全14件 (14件中 1-14件目)
1
皆様、今年もお世話になりました。お目汚しのようなブログを読んでいただき、感謝です。今年を一言で言うなら「老」ですかね。いろいろな面で老化を感じた一年でした。右足は膝関節症から始まり、足底腹膜炎にもかかって思うように運動できませんでした。気持ち的にもダダ下がりで、休みの日は起き上がることができず、本当に疲れているのか、気持ちの問題なのか自分でもわかりませんでした。家電もいろいろ壊れましたが、とにかくなにもしたくないので極力見えぬふりをしたため、テレビはつかないし、お風呂はシャワーのみ、ガス台も一つしか使えません。仕事は2年連続畑違いの新人をやり、これが疲れに拍車をかけたかもしれません。60才過ぎて、畑違いのことを覚えようとすると、脳が異様に疲れます。趣味はお教室があるものは細々と続けられました。エッセイは締め切りギリギリに書き、どこかに応募するなんてとんでもない、という感じです。でも川柳教室も始めたし(まだ二回)来年はゴスペルサークルの体験に行ってきます。今やっていることがちゃんとできていないのに、とも思いますが、私の場合、ひきこもってしまうので、サークルやお教室で日程が決まっていないとお昼寝まっしぐらになってしまうのです。定年退職したら合唱をやりたいとずっと思っていました。土日が休みでないため、近くても参加できないなと思っていましたが、やっと平日夜に練習しているところを見つけたのです。地元ではありませんが、これは川柳もそうですから。読書だけはよくしていたと思います。ひきこもりでしたから。正直いって大晦日だなんて、ピンと来ません。私なりに精一杯働いていたら、年末になったという感じです。母のこともさんざんありましたし、これからもあるでしょう。来年90才になる母は自分では絶対に認めませんが、初期の認知症かなと思います。検査を受けてくれませんから、診断のしようがありません。被害妄想に拍車がかかっているのは初期の認知症によくあることのようです。認知症になっても優しく明るかった父とは全然違います。でも、娘が元気で、猫もとりあえず元気、私も大病はしていませんし、今年はコロナにもインフルエンザにもかからず…当たり前です、ひきこもっていたのですから。胃腸炎だけはやりましたが、合う漢方薬にも巡り合えました。老化を感じたのは友達と会う機会がぐっと減ったからかもしれません。信頼していた先輩たちを次々に亡くし、寂しい限りです。先輩たちは私がゴスペルをやるといったら喜んでくれそうです。歌が大好きな人たちで、一人は実際にゴスペルをやっていましたし、一人はアマチュア合唱団に入っていました。二人とも退職してからのことですから、私も別のところで引き継げたらいいなあ。まだ始めていないけれど、予約だけはしたので年内に準備だけはしたといったところです。大晦日がピンと来ていなかったので今更ながら、最低限のものだけ、近隣に買い出しに行きます。ふだんと同じものを食べるつもりですけど。こんな情けない一年で、愚痴めいた内容ばかりで申し訳なかったですが、書くことで整理することができました。来年もよろしくお願いいたします。皆様、良いお年をお迎えください。
December 31, 2024
コメント(2)
最初はよくわからないし、読みにくいと思って数年放置。しかし、これは最初の数ページだけ、ということに気付いて、最近一気読みしました。これは「コンビニ人間」を読んだときの読後感と似ている。発達障がいや心身症の一歩手前で、推しと一体化するからこそ生きていける、そんな脆さとある意味での若い力強さも感じました。劣等感や愛着障がいがあるからこそ、見つけた光が「推し」なのですね。単に追いかけるというより、「推し」の拍手の一つでありたい、声援の一つでありたいという部分に、見返りを求めるのでなく純粋に「推し」ているのだなと感じました。読みやすい表現はわざと心がけられたようで、すごい作家さんだと思いました。「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。私は還暦も過ぎていますが、劣等感が強く、愛着障がいも発達障がいも多分持っています。違うのは「推し」を持つエネルギーすら、若い頃からなかったことだけ。主人公はこの先、希望を持って生きていけるようになることを望みます。結論は出ていませんが。以上、感想文でした。実際の私はボーっと生きており、「推し」どころではありません。そういう意味では若いときと変わりませんが、ボケ方が加速しています。どうしたらいいのかわかりません。今日もジムはキャンセルしました。動けないのです。最近始めた川柳も暗いのばっかり。文字を並べているだけで、ひねりなんか入れられません。「足がつり 叫ぶ私に寄り添う猫」「悲しみは 布団で解消 極楽へ」極めつけファザコン川柳「お父さん 今夜の夢に出てきてね」いやー、落ち込む日々ですが、小説はいろいろ擬似体験させてくれるからありがたいです。作者は娘よりも年下。「老いては若きに従え」だからこれでいいのだ!明日も仕事です。もう一日、まともなふりをして生きていかなくては。本当はエネルギー切れかかっていますけど。あと2年半も働けるのかな。そうそう、そろそろ大丈夫かなと思い、寒いからブーツを履きました。そしたらまた、かかとが痛い。もう、一生、スニーカーしか履けないのかな。
December 27, 2024
コメント(2)
