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前回SNSの信頼度について書きましたが、テレビの中の人の発言はまさに半世紀以上前からあるSNSのようなもので、庶民感覚とは違うこと、専門性や賢明さ、モラルを持った人を演出していると考えられます。見た人を感心させたり、ファンにさせることを意図しています。自分は物事の視点や考える切り口が普通の人と違いひん曲がっていますので、狡猾な意図や稚拙な演出が見えるとうんざりを通り越して軽蔑しそうになります。今までさほど見ていなかったメディアから新型コロナウイルの情報を得ます。自分が感染しない限り、新聞を含めたメディアから情報を得るしかないからです。そこで明白なことはメディアがウイルス感染拡大に関してかなり厳しく批判的であるの対して、逼迫している業種に関しては客観的な見方が多く、世の中が元に戻ることよりも、例えば飲食であればテイクアウトなど新しい業態に変わることを勧めています。世の中への強い影響力を持つことを目指していてそれを誇示しているように見えます。テレビではキャスターやコメンテーターの意見が庶民の声のように見えますが、それは一部の人の考え方であって立場や環境によって人は考え方が異なります。「芸人コメンテーターは必要か?」という記事がありますが、むしろ芸人のほうが一般的な庶民感覚を持ち合わせていると思っています。社会のことや政治に長けたコメンテーターが一般的な感覚とは程遠いことはよく見られます。あたかもそれが国民のための意見と言うスタンスを持っていても、例えばロックダウン、全員検査、完全隔離、強制ワクチン接種などの発想を促そうとするのは、かつての戒厳令を想起させ、現代の日本においてはさまざまな民意があると思われます。日本では無症状でお金を支払ってまで自らPCR検査を受ける若者は珍しいでしょうし、医療関係者でなく基礎疾患のない人が皆ワクチンを接種したいかどうかはわかりません。多くの労働者においては感染すること自体が怖いのではなく、感染することで職場への影響が出たり、知人などの人間関係に影響することが予想され、大多数の人はすでに気をつけているわけです。よって課題はひとえに重症者を救うことです。つまり、テレビでは大多数の人にとっては致し方のないことに対してひたすら批判的で、常に不確定な情報で更なる不安を煽るサイコパスのように映っていないでしょうか。酷い批判、人格否定のような言葉の暴力は、子供たちにどんなに愛情をかけても良い影響はなく、逆に特権を利用して人を傷つけることを伝授したり、誹謗中傷や風評被害を助長するのです。残念なことですが国会でも同じことが言えます。予算委員会で蓮舫氏が菅総理に、「そんな答弁だから、(国民に首相の)言葉が伝わらない」と言う発言をしましたが、今時にいかなる学校であってもこんなことを言ったら教員から逆に叱られるか、またはそれを聞いた他の生徒や学生から直接間接的に非難されたり責められるでしょう。テレビの中、行政機関、SNSの中で聞かれる言葉は現実の世の中にはない表現があります。それは劇場型の一種かもしれませんが、子供や若者はそんな演出を一般的だと思うでしょう。子供たちに愛情を持ち動物好きに見せつつ、自分の自慢を遠回しに演出する、SNS上でのそんな記事内容が多い人は、まさしくテレビに毒されているかもしれません。
2021.01.30
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「皆のことを考えて」という便利な言葉、それを匂わせた言動、公であえてそんなことを言われた時はまずその裏があると思っています。「皆のこと」は考えていますが、「個別には対応が変わる」「大事なことが犠牲になる」などということが抱き合わせになるのです。個人のSNSでよくあるのは、自分の好感度を上げるため、いい人に見せることです。SNSではそもそも不特定多数に宛てていますから、自分をいかに盛るか、自分をどのように魅せるかという"セルフ演出"が入りますから話半分に見るべきで、もし演出なしの宣伝のためのアカウントならばそれに徹するべきだと思います。しかし、残念なことはそんな"セルフ演出"を効かせ上手いこと言ったものに「いいね」が集まり、上質ではないウイットや、激烈な批判、適度な罵詈雑言がウケています。トランプ大統領のツイートもそれにあてはまりますが、一般的にはよくあり、まずはそのような場での個人的な発言を真に受けたり問題にしたりするのもおかしいです。