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《6》ウルシでピンクを染める私がウルシの染めにカブレてしまったのは、実はウルシ材を煮出した黄色い染め液から、木綿にピンクが染まるということに驚いたからでした(^^◆ウルシでピンクを染める方法・ウルシの酸性水抽出(pH4)を炭酸ナトリウムで中和させpH7にする・ウルシのアルカリ水抽出(pH9)を酢酸で中和させpH7にするどちらかの液を使い木綿に染めて銅媒染を行う(絹は黄土色~赤褐色、ピンクにはならない)このピンクには2つの特徴(欠点?)があります。1.濃いレンガ色は耐光堅牢度3級~3級以上、薄い色のピンクは耐光堅牢度が弱い2.ピンク~レンガ色は濡れているときは汗などによって変色する※草木染めの銅媒染の色は酸やアルカリで変色したり斑点が出ることがある自然の植物などの色素も食品や染料として使用できても、時には発がん性があると報告されています。全て人間に都合よく利用できることはなく、ウルシの染め液がどうしてピンクに染まるのか、その原理も今のところ謎です。堅牢度の弱い黄色と不安定なピンクは、そのまま商品や作品にはできませんが、趣味で染めるには、とても楽しい色です。その色も染め重ねると、もっと楽しくなります。◆ウルシ染めの活用そして、色を重ねたウルシの染めの有効な活用方法です。銅媒染や鉄媒染の重ね染めは木綿布にも耐光堅牢度が3級~3級以上なので、商品や作品として発表して良いレベルになります。木綿にも良く染まるウルシ液のオーガニックコットンへの重ね染め。アカネのアルミ媒染の上にウルシとゴバイシの鉄媒染。アルミと鉄のウルシの重ね染め緑、黄色の上に銅媒染の黄土色~茶、グレーの濃淡はウルシとヤシャブシとゴバイシの混合の割合によって紫味から茶味~美しいニュートラルグレーになります。(使う水や布によるので割合は探してみてください)画像右は絹にグレーと黒の濃淡2色、絞りの重ね染め→グレーを染めて糸でラインを縫ってラップをかけて絞る→左はウルシ、ヤシャブシ、ゴバイシの混合液に鉄媒染(黒は耐光堅牢度5級~)。ウルシ染め液は他の植物の液と混合して使えます(※稀に沈殿や分離するので試験して使う)。これまでに染めた色の上にも染め重ねます。古来、草木染めは生地が痛まない加減で20回も40回も染め重ねたのです。濃い色を染めるために薬剤を使ったり、変った発色をさせるために硫酸系や塩酸系の媒染剤を使う場合もあるようです。しかしウルシは水道水でも絹にも木綿にも、耐光堅牢度の良い染めができます。安心して使える酢酸系の媒染剤の重ね染めによって、多彩な色を染め上げることもウルシの染めの魅力です。自然の染料は、私たちが自分の手で採取し煮出して作ることが出来ます。私の元来の仕事は図案を描いて化学染料で着物の模様を染めることですが、手仕事のものづくりを行う一人として、これからも畑や野山の植物を自分で栽培したり採取して、抽出した染料を工夫をして模様を染めていきます。草木染でも化学染料に遜色のない耐光堅牢度の良い色と、模様を自由に表現することを目指しています・・・両立は無謀?(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール 織物・染織ランキング
Nov 30, 2019
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《5》染めの原理◆草木染めの質問・なぜ30分も加熱し続けるのか?5分でも色は染まるのに?・他のテキストでは①染め②媒染③残液染め、なのに1工程多いのは何故?・染め時間が長いので、先に加熱した80℃の液に布を入れてよいか?・引き染めや冷染(加熱しない浸染)の色が流れてしまうのは何故?という疑問の声があります。実際に短時間で染めて終わる人もいるようですが。◆染めの原理私が染めを習った若い頃(40年以上前のことですが・・・^^;)学んだ理論は以下のようでした。少し難しいような話ですが、染料の性質と繊維の性質を知ることが染めを知ることになります。◆染料と繊維繊維に色を着けるものには染料と顔料があります。