昨日も今日も仕事でドタバタ。帰りにジムは予約していたものの、疲労感が強くてキャンセル。先日、ホットヨガのあと、疲れたので慎重になっている。ついこの間まではホットヨガのあとはスッキリするし翌日元気になっていたのに。衰えたのか、今は怪しげな風邪が流行っているので免疫力が落ちたところで運動するとどうなるか、など嫌な想定をしてしまって。数年前だったか、やはり体調を崩すのが怖くて運動できないとカウンセラーに訴えたら、「体調崩してもいいからやってください!」と言われてその気になったんだっけ。数年前といっても今よりは若かったせいか、運動したからといって体調を崩すことは確かになかった。でも、今の年齢だとどうなるんだろう。職場ではインフルエンザも出ている。私は昨年インフルエンザワクチンでどえらいアレルギーを起こし、インフルエンザでもないのに出勤できなくなるという失態を起こした。顔が別人のように、お岩さんのように腫れ上がり、数日かけないとその腫れは引かなかったのだ。熱も何もないのに休むのは悔しかった。それに懲りて今年からはワクチンは受けていない。コロナワクチンも怖いし、インフルエンザワクチンも怖い。つまり無防備に出歩いているのだ。マスクは未だにしていますけどね。気休めかな。それで気付けばクリスマス。職場では優しい人達がお菓子を配ってくださり、感謝感謝。でもクリスマス、それだけ。チキンのことも忘れてコンビニのおでんを食べてしまった。誰かに「メリークリスマス」とラインしようかなと思ったけど、パーティ中だったら悪いのかなあ。先一昨年だったか、元旦にグループラインで盛んにあけおめラインを送った。まあ、みんな優しいから相手してくれるんだけど、娘はこれを見て驚いていた。「ママ、元旦はみんな忙しいの!このライン、みんなママに気を遣って付き合ってくれてるじゃない。忙しい元旦に迷惑!暇なのはママだけだよ」そーか。独り暮らしの私にみんな気を遣って話を合わせてくれたのか。翌年から、元旦からグループラインにあけおめLINEするのをやめました。もちろん、スタンプくらいいいと思うけど、私の場合は会話を求めるような書き方しちゃうもんなあ。おせちもお雑煮もない暇なのは私だけよね、みんな主婦だし。それを思うとクリスマスも…でもラインくれた友達、ありがとー。嬉しかったです。クリスマスとはいっても年の瀬で、忙しいときに限ってまだ慣れない私はミスを連発でひんしゅくもの。ちょっとショックで今日はお昼ごはん食べられなかった…でもお菓子を配っていただいたから、何も食べなかったって訳じゃありません。忙しいとみんなイラつくのかな。そんなにクレームのくる部署ではないのだが、今日は違う係だけどクレームの報告があり、殺気だった雰囲気になった。こういうの、Z世代の若者はめげちゃうし、年輩者は怒りをあらわにする方もいて、ヒヤヒヤした。私も若い頃はよく怒って上司に言い返したりしてたよなあ。年を取りすぎて、今はそんな元気ないです。怒ってもいい気持ちになることはないと何十年もかかってよくわかりました。相手の機嫌が悪けりゃ、うなだれているだけ。言い返す元気がないんです。ギャバを飲んでいると副交感神経優位だからよけいに黙っちゃいますね。ま、失敗は繰り返さないようにすること、それしか方法はない。なんか、とんだクリスマスだったかも。抗うつ剤飲もうかな。最近はギャバの効果の方が良くて飲んでなかったんです。もともと、うつ対策というより、胃の薬として飲んでいたものだし。明日のお休み、どうしよう。金曜日、土曜日と出勤なので疲れたら大変だし。というわけで話が振り出しに戻ったところでおしまい!皆様は楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。
December 25, 2024
コメント(0)
母の安否確認のために電話をするたび、いつも落ち込む。人の悪口しかいわないし、私の悪口も言うし…事実ならともかく、最近はエスカレートしてきた。「あんたは同居していたおばあちゃんの椅子を汚ないって言って座らなかったよね?」はー?自慢じゃないが、年寄りやこどもをいじめる程あたしゃ、腐ってなかったぞ。ばあちゃんをいじめてたのはオカンやんか。なんで私になるん?その他エトセトラ、孫はとてもいい子で可愛いけどあんたが育てたんじゃない、あの子は一人で育った、あんな可哀想な子は見たことがないなどなど。「可哀想だったのは私やお兄ちゃんでしょ。娘は少なくとも親にいじめられたりしてないし」言い返すとむっと黙り込むが、次の電話でも同じことを言うのだろう。敵はどんどん増えて、頻繁に電話してくる姪っ子に絶縁を言い渡した。つまり、私の関西に住む従姉だ。彼女は彼女で問題はあるけれど、そこまでみそくそに言うこともなかろう。挙げ句に亡くなった兄には彼女がいて、お線香を上げにくるので、「お腹に赤ちゃんはいないわね?」と確認したのだととうとうと喋り出す。私はその場に居合わせたから、その子達がお線香を上げにきてくれているのはありがたかったが彼女たちはひたすら兄に同情していたのである。そして、あまり考えない性格なのか、兄が会社の人にどんなにいじめられたりばかにされていたりしたか、なんでお兄さんは無言で何も言い返さないのか悔しくてたまらなかったのだそうだ。それがあんな亡くなり方をして、同情が込み上げたのだろう。「お兄さんは年下の人たちにまでばかにされちゃって、もう、聞いてて辛くて辛くて」ふーむ、遺族には話さなくていい内容だとは思うし、深く考えない子達なのだろう。悪気はないのがわかるだけに返事に困った。なので母の話はデタラメもいいところ。日に日にエスカレートしていく作り話、それも自分はいつも悲劇の女王。とても聞いていられたものじゃない。だいたい、兄を最初にいじめたのは母であり、兄はいじめられっこ体質に育ってしまったというだけなのだ。家でも学校でも会社でもいじめられ、ノイローゼになり、亡くなった兄。母がたった一つ私を認めているのは私だけが兄をかばっていたということだけなのである。それを彼女がいたんだと妄想にかられ、否定する元気もない。あり得ないのに。