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2014年08月28日
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カテゴリ: 読書
朝のテレビドラマ「花子とアン」は、毎日楽しみに見ている。
私の遠い少女時代に夢中になった本の多くが、村岡花子訳だったことを改めて知り、
私の心は村岡花子さんの本で育てられた部分がとても多いことを再認識。
そんな思いの一端を、所属する絵本の読み聞かせ&子育て支援グループの会報のエッセイとして載せた。
今朝のドラマで、「パレアナ」の翻訳にとりかかる場面があったので、
会報に載せたものを、覚え書き代わりにここにアップしておこう。


「花子さん ありがとう」

 現在放送中の連続テレビ小説「花子とアン」を、毎朝楽しみに見ています。
女性たちの多くは、きっと「赤毛のアン」など村岡花子訳の物語で、心ワクワクした思い出があるのではないでしょうか。
 村岡花子さんが翻訳した本を調べたら、懐かしい題名がズラリと並んでいて、「あ、これも、これもそうだったの」とビックリしました。
少女の私を夢中にさせ、そして強い影響を受けた本は両手では数えきれないでしょう。

 ちなみにどんな本かというと、「赤毛のアンシリーズ」「少女パレアナ」「スウ姉さん」「クリスマス・キャロル」「アンクル・トムの小屋」などなど。全部が村岡花子さんの訳ではないと思いますが。
 中でも、私にとっては「アン」以上に強い影響を受けたのが「少女パレアナ」でした。
孤児となったパレアナが厳しいおばさんに育てられるのですが、辛い出来事の中にも「喜びを見つけるゲーム」で辛さを喜びに変えるのです。
 この本は、多分小学校高学年の頃に読んだと思いますが、とても感動した私は少しでもパレアナに近づきたいと、真似をすることにしました。
 どんなに嫌なことがあっても、その中に「喜ぶことができること」を見つけるのです。
 当時の私には文字通りゲーム感覚でしたが、不思議なことに喜びのタネを見つけることができたら、間違いなく嫌な気分は軽くなりました。
 やがて「少女パレアナ」は私のバイブルになりました。

 ところがです。中学2年の時の同級生に「あんたが一番好きな本って何?」と聞かれて、私は迷いなくこの本を紹介しました。
 何日か後に、その本を読んだ彼女は私に言いました。
「あの本読んだけどねえ、バッカみたい。あの本のどこがいいの」と言うのです。
 そんな感想になるとは想像もしていなかった私は、茫然として声も出ません。
 続けて彼女は言いました。「パレアナって、本当にお人よしだよね」。
 私はこの時、パレアナにもう一つ大切なことを教わりました。
「人の好き嫌いや感じ方は、こんなにも違うものなのだ」と。
 人生で大切なことの多くは、花子さんの「パレアナ」で知ったのです。







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最終更新日  2014年08月28日 09時06分21秒
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