染料は有機物、顔料は無機物で、染料は水やアルコールに溶けますが、顔料は鉱物や土などで、粉にしても水や油には溶けないものです。また藍や墨など、染料と顔料の中間の状態の色もあります。粒子の大きさでは、染料<インク<藍や墨<泥絵の具<岩絵の具、という感じです。色素自体は繊維に結びつく力が弱いので、膠、漆、ロウ、アクリルなどの合成樹脂、タンパク質、糊、アラビアゴム、油など(固着剤)と混ぜて繊維に定着させます(→水彩や油絵の具)。繊維の内部まで浸透することを色が「染まる」、紙や布の上に色を載せるのを「塗る」、という違いがあります。繊維は結晶質と非(結)晶質からなり、結晶質は繊維の固さの部分で非(結)晶質は柔らかさの部分。天然染料の色素はマイナスイオンで、繊維のそれらの部分の間に入り込み、金属のプラスイオンと結合する。80℃以上の熱を20~30分当てることによって非(結)晶質が変形し結合した色素は外部に出られなくなる。(※これが80℃以上で30分間加熱する理由です)繊維自体にも動物性たんぱく質のある絹や羊毛はイオンを持っているので色素のイオンと結びつきますが、麻や木綿はイオンが少ないので染まりにくい。色素を染めて金属イオンと結合することによって顔料化(レーキ、錯体)して水に溶けなくなり(一部水に戻るものもあり)繊維とも固着、色が流れなくなるわけです。(先媒染をすることによって木綿や麻に金属イオンを加え、次に染める染料と結合しやすくしている)上の質問の答えは「イオン結合と加熱によって染料が流れ出なくなる」ことと、「高温の染料の中に急に繊維を入れるとムラ染めになる(結合がバラバラになる)」ということです。また、繊維の表面などに不純物や結合しない物質が多いと、新たな結合し易い色素などが繊維の内部に入れなくなります(ので、すすぎ洗いを行う)。・・・今でも着物を染める工房では「蒸し:蒸熱処理」という工程があり、染めた反物を箱の中に吊り下げて20~30分間80℃以上の蒸気を当て続けます。その後、生地を流水で洗い染色作業に使った糊などの不純物を取り除きます(友禅流しなど)。こうした熱を当てることによって水溶性の染料が色流れしなくなります。40年前に習った理論が今も変らないのか?は疑問ですが(詳しい方、ご教授願います)この「蒸熱処理」が不十分だと模様の色は流れます。簡易染色のときにアイロンで熱をかけるのも、同じ原理だと思います。また染色時間と抽出時間に関しては橋田 光氏らの研究[木材学会誌 Vol.60,No.1,p.48-54(2014)]「ウルシ材の織布への染色特性」より 「抽出時間については、全ての条件において、30分間の抽出で各条件におけるおよその上限値に達する」「染色時間(30~90分間)について検討を行った結果、何れの繊維おいても30分間の染色で・・・ほぼ一定となる」 一部抜粋しました。この研究を参考にして、繊維の加熱時間と染料の抽出時間を80℃以上30分、染め時間を80℃以上30分に設定しました。尚、媒染時間は20分間加熱する場合もありますが、加熱すると絹ストールなど大きな布に染めムラが出やすいので、常温20分とし、最後に染めを80℃以上30分としました。また、媒染で終わる場合は、引き染めや冷染の場合と同じく乾燥後に蒸しを20~30分当てます。少し眠~くなる話になりました・・・(^^;)次回は最終回「ウルシ液でピンクを染める」など、楽しい話にしたいです。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール 織物・染織ランキング
Nov 29, 2019
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《4》重ね染め前回のアルミ媒染で染めた木綿ハンカチに、ウルシの染めと鉄媒染を重ねます。染め重ねる場合は前回染めた色より『同じ濃度かそれ以上に濃い色』を使うと、無地でも絞りでも濃く染まります。前回より薄い色を染め重ねると、染まっている色を吐き出す場合や染めムラが出ることもあるので注意が必要です。◆重ね染めの工程1回目の工程(①媒染②染め③媒染④染め)→乾燥2回目の工程 ⑤は染からでも鉄媒染から始めても、どちらでも良い⑥以降も染めと媒染を交互に行う→水洗い→絞りを解く→最後は中性洗剤で洗うウルシの染めと鉄媒染を合計6回~8回ほど重ねることによって、色自体の堅牢度が上がります。