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驚く程、滑らかに書ける油性ボールペンとして有名な三菱鉛筆の「ジェットストリーム」。この値段で、この書き味は許されるのか!きっと、お使いの方も、多いことでしょう。コレ。黒い3連星じゃ、なかった。正しくは、コレ!私は、ジェットストリームインクを使ったリフィールが使える3種類の軸を使っています。まず最初は、スタンダードなタイプ。インクは、黒、赤、青の3種類。0.7mmの他、0.5mm、1.0mmもラインナップされてます。これは、黒の1.0mm。ちょっと太目の筆記線が特徴です。私は、色を使い分けたりしないので、このタイプが一番使いやすいかもしれません。 お次は、黒、赤、青のリフィールが収まった3色ボールペン。これは0.7mmですが、他にも0.5mmと1.0mmがあります。0.7mm黒、赤の2色と0.5mmのシャープペンが収まった多機能ペンもあり、1本で済ませたい方には便利でしょう。私の場合、黒が異常に減って、青と赤は新品に近い状態。まぁ、流石に私も、青や赤のインクを全く使わないことはないので、1本あっても良いかと。 最後は、軸とリフィール別売りになっていて自由な組み合わせが可能な「スタイルフィット」。軸は、1色、3色、5色タイプの3種類、リフィールには、ゲルインクボールペン、シャープペン、スタイラスがある他、0.7mmの油性ボールペンリフィールがジェットストリームです。私は3色入るの軸に、黒と青のジェットストリームリフィールとシャープペンシルの組み合わせで使ってますが、このシリーズは、軸がダメなんですよね。私の場合、1色でも良いのですが、1色用の軸は、細すぎますし。3色用を使ってますが、使い分けている筈もなく。このシリーズは、種類が豊富なゲルインクボールペンと組み合わせるのが、良いかもしれません。 個人的にはインクの発色も気に入っていて、読みやすいと思います。黒だけでなく、青も使い易い、落ち着いた色調です。ジェットストリームシリーズは、種類も豊富で、書き味は素晴らしいのですが、最大の欠点がリフィールの互換性。上から、普通のジェットストリーム、3色ペン、スタイルフィット用と並んでいますが、見事に互換性がない。ちなみに、スタイルフィット用は、少し長めなので、切って長さを調整すれば、入る軸もありますが・・・。続いては、以前、ご紹介した激安のペンシース。あまりに気に入ったので2つ追加購入しました。1つ目は、グリーンのスムースなレザーを使ったタイプ。落ち着いた発色が気に入っています。黒と茶だけでは味気ないので、こう言った色も良いですね。2つ目は、こげ茶色。こちらはシボが入ったタイプになります。これで、合計4つになりましたが、果たして4つとも使うのかという疑問がありますが・・・。
2010年05月31日
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小ネタが、色々と溜まったので、しばらく、放出してゆきます。先日、「パイロット ネオックス イーノ」と「三菱 Uni ナノダイヤ」を購入しましたが、今回、持っていなかった硬さを埋めるべく、追加購入して来ました。参考記事:ペンシルは芯が命。シャープペンの替芯、色々。すべて、香港の文具店で買いましたが、値段は、1ケース150円くらいです。「パイロット ネオックス イーノ」は、0.5mm B、2B、3Bを持っていましたが、一番柔らかい4Bは持っていなかったので購入。あと、0.9mmのHBも買っています。0.9mmは、2Bまであるはずなのですが、HBしか売ってませんでした。0.9mmともなると、かなり径が大きいですね。ちなみに、この時点では0.9mmのシャープペンは持っておりません。「三菱 Uni ナノダイヤ」は、0.5mmのB、2Bを持っていましたが、更に柔らかい3Bと4Bも購入してみました。お気に入りが「パイロット ネオックス イーノ」なので、使うかどうか分かりませんが・・・。「パイロット ネオックス イーノ」と比較すると、濃さと柔らかさで劣りますが、3B、4Bなら期待できるかもしれません。さて、実際に書き比べてきます。比較のため、「パイロット ネオックス イーノ 0.5mm 3B」でも書いて見ました。「パイロット ネオックス イーノ 0.5mm 4B」は、流石に柔らかく、濃く、滑らかですが、既に3Bで強度に不安を覚えていたので、あまり実用的な硬さとは言えないかもしれません。