私は落ち込んでしまい、心療内科の先生に話した。「ああ、それはね、認知症が始まっているんだよ。被害妄想入ってるんだよ」「気にしたって仕方ないよ、相手は病気なんだから」確かに母の被害妄想はどんどん膨らんでいく。私なんか、敵としかみなさない。それでも体は元気で、一応最低限の家事…食べ物を買ってきたり洗濯したりはする。そして何より犬を溺愛している。犬の散歩があるから母は足腰達者だし、ボケようとボケまいと犬が生きている限り、世話をするのが勤めだと信じている。犬に感謝なのである。よけいな口をきかず、母に散歩をねだりにくる犬。今度12才になる。ボケていて、まわりじゅうを敵にまわしてもかまわない。犬が慰めてくれるのだし、犬にとってはあんな母でも最後の砦なのだ。犬の最期まではしっかりみとりたいというのが母のたった一つの願望なのだ。それならそれだけでも叶えてやりたい。本来なら認知症グループホームの方が合っていると思うが、母の意地だ。まだまだ犬と散歩できるというのが母の支えだ。あと何年続くかわからないが、犬も自分の役割を全うしてほしい。本当は父に懐いていた犬だった。父がいなくなってしまい、あんな母でも懐かざるを得なかったのであろう。父を見ると飛び上がって喜んでいた犬。今でも寝るときは父の枕だそうだ。帰ってくると信じていると思うと切ないなあ。立派な介護犬である。娘の私は母と話すだけでボロボロになるため、医者からはあまり連絡をとらなくてよい、あなたが壊れるからと言われている。毎日の電話は叔母がしてくれているし、しばらくはお任せだ。それにしても認知症ってなんだろう。父も認知症になったが、優しいことに変わりはなかった。母は被害妄想をふくらませるばかりのたちの悪い認知症だ。ボケたくはないが、父のように人に笑顔を向けられる年の取り方をしないものである。これは遺伝らしい。私はどっちになるんだろう。母のような被害妄想認知症にだけはなりたくない。
December 24, 2024
コメント(0)
ギャバの効果は副交感神経を優位にして気持ちを落ち着かせるもので、ガンガンやる気にさせて24時間闘える人を作るものではなかった。確かに寝起きは良くなったし、何より悪夢を見なくなった。夢は見ているけど、それがハッピーな夢ばかり。昔、ときめいていた人に会えたりとかね。ま、現実にはそんなこと、起きませんが(笑)ちょっと残念だったのは、これでお休みの日にも昼寝をせず、ジムに通える!と思ったのですがやはりベッドに向かってしまうのでした。脳って不思議です。多分私は二年連続畑違いの仕事をして慣れないことばかりで、さすがに今年は脳疲労を起こしているのかなと思うんです。その証拠にエッセイを書いていると、脳の別の分野が働きだして元気になるんだもの。前回山中恒さんの「くたばれかあちゃん」の感想を書きましたが、今回は原点?の「ぼくがぼくであること」を再読しました。51年ぶりですからね。もともと推理的なことは得意でないため、初めて読むような気持ちにさせられました。「ぼく」こと秀一の母ちゃんもすごいですが「くたばれかあちゃん」ほど言葉遣いは悪くありません。昭和あるあるで、出世できない夫がもどかしくて、こどもたちには出世してほしくて勉強しろしろとうるさいこと。友達も追い返してしまいます。今回再読してやっとメッセージを受け取れました。確かに私も主人公と同じ六年生だったのですが、秀一ほど、客観的に自分の家庭を省みることができていませんでした。だから、わからなかったのです。「おれはおれ、母ちゃんは母ちゃん」というのは、「もう支配されないよ」と六年生にして言えたのです。自立したのです。母ちゃんはあまり成長できなかったけれど、秀一は成長した。自分をしっかり主張できるようになったから。この辺が私のような感情だけで生きていた六年生との違いなのですね。秀一は賢いのです。ボンクラな私は母に支配されて生きてきたことに気付いたときには50才過ぎてましたねえ。でも大方はそうなんです。昭和はこどもの人権なんて保障されていませんでしたから。どんな親でも親孝行するのが美徳でした。この親孝行というのは親に逆らわないということなんです。でも還暦過ぎていたって、手遅れじゃありません。現実には私の母は未だに元気で、私を貶めることに生き甲斐を感じているのかと思うくらいです。あの人の精神年齢は2.3才で止まっている。嫌なら泣きわめき、意地悪をして悪口を言いふらす。そして意外に男好き?私の別れた夫にまで会いたがるのですよ。離婚の主導権を握っていたのは母なのに。別れたら、自分が会おうとしてメールアドレスを聞き出したり、孫が父親に会いにいこうとすると「ばあばも、いきたい!」と騒いだり。ま、私の娘はクールですから、荒立てずに「二人分の予約しかしてないんだよ」とばあばを傷付けないようになだめたりしていました。実際は別れた娘の母親がついてくるのはさすがにおかしいと思ったのでしょう。かと思えば娘の私より年下の、父の入っていた施設の長に入れあげたり。もう、思いどおりにしたい人なんです。でも母は母、私は私。私も母とは距離を置いてクールに生きていきたいと思います。心配してたまに電話を入れても私の悪口三昧で電話したことを後悔します。ま、先日電話したからあと半年はやめておこう。こちらの心が壊れる。「ぼくがぼくであること」の真意を読み取れるしっかりした小学生だったら良かったなあ…過去に戻ってレクチャーしてやりたいです。でも山中恒さんの本を読むと元気が出てきます。大変な母ちゃんで苦しんでいた人は昔から多かったのでしょう。そう思うと、私だって、今からだって頑張ってみせる!と思えるんですよね。でもさ、やっぱり父に会いたいな。お父ちゃん、助けて。あ、その血を引いた娘がいるか。頼りになります。目だけは元気なんだから読むぞ読むぞ!
