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さて,エンデの「モモ」を読んでいますが,,,シュタイナー教育と関係があることを初めて知りました.現在,エンデがお金について書いた本を注文中資本主義経済システムには植民地が必要なこと。つまり利息を払う対象が常に必要であるというのがエンデの持論のようです.資本主義経済が膨張し続けるには,それに応じて支払い続けなくてはいけない人たち,自然,あるいは地下資源がどんどん必要になる.資本主義は膨張し続けるシステムである.したがって株は長期で持つと金利よりも有利であるということが,いままで読んだいくつかの本の冒頭に書いてあり,どうも腑に落ちないものがあったのですが,,いずれこの循環はどこかで途絶えることになるんでしょうね.日本の財政赤字や米国の経常赤字,資源不足なんかも,これで理解がいきました.2年半駆け足で投資と経済の勉強をしてきましたが,これで金利,利息の本質に対する疑問がようやく解けたような気がします.探していたものが見つかったようです.The End
Sep 30, 2006
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フリーランチ投資のほうの結果です。今月からはじめたものです。三井中央インデックス外国株式 +1.68% ○日本株式 -1.54% ×外国債券 +0.43% ○日本債券 +0.15% ○合計で+0.19%商工中金景況感指数 50.1% 2ヶ月ぶりに50%をわずかに上回る ○鉱工業生産 在庫率 96.5% 前月比-5.3% ○鉱工業生産 耐久消費材、出荷 116.5 前月比 +4.8% ○総合判断としては日本株式市場はそんなに悪いとはいえない。
Sep 30, 2006
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ではこれを2005年1月から累計すると今年6月には累計で16兆円が国内に入ってきていたが,それをピークに現在では9.5兆円に減少,すなわちお金は日本から逃げていることになる.昨年の11月,12月にはイーブンになり,新興中心株価が下がるにつれて日本にお金が入り,6月からは逃げ出している.それは主に日本居住者であり,逃げ先は外国債券が主である.海外からの証券投資は逃げていないように見える.わたしも5月に米ドルとNZドルに思い切り逃げたんですが,,,逃げ先が間違っていないとよいんですが,,,,いまは逃げている分だけ円安だが,,,そのうちに戻ってくる時期があるはずで,,株価が下がるほど戻るように思うので,,,そのときは円高になるのではないでしょうか????
Sep 29, 2006
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合計するとお金が日本から出て行っているのか,入っているのかが判るはず.2005年1月からのチャート,,,合計すると9.5兆円が日本に入っている.今年の4月,5月は日本に入ってくるお金が多く,,,円高と株価ピークの時期しかし今年の6月からは海外に出て行っている傾向が強い(つまりマイナス).円安,株安の時期そうだったのか,,,,,
Sep 29, 2006
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日銀のマネーサプライをみると郵貯はどんどん減り,しかし外債も今年の1月から減っています.どこにお金は動いているんでしょうか?http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/ms/ms0608.pdfhttp://www.mof.go.jp/bpoffice/bpdata/pdf/bpfdi0607.pdf2005年1月からの累積で示します.プラスは海外から資金が日本に入ってきたこと,マイナスは日本から出て行ったお金を示します.1)今年の四月までは日本証券にどんどんお金が海外から入ってきた(逆に言えば日本人は売っていた)2)日本は売ったお金で主に外国債券を購入していた.累計19兆円くらい,外国株を合わせると22兆円.3)日本国債長期は海外から今年の5月,6月に買われた.(急な円高時期)出て行った先は,7月だと中国700億,タイ326億,米国69億,カナダ135億ドイツ33億,英国511億,オランダ616億,ベルギー241億,,,日本に入ってきたのはベルギーから622億,米国から552億がメイン,,,ベルギーとかオランダというのはなにか大きなファンドがあるのだろうか?
Sep 29, 2006
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現在のポジションです.8月末より売り買いなし米ドルポジションの一部を米国債に変更. 買値USDJPY=X 117.61 111.62 Up 5.51% NZDJPY=X 77.13 70.73 Up 9.03% NTDOY.PK 25.58 14.00 Up 82.71% KO 44.71 42.12 Up 6.15% DIS 31.04 26.75 Up 16.04%PFE 28.41 22.90 Up 24.06% 8285.HK 0.3450 0.24 Up 43.75% 1126.HK 0.28 0.29 Down 3.45% 0423.HK 2.38 2.00 Up 19.00%概算では年初来+7.7%くらいほかにサンクスジャパンとフェイス今月は不動産の本をいくつか読みました.為替を買いだしてから,初めて経済のことが少し理解できるようになっています.今月印象に残った言葉は「結局は買値だけがものをいう」かな,,,,自己分析1)上がっているものは,怖くて買えないことが多い.比較的長期で下がっているものはゆっくりとなら買い増せるという性格を自覚した.いつも決断が遅いので買わないうちにまた下がっている.2)他の人の意見ではなく,自分で気に入ったものを手に入れると上がっても下がっても気にならないことを発見.それでよいのかは不明.3)しかし江戸沢勝手連さんのように,半分になるのを待って買い増すようになるのかはまだ不明.今後の希望,米ドル以外の通貨も対円で下がって欲しい.NZドルは2年来の安値に下がったので買えたけど,他の通貨は手が出せず.米ドルは110円まで急落し,2004年初頭と同価格になったので買えた.研究所などのプロはほとんどそろって来年の円高を予測しているが,これは今年の春も秋には円高になるといっていたのと同じような気がする.プロは当てにならないのか,実現がずれているのか,本音をはかないのか,判らない.敵は本能寺にありということばが頭によぎっている.素人目には円の一人負けになっているのにそれを口にしないのは,言ってはいけないことなのか?などと勘ぐってしまう.
