全6件 (6件中 1-6件目)
1
脳には、生きるために必要なエネルギーをコントロールする食欲中枢があります。この食欲中枢は、カロリーというエネルギーが足りなくなると、空腹のサインを出して危険を知らせてくれます。また、充分なカロリーが入ったら、取りすぎないようにストップをかけてくれます。これが満腹の状態です。それが食べたり、食べなかったりを繰り返すことによって、食欲中枢の機能に異常をきたしてしまうのです。カロリーが入ってこないと、脳はブドウ糖が欲しい欲しいと、サインを出し続けます。だから、食べたくてしょうがなくなるのです。“もう1人の自分”は、生きるために、自分を守るために、懸命にサインを出しているのです。よく食欲に負けてしまうのは、意思が弱いからだと言う人がいます。しかし、それは大間違いです。自分の意思ではどうにもできない“もう1人の自分”が、ただ生きるがためにそうさせているのです。自分を守ろうと一生懸命にシグナルを発している“もう1人の自分”それを無視して押さえ込んでいる意思のある自分とは、何とおろかな存在なのでしょう。ドカ食いをしてしまったことで、ものすごく落ち込んでしまう人がいます。食べないダイエットが続かないからといって、自分は意思の弱いと自己嫌悪に陥る人がいます。でも、落ち込んだり悩んだりする前に、なせそうなるかを、もう一度考えてみてください。そして、けなげな“もう1人の自分”の存在にも、目を向けてあげてください。
2009年03月08日
コメント(0)
私たちが生きるために必要なことは、つぎの2つです。1.カロリーをとる2.水分をとる生まれた瞬間から、私たちは自分で呼吸して、食べて排泄をして、生きていく力をつけます。その力の源となるのが、1.のカロリーをとることです。成長(大きくなる)と合成(骨や血液をつくる、髪の毛を生やすなど)、そして思考(考えたり、勉強)する力をつけるためには、絶えずエネルギー(カロリー)が必要です。それがなければ、心臓を動かし、全身に血液を流すことも、息を吸って吐く(呼吸)こともできません。また、からだに不要になった老廃物を外に出すことも不可能になります。かならず毎日一定量のエネルギーが絶対に必要なのです。そのエネルギーの確保を食べ物と水から得るのですが、こうした一連の仕事のすべてを誤りなく行ってくれるコントロールタワー(司令塔)が脳です。健康で、絹のような美しい肌を保つのも、コントロールタワーとしての脳の機能がつねに正しく働いてくれるおかげです。その脳のなかにはコントロールタワーが2つあって、1つは物事を「考える」「行う」といったことを判断できる、いわば自分の意志で働くタワーと、もう1つは、自分の意志とはまったく関係なく働きつづけているタワーがあります。後者のタワーは自律神経の働きのことです。自分の意志ではどうにもできないので、これを「もう1人の自分」と名づけて、からだのもっとも重要なコントロールタワーだといっています。なぜなら、このもう1人の自分は意志のある自分の9倍も働いて、生命活動のすべてを司っているからです。たとえば、「ドカ食いが治らない」という人は、この両方のタワーがうまく働かないのです。とくに、もう1人の自分が出す食欲コントロール機能が狂ってしまったために、正常ならば太るほどの食べ方の指令は出さないのですが、ドカ食いという形で食べたいもの、飲みたいものをつぎからつぎへとからだに入れてしまうのです。本来は、もう1人の自分の脳のコントロールタワーが必要な量だけ食べたらストップしてくれる食欲という欲求をつかさどるはずですが、食欲中枢が正しく働けないから、脳のブレーキが故障してしまうのです。なぜ故障してしまうのでしょうか。それは「自分で考えて、行動する」という、人間だけが持つすばらしい脳の働きを使わずにいるからです。のどが渇けば水を飲む、空腹になれば食事をとるという行為は、生きていくのに必要な正常な行為です。しかし、誤ったダイエットで食べ物に含まれている有害な水をとりすぎてしまうと、自分の意志ではなく、もう1人の自分(自律神経)がそれらを排除しようと働くために疲弊し、しかも唯一のエネルギーが入らないので、本来の仕事が正しくできなくなって故障してしまうのです。りんごだけ、バナナだけ、野菜だけ、ご飯はいっさい食べず、などといった無理なダイエットをして、太る水をからだに入れ続けていると、もう1人の自分はいうことをきかなくなってしまいます。いうことをきかなくなった脳を働かせるには毎日のきちんとした食生活と、毎食ごとの食べ物、飲み物を脳が好きな食べ物と嫌いな物に分け、それを正しく食べることしかないのです。脳が好きな食べ物1.3回の食事は主食にご飯を食べる・もう1人の自分が安心して働けるようにするための エネルギーを取るためです。