また、ネガティヴな内容は、非難こそしていませんが批判的な言い方が日常茶飯事です。ワイドショーなどで、VTRが流れた直後にキャスターがコメンテーターに、「◯◯氏の言動は許されることでしょうか?」と振れば、そのコメンテーターが、「いや、これは許される」とは言えない空気になるでしょうし、語気やイントネーションでどう答えればいいかは自ずと決まっています。テレビでは自由に意見を言うことではなく、想定上の答えが出るように振り、時間内に予定されている事項を入れるために台本どおりのように話すことが善しとされます。そんな中で、皆がマスクをして感染予防に協力している中で、今度はウレタンマスクと不織布マスクのウイルスに関する有効性について報道されました。そして、ウレタンマスク警察という人がいるということも言われました。近距離で頻繁に会話をすることがなければ公共の場所でマスクの素材が問われる必要はなく、このような報道は全て不安を煽るだけのことで、政府は何も触れていません。今までの風邪やインフルエンザで皆にマスクが義務化されることは一度もなかったわけで、今回マスクをしても感染するほどの感染力であれば、今までの措置は間違いになります。ワクチンについても、ワクチン学会の会長がワクチンの有効性は低く、副反応についても起こる確率は低くないとの見解を出しましたが、それでワクチンを信用しないのであれば今までの他のワクチンは何だったのでしょうか。また、今になって急に完璧性が求められてもその責任を取れるはずもないでしょう。"withコロナ"という考え方はなくなり、完璧性がないと非難され、感染者数のみならず、ワクチン、抗体の有効性までをも疑い出しては収束はありません。毎回同じことを書きますが、普段できる予防は個人的に変わりません。今の状態をどこまで我慢できるかは、個人の事情によって変わり自由です。これらは今までは当たり前の価値観を一転させる印象操作による部分が多いです。オリンピックもこの様子では開催できないのではないかというネガティヴに誘導され、世論調査をして開催を反対している人が多いという結果が出ると、あたかももう開催中止というイメージになり英タイムズ紙は中止と報道しました。また、1月23日に行われた北島康介杯で4位だった池江璃花子選手を見て、復帰が順調でこのまま行けばオリンピックで期待できると感じた人は多いことでしょう。テレビでどのように報じられるかでこの結果に対する印象は変わるかもしれません。ご本人は「すごく悔しかった」と言い、張本勲氏は「周りが抑えてやりたい」と言います。本当は何が良いのか、周りが印象を決めることはよくないことだと思います。
2021.01.24
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トランプ大統領が退任しましたが、それまでのアメリカ国民の熱狂性、これは事実であって首相退任で冷ややかな日本とは大きく違います。日本において、政治腐敗の側面ばかりがクローズアップされますが、政治家の功績や変革が全く良く言われずわかりにくいのです。以前にも書きましたが、人の移動が感染を広めるという理論から、ひとえにGoToトラベルが非難されたように見えますが、実はそれで多くの人が救われたことはあまり言われません。人の移動とは県を跨いだ移動を指すのでしょうか。20020年はコロナ禍で最も影響を受けているのは飲食業や観光・宿泊業で、そこに政府が手厚く支援するのは当たり前のことです。そんな中であっても、企業の倒産は記録的な低水準だったのです。その記事が「コロナ禍の2020年 企業倒産は意外にも記録的低水準、そのワケは」です。倒産を低水準の抑え込めたのは、政府と金融機関による支援策が奏功したためとあります。そのような報道はテレビでは全く聞かれません。緊急事態宣言が発出されてから今度は都会の人出が減らないと言われますが、よく見られる渋谷の交差点の人出増減がそれを象徴しているのは確かでしょうか。共同通信社が出した記事「宣言発令2週間、減少見えず 感染者数、人出に変化なく」、このタイトルコピーの句点、スペースなどセンスもなく胡散臭さを感じさせます。感染者が減っていないことは誰でも大筋わかりますが、適当で具体性のない文章で、「先行きの不透明感が増している」と単に不安を煽るために出した記事に感じます。「対策の柱には飲食店の営業短縮やテレワークの推奨などを据えたが、主要駅では目立った人出の変化はなかった。」