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夜更かしをしたり徹夜をすると、肌にハリがなくなってカサカサになってしまいます。睡眠不足はお肌を傷める元凶なのです。顔色が悪い、肌につやがないときは、睡眠不足が大きな原因になっていることがほとんど。反対に充分に睡眠をとった翌日の肌はつやつやとしてハリがあります。見た目にも、「今日も元気で頑張ろう」というポジティブな気持ちが見てとれるほど。なぜ、充分な睡眠は肌によい結果をもたらすのでしょう。医学的にだんだんわかってきたことですが、皮膚は寝ているときに細胞をつくるようです。夜働く神経と昼間働く神経があり、夜の神経が皮膚を製造するために働くように推論できます。皮膚だけではなく、血液も髪の毛も、からだに不要になったものを集める便も、すべて夜眠っている間につくられるのです。いまのところ、睡眠の科学はまだすっかり解明されてはいません。ただ、私たちのからだの中の各種のホルモンの量は、昼夜変動していることがわかっていて、とくに成長ホルモンは夜眠っているときに大量に分泌されるということがわかっています。つまり、皮膚の表皮細胞のひとつひとつが活発に成長するのは、睡眠中ということです。皮膚科の専門医などの話を統合しますと、表皮の新しい細胞ができるのは、夜の9時から真夜中の1時ころの間だということです。夜更かしをしたり、睡眠不足になってしまうと、表皮の新しい細胞をつくるという仕事がなかなかできません。せっかく夜ねむっている間に、もう1人の自分が新しい細胞をつくろうとがんばってくれているのに、眠りの時間が短かったり、まったく眠らなかったりしてしまえば、仕事の時間を削ってしまうことになります。また、「夜は眠るだけだから食べないほうがよい」と食べないようにしている方は、このもう1人の自分が働くためには、ものすごいカロリーが必要だということを知らない方です。カロリーがなければ、夜働くカロリーがなく、働けないのです。ですから「腹が減ったら眠れない」というのは、もう1人の自分の悲鳴なのです。※鈴木式では夜食に和菓子(添加物、油脂の入っていない)1個か アメ2個程度を摂るよう薦めてます。「眠る」ことでからだの代謝が活発になり、やせられるということもあるでしょう。つまり、鈴木式の食事は「やせる」ためだけではく、「眠る」ことができる食事、もう1人の自分が働きやすい環境をつくる食事だということです。これは多くの方が、「よく眠れるようになった」と言っていること、その方が美しさを保っていることでも証明されています。
2009年04月23日
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ではいったい誰が、もう1人の自分に「寒くなってきた。鳥肌を立てなさい」と命じているのでしょうか。実は、もう1人の自分も脳の指令によって働いています。ふつう人間の脳でいうと、考えたり、感じたり、理解したりする仕事をやってくれている大脳のことと思われることでしょう。実は大脳とはほかに、もう1人の自分を働かせてくれている脳があるのです。それは大脳ができるずっと前に、母親の胎内から生まれ出るまでにだいたいできあがってしまうと言われています。そこは、脊髄の上端を取り巻く形をしているい脳幹という部分で、生命が宿っていちばんはじめにできる、脳の中で最も古い部分です。大きさはコブシよりひと回り小さいくらいで、重さはおよそ200グラムです。なぜ「もう1人の自分」を働かせる脳はいちばん初めにできるのでしょうか。なぜなら、この世に生を受けた瞬間から、赤ちゃんが生きていくために絶対必要な脳だからにほかなりません。たとえば、寒いときに凍え死にしないよう、毛穴を小さくして体温を維持したり、暑ければ、熱をからだの外に放出するために毛穴を大きく開き、汗を出す。人間が生きていくうえで最も基本的な働きを担っているのです。こんなふうに、もう1人の自分を働かせてくれている脳は、さまざまな外部からの刺激を瞬時に分析し、私たちの生命を守るよう、維持するようにからだに指示を送ってくれています。そのため、この脳は「生きる脳」とも呼ばれています。そして、この脳の指令をからだにすみずみにまで伝達しているのが、自律神経です。まず脳から指令が出されます。そして、脳の指令を正確に受け止め、細胞のすみずみまでを管理するのが神経です。そして、私たちの考える最も美しい肌をつくってくれる神経(自律神経)とは、言い換えれば、「もう1人の自分の働き」に他なりません。その「もう1人の自分」が喜ぶ食事、喜ぶ化粧品でなくては、何十年後まで持続する美しさをつくることはできません。一時も休むことなく働いて、食べ物を消化吸収し、骨、血液をつくり、髪の毛や、爪を成長させるのも、心臓、肝臓、腎臓などを働かせるのも、脳と自律神経が正しい指令を出しているからです。そうして健康は維持されているのです。
2009年04月22日
