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2025.07.26
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テーマ: 遺言書(18)
カテゴリ: 遺言・相続
遺言書作成って大事ですよね。
でも何から取り掛かれば良いか分かんないですよね。
そこで今回は、遺言書作成前に準備する事について簡単にお話したいと思います。
遺言書で『誰に何を遺すか』を明確にするためには、まずご自身がどのような財産を持っているのか、その全体像を明らかにする必要があります。
具体的には、土地や建物といった不動産、預貯金、株式や投資信託などの有価証券という様なプラスの財産はもちろんのこと、ローンや借入金といったマイナスの財産も全てリストアップする必要があります。
こうすることで、財産の全体像が明確になり、遺産の分配を具体的に検討できるようになりますし、相続人が後々困らないように、財産の把握漏れや予期せぬ負債の存在を防ぐことにも繋がります。
また、財産のリストアップと並行して、法律で定められている相続人(法定相続人)が誰になるのかも正確に把握しておく事も重要です。
状況により、配偶者、子、両親、兄弟姉妹などが該当します。
法定相続人を特定することで、遺言がない場合に誰にどの程度の財産が渡るのかが分かります。
その上で自身の意思を遺言にどう反映させるかを考えます。
(遺言書が無ければ、法定相続人全員での遺産分割協議となります)
また、法定相続人には『遺留分』という最低限保障される権利がある場合があり、それを考慮した遺言内容にするためにも、まずは誰が法定相続人なのかを知ることが不可欠です。
さて、今回は遺言書作成前に準備しておくことについてお話しました。
自身の財産について、何が、どのくらいあるのか?
自身が亡くなった時、法定相続人は誰になるのか?
分かっていないと的確な遺言書が作成できないって事になります。
ちなみに今は書店などで「エンディングノート」が数百円くらいから売られています。
その財産一覧などの項目でまとめると抜けもれなく自身の財産が把握できます。
遺言書作成の前に「エンディングノート」を書いてみるのも良いかもですね。











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最終更新日  2025.07.26 15:28:09
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