「パイロット ネオックス イーノ 0.9mm HB」も期待以上に濃い描線になりました。「三菱 Uni ナノダイヤ 0.5mm」の3B、4Bもそれなりに濃いのですが、柔らかく、濃い「パイロット ネオックス イーノ」と比べると、面白味に書けます。ただし、強度は「三菱 Uni ナノダイヤ」の方が上で、3B、4Bでも安心感があります。 お次は、後日購入した0.9mmのシャープペン。ステッドラーの「925 09」です。値段は、HK$48(約585円)でしたので、安いとは言えませんね。 大した機能は無いのですが、便利な機能としては、硬度表示があります。3H~2B(F有り)まで表示が可能です。それからちょっとした工夫ですが、0.9mmであることが一目瞭然。これなら、径違いで揃えても大丈夫ですね。特にペンスタンドに立てている状態で、迷わずに済みます。ガイドパイプは、製図用らしく長めです。定規を使う時には、このタイプが便利。機構部先端のチャックは金属製。先日、購入した「ステッドラー グラファイト760」と「ファーバー・カステル Basic Metal Machanical Pencil Chrome Plated/Matt 138472」は、樹脂製のチャックでした。金属製でも、樹脂製でも、最近のモノは、耐久性に大差は無いようですが、カチカチとノック音がする金属製は、何となく気持ち良いです。0.5mmのペンシルと並べてみました。径が、倍近く違うので、随分と太く見えます。実際に書いてみるとこんな感じです。0.7mm、0.5mmと大差ないように見えますが、0.7mm、0.5mmは、かなり柔らか目の芯を使っているからで、0.9mmともなると、かなり太く書けます。こうやって0.9mmのペンシルを使ってみると、次は、ちょっと良いものが欲しいと思ってしますので危険。シャープペンの出番は万年筆と比較すると、多くはないですし・・・。
2010年05月27日
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モンブランのボトルインクは、この春に、ボトルのデザイン変更が行われましたが、購入したものは、旧タイプの「ブラック」になります。デザイン変更に伴い、「ブルーブラック」同様に、「ブラック」から「ミステリーブラック」に名称が変更になりましたが、中身は同じのようですね。しかし、旧ブラックの在庫があるためか、「ミステリーブラック」は、まだ流通していないようです。今のところ新ボトルでは「ミッドナイトブルー」のみが流通しています。 では、実際に書いてみましょう。比較は、・パイロット インキ ブラック・セーラー 極黒・パーカー クインク ブラックです。スキャン画像では、殆ど差が出ていませんが、実際には、同じ黒でもかなり違いがあります。これも、色の再現性は良くないのですが、こうすると色調が違うことは分かるでしょう。一番下は、左から、モンブラン、パイロット、セーラー(極黒)、パーカー(クインク)の順で塗りつぶしています。モンブランのブラックは、濃い目の黒ですが、僅かに赤みがあり、独特の色調です。多少、濃淡も出ますし、黒が強すぎないので、使い色かもしれません。フローも良好です。対して、パイロットのブラックは、僅かに淡さがあるグレー調。4つの中では、一番、濃淡が出し易いかもしれません。セーラーの極黒も、真っ黒ではなく、淡さのある黒。マット感がある色調ですが、若干明るさもあります。濃淡が出しやすそうな色調なのに、のっぺりした感じになりますね。パーカーのブラックは、この4つの中で、一番、真っ黒な色調。黒の主張が強いので、白い紙だと、極端に文字が浮いて見える傾向があります。続いて耐水性のテストです。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。驚くほど、見事に流れてしまいました。かなり水に弱いインクですね。宛名書きには、まったく向きません。最後は、ペーパークロマトグラフィーです。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。赤、青、黄色の染料を混ぜて、黒にしているようです。赤みを感じるのは、赤の染料の特性や分量の影響でしょう。神田の金ペン堂さんのオススメインクと言えば、ウォーターマンのブルーブラックですが、モンブランのロイヤルブルーとブラックもオススメに入っていた記憶があります。どれも水に弱いインクですが、その分、洗浄し易いという意味があるのかもしれません。最もウォーターマンのフロリダーブルーやペリカンのロイヤルブルーだって水に弱いので、他にもオススメの理由があるのかもしれません。