Sep 28, 2006
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1990年に政府、地方の債務残高がGDP比で100%を超えたイタリア1994年には対GDPで124%となった。その間に生じたこと1990年1100リラ/米ドル1992年に1080リラ/米ドル1993年1500リラ1994年1700リラその後はほぼ一定、、、、そのきっかけになったのは自国民によるキャピタルフライトつまり国民自身が外貨に逃避した事。日本はいま、2000年の93円/ユーロから150円/ユーロへもうかなりのキャピタルフライトが生じていると考えてもよいのかも。イタリア、、この国も1960年までは「イタリアの経済奇蹟」といわれた国古い話ですが昭和40年代(1965年から1975年)、イタリアの経済情勢悪化の原因はどこにあったか。そしてそれから15年後の1990年に政府、地方の債務残高がGDP比で100%を超えた。(日本はすでに2倍以上ですが、経常収支が黒字なので持っている?)当時のOECDの診断によると,最も重要な原因は,所得の配分が勤労者に有利なかたちで行なわれたことにある。つまり賃金所得が急激に増加したことが,コストと価格と国際収支に大きな衝撃を与えたというわけ。 http://wp.cao.go.jp/zenbun/sekai/wp-we64/wp-we64-02205.htmlいまの日本は所得の配分が労働者に不利に働いている事は明らかですが、多少の時間的ズレはあっても、結局は労働者にとって不利な時代と有利な時代の繰り返しがインフレとデフレであり、これが30年ずつ繰り返し、あわせて60年のコンドラチェフサイクルを作り出すような気がしています。ただ日本と異なる点は1960年代にはイタリアは経常収支が赤字なっている事。この相違は為替を考える上では大きいと思います。
Sep 27, 2006
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http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20060919/JAPAN-228769.html米国 所得収支の赤字を伝える記事長期的なドル安傾向で経常赤字と対外純債務の増大ペースを緩和していたが,これに所得収支の赤字が加わると,ちょっと米ドルに対して強気になれません,,日本も日本で強気になれませんし,,もうドイツ国債のイールドカーブも3.6%くらいを軸にほとんどフラットになってきています.日本は短期金利が非常に低いので,海外からでも為替ヘッジをかけても利幅が取れます.年末くらいからは少し円高になってきてもよいのではないかと,,いくつかの通貨に分散する機会を年末から来年にかけて狙っていく方針です.商品相場の下落はそのチャンスを与えてくれそうです.ミヒャエルエンデの「モモ」,,童話ですが,ここ数日,資本主義とはなんだろう,金利とは何かという疑問を調べていたら,行き当たった本です.幸い自宅にあるので読んでみようと思います.時間貯蓄銀行という時間泥棒(=金利,利息を意味する?)のことがかいてあるようです.現在のめまぐるしい債券売買が落ち着くところへ落ち着いたところで,証券の下落が始まると思います.証券の動向は中国をみておけばよいだろうと思っています.当面は時間外労働時間の対前年比の動向くらいを見ておけばよいと思っています.うねりを繰り返しながら,基本的にはゆっくりとした他国通貨に対する円安とドル安あるいは突然の暴落かはわかりませんが,それがきた場合のヘッジという考え方で外貨を分散して長期保有とし,金利下落後に株価が落ち着いたら,一部を証券購入に振り分けていく方針,,ということで投資に関しては当分することはなさそうです.表は米国のデータです.どこの国も身の丈にあっていないお金の使い方をしているという感じがします.1970年代はコンドラチェフのインフレサイクルにオイルショックが生じたわけですが,今回はデフレサイクル終焉直前に生じるとされる2次的物価上昇であり,これを終えると本当の谷になる.1981年が山で2010年頃が谷,,,未来に何があるのかわかりませんが,この谷で出現するイノベーションは1)常温核融合からの発電(主導権は日本と思う):(最近の論文を読んでいるが,,できそうな気がする)元素番号が増やせるというのは,現代の錬金術ですね.2)遺伝子治療(主導権は米国,欧州):私の研究テーマの一つです.その威力はすごいです.3)ロボット(主導権は日本):トヨタ,ホンダならヒト型ロボットと多品種少量生産型ロボットを作れる.薬は欧米,機械関係は日本に投資したいですね.いまはその前の「産みの苦しみ」の時期,,,なのかも戦争はいやですね.あると一気に科学が進歩するといっても,,身の丈にあっていないお金の使い方をして,なくなっていくと,やがて国同士で奪い合いが生じるというのは歴史の必然なんでしょうかね,,,国全体にアドレナリンがみなぎると,進歩するんでしょうけど.デフレではみんなが萎縮するんで進まないんでしょうね,,,,
Sep 26, 2006
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OECDのデータよりチャート各国間の相対的な物価関係がわかります為替とよく一致していると思います.1995年と2000年が円高,,,NZの物価が対前年比で伸びが止まり,日本が対前年比で伸びるなら,相対的にNZドルに対して円高になると思います.http://www.stats.govt.nz/products-and-services/もっともニワトリが先か卵が先かという問題でもあるのですが,円安になれば物価が上昇しますし,,
Sep 23, 2006
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安倍さん、総裁になれなかった父の無念を口する日本人一族のことを口にする政治家ブッシュさんも父が大統領だったわけですが、6年前にブッシュさんがゴアさんと競った時の最終ディベートはちょうど私が勤めていた大学の講堂で行われたんですが、ゴアさんが父ブッシュのことを話題に出しても、毅然として、米国のことを考えて立候補したわけであり、父の事など関係ないというような態度で臨んでいたわけですが、当然ですよね、これから国家の運命を背負う人になろうとするわけですから、、一族の思いなど関係ありませんよ。日本もこれでやはりダメかという気持ちにさせられる出来事でした。シナリオ1)11月くらいまでドル高2)次いで来年はトヨタつぶしの円高へ、大統領選3)2008年から2010年、日本にとっての最後のノアの箱舟、、、かな?