December 20, 2024
コメント(2)
今日は久しぶりに充実した休暇を過ごせました。ここ数年、休日といったら「寝るより楽はなかりけり」状態で起き上がれなかったのです。仕事の日には無理やり起きますが、その辛いことといったら。睡眠の質が悪いのでしょう。そこで始めたギャバ。まあ、トマトやバナナなどでも接種できるんですが、とにかく「めんどくさい」病ですから、栄養バランスのよい食事など作る気にもなれず、料理のセンスもなく。独り暮らしになってから酷くなりましたね。で、ギャバのサプリメント、効いたんです。たまたま、連日寝ていて疲れていなかったせいかもしれませんが、寝起きが少し良くなりました。お陰で今日は昼間からジムへ行き、ヨガとエアロダンスに参加できました。エアロダンスはかかとがまだ心配なのでかかとサポーターを付けてやりました。跳んだりはねたりしない運動なのも良かったと思います。痩せるにはもう少しハードな方がいいのですが、かかとが治っていないのだから仕方ありません。この後、お風呂でやっぱりちょっと疲れましたが…この頃お風呂で疲れるんですよね。でも、その後インターネットカフェでエッセイの下書きをしたら、脳の別の部分が活性化されたようで元気になってきました。私が疲れているのは脳疲労なんですかね。肉体的にはハードなことをしていませんから。先日の「過去日記でタイムワープ」を変形させて書きました。ちょっと私生活風になってしまいましたが、リアルな描写もたまにはいいかなと思いまして。娘が湿疹ができて体の片側が痛いからまた帯状疱疹かと連絡がきました。娘は20年前に帯状疱疹にかかっていますが、2度もやるのでしょうか。何科を受診すればいいのか聞いてきましたので、皮膚科を薦めました。明日行くそうです。帯状疱疹は辛いので違いますように。娘は喜んで通っていたホットヨガをやめるそうです。理由は旦那さんはジムで筋トレ、娘はホットヨガとバラバラ、仕事も忙しいし、すれ違いが多すぎるので、旦那さんと一緒のジムで筋トレにするそうです。旦那さんと一緒の方がいいとは思っていたので概ね賛成ですが、筋トレに通うのって楽しいのかな、続くのかなとちょっと心配です。ホットヨガのような爽快感とは違うし、続かない人が多いのを見てきましたから。ま、娘夫婦で考えてもらいましょう。健康であるならそれで良し、です。
December 17, 2024
コメント(2)
感想文の前に…時々、強制的にログアウトさせられるので、私は二つのブログをあっちこっちフラフラして書いているようだ。多分パスワードを忘れるからだ。まあ、いいか。過去日記で、娘が小学生のとき、「くたばれかあちゃん」を喜んで読み聞かせされて聞いていたので、読み返してみた。確かに面白いが今なら児童虐待だと言われてしまうだろう。母ちゃんに殴られたり噛みつかれたり…そして息子げんたろうはそこを素早く逃げ回り、心の中で「くたばれかあちゃん」と毒づく。決して暗くない。悪いことをしていなくても父ちゃん母ちゃんにぶん殴られるのは昭和あるあるなのかもしれない。「くたばれかあちゃん」とたとえ心の中でも毒づけるのは心が強い証拠だ。山中恒ってどんな人だったのだろう。最初に読んだのは小学生のとき「ぼくがぼくであること」だったが、内容を覚えていない。次に読んだのが借りて読んだ「頭の先と足の先」で、これまた強烈な母ちゃんだった。足の不自由な主人公は嫌でたまらないのに、遠足にも勝手に着いてくる母ちゃんが嫌で恥ずかしくてたまらなかった。先生に来るなと言われても来る。多分今だと差別用語にひっかかる言葉遣いが多いので絶版だし、図書館にも置いていない。娘が「くたばれかあちゃん」に出てくる母ちゃんがばあばみたいだと大笑いしたので再読したのだ。まあ、口の悪いこと、手の早いことは似ているが我が家の場合はもっと陰湿で、とてもじゃないが児童文学にはならない。だいたい、わたしがげんたろうのように明るくも強くもなく、びくびくしていいなりになっていたので、話が暗くなる。そんなこんなもあり、約半年振りに母に電話をかけてみた。母は元気でいつも誰かに怒っているのは相変わらず。今回は自分の姪っ子に腹を立てていた。つまり、私の従姉である。なので矛先は今回私に向かってこなかった。我が子に対する愛情は相変わらず薄い。孫については「あんないい子はいない。ま、生んだのはあんただから、あんたもいいことをひとつはしたんだね」ときた。「娘に対する思いは?」と聞いたら「生きてるんだろうなと思ってる」と情も何もない。自分の兄や妹に対する誇りやプライドは高く、「お兄ちゃんは大好きだったの。そのお兄ちゃんの娘だからと我慢してたけど、ついに縁を切った」と言っていたが、この人、しょっちゅう縁を切っては忘れるのであてにならない。自分の兄を美化すること、聞いていて気持ち悪い。従姉からは暴力をふるういわゆるDVオヤジだったと聞いているので、以前、ちらっとそういったらヤカンのように怒りを吹き出した。「私のお兄さんを悪く言うなんて!」あら、私のお兄ちゃんの悪口は言うのに。ついでに言えば私の父親の悪口も尽きない。私には父親の遺伝子が半分きているということはこの人には理解できないのだ。そして自分の母、妹がどんなに賢いか延々と自慢する。ついでに孫が賢いというのも自慢の種だ。「その孫ってのはあたしが育てたんだけどね」というと「あんたは賢くない!あんたに似たんじゃない!」と…まあ、私もそう思ってはいるけどね。だいたい、血縁が賢いとか自慢するのって見苦しい。「それであなたは?」と嫌みを言いたくなるが89才の婆さんだから黙っといた…いや、常に黙って生きてきたのだ、こどものときから。自慢するなら自分のことを自慢しろ。血縁が優秀だと自慢する人はたいてい自分にコンプレックスを抱いているものだ。「くたばれかあちゃん」と思えるのは幸せな証拠だ。「頭の先と足の先」は絶版だが、古本で取り寄せてみようかと思う。あの本は私の苦しさに少し共感してくれたように記憶しているから。でも、家よりましなのかな。山中恒さんの本をもっと読みたくなってきた。もともとは軍国少年だったようだが、戦後に方針転換したらしい。どのようなこども時代を過ごしたのか知りたいが、まあ、戦時中だから苦労したんだろうな。
