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いつの間に昭和の日になっていた4/29。夫が仕事だったので、息子と二人で乗り鉄および行楽へと出かけました。思いっきり身体を動かせる場所プラス乗ったことない電車ということで、訪れたのは横浜にあるこどもの国。アクセスといえば、ずばりそのものこどもの国線。みなとみらい線と同じ会社らしいが、地元民ではない私にはけっこう謎の路線なのです。東急田園都市線の長津田駅からひっそり出ているこどもの国線。ワンマン2両編成の小さな電車は、ラインカラーが青と黄色で東急のとはずいぶん雰囲気が違う。だけど東急3000系をベースにしたんだって。車内は行楽客でごった返しておりました。さすがGW。途中駅付近で東急の車両工場を発見。赤いラインの東急車両が並ぶ中、見たこともない水色の車両と出会いました。後で調べたら、これはデワ3040形という車両で、かつては荷物輸送用として大活躍したそうですが、その後工場内での入替用に使われ現在は留置?のようです。東急らしくないけど、きれいなカラーリングですよね。ミニ路線なゆえあっという間に到着。駅前のコンビニで食料調達して、こどもの国へと向かいました。園内に入り、まずは早めのお昼ご飯。母子の会話の内容は、こどもの国線車両について(特にみなとみらい線との違い)。まあ私が息子に教えてもらう一方なんだけど。だけどしばらくしてふと気がついた。りんかい線のレジャーシートを敷いて、こどもの国線車両について熱く語る(息子がね)光景は、特急田中3号に出てくるテツの皆さんみたい・・・orz 園内の牧場特製ソフトクリーム♪うまっ。腹ごしらえした後は、早速遊びまくる息子。んでもって私は睡眠・・・zzz傾斜地を利用した滑り台とか山登りもあって、なかなかの運動量みたい。それにしてもやたらと混んでるなー。ローラー滑り台に30分以上も並んじゃったよ。というわけで、太陽電池で動くミニSLへの乗車は諦めました。しかしここ、いかにも山を切り開いたという感じですね。園内を移動するだけでハイキング状態。どこまでいっても続く山道。ふと見たらオリエーテーリングの標識があった。入口にイノシシ注意の看板出ているだけあるわ・・・。だからこそ、サイクリングにはもってこいかもしれませんね。ここも恐ろしく並んだけど、走り出したら気分爽快でした。息子と自転車のサイズが同じなのが引っかかりますが・・・orz最後に牧場寄って特製牛乳とやらを飲み、牛さんの姿に癒されてきました。 テーマパークじゃなくても充分遊べるね。入場料も安いし、ここ結構いいぞ。帰りはルートをちょっと変えて、長津田から横浜線で町田に出て小田急線で帰宅。しかしだな・・・またロマンスカーかよ(--;)。→といいつつ乗っちゃう私も私だ。まあレジャー費そんなにかかってないからいいけどさ。今回乗ったロマンスカーは、あさぎりJR東海371系でした。この車両には何度か乗ったことあるけど、いつも新宿から終点までの帰省だからな。町田から乗るのってすごく変な気分だ。いっぱい歩いたせいか、翌日腰痛が悪化いたしました。皆さんも連休だからといって張り切り過ぎないように。
2007.04.29
突然の雷雨に見舞われた連休初日。友達と家の中で遊んでいた息子は雷鳴が鳴り響いた途端、もうひとつの小部屋(=ウォークインクローゼット)に逃げ込んだ。雷を怖がり避難するのは今に限ったことではないが、友達を置き去りはどうかと息子に言ってみたところ、奴のとった行動は・・・友達と一緒にクローゼットの中に入ることだった。そんな場所に入りたくないという友達を必死で誘導する息子。結局一人だけ立てこもって(本人のなかでは避難のつもり)いた。しばらくして友達が帰った後も、雷が収まる様子はない。すると今度はクローゼットに布団を持ち込み、私を誘う。「ママ、一緒に入ろうー(^-^)」私が「あんたお母さんがついてないと不安なの?」と尋ねると「いや、そんなことはない」と笑顔で否定する息子。それなのに執拗に誘ってくるのは何故だろう。このところ奴の雷恐怖は半端なもんじゃなく、必ずクローゼットか押入れに閉じこもるのがお約束となっている。だから今回の行動も驚くべきことではないが、ママと一緒じゃなきゃというのは初めてだったりする。鳴ると同時に揺れたもんねー今回は。それでどうしたかって?少しだけ付き合ってやりましたわよ。でもふたり入ると狭いのよー。それなのに扉に姿見立てかけて完全防備(?)してるの。あまりの窮屈さに耐え切れず、間もなくして脱出してしまった母でした。
2007.04.28
今日は息子の誕生日です。10歳になりました。呼びかけに答えないとか反応がないとか、言葉が出てこないとかこだわりが激しいとか、まあいろいろありましたけど、あの頃の息子からは想像もつかなかったほど成長しています。ってもさ、自閉の要素は一生ついてまわるものだから、やっぱり他の小4に比べたら全然幼いけどね。それと同時に、自分も出産という経験から10年経っちゃったのねと、別な意味で感慨にふけています。あの時は心労もダイエットもなく激ヤセしたのにな(しかも期間限定の巨乳だったし)。そこから脂肪が蓄積されて早10年か・・・orzもう元に戻んないのかしら私の体型。ところで今日は全国学力テストが実施されますね。4年生は本来対象外のはずなのですが、学校の方針による任意参加ということで、息子の学年も受けることになりました。まあ将来に向けてのテスト慣れだと思えばいいんじゃないの?結果に一抹の不安を感じますが・・・。