好みの色になったら終了です。重ねた色の差が無くなったり、色が鈍くなる前に終わります。2回目の鉄媒染の色は染めで80℃以上の熱を合計で30分以上かけると良いです。色味は染める人の好みで終わって良いと思います。この色の組み合わせは、アルミ媒染の黄色の耐光堅牢度が弱いので、薄まる場合があることを前提にします。木綿ハンカチの重ね染め下色の黄色が染まった部分と鉄媒染が重なった部分が濃くなります。1回目の染め + 2回目の模様を染め重ねる → 1回目とと2回目の染め重ね模様◆絹ストールのウルシ重ね染め上①白生地に(白い部分)ビニールのヒモで絞り防染→黄色を染めて②黄色部分にヒモ絞りで防染→ウルシの染めに鉄媒染。絹の重ね染めは抹茶色になります。緑味部分が美しいので無地でも好評でした。このように、光に弱いアルミ媒染の黄色を下色として染めて、その上に鉄媒染を重ねると、抹茶色~深緑。左2色、絹にウルシ染め、銅媒染の色。右から2番目はチタン媒染に銅媒染を重ねた色。 右端はアルミ媒染に銅媒染を重ねた色。ウルシのチタン媒染は赤みのベージュ。これも堅牢度が低いので、その上に銅媒染でウルシを染め重ねて金茶色から赤褐色を染める。重厚な赤味があって美しい!こうした染め重ねた色も耐光堅牢度は良く、『手間を惜しまない人だけが手に入れられる色』と言えます。次回は「何故30分も80度以上で染めるのか?」など幾つかの質問について考えます。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール 織物・染織ランキング
Nov 28, 2019
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《3》基本の染色方法ウルシ染めは3種類の水と3種類の媒染剤を使うことによって、木綿と絹に様々な色を染めることが出来ます。発色の多彩さは他に類を見ないほどで、これがウルシ染めの最大の魅力と楽しみです。しかし、混乱が起きないように『1種類の水に、1種類の媒染、1種類の布を染める』ことから確認していきます。今回の染めは『酸性水抽出液に、酢酸アルミで媒染、木綿を染める』で説明します。◆媒染剤について(基本3種類)①酢酸アルミ ②酢酸銅 ③木酢酸鉄液 は、染色の材料店で買うことができる※他に、ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)錫酸ナトリウム+クエン酸、ヤブツバキやサワフタギやヒサカキの灰汁(枝葉を完全燃焼させた白い灰に熱湯をかけて作った灰汁で、アルミ成分や鉄分、カリウム、ナトリウムなどが含まれており、古くから媒染剤として使用:アルカリ剤としてPH9ほどに調整して使う)※大島紬などはテーチギ(シャリンバイ)で染めた絹糸を水田の鉄分を含んだ泥で媒染して茶黒~黒に発色させる。ヤブツバキなどの天然の媒染剤には染色に有効な金属分と異なる発色をする金属分、蛍光物質や濁りの成分などが含まれていることから、近年は上記①~③の単一金属分との反応で発色の違いを明確にして利用している。◆媒染液を作る繊維の重さの40~50倍の水道水を用意し、繊維の重さの10%~30%の濃度の媒染液をつくる※木綿を染める色の濃さに応じて媒染剤を濃くする(絹の場合はその半分量の濃さ)※木酢酸鉄液は液体なので、木綿で薄色20%~濃色50%(絹の場合はその半分量の濃さ)(例)12gの木綿ハンカチ10枚のとき120gの重さ→水道水6000cc+酢酸アルミ媒染剤は濃い色で36g最も濃い色の割合で36÷6000=0.006→薄色0.2%~濃い色0.6%水溶液になります◆染色工程10月の会津のワークショップでは、酢酸アルミによる先媒染を行い乾燥した木綿のハンカチを使用しました。講習会の時間短縮のためですが、酢酸銅、木酢酸鉄液の先媒染も可能です・・・媒染液による薄い色が付きますが(^^;◆準備する酢酸アルミ水溶液(布12gのとき600ccの水に3.6gの酢酸アルミ)×枚数◆準備するウルシ染液(酸性水抽出)(布12gのとき600ccのウルシ液)×枚数①白生地の木綿ハンカチに絞りを施す(または②の先媒染して乾燥させた木綿ハンカチに絞り)②酢酸アルミの先媒染。