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2016年12月19日
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テーマ: 東南アジア(11)
カテゴリ: 生活、家族、仕事
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 小さな我が家でホームステイ受入。
 ブルネイから25才の女性2人。
 英国領だったブルネイは英会話可能。
 イスラム教徒なので、豚禁。
 東南アジアの多くのイスラム教徒と同様で、他人のアルコールには寛容とのことだが、週末の飲酒は控える。
 食べ物を調べると加工食品は豚とアルコールが多用されていることがすぐ分かる。
 少々聞くことはできるが、日本語以上に発話能力にかけるので、私は英会話は控える(?)。
 妻と娘は少々英会話するので、会話は彼女らにお任せし、来訪翌日、1日、観光運転手と同行者役を務める。
 運転という仕事があってよかった。
 名はたまに聞くブルネイがいかなる国なのか調べる。
 もちろん問合せ先は Wikipedia 。

歴史
 日本とブルネイの関係は、エネルギーの貿易を主体とし、ブルネイが英国領だったころから始まった。
 具体的に日本はブルネイから1969年に石油の輸入を、1972年に天然ガスの輸入を開始した。
 1983年5月、日本の総理大臣として初めて中曽根康弘がブルネイを訪問し、日・ブルネイ友好議員連盟が結成され、翌6月、ブルネイに日本政府による事務所が開設された。
 1984年1月にイギリスより内政を回復し、独立したブルネイは、その年の4月、日本と国交を結び、ハサナル・ボルキア国王が国賓として日本に招待された。
 同年6月にバンダルスリブガワンに日本国大使館が設置され、9月に東京にて、日・ブルネイ友好協会が結成され、1998年には、ブルネイに、ブルネイ・日友好協会が設立された。
 1989年の昭和天皇の崩御の際には、ハサナル・ボルキア国王は大喪の礼に参列し、1990年の今上天皇の即位の礼の際にも、参列した。1996年皇太子夫妻が初めてブルネイを訪れた。
 2011年の東日本大震災の際には、日本は、ブルネイ政府から100万米ドルの寄付や、民間から多数の支援を受けた。

政治
 2010年12月、ブルネイ内務省は、一村一品運動に関する専門家の派遣を日本に要請し、大分県県職員による現地での指導や講義などを受けた。
軍事
 軍事においてブルネイは、従来よりASEAN諸国との連携を重視し、2008年から各国の防衛省階級相当の閣僚会合であるASEAN国防相会議(ADMM、ASEAN Defence Minister's Meeting)に参加してきた。
 一方で、日本は、2010年ベトナムでの第一回ADMMプラスに、2014年ブルネイでの第二回ADMMプラスに参加し、ASEAN諸国を通じてブルネイとの軍事協力の関係を結んだ。
皇室と王室の関係
 日本の皇室とブルネイの王室の関係は、国交樹立から30周年の節目にあたる2014年現在まで、良好な関係を築いてきた。
 1984年のブルネイ独立後、ボルキア国王は国賓として日本を訪れ、昭和天皇との晩餐会に出席した。
 国王は、前述の大喪の礼や即位の礼での参加だけではなく、2003年の日・ASEAN特別首脳会議、2007年の日・ブルネイ経済連携協定署名式典、2010年の横浜APEC首脳会議、2013年の首脳会談や日・ASEAN特別首脳会議の際に、今上天皇と会談や茶会などを行うなどして、関係を深めている。
 なおかつ、多くのブルネイ王室の王族たちも何度も日本に訪れている。

経済
 経済の分野において、日本とブルネイは、エネルギーをもとに関係を構築してきた。
 日本は、1972年にブルネイからの天然ガスの輸入を開始して以来、2013年現在、年間約500万トンもの天然ガスを輸入している。
 これは、日本の全天然ガス消費量の約6%にあたり、ブルネイの輸出する天然ガスの約85%あたる。
 一方で、日本からブルネイへの主要輸出品目は、車両や車両部品となっている。
 また、資源以外の経済関係の強化のため、2007年6月、日・ブルネイ経済連携協定(EPA)を署名し、2008年7月に発効した。
 2009年12月には、両国間の経済的交流、人的交流等に伴って発生する国際的二重課税の回避を目的とした、日・ブルネイ租税協定を発効した。
 日本からブルネイへのODAは、技術協力を中心に実施されていたが、1996年1月にブルネイがODA卒業国となったため、1998年度のODAを最後に終了した。
 この技術協力には39.28億円が投入され、内訳は、研修員受入1,134人、調査団派遣114件、プロジェクト技協2件、開発調査5件などとなっている。
文化
 2001年からブルネイ大学にて日本語講座が開設され、2014年には第28回日本語弁論大会が開催された。
 2008年より日本語能力試験がバンダルスリブガワンで年に1回のペースで行われており、2013年度の受験者総数は、56人だった。
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最終更新日  2019年01月27日 09時05分04秒
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