2013年01月の記事
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「笑うハーレキン」 道尾秀介
一読後まずすること、表紙を見返して作者が伊坂幸太郎でないことを再確認。なんとなく、伊坂幸太郎っぽいテイストが漂ってます。全てを失った家具職人が再生を果たす物語でハッピーエンドです。”ハーレキン”とはピエロというかマクドナルドの店頭にあるあのおっさんのような仮面をかぶったヤツのことを指すようです。ハッピーエンドと知っていなくても、まぁこの流れならそうなるわなぁ～と物語が進んでいきます。新たなオドロキや発見があるわけではありませんが、ちょっとほっこりする小説でした。【送料無料】笑うハーレキン [ 道尾秀介 ]価格：1,680円（税込、送料込）
2013.01.29
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「微笑む人」 貫井徳郎
えぇーーーこんな終わり方アリですか。思いっきり、うっちゃられた。そしてなんとも不安な気持ちが続くのです。そう、たぶんこれがこの作品の狙いと思われます。でもなぁ・・・モノガタリを楽しみたいオッチャンにはちょっとかなり物足りなかったです。【送料無料】微笑む人 [ 貫井徳郎 ]価格：1,575円（税込、送料別）
2013.01.20
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「ズタボロ」 ゲッツ板谷
脳出血で生死の境をさまよい、今もリハビリ中のゲッツ板谷さん！頑張ってください～ハラハラドキドキ読んだ不良物語は最後は友情パワーで大団円！のようですが、最後の筋をどう通してカタギに戻ったのかが書かれてないです。続き期待してまっせ～【送料無料】ズタボロ ［ ゲッツ板谷 ］
2013.01.11
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「狛犬ジョンの軌跡」 垣根涼介
表紙にあるFREEDOMRESPOSIBILITYLONLINESSどう解釈するか、おっちゃんにはカッコつけすぎな上から目線なものに感じられました。自由と孤独ですか、フッ。そいつを神社の狛犬が実際の犬になったというファンタジックな手段でかっこよく綴られています。なんか、こう偉そうなんだよねぇ、これが。嫌いじゃないけどね。【送料無料】狛犬ジョンの軌跡 ［ 垣根涼介 ］
2013.01.08
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「残り全部バケーション」 伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さん得意のパターンですな。悪人なんだけどなんだか憎めない二人組が活躍して・・・そんな短編ももっと読みたかったですね。ターミネーターの話はかなり気に入りました。でも過去の話と今の話がグニョーンとつながってきます。果たして岡田くんは生きているのか？溝口さんはどうなる！ってトコで話が途切れるのも伊坂幸太郎さんの話ではありがちですね。全般的に目新しさはないですが、安心して伊坂ワールドを楽しめました。【送料無料】残り全部バケーション ［ 伊坂幸太郎 ］
2013.01.06
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「傍らの人」 三羽省吾
プロレタリアート文学というのでしょうか。イヤ、現代ではモラトリアム文学かな。ナニカになりたいナニカをやりたいあるいは、更にナニモやりたくない。そんなナニカを求めて動き続けるのはツライことなのか。それでも求めて動く人は偉いのか。そんなパッションを連作風に短編で綴っております。微妙に登場人物がかぶるのがミソですかな。【送料無料】 傍らの人 / 三羽省吾 【単行本】価格：1,470円（税込、送料込）
2013.01.05
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「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉
2010年のベストセラーを今更ながらに図書館の棚で見つけました。・・・なんかギリギリのところで踏ん張ってなんとかミステリになってないかな？しかし、執事の影山さんは一体どんな過去があって宝生家の執事になったのでしょうか？お嬢様の家族が全く出てこないのはナゼ？すっかり小説に引き込まれてしまいました。こりゃードラマ向きですね～続編も読みたくなりました。バカミス侮ることなかれ！【送料無料】謎解きはディナーのあとで ［ 東川篤哉 ］
2013.01.04
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「頼むから、ほっといてくれ」 桂望実
桂望実さん「県庁の星」以来ヒットがないなぁ～この作品ではそんな桂望実さんに似た感すら漂う”トランポリン”というマイナーな競技にスポットライトを当てております。なんかのＴＶ番組でトランポリンがオリンピック種目であることは知っておりましたが、その競技の実情はやはり大変です。オリンピック選手として国を代表して出場するも競技に対する援助は少なくてそれでも”もっと頑張れ”と言われてしまう理不尽さ。”頼むから、ほっといてくれ”ですな。純粋にトランポリンを楽しむ、というのはむつかしいのです、たぶん。う～ん、なんて書いておきながらこれではこの作品の魅力がちっとも伝わっていません、あしからず。【送料無料】頼むから、ほっといてくれ ［ 桂望実 ］
2013.01.03
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「高校球児 ザワさん 10、11」 三島衛里子
ここまでシュールに続いてきた「高校球児 ザワさん」女子高生野球部員ザワさんことりさちゃんが次巻でいよいよ終わりです。・・・普通の女の子に戻るそうな。でも漫画自体は普通の高校野球漫画ではなかった。あ、ということは最終巻は普通の野球漫画に！まさか、そんなことはないよね？【送料無料】高校球児ザワさん（10） ［ 三島衛里子 ］【送料無料】高校球児ザワさん（11） ［ 三島衛里子 ］
2013.01.02
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「噂の女」 奥田英朗
新年一発目はダークなお話・・・と思わせておいて糸井美幸さん、目立たなかった高校時代から突然変身した短大時代一体何があったんでしょうか。カマキリじゃないですが、オトコをまさに食ってのし上がっていくさまは痛快かもしれません。しかしなぁ奥田英朗センセイ、地方都市のしがらみのことを無茶苦茶に書いてませんか？【送料無料】噂の女 ［ 奥田英朗 ］
2013.01.01
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