2010年05月21日
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良い竹が出品されていたので、落札しました。しかし、天然の竹ではありませんし、隠された機能もあります。材質は、エボナイトと言うゴムの一種。日本の職人さんが、ろくろ(轆轤)呼ばれる道具でエボナイト棒を回転させ、刃物を当てて削り出した手造り品のようです。表面の仕上げが荒めなので、ハッキリと轢いた時にできた横線が残っています。しかし、表面はツルツルですよ。この竹、とても良く出来ていて、先端部分が螺子式になっていて外れます。なんと、万年筆のようにペン先が出て来たではないですか!意外だなぁ。キャップ部分と胴軸を繋ぐ、螺子溝の加工も、おそらく手仕事。単純な螺子ではなく、4条の螺子になっており、約1回転半で開きます。職人技ですね。全長145mm、軸径15mm、重量19gとそれなりの大きなサイズ。キャップのような軸の先端部分は、お尻にピッタリ嵌め込めるようになっており、これを取り付けると凄く長くなります。この状態で185mm。比較は、モンブラン149です。残念なことにキャップの頭には、円形の板が嵌め込まれており、なぜかコーディネートしてません。写真では色がハッキリしませんが、緑の板です。このキャップは、穴を貫通させてから、蓋を付けている仕様ですが、穴を貫通させないで一体化して作ると余計に手間が掛かるようです。ペン先に見えるものは、ちゃんとドイツの「Bock」製の金ペン先ですので、書くこともできます。1950年代のデッドストックのペン先が使われているそうで、14金で細字相当。「Bock」は、万年筆用のペン先などを製造するドイツのメーカーです。スチールペン先の「SCHMIDT」と並んで、ペン先では有名なメーカー。ペン芯はエボナイト製。良く見ると綺麗な対称形にはなっていないので、これも手作業で作ったもののように思います。いつ、何処で作られたものか分かりませんが、このタイプは良く見かけますね。万年筆として使うには、インクを入れる必要がありますが、この万年筆には、インクを吸入する仕組みは備わっていません。首軸部分を外して、スポイトで直接インクを軸に流し込む「Eyedropper式」と呼ばれるタイプになります。軸自体がインクタンクとなるので、容量的には効率が良く、沢山のインクが入るのが特徴。ただし、単なる「Eyedropper式」ではなく、軸の中心を貫通する棒状のパーツを内蔵しています。この棒を軸後ろ端のノブを回して操作し、ペン芯へのインクの供給を調整します。ノブを閉めると、棒状のパーツが、ペン芯への出口を塞ぎ、インクの供給をストップ。逆に、書くときには、このノブを緩めると言う儀式が必要。プランジャー式でも、同様の機構を内蔵するものがあります。 インクを止める機構を備えた「Eyedropper式」は、「インク止め式」と呼ばれますが、日本では古くから用いられた方式です。単純な仕組みですが「インク止め」式の万年筆を製作できるメーカーや職人は、けして多くはありません。首軸と同軸と繋ぐ部分の螺子溝の加工や、中心の棒の長さが不味いと、インク漏れなどのトラブルを引き起こしてしまいますので、職人の腕が試されます。現在でも、一部の手作り万年筆やナミキの製品が、この方式を採用しています。 最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、ウォーターマン フロリダブルー。比較は、・パイロット カスタム823 F・セーラー プロフィット21 M・ウォーターマン カレン Fです。最初は、非常に具合が悪いペン先で、全くフローが安定せず、書いているとインクが途切れる現象が多発したので、ペン先とペン芯を合わせ直して改善しています。筆記線はFくらい。ペン先は、ドイツメーカーのものですが、日本メーカーの中細~中字相当で、それほど太くはありません。フローは、良く、非常に書きやすいペン先です。今時のペン先と比べると、弾力がありますが、撓りはそれほど大きくなく、けして柔らかくはないペン先です。書くとカチカチと音を立てるような感じですが、紙当たりは悪くないので、その分ソフトに感じます。竹型に轆轤で轢くには、熟練した技術が必要でしょうが、この万年筆は、けして手の込んだ作品ではありません。しかし、工業製品にはない雰囲気が十分に味わえますし、手に吸い付くような質感と独特の匂いも気分を盛り上げてくれますね。「インク止め式」は、面倒に感じるかもしれませんが、これも慣れてしまえば苦になりません。しかし、耐久性という点では、心配もあります。防水用にコルクが使われていると思うので、その耐久性や交換に不安がありますが、これだけ特殊な竹ですから、9,250円の価値は十分にあるでしょう。