20分間(当日先媒染してそのまま染めても良い)※布を上下し攪拌、常に動かし続ける→水道水ですすぎ洗い(流水が良い)③ウルシ染液に布を浸し室温から加熱し80℃以上のまま30分間染める※布を上下し攪拌、常に動かし続ける→水道水ですすぎ洗い(流水が良い)④②の残液で媒染。20分間※布を上下し攪拌、常に動かし続ける→水道水ですすぎ洗い(流水が良い)⑤③の残液に布を浸し室温から加熱し80℃以上のまま30分間染める※布を上下し攪拌、常に動かし続ける→水道水ですすぎ洗い(流水が良い)⑥絞りを解いて水洗い(この段階で終了する場合は中性洗剤洗い。重ね染めの場合は水洗い)→乾燥 ※絞りを施さない場合は①⑥無し木綿ハンカチ(アルミ先媒染~乾燥させた2枚)を絞った状態。ラップ、輪ゴム、タコ糸、ビニールテープウルシ染めアルミ媒染~②③④⑤⑥を終えてアイロンをかけた状態次回は、これに重ね染めを行います。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 27, 2019
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《2》ウルシ染液の抽出①絹、木綿、麻にも良く染まる(多くの草木染めは絹には染まるが、綿、麻には染まりにくい)②水道水で煮出して良く染まる(多くの草木染めは水道水では綿や麻には染まりにくい)③酸性水抽出、アルカリ水抽出でも良く染まるウルシを煮出すときに、どのような水を使うのが良いのかを考えます・植物を煮出すときに使う水は、どんな水が良いですか?・水道水で煮出すとあまり色が出ないと思いませんか?・自然の湧き水を使うと良く染まる、と聞いたことはありませんか?・アルカリ水抽出とか酸性水抽出とは何ですか?という質問が出ることがあります。以下の理由で安定した抽出をするために水を選びます。※水道水はほぼPH7、カルシュウムや塩素が入っているので染まりが良くない色素がある※自然の湧き水や山水に含まれるナトリウムやカリウムなどが染まりを良くすることがある※自然水には採取場所によって様々な金属分が入っていることがあり、反応して濃くなる◎ウルシは水道水でも木綿に良く染まる珍しい染料です。酸性水:水道水に酢酸を加えPH4にします(水1リットルに酢酸1cc以下)アルカリ水:水道水に炭酸ナトリウム(ソーダ灰)や炭酸カリウムを溶かしPH9にします。ウルシはこうした酸性水やアルカリ水で煮出すと、多彩な色を染めることが出来ます。下の画像は酸性水抽出。試験紙を使ってPH4を確認します。赤丸印の中、パッケージの印刷の色と試験紙の2色がほぼ同じ色になっています。このようにスティックタイプの試験紙が比較判断し易いので、インターネットで検索してみてください。左がアルカリ水抽出で赤色味、右が酸性水抽出で黄色今回は酸性水抽出で説明します。①試し染めのウルシチップ200gを布袋に入れて→②PH4酸性水を4.5ℓ入れる→③室温から加熱→④80℃以上で30分間煮出す→⑤水が蒸発して約3ℓ(これを4回行います)水を入れ替えて合計4回の抽出液を混合して約12ℓにします。蒸発して12ℓ以下の場合はPH4の酸性水を加えてください。酸性水なので夏場でも長期間腐らないですが、ゴミや虫など入らないようにラップや布など被せて保存。染めるときには、布の重さの約50倍量の抽出液を用意します。この量は染めたときに布が液の中でユッタリと動く余裕のある液量です。すし詰め状態で染めると染めムラが出ます!木綿ハンカチなど1枚約12gの場合ハンカチを10枚染めるとき、12×10×50=6000で6ℓの染め液を用意します。試し染め200gのウルシチップを使い、ハンカチ布20枚で約240gを染めることが出来ます。このように植物1gで1g以上の布を染めることが出来る染料は、費用対効果が良いといえます。次回は具体的な染色方法の説明です。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 26, 2019