と言う締めくくりに感じられるのは、政府が出した緊急事態宣言に効果がなかったことを伝えているのと同時に、国民は政府の言うことを聞かずに外出は減っていないと言っていると感じられます。果たして主要駅での人出とは何を基準に判断しているのでしょうか。19日午後に東京駅に行き、みどりの窓口で切符を購入し、飲食店に入り買物をしました。みどりの窓口では誰ひとりお客がおらず、窓口の駅員さん全員から歓迎を受けました。購入後は、皆さんから「ありがとうございました」と言われます。飲食店もスターバックスなどの一部の一人用カフェにはお客がいましたが、他のお店はほとんどお客がいません。お客がいる店を探すほうが難しかったです。お客がいないのはお弁当を買うにしろ、大丸デパートの中でも同様です。店員さんからは切実な呼び込みがかかり、これで日本は大丈夫かというのが実感です。新幹線の乗客は1両に10人程度です。他県への移動はとても減ったと言えます。先ほどの共同通信社の伝える「人出に変わりはない」とはどこの話で言うのでしょうか?東京駅でこれ以上人が減ったら日本は終わりじゃないかと本当に心配しました。政府の緊急事態宣言は効果絶大であって予定どおり終えなければならないと言えます。政府や特に都知事などの知事はさまざまな報道に翻弄されないでほしいと祈るばかりです。実際に現場に足を運べば真実がわかることなのです。
2021.01.21
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大阪府の吉村知事がSNS上で「PCR検査イコール感染者ではない」という記事がYahoo!ニュースに出ていますがテレビでは取り上げられていません。 「PCR検査で陽性になったのは、あくまでも陽性者でイコール感染者ではない」という考えは、以前にも書きましたが正しいと思います。この意見に対して反対している人が多くSNSを賑わしたという話ですが、吉村知事はなぜ今になってこんなことを言ったのでしょうか。言うのであれば昨年の春くらいに言うべきで、今までは感染拡大を自分の采配で止めたいと考えていたところ、いよいよ難しくなったと受け止められます。一方でほぼ同時に若い人に重みが足りないと言う呼びかけをしています。「若い方だから大丈夫ということはないということをご理解いただきたい。」と記事の中で話していますが、問題は具体的にどうするかと言うことです。自粛している人はずっと自粛していて我慢している人もいます。最近は若者の陽性者が多く、高齢者に家庭内感染するという事例が多いようですが、介護がなければ家庭内のほうが意識的に予防することはできるのではないでしょうか。祖父母や家族と離れて住んでいる若者は感染リスクがあれば帰省しない選択はありますが、会いたいと思っているのは概ね祖父母や両親のほうではないでしょうか。ですが会いたいのは普通の思いであり自由です。日本の感染者数と重症化率、死者数から考えると単に季節性の風邪だと言えます。しかし、メディアが世の中全般に対してとても陰湿な報道をするので、その対応として政府、自治体、企業や飲食店などが対応に追われてしまうのです。風邪なのに封じ込めをしなくてはならない、手厚く手当をしなければならないために、従来にはなかったことが発生し、医療体制やルールの見直しが突然急がれてしまいます。SNSでは大学生でも過度なコロナ脳について日々発信している人がたくさんいます。そのような人が参考にしている記事「新コロ騒動を知る!」があります。おそらくこの新型コロナ騒動について疑問を持っている人は多いと思われます。しかし、同調圧力によってその疑問を言えない人もたくさんいるのだと思います。本質的ではないと感じつつも対応しなければならないため発信に具体性が欠けてしまうのです。感染者数が増えたことに国民は責められ、政府はその責任を取らなければならない図式、自殺者は増えている現状、それが新型コロナ禍によるものとは限らないのも確かですが、少なくとも新型コロナで亡くなる人よりも自ら命を絶つ人のほうが多いと言うことは、そのことこそを本来は問題視しなければならない事柄のはずです。そのような答を知っている上で対応しているのが菅総理や政府だと思います。トランプ大統領は就任直後からメディアを非難していましたが、日本政府は監視しつつも距離を保ちながら対応しています。最終的には調整して収めていくのが使命と感じつつも本当にお疲れなのだと思います。
2021.01.16