2010年05月14日
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「趣味の文具箱 Vol.16」の連載企画「すてラボ」によると、今まで憶測に過ぎなかった古典的ブルーブラックインクの化学的な判別がなされ、・モンブラン ボトル・ペリカン ボトル、カートリッジ・ラミー ボトル・プラチナ ボトル、カートリッジが、古典的ブルーブラックインクであることが分かりました。そのうち、私は、ペリカンとラミーのボトルインクを持っていましたが、今回、モンブランのブルーブラック、ボトル入りも入手。3つ目の古典的ブルーブラックインクです。この春から、モンブランのボトルインクは、瓶のデザインが変わり、「ブルーブラック」も「ミッドナイトブルー」に名称が変わりましたが、これは、旧タイプのボトル入りの「ブルーブラック」です。 「ミッドナイトブルー」は、中身は旧来の「ブルーブラック」と変わっていないそうなので、名前こそ違いますが、同じ色を継続して利用できそうです。 では、実際に書いてみましょう。比較は、・ペリカン 4001 ブルーブラック・ラミー ブルーブラックですが、この2種も古典的ブルーブラックインクです。書いた直後は、赤みのある青と言った色調ですが、乾くと黒っぽく変化します。乾いた直後は、黒っぽい淡さのある青で、時間と共に徐々に黒さを増しますが、それでも、色調としては淡さのある黒です。フローはやや渋めの印象ですが、ラミーの方が渋いかもしれませんね。スキャン画像では、3つの色調に大きな差があるように見えますが、画像ほどの差はありません。ペリカンのブルーブラックと似た色調ですが、モンブランのブルーブラックの方が、やや黒く、赤みも強いかもしれません。逆にべリカンのブルーブラックは、青が強め。ラミーのブルーブラックとも似た色調ですが、色のバランスとしては、ラミーの方がやや黒が強いように感じます。いずれにせよ。この3つは近い色調です。また、モンブランのブルーブラックは、やや濃い目の色調であるせいもあり、3つを比べるとモンブランのブルーブラックの筆跡が一番、ハッキリしているように思います。続いて耐水性のテストです。水を張った洗面器を用意し、字を書いた面を下にして水面に浮かせ、30秒待ってみました。かなり水には強いようです。染料が含まれているため、多少は流れてしまいますが、十分に判読できます。3つを比較すると、ラミーが最も水に強く、ペリカンが一番、水に弱いですね。最後は、いつものとおりペーパークロマトグラフィーです。ペーパークロマトグラフィーについては、昔の記事を参照して下さい。青色の他、紫っぽい、赤みのある色調の青も含まれています。十分に青と分離できていないだけで、赤かもしれません。ペーパークロマトグラフィーの結果も、ペリカンやラミーと近いものになりました。モンブラン、ペリカン、ラミーのブルーブラックインクは、色調は近いですが、微妙に個性も持っています。どれを常用するか悩ましいところですが、暫くは併用したいと思います。 あっ、折角、古典的ブルーブラックインクを3つ揃えたから、最後の1つも欲しいですね。
2010年05月09日
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セーラーの箱と似てるように思うのは私だけ?その逆で、セーラーの方が似ているのか?香港のセントラルにある「華佑金筆行」で、以前、ご紹介した「モンブラン 251」と一緒に買ったのですが、暫く放置していました。・華佑金筆行(Winner Pens Collection)Man Yee Arcade, Shop 110, 68 Des Voeux Road, Central ウォーターマンの万年筆、「カレン」です。色は、2009年に廃盤になった「ガーネット・レッド」だと思います。赤系では、現行品には「グロッシーレッド」がありますが、それと比較すると、暗めの赤で地味な印象の色です。