2007.04.24
遅ればせながら、4/13放映の特急田中3号第1話とタモリ倶楽部についての感想書かせてもらいます。◆まずは特急田中3号について。主人公が産まれた日がJR誕生の日だというのにカルチャーショックwああそうか、今年で20周年だもんね(^^;)肝心の鉄ヲタ描写ですが、賛否両論はあるかと思うがまああんなもんでしょう。スタッフが全く鉄ヲタに免疫がない中で、がんばってるなと思いますよ。45秒遅刻とか全駅下車とか女性への下心とか、随所に横見さんの影響を受けてますがw あの鉄ヲタ2名、女性の心を掴むの大変だろうな(そういう自分もかなり引く・・・)。だけど無理して変わる必要もないよ。カフェバー・ステーション、実在したら行ってみたいのになあ~。すごいよカシオペアラウンジ。しかもけっこう細かいとこで凝ってるのよ。壁面の駅名標が久留里線の木更津駅とかねwこれ木更津キャッツアイと鉄子の旅と、両方ひっかけてるよね。実は内容よりも鉄道グッズ探しのほうが興味あったりして(^^;)平岩紙(木更津ワールドシリーズじゃシャラポワのコスプレ)のポジションに違和感抱きつつも、これから毎週楽しんで見続けることにします。ところで今Yahoo!地図情報とこんなタイアップやってます。特急田中3号公認ロケ地マップ最近Yahoo!地図情報がいろいろと面白い企画立ててくれるので、地図ヲタにとっては嬉しいっすね。鉄ヲタの次は地理(地図)ヲタの時代かっ?◆続いてタモリ倶楽部について。鉄ヲタ小学生にとっちゃ電車が出なくて面白くなかったそうですが、少ない予算と手間で内輪ウケしてるのがこの番組の存在意義だからw横見さんの扱いにタモリさんが戸惑っていたような気が・・・。そうだろうなぁ。最後に山崎樹範氏が脱落宣言してたのを見て、うちの夫が「その気持ちよーくわかる」ってさ。
2007.04.16

名古屋旅行のおとも↓ 調べたところミラノの地下鉄路線図のようだ。 でも夫には「一緒に歩きたくない」と言われました(T△T) えーそんなにイヤぁ? 誤解のないように言っておきますが、別にこれは鉄道グッズでもなんでもありません。 可愛い系の雑貨店で買ったんです! 私は持ってませんが、意外と路線図柄のファッショングッズってあるんですよね。 ブランド物でも、カステルバジャックで裏地が路線図柄の小物を出してたりする。 さすがに日本のものだと抵抗あるけど、外国のだったらねぇ。 なんて思ってたら、裏地にこっそり地下鉄路線図を仕込んだネクタイが売れてるんだって。 異動したてのサラリーマンとか新入社員に人気なんだって。 証拠はこちら。 楽天でも扱ってるようですが、品切れになってますね。 だから実用にも役立ってるのよー!
2007.04.13
今日から新学期、息子も4年生になりました。だけど初日からトラブル勃発・・・orz春休み中あれほど顔も見たくないとか言ってても、学校で会うと一緒に遊んで欲しいのねー。そう、結局3年生時のトラブルをそのまま引きずってるわけ。絶交解除を迫って断られた結果暴れたと。たまたま別件で学校立ち寄ったらちょうど子供達の下校時間で、泣きはらしてる瞬間を目撃しちゃったわけ(´0`)それから通級教室にしばらく居させてもらったんだけど、私に解決させようと懇願し、叶わないとわかると再び泣き喚くといった状態。担任(変わりました)に今日のことを訴えるという息子のために、通級の先生が担任を連れてきてくれた。担任に話しているうちに、息子の気持ちも少しは落ち着いたようだ。だけど今度は担任がすぐに解決してくれると思ってる節が・・・。ここまでこじれてしまうと、なかなか元通りにはならないのにね。
2007.04.09
先週のオールスター大感謝祭での番宣見た、栗山千明のスカートがめくれて見える機関車パンツ。どっかで見たことある絵柄だと思ってたら、やっぱり特急少年のだったんだね。子供用ブリーフなんで、もはやサイズ的にうちの息子にゃ履けないんですが・・・。あのドラマの何が凄いかっていうと、メインキャストに平岩紙が入ってることだ(^^;)それから「イケメン鉄@塚本高史」の人物紹介、ちょっと気になる記述がありますね。
2007.04.08
名古屋から戻って一週間以上経ったのに、すっかりご無沙汰しちゃってますね(^^;)実はあれから18きっぷの消費ということで、木更津と銚子に行ってきました。まあぼちぼち書くから許してね・・・。ところで現在、本家HPのリニューアル中です。とはいえずっと中途半端な状態で放置したままで、今は手をつけてなかったページをリニューアルしてるので、TOPページを含めぱっと見には全然変わってるように思えないかもしれません。主に文章のほうを加筆訂正しながらやってます。内容を大幅に改訂したのは水上バスと都電荒川線のページ、そしてプロローグ&プロフィールですね。息子と母の鉄道との関わりについてちょっと書いてみました。それから今ちょうどリンク集を改訂してる最中ですが、鉄道公式はコドモが遊べそうなものを集めて掲載しようかと思っています。月曜日からは奴も4年生だ。ひえ~っ!
