2011年10月の記事
全30件 (30件中 1-30件目)
1
-
「人生教習所」 垣根涼介
真面目に人生について書き込んだ本ですな。エンターテイメントとしての要素は小笠原のガイドブック？他の作品で出てきた脇役たちのその後？？【送料無料】人生教習所
2011.10.29
コメント(2)
-
「機龍警察 自爆条項」 月村了衛
ロボットアクション＋警察小説。どちらも読み応えたっぷりです。”キモノ”同士のドッグファイト警官というとりかは高級官僚同士での激しい頭脳戦対テロリストの戦略しかして、その全てが機龍の謎に集中して行きます。どんな”オチ”があるんでしょうか、何年でも待ちますよ！！！次は”元警官”の過去に迫るハナシかな？そんなありきたりの予想を軽く裏切る快作が期待できます。でも、「自爆条項」があるから傭兵しか搭乗者にできないってのは、あれですね詭弁ですね。さらにおぞましいなぞが隠されていると見た！【送料無料】機龍警察自爆条項
2011.10.29
コメント(2)
-
「MASTER KEATON 4 完全版」 浦沢直樹
キートン先生、娘の百合子ちゃんと会うときは何か”食い気”と一緒ですね。ティラミス食いたい、いや作りたい・・・【送料無料】MASTERキートン（4）完全版
2011.10.28
コメント(2)
-
「妖魔夜行 闇への第一歩」 山本弘
サクサク読めます。これぞまさにラノベです。「闇への第一歩」とありますが、楽しそうな感じで突っ走った一冊です。続きにはダークな展開が待っているのでしょうか？？？いかにも能天気な現代妖怪譚ですネ。 妖魔夜行 闇への第一歩 (角川文庫) (文庫) / 山本弘/〔著〕 グループSNE/〔著〕
2011.10.25
コメント(2)
-
「ダブルバインド - 黄昏に獣は踊る」 榊一郎
ラノベです。しかし真っ黒なラノベ（なんか矛盾しているコトバかも）ダークでグロな、もうひたすらに殺戮の続くオハナシです。しかしながらそこにちょこっと”自分からは逃げられない”と兵器としてなりきれない葛藤が描かれています。で、ハナシとしては完結してますが、続きはあるのでしょうか？更にマックロな内容となるのか、それともあっと驚く展開に持ち込めるのか？かる～く、待ちます。【送料無料】ダブルバインド
2011.10.23
コメント(3)
-
「神様のカルテ」 夏川草介
あちこちで大絶賛されているのがわかります。えぇハナシや～主人公の医師がなんとなく斜めから、患者や病院の人々を見ているかのような態度･･･イヤ口調かな。その漱石風のしゃべりと実際の行動のアンマッチングがえもいわれぬ快感を呼びます。【送料無料】神様のカルテ
2011.10.23
コメント(4)
-
「鋼の錬金術師 完全版７」 荒川弘
表紙の女の子メイ・チャンが大活躍･･･しません。おっさん臭くホーエンハイムが息子に厳しく突っ込むトコが実にいい。全く媚びることなく、ぶれることなく突き進む。まさに親子そっくりですなぁ～そして”無能”だったはずのマスタング大佐がカッコイイ巻でもあります。かっこよ過ぎ～【送料無料】鋼の錬金術師 完全版（7）
2011.10.22
コメント(0)
-
「冬蛾」 柴田哲孝
柴田哲孝さんの願望or自己投影像、であろう私立探偵が活躍するシリーズ第三作です。ハードボイルドです。モテモテです。タバコが止められません。福島の山の方で活躍してます。(大震災については一切触れてないのもある意味すごいね、連載中は関係なかったとはいえ)･･･戊辰戦争に詳しくなれます(ここら辺から方向性が)平家の落人伝説に詳しくなれます。無尽講に詳しく･･･冬場に刊行した方がよかったんではないですか、というのが素直な感想です。探偵像と事件のミスマッチを楽しめるなら、あなたもこのワンダーランドを楽しめます。にしても完全にオトコむけやね。【送料無料】冬蛾
2011.10.21
