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さて大変なご好評を戴いて参りました 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」
ですが、今日はその ベスト60
をまとめておきます。
私が投資家としての生を受けて今年で17年。今までに寝る間を惜しんで読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに「ベスト・オブ・ベスト」であり、今この日記を書いている机から6秒以内に手が届くところに全てがある、投資家としての「全幅の信頼を寄せている」本たちです。
そして同時にこの記事は、 私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト60には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。
全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」
絶対の自信を持って皆様にお届けする渾身の日記を、それでは始めましょう。
11~20位
21~30位
31~40位
41~50位
なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト50を是非今すぐに御覧下さい。
51位 決算書はここだけ読め!
(前川修満著、講談社現代新書)

世の中に溢れている決算書読解本は「無駄に、かつ不必要に、難し過ぎる。」ことが多いです。
私達投資家は別に決算書を作れる必要はなく、ただちゃんと読めさえすればそれでいい
んですね。この本は、
投資初心者が決算書について学ぼうとするとき、「一番最初に読む本」として極めて優れている
と思います。
1. 総論
2. 決算書はここだけ読め!
3. キャッシュフロー計算書編
52位 ピット・ブル (マーティン・シュワルツ著、パンローリング社)
著者のマーティン・シュワルツは、永遠の名著マーケットの魔術師にも登場する「チャンピオントレーダー」であり、また「9年もの間ファンダメンタルでやっていたがうまくいかず、罫線屋(テクニカル分析)で金持ちになった。」との印象深い言葉でも知られています。つまり、投資手法と言うのは「自分の能力と性格」に良く合っていることが大切なんですね。
1. 総論
2. ダウンしても10カウントを待たずにまた立ち上がらなくてはならない。
お勧め
3. 負けた時にはどうすれば良いのか?
4. 儲けたお金を使うことが、今までの努力が報われる1つのあかし
53位 完全なる投資家の頭の中(トレン・グリフィン著、パンローリング社)
世界一の投資家である ウォーレン・バフェット の投資参謀で、一心同体のパートナーとして知られるチャーリー・マンガーの極めて独特な考え方と、厳選した言葉で核心を突く能力に光を当てて紹介した興味深い1冊です。
マンガーの言葉と言うのは非常に面白い
ことで知られています。
超一流の投資家の頭の中というのはとにかく「普通じゃない」
んだな、ということが良く分かりますね。
54位 投資される経営、売買される経営 (中神康議著、日本経済新聞社)

著者は、エンゲージメント(友好的対話型)投資を標榜するみさき投資株式会社の代表取締役社長の中神康議氏です。 この本が凄いのは、投資家視点ではなく経営者目線で、投資家とはどういう生き物なのか、何を考えてどう行動しているのか、どうすれば短期売買の対象ではなく長期投資の対象として会社を見て貰えるのか? を語っているところ
です。
世の中に溢れている株式投資本のほとんどは我々投資家が自らの目線で書いたもの
です。ところが この本は経営者側の視点から「投資家と言う不気味で得体の知れない生物」の生態が描かれており、それが非常に新鮮かつ有益
なのです。 日本人著者が書いた投資本としては恐らくオールタイムベスト10に入るくらいの傑作
だと思いますね。
1. 総論
2. 株は買値が致命的に大切
3. 日本株市場では「長期投資家」では通用しない
4. 個人投資家は流動性の無さを武器にできる
5. 資産バリュー・収益バリュー・成長バリュー
お勧め
55位 マネーと常識 (ジョン・C・ボーグル著、日経BP社)

著者のボーグルは、世界最大のインデックス運用会社バンガードグループを1974年に設立し、翌1975年に世界初のインデックスファンドを創設した人物です。そして1999年には「フォーチュン誌」が「投資業界における4人の巨人」の1人に数えたこともある、まさに
「インデックス界の聖人」
です。
ボーグルの「インデックス愛」が強すぎて、コテコテのアクティブ投資家である私にはちょっと胸焼けする部分もあるのですが、全体として本当に素晴らしい内容です。「インデックス投資家のバイブル」ともなっている最高の1冊ですね。
1. 総論
2. インデックスファンドはアクティブファンドよりも明白に優れている
3. すべてのインデックスファンドが同じように作られているわけではない
4. ファンダメンタル加重型インデックスは時価総額加重型インデックスに勝つ
お勧め
5. インデックスを圧倒的に凌駕するアクティブファンドは少ないが、しかし確実に存在する
超お勧め
56位 出来高・価格分析の完全ガイド (アナ・クーリング著、パンローリング社)