正直「ガーネット・レッド」が私に似合うとも思えないのですが、現品限りHK$795(約9,278円)の特価だったので、即、確保しました。良く考えると、ウォータマンの万年筆って初めて買いましたね。本社倒産の影響で、現在は、フランスに拠点を置くフランスメーカーとなっていますが、1883年にアメリカ創業した老舗。創業者のルイス・エドソン・ウォーターマンは、現在の万年筆に使われているペン芯の原型を発明者でもあり、現在の万年筆の生みの親とも言うべき人ですが、なぜか、ウォータマンの万年筆を手に入れる機会がありませんでした。保険外交員だったルイス・エドソン・ウォータマンが、大口の契約の場で、新品の万年筆から漏れたインクで契約書を汚してしまい、契約書を作り直している間にライバルに出し抜かれた経験が、良い万年筆を開発しようと言う原動力になったと言う嘘っぽい?逸話もよく登場しますね。なぜ、契約書を予め2部作っておくとか、別の方向に力を注がなかったのか不思議なのは私だけ。とは言え、大きな功績を残したメーカーであることは確かです。 「カレン」の最大の特徴は、シルエットの美しさ。キャップを外すと、シルエットの美しさが良く分かります。どんなに美しい軸もペン先でシルエットが崩れるものですが、カレンは、それを克服していますね。キャップは、嵌合式。軸側の金属リングで、キャップを固定する仕組みなのですが、そこに突起物があり、安定感があります。キャップを開け閉めする際の、感触も気持ち良いですね。クリップなどの金具は、シルバー色で統一。キャップリングには、「WATERMAN」、「FRANCE」と刻印。おふらんすっ!フランス製かは知りませんが・・・。天冠も軸の後ろ端も、丸みを帯びたデザインになっており、優しいシルエット造りに一役買っています。軸の後ろ端は、斜めにカットされたような形状です。金属パーツ取り付けられており、中央には、樹脂製の黒ストーンを配するデザイン。独特の形状のペン先は、18金でロジウムメッキが施されています。首軸に切れ込みを入れて、ペン先を差し込んだようなデザインが面白いですね。ペン先は、首軸に乗っかるように取り付けられており、横顔も、すっきりしています。独特のペン先のお陰で、キャップを外しても、美しいラインを保っている訳です。裏側から見ると、パーカー51のようですが、ペン芯は全く見えていません。「F」と字幅の刻印があり、その下の穴がありますが、この穴の機能は不明。裏側から見る限りは、フーデッドニブですが、実際にはフーデッドではない点が面白いですね。この万年筆は、両用式でコンバーターが付属していました。家でペン先をルーペで見ると、切り割りがイリジウムの中心線から少しズレていると言うか、垂直方向で斜めに入っており、イリジウムの下側が6:4~7:3分けくらいになってました。使用上は問題ないのですが、気分的には、中心を通って欲しいものです。この程度ならメーカー基準でも合格品でしょうし、仕方ないですね。実は、店でルーペを借りてチェックしたんですが、チェックしたのは一緒に買った「モンブラン 251」の刻印で、その時、カレンのペン先は見ませんでした。「カレン」と言うモデル、一見すると、女性向きの万年筆に見えますが、実際に触ると、ちょっと違うかもと言う感じもします。長さ、約145mmと結構、大柄で、金属軸を採用している事もあり、コンバーター込みで33.7gと結構、重め。シルエットの美しさで売るモデルなんでしょうか?最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。インクは、モンブラン ブラック。比較は、パイロット カスタム823 Fセーラー プロフィット21 Mです。見た目から予想はできましたが、殆ど撓らない硬いペン先です。筆記線は、日本メーカーの中細くらいで、海外メーカーのFとしても、それほど太くはありません。紙当たりは悪くなく、筆圧の強弱に関係なく、一定の線が引けるので、これはこれで書きやすいペン先と言えます。ライバルのパーカーより良いかもしれません。それなりに重量がある分、持ったときに軸は安定しますし、重量感が気にならなければ、非常に扱い易いと思います。キャップを、尻軸に付けない状態が安定しており、手の中でバランスを取りやすいですね。最近は、樹脂軸主体で、使っている金属軸は、軽めのパーカー 75だけだったので、最初、違和感がありましたが、重量のある万年筆も良いかもしれません。ずっと敬遠してましたが、「カレン」は、結構オススメかも。
2010年05月04日