コメント(3)
-
「来たれ、野球部」 鹿島田真希
むーいつもと違う種類の本を手にとって見るのも、いいもんですな。表紙、そして出だしは青春小説です。”愛”について高校生が、先生が、多視点でつづられていきます。愛、それとも生と死ですかな。こりゃーワカモノにはオススメできない作品ですな～イヤイヤ高校生にこそ、かもね。途中の展開の中でひとつどうにも許せない、つーか、えぇそれで素通りですか、というのがありまして、ハッピーエンド風な終わり方に少し疑問が残るのです。でも、そんな”引っかかり”がたくさんあるのが”生きる”ってヤツですからねぇ。【送料無料】来たれ、野球部
2011.10.20
コメント(4)
-
「秘境国」
行きたいナ。minha1884さんよりオススメのあった写真集です。アフリカや中米にたくさん秘境はあるようです。日本にもあります、下北半島に・・・ちょっと行ってみたいかも。【送料無料】秘境国
2011.10.18
コメント(4)
-
「戦闘妖精・雪風(改)」 神林長平
３０年以上前に書かれた王道中の王道ＳＦの改訂版です。改訂版からももう十年が経とうとしてます。なぜ、今まで手に取らなかったのか？自分自身でも不思議です。で、読めば納得！イイトコで話が終わってるんやんか！こりゃー続きも読まなきゃぁーちなみに、”人間性”とはナニか？を侵略してきた謎の敵(異性体)との戦いを通して描いている、ようです。戦闘機好きにはたまらんハナシやろうなぁ～【送料無料】戦闘妖精・雪風〈改〉
2011.10.16
コメント(4)
-
「さよならペンギン」 大西科学
小難しい量子論が始まるかと思いきや、実はアクションＳＦだったりします。ハヤカワだと裏表紙にあらすじが書いてあるんですが、それを見ずに図書館で借りて、そのまま一気に読みました。で、おもむろに最後を見ると”哀愁の量子ペンギンＳＦ”？？？意味不明ですよね。読み終わった今も、”哀愁”はちょっと違うような気がします。ペンギンはかわいい上にアクション的にも結構いけてることが新発見でした。【送料無料】さよならペンギン
2011.10.15
コメント(2)
-
「物の怪」 鳥飼否宇
ミステリに民俗学的なウンチクを加えて・・・ホラーになってませんか。無茶苦茶背筋がゾッとしてきます。日本古来の妖怪変化をロジカルに描いてあります。おぞましい殺人事件ばかりです。夏向きですね、今時分にはちょっと寒いッス。【送料無料】物の怪
2011.10.13
コメント(2)
-
「ウエディング・ベル」 五十嵐貴久
読んで失敗、と思う珍しい作品。前作「年下の男の子」が面白かっただけに残念です。無理矢理、続編書いたのにベルが鳴らない。ひたすら年齢の差のハナシばかりうんざりするほど続いて･･･ハッ！これも作者の計算のうちなのかも？次作への布石？？？【送料無料選択可！】ウエディング・ベル (単行本・ムック) / 五十嵐貴久/著
2011.10.11
コメント(2)
-
「鋼の錬金術師 完全版６」 荒川弘
いやぁ～３連休たっぷり堪能しました。ホムンクルスは６人出てきました。ん？７人の設定では？？？この段階でラスボスが出てますねぇ、ずいぶん早い登場でしたナ。全１８巻だそうですから、毎月一冊ずつ・・・あと一年楽しめるわけですムフフ【送料無料】鋼の錬金術師（06）完全版
2011.10.10
コメント(2)
-
「刑事の子」 宮部みゆき
『東京下町殺人暮色』の改題、子供向け(?)の再版ですネ。でも、やっぱ手に汗握る展開、ラストの畳み掛けるシーンはドキドキもんです。しかし今ではちょっと考えにくい人間関係ですよね。東京大空襲の生き残りの人ってかなり高齢になってきますからネェ。宮部みゆきのほかの作品ではなく、この作品がなぜ選ばれたのか、おっちゃんには少し疑問が残ってしまいました。【送料無料】刑事の子
2011.10.10
コメント(2)
-
