2011年11月の記事
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「MASTERキートン 5 完全版」 浦沢直樹
湾岸戦争時の話です、もう二十年前になるんですね。ちっとも中東は平和になってないですね。【送料無料】MASTERキートン（5）完全版
2011.11.30
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「木暮荘物語」 三浦しをん
三浦しをんさんやっぱり小説が上手です。この木暮荘に住む住人たちを描いた連作短編集ももう一部屋分読みたい！！！と読み終わっても、物足りなさイヤ、違うな。後を引くおいしさ、とでもいいましょうかネェ。個人的には大家の爺さんの性欲の話に愕然としてます。そうか･･･オトコの性欲は７０代になってもあるんか。おっちゃんは不惑ですが、あと十年くらいで枯れている予定だったのだがどうもそんなわけでもなさそうだ、でもそれもまた楽しそう？【送料無料】木暮荘物語
2011.11.29
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「転迷―隠蔽捜査４」 今野敏
いつの間にか今野敏さんの代表作となり人気も出てシリーズ４作目ですか。この作品でこんなに人気が出るとは・・・今野敏さん自身もビックリしてるんじゃァないの？いや、隠蔽捜査は面白いんですよ、でも今野敏さんのほかのシリーズ、ハンチョウ安績警部とかＳＴとか・・・そうでもないか、このシリーズの方が面白いかもね。今回も外務省やら麻薬取締官(厚生労働省)とか無茶苦茶に描いてますけど、これってフィクションですよね。いや実態はもっとセクショナリズムがヒドイのかもねぇ～と思ったりする今日この頃です。【送料無料】転迷
2011.11.27
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「銀色の絆」 雫井脩介
フィギュア･スケートにかける娘と母の成長物語です。 あ、お父さんは浮気がばれて離婚した上、自身の会社も倒産させてしまいちっとも出てきません。 フィギュアスケートの舞台裏、じゃないなぁ選手と家族の苦労話なんですが、ちっとも退屈しませんでした。語り手は現在フツウの大学生である娘で、同級生に思い出話として語ってます。だから、どんなタイミングで何がきっかけでスケートをあきらめたのか気になって、しかも本の厚みは減って行くわけでドキドキです。そして最後に語られる母娘二人会話にじんわりとします。ちゃんと”子離れ”したんや。実はこの物語は××の成長を描いたもんやったんや！それにつけてもフィギュアスケートってお金かかるんや～【送料無料】銀色の絆
2011.11.27
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「震災後」 福井晴敏
福井晴敏先生の”ご高説”がたっぷりと詰まった”小説”です。こんな大災害、原発の問題、世界的不況･･･ままならない未来の暗い時代ですが、それでも前を向いてしっかり生きて行こうそんなオハナシです。語り手が、情けないオッサン(妻子あり)で、ええ歳してコドモなんです。そのオッサンが父の死を乗り越え成長して行く様が現代にはぴったりとマッチしているかのようです。頑張れニッポン。自分も世の中が悪いと嘆くだけでなく、少しずつでも進んでいかなければ！と思わせてくれる作品でした。【送料無料】震災後
2011.11.26
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「よつばと！ １１」 あずまきよひこ
”世界は 見つけられるのを 待っている。”一年に一度ほっこりするために買ってます。もうちょっとペースを上げてもらいたいモンです。しかしなぁ、背景とか無茶苦茶凝ってるもん、時間かかるよねぇ。よつばと! 11 (電撃コミックス) (コミックス) / あずまきよひこ/著
2011.11.26
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「東京ピーターパン」 小路幸也
ロックな生き方で人生を切り開け！ってな感じでしょうか？ですがいかんせんご都合主義的なにおいと言いますか。この不景気の中で、そんな贅沢な設定かよ～なんとも残るものが少ない本でした。【送料無料】東京ピーターパン
2011.11.25
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「鋼の錬金術師 完全版８」 荒川弘
”真理は残酷だが正しい”オビです。”しんり”ですね、マリではないんですが、見るたびに・・・真理の野郎をぶっとばして・・・ダメだよ、エド、女の子を殴っちゃ、って思うワタクシはヘン？？？イカンイカン妄想の世界へ行ってしまった。【送料無料】鋼の錬金術師 完全版（8）