December 17, 2024
コメント(2)
今週はバテました。朝の目覚めが悪く、起き上がれません。この年で起立性障害?と言っていても仕方ないので、ギャバを取り寄せてみました。睡眠の質が良くなり、目覚めが良くなるそうなので。結構、効果はあると思いますが、私の場合、怠惰による「寝ていたい」病なので、仕事以外の日はやはり起きる気になかなかなりません。だいぶ良くなってかかとサポーターなしで歩けるようになったのでスニーカーをやめて歩き出したら、また痛くなってかかとサポーターに逆戻り。泣きたくなります。運動どころではないので、ジムではお風呂会員と化しています。今日はお風呂会員しただけで疲れました。欲張って長湯したのがいけないのでしょうか。サウナに入っていた時間は短いのに。多分怠けすぎて体力が落ちまくっているのです。お年寄りにお風呂が負担になるという理由がやっとわかりました。お年寄りにはかなり体力を消耗することなのですね、お風呂って。最近、早世された女優さんはお風呂場で亡くなられました。体調の悪いとき、長湯は疲れすぎると、他人事ではなく思います。きっと亡くなった女優さんもいろいろな意味で人生にお疲れだったのではないでしょうか。ま、こんなことをボヤけばまた娘にクールに対応されることでしょう。「で、何を食べたい?」などと。暮れには一緒にまた鍋料理に行くことになっています。正月には一人でスーパー銭湯のつもりでしたが、娘が一緒に行きたいと言うので…思っていたところより遠出することになりそうです。暗くボヤけば明るく切り返してくる娘なので、感謝して楽しんでこようと思います。
December 16, 2024
コメント(0)
今日の句老化する わかっていても寝てばかりこの句は提出できませんな…来月のお題は「年末年始」なのだが、どうせ昼寝三昧だろう。呆けないためには運動が大事とわかっていても私はいつも疲れている。過去日記、子育て時代を読み返していたら、体力もないのにまあ、出かけまくっていたこと。夜更かしだって相当なものである。若かったなあ。働いているのだから、自分の時間を作るには睡眠を削るしかなかった。読み聞かせの時間も含めて相当な読書量だったと感心するというか呆れかえるというか。当時の記録を見ると、文学系のファンタジーを一生懸命読み聞かせようとするのに対し、娘は知識系の科学絵本を好んでいた。「かんがえる」とか「たくさんのふしぎ」にはかなりお世話になりました。私の読書傾向とは合わなかったけれど、娘は山中恒の本は喜んでいた。「くたばれ かあちゃん」を喜んで聞いていたと記録してあるがまだあるかな。「この時代のかあちゃんってばあばみたいだね」と娘が大笑いしていたと記されている。ビートたけしの「少年」も強烈な母ちゃんが出てきて娘を大笑いさせていた。そういう母ちゃんばかりでもなかったと思うのだが…私もいつか笑えるだろうか。さて、運動の話から逸れてしまったが、ジムを変わってから全くやる気が出ない。このレッスンは楽しい、続けたいという意欲が湧かないのは、急激に老化が始まったのか。最近はめまい、腹痛にも悩まされ、いよいよダメかなと思った。遺書を書くのもめんどくさいので、ラインで娘に簡単な葬儀の希望を書き残しておいた。そしたらあいつ、可愛いウサギのスタンプで「了解!」と返信してきやがった。まあ、いつまでも母親を慕うようではある意味子育て失敗だから、いいんだけどね。幼児期の日記を見ると娘はとても健気だ。卒園のまえには「ママ、いつもうれしいこといっぱいしてくれてありがとう。あたしもおおきくなったらママにうれしいこといっぱいしてあげるね」なんて手紙をくれて、泣かせるではないか。まだたった五歳だった娘に私はいけないことをした。夫婦喧嘩のあと、娘に愚痴ったのである。「パパはバカって言っちゃいけないっていうくせに、ママのこと頭悪い、頭悪いって言うの。言っちゃいけないって知ってて言うのは意地悪だよね」娘の答えはこうだった。「意地悪じゃないよ。パパはわからないだけなんだよ」お、父親をかばうのかい。小学校高学年になっても似たようなことを言った。夫婦喧嘩のあと不機嫌になっている私に「ママ、パパはボキャ貧なんだよ。ばーか、死ねを繰り返し言ってるだけで、ママのほうが過去のことまで持ち出して言い過ぎなんじゃない?パパはわからないんだから」お、かばってたのでなく、見抜いていたのか、五歳のときから。中学受験塾の先生にもこう言われたと記されている。「娘さんは確かに国語ができますが、文系ってタイプでもないですよね。かなり合理的なところがあって、感情的では有りませんから」娘は大学受験は文系科目で受験したが、文学部には落ちて、社会科学部というところに合格したんだっけ。文系でも理系でもなく、体育会系でもない娘は毎日面白おかしければそれで良いのだった。娘の在学中に大学を爆破するというネット予告が出されて大学側は大騒ぎ。急遽その日の講義は休講になった。そのとき、娘を含めた学生たちの反応はまったくふざけていた。「なんで今日なんだ、明日にしてくれれば良かったのに」明日のほうが講義が多いというわけだ。こんな不真面目な学生だらけのなかで娘は青春を謳歌していたのである。今だって適当に違いない。さて、これから昼寝をしたら、夜はホットヨガのレッスンにだけは出るつもり。ホットヨガだけはまたやりたいと思える内容なのだ。なぜなら汗びっしょりになって爽快だからだ。ダンスは…燃えない。あー、川柳のことを考えていたら、エッセイの宿題をやっていないと思い出した。過去日記のことでも書くかなあ。焦点は読み聞かせにするか、おでかけ三昧だったことにするか。寝てから考えよう。寝るより楽はなかりけり