2007.04.07

またまた懲りずに18きっぷ使います。今回4/5(木)は18きっぷの使いきりも兼ね、非鉄の夫も巻き込んでしまいました。いやいやとにかく千葉県は広い。千葉~銚子間の鈍行2時間はキツイや。しかも昨年登場の211系だからずっとロングシート。寒いし腰痛いし疲れたよ。四街道過ぎたら全く人家が見当たらなくなった。都内への通勤圏とは思えない光景。佐倉からはそんなこともなくなるけど。八街駅前のピーナッツ像。さすが落花生の街。単線がゆえの宿命で途中何度も待ちぼうけをくらいながら、ようやく銚子にたどり着いた。千葉県内では「ちばDCキャンペーン」という大々的な催事が行われている。JRでもイベント列車を走らせたりしてましたが(房総半島をSLが走ったりとか)、普通の電車も宣伝モード。こういうお花畑なラッピング車両に遭遇いたしました。まずは駅前で昼食。しかしお目当ての店は定休日。近くのホテルで刺身定食食べました。そしていよいよ本日のメイン、銚子電鉄に乗車。JRのホームの一部を間借りし、ひっそりと発車を待つ小さな車両。ちなみにこいつの車体は元銀座線2000系。改造時に第三軌条からパンタグラフへの変更がなされています。今や知らない人はいないと思われる路線なだけに、車内は鉄ヲタおよび観光客で大混雑。電車はキャベツ畑の間を頼りなげに走っていく。手書きの中吊り広告は健在だが、昔(14年前)に比べるとだいぶ垢抜けてきたな。 殆どの乗客は犬吠で降りたが、私たちは終点外川駅まで乗車。ひっそりした漁師町には木造の駅舎が似合う。傍らでは澪つくし号が静かに待機していた。1本電車を見送って、外川の町を散策してみた。駅から海に向かう道はワクワクするような急な下り坂。やっと海に近づいたという感じがする。お昼時の小さな漁港はとてもひっそりしていました。一駅だけ戻って、犬吠駅で下車。ポルトガル風のデザインで有名な駅舎だが、よく見るとタイルが剥がれまくっている。ボロボロなのは車両だけじゃないのか・・・大変だな銚子電鉄も。こちらの廃車両は電車レストラン。NPOによる運営に替わり、土日祝だけ開店している。いやもう当然ながら朽ち果ててますが、これはこれで渋いものがある。現役車両もまあ・・・それ以上は言いません。お約束のぬれ煎餅を口にしながら、犬吠埼で何して過ごそうか?と家族会議開始。灯台も展望台も行ったことあるし、水族館寄るほど時間ないし・・・なんて言ってたら、息子が一言「温泉入りたい」。さっき平日割引券もらってきたとこだし、海を見ながらのんびりお湯に浸かるとするか。夫は「銚子までわざわざ温泉入りにきたのか」と絶句しておりましたけど。観音駅の鯛焼き食べたら、後はもう帰るだけ。また延々と総武本線のロングシートに乗るわけだ・・・。成田線経由で帰ればまた違った情緒を味わえたかもしれんが、なんせどっちも本数少なすぎて路線選んでる余裕なかった。しかし銚子までこんなに遠いとは。県内だからって甘く見すぎたよ。非鉄の我が夫は、改めて車両の惨状に驚愕していた様子。それだから国交省に改善命令出されるんだって。緊急整備も終わりスポンサー(桃鉄ラッピング車両)がついたとはいえ、まだまだ完全とは言いがたいものがある。これからも頑張れ銚子電鉄!
