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ウルシ染めの優れた部分を書き連ねているようなので、あえて欠点を書こう(^^;伐採後1年ほどではウルシの廃材を触ると手が痒くなるので、3年ほど経過した木をチップにする。チェンソーで輪切りにしてナタで短冊状にしてチッパーで小さくして、色別に選別・・・コレが、すっごい手間!そして何度も言っているが、残念なことにウルシのアルミ媒染の黄色は、とても美しいが耐光堅牢度が低い。こういった色は長時間、陽に当てると白っぽく色褪せてくる。酸性抽出で染めてもアルカリ性抽出でも、ミョウバンで媒染しても灰汁媒染でも、濃い液を8回ほど染めと媒染を繰り返しても良くなかった・・・努力も根性も工夫も実らないこともある・・・(笑だが、そんなことでは諦めない!(^^ゞ)逆に、この黄色を利用しちゃる!アルミ媒染の黄色を下色として染めておき、その上に鉄媒染を行いウルシ液を染め重ねると黄色味のグリーン系(抹茶色)になる。コレは良い緑!草木染めとしては貴重な色になった!(^^左1色、鉄媒染の色。右、アルミ媒染の黄色に鉄媒染を重ねた濃淡3色今回の福島の漆の枝は10~15cm、心材が緑味の黄色だったのが幸いしたかもしれない(^^左2色、銅媒染の色。右、チタン媒染に銅媒染を重ねた色 右端、アルミ媒染に銅媒染を重ねた色ウルシのチタン媒染は赤みのベージュ。これも堅牢度が低いので、その上に銅媒染でウルシを染め重ねて金茶色から赤褐色を染める。重厚な赤味があって美しい!(※色はモニタによって異なるので参考)マニュアルには書いてない染め。時間短縮の染色方法では染まらない。『手間を惜しまず工夫を重ね、時間を掛けて染める人だけが手に入れることができる色』・・・だと思う・・・説明が変?(^^;ウルシは、私の草木染めの可能性を広げてくれている。数年前、ウルシはカブレるから触りたくないと言ったのは私、今ではウルシの染めにカブレきっている私なのだ(笑▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Sep 27, 2019
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ウルシの染色液は水道水に(アルカリ抽出は)炭酸ナトリウム、または炭酸カリウムの添加でPH9にして煮出す。酸性抽出は酢酸を添加しPH4にして煮出す。この酸性抽出で染めた黄色は感動するほど美しい!私は職業上、耐光堅牢度が弱い(色褪せしやすい)という理由によって販売をススメていない。しかし、黄色を染める植物液は沢山あるが、ウルシの黄色染めの美しさは別格だ!染めて楽しむことをオススメしたい!(^^ということで、色褪せしにくい染めができる銅媒染と鉄媒染絹布・酢酸銅媒染:左PH9アルカリ抽出、右PH4酸性抽出絹布・木酢酸鉄液媒染:左PH9アルカリ抽出、右PH4酸性抽出媒染は常温で20分。染めは常温から布を入れ加熱し沸騰させて30分。酸性抽出とアルカリ抽出による変化は少しあるので好みで選ぶと良いと思う。・・・なんとも地味だが(笑)今回は細い枝だけで黄色に緑味が多く、赤みの色素が少ない感じ。そのぶん緑味は、はっきりしている。染めの色合いはタマネギの皮の発色と近い。ウルシチップが黄色の心材だけで染めることが出来るので、発色が安定していることと、黄色以外の耐光堅牢度が絹も木綿も良いということ。いちおう、基本の染と言われるマニュアルどおり、教科書的な実験はここまで。創作のための実験の工夫はココから始まる・・・以下次回(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Sep 21, 2019
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今回は福島産のウルシをアルカリ抽出と酸性抽出の2通りの染料を作って試験染め。ウルシ液はアルカリ抽出も酸性抽出も、木綿にも絹にも良く染まる。これまでに能登産、丹波産、盛岡産、茨城産などの実験を行ったが、同じような染色結果になっている。心材の美しい黄色の部分のみ使用。乾燥チップ各250gを5ℓの水道水に入れ加熱、沸騰させて30分、約4ℓの液を4回。両方とも、それぞれ合計約16ℓ抽出した。左PH9アルカリ抽出、右PH4酸性(沸騰の泡が出る程度で30分)抽出媒染は常温で20分。染めは常温から布を入れ加熱し沸騰させて30分。絹染色データ:左:アルカリ抽出、右:酸性抽出。両方とも酢酸アルミ媒染媒染と染を交互に合計4回繰り返す。幹の心材の黄色が美しいチップだったので、美しい黄色と金茶色が染まっている(^^▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Sep 18, 2019
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手元に福島県産のウルシ材が届いた。さっそくチップにして煮出し試し染めを行なうことにした。ウルシのチップは産地ごとに異なる表情をしている、それは県の違いと言うより、例えば能登産のウルシでも日当たりの良い肥料の効いた土地の木であれば、当然のこと生育は良い。年数によって年輪が広かったり蜜の木もある。その本来の目的であるウルシの樹液の良し悪しは別の判断として、染料用のチップとしては黄色の心材の美しさが重要になる。左下、輪切りのウルシ材。これを細かい柵状にしてチッパーで細かくする枝切りバサミで1~2cm程度の大きさ(左)のチップにしてから煮出す今わかることは、私の染めた・・・3年間の経験だが(笑)チップの色が濃い黄色で均一な状態のチップが染色用チップとしては最適だといえる。福島のチップも美しい黄色。今回の材は直径10cm未満の小枝が多いので、色は、それほど濃く無い。この木の根に近い部分が熟した赤みの濃い黄色だと思う。ただ、このレモンイエロー味の黄色は、美しい緑色を染める期待もある(^^産地によって年輪の状態は異なるが、結論として、染料にするには色の美しい木材を数本集め、白い部分や汚れたり黒い部分を除き、太い部分と細い部分を満遍なく入れて常に同じような状態にする方法がある。そうすると、同じように抽出して同じように染めると同じような生地ならば、何時染めても『同じような色』にすることができる。・・・どこまで同じようにするか?それは、染める人次第(^^ゞそして、豊富に材料が手に入る産地であるならば、赤みのある黄色や緑味の黄色、太い部分、細い部分を分けたままチップにして染めると、色味の異なる染めを手に入れるという恩恵に浴することもあるのだった(^^・・・とても気の遠くなるよう豊富なデータが必要だが(笑▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Sep 14, 2019
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