「鋼の錬金術師 完全版５」 荒川弘
表紙のヒト、通りすがりの主婦ことイズミさん。エルリック兄弟の師匠なんですが無茶苦茶カッコえぇんです。で、ここら辺からホムンクルス＝人造人間やらキメラやらたくさん出てきて敵も味方もたっぷりとでてきます。んが、どいつもこいつもしっかり描き分けられているのに感激です。完全版を買った甲斐があるってモンですな。【送料無料】鋼の錬金術師（05）完全版
2011.10.10
コメント(0)
-
「鋼の錬金術師 完全版４」 荒川弘
ハガレンのメインテーマ（でいいんだよね？）「一は全、全は一」が出てきました。エドとアルの二人の過去と供に語られるんです。どひゃー・・・です。真理＝しんり、です。マリちゃんではありません。にたどり着けるのか！この漫画は！！！【送料無料】鋼の錬金術師（04）完全版
2011.10.10
コメント(0)
-
「鋼の錬金術師 完全版３」 荒川弘
ヒューズ中佐って、えぇ～こんなに早くに・・・もっともっと最後まで出ていた気がするのは、気のせいなんかな？ラッシュバレーのパニーニャちゃん、００４みたいですね。なんていうてわかる人は・・・結構オッサンに違いない。【送料無料】鋼の錬金術師（03）完全版
2011.10.09
コメント(2)
-
「ハードラック」 薬丸岳
今年読んだミステリで一番です。現代の若者たちが陥っている負の連鎖、まさに見せ付けられてるようで心が痛くなります。そんな中でも嵌められた主人公が真犯人を見つけようと足掻くさまにページをめくる手が止まりません。一つ一つのトリックは大したことがないかもしれませんが、すごくテンポよく進んでいくんです。そして題名の意味･･･不運・不幸以外のもうひとつの･･･絶句しました。ラストシーンはホロリとさせる場面で終わっていますが、実は暗雲立ち込める未来に変わりはないという事実。なんとも救いのない物語なんですが、後味は悪くないと言う不思議な作品です。【送料無料】ハードラック
2011.10.09
コメント(0)
-
「鋼の錬金術師 完全版 2」 荒川弘
ヒロインであるウィンリィの登場。雨の日の大佐の無能。アルの存在･･･血印。あ～誰か～アル、４８号、６６号がどういう力で動いているのか、こじ付けでいいから教えてくれないかな？【送料無料】鋼の錬金術師（02）完全版
2011.10.09
コメント(0)
-
「炎の放浪者」 神山裕右
１４世紀初頭のフランスの物語です。オビには”帰るべき場所のために戦う”とありますが、いえいえそんなことはない、後半はただひたすらに殺し合いです。ドンドン登場人物が死んじゃって、もう何も残りませんでした･･･それでも人には生きて行く”意義”があるのだ！なんか、なぁ、カタルシスに乏しいと言いますか、悲しい歴史を読まされた～【送料無料】炎の放浪者
2011.10.09
コメント(0)
-
「鋼の錬金術師 完全版 1」 荒川弘
かっちゃいました。大人ですから通常コミックスをどーんと一気に全巻買おうかなぁ～と思ってるうちに完全版と来ました。いやぁ～それでもちょっと待ってしまったワタクシはヤッパリ小心者？単なるケチですかな。やっぱ、大きいと絵も見やすくってサイコーおまけの四コマ漫画がないのが残念ですが、それもまたどこかに収録されると信じてます。期待してまっせ！ＳＱＵＡＲＥ ＥＮＩＸさん！【送料無料】鋼の錬金術師（01）完全版
2011.10.08
コメント(2)
-
「闇の喇叭」 有栖川有栖
架空の国日本を舞台に大いなるモノガタリが始まるって感じやね。架空の国では検挙率１００％の警察があって、探偵は”違法”なんです。そんな中で探偵を描くんですヨ。～自由の戦士～なのか単なる体制への反逆者なのか・・・これをミステリーＹＡ！のラインナップに加える、つーのも大英断な気もしますが、それは深読みのし過ぎ？ナンにせよ続きが気になる終わり方をしてるんですな、これが。【送料無料選択可！】闇の喇叭 (ミステリーYA!) (単行本・ムック) / 有栖川 有栖 著