2007.04.05

名古屋鉄旅も最終回。3/29の3日目続きです。 ☆前編はこちら桑名駅からJRの快速みえに乗り、名古屋に戻った。昼間だというのに満員状態の車内。ずっと立ちっぱなしで疲れたよ。え、津駅に行きたい?日本一短い駅名だからって。息子の戯言は聞かなかったことにしておくよ。快速なのにたったの2両編成、しかも0.5両分が指定席だからとっても狭い。この中途半端な指定席、果たして必要あるのだろうか?車両増やせばいいじゃんと単純に言いたくなるが、途中切り離しなぞ行えば時間短縮できなくなるから難しいところ。名古屋駅の手前でJRと近鉄の車両基地にさしかかる。アーバンライナーplusみっけ。息子よ、いつか乗れるといいね。名古屋駅に到着後は少しだけホームに残り、息子と撮り鉄に走る。ちょうどワイドビュー南紀の洗浄やってました。パノラマ車両のガラスを拭き拭き。水のしたたる様子が気持ち良さそうだ。これで次の乗客は視界良好だね。すると突然、黄色い巨大な物体がホームに滑り込んできた。ドクターイエローやんけ!私や周りにいたこどもたちは嬉々として撮影にいそしむなか、ただ一人ドクターイエローから目をそらしているのが我が息子。黄色い新幹線は子鉄の定番人気アイテム。かつては息子も好きだった。しかし昨秋突然トラウマへと変貌したらしい→詳しくはこちら。生まれて初めて見る実物を前に奴はどうなるか、ちょっと期待しつつも見守った。すると平然を装いながらも、自分の視界に入らないよう必死ではないか。ご苦労(^^;)続いて乗るのはあおなみ線。名古屋を出てしばらくはJRや近鉄と並走するが、やがて南下してゆく。元々貨物線だったこともあり、貨車の行き来も頻繁だ。さすがに新しい路線ということもあり、駅舎や車両は真新しい。だけど集客にはつながっていないらしく、住宅地のわりに本数が少ない(日中15分おき)。 斜めのラインがゆりかもめっぽいんですが・・・(システム違うけど)。終点まで行かず、荒子川公園という駅で下車することにした。ここは桜の名所らしい。東京がちょうど桜の見頃だからきっと名古屋も・・・なんて予想はみごとに裏切られた。まだほとんどがつぼみですよつぼみ。こちらにきて3日間、開花状況の違いに一抹の不安を感じていたが、最後まで名古屋の桜とは縁のないままだった。仕方ないのでそうそうに引き返すことに。中途半端に時間が余ったので、少しは観光めいた場所へということで、栄のロボットミュージアムに行ってみた。ちょうど企画展でセグウェイ体験乗車をやっていたので、一応乗ってみる。コドモはセグウェイのかわりにTwin Wheelerというのに乗れる。日本人デザイナーによる力作で、コドモのうちしか乗れないのが売り。小さいけどなかなか小回りが効くみたい。スティック操作が楽しそうだね。そして大人はセグウェイなのですが・・・。運転のポイントは左右の体重移動。最も私が苦手とする分野じゃないか(身体歪みまくり)。最初の頃は予測の出来ない動きのたびにびびっていたが、慣れたらけっこう面白い。都合により表情をお見せすることはできませんが、笑顔ながらも激しくひきつってます。写真を見た夫に「腰がひけてるぞ」と指摘されました。私のことを羨ましがってた息子ですが、記念撮影用のセグウェイで暴走のつもりポーズ。この他にもロボットたちのブレイクダンスとか、いろいろ見てきたよ。ちなみに今回のイベント「未来の乗り物展?」は、好評のため7/8(土)まで延長だそうです。話のタネにどうぞ。あっという間の3日間だったなぁ~。それにしても駆け足だった。本当はもっと観光したかったけど、結局今回も電車乗っただけで終わっちゃったな(^^;)。
2007.04.04

この日で名古屋ともお別れ。せっかくだから遠出しちゃいましょう。朝の近鉄名古屋駅。ラッシュアワーの人波に逆らうかのように、私と息子は近鉄に乗り込む。発券機でスルっとKANSAI使えたんですけど、ここは関西ですか?馴染みのない川を越えただけで、旅気分を味わえる。ロングシートも久しぶりだなあ。近鉄富田駅で下車し、三岐鉄道三岐線に乗り換えた。三岐線ホームは近鉄に居候する形。だから駅標は「きんてつ」。こちらの線路幅は北勢線とは異なり、JR在来線と同じ狭軌(1067mm)。元西武の車両。三岐線の改札で渡されたのは懐かしの硬券きっぷ。もちろん自動改札なんてものはない。小児用は右端を斜めにカット。ハサミでの手作業が旅情をかきたてる。 電車はしばらくの間住宅地の中を走行するが、後半になると徐々に山が迫ってくる。時折目にする貨車が、セメント輸送というもう一つの役割を思い起こさせる。丹生川駅の貨物鉄道博物館は毎月第1日曜日(1月のみ第2日曜日)にしか開館しないのが残念。車窓から展示車両の一つ、東武鉄道B4形39号が見えた。終点に近づくにつれ、ますます山々が迫ってくる車窓。セメント工場に隣接し独特の雰囲気を持つ東藤原駅を過ぎ、終点の西藤原駅に到着した。登山客と少数の鉄ヲタ(うちらもか)たちが下車、それぞれの目的地へ。ここの駅舎はSLをかたどった個性的なデザイン。