Sep 21, 2006
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最近やっと政治と経済の関連について目を向けるようになったのですが、米国の中間選挙の年は円高に振れることが多いようです。今年は今のところそうはなってませんが、一応円安を予想しながらも、111-108円、107円、104円、101円で米ドルを買うキャッシュは用意しています。http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/money/savvy/060807_asai/index1.html大統領選にあわせて、2007年の後半くらいには米国景気をよくすることが多いので、これを念頭にいれて、まずは安いドルを多めに仕入れて、購入したドルは売り手数料を入れて単価が111円くらいですが、来年春には109円くらいになっているはず、、、この一部を機会を見て米国あるいは中国の証券に充当しようと思っています。日銀のマネーサプライを見てるんですが、今年の5月から投資信託がぐんと増えていますね。郵貯は減少中、、ところで、私事ですが、仕事が疎かになるようでは、本末転倒ですので、今後は更新を減らそうと考えています。今年はフランス男さんなどいろんな方にめぐり合い、得がたい経験をさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当に大まかですが2年半ほどで駆け足に、経済現象および政治との関連、為替、金利、株価、債券、商品などいろんなことを学ばせていただきました。自然科学とはまったく異なる分野での勉強でしたので、かなり大変でしたが、それだけに思わず熱中してしまいました。素人は大きく間違わずに、大体当たっていればよいという結論にたどり着いております。誰が見ても安いのではないかというときにアクションを起こせばよいではないかと、、、たとえば新聞に大きく報じられるような状況であれば、、おそらく見分ける目は多少ついておりますでしょうし。ということで、今まで得た知識を2年ほどかけて妻に移植して、今後は自分は楽しようかなどと考えております。配当通知が来ていながら、手元には受け取らずに期限が切れたものが少なからずあるのをみると、自分は何のために株式投資をしているのか、自分自身の行動から思い知らされたような気がしています。
Sep 18, 2006
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米国の長短金利差と日本の株価と米ドル円レートです。長短金利差(Yield Spread)自分が米国債を買い、実際に行動してみてやっと機関投資家がどのように行動するのかが見えてきました。1)日本から米国債券を買う時に為替ヘッジをするときは、長短金利差(Yield Spread)がないと買えない。つまりヘッジできない。2)短期金利が上昇してスプレッドが縮小すると、ヘッジをはずすことになる。このため今まで売っていたドルを買い戻す行為になり、円安になる。3)外国人投資家が日本株を買う時、最初はヘッジせずに買う事が多い。ここで円安になると自国通貨換算での利益が減るので、ヘッジをはじめる。つまり円を売ってドルを買う。さらに円安が進む4)株価が天井を迎えるまで円安は進む。ここまでに株は概ね売り終えているので、ここでヘッジをやめる。つまり円を買い戻す。円高になる。これが逆に考えれば株価のピーク。これが円高によって株価の頭をハンマーで殴られるような現象として観察される。5)ふたたび長短金利差(Yield Spread)に戻りますが、これがゼロ付近に落ちれば株はやめておいたほうがよい、あるいはディフェンシブ株に逃げるか、これで待ち受けるのがよいということになりませんか?もうすでにマイナスですが、、、6)また大型株が本格的に下がり始めると、わずかな期間ですが金あまり現象から小型株の一部が上昇する現象が観察されます。これに先回りをしておく。あるいはすでに値が落ちきった銘柄に投資をしておく。7)米国景気の影響を受けにくい市場に移行するという方法もあると思います。昨日の米国の輸入先は目安になるのかな思いますが、、8)長短金利差(Yield Spread)がゼロ付近では個人投資家による投資信託が最大に膨らんでいるはず、、、9)この付近の為替はどちらのシナリオに進むべきかわからないので概ね平坦であるが、外国人投資家(だれも日本国債は買ってくれないので、証券投資になる)のヘッジはずしによる一時的な円高が生じる(例:2006年1月と5月:まず新興から引き上げ、ついで大型から引き上げ)。9)そして機関投資家の債券と証券ポジションは落ち着くところへ落ち着き、為替は平坦となり、この時期は為替が新たなテーマを求めて、次の行動を開始する時期である。10)それが2006年9月の今、、、これ以上ユーロやカナダや資源国通貨に進むのか?つまり原油枯渇シナリオはさらに勢いをつけるのか?、、、それともこのシナリオから離れ、新たなシナリオを見つけるのか?11)為替王さんはたぶん相対的に米国住宅市場がソフトランディングし、見直される時期(すでのDollarIndexでは2002年1月をピークに下落の一途、、)それに中間選挙では民主党が圧勝でしょうし、クリントン??2009年からの米国復活に期待が高まるんではないでしょうか?12)日本ももちろん見直される可能性はあるとは思いますが、今の日本の株価から逃げ出した外国人投資家がすぐに戻るとは思いにくいし、また金利を上げようとしない債券のほうは買う人はいない。私としては日銀が金利上げる姿勢を示さない限り、当面は円安を考えます。13)米国の金利はいったん上昇が止まり、様子見で据え置きとなれば、ヘッジなしの個人投資家が米ドルを買うのではないかと思います。もっともこのドル高は急激かもしれませんが、その分だけ短命で、すぐにある程度円高方向に向かうのではないかと、、、そこからはしばらくフラットで、日米の景気と株価を見定めるのではないかと思います。14)最終的には2009年に米国復活期待からドル高に向かうと思っているのですが、、日本はたぶんリセットボタンを押されない限り、官僚と自民党の体質は変わらないと思いますので、、
Sep 18, 2006
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米国の輸入先FRBのデータよりチャートまあ、あまりいえることがないんですが、日本本土よりも中国、メキシコを迂回した輸出、あるいは現地生産がいかに増えたかということを示しているのでしょう。日本の労働者が行き場所を失った理由がわかるように思います。その割にはソニーも松下もROAが低いですよね、、そのうちにノウハウを得た中国などが自ら生産を始めたからでしょうけど、、それにしても日本からの直接輸出は随分と減少していたんですね。往時は26%くらいが11%くらいですからただこの3年は横ばいですね、、これ以上は変わらないのかもしれません。
Sep 17, 2006
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任天堂が為替をヘッジしていない事は知られていますが、長期的な流れは業績によるものですが、短期的にはドルが高いと上がり、円高になると上昇を止める状況が観察されます。NZドルの面白い点は短期的には日本の国債先物利回りが上昇すると、ドル換算で下落し、利回りが下落すると、上昇する傾向、、ただし太陽黒点周期の11年が長期的な流れに関与している。2010年までは米ドルに対しても弱気でよいと思う。ということでNZドルを持ってはいるが、積極的には増やさない方向、、マクロ的には日米の鉱工業生産(日本は出荷-在庫、米国はIP指数)と時間外労働時間(製造業の対前年比)それから輸入物価指数と輸出物価指数の乖離を示す交易条件、機械受注だけにしています。本当は米国IP指数はハイテクを除くものが発表されているので、そちらのほうが適当ではないかと思ってはいるんですが、、なぜならハイテクは不況で株価が上がる扱いの難しい業界なので、景気全体を見るには、このバイアスを除去したほうが良いんでしょうけど、、、ドルと円のどちらもIndex(実効実質為替)でみると他国通貨に対して弱い状況、ダブルボトムをつけそうになっているドルが少し盛りかえす(ユーロに対し)のではないかと、エネルギー=ユーロの発想で買われた流れも足取りを止めていますので、、中国の発展性、、少子化対策のため、、人口構成的には比較的早期に米国に劣る状況になる。発展するには、そもそも米国と比べてすでに人口が多すぎるのではないか?中国の発展は今始まったばかり???なぜもっと早く発展しなかったのか?本当に潜在力があるのかちょっと疑問、、随分前に通貨が大きく引き下がった影響で単にうまく行っているのでは?たしかジムロジャースは1980年代に米国の没落を予言していたが、通貨が下がることで、再び発展した。結局はいつもこの繰り返しなのかも、、本当に超長期的にはどうなるか凡人の私にはわからないが
Sep 17, 2006
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今日は投資の教訓を書きとめておきます。「勝たんとうつべからず、負けじとうつべきなり」 吉田兼好「賢い人間が最初にやることを愚かな人間は最後にやる」バフェット日米の通貨は実効実質為替レートやMajor currencyへのrateで25-30年来の大底Donor:日米:どのくらいの金利でお金を供給するか? Recipient:中国:投機資金の受け取り側よって国債利回りは大事、今は4ヶ月連続で下落トレジャリー利回りは3ヶ月連続で下落Federal Fund Rateも上げを停止、、、証券市場はエネルギー関連から他への移動のもみ合い11月頃までに落ち着くだろうけど、、そこではハイテクを除く米国産業景気のピークをサイクル的に迎えている。つまりそれ以降は2008年2月まで米国産業景気は調整、、この辺が底いまはハイテク、ITの時期?ディフェンシブの時期?米国金利は2008年から2010年が底?1)米国債の一部はその辺で米国の証券に切り替え、、、円にはもう戻さない2)中国はエネルギーが落ち着くまで待ち、、、2006年暮れ3)日本の証券は投資総額を厳しく制限4)為替は日米が最弱時期、、これは2008年まで続く5)弱いもの同士の日米では為替的には当面は米が有利。これだけ金利が開くと、米国金利がフラットになると、強みを発揮するのでは?さらに金利が下げ初めまでは強いか?どこで日銀が金利上げるか?景気サイクルが2006年11月以降低下するので、もう2009年まであげられないのでは?