2011.11.22
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「ドルチェ」 誉田哲也
殺人事件を追いかけるばかりが刑事ではないのだ！乃南アサの音道刑事のシリーズに似ているような、似ていないような。誉田哲也さんの別のシリーズの姫川刑事とはまた違った味わいをかもし出す警察小説です。その主人公の魚住久江刑事、被害者をひっぱたいたり結構やりたい放題やってますねぇ。この調子でどんどん続けてもらいたいモンです。【送料無料】ドルチェ
2011.11.21
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「任侠病院」 今野敏
題名と表紙で大体のお話がわかりますよね。きっと好評なんでしょう、このシリーズ三作目です。今回もとある別の組織と対立と言うか対決することになるんですが、今回はスマートと言いますか、組長は伊達に組長ではない、ことをしっかりと印象付けて解決してくれます。ホンマもんの親分ですなぁ。日本のドコカにまだこんなほのぼのとしたトコが残ってないかなぁ、と思ってしまう作品でした。【送料無料】任侠病院
2011.11.20
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「ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔」 京極夏彦
前作が世に出てから１０年、だそうです。すっかりルー・ガルーの記憶は遠くになりましたが、今回は思い切って電子書籍で読んで見ました。パソコンのモニターをずっと眺めるのってヤッパリ疲れますねぇ。いや、読み終わってからドッきます。途中で止められませんネェ。でも、これから読もうとする方は是非「ルー・ガルー」を読んで、とススメておきます。過去の事件をしれっと流されるのがちょっと悔しかった・・・そんな１０年前のことを覚えてる人は少ないと思うんですがね。【送料無料】ルー＝ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔
2011.11.19
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「黒の狩人」 大沢在昌
「北の狩人」、「砂の狩人」に続くシリーズ第三弾！だんだんページ数が増えてきてます。今回もだいぶ部厚い。前二作では脇役だった佐江刑事が主役です。テンポよくモノガタリは進んでいきます、んが、登場人物も多く皆さんそれぞれの背景をしっかり語るから、説明せりふが長い・・・大変です。しかし、この説明がないと最後のどんでん返しの意味がなくなるし、いたしかゆしという所でしょうか。しかし、ここまで中国の官僚の悪口書きまくって大丈夫なんでしょうか？あ、もちろん日本の官僚のことも褒めてないんですけどね。【送料無料】黒の狩人（上）【送料無料】黒の狩人（下）
2011.11.19
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「黄金のニート」 岡崎大五
トンデモ本でした。いつか面白いものを書いてくれるかと期待している岡崎大五さん読むたびにドンドンくだらなくなってませんかネ。 お願いだから”添乗員”シリーズに帰ってきて下さい。【送料無料】黄金のニート
2011.11.11
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「人造救世主 アドルフ・クローン」 小林泰三
”ダーク・オペラシリーズ完結”と裏にありましたが、え、これで終わり？？？なの。一歩も進まず物語が終わってしまいましたネェ。死体の数が増えただけ・・・表紙に騙されたらイカンつー例ですかな。【送料無料】人造救世主（アドルフ・クローン）
2011.11.09
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「探偵ザンティピーの仏心」 小路幸也
かる～く通勤中なんかにぱっと読めちゃいます。うす～い本です。【送料無料】探偵ザンティピーの仏心
2011.11.08
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「境遇」 湊かなえ
親友二人を結び付けていた境遇とは！！！途中で犯人は判ってきます。で、予想通りのドンデン返しが！それでもページをめくる手が止まらないのはなぜかしら。でも読み終わって”微妙”と思ってしまったりもします。期待値があがってるんでしょうなぁ、湊かなえさんに対しては。【送料無料】境遇
2011.11.06