December 12, 2024
コメント(2)
川柳の基礎もよくわからないまま、宿題の4句を作って行きました。お題は「ランチ」まずはこども時代の暗い思い出の詰まった川柳が…「日曜日 朝昼兼ねるこども時代」「土曜昼 こども食堂欲しかった」あはは、給食がないと母の機嫌が悪くて、いたたまれなかったんですよ、悪いことしたみたいに。さて、大人編「飲み会が年取るにつれ ランチ会」これはみんなわかるわかると言ってくれました。夜の飲み会、減ってますからねー。「職場では波風立てぬ 一人飯」新人ですからね、おとなしくしてないと。でもいろんなふうに解釈されたようです💦私の職場はデスクで一人黙々と食べる人が多いんですよ。近隣に飲食店が全くありませんし、ランチルームもそんなに広くないので、ここは若い人達や先輩に譲って…挙げ句の果てに私は読書なんかしてますから、これはどうなのかなって自分でも思います。読書してる人には話しかけにくいでしょうから、壁を作っているみたいに見えちゃうかな…でも、仕事場は喋るところじゃありませんし。小学生のときも休み時間、本を読んでいて、高学年のとき、先生が気にして家庭訪問で母親に注意していたのを思い出します。「ももんがさんは休み時間に本ばかり読んでいてちっとも外で遊ぼうとしないんです」母はびっくりしていました。四年生まで、それは褒められることだったのに、担任が変わると注意されてしまうわけですから。でも、お陰で少しずつ外に出るようになり、先生の心配していた頭でっかちのもやしっこではなくなっていきましたっけ。母は不満そうでしたけどね。母は外で遊んで怪我をされるよりおとなしく読書をしている方が安全で良いと思っていたのです。運動なんてできなくていいというのが母の持論。でも私は外に出られるようになってから弾けていきましたから、楽しかったのですが、母はそれも気に入らなかったようです。ただ、隙間時間でもさっと本の世界に入れるのは、小学生時代に身に付けた技です。で、今は新人ですし、そうでなくても私はお喋りなので、読書で口を封じておくのは今のところいいのかなーと思っています。川柳教室は今日は忘年会もあって楽しかったです。ただ、私は最年少。こういうシチュエーションは久しぶりです。年長者の方々は博学だし、話を聞いていて楽しいなと思います。70代の方々が多いのでしょうか。人生経験を積まれて、健康にも気遣い、素敵だなと思います。認知症予防のこともいろいろ教えていただきました。「会話、運動、栄養」だそうです。川柳で言葉を使うのは会話にもなっていいですね。栄養…これは私はまずいかも。最近ガスの調子が悪くてあまり調理できてない。もともと苦手だし。野菜ジュースと納豆だけは続けようと思いました。運動もヤバいです。ジムをサボってばかりいます。寒いからとプールも入りません。70代でガンサバイバーで脳梗塞もやったという方は特に運動に気を付けていて、朝のウォーキング、昼間はプールで3キロ泳ぐそうです。「私は100メートル泳ぐのがやっとです」と言ったら「100メートル泳げる人は三キロ泳げますよ」とあっさり言われましたが…泳ぎ方の問題もあるんじゃないかなあ。私は不要に力んでいますからクタクタになっちゃうんです。とにかく、ジムは続けなきゃ。川柳だって書けなくなっちゃう。俳句を選ばずに川柳にしたので、お教室探しは大変でした。圧倒的に俳句教室の方が多いのです。月曜日定休なので、月曜日の昼間にやっているところという条件で探したら、片道一時間かかるところでやっと見つけました。なんで俳句にしなかったかって?俳句は季語を入れて自然描写に心理描写を重ねて書くものです。川柳は人間描写になります。動物もいいかなと思いますが。視覚の劣る私は自然描写はちょっと苦手なのです。それにサラリーマン川柳や駄洒落川柳は楽しいですから。もっとも基本ができるまではそういう方面にはまだ行かずに、人間の持つ面白さを表現できたらいいなと思います。そして長文書きになってしまうので、短く表現することを学びたいのです…といって今夜も長くなりました。すみません。
December 10, 2024
コメント(2)
最近、ヨシタケシンスケの絵本にハマっています。大人向けの絵本です。五分くらいで読めますが、読むとほっとするので出勤前に読んだりしています…眠れぬ夜にも。「つかれているのかどうかよくわからなかったら」「つかれたことにすればいい」「おとなでいるのにつかれたら」「あしのうらをじめんからはなせばいい」(ブランコや木登りなどのイラストになります)「ひとのふこうをねがっちゃったら」「なみうちぎわにかけばいい」「難しくかんがえすぎてるきがしたら」「シャンプーであたらしいじぶんになればいい」「きょういちにちなにもすすめられなかったら」「136おくねんのうちゅうのれきしにおもいをはせればいい」などなど。楽しいイラスト付きです。つかれたり、めんどくさくなったとき、心が弱っているとき、効きます。第二弾も取り寄せることにしました。昨日はホットヨガだけやりました。ホットヨガは好きかも。大量に汗をかくので、達成感があるし、デトックスになります。サウナに長く入るのは苦手なので、ホットヨガで汗をかくと気持ちいいです。ただし、ホットヨガだけでは痩せません💦明日も(今日も)ホットヨガやります!