Sep 16, 2006
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各国の短期金利 OECDデータからチャート作成来年あたりの金利予測?をみるとカナダもよさそう,,もう大部高いですが,,こうして全体を見ると2003年が金利の大底だったのだろうか?それにしても任天堂,,Infoseekの週足でみるとすごい急角度の上昇なんですね.昨年末から上手く乗れてよかったです.
Sep 15, 2006
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どうしたんだろうNZドルAUDとの比率が急上昇しているNZDAUD=X 0.8760太陽の黒点は底,,ただNZドルは対ドルでは2005年4月がピークで、米国の政策金利が上昇し、一定レベルに達した時期からは弱含んでいる。この時期は円が対ドルで安くなっていたため、NZドルは対円では2005年12月がピークだが、、、
Sep 14, 2006
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http://blog.goo.ne.jp/tajimanokami_2006こちらの方が原油価格の予想を載せられています.11月頃に55ドルまで下落?米国のITを除いた産業の平均的サイクル(私のチャートでのサイクル)のピーク時期と一致するけど,,この辺が目安か?でも何の目安だろう?よく考えてみよう,,,為替とか,短期長期金利とか,株価とか,,米国の住宅バブル?フロス?もどういった経過を遂げるんだろう?まだ始まったばかりの私の投資,,一つではなく,いろんなシナリオに重み付けをつけて,分散投資,,,フォンベルトという知見があるようですhttp://www.y-asakawa.com/message/foton-beruto1.htm地磁気に影響を与える,,中国の干ばつ被害を伝えるブログhttp://cocorofeel.exblog.jp/m2006-08-01/中国の炭鉱事故http://plaza.rakuten.co.jp/tsuchishita/diary/200607290001/まえに労災事故の国別比較をしたことがあるんですが,,中国の死亡者が多いのに驚いたことがあります.非常に劣悪な状況で働いているんでしょうね,2005年 中国は世界の炭鉱事故死者の80%をしめる100万トン掘るのに,死亡率はロシア,インドの7倍とかそのうち暴動がおきても,,,でもそれも大局的には大きな影響を与えることはないのかも,,,
Sep 14, 2006
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秋になり,そろそろ次の勉強を,,,船井財産コンサルタンツの本を購入,以前の本と合わせて3冊目,,「不動産現金化の時代」「こうしなければあなたの土地は資産でなくなる」為替,証券,債券投資については,なんとか,かんとか今年の予定額の投資を概ね終え経済の継続的勉強に加えて,次はこちらの勉強を開始,,,,来年春,夏くらいまでにはアウトラインができていれば,,と何事もゆっくりですが,,証券のようなPER,PBRの指標もなく,これもまったく畑違いで,難航しそう,,,一つは駐車場,一つはなにか賃貸しができないかと,,よい本があれば,,,ご紹介をください.こういう勉強はもっと若いうちにやっておいたほうがよいのでしょうね.
Sep 13, 2006
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財政赤字/GDPOECDデータよりチャート化1999年にイタリアを抜いて世界一へ強制的なリセット待ちなのか,,プライマリーバランスには対ドルのnominal exchange rate OECDAnnex Table 36. Nominal exchange rates (vis-?-vis the US dollar) Average of daily rates Estimates and assumptions1 2005 2006 2007 Australia 1.3 1.3 1.3 Canada 1.2 1.1 1.1 Japan 110.1 114.6 113.5 New Zealand 1.4 1.5 1.6 Switzerland 1.2 1.2 1.2 United Kingdom 0.6 0.5 0.5 United States 1.0 1.0 1.0 Euro area 0.8 0.8 0.8 欧州では円を借りて,家を買うのがはやっていますが,いずれ円が大暴落したら,それまでは金利は安いは,為替では儲かるはで,いいことだらけということなんでしょうね,,このつけは全て,いま日本に暮らしている我々に降りかかってくるのではないのでしょうか?通常はこれだけ金利が海外と異なるわけですから,超円高になるはずなんですが,,理論的にはインフレがなく,通貨価値が減価しないわけですから,,,でも国債同様だれも買おうとしない,,,,,減価しない通貨価値よりも,円で持つリスクが高いということを意味しているんでしょうけど,,,安倍さんで大丈夫でしょうか?ほんとうに,,,心配です.なすすべなく,今度は円の大暴落で優秀な企業や優良な土地が外国に買われていく,,サラ金のお金を借りて破滅する人たちが,日本の近未来を象徴しているのかもしれません,,,これからが本当の意味での第2の敗戦を迎えるわけですね,,,60年ぶりに.優秀で働き者の人的資源がこの国の富の全てで,なんら資源のない国が年老いていくのに対して,外国はやさしくしてくれるわけではありません.一生懸命働いて貯めたお金は大切に使わなくてはなりません.これは道理です.