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人間の脳は「思う」「考える」「する」「しない」などを判断できる脳と、そうした意思とは関係なく、もう1人の自分を働かせる脳のふたつから成り立っています。そのもう1人の自分を動かす脳こそ健康の元、そして美しく白く輝く美肌の素なのです。もう1人の自分とは、私たちの生命を守りつづけるために、日夜、せっせと働いてくれている自分。つまり、自分でこうしなさい、こうしてほしいと願わなくても、黙々と働いて私たちの生命の灯火を灯しつづけてくれている自分のことです。ふだん健常に生活していて、「さあ大変、心臓を鼓動させなければ」なんて思ったことはありますか。あるいは「寒くなってきた。鳥肌を立てて熱を逃がさないようにしなくっちゃ」なんて考えたことはありますか。まずそんな人はいないはず。自分が意識をしなくても、無意識のうちに私たちのからだを守るために、ありとあらゆる仕事をしてくれている、それがもう1人の自分です。もう1人の自分は、みなさんが勉強して知識があるからといって、働いてくれるわけでもなく、そうした知識がなくても生命の働きを円滑にしてくれています。勉強とも知識とも関係のない、こうした無意識のうちに行われていることを“命の元”だと思わなくてはならないのです。
2009年04月22日
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日本ではダイエットといえば「スタイルを美しく見せる」こととイコールと思われています。もともと、「ダイエット」という言葉の語源はギリシャ語で「生活様式」などを意味する言葉で、それが転じて英語では「日常の食物」などと訳されています。そこから、代謝異常や消化器系内臓疾患や肥満に対する、「食事療法」や「治療法」といった意味を持つようになったようです。つまり本来は「食事療法」や「食べ物の量や質を調節することによる病気の治療方法」のことを指しているのですから、ただ体重を落としてスリムになることを指しているわけではありません。正常な食事をして、正常な体をとり戻す。これはSONOKO式の理念とまったく同じです。これを追求して、実践できるようにしたものが、SONOKO式だと思ってください。ですから単に太りすぎた人がヤセることを目的にしたものではないのです。SONOKO式ダイエットはそれ以上のプラスがあります。太らない体質に変わっていくばかりでなく、病気やからだのトラブルからも解放されるのです。SONOKO式がただ単に「ダイエット」のための食事ではなく、太り気味の人も、ヤセ気味の人も、その人が最も快適に暮らせるベストバランス状態に、からだを変えるからなのです。スタイルだけの問題だけではなく、肌荒れの人は美肌に変わったり、長年悩まされていたガンコな便秘が解消されたり、肩こり、腰痛が改善されたり、……と、さまざまな変化が体に現れるようになるのも、SONOKO式の特徴です。SONOKO式の食事は、体重を変化させるだけでなく、人体の働きを一番よい状態に戻していくメニューなのです。体内の流れをスムーズにすることを目的とし、今まで滞っていた働きを円滑にすることで、これまで抱えていた問題点が自然と改善される。要は、人間にとって「正しい」食事をすれば、自ずと人は健康でいられるという証明です。みなさんは、自分は完全な健康体だ、と言いきれるでしょうか?時々頭痛がする、肩こり、腰痛に悩んでいる、なんだか疲れやすい、体がだるく感じられる、何かをしようとしても根気が続かない、仕事をするとすぐ頭がボーっとなる……。このうち、二つでも該当するなら、それは健康体とは言いがたいですね。間違った食生活のため、からだの内側の機能が順調に働いていない証拠にほかなりません。思い出してみてください。雑誌のモデルさんやテレビの女優さんを見て、「あんなカッコいいスタイルになりたいな」と思ったのではないですか?顔や体を仕事の道具としている女優さんやモデルさんは、ただヤセればよいのではないのですからとてもシビアです。むくんでいたり、くすんでいたり、吹き出物ができたりしてもいけませんし、無理に体重を落として、顔色が悪くなったり生気が失われたり、シワができては大変です。どんなに細くても、まずは健康でなければ、人を魅きつけることはできません。また仕事上、体力や持久力も必要です。ヤセている彼女たちも、ただガリガリに細くなることを目標とはせず、美しく健康的な体型を保つことに心を砕いています。ですから、ただ体重を落とすだけといったむちゃなダイエットは誰もしていないはずです。ですから実際、有名なモデルさんや女優さんの間ではSONOKO式を実践されている方がたくさんいらっしゃるのです。ただヤセるのではなく、健康で、美しくなること。これを、絶対に忘れてはいけません。「ヤセる」と同じくらい「キレイになる」ことが大事です。そして「キレイ」と「健康」は、絶対に切り離せないものなのです。SONOKO