・塩分はつくだ煮、味噌汁のメニューでも、おかずの量が 多くならないように注意することで低くなります。 おかずの種類、そして量が多いことが、高塩分となる ことを知りましょう。いくら薄味にしても、おかずの 量が増えれば、高塩分になることも。2.間食を取ります・もう1人の自分に力のない人は1日3回、間食を取ります(食間と夜)・人工甘味料は一切やめましょう・自分自身が勉強したり、運動したり、考えたりするための エネルギーを取るためにきちんと取りましょう。 例:油の使ってない和菓子1個、アメ玉2個脳が嫌いな食べ物1.高タンパク、高脂肪の食事2.添加物の入った食事・もう1人の自分を守るために、添加物をいれないために、 まず主食の白米をよく研ぐことを心がけてください。・副食はすべての素材をよく洗い、よく水にさらして、 下処理してから調理します。・調味料も、添加物の入っていないものを使う。3.飲み物にも注意・イオン水はやめる。・人工甘味料は取らない・お茶、紅茶、中国茶などの飲み物についても、添加物に注意
2009年03月07日
コメント(0)
食べないでやせようとする無理な減量は、考えてもみなかった方向にあなたを導いています。やせるどころの話ではなく、肥満のアリ地獄に引き入れてしまうのです。食べないということは、体にとって欠かせないエネルギー不足を招いてしまいます。すると、脳や自律神経に必要なエネルギーがいかなくなり、食欲中枢は狂いを生じ、代謝も落ちてしまいます。そうなってしまった体はますます太りやすく、やせにくい体になっています。「これではいけない」と思うと、前より過酷なダイエットをするようになります。最初はせいぜいご飯半分にするとか、おかずを減らす程度だったのが、より過酷な減食となり、一日中、食べるものといえば生野菜にドレッシング、ひどいときには一日まったく食事をしない、つまり断食に近いものになっていきます。この結果、食欲中枢はますます狂い、代謝は余計に落ちていくといったように、悪循環を招いてしまいます。極端な減食をしたあとに、その反動としてしばしば見られる「ドカ食い」。これなどは食欲中枢の狂いの象徴的な現れです。食欲というのは本来、抑えられるものではないのです。生き物が自分の生命を維持するために持っている本能の一種ですから、どんなに強い意志を持っていたとしても、これを抑えるのは至難の技です。抑えに抑えられた食欲はやがて、あらゆるコントロールを無視して暴走を始めます。その結果が「ドカ食い」です。「ドカ食い」のあとにくるものは、自己嫌悪です。「せっかくダイエットしてたのに、なんでこんなに食べてしまったのだろう」と思うと自分で自分が嫌になるほどです。その反省から、よし今度こそ、とまた減食が始まる。これではいつまでたっても肥満のアリ地獄から抜け出すことはできません。体のメカニズムを無視したダイエットによって作られた体の正体。それは別の言葉でいえば「老化」です。まだ年は若いはずなのに、体はすでに中年を飛び越して、老人の状態になった姿以外の何ものでもありません。
2008年07月12日
コメント(0)
では、どうして食欲中枢に乱れが生じるのでしょうか。まず、不規則な食事は、その大きな原因といえるでしょう。自律神経は一定のサイクルで働いており、様々なリズムを持って調整されています。食欲中枢の働きも同じです。それなのに、食べたり食べなかったりが繰り返されるようになれば、“もう1人の自分”が行なう食欲中枢のコントロールに狂いを生じさせます。おかずの取りすぎも問題です。おかずの取りすぎは当然のことながら、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル、塩分などの取りすぎにつながります。これらの取りすぎは体の役に立たないばかりか、体内の掃除も大変です。そのためにエネルギーが余分に消費されて、体が本来必要とするエネルギーに、不足してしまいます。それはそのまま、脳と自律神経の働きの低下につながり、食欲中枢にも異常をきたすことになってしまします。食欲中枢は、エネルギーの不足・過剰はキャッチしてもそれ以外のものはキャッチしませんから、おかずはいくらでも食べてしまう危険性があります。これではいつまでたっても悪循環です。そのうえおかずといえば油料理ばかり。とくに外食つづきの人は要注意です。←私?それは、外食店のメニューを見ればわかります。なんとフライや炒め料理の多いことでしょうか。(私も今朝、デニーズでメニューを見たときに雑炊かあとは単品でご飯、味噌汁、焼き海苔、納豆以外は油料理しかなかったです。さば味噌定などは余分なものが付いてるし)食べ物に含まれている脂肪に加え、さらに油をたっぷり使った料理というのでは、脳と神経をすり減らすばかりです。乳製品の取りすぎも、同じ結果をもたらします。