。もう生後1ヵ月になるんですねぇ~。早いもんです。この産後の1ヵ月は、聞くも涙・語るも涙・ナミダ・なみだぁぁぁ~~『アイタッタッタァ~~な毎日』っと、会陰切開縫合あとの痛みは未だ残るものの、産後特に酷かった貧血などは随分と回復してきました。出産の翌日から処方された「鉄剤」のおかげで、その翌々日には別の生みの苦しみを味あうことになりました。「鉄剤」と聞いて、「便秘」と思い浮んだ方は、経産婦(=出産経験のある人)に違いありません。(笑)あれは、実際の出産時のいきみよりも辛い経験でした。快便女王のこのわたくしが、生まれて始めて排便のために身をよじるという体験をしました。今、思い出しても泣けてきます・・・。『アイタッタッタァ~体験・その一』更に辛かったのが、未だ続く会陰切開縫合あとの痛み。産後、貧血でフラフラになり立っていることもままならず、座ろうとするとこれまた局部に痛みが走り・・・・一体、わたしゃーどうすりゃーいーんだぁーーー!っと、何度思ったことかっ!結局、ソファーに横になるしかなく、横たわり大仏元妊婦に逆戻り。日本で購入したミッフィーの授乳クッションは、この一ヶ月間わたしの尻の下に敷かれたままです。(笑)『アイタッタッタァ~体験・その二』そして、『アイタッタッタァ~体験・その三』は、ズバリ ち・く・び。(笑)出産直後に初乳(お産の後5~6日間出る母乳のこと。赤ちゃんを病気から守る免疫が多く含まれている)をあげることが出来て満足しきっていたわたしを、その翌々日「赤ちゃんの体重が急激に減ったようなので、ミルクを足すように」との助産婦さんの言葉が襲いました。(注: 新生児は生まれた後一時的に体重が減ります。その後、1~2週間かけて出生時の体重に戻ります)その一言で、一気におっぱいブルーに突入。(笑)やっぱり母乳出てない?そんな気はしてたんです、ハイ。何しろ、母乳を出すのは初めてなもんですから、イマイチ感覚が分ってません、わたし。その日から、母乳が出ていようがいまいが3時間毎の授乳と、その合間の搾乳訓練が開始されたのでした。(笑)このちくびの刺激が痛いのなんのって。流血まではしなかったものの、衣類などにちょっと触れただけでそりゃーもう、飛び上がるほど痛いのです。また、退院後片方のちくびを「ちびたま」にくわえさせながら、もう片方のちくびをポンプ式搾乳器で搾乳する姿は、まるで拷問さながら。今、思い出しても涙が出てきます、ホントに。(苦笑)実は、わたし、母乳育児に関しては意外に気楽に考えていたのです。従って、予備知識もほとんど無く、いざ自分は母乳が出にくい体質であると知ってから、退院後慌てて母乳育児お助けサイト、魔法のおっぱいと新米ママのおっぱい入門で基礎知識を仕入れたていたらくなのです。後から知ったことですが、母乳の出には個人差があり、母乳育児が本格的に軌道に乗るのは生後約一ヶ月ほど経ってからのことが多いそうです。出産前にある程度知っておけば、わたしのように産後思うように母乳が出なくて慌てたり自己嫌悪に陥ったりすることもないのではないかと思います。また、正直に言うと、産後の体調回復の遅れから、何度母乳育児を諦めようと思ったことかっ!わたしの心の声がこう囁きかけます。「母乳育児は考えていた以上に大変そうだ。時間的な制約に加え、食事内容まで細かく制限されては負担が多過ぎる。このまま、母乳は出ませんでしたってことにしちゃおうか・・・・」一方のわたしの声がこう語りかけます。「人生80年として、母乳育児が出来る期間はたかが一年程度。しかも母子の蜜月なんてアッという間のことだ。多少の生活上での制約があったとしても、長い目で見れば母乳育児をしたことはきっと素晴らしい体験になる。もう少し頑張って母乳量を増やす努力をしよう。」っで、結果として、産後1ヵ月経った現在、わたしは後者の声に従っているワケですが、日々心は揺れ動いておりますよ、ホント。(笑)また、これは出産前から何となく気付いていたことですが、育児に対して、「日本的育児論」と「ヨーロッパ(欧米)的育児論」は若干の違いがあるような気がします。実際に、我が家でも基本的育児感に関して、多少の食い違いが生じています。