中はちょっとした鉄道関連の展示室になっていて、ジオラマによる沿線風景紹介などが展示されている。屋外には「ウィステリア鉄道」という施設があり、ホームを1面つぶして車両が展示されてたり、ライブスチームなども走ったりするそうだ。北勢線の阿下喜に向かうため、西藤原から伊勢治田まで戻る。伊勢治田~阿下喜までの移動手段は偶然やってきたバス。徒歩での移動を覚悟してたので本当にラッキーだった。おかげで阿下喜駅には予定よりかなり早く到着できた。しかも1本早い電車に乗れるというおまけつき。やったー♪と喜びいさんで乗り込んだものの、駅前広場にどこかで見かけた顔が・・・。それは「小さいことからコツコツと」のお方。東海ローカル番組のロケだったそうだ。もしこの電車に乗れなかったらインタビューの一つでもされてたんだろうか? 阿下喜駅の駅舎は建て替えられたばかりで自動改札も完備。北勢線といえば国内に3路線(ぜんぶ三重県)しかない762mm幅というナローゲージ。車両の前面を眺めると、やけに上下が長く左右が狭いような、ちょっとアンバランスな印象。こういうコンパクトな車両のなせるワザか、運転士と乗客の距離感も狭い。もちろん発車前のことですが、世間話に花を咲かせる運転士と乗客なんて初めて見たわ。運転士さんは鉄ヲタ薀蓄息子に興味を示したらしく、東京(本当はちばけん)から来たと告げたら北勢線のパンフレットをプレゼントしてくれた。ありがとうございますm(..)m近鉄時代から北勢線一筋ですって。期待通り?車内は狭いしたいそう揺れる。しかし沿線風景といえば、古くからの住宅地が多く、さらに近鉄からの譲渡を機に駅リニューアル化されたため、三岐線に比べローカル色が薄い。小学生と小柄おばさんの足じゃ狭さを伝えるの難しいですが・・・。大人の男性同士向かい合ったら相当キツイっすよ。星川駅に到着すると突然賑わいを見せる。駅前の大型郊外店は大盛況。増える一方の乗客を乗せ、家々の間をすり抜けていく。ようやく西桑名駅に到着。これにて不思議なナローゲージの旅はおしまい。☆続きは(2)へどうぞ。---------------------------------------------★近鉄時代の北勢線を記した貴重な映像です★テイチクエンタテインメント 近鉄湯の山特急&内部・八王子・北勢線
2007.04.04

3/28の名古屋鉄旅2日目続きです。 ☆前編はこちら遠回りしてやっと乗れたよミュースカイ。全席指定の特別車という扱いながら、ミューチケットが片道一人¥350なのでわりと気軽に乗れる。車内は空港特急らしく、専用の荷物置き場が設けられている。座席上部には最近の特急車両によく見られるツマミ。心なしか鯱に見えるんですが。チケットホルダーがついてるのは有難いですね(使い方わかんなかったけど)。正面には液晶ビジョンが設置されている。展望ビデオみたいでわくわくする。常滑のあたりで海が見えてきた。りんくう常滑の駅を過ぎ、鉄橋を渡ると一面の海。海上を走る電車に乗るのは気分が良いものです。わずか30分ほどで中部国際空港駅に到着。通路が広く開放的な空間が、空への玄関口としてふさわしい。ガラス張りの待合室は電車ウォッチングするのにいいよ。空港内は展望広場やショッピングエリアも充実しており、しかも意外と敷居が低い。飛行機乗らない観光客にも対応しているようだ。 ほらっ、なぞの旅人フーがあなたを呼んでるよ。息子は飛行機見学買い物どちらも興味がなく、センタービアガーデン1Fのセントレア情報コーナーとロボットコーナーがお気に召した模様。それから撮り鉄。私が買い物に走ってる間、ずっと駅構内で鉄道動画を撮り続けてご満悦だった。意外にも新旧車両が行き交う中部国際空港駅。かつてパノラマカーとして栄華を誇っていた7000系も未だ現役。余生は普通電車として地域住民の足を支えている。しかしこんな展望車両で通勤できるなんていいなあ(座れればだけど)。帰りは名鉄2200系。ミュースカイの色違いみたいな外観だが、こちらは一部特別車仕様。大きく異なるのは自由席の車両で、車内の様子は上飯田線乗入れ車両(300系)によく似ている。名古屋に戻った頃にはすっかり夜も更けていた。タイミング悪いことに、ホテルの目の前がPCショップ。いうまでもなく息子は、3日ぶりに手にするDS(体験版)の魔力に憑りつかれてしまったのでした。世界のやまちゃん入りたかったのに・・・でも近くの居酒屋の手羽先も美味しかったよ。名古屋駅前という場所柄なのか、ホテルの窓から新幹線ホームまで至近距離。そんな恵まれた環境で息子が大興奮しないわけがない。「あ~ゆかい、ゆかい。」「あーゆかい、ゆかい」「・・・」このセリフ一晩中聞かされた母はグダグダや・・・orz----------------------------------------------★探せばあるもんだ。ミュースカイの展望DVD★ 名鉄空港特急 ミュースカイ 前面展望(名鉄岐阜~中部国際空港間)★ミュースカイのメイキングDVDも凄いよ★名鉄空港特急ミュースカイ・密着! 名鉄2000系誕生の記録(DVD) ◆20%OFF!