もうひとつ、水分の取りすぎもあげられます。子どもも、大人も、ペットボトル入りの清涼飲料水を平気でガボガボ飲んでいるのが現代の特徴。飲み屋にいっても「とりあえずビール」です。水分の取りすぎは、代謝の乱れを生む原因となります。ここで、体内の水分を調節する、渇水中枢の働きを考えてみましょう。人間は生きていくためには、体に60%以上の水分が必要です。ですから不足したときは、水が飲みたくなります。しかし、渇水中枢には食欲中枢のようなストッパーはありません。なぜかといえば、たとえ飲み過ぎたとしても、体には自然に水分を外に出す仕組みがあるからです。ですから、腎臓病でないかぎり、意識しなくてもコントロールできるパワーが体に備わっています。ところが、中には機能が衰え、水分を腎臓が処理しきれない人がいます。それに、太ってくると、取り入れた水分をスムーズに排泄する機能も衰えるようになりますから、体はますますむくんでしまいます。
2008年07月06日
コメント(0)
今日の朝食はデニーズで外食してしまった…蒸し鶏の梅しらす雑炊だったかな?前回薄味でサッパリしていたから又、注文しました。これにあとお湯をもらって飲んで汗ダラダラって感じ。家から持参の焼き海苔を食べるのは忘れてませんよ。そして昼食は簡単におにぎり(シラス入り)2個とキムチ少々。あと焼き海苔多めに食べ、最後の締めにあんだんご1本食べちゃった地元の和菓子屋で買ってきた“あんだんご”作りたてで、温かくて、やわらかくて最高!今日中しかもたないのに(添加物ゼロ)つい8本も買ってきてしまってまさか自分1人で食べるわけないです。5人家族だから、多くても1人2本ですね。☆*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°よく「お腹がすいた」という言い方をしますが、空腹という指令は、お腹からではなく頭からやってきます。その役割を果たしているのが食欲中枢です。もしあなたの体にエネルギーが不足しているとき、それに気づかず、そのままにしておいたら、あなたは大変なことになります。それを防ぐために、エネルギーをコントロールする食欲中枢という脳があるのです。その一方でカロリーの取りすぎは肥満につながるので、取りすぎにならぬようにストッパーをかける仕組みも、食欲中枢にはあります。なぜならば、私たちの体を作ったり、活動するためには、一時もエネルギーが欠かせないからです。中でも脳と自律神経が正常に働くためには、最も多くの量のエネルギーを必要とします。仮に何もしないで過ごしたとしても、脳は1日900カロリーを消費します。通常、仕事をしたり、歩いたり、様々な動きが加わるのですから、脳と自律神経のエネルギー消費量は大変なものです。つまり、生きるために働く、「もう1人の自分」は大変な大食漢です。したがって、エネルギーが足りなくなると、食欲中枢が働いて空腹のサインを出し、危険を知らせます。そして、その人に必要なエネルギーが入ると、ピタリと食行動が止まるようになっています。つまり、生きるために必要なエネルギーが、きちんと一定に取り入れられるようにするコントロールタワーが、食欲中枢というわけなのです。ただし、タンパク質やビタミン、無機質、脂肪の不足をキャッチして、食欲中枢が働くということは、けっしてありません。だからいくらタンパク質やビタミンをたくさん取っても、食欲がおさまるということはないのです。正しいエネルギー確保こそが、食欲中枢、ひいては「もう1人の自分」の求めるものに、ほかなりません。
2008年07月06日
コメント(0)
女性の場合、生理時、あるいは排卵時にホルモンのバランスが変わり、自律神経の働きも微妙に変調をきたします。まあ一種のストレス状態にあると言っていいでしょう。生理時には精神的に不安定になったり、食欲中枢が異常になったり、頭痛、生理痛、便秘をしたりと、人によっていろいろな症状が出てきますが、ストレスに対する抵抗力が付けばこういう症状は改善されます。鈴木式でドカ食いが治る過程として、まず毎日のように襲ってきたドカ食いが徐々に減り、安定状態に近づきます。これが第一段階。次に第二段階では、普段は食欲中枢が安定しているものの、ストレス時-体が揺さぶられるような刺激を受けた時には正常に働けなくなり、ときにドカ食いがぶりかえしてしまいます。今の私はまさにこの時点(生理前)そのうちに食欲中枢がもっと安定してくると多少の刺激ではビクつかないようになってきます。これが第三段階です。ここまで来ればしめたもの。本当は、この段階まで来てはじめて、ダイエットの成功と呼べる訳ですね。あと一歩頑張ります(^O^)/
2008年07月01日
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1