Sep 12, 2006
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世界最大の未採掘の原油 米国にあり.ロッキー山脈の下とか
Sep 12, 2006
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コモディティ インデックス ファンドを探してみたんですが、販売手数料が高いですね。エネルギーを避けて、穀物、食品の総合コモディティーインデックスというのはないようです。米国市場見てるんですが、アルミのAlocaが-6%くらい急落していますね。http://biz.yahoo.com/ap/060906/alcoa_index.html?.v=1DJ Incという会社があるんですね、配当が2.8%。これおもしろそう。
Sep 11, 2006
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東郷平八郎:百発百中の砲一門は,百発一中の砲百門に匹敵する.井上成美:百発百中の砲一門と百発一中の砲百門が撃ち合ったら,相手には百発一中の砲九十九門が残る.よって百発百中の砲を持っていても?アセットクラスの分散は大事であり、ときに兵を戦場(証券市場)から引き上げる行動は兵を休ませ体力を回復(債券市場)させるためには合理的な行動である。戦力=兵力*2X武器=お金*2X知識=お金*2X(能力*0.7+かける時間*0.3)日々の生活で節約に努めて兵力を増やし、本業とのバランスを保ちながらも「かける時間」を少しずつ積み重ねて武器を増強する。日本は太平洋戦争の初期に戦力を集中運用でき戦果をあげることが出来た。しかし集中運用するだけの兵を失えば,補給力の大きな方が戦争の主導権を握る。金利や物価上昇をみると前線の兵站は伸びきりつつあるように感じ、見張りの兵を当面は配しておく、、、補給力は本業からであり、「かける時間」を少しずつ積み重ねて武器を増強、兵力を養う時期、、、以上が投資方針となりました。年初来では概算で+6.5%。今年は証券、為替、債券と広げてきましたが、今後は商品も考えてみようと思います。米国が弱体化、証券が長期低落と見込むと、、、http://www.yay.co.jp/watch/0609.html日本のマグロhttp://72.14.235.104/search?q=cache:Qtt3wh-dzjEJ:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2006/03/20060303t72013.htm+%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%80%80%E9%AB%98%E9%A8%B0&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=7これってスキー人口のピークとまったく同じですね、、スキー人口は1800万人から800万人へのわずか10年少しで1000万人も減少しています。マグロ船も同じですね、、
Sep 10, 2006
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日銀の国債買いきりオペ総額が日銀の発行残高を上回っているということはないでしょうか?ちょっと不安なので調べてみようと思います。http://hongokucho.exblog.jp/5536086こちらに答えがありました。インターネットはすぐ答えを返してくれます。いまのところなんとかなっているようです。このかたのブログすごいですね、、現在の新札への転換もなかなか進んでいないようです。日銀が首をかしげている?マクロで見るとかなりのたんす預金があるんですね、、、すでにガードをかなり固めている人たちがいるんですね、、先日の「金の」話といい、タンス預金による現金の匿名性の嗜好といい、いったんここでデノミによって新札を発行して、たんす預金をあぶりだすつもりなんでしょうね、、、、「gold」も有事には国に差し出す法律が生きているということですから、、、国内の逃げ道をひとつひとつ着実につぶしている感じです。証券の電子化のことも同じですね、、、この国で行われている事の全体像がおぼろげながら見えてきました。私はほんとうに何も知らなかったということを、改めて知りました。nagaさんとか、Qさんとか香港や上海に居を移す投資家はすでに準備を整えているんでしょうね、、意外に海外に土地資産で持っているというのは良いのかも、会社を設立しておいて、、、もっとも今は英国も米国もかなり高いですが、、しかしこれって以下の円のキャリートレードと同じ発想ですね、、http://hongokucho.exblog.jp/pg/blog.asp?eid=b0063492&iid=&acv=&dif=&opt=2&srl=5549137&dte=2006%2D08%2D24+21%3A24%3A00%2E000英、米の不動産価格の下落はキャリートレードが逆回転し円高をもたらすことが理解できます。為替王さんの円安ドル高の読みとは逆になるわけですが、、米国の不動産価格の下落がどの程度影響を及ぼすかについて、どう考えるかということなんでしょうけど、、あるいは日本の財政赤字と米国の衰退とどちらが先にいわゆる「テーマ」になるかということなんでしょうけど、、結局は市場の「テーマ」なのではないかと思っているんですが、、通貨はある程度分散しておくほうが望ましいということがわかってきました。結局、日銀券以上に日銀は国債を抱える事ができないわけですし、短期部分は縮小することが考えられます。またウエブマネーの増加で、日銀券があまり必要なくなることも考えられますが、、そのときもいろんな方法で延命を図りうるということ、、ただしあくまでの延命なのでしょうが、、債券と証券の区別もわからず、政治が経済と結びついている事など思いもよらなかった私が、ここまでよく進歩したと自ら驚いている次第であります。もっともだからといって投資成績はさっぱりなのですが、、
Sep 10, 2006
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http://wanderer.exblog.jp/政府がデノミを口にしたら,そのサインということでしょうか?http://plaza.rakuten.co.jp/outpostofnanasi/diary/200502230000/こうやって60年で返すものが,どんどん先送りになってきていたんですね,,ただ国家破綻本は沢山あるようですが,ちょっと読む気がしません,,,なぜかよく判りませんが,前向きではないような気がして,,でも,ある程度の覚悟してはおこうとは思うんですが,,
Sep 9, 2006
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アジア通貨下落の時のタイバーツの下落のすごさ、、すごい威力で国家をつぶすさまが、観察されます。そしてそう簡単には戻れない事を、、http://gaitame-nomura.cocolog-nifty.com/id/2006/08/24/index.htmlこの方、最弱はドルではなく円と書かれていますが、、、
Sep 8, 2006
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投資の話ではないんですが、人の命を追い込むようなことが、ちょっと言葉にならなりません。そこまでするんですか、、、<消費者金融>生命保険での債権回収、1割は自殺http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000009-mai-soci消費者金融10社が債権回収のため借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手5社で支払いを受けた件数が昨年度1年間で延べ3万9880件あり、このうち自殺によるものは判明しているだけでも3649件に上ることが分かった。この保険の支払い状況が明らかになるのは初めて。全体の件数の中には死因が分からないものも多く含まれており、借り手の自殺によって消費者金融に生命保険金が支払われた件数はさらに多いとみられる。多重債務者が自殺に追い込まれている深刻な実態が浮かんだ。 長妻昭衆院議員(民主)の質問主意書を受け、金融庁がアコム、アイフル、武富士、プロミス、三洋信販の大手5社と、契約先の保険会社の双方に聞き取り調査し、明らかになった。 業界団体の調べによると、消費者金融利用者の1人当たりの平均借入件数は大手以外も含め3.2社。今回のデータでも複数の業者から借り入れていたケースがあり、実際の人数は明らかにされていないが、支払総件数に占める自殺件数の割合は9.1%に上る。厚生労働省の05年人口動態統計では、20歳以上の死亡者に占める自殺者の割合は2.8%だ。 この保険は「消費者信用団体生命保険」と呼ばれ、大手消費者金融から借り入れる際、契約と同時に借り手を被保険者とする加入手続きが取られている。借り手が死亡した場合、保険金は消費者金融に支払われる。契約後1~2年以上たったケースでは死亡診断書などの提出を省略できるため、3万9880件の中には死因が不明のものも多数含まれている。金融庁は、保険金が支払われた総数に占める実際の自殺件数の割合は10~20%に上るとみている。 この保険については、借り手の大半が加入させられていることを知らず、消費者金融が遺族に死亡確認をせず保険金を受け取っているケースも多い。また、借り手が死亡しても保険金で債権を回収できるため、厳しい取り立てを誘発しているとの指摘もある。 金融庁は、自殺者の正確な人数などを把握するため、さらに詳しい調査を進めている。【多重債務取材班】(毎日新聞) - 9月6日3時6分更新