December 8, 2024
コメント(2)
今日は猫野ぺすかさんという絵本作家のお話を聞かせて頂く機会がありました。動物ファンタジーの画家さんですが、木版画で描かれています。動物たちの特徴を繊細に、優しく描かれているので、ペンネームからしてこの方は動物好きで、それもかなりの猫好きかなと思ったらやはりそうでした。動物福祉にご関心があり、こどもたちに動物好きになってもらいたいから子供用の絵本を作っていらっしゃるそうです。絵ももちろん芸術的で素晴らしいですが、お話も楽しかったです。こどものときから動物は身近にいたそうで、やはりこども時代の環境は大事ですね。でもペットを飼えないお家もあるから、絵本で親しんでもらうことは大切です。ぺすかさんの場合、住んでいた家の大家さんが猫好きで、家の廊下を猫たちが走っていたし、いじめられた猫が助けを求めてぺすかさんの部屋に飛び込んできたりしたそうで、借家だったのでしょうけれど恵まれた環境ですね。そして近所の犬も大好きで毎日撫でに通っていたそうです。噛まれることがあっても通っていたとか。私もこども時代を思い出しました。当時は借家といってもペット不可とか言われなかったので犬や猫を飼っている家は多かったです。みんな雑種でした。幼児期、ある家の犬は通りかかっただけでも盛んに吠えて、飛びかかられるのではないかと立ちすくんでいたのを思い出します。それなのに犬が好きだったのは、向かい側の家で飼っていた犬は私に吠えなかったんです。それこそ毎日のように撫でに行くので、犬の方でも私を覚えてしまい、「撫でてもいいよ」みたいな雰囲気でした。犬に吠えられることの多かった私はとても嬉しかったのです。黙って撫でられていたその犬は、家の人が帰ってくるとひょう変するのでした。飛び上がって大歓迎、尻尾を振って、大喜びするのです。飼い主っていいなあ、あんなに喜んでもらえて。羨ましくて我が家でも飼って欲しいと何度も頼みましたが、あまり動物好きではない母が許してくれませんでした。それが私がもう家の中のことに関心をなくしてしまい、犬も諦めて気にしなくなったとたんに、両親の気まぐれで犬が我が家に来たのです。嬉しいというより戸惑いました。その子犬はお世辞にも可愛い風貌ではなく、ねずみみたいに見えたからです。多分、赤ちゃん過ぎたのですね。しかし、その風貌の悪い子犬は膝に乗せてみたら、すやすや眠るではありませんか。そういうところは可愛いかもと思いました。その翌日、学校から帰ると…念願の歓迎が始まったのです。私を見て飛び上がり、尻尾を振って、私の帰宅を大喜びしているのです。前日に私の膝で眠ったことから、信頼を得たのかもしれません。私の犬好き人生が本格的にスタートしました。年を取って最後まで、動けなくなっても私を見ると尻尾を振ろうとしていた姿が忘れられません。しかし、以降私は犬を飼うことができなくなり、猫を飼うことになりました。これは共働きだったからです。犬と猫も遠い昔はご先祖が一緒です。森に残ったものが虎になり、草原に出ていったものがオオカミになり、それが猫と犬の先祖です。なので共通点はあるんですよ。だから両方好きなんです。犬派でも猫派でもありません。どっちも胸がキュンとするほど可愛いです。猫の方が野性的だし、人間のことは「出来の悪い大きな猫」くらいにしか思ってくれませんから主従関係は犬と比べると全くない。ないどころか、人間は猫の下僕といった位置付けかな。でも、家族を思いやってくれるところはあるんです。そこは犬と共通かと思います。私もぺすかさんみたいに描けたらなあ。絵本作家の画家さんは植物をテーマにしている人はやはり植物好きだし、虫を描く人も多いですがやはり虫が好き。動物を描く人、赤ちゃんや幼児を描く人といろいろですが、やはり自分の好きなものは好意的に描かれますね。こどものうちに動物好きにしておくと一生の宝物です。我が娘は猫を可愛がってはいたけど、気の向く時ばかり。と思ったら、結婚したら即、猫を飼ったのでびっくりしました。世話は私に押し付けていたのにできるのか?でも、ちゃんと、お世話して可愛がっています。やればできるのですね。ただ、娘の場合、好きなのは猫だけ、というのが気になります。犬は身近にいなかったからなあ。やはりこども時代の環境なんでしょうか。ハムスターしか、飼ったことのない婿さんは最初、猫を飼うことにためらいがあったようですが、娘にさんざん猫カフェに連れて行かれ、無理やり猫慣れさせて、やっと納得してもらったみたいでした。それに子猫はやはり可愛いですからね。婿さんも猫好きになってくれて良かったです。動物福祉のために私も、可愛いイラストくらい描けるようになりたいものです…しかし、私が描いたら動物嫌いになるかもしれないので、まあ、可愛いエピソードでもせっせと描いてみましょうかね。ぺすかさんには憧れます。
December 7, 2024
コメント(0)