2007.04.03

2日目の朝は、名古屋市科学館の開館時間に合わせたおかげでゆったりモード。名古屋といえば喫茶店モーニング、そしてコメダコーヒーということで、期待に夢膨らませ行ってきたよ。いやぁいいねコメダ。この辺の他店に比るとモーニングは質素だけど、他のメニューが良さげなのだ。 朝からシロノワール(の小さい版)頼んじゃったよ。モーニングも完食したからお腹いっぱい。開館時間が近づいてきたので店を後にし、たどり着いたのが名古屋市科学館 。ここは理系全般を扱う総合博物館だが、大パノラマ等の鉄道関連展示もある。まず館外にたたずむ市電とSL、ついでに戦闘機発見。 この市電は名古屋市電1400型車輌といって、レトロでんしゃ館にあるのと同形式。名古屋市電の象徴ともいうべき車両です。それからB6型蒸気機関車2412号は、日露戦争の軍需品輸送用として輸入された明治生まれのドイツ製。この時代の蒸気機関車はちっこくて好き。どれも展示物の一部だからさすがに状態はいい。戦闘機の翼は雀たちの憩いスポットになっていた。平和だなあ。館内の鉄道展示は1フロアの一室に過ぎないが、それでも狭いスペースの割には、大パノラマや0系新幹線のカットモデルなどがあり、機関車からリニアまで盛りだくさんの内容だった。 中には「新幹線にのる前に」なる展示も。発券機で切符出してもらって、自動改札通すんだってさ。 ちなみに切符はこんなの→ しかし名古屋市は鯱にこだわるなあ。確かに火除けの象徴だけどね。交通局のゆるキャラも鯱。昼前に科学館を出て、リニモに乗るため星ヶ丘に向かう。わざわざ迂回して桜通線乗ってやったわよ。愛知万博とともに誕生したリニモ。万博後の閑散ぶりがマスコミ等で取り上げられているが、果たして…。藤が丘駅の地下ホームを発車したリニモは、次の駅の手前で地上に顔を出し、ニュータウンの合間を縫うように走る。颯爽と高架を駆け抜ける様子は高層の建物もなく快適で、空が広く感じる。しかし長久手古戦場駅を過ぎると住宅街も途切れてしまう。ここから先は開発途上なのか?愛・地球博記念公園駅に近づくと、かつての愛知万博会場が見えてきた。春休みのためお客さんは多そう。ただどんだけリニモを利用してるのか?正直なところ乗り心地の違いを聞かれても困ってしまう。リニアといっても浮上を実感できるわけじゃないし、そこそこ揺れるから。ただし大きな窓は眺望抜群!リニモ同士のすれ違いも迫力あります。突然息子が万博公園で遊びたいと言い出したが、ここで寄り道すると次の目的地に行けなくなるので諦めてもらった。そもそも「俺は鉄ヲタだから観光しない」と言ったの誰だっけ?八草で愛知環状鉄道に乗り換え。乗客けっこういるのに本数少ないねぇ^^;新型の2000系は周辺の緑をモチーフにしたユニークなデザイン。しかも車両に貼られたステッカーが愛だよ愛。豊田市で名鉄三河線に乗り換え。この駅は3線が接続するターミナルで駅前もそれらしき町並みだが、愛環と名鉄三河線は一部を除いてなぜか単線。さすがTOYOTAのお膝元。乗り込んだ三河線の車両は7700系。特急の格下げということで、古いけどシートが立派。各駅停車でのんびり走るのにはちょっともったいないような、得したような。知立からは特急の旅。まずは神宮前までパノラマsuperに乗った。今回やってきたのは1200系。車内はJR西日本の新快速みたい。さっきのほうが特急らしく思えてしまう。特別席じゃないもんだから、息子はたいそうご不満の様子。今まで鈍行しか乗ってなかったせいか、久々の特急がやけに早く感じる。ノンストップであっという間に着いちゃった。神宮前駅のホームでの電車ウォッチングもなかなか楽し。 そしていよいよセントレアが近づいてきた!やっと逢えたよミュースカイ。☆このあとは(2)へどうぞ!---------------------------------------------------------リニモも愛環も登場するよ☆2005愛知の鉄道 前面展望編(DVD) ◆20%OFF!
2007.04.03

赤池から鶴舞線・名城線を経由し、砂田橋にて下車した私達。ナゴヤドームを横目に向かった先は、ガイドウェイバス乗り場なのでした。名古屋人以外には耳慣れない「ガイドウェイバス」という乗り物、一体なんなんだろうね?大曽根~小幡緑地間は専用軌道区間、以降はバスとして一般道を走るという。専用軌道区間は軌道法による運行となっている。したがってこの部分は鉄道の一種に分類されるというわけ。国内唯一という摩訶不思議な乗り物をワクワクしながら待っていると、やってきたのはまるっきり普通のバスだった。まあともかく乗ってみよう。車内の様子も運賃精算方法もバスそのもので、全く鉄道らしさを感じさせない。それでも探せばありますガイドウェイバスらしさ。専用軌道を走っているから、当然ながらすれ違うのもガイドウェイバスだけ。一般車両が排除された異質の空間は殺風景ともいえるが、高架から眺める住宅地の景色はなかなか快適だ。けっこう起伏激しいね。さらに運転席から頻繁に聞こえる「進入!」「進入注意!」の掛け声。おお指差しやってる!運転士さんがハンドル握るのは小幡緑地以降の一般道のみで、専用軌道内は案内装置による側方案内式。タイヤの横からニョキッと出てくる小さな円盤が大活躍するのです。だからといって乗り心地もバスのまんまだけど(揺れます)。