Sep 8, 2006
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1977年からの米国証券,債券の海外投資家の累積買い越し額の合計額をチャートにするとこうなった.たしか1977年のダウって800ドルくらいですよね、、今のダウは10000ドル以上ですから驚くべき膨張です。今後通貨が下がる事で、株価を維持するくらいしか長期的に良い方法はないと思えてきます。ただしドルは過去にも切り下がっているわけですが、、切り下がった後の証券市場には狙う余地があることを示しています。最初の急増は累積額なので無視する.1981年からつまりデフレの時代からいくつかの波を打ちながら,海外からの証券,債券投資を呼び込んできた米国,,,2010年がコンドラチェフの谷と仮定して,2007年からフラットあるいは低下し,,,2010年に至り,,,問題はそこで再び立ち上がり,海外投資を米国内に呼び寄せることができるだろうか?できなければドルの大暴落ということなのだろうか?もっとも若林さんは,ここで米国は大国というより帝国なので,再び立ち上がると読んでいる.私も基本的に雑種のように移民を受け入れている国はそうそう完全には衰退しないと思う.ただこの辺が世界的な金利最低の時期と考えているのだが,,つまり2003年までの日本のように金利も安ければ,株価も軟調で投資先があまりないような,,,債券の少し長いのを買ってこの時期をワープするのも一つかも,,
Sep 8, 2006
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債券投資は額が多いので3分の1にして表示した.これで明らかになった.2004年以降でみると,証券はずっと売り越し,,,債券は買い越しだが,買い越し額は減少してきている.つまり海外から見て証券に人気はなく,債券人気にも陰りが見える,,,よってMajor Currencyに対するドル安,ユーロ高?これをMajor Currencyに対するDollarIndexと比べてみると面白いかもしれない.そして債券利回りとも,,,海外からの債券買い人気が低下しており,長期的には利回りは上昇,あるいはそれほど低下しないようにも思うのだが,,,また,これでは株価は軟調なはず,,平均PERの低下,,ドル安にならないと株価も上昇しない?なんとなく証券売り越しが既にピークのようにも見えるが,,それにしてもこれだけ売り越なのに株価を保っているのは,米国人が買っているに他ならない.じゃあ債券と証券の合計をすれば,どれだけ海外からお金を呼び寄せているのかが判る,,今日は日記を3つ書き,もうチャートを掲載できないので,,週末くらいに,,そのチャートを見ると,,,,どうも米国とは自国経済が弱ると何らかの事件を起こして,世界を怯えさせ,海外からの投資を呼び込むような姿が浮かび上がってきたが,どうなんだろう?それは債券でも証券でも構わないということはないのだろうか?以外にそういう読みのほうが大事なのかもしれない.PERが低ければ循環株以外は押し目で買ってよい??2000年のピークから見ると,いまは売り越の3番底を形成している.つまり今は1994年,,そして大幅な円高,ドル安が1995年にきている,,,
Sep 7, 2006
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先ほどのデータを用いて,今度は月別の外国人投資家の米国株の動向をチャートにしてみた.こちらは累積ではない.1999年夏くらいから,これまでほとんどずっと売りこしている,金額的にはよくみると2002年くらいから買いに転じ,2003年-2004年と売り越し,,下がっているときに買い,上がるに応じて売っている.この6月はひさびさに買い越し,,考えれば一時的にドル高になったあたりか,,さっきの債券データを月別にして,証券データをあわせてみれば,大きな流れが見えてくるか,,ということで作ってみよう
Sep 7, 2006
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http://www.treas.gov/tic/s1_99996.txt1977年から2006年6月までの外国人の米国債(Treasury note & Bond)の売買の累積したものです.累積買い越し額が2003年初頭の2倍になっています.これってfederal fund rateが底を打ったあたりから急速に伸びているんですね,,,直近1年の買い越し額は以下のとおりで,2005年暮れから買いが鈍っている感じです.Nov-05は52770と大きな買い越しですが,,これは金利がピークと考えたんでしょうか?よく判りません.Jul-05 28671 Aug-05 25563 Sep-05 22207 Oct-05 29606 Nov-05 52770 Dec-05 17685 Jan-06 4478 Feb-06 20782 Mar-06 1977 Apr-06 3356 May-06 8185 Jun-06 26986 簡単に傾向を見るとドル安のときに大きく買われているようです.2000年から2003年まで金利を下げているときは外国人の累積買い残は1977年以降では初めて減少に転じています.ユーロの影響なんでしょうね,,,2003年からは,景気がよいというか,非常に強い消費が生じたということなんでしょうか?なんかちょっと怖いくらいの累積買い越し額の上昇です.米国が金利を下げたら,あわててみんな債券を買いだすのか,さらに進むと満期を迎えた債券は,もっと金利の有利な国(あればですが)を求めて移動するんでしょうか?おそらくドルの上昇はあっても来年春までくらいの一時的なもので,他国通貨に対してそれ以降は弱含むような気がします.もうかなり弱くなっていますが,,もっとも日本はもっと背筋が寒くなるような状況なんですけど,,,グリーンスパンが以下のことを2年ほどまえに言ったということなんですが?毎年9%ずつ借金が増えている国に1%の金利で貸している(債券を購入している)日本人は本当に人がよいのか?それともわかっていないのか?うーんまずい,,,私も国債を持っているんですが,,それに米国債も,,,むずかしいですね,投資って,知れば知るほど,,,2005年の記事ですが,「リスク資産の急落などでインフレが急上昇するという揺り戻しの動きが必ず現れることは歴史を見れば明らか」というくだりがどうしてなのかよくわからない,,,まるで日本のことを言っているようだが,,つまり株価暴落と日本の金利はいずれ急上昇を遂げるということか,,つまり国債大暴落,,,日本からお金が逃げるというシナリオ??外国人投資家はあまり為替ヘッジをせずに日本株を買い,日本の機関投資家は為替ヘッジをして外国株を買うと,,若林栄四さんは本に書いていたが,,円安は一時的には日本の株価を上昇させても,,最終的には下げる働きがある.よって,円安も適当なところで日本株を売却が正しい選択のよう,,といっても自分はもう少ししかもっていないが,,任天堂,フェイス,サンクスジャパン少量,,ただし日本政府は急激な円安は起きないように外国に働きかける可能性はある,,グリーンスパンFRB議長、米経済に楽観的な見方=投資家の安易な投機に警鐘【ライブドア・ニュース 09月28日】- AP通信によると、グリーンスパンFRB(連邦準備制度理事会)議長は27日、衛星通信を通じて、シカゴで行われたNABE(全米企業エコノミスト協会)の会合で講演し、米経済は、2000年の株式市場の暴落や2001年9月の米国同時多発テロが起きたときでも、これらの大事件を乗り越えるだけの強靭性を見せたと述べた上で、最近でもここ2年間のエネルギー価格の高騰に対しても、米経済は「適切に」対処しているとし、楽観的な見方を示した。 また、同議長は低金利の環境が長く続いていると、いつかはリスク資産の急落などでインフレが急上昇するという揺り戻しの動きが必ず現れることは歴史を見れば明らかと述べ、投資家に安易に投機に走らないよう警鐘を鳴らした。【了】http://plaza.rakuten.co.jp/ossanpower/diary/200609030000/たしかに1929年の大恐慌後に低金利は続き,リスク性資産(株)は低下の一途を1945年くらいまで続け,その後インフレの30年がやってきたが,これを暗示しているのだろうか??自分で考えたあとで,古い記事などをよむと,なかなか勉強になって面白い.