2008年08月04日
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新聞の広告や、テレビ、雑誌、インターネットなどでは、全身の機能を無視した不健康なヤセ方が大々的の宣伝されています。ある栄養素の、ほんのわずかなヤセル機能をおおげさにうたったもの、これはまさにウソではないか?と思われるものも、なかには見受けられます。資本主義社会では、企業は儲けを第一の目的としてますから、魅力的なあおり文句で人々の意識に訴え、消費者にさまざまな食品や飲料などの商品を売ろうとすることも少なくありません。人々の健康まで考えずに、営利目的で大量生産された食品を、わたしたちは、無意識のまま体内にとり入れているのかもしれません。しかもそれがあまりにも氾濫するために、いつの間にか慣らされて、不思議にも思わなくなっています。恐ろしいことです。こういったものを食べ続けていると、やがて体の中はボロボロになっていきます。食品ばかりではありません。食べるタイミングや回数など、正しい食習慣や食生活をしないと、食欲中枢が正常に働かなくなって、代謝が悪くなり体の中の機能が正しく働かなくなります。急に食事を抜いたり控えたり、反動でドッと食べたりなどすると、コンスタントに栄養がとれないため、体は緊急体制をとり、体内に入ってきた栄養素を残らず吸いとろうとします。こうして、食事を我慢しているのに、少し食べただけでも太ってしまう体質ができ上がるという結果を迎えるのです。食品売り場を見渡すと、脳が正しく働くことを邪魔する農薬や添加物など、人体に害のある成分が入っている食品が多くあります。これらの体に害を及ぼす食品を避け、慎重に選んで正しい食生活に変えてゆけば、人間の体質は劇的に変わります。大事な事は、○脳や体に害を与えない、正しい食品を口に入れる○脳や体に害を与えない、正しい食生活を行うということです。自分の健康は自分で管理するもの。あなたは、気力、体力を損なうダイエット、体を老化させるダイエット、太る体質を作るダイエット、人生を豊かにしないダイエットをやってはいないでしょうか?
2008年08月04日
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ところで、「自律神経」と聞くと「自律神経失調症」という病気を思いうかべませんか?近年よく聞かれるようになった病名ですね。これは、自律神経のバランスがうまく保てなくなった時に起こる病気です。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の二つから成り立っています。たとえば、驚いたり恐怖を感じたり、または怒ったり、緊張したりする時、心臓がドキドキと高鳴って脈拍が高まります。これは交感神経の働きによるものです。副交感神経は、睡眠時や食事中など、激しい活動をしていない時に優位になり、交感神経とは逆に、脈拍を抑え、呼吸数を減らし、消化を促進します。心身をリラックスさせて気分を落ちつかせてくれます。車にたとえると、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ。この相反する二つの神経がバランスをとりながら、上手に体内のリズムを調整しているのです。しかし、このバランスが崩れてしまうのが「自律神経失調症」と呼ばれる病気です。この病気になると、めまい、ふらつき、動悸、倦怠感、などの症状が表れます。しかし、神経の病いのため、病院に行ってさまざまな検査を受けても異常が見られないことが多く、原因不明、疲れによるもの、はなはだしくは気のせい、といった診断が下されてしまうこともあります。自律神経失調症の原因としては、外的なストレスがよく知られていますが、栄養バランスを欠いた食習慣や、食品に含まれる微量の化学物質や農薬を摂取し続けることも、原因になります。ここで自律神経をつかさどる脳によいエネルギーとは何か?と考えますと、エネルギー源は食べ物ですから、私たちがいかに脳によい食事をとるか、脳を中心に食事を考えることが、全身も同時に考えることになるのです。
2008年08月04日
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あなたの体とスタイルを決定づけるキーパーソンの「脳(頭脳)」。脳は体の一部ですが、体全体もまた、脳によって支配されているのです。からだの活動は、脳のさまざまな部分が働いているからこそ、間違いなく行われているわけです。この脳を活性化させ、正しく働かせることで、自律神経や内臓の働きも正常化されるのです。ちょっとわかりにくいので説明を加えましょう。私たちの体には、すみずみまで神経が張りめぐらされています。脳の視床下部(ししょうかぶ)という部分は、胃腸や心臓などの内臓機能をつかさどっており、視床下部から胃腸や心臓に対して指令が出されます。