図書館で予約していたブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」がやっと届いた。これの1は数年前に読んだ。確か、ベストセラーになったので興味を持ったのである。みかこさんはイギリス人と結婚してイギリスに住み、労働者階級が住むという団地でイギリスの階級制度や移民に対する差別などを冷静な目でみたノンフィクションを書き上げたのである。イギリスと言えば王室程度のことしか知らない日本人は…私だけではなかったのだろう。その格差たるや、当時の私は仰天した。しかし、数年後、日本もそうなっていくとはあまり思わなかったのだけれど。ハーフの「ぼく」は確か、最初はカトリックの私立学校に通っていたのだが、日本で言う中学の段階になって、みかこさんは底辺と言われる公立に転校させた。様々な人達と触れあってほしいという気持ちもあったし、みかこさんのご主人も労働者階級だから経済的な側面もあったのではないだろうか。何年も前なのでかなり忘れてしまったが労働党が政権を持っていたので、貧困層にもかなり手厚い時代だった。びっくりしたのは児童虐待の定義が厳しくて、シングルマザーが育児をネグレクト気味にしていると、すぐに里親に預けられてしまうという制度だった。こどもを愛していないわけではないので、里親にこどもを連れて行かれた母親を当時哀れにすら思った、というのが当時の私の感想だった。今は保守政権なので、生活保護費もどんどん下げられて格差は広がる一方のようだ。そんな中で「2」は思春期を迎えた「ぼく」がこの社会はどうなっているのか、感情も交えながら客観的に世の中を見ている。かなり優秀な「ぼく」だということは読んでいてわかるし、底辺校と言われる中等部でも徹底的にこどもたちに考えさせる教育をしているし、ここは日本はやはり遅れている。自分で主体的に考え、意見を言うのが当たり前の学校教育なのだ。LGBT、多様性の問題は日本の図書館でも大事にとらえ、考えさせる本を大量に用意しているが、学校教育の現場ではどうなっているのだろうか。図書館に通ってくるこどもたちはもともと勉強熱心で問題意識も高いが、学校の中でそれが多数派なのかどうか、現場にいない私にはわからない。聞こえてくるのは教員不足の実態ばかりである。「2」を読んでいて、今回衝撃的だったのは父ちゃんの言葉だった。「ぼく」が珍しく数学で悪い点数を取ってきた。みかこさんは何も言わなかったが、労働者階級とはいえ、穏やかで明るく、人情的な白人の父ちゃんがブチきれたのである。「俺だってもちろん、人のことは言えない。おれも勉強がきらいだったから、成績は悪かった。だからおれが今どうなっているのか見ろ。ガタが来ている体に鞭打って一晩中ダンプを運転して、スズメの涙みたいな賃金しかもらえない。おまえにはおれのようになってほしくないから言ってるんだよ。頼むからおれみたいにはなるな」「ぼく」はこう言われて泣いた。怒られたからではない。「おれのようになるな」とそういうことをこどもに言わなきゃならない父ちゃんの気持ちを考えるとたまらなかったのである。「労働者階級のもののあわれ」を12才にしてわからなければ、ならなかったのだ。私はハッとした。「私のようにならないで」と願った子育て。父ちゃんの気持ちが痛いほどわかる。私だってそう思って子育てしてたんじゃないのか。何とも胸にせまる言葉だった続編に期待したい。
December 6, 2024
コメント(2)
ジムのマシンをきっかけにやってしまった足底腹膜炎。すぐに治るかと思ったら1ヶ月近く治らず、かかとサポーターをする日々。歩くとかかとが痛いのだ。せっかくムーミンバレーパークに行ったのに途中からまともに歩けなくなる始末。膝が治ったらかかとか。かかとも結構辛い。歩く度に痛くて、私は人魚姫か。人魚姫は愛する王子のために耐えたが、私にはそんな想い人もいないし、推しもいない。人間はどこか一ヶ所痛むだけでこうも無気力になるものだろうか。休日はひきこもり、唯一の楽しみはTVerやオンデマンドでドラマを見ることだけ。ああ、危険だ。祖母も父も最後はテレビしか楽しみがなく、認知症になっていった。ひきこもると鬱々として、過去の傷がフラッシュバックする。ダンスは無理でもヨガくらいは…これも足で体を支えると痛いのだが、なんとヨガをやっていくと少しずつ足の痛みが引いてきた。まだ無理はできないが、ヨガは体にいいんだなと再認識できた。調子に乗らず、休日のみ続けていこう。ひきこもっているとろくなことを考えないが、仕事では本の選定などをして、新たな読書の喜びにも気付いている。今日、担当した本は陰キャラと呼ばれる少女が絵の世界に幽体離脱のように入っていき、そこで自信を取り戻す物語だった。絵の才能がなくて残念、そこまで絵に感情移入できないのだが、私もそんなファンタジーな世界に入ってみたい。「はてしない物語」を思い出させる内容だった。本とヨガが私の鬱を治してくれている。というか、今年は人間関係に恵まれ、できないながらも本の選定という充実した時間を神様にプレゼントしてもらったと思う。絵の世界に入れないが、本の中には感情移入できる。自分の好みだと昔から遠藤周作、有吉佐和子でこれらも未だに読むし、楽しい。でも今は図鑑を見ても楽しいし、科学の本の選定も楽しい。認知症は心配だが、ドラマは楽しかった。やはり「光る君へ」お陰で短歌に興味を持てた。そして「宙わたる教室」は原作も読み、宇宙にも興味を持てた。かかとはあと一息!ヨガをやっていて良かった。
December 4, 2024
コメント(0)
全14件 (14件中 1-14件目)
1