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最近食べたものや頂き物から選んで載せます。昨年後半はケーキをよく買いました。一生でケーキを自分で買うことは少なかったので、これはその分のツケが回ってきた感じです。家の近くのケーキ屋さんをいろいろ試してみましたが、たくさん食べないと食べた気がしない自分には銀座コージーコーナーで十分だと。とにかくお洒落なケーキ屋さんよりも安くてデカいということですね。食いしん坊が撮ったケーキの写真です笑年末に肉料理のお店"Blossom Hill"に行きました。ランプのユッケ風スモークタンこんな個室があるとは全く予想していませんでした。店の前前々からどんな感じかと興味がありました。そうかと思えば、おひとりさまランチはしばしばサイゼリヤです。写真はランチの「チキンのトマトソース煮込み」で、スモールライス、丁寧なコールスローサラダ、スープが付いています。オリーブオイル、チーズ、ホットソースによって味をより美味にできます。ワインなしではもったいないランチになるため、最近は必ず赤ワインは250mlのデカンタをとります。これらすべてで650円は奇跡的ですね。毎年送っていただいている白菜のお漬物です。初登場。すごい量なのですが、緊急事態宣言下はとても重宝してありがたいです。近頃の食のいろいろでした。
2021.01.14
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今回の緊急事態宣言の発出について、若者の感染拡大を抑える意図があるそうです。あたかも政府が無能で検証をしていないように言う人がいますがそれは間違いです。前にも書きましたが、感染は意識の問題でシチュエーションだけでは起こりません。電車内で感染するのであれば、映画館でも感染しますがそれは原則ないのです。マスクなしで近距離で話をするから感染することはわかってきた気がします。しかし、それもカップルや家族、信頼の置ける知人の間ではあり得る話です。なぜそれでも感染が広がるかと言えば、それほど怖いと感じてないからです。カップルや家族としての時間のほうが大切で、感染するのは仕方ないでしょう。コロナの情報は自身が感染するか、医療現場に携わるか、あるいはメディア、中でもメディアですが、そこからしか情報はまずないと言えると思います。予防をしない、自粛をしない、風評を生むことを責めても、それはこれまでのメディアからの情報と経験を基にひとりひとりが判断した結果です。2010年以降は若者に対して「ありのままでいい」「信じれば夢は叶う」など、現実逃避的なキャッチフレーズで尊重され自由な主張が許されてきました。その意味で昭和の教育と今の教育は全く異なることを実感している人は多いと思われます。今回の自粛を促す報道は若者にとっては”話が違う”と感じて当然と思えるのです。同時に若者から支持を得たい大人が多すぎるのも事実です。感染したくなければ、若者との接触を避けるか、信頼のおける若者のみに会うしかなく、たとえ家族や祖父母であっても若者に自分から会うのを避けなければなりません。しかし、それを禁じることは誰もできません。個人の自由だからです。テレビで見る殆どの専門家の話は結果論、または根拠のない悲観予想で、その話の論旨は政府批判です。感染拡大を予想して緊急事態宣言を出したり、経済を止める方向に舵を切るべきと言う人がいますが、それは誰がやっても無理です。予想を立ててそのとおりにならなかった場合に、政府は責任(進退)論になるからです。緊急事態宣言を出すことはどんなに給付金を出しても廃業、自殺を促すのは必至です。菅総理が先のことや予測を言わない方針であるのは当然のことです。一般的に新型コロナウイルスが下火になれば元の生活に戻れると考ている人が多いようですが、それはなく元に戻させない空気があります。新型コロナ前はメディアが話題になかった医療崩壊や変異種が取りざたされましたが、これは半永久的に話題にできることですし、今まではそれほど問題にならなかったインフルエンザや既知の感染症ですら、新型や変異種が発見される度に毎年のように緊急事態と言われる可能性ができました。この極端な社会統制をできるだけ避けようとしているのが菅政権であり、批判が絶えないトランプ大統領にあれだけたくさんの支援者がいるのは似た理由があります。自由は何ものにも代えられないことがトランプ派がマスクをしないことにも反映しています。また、自粛よりも今やたいことをやりたい若者も、図らずもこの自由主義だと思われるのです。