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10月に会津でウルシ染めのワークショップを行ってから後、「参加者で重ね染めを詳しく知りたい」という声があるとのこと。福島県には絹も木綿も麻も産地があり、ウルシ染への関心が高かったので、私もブログ上で可能な範囲の説明をしていくことにしました。今回の希望は『重ね染め』についてですが、そこへいくための《まとめ》として進めていきます。ウルシ染めは、捨てられていたり燃やされていた廃材を有効に使います。漆という優良な植物染料と出会えたことに感謝すると共に、ウルシの染めの魅力を広めたいので、ウルシは誰にでも染められるという方法を公開します。このブログにアップした過去の内容と重複しますが、次の項目を順番に説明していきます。《Ⅰ》ウルシ染めの特徴(まとめ)《2》ウルシ染液の抽出《3》ウルシ染の方法1.基本の染め2.重ね染めについて①同じ色を染め重ねて濃度を上げたり堅牢度を上げる②異なる色を染め重ねて色合いを変える不定期な更新になりますが、疑問や質問のある方はコチラまで疑問点をメールしてください。順番にこのブログに説明をアップしていきます。丸太を輪切りにして黄色の美しく濃い色の部分を選んで使う今回は、さっそく《Ⅰ》ウルシ染めの特徴(まとめ)①絹、木綿、麻にも良く染まる(多くの草木染めは絹には染まるが、綿、麻には染まりにくい)②水道水で煮出して良く染まる(多くの草木染めは水道水では綿や麻には染まりにくい)③酸性水抽出、アルカリ水抽出でも良く染まる④ウルシ染めの多くの色の耐光堅牢度が良い(酢酸アルミやミョウバン、錫媒染は弱い)⑤アルミ媒染は耐光堅牢度が低いが染めと鉄媒染や銅媒染を重ねると堅牢度が上がる⑥3種類の水によるアルミ、銅、鉄媒染によって多彩に発色する⑦ウルシ液を単独媒染しても良いし、他の媒染を重ねても良いし、ウルシ液の染めの上に他の植物液を染め重ねても良いし、その逆も良い※⑧他の多くの植物液と混合して染めることもできる ※⑦⑧は一部不可もあるので実験して使用する⑨堅牢度の良い色は衣服・服飾・工芸への染色も可能水道水で抽出も染めも良い染料で木綿によく染まり堅牢度が良い植物染料・・・ちょっと、他に思い当たらないです、アカネも良い染料ですがアルミ媒染は堅牢度、比較的弱いのです(^^;)次回は抽出方法の具体的な話です。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染をしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 25, 2019
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石川県能登半島にある人口8000人ほどの穴水町。その東の端にある人口800人ほどの過疎の地区で、芸能と文化の発表会が今年で30回目を迎えた。今日はその搬入と予行練習(^^30年前は、今のようなパーテーションもなく音響も照明も悪い中、なんだか分からないけど準備のために走り続けていた。田舎芝居の練習と絵画教室と草木染教室の展示のために1ヶ月ほど仕事にならなかったような気がする・・・まだ30歳代だった。さすがに体力の低下と気力の衰えで、そろそろ油切れかもしれない。肩と腰が痛くて~~~(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 23, 2019
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能登から弘前というような遠くへ行くのには新幹線を乗り継ぐ方法と、ANAとJALを乗り継ぐ方法と、ANAと新幹線を乗り継ぐ方法があるが(もっと時間の掛かる方法は除外して)、私は東京で休憩することに決めている(^^)乗り継ぎの時間を長くもって可能な範囲で滞在時間を伸ばし、上野へ。美術館で何らかの催しがあるから田舎では絶対に出会う事の出来ない作品を観てくることにしている。今回は「正倉院展」を目指した!・・・が、しかし!折りしも令和天皇御即位のタイミングで皇室の宝物展は大人気!よって入場制限、1時間待ちという門前払いにあった。