Sep 7, 2006
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http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/column/20060414e1j1400g14.htmlこちらは4月に輸出鉄スクラップ価格が強気で,国内弱気を報じる記事ですが,http://www2.ocn.ne.jp/~nst/data/shindachigraph.pdfこちらを見ると,国内も上昇に転じています.2005年7月が底,,私のマクロ指標と一致するような感じです.ただ動きがダイナミックで,この底のあたりを確認してから昨年は日経が大上昇したような感じです.2005年4,5月にいったん非常の弱気になり,一転強気に転じた,,,だとしたら,経済指標をみながら,これ以上は悪くなりそうにないレベルになると買われだすという点で逆張りなんですね,,機関投資家のかたも,,きっと今回の鉄スクラップ価格の上昇は11月ピークではないかと,一応予測しておく.ならば来年秋か暮れ頃には株価が再上昇???
Sep 6, 2006
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忙しいといいながらも,日本,中国との迂回貿易について調べていて,経済産業研究所(政府関係なんでしょうけど)というところにたどり着き,吉富さんという方の論文を読んでみました.国際関係論と経済という観点からの論文,,しろうとの私にはわかりやすくて,面白かったです.年をとったら,こういう勉強もよいかなと思いました.さっそくブックマークしました.
Sep 4, 2006
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1929年の大恐慌のあとに米国で何が生じたかを調べています。引用文献平成デフレと1930年代米国の大恐慌との比較研究信用経済がもたらす影響を中心に名古屋大学大学院経済学研究科教授内藤純一2002年4月1)1929年に対GDP比で1.1倍の地価が1932年のピーク時には1.55倍にその後地価は低迷し、1940年代初頭にGDP比で0.6倍に2)株価も同様で1929年にGDP比1.8倍だったが、1940年代初頭に0.7倍に3)金利は1920年から1929年までの形状と、1990年代のfederal fund rateと非常に似てますね。4)1932年の地価ピークでも金利は上昇してますが、すぐに低下し、2.5%から1940年代には0.5%までずっと低下します。たしか日本は当時1920年から10年速く不況に陥り、脱しきれずに1940年代は戦争へといたります。株価崩壊は1989年の日本、2000年の米国とやはり10年早く日本はマスヒステリーのサイクルが米国よりも10年早いようです。今回はどうなんでしょう?たとえ戦争がなくても、老人という重い荷物をしょった時代、先進国よりもやはり10年早く、2004年に年金の最終列車が発車しています。なんか類似性があります。今回は年金との戦争?なんでしょうかシルバービジネスは2030年がピーク、あるいはそれまでと考えられていますが、すでに男子の寿命は少し短縮されつつあり、私自身は団塊の世代の亡くなるピークは2020-25年ではないかと考えています。平成バブル崩壊から30-35年後に日本の大底?米国の大底は対GDP比で株価は1948年から1953年の0.5-0.6地価も1940年代から1960年まで対GDP比で0.55から0.7前後で低迷、、こちらも対GDP比で考えると30年くらいを要していますね。以上のことから類推すると米国は、地価および株価とも長期的低迷に陥る可能性がある。ドル安にすることで1990年代はターゲットの日本を低迷させ、2000年まで繁栄した米国も今回はどうなんでしょう?ユーロは高くなったし、戦略的には中国の通貨切り上げでしょうが、相手も十分それは承知しているわけで、、ドイツはロシアとエネルギーで手を結び、裏庭の中南米でもドル離れが進んでいるようですし、、どこに活路を見出すのだろうか?、今年のポートフォリオも固まり、個別銘柄ごとに利益確定、損切りも概ね決めましたし、債券のほうも遅ればせながら方針決定し、一段落、、中央三井の(日本と外国)株式、債券インデックスを少量買いました。これを目安にして「フリーランチ」の本に書いてあったことを実行してみようと思います。毎月1回、前月との勝敗を○と×でつけていくもの、長期的な大転換点の目安になるとのこと、、9月に入り、少し忙しくなっていますので、今後、すこし更新が滞るかもしれません。
Sep 3, 2006
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すこし政治の勉強もしてみようと思い、ホワイトハウスをリンクしました。ここにも経済の統計があり、概観するにはよさそうです。ちょっと古い話です、任天堂、ディズニーの時価総額と比較して約半分の巨大企業なんですが、1Q(このときもDSは発売していたわけですが)の売り上げが前年比85%増ですから、すごいポテンシャルを持っているというか、、、この規模でこれだけ浮き沈みが激しい企業はあまりないですよね。つまり、子供たちの心をいかに理解しているかということなんでしょうね、、大人と違って、けっして高額なものがよいと望むわけではないんですよね、、、、みんなが持っているものは欲しがる傾向は強いですけど、、Disneyには任天堂ほどのポテンシャルはないですよね、、そのかわり安定していると思うんです。私も良い年になってからですが、フロリダのディズニーワールドにはこれまで3回行っています。そういえばWiiには野球や釣りのソフトがあるようですが、コントローラが人間的ですよね。来年は子供も大学進学ですので、夫婦二人きりの生活が始まりますが、DSはともかく、大きな画面でWiiで遊ぶのもよいかなと思っているんです。もう3年くらいまえから老眼鏡になっているんですが、それでも小さい文字はメガネをはずさないと見えません、、、患者の糸を抜く時も、、、あ、でもご心配なく、、、手術時には手術専用の拡大めがねを用いています。米国製で30万くらい、、あとは顕微鏡でも手術をするので問題がないんです。本業のほうは、、、
Sep 2, 2006
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1990年の米国住宅バブルがはじけた時のDJの株価調整は-14%くらい少なくともブラックマンデーよりは小さい当時は株価下落に遅れて、鉱工業生産指数が低下IP指数低下の途中で、株価は底を打ち再上昇金利の底は概ねIP指数が底の時IP指数とDJをブラックマンデーの中央値で調整して、重ね合わせているが、現在はDJよりもIPのほうが上にある。長期的に見ると日本の平成バブルとは次元が違って、米国のITバブルはDJに関しては地に足が着いた過熱程度であったのだと思われる。日本よりも、米国の株のほうがが比較的正当で安心感があるように思う。ただ今回の住宅バブルは前回よりも大きそう、日本の地価の上昇は都市部と地方ではかなりタイムラグがあった。これは不景気下に公共事業を行った事によって、地方では約4年遅れて1996年に地価がピークとなった。米国ではどうなんだろう?、もし原油の下落が生じ、GDPデフレーターが3.3%から1.8%くらいに落ちて、GDPが1.2%に落ちて、名目が3%、、、ならばFFRの5.25%はそうは高くないが、、、米国のディフェンシブとして購入したPFEは+22%、DIS+11%,KO+7%、これに為替差益が+4%くらい、、、いまのところまずまず。10年ものトレジャリーノートと日本国債利回りの推移を比較しているが、今回は日本国債利回りが先行して動き、米国はそれを追うような形で動いている。
Sep 2, 2006