テレビに出てくる医療関係者の多くは人流を止め、医療崩壊が来ているとの話で、緊急事態宣言が遅い、甘いと言う批判、医療従事者が疲弊しているとの訴えが多いです。それを視聴者である国民に言って何になると言うのか?と思いますが、そんな中にごく僅かですが今の対処について適切なことを言う医師もいます。テレビに出てくる専門家が本当のことを言っている場合は少なくとも怒っているはずです。もちろん、テレビですから押し殺していますが、演技で怒った振りをする人もいます。最前線で医療にあたっている竹田 晋浩(たけだ しんひろ)医師の話は本物です。日本とは比ではない感染者を出している英国と日本の入院者数は同じ数だそうです。日本ではそれだけ入院しなくてもいい感染者が入院しているとのことです。それは保健所が電話で感染者の重篤度を判断することが難しいと言う意味になりますが、それはスキルの問題で、実際は血中酸素濃度が問題だと言うことです。高熱が出る、苦しいという症状は良くあることでそれ自体が問題ではなく、血中酸素濃度が低い場合に急に重症化することがあるとことです。それ以外のケースは入院することなく自宅療養することが医療の前提であるそうです。ですから正確な入院特定ができればより良い医療が実現することになります。
2021.01.13
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結婚相談所の代表者が、モテるのは「昭和の男」と「平成の女」だと説く、『なぜ今「昭和の男と平成の女」がモテているのか』と言う記事があります。黙ってついてこい型の昭和の男と、男を誘導する平成の女は、物事を決められない人にモテるとのことです。昭和モデルの代表として当てはまるのが菅総理と小池知事に見られます。 SNSでは菅総理の発言に心許なさを感じた人が多く不評です。また最近のよくテレビに出て来る人のように饒舌と言うわけではありません。しかし、表向きは柔和な印象でも意志が硬く昭和の質実剛健を感じさせます。小池知事は前職がアナウンサーであったこともあり饒舌で、要点をまとめた話し方がいかにもわかりやすい印象を持たせますが、特にオリジナリティのある内容を話しているわけではありません。都の職員が知事の思い付きに振り回されテンテコ舞いだそうです。説明するのはあまり上手ではなありませんが信念は確かな菅総理と、地位を振りかざし鶴の一声で部下を使うどこにでもいる自己主張中心の小池知事、いずれも昭和の象徴のような気質を備えています。菅総理がときどき口にする「元の生活に戻す」決意の「元の生活」とは、決して「新しい生活様式」を指しているのではなく「元の生活様式」だと思います。小池知事の下で働くのは重労働でしょうし、嫌気のさす人も多いでしょう。しかし、今こそ平成生まれが知るべきは昭和の良かった点かもしれません。感染拡大は決して軽い問題ではありませんが、医療崩壊を指摘された時の責任を緩和するために国に緊急事態宣言を求める知事、集団クラスターや感染による風評を怖れる企業、病院は緊急事態宣言を求めます。結局そのしわ寄せは、緊急事態宣言の影響で経済的逼迫に陥る弱者に行きます。昭和には「皆で頑張ろう」と言う率直な気概が皆にあった気がします。また、如実な責任逃れではなく「俺に任せろ」と言うような男気がありました。今は不安と批判ばかりが蔓延しています。その中にあって、うまく伝わっていませんが、菅総理と政府だけにはバランスをとって乗り切る意志と責任が感じられるのです。
2021.01.09
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新年明けて都の新型コロナウイルス感染者数が2,500人に迫りました。感染しないためのマインドを皆が持てるかどうかが問われる声が出ています。マインドを揃えるためには全ての価値観や利害関係が一致しないことには揃いません。もちろん感染したくないことは一致していますが、生きていくうえでそれより大事であったり優先することがある人もたくさんいます。軽い例であっても、正月に毎年テレビ中継のある箱根駅伝をひと目見たかったり、そこで頑張っている走者を応援する温かい気持ちは尊いものだと思います。「都内で”密”状態顕著」という記事があり、タイトルから批判的な印象を受けますが、よく読めば観衆は声援ではなく拍手で盛り上げただけでネガティヴな要素は見当たりません。自由が認められる日本の良い面をマイナスイメージの記事にすることは、いかに価値観やマインドの異なる記者がいるかということがわかります。