2011.10.08
コメント(0)
-
「ふしぎ盆栽ホンノンボ」 宮田珠己
旅行記が得意、いやヘンなものがお得意の宮田珠己さんの魅力全開（？）の一冊。盆栽、とあるが盆栽ではない、”ホンノンボ”について深く、時に横道にそれながら、執着せずに、えぇ加減で取り組んでいます。あ、ちなみにホンノンボはベトナムのものです。しかしなぁ宮田珠己さんさすがに目の付け所が違いますねぇ～もっと驚くべきはこんなユニークな”モノ”を連載させる出版社が存在することです。う～んニッチなトコを突いてる･･･ですかね？【送料無料】ふしぎ盆栽ホンノンボ
2011.10.07
コメント(2)
-
「密室殺人ゲーム・マニアックス」 歌野晶午
ひねりにひねって三作目です。一作目の衝撃からするとパワーダウンですが、ヘタな違うな、無難なシリーズ化を潔しとせず新たな方向へ突っ走る姿勢は好きです。これって小説ですよね。現実にマネする人は・・・ホンマに現れそうで、そんなことを考えるとイヤナ気分になるんですが、それも作者の計算のうちだろうか？【送料無料】密室殺人ゲーム・マニアックス
2011.10.06
コメント(2)
-
「愛娘にさよならを 刑事雪平夏見」 秦建日子
意味深な題名ですが前作で死んでいなかった雪平夏見刑事さんもその娘美央ちゃんもぴんぴんしてます。悲しい事件を考えさせたら天下一品かもしれませんね、秦建日子さん！そして何より映像的な小説ですねぇ～”さよなら”といのはある意味、仕事か家庭か･･･の問題なのかもしれませんね。考えれば考えるほど答えが出ません。頑張れ、世界中のお父さん＆お母さん！！！【送料無料選択可！】愛娘にさよならを 刑事雪平夏見 (単行本・ムック) / 秦建日子/著
2011.10.04
コメント(0)
-
「マスターキートン ３」 浦沢直樹
おじいちゃんの台詞”こうやって人生を無駄遣いするのも･･･素晴らしいことじゃないか。”珠玉の名台詞ですね。ワタクシも実践してます。そしておじいちゃんのようにモテモテになれるように更に無駄遣いに励みたいです。全て新品！注文可能商品は全て即日出荷可能！9月発売ビッグコミックオリジナル新刊 MASTERキートン マスターキートン 完全版 3巻単品
2011.10.03
コメント(2)
-
「よろずのことに気をつけよ」 川瀬七緒
呪い、いかにも不条理な、むごいものでした。そうか・・・５０云年かかっても・・・そんな”むなしさ”が読後付きまといました。自分の祖父が殺されたのは、復讐されたのでは、と主人公の学者(自称？）を訪れる女子大生。あ、選評の京極夏彦さんによると致命的な誤謬や無理解があるそうですが、そんなの気がつかないほどストーリーが流れ、謎が解けたら次の謎がやってきます。テンポよく続く謎解きにしっかりと楽しまさせて頂きました。【送料無料】よろずのことに気をつけよ
2011.10.02
コメント(2)
-
「マスカレード・ホテル」 東野圭吾
今回はホテルが舞台です。ホテルが舞台のミステリといえば筒井康隆の「富豪刑事」を思い浮かべてしまうんですが、ワシッてやっぱりオッサンですな。でこの作品は、水準以上の面白さ、でした。犯人の動機から連続殺人事件に至る過程、そしてそれに対峙する警察。ワクワクします。作中刑事からも”頭が良過ぎる”という犯人、そのおかげでたっぷりと主人公の刑事がホテルのフロントとして引っ掻き回される姿が楽しめます。プライドの高い主人公がいっぱしのホテルマンになるところにも好感度大です。そしてロマンスの予感もあって爽やかな気分になりました。東野圭吾さん、次々と高水準の作品を送り出してくれてありがとうございます。【送料無料】マスカレード・ホテル
2011.10.01
コメント(2)
全30件 (30件中 1-30件目)
1