わずか10分ほどで小幡緑地に到着。ここから県道に出てバスとして運行を始める。彼方に去っていく様子をしばらく見てから、再び引き返した。大曽根で名城線に乗り換え、今度は市営交通資料センターへと向かった。こちらもレトロでんしゃ館と同様、名古屋の市営交通に関する展示が行われている。都心のビルの1フロアという立地上、さすがに車両展示はないが、一応ジオラマや運転シミュレーターはあった。息子は嬉々として運転シミュレーターに興じるが、私はもう疲れたよ・・・。ジオラマはタイミング悪く休憩中。 随所に昔の鉄道部品が散在していて面白い。1時間ほど過ごした後、秘境駅さながらの風情を持つ定光寺駅に行ってみた。中央線に乗ること20分強、愛知県の端っこ定光寺駅。風光明媚な川沿いに立地しているこの駅は、「列島縦断 鉄道12000kmの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」にも登場した。ここには一度来てみたかったんだよね。隣の高蔵寺駅と一駅しか違わないのに、なんだこの差は。高所にあるホームからは、目の前を流れる庄内川を見渡せる絶好のロケーション。いかに崖っぷちのなのかがよくわかる。地上との連絡は、長い長い階段を昇降しなくてはならない。遊べる場所もないし、息子としてはこの階段を見ただけで不満が噴出したようだ。いいじゃん、私の趣味入れたって。 階段が急っ。ホーム狭っ。辺りはひっそりとした景勝地で、対岸には旅館も見える。駅寄りの川沿いには人家が何軒かあるが、どれも川岸にへばりつくように建っている。なかには水路上にガレージ兼通路を作った家も・・・。ホームから見下ろすとかなり驚くよ。特急しなのや快速が通過するのを見送り、ようやく上り各駅電車がやって来た。相変わらず息子は文句ばっかり言ってるが、高蔵寺でたまたま快速に乗り換えできたことですっかり機嫌が直った。おかげで少し時間稼げたから、奴の要望を叶えるべく予定外の上飯田線に寄ってやるから。上飯田線は2003年に開業した名古屋でいちばん新しい地下鉄路線。とはいえ区間はたった一駅しかないので、あっという間に全線乗車してしまう。息子は地下鉄車両(7000系)を期待していたようだが、見かけたのは名鉄車両(300系)ばかり。どっちもピンクのラインで私には見分けつかないけど、鉄ヲタには重要なこだわりポイントなのね。この時間は名鉄300系しか運用してないみたい。残念だったね。ようやく本日の宿泊地、栄に到着。ホテルに向かう前に、日車ゆめステーションへ行かなくちゃ。日車ゆめ工房唯一の実店舗は、可愛い列車のディスプレイやジオラマが揃う楽しい場所だった。 本体が車両メーカーなだけあって、店内には新幹線とミュースカイの座席が並んでましたが。もうだめ、朝早くから電車乗ってばっかで寝ちゃいそう・・・。夕飯は松坂屋本店南館「あつた蓬莱軒」のひつまぶしにしました。母子の晩餐としてはありえない金額ですが、今回だけは特別ってことで。で、感想ですか?実はね・・・頭痛であんまり味わえなかったの。じゃあ食べるなって?薬飲んで少しは収まったものの本調子ではなかったため、殆ど喉越しのよいお茶漬けで食べました。------------------------------------------------------【今回のお買い上げチョロQ】 あとリニモもね。 ←傷アリ処分品を購入
2007.04.02

3/27(水)朝、いよいよ人生初の名古屋に到着した。最初に向かったのは、鶴舞線赤池にあるレトロでんしゃ館。名古屋市電の車両展示を中心とした小さな博物館で、名古屋市営地下鉄日進工場の中にあります。正門脇で圧倒的な存在感を示すシールドマシン(の一部)モニュメント。間近で見るとそれぞれの刃が欠けていて、工事の過酷さを感じ取ることができる。館内に入り出迎えてくれたのは、黄色い地下鉄車両100形と3両の市電保存車両たち。横浜市電保存館よりも規模は小さめだが、光あふれた館内はとても開放的に思えた。予約もしてないのにダメもとで工場見学をお願いしたら、なんと許可を頂いた。申し訳ない・・・次回はちゃんと事前予約しますm(..)mそこで急遽見学の列に加わらせてもらうことに。最初に案内されたのは、全般検査と重要部検査を行う修車工場。ここでは4年に1回、2万点という全ての部品を取り外し徹底的な検査が行われる。クーラーも取り外してリフレッシュ♪検車工場への移動途中、待機する鶴舞線車両を目の当たりにし興奮する息子。鶴舞線3000形ってさ、今は亡き東京メトロ東西線5000系に似てるよね。ここで面白い枕木発見。赤茶色した左の枕木は、切符からのリサイクルなんだって。いずれは実用化の予定。 検車工場では3ヶ月ごとの月検査と、6日ごとの列車検査が行われる。日進工場では鶴舞線だけでなく桜通線も所属するということで、桜通線車両を発見。桜通線の車両(6000形)は運転台が右側についているのが特徴。島式ホーム・ワンマンで統一されたため、運転席をホームに近づけ車外監視しやすいようにとのこと。今回案内してくださった方は名古屋市営地下鉄の生き字引ともいうべき方で、技術畑として長年地下鉄や日進工場の発展に尽くしてきたのだそう。桜通線車両や日進工場の設計にも携わってきたというから、仕事と地下鉄に対する自負がものすごい。