彼女(著者は女性です)の投資手法は、マーケットは常にインサイダー(大口投資家・マーケットメーカー)によって操作されているという前提の下で、
VPA(Volume Price Analysis:出来高・価格分析)
というテクニックを用いて市場に対峙するというものです。
バリュー系、テクニカル系を問わず、また短期・中期・長期を問わず、ありとあらゆるタイプの投資家にとってこの本は、
斬新な知的興奮を与えてくれる
と思います。鮮烈な1冊ですね。
1. 総論
2. アキュミュレーションとディストリビューション
お勧め
3. ストッピングボリュームとトッピングアウトボリューム
57位 有価証券報告書の見方・読み方第9版 (あずさ監査法人編、清文社)

難しくてとっつきにくい「有価証券報告書」の読み方を懇切丁寧に分かりやすく解説してくれるベストセラーで、初版が刊行された平成5年から定期的にアップデートされ、最新版となる第9版は平成27年版となります。
この本の良さは、 有価証券報告書をその書式通りに網羅的に徹底解説してくれている点
です。一度ざっと読んだうえで本棚に置いておくと、有報を読んでいて難しくて良く分からない箇所があった時に、さっと取り出して「辞書」として使う事が出来て最高に役立つんですね。
1. 前編
2. 後編
58位
スーパーストック発掘法(ジェシー・スタイン著、パンローリング社)

この本の特徴は著者自身の失敗談が豊富に書かれており、また飾らない本音満載の内容である所です。
また株で一番難しくかつ大切なのは何と言っても売り時です。何故ならそれが投資成績に最もダイレクトにかつ致命的な影響を与えるからです。
ところが、この株の売り時を分かりやすく徹底解説した本というのは滅多にありません。何故かというと、「複雑で確実なものがなく、曖昧で茫漠としており、言語化するのがとても難しい」からです。ところが、このジェシー・スタインの名著は株式投資の「肝の中の肝」である株の売り時について真正面から取り組んで解説してくれており、本当に最高の、奇跡の1冊となっています。全投資家必読の 新時代の名著
ですね。
1. 総論
2. 怖がっていては勝てない
3. あなたのアイデアが主流メディアに登場し始めたら、それは売り時
4. 金融街の人々はいつもウソをつく
お勧め
5. リベンジトレードは必ず失敗する
6. あなたの戦略はあなた独自のものでなければならない
7. バリュートラップ地獄に真っ逆さま
8. 株式投資で勝ち残るにはモメンタム投資の考え方を取り入れることが肝要
お勧め
9. どこで売るかはどこで買うかよりも1000倍重要
超お勧め
59位 富者の集中投資 貧者の分散投資 (フレデリック・R・コブリック著、パンローリング社)
ビッグマネーを掴むには一握りの偉大な銘柄さえあればよい、という集中投資の大切さをアツく説いた一冊ですね。
60位
チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言 (チャールズ・エリス著、日本経済新聞社)

この本は、イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀のMBAを取った超秀才であり、
「世界最高峰の頭脳と編集能力を誇るチャールズ・エリス」が、我々のために世界中からベストオブベストの投資書籍・論文だけを厳選して紹介してくれるものです。
一言でいえば、 株式投資本のベスト盤&
最高の一冊
ということですね。♬
1. 総論
2. 株式投資のルール
3. 株は、どう考えても、配当のためだ
4. ポートフォリオの中に債券の居場所はない
お勧め
5. マーケット・タイミング戦略は有効か?
お勧め
6. テンプルトン卿の22か条の教え
7. 重要なのは忍耐力
8. 天国にまで登る梯子など無い
以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編 株式投資本オールタイムベスト60 でした。
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