例えば、日本的育児は、一般的に「赤ちゃん主体」の感がありますが、ヨーロッパ的育児は、「大人主体」というか、大人のスケジュールや生活に赤ちゃんを合わせることに焦点があるように感じます。今のところ、たまおさんがわたしに一歩譲るカタチで口論などになったりはしておりませんが、今後もこの問題に関しては繊細にフォローアップしていく必要があると思われます。思い出しついでに、マタニティーブルーについても少し。(笑)気分が落ち込むこともなく退院して自宅に戻った数日後、ソファーに座っていたわたしに、たまおさんがメモのようなものを投げてよこしました。わたし、これ、凄くイヤなのです。細かいようですが、わたし仕事以外で紙を投げて渡されるのが嫌いなのです。長年の証券会社勤務の後遺症かもしれません。(笑)紙を投げて渡される→犬扱い→犬なら母乳が沢山出そうなものを・・・→わたしは犬以下→泣く。また、その数日後、2週間ほど手伝いに来てくれていた義母が、たまおさんとの会話の中で親切心から「明日天気が良かったら、気分転換になるから、たまこさん家の近所を散歩でもしてきたら?」との提案に、貧血&股の痛みで歩くのも苦痛なのにこの人達はわたしに散歩をしろと言う→わたしをソファーの上で怠けているだけの元妊婦だと思っているに違いない→泣く。っと、完全なネガティブ・シンキングのスパイラルに入ってしまいました。普通に考えたら、ただの被害妄想に過ぎないのですが、急激なホルモン・バランスの変化は思わぬ症状をもたらします。そうそう、言い忘れましたが、わたし今回の出産経験で、「痔主」になりました。こうして、わたしの青春は、終わりを告げました・・・。(笑)←しつこいっ!ちびたまの1ヵ月検診のことを書くつもりが、わたしの産後の愚痴になってしまいましたね。トッホッホ・・・。少し長くなりそうなので、1ヵ月検診の様子は、次回につづく。良い週末を!
2006.01.21
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皆さま、大変ご無沙汰しております。育児疲れがすっかり顔に出ている、マダムたまこです。もう若くありません。(笑)授乳時間の合間を縫って、わたしに起こった大災難な出来事をお送り致します。出産後4週目となった今週某日、たまおさんは親知らずを抜いた為急遽会社をお休み。これはチャンスとばかりに、早速たまおさんに「ちびたま」を預けて、数日前に電話連絡のあった在ジュネーヴ日本領事館に新しいパスポートを取りに行くことにしました。ついでに「ちびたま」の出生届けも出しちゃおうっと。新生児が居る生活っていうのは、ちょっとした外出もままならないものなのですね。退院後、自宅で産褥生活を送っていたわたしにとって、実に数週間ぶりの外出です。(トラムの年間パスの期限が切れていることをすっかり忘れて、チケット購入せずにタダ乗りしちゃった。ワザとじゃないよ。)久しぶりのトラムから外の景色を眺めながら目的地に到着しました。ちゃっちゃと用事を済ませ、軽く買い物をして帰途につきました。本当に久しぶりの外出だったので、途中でフラフラになりヨレヨレになりながら、帰りのトラムに飛び乗りました。マジで、リハビリが必要な感じ。(笑)どんよりした空を眺めながら、自宅のある建物までやっとの思いで辿り着き、エレベーターのボタンを押すものの、一向にボタンが点灯しません。ハテ?何度かボタンを押し直し、わたしのイライラが頂点に達する直前、エレベーターのドアが開きました。「ったく・・・・・・」と心の中で悪態を付きながら、乗り込むと・・・・・・・数秒後、「ガッタン」という音と共にエレベーターが止まりました。えっ!?なに・なに・なにぃ~?????もしかして、今、エレベーターが止まりましたか?無常にも、黄色の電話マークが点滅しています。(緊急連絡しろとでも?)マジでぇ~??????一瞬、泣きそうになりましたが、泣くと体力を消耗しそうなので止めました。一瞬、「酸欠」が頭をよぎりましたが、良く見るとドアとドアの隙間が少し開いていたので気を取り直しました。さてっと・・・・。(意外に冷静)ドアの隙間から明かりが見えるところを見ると、どうやら止まった場所は階と階との間ではなく、人が行き来するフロアー(何階かは分らない)のようです。