内臓器官は、自分で勝手に動いているようですが、実はそうではありません。すべて脳の指令によって動いているのです。そしてその指令を伝えるのが、自律神経なのです。自律神経は、循環、消化、呼吸、代謝、ホルモンバランスなど、人間の生命を維持するために、必要な脳からの指令を、伝達しています。運動した時に心臓は活発になったり、呼吸が早くなってたくさん酸素をとり入れようとするのも、また、ご飯を食べると消化酵素が分泌され、胃腸で分解されるのも、脳からの自律神経を伝って、各器官にちゃんと働くように指令が出ているためなのです。そればかりではありません。血管や、内分泌腺や、汗腺、膀胱などにいたるまで、脳と自律神経は、反射的な行動を除いてすべての器官をコントロールしています。自律神経機能がきちんとしていれば、必要なだけ食べ、食べたものが無理なく消化され、なおかつ余すことなく使われていきます。食物をとり込んで得た、新しいエネルギーを、その都度ことごとく使いきれば、体はゼイ肉というお荷物をかかえる必要もなく、スリムでいつも快適なものになるのです。 次回は「神経の働きがおかしくなると?」
2008年08月03日
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「ダイエット」と聞くと「体重を減らすために食べたいのをひたすら我慢する、キツくてつらいこと」だと思い込んでいませんか?空腹感とくじけそうになる自分に打ち勝って、始めてスリムな体を手に入れるものだとばかり考えていませんか?「とにかく早くこのゼイ肉を落としたい!そのためには、少しぐらい体に悪くったってかまわない」そんなふうに思っていませんか?その考えは、ハッキリ言って間違っています。間違っているというより、それではやせません。一時的に体重計の目盛りが減ったとしても、決して長続きはせず、あっという間にリバウンドすることでしょう。現代は、「やせる」「ダイエット」ということについて、さまざまな間違った考え方が根強くはびこっています。間違っていたり、根拠もないのに、いつの間にか世の常識になっているようなこともあります。みなさんだって、苦労せずに早くやせたいけれど、効果がありそうに見えて実は効かない方法に出費したり、からだを壊して後になって別のところで苦しんだりする方法はイヤでしょう。誰でも、健康を維持しながらヤセて、気分よく暮らしたいのです。スリムな体を無理なく保てる、本当に効果のあるやり方を望んでるはずです。世の中では、いかにも効果のありそうなダイエットの妙法が、次々に登場しています。しかし、それらの中には誇大広告も少なくありません。うたい文句を見ると「これは効果ありそうだぞ!」と想像力をいやが上にもかきたてられるように書かれている、実に巧みな広告なのです。たとえば、ある食品の中の一栄養素が、脂肪を消化する時に働くからといって、それをたくさん飲めば、みるみるうちにお腹の脂肪が全部溶けていくような想像をさせるとしたらそれは明らかに間違いで、やはり誇大広告だとわたしは思います。間違ったうわべだけのヤセるメカニズムに惑わされないように、わたしたちの体の機能をきちんと知っておくことが大切です。ヤセていくための正しいメカニズムを知ることで理想的な食事について理解でき、ウソが見抜けます。無駄なお金を払うこともありません。そしてそれらを日々意識することで、健康でスリムな体をとり戻すことができるのです。そう、スリムは「とり戻す」ものであり、「新しく作る」ものではありません。本来、わたしたちの体は、無駄なゼイ肉など必要としてないのです。わたしたちの体は、最善の形を知っています。体の機能を正しく働かせることができれば、肉体は自然と最も美しい形に戻っていきます。体の機能を正しく働かせる秘密は、実は「脳」に潜んでいます。分水嶺(ぶんすいれい)に降り注いだ雨水が、右と左に分かれるように、脳が体内のエネルギーをどう使うかによって、体型の運命は大きく分かれていくのです。わかりやすくいうと、「体の機能を正しく働かせている脳」=「ヤセる脳」であり、「そうでなくなっている脳」=「太る脳」のことです。「ヤセる脳」を作るのは、やはり毎日の食事です。わたしたちが活動するエネルギーとなり、体のすみずみまで作っていく材料となるのは、すべて、口からとり入れる食物からです。今食べているものが、数時間後、数日後、数ヵ月後のあなたになっていくわけです。でも、もちろんそれは食べ物がダイレクトに変わっていくのではありません。人体の中には、健康な体を作るよう指示し、それを動かす権限を握っている王様、すべてのカギを握っているキーパーソンがいます。それが、「脳」です。このキーパーソンの働きを決めるのが食事です。あなたが理想とする体を作る材料も、すべて食事から得られます。食事を改善することによって、人間の健康もプロポーションも保たれるのです。
2008年08月03日
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