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債券も全部あわせると,年初来では+6.7%くらいです.証券1:債券9くらいです.今は個別銘柄の証券ですが,市場が長期低迷するなら,インデックス主体に投資して,証券3:債券7くらいを考えています.持ち株のdream international,Disney関連から買ったんですが,Disneyキャラクターグッズの製造をしています.おりからの原油高,賃金増,加えて米国取引先の一つが倒産のため多大な欠損金発生.無配.ふたたび立直れるのか微妙なんですが,,社員12000人がひとり年間2000円の利益を出せば(250日働けば一日8円)2.4億円になり,時価総額も26億円,,このくらいはどうにかなるのではと思って買ってみました.会社のHPもキャラクターが多くて,結構楽しい感じです.韓国の外国人妻,,農村の4人に1人とか,,,ほとんどが二度と韓国人とは結婚したくないとかこの国も日本に劣らず大変なんですね.日本以上に急落している出生率といい,,,日本同様,韓国も無理を重ねて経済発展させた挙句,みんなで一斉に燃え尽きてきているんでしょうか?http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/23/20051123000042.html農村に嫁ぐ女性はまずいない,,,いずれ中国でもこんな感じになるんでしょうか?男女共同参画白書によれば,日本もこの50年間で農林業従事者が40%から4%に激減しています.なおかつ稲作への投下労働時間は7分の1に減少.それでも稲作作付面積は半分程度にしか減少していません.要するに70分の1の総労働量で1/2の面積を耕作している.ほかの産業はどうか判らないのですが,労働集約産業としてはけっこうな効率化が図られていますよね.ユーロ高のおかげでしょうか?米国の貿易7月:輸出は20%増加,輸入は14%増加と,改善傾向が見られます.Trade balance - exports recovery in July, 20% y/y growth recordedAfter relatively poor trade balance performance in June, exports again regained momentum in July, thus recording 20% y/y increase and EUR 700mn in absolute terms. Also imports remained on somewhat alleviated level (EUR 1456mn) and increased by 14% y/y. Nevertheless trade gap widened to EUR 756mn (8.5% y/y), while exports-imports ratio improved to 48.1% (vs. 42.1% in June). Positive impact on the exports came from the exports of intermediary and capital goods, which rose by 22% and 28% y/y respectively. Also robust contribution came from energy exports (53% y/y), nevertheless rather volatile energy exports on the monthly basis are to some extent distorting monthly observations. Imports were also to greatest extent influenced by the intermediary and capital goods imports as they grew 16% and 12% y/y, thus confirming that imports structure remains favorable (investment and exports supportive). Besides we still expect that non-durables imports should moderate slightly (under the influence of monetary tightening measures) till the year-end.Trade balance figures in 2006 are confirming strong exports growth, as in the first 7 months exports were robust 16.7% higher. However due to oil prices and structural reasons (exports highly dependant on imports) imports are following by 14.9% y/y. Thus, till the end of 2006 we see exports prospects as good and likely to outpace imports in relative terms, albeit in absolute terms trade gap would widen. Nevertheless we do not perceive that as worrisome as current imports structure is more oriented towards more sustainable investment led growth.本日の経済指標:ユーロの製造業PMI(購買担当者指数)はやや低下,,,これで5ヶ月連続低下では? Euro zone manufacturing sector PMI slips to 56.5 vs 57.4 in July -この辺がドル高になりつつある原因?ブリストルマイヤーですが,,ジェネリックが発売から3週で販売中止大手メーカーにとっては朗報のような,,Judge Halts Sales of Generic PlavixFriday September 1, 3:32 am ETBy Larry Neumeister, Associated Press WriterJudge Halts Sales of Cheap Generic Version of Blood Thinner Plavix Over Patent DisputeNEW YORK (AP) -- A cheap generic version of blood thinner Plavix, which is used by 48 million Americans, has been blocked by a judge because of a patent dispute just three weeks after it launched.U.S. District Judge Sidney H. Stein in Manhattan on Thursday ruled that Canadian company Apotex Inc. must stop selling generic Plavix.うーん勉強時間を考えると9銘柄はやはり多い,,,8月に7つ減らしたが,,,もう少し減らしたい感じNHKで上海が日本アニメの締め出しをしているようですね、、、Disneyは締め出さないんじゃないのでしょうか?上海ディズニーを作ろうかとか考慮中でしょうし、、、ただこの国は政策でどのようにでもなるリスクは非常に高いということが判りました。
Sep 1, 2006
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