息子に「将来何になりたいんだ?」と尋ねたものの、奴はいつもの調子で「鉄道で日本一周!」と答えたもんだから、「それじゃ趣味だろー!仕事は?」と困惑されてました(^^;)。燃費面や車両など、名古屋の地下鉄のメリットをたくさん教わりました。JRや名鉄との比較を交えてですが。見学終了後、改めてレトロでんしゃ館の中をじっくり見る。名古屋初の地下鉄車両として活躍した100形は、静かな走行音が売りだったそう。東山線カラーにもなった鮮やかな黄色(なたね色)がまぶしい。そして路面電車たち。2000型は地下鉄100形のモデルともなった車両で、車輪にゴムを挿入することにより騒音や振動を抑えたのが特徴。1400型は展示されている3種のなかで最年長。昭和12年に開催された汎太平洋平和博覧会の乗客輸送用として製造されたそうで、まあ今でいうリニモみたいなもんでしょうか。「博覧会にふさわしい世界一の電車」はその後名古屋市電のスタンダードとなった。同型のものが名古屋市科学館にて屋外展示されている。戦時下に製造された3000型は、軍需工場への通勤需要として産み出された連接車両。上2つの電車に比べると簡素な外観ですね。車両以外にも、市電にまつわる展示やシミュレーターゲームコーナーなどがあり、コンパクトながら充実した内容だった。廃車車両は漁礁として海底に沈められたということをここで初めて知った。最後に、息子がどうしても欲しかったゲームDVD「とことん地下鉄!!大名古屋」とレトロでんしゃ館ユリカを購入。「とことん地下鉄!!大名古屋」は館内の運転シミュレーターーと同じもので、奴もさんざんプレイしまくってたのだけど、名古屋行く前から手に入れたかったそうなので。午後はガイドウェイバスと秘境?駅、そして日車夢工房へと出かけるぞ!------------------------------------------名古屋人のソウルフード、スガキヤ。実は静岡県民の私にもお馴染みのファーストフードです。ここで通販やってるよ↓
2007.04.02

桜満開の4/1に選んだ旅先は木更津。ぶっさんにバイバイしてから久留里線に乗る計画立てました。せっかく買った18きっぷ、有効活用しなくちゃね。 始めての木更津。キャッツメンバー達か過ごした街。やはり木更津といえば駅西口のみまち通りでしょ。もうぶっさんはこの世にいないけど(そもそも実在すらしてないし)、ここにいると本当にいそうな気がしてくるね。 バーバータブチは観光スポットとして健在。ぶっさんの衣装がいっぱい展示されてます。それからアニの家として登場した佐々木写真館は本日も営業中。現実の世界じゃここにアニはいませんが、ドラマとリアルをつなぐ架け橋としてがんばってます。 しかしだな…日曜だというのに全く人がいない。みまち通りもシャッター通りと化している。地盤沈下の激しい木更津、キャッツの余韻が醒めたらどうなってしまうのだろう。そうやって感傷に浸る私の横で、息子のイライラが頂点に達してしまった。文句をぶつける息子を連れ、急ぎ足で童謡で有名な證誠寺と木更津港をまわる。お昼は駅前のビルのレストランで。その後12: 44発の久留里線に乗り込んだ。 久留里線の車両は今やレア物の域に達した 系。外付けのドアと昇降口の段差が特徴だ。それから一目でわかる独特のストライプ。前から疑問だが、何故あんな派手な模様なのだろう? 列車はのどかな田園風景の中をコトコト走ってゆく。遠くに見える小山の桜に癒される。横田駅で名物のタブレット交換を生見学。鉄ヲタ達の格好の撮影対象となってるが、地元の人には珍しくもなんともないだろう。肝心の交換風景が撮影できなかったので、これで勘弁してください。40分ほどで久留里に到着。ハイキング客と鉄ヲタで一時的に賑わう改札口を抜け、いよいよ散策開始。とはいっても久留里城まては遠すぎるので、駅周辺をぶらぶらしだだけですが。名水めぐりといきましょう。久留里は名水の町。飲用自由の井戸がそこらじゅうに散在している。息子と二人で喉を潤したものの、上り列車が来るまでの1時間、これだけじゃ潰せない。次の井戸を求めてひたすら歩く、歩く。途中で息子が派手に転んだが、痛い思いをしつつも頑張っている。早く列車こないかなあ。 旨いか? なぜか象さん。再び木更津に戻り、今度は花見に繰り出すことにした。駅から20分ぐらい歩いたところの太田山というところが桜の名所らしい。息子と喧嘩しながらなんとかたどり着いた。 桜まつりでにぎわう太田山公園。別名「恋の森」。ヤマトタケルが妃を思い「きみさらず」の歌を詠んだと伝えられている。そこから生まれたのがきみさらずタワー。2体が立ちはだかる姿はちょっと異様かも。息子は平然と登っていったけど、私はおっかなくて退散。嫌だよ高いとこ。公園内には18世紀初めの民家が移築保存されている。かなりの豪農だったと推測される広い土間と広間。息子はガイドさんの説明の一つ一つに興味津々だった。鉄道とゲーム以外にも興味持つのか。へえー(驚き)。横からでスイマセン。桜が綺麗だったんで。駅までの帰り道は矢那川の河川敷沿いにしてみた。ここも見事な桜並木が広がるから。ちょうどイベントが終わる時間だったけど、ただ歩くだけで気持ちが満たされるね。
2007.04.01
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