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とうとう、筆箱タイプのペンケースなし生活も終わりです。信じられない事に、こんな基本アイテムを持っていませんでした。買ったのは、勿論、革のペンケースなんですが、革となると、それなりに高い。最初は、安いもので済ませようと思っていたのですが・・・。 結局、買ってしまいました。神戸の革工房「ル・ボナー」の逸品、「デブ・ペンケース」。以前から欲しいと思っていました。分度器ドットコムで買いましたが、値段は、他で買っても9,450円のはずです。神戸のル・ボナーと言えば、鞄などの革製品が有名なお店ですが、このペンケースは、店主の松本さんの手によるものではなく、外注品のはずです。ル・ボナーの仕事は、デザイン、企画のみ。しかし、随所にル・ボナーの拘りが見られます。最大の特徴は、サイズが大きいこと。私も実物を見て驚きました。もうペンケースの域を超えて、鞄の風格さえあります。綺麗に整理するのではなく、必要なものを目いっぱい詰め込むためのペンケースです。革に「ミネルバボックス」や「シュランケンカーフ」を使ったタイプもあるのですが、私が購入したものは「ブッテーロ」。イタリアレザーの「ブッテーロ」は、発色が良く、手触りも最最高で、私の好きな革の1つです。色はグリーンを選びましたが、派手過ぎず、地味過ぎず、良い色ですね。使い込めば、色は、もう少し渋めに変わるのではないかと思います。ミシン縫いですが、丁寧に縫製されおり、頑丈で危うさがありません。ステッチが、革と同色になっていますが、違う色でも面白かったかもしれませんね。ジッパーで開閉するタイプで、YKKのかなり大型のジッパーが付いていますが、鞄なら別として、普通、ペンケースにこのサイズのジッパーは付けないと思います。しかし、ペンケース自体が大きいので違和感はありません。コバは、磨いて処理され、染色されています。上には上があるので、けして名人技ではありませんが、とても丁寧な処理です。ジッパーには、革の取っ手が付いていますが、ここも丁寧に作られています。金属のままのジッパーより、革の方が見栄えは良いですが、大体、ここがボトルネックになって破れるので、いい加減なものなら不要なんですよね。しかし、これは丈夫そうです。内側は、「ブッテーロ」の床面そのまま。ブッテーロの染色は「芯通し」なので、裏側までグリーンに染まっています。弱い裏張りだと破れるので、これも私の好みです。革が馴染んでない無い事もあり、ジッパーを開けても、思った程大きく開かないのですが、ペンが取り出し難いことはありません。このペンケースの大きさを体験するために、実際にペンを入れて見ましょう。かなりの本数が入りましたが、まだ余裕があります。ペン10本と消しゴム1個が余裕で収まりました。しかも、うち2本は、この前、買ったペンシースに入れたまま収めています。この手のペンケースは、内部でペン同士がぶつかり合うのが欠点ですが、こうして収めれば、大切なペンもキズ付きません。沢山モノを入れた状態で、ジッパーを開閉すると、最初と最後が、少し開け難くなりますが、許容の範囲。こちらは、オマケで貰ったツバメノートのメモパッド。ツバメノートって、こんなものまであったんですね。用紙は、ツバメノートオリジナルのフルース紙ではなく、OKフルースです。万年筆とも相性の良い紙です。ブロックロディアのNo.11と並べてみました。サイズは、ツバメの方が横幅がやや短めです。このペンケースには、大変満足しています。しかし、革が傷つきやすいブッテーロなので、買ったばかりのこの時期は、丁寧に扱いたくなるのが難点。そもそも、中身のペンを守るためのものですし、どうせ、傷ついたり、汚れたりするので、あまり気にしても仕方ないのですが・・・。こう言うペンケースは、万年筆用と違って1つあれば十分という気になるので、他にも気になるものがありますが、とりあえず打ち止めでしょうか。これと良く似たペンケースをアメ横の万双が作っていますが、これも中々、良さそうですね。いかん、いかん。ペンケースが、大量に必要な方は、こんな大人買いをオススメします。 普通、売るほどは要らないでしょうが・・・。そうそう、ル・ボナーと言えば、ブログ「ル・ボナーの1日」も面白いですよ。このブログ、革好き、モノ好きにはオススメです。
2010年05月01日
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