1時間も待ったら予約指定の新幹線や飛行機に乗れなくなる(^^;ということで正倉院展は諦めて、行きはこちら画面構成によって魅力あるイメージを表現したいと思っている私としては、巨匠たちの組み込んだ画面を描き上げる力の前で身動き取れなくなる(^^そして帰りはこちら。う~~んゴッホ展が待ち時間なしというのは?と思ったら、糸杉だけに人だかりができ、あの一方的に偏った愛情に溢れる絵に触れることなく、激情に揺さぶられる自画像も無く、黄色の波打つ麦畑やヒマワリもなく、紫とブルーの補色との組み合わせの夜景に出会うことなく、・・・逆に白バラがさわやかで印象に残ったゴッホ展(^^;などと勝手な感想をもった秋の研修。能登~東京~弘前~東京~能登という、上野で半袖と弘前でダウンコートの3拍4日。夏と冬の交錯する旅を終えたのだった。ちょっと限界に近いスケジュールだったかもしれない(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 21, 2019
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11月14日午後9時半、弘前駅に降り立った私を出迎えてくれたのは吹きすさぶ風に舞う粉雪だった(^^; 能登空港を午前10時30分発の羽田行きに乗ったのに、東京で寄り道を2件こなしたので晩くなってしまったら、駅前はもうホテルと街灯の明かりだけ・・・弘前は寒かった!遠かった!車の屋根に雪が残る朝は、まだ雲が厚く風も冷たかったが次第に光が射してきた。弘前城のお堀の周囲の桜並木は、紅葉祭りが終わったばかりで散り始めていたが名残の色も美しかった。サミット会場の弘前市立観光館2日間みっちりの講演は、どの会も120脚の椅子が足りないほど若い漆掻き職人さんは先輩の話を熱心に聞いて、皆さん楽しそうだったウルシ染めの作品とポスターも観ていただいた(^^国の森林総合研究所、明治大学をはじめとする大学の研究機関、弘前市、漆芸作家、各地の漆関係の事業者や漆掻き職人、漆愛好家さんたちが一堂に会して漆を語り合う。話が尽きない懇親会は2日間とも2次会が何時になっても終わりそうになく、幹事さんが困っていた(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 18, 2019
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11月15日(金)~17日(日)弘前市立観光館多目的ホールと八戸市是川縄文遺跡等で開催される第11回漆サミットへ行きます。漆関連の専門の方々の講演と発表があり、漆に関して少しお勉強してきます(^^)そして本筋とは異なりますが、漆廃材を使ったウルシ染めのポスターとウルシ染め作品の展示もあります。PRチラシを持って弘前に向かいます。寒波襲来で雪の予報・・・大丈夫かな?こういうチラシを配布して説明します(^^オーガニックコットンや絹のロウケツ染めストールを10点~ほど展示予定ですウルシ染めに興味をもたれた方、お時間のある方(^^)15日、16日の会場で『ウルシ染め』の文字を見つけたら、声を掛けてください。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 14, 2019
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久しぶりの雷雨。冬が近そうだ。今日の天気は雨が近そうだったので、午前中に急いで家の裏に植えてあるヤシャブシの実を採った。写真右はヤシャブシ、左はヒメヤシャブシの実。今年はたくさん可愛い実が付いていた(^^茶色くなっていても良いが、実から種が飛んでしまったものは使わない乾燥させて収穫年度ごとに保存し、一定の割合で数年分を混合して使用高枝バサミでもう少し採れそうだったけど、今年はこの程度の量でよいかな~と。冬の間にヤシャブシの黒とウルシの黒とゴバイシの黒の混合で、好みの黒を染める実験をしようと思っている。数年前に試験したヤシャブシとゴバイシの染め重ねの黒では、耐光堅牢度試験5級以上という結果も出ている。染と媒染を合計6~8回重ねた色で、丁寧な洗いと染色後に蒸熱処理を行った黒が良かった。