このような記事が風評を呼び、マインドを共有できない要因にしています。何でも政府批判に結びつけるテレビの報道でも同様のことが言えます。新型コロナウイルス報道の過剰さを話すfacebook動画実際は感染が起きているわけでもない駅伝感染や首相の会食を責めることは印象操作です。各国の大統領や首相、要人が感染する中、日本の国会議員は優秀と言えます。人と会っても感染しないことを実践していて、会食が感染源として多いと言われても、何度会食しても対策をしていれば感染しないことを証明していると言えます。印象操作であらぬ濡れ衣を着せられたり、功績を否定されたりします。例えば、首相の携帯電話料金値下げについて、今これをやるべきかという人がいますが、一般庶民にとっては特別定額給付金に次ぐ大きな恩恵のはずです。しかし、感染拡大よりも経済を優先させているために公で喜ばれないのです。竹中平蔵氏も行ってきた実績よりも印象操作で悪く言われていると考えられます。景気が悪くなったり、派遣切りのような弱者への負担について責められていますが、今は国民1人に毎月7万円を給付するベーシックインカムを提言しています。非常事態宣言が出るような現在では平等に人を救う妙案かもしれませんが、もはや言っている内容よりも印象でYouTubeでの評価がとても悪いようです。GoToトラベルをやめることや緊急事態宣言を出すのが遅いという人がいますが、それをしたからと言ってじっと一人で引き篭もれるかと言えばそうではありません。都内では年末年始に人が密集をつくっていたり、家庭内感染が増えます。感染拡大が政府のGoToトラベルの責任であるというのは詭弁であると思います。竹中平蔵氏がまさしくGoToトラベルの効果とメディアの責任を問うています。メディアはまだまだGoToトラベルへの批判を続けると思われますが、自民党観光立国調査会はすでに再開を予定しています。政府がここまで緊急事態制限を渋ることには理由があり、その経済的損失と倒産、失業、自殺の連鎖が必ず起こる予想がたっているからです。昨年4月くらいまで医療従事者へ感謝する報道はなされずむしろ非難されていました。感謝しないことを疑問に感じて、テレビ局に意見を送ったこともあります。それ以降は海外を始め感謝することが日常的になりました。しかし、ここで言う感謝は最前線で医療にあたっている方にです。前にも書きましたが、医療崩壊という言葉は明確な定義がないまま騒がれています。中でも病床が足りなくなるとか看護師が足りなくなるという話がありますが、施設を拡充したり患者をどのように割り振るのかということは組織の体質や、振り分ける担当者のスキルの問題で、うまく連携するよう工夫することが望まれます。そのうえで、病院や病床の事情を掌握できる医師会、病院会、看護師会の長が、医療の圧迫が政府の責任と批判を強めていますが、これにはがっかりしました。まさに病床や人材を再構築する役目を担っているのはこれらの長ではないでしょうか。この方々が「すでに医療崩壊」と言うのは責任放棄に感じられあまりにも情けないです。テレビに登場する病院が逼迫しているのは理解できますが、受けられない数の入院患者を診ているわけでないと思われます。医師や看護師は言わば病気を治すことのプロなのですから、患者やその家族を不安にさせる言葉は慎むべきだと感じるのです。以前にも書きましたが、逼迫している病院にばかり患者が行くのではなく、新たに新型コロナウイルス患者を診る病院が新たに増えつつあるのは確かです。その折衝をしている担当部署の能力が問われていると言えます。全国的に増えつつあり、例えば東京ではがん研有明病院です。ところで、あまり報じられていませんがロシアのコロナ死者数が、5万5千人から18万6千万人に修正されました。死因が明らかにコロナの場合とそうでないものを含む場合ではこれほど開きが出るようです。日本の場合は最終的な死因が何であれ、陽性者は全てコロナの死者としてカウントされるようです。現在、日本のコロナ死者数は約4千人です。人口比から考えて感染対策や感染者の受け入れについて他国と比べても意味がありません。日本人は何事にも誇りを持って、お互いを思いやり意識を共有すれば成果を出せるのです。真理を持ってバランスを取るスキルに長けている菅総理を信じたいと思います。
2021.01.08
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