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「栄冠を君に」 水原秀策
つい数日前、同じ水原秀策さんの「左足の虹｣では違和感のあった”熱のなさ”これが、あら不思議、主人公を殺人者にしたらピッタリ合ってます。いや、それとも”野球”のエースという立場はエゴイスティックでミステリーに仕立てやすいのか。”殺しは一度始めるとやめられない”なんとも物騒な台詞です。続編、主人公は別にして、霧島の出てくる作品が読みたいなと思わせてくれます。高校野球のピッチャーがある事件を目撃したことでドンドン陥って行く殺しの連鎖、失って行く絆･･･ナニが一体気に入ったんだろう？しかし、なぁ、これも一般受けしそうにない小説やなぁ～こう不景気な世情にはぴったりのクラ～イ、ぞくぞくとするミステリーなんですがね。【送料無料】栄冠を君に
2011.11.05
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「アバタールチューナー ５」 五代ゆう
作者の言わんとするハッピーエンドが心地よかったです。傷つき、傷つけ、ここまで歩んできた全てに意味がある。あれ～なんか違うよねぇ。でも”神”の描き方としては抜群のできだと思いました。ＳＦだからこそ描ける”宗教論”みたいなラストです。だからと言って抹香臭くない、アクションシーンも読み応えたっぷりで、主人公達の”苦悩”も大盛りです。山本弘の「アイの物語」伊藤計劃の「ハーモニー」なんかと並ぶ名作であると思います。【送料無料】アバタールチューナー（5）
2011.11.05
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「アバタールチューナー ４」 五代ゆう
ぬわに～そんなトコでラストですか！とっておきの５巻へダッシュ！あとがきにある”ハッピーエンドが好き”発言も気になります。【送料無料】アバタールチューナー（4）
2011.11.04
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「たまゆら」 あさのあつこ
ファンタジーです。時空が捻じ曲がってます、がそこは納得の筆力で読めちゃいます。愛の力･･･なんでしょうか？で、その”彼ら”が殺人に至った心理描写も言い訳も全くなし潔い？ハッピーエンド風のラストもちょっと？？しかし、そんなワンダーな”聖地”が、あるといいななんて思わせる作品です。【送料無料】たまゆら
2011.11.03
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「左足の虹」 水原秀策
この作者、名前のとおり”策”はおもしろいんです。で、今回の舞台はＪリーグ昇格を狙うＪＦＬチームの強化部長の肩書きを持った主人公が頑張る小説なんです。んが、途中で”チーム愛はない、勝つことだけが目的だ”みたいな台詞をはいておいて、最後には熱くなる・・・じゃなくてなんとなく醒めたまま終わっちゃいます。主力選手も結局”犯罪者”になってしまい、救いがない。う～ん、チームは昇格するみたいですが、達成感が少ないなぁ。残念!【送料無料】左足の虹
2011.11.03
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「モテキ」 久保ミツロウ
１～４と4.5の５冊で完ですか・・・ぬわに～こんなオハナシでラストですって！！！なんかもうお預けを食らった気分モリモリですね。映画ではキチンと決着をつけると、朝日新聞の夕刊でチラっと読んだ覚えがあります。森山未來さんの欄だった気もします。しかし、まぁスッカリブームが終わってから読むのも中々オツなもんです。正直いって恋愛モノの漫画は苦手なんですが、やっぱり苦手のままでした。 【漫画】モテキセット （全5冊）05P27Oct11
2011.11.02
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「ハタラクオトメ」 桂望実
予定調和的にハッピーエンドを迎えるＯＬ物語。ですが、色っぽいハナシがこれっぽっちも出てこないのは新鮮かもしれません。商品開発よりも社内根回しの方が大変(大切？)ってのもなんかどっかで読んだ気もします。デブが主役のお話・・・ってのはあんまり記憶にないなぁ。ただ、桂望実さん、「県庁の星」以来ヒットがないよねぇ～って、はっ「県庁の星」でも似たような”戦い”がスーパー＆役所で行われていたような気がしてきた。う～ん、自分の作品を越えるのも大変なんだなぁ。【送料無料】ハタラクオトメ
2011.11.01
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