ヤシャブシは茶味の黒、ウルシは緑味の黒、ゴバイシは紫味の黒。この3種類の混合でニュートラルな黒にできそう。好みの色味の配合を見つければ良いと思う(^^)ヤシャブシとウルシは能登産。ゴバイシは染料店から買った(たぶん)中国産。ゴバイシは私の家の近くには見つけられない、この辺では、あのヌルデの木にカラを作るヌルデシロアブラムシがいないみたい(^^;草木染でも、こうした耐光堅牢度の良い色を染めることが出来る。ウルシをはじめヤシャブシ、ゴバイシなども含め、実験で工夫を重ね丁寧な染めの試験をして、もっと良い染を増やしていくこともできるはず。もっと多くの植物の染色で、化学合成染料に遜色のない色を実現していきたいと思う。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 11, 2019
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今年も町の文化祭搬入の前夜2時、出品する1枚の絵をなんとか描き上げた。若い頃と描くスピードが全く違う。目が見えない、腰がだるい、右腕が痛い・・描き上げるのに右腕をワッサする何かがいる!(ーー;絵のテーマはWassa(悪戯)。京都から能登へ戻ってきて3年ほど経った頃、1985年頃の私の頭の中は、こんなんだったと思う。外観は当時の私とは異なるが(笑『Wassa(悪戯)scene1985』F20 号 アクリル水彩画1980年前後に影響を受けた作家や作品へのオマージュ、憧れと敬意をこめて。この後は能登で着物の染めをすることに懸命で草木染も試し始めたばかりのころ、殆ど作品らしい絵を描いていない。染色のための図案やスケッチなどは多いが、時間を掛けてキャンバスに向かうということができなかった。それから倍の年齢を重ね、四捨五入して70歳になろうという昨年から、一年に一枚だけでも時間を掛けて描きたかったものをリアルに描こうとしている。・・・アイディアだけは短時間で描けるCGに、仕事をかねて描き続けていたから沢山ある(^^悪戯にはイタズラというニュアンスがある。しかし病気などの原因のことも「腰が痛いのは、神経か何かにワッサする物があるのや」という言い方もする。特に今年は左目が網膜剥離になって手術をしたけど歪んで見えるし、若い頃右手が痺れたこともあったが、今は右肩から腕が痛い状態だし、染色の仕事は繊細でやり直しが利かない作業が多く、もう神経が持たなくなってきたし。そしてこの先、万が一にも右目が悪くなると、歪んだ世界しか見えなくなるだろうから、染の仕事も絵も描けなくなるかもしれない。少なくとも、今の描く技術や表現力は、この先には無い!そんな不安もある老いに立ち向かうつもりで、染めも絵も描けるうちに、出来るだけ現実の形にしておこうと思うこの頃、私にとっては大切なこのとき、この時間『scene2019-1103』だった。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 3, 2019
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本日、町の文化祭の搬入。今年も草木染と絵の出品のため、昨日まで休み無く勤め上げた。仕事より苦しんで取り組んだりして(笑)年々、準備が遅くなり仕上がりもギリギリになるが、こういう締め切りがないときっと作品は仕上がらないだろうな~。妻の絞った藍染めクラゲ絞り。左は木綿布にアマクサクラゲ。右2点は麻布にミズクラゲ水の中の生き物たちは藍染めに相応しいが、思い通りにならなくて苦しんでいる。絞りの方法を変えて、透明感や浮遊感など表情を出そうとするが、なにしろどこにも習ったことが無いので絞り技法と技術のレパートリーが少なくて表現力が足りない。何度か失敗して、工夫して改良を重ねるしかない。10回ほど工夫の上に工夫を重ねるとオリジナルになる!私に言えることは、いつも、それしかない!(^^;▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 2, 2019
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