っで、わたし、思いっきり、ドアを叩いてみました。すると、ドアの向こうから声が聞こえてきます。「誰かいるの?」っと。えっ、ええぇぇ! ウイ、ウイ、ウイ!!母乳の出ている女がエレベーターに閉じ込められているんですよっ!!あと10分もすれば、自分の母乳で池が出来て溺れてしまうかもしれないんですよっ!緊急事態なんですよっ!!(笑)わたしのかなり怪しいフランス語で何とか状況説明し、ついでに、わたしはここの住人であること、8階の自宅には現在夫が在宅しているはずなので、呼んで来て貰いたいことなどを伝え、落ち着いて助けを待つことにしました。待つこと10分、20分、30分・・・いつになっても、たまおさんは現れません。それにしても、さっきから気になる、わたしのデイバッグから漂ってくるこのニオイ・・・独特のニオイを持ち、ユリ科に分類され、疲労回復、肩こりなどに良いとされているビタミンB1を多く含み、そのビタミンB1を体内に長く留め効力を持続させる硫化アリルが含まれているのでスタミナ野菜として知られる韮(にら)に他なりません。産後の血液検査で貧血を指摘され鉄剤を服用しているわたしは、レバニラでも食べようと思い、現在デイバッグには大量の韮が入っているのでした。よりによって、韮のニオイに包まれながら、人生を終えることになるなんて・・・・わたしとうちのエレベーターの相性は、とても悪いらしい・・・・40分後、何の前ブレもなく、突然エレベーターが動き出し、地下に止まりました。朦朧とした頭で、8階まで階段を登り、倒れ込むように部屋の鍵を開けると、パンツ一丁のたまおさんが出てきました。「誰か、呼び鈴を鳴らしていたみたいだけど、ちびたまのオムツを替えている最中だったし、自分はこの通りパンツ姿だったので、無視した」っと・・・。ゴラッ~~!!!この人ったら、どうして、いつも、こうして肝心なときに限って、パンツ一丁なのでしょうか?(母乳の出ている←しつこいっ!・笑)最愛の妻が、ピンチのときにっ!事後談) この一件で、遅ればせながら、わたしは携帯電話を持つことになりました。 そうそう、あのニオイはどうなったのかしら?(笑)
2006.01.13
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新年明けましておめでとうございます。皆さま、それぞれの場所で、どのような新しい年をお迎えでしょうか?私事で恐縮ですが、昨年はわたしにとってこれまでに経験したことが無いほど変化の多かった年でした。2004年12月にジュネーヴに生活拠点を移し、嫌々フランス語クラスに通い出したのが昨年の1月、ハードなクラスにヒィーヒィー言っていたら、なんと4月に妊娠発覚!安定期に入った7月に1度日本へ帰り急激に体重を増やしてスイスに戻りマタニティ生活を再開。秋にかけては引きこもり妊婦生活を満喫し、11月に役所婚&結婚パーティーで動き回り過ぎて危うく早産しそうになり、今度は10日間の寝転がり大仏妊婦生活に突入。そして、12月19日無事に長男ちびたまを出産致しました。ちょうど一年前には退屈極まりないスイス生活にブーコラ文句を垂れ、そんな日々の生活の「張り合い」になればと思って始めたブログでした。また、昨年中は新しい出会いも数々あり、周囲の人々に感謝する機会の特に多かった年でした。そして、「人生捨てたもんじゃないわねっ!」と思える年でもありました。(元々、わたしはポジティブ思考の人間なんですけどね・・・笑)今年は、少しだけペースをスローダウンして、2年目に突入したジュネーヴ生活を充実したものにしようと思います。そうそう、ちびたまはどちら似か?の件ですが・・・・・・、口元は完全にたまおさん似、そして懸案の鼻についてですが、わたしの控えめで低めの鼻がしっかり付いていました。(笑)アンパンマン似はわたしの方でした。 トッホッホ・・・・・・今年、皆さんの願いが一つでも多く叶いますように♪ジュネーヴより愛を込めて。
2006.01.01
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