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先日の土曜日、家族で銭湯に行きました。大変久しぶりです、銭湯。ばってん歩道橋のそば、三徳湯に行ってきました。昨今は東京の銭湯、何処に行ってもお客は少なく、自分ひとりで貸切状態などざらです。今回もそんな調子で、お客は私入れて3人でした。男湯ののれんをくぐって番台を振り返ると、あれ?いつものおばちゃんいません。女湯の嫁とちび達も「あれえ、おばちゃんいないねえ」と声がします。まあ、いいか。素っ裸になって湯舟に入り、ジェット水流で足裏を刺激してると奥のドアからおばちゃん、男湯にバンッと入ってきて、塩素いきなり湯舟にバッとぶちまける。おばちゃん「あら、いらっしゃい。おひさ!」私「ああ、俺、御代払ってないよ。嫁さんが払うんで」おばちゃん「はいよ。慌てないでいいよ」てな感じ。ここの銭湯、今まで数回しか通ってませんが、すでに常連のおもてなし。なぜか。恐ろしいくらい顔見知りの多い私のお袋の、知り合いの一人だったのです。知り合いの多い事は、お袋の才能だなあ、なんてつくづく思いますし、すみだ塾で同期のチャンプのお袋さんとも、実は知り合いでした。(こわい)まあ、話がまとまりませんが、久しぶりに銭湯行って、リフレッシュしてきました。ビールも飲んだし。ただ、チビは皆小学生になったもんで、もう誰も男湯に入ってくれないのが、ちと寂しい。
2008.04.30
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久しぶりですが本の紹介です。先日、すみだ塾BBQが終わった後に家族で神保町に行ってきました。最近はめっきり本を読まなくなりました。フリーペーパーやネットで文章を読んだりする頻度が多くなった所為でしょうか。せいぜい近所のブックオフで、めぼしい本を探すことばかりの昨今です。ですんで、神保町で自分の本を探すなんて懐かしくて新鮮な気がします。さて、化学系の欲しい本が見つかってウキウキしているとそのコーナーの平積みにこの本がありました。タイトルは「高校で教わりたかった化学」渡辺正・北條博彦共著日本評論社 価格1900円中学時代は理科が大好きでしたが、高校になるとめっきり難しくなりました。特に有機化学になるとちんぷんかんぷんで、まったく授業についていけなかったと思います。理由は勉強が出来ない人の代表的なセリフ「こんなの何の役に立つんだろう」ですね。役に立たなくても、すんなり身になる事柄は人生の中で沢山あるわけでそれが高校化学については、私は縁がなかったんでしょう。この本を買ってしまった自分は、それでも悔いが残っているのか、高校化学の面白さをもう一度知りたい、と思ったんでしょうか。本の内容ですが、高校化学に対する「つまらなさ」を批判することが基本となっていて、「分かって当然」のように授業が進んでいく代表的な疑問を丁寧に解説しています。「モルとは何か」とか「化学反応はどのようにすすむだろう」とか今さら人に聞けないような知識も、ここではやさしく教えてくれます。まあ、なにせ、試験も受験ももうないんですからお気楽に読めるだけ幸せです。とてもいい本でした。
2008.04.28
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「日銭を稼ぐ」つまり既存の工作機械をもっと使いこなすのと、少ない設備で最大の効果を上げるための方策は大体まとまってきました。事業計画執筆の柱は、これで7割がた完成です。今日はずっとそれを書いてました。次は「冒険をする」への方策をまとめるんですが、じつはこれは随分と業界的でわかりづらい。詳しく話すとコメントしづらいと思います。ですから、簡単にいいます。「冒険をする」と言っても、資金の潤沢化がこの3年間の計画なので本当のところ自社の売りである絞り品の製作や、そのほかのプレス加工品をどれだけ出来るものなのか、と再認識したいとずっと思っていた、それをそろそろいい加減実行したい、ということなのです。図面が来て、お客さんと製作の可否を常に話し合う時、いつもお客さんは「こういうものできますか?」の姿勢です。その会社によって出来る出来ないのレパートリーが存在するのは当然なんですけど、お客さんが不安要素を少しでも持って相談するのはやはりこちらとしては、なくせるものならなくしたいです。だから、現在弊社が出来るあらゆる加工技術のサンプリングをこの3年間で製作し、すぐお客さんに見せられるようになりたいなと、さすれば相談する方も都合が良いですよ。そのためには、以前話した、新しい金型システムで、出来るだけ少ない資金と、少ない時間で、コツコツやっていくしかありません。これは弊社のウリ、絞り品のサンプルです。毎回いろいろ苦労して、ようやく出来る代物ですが、場数を踏んで、データを蓄積し、「知らない領域」を知ると言う事が、この3ヵ年での「冒険」です。
2008.04.27
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この計画の重要な柱の一つである、出来るだけ少ない資金で、利益を上げる対策です。弊社には自動で回せるプレス加工機がありません。そのため、一人で多台持ちの作業が出来ず、また自動で回せる仕事も外注にお願いしています。せっかく順送り型、自動型を製作しても、外注に量産を任せていては勿体無いです。それを内製化して粗利益を上げる必要があります。プレス加工機は一台確保できました。5月に導入です。もう一台は今機械屋さんに打診中。送り装置は、設備近代化資金でなんとかなりそうです。問題は今まで面倒を見てくれた外注さんと今度も同じようにお付き合いしていけるようにするにはどうしたらいいか、ということです。やはりそれが一番悩むところです。つまり、大なり小なり、仕事を引き上げることになるわけで、弊社が一番大切にしたい義理人情の問題だからです。簡単にお得意の都合で仕事を引き上げる事は散々やられ、辛酸なめてますんで、それは絶対にうちはやりたくないです。ここはズバッと正直に話し、次に金型製作とプレス加工での技術の全面的バックアップと提携を約束し、外注さんと弊社が共に栄える道を常に模索し、実践する。それしかないと思いました。会社は違うけど技術や機械の貸し借りはツーカーで出来る、それがすみだの良いところ。それを今後も大切に行こうと思いました。仕事には夢と希望を。よし決まり。
2008.04.25
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夕方、2階でチビと話をしていると大声で呼ばれる声。「すいません、アポ無しで来ちゃいました」工場に降りてくるとりゅうちゃんがニコニコして立っていました。りゅうちゃんは、すみだ塾同期のサムライヘア。技術的な話から始まって、お客とのやり取りのこと、親父さんとのジレンマ。いろいろ話しました。私はここのところ、仕事がずっとうまくいかず、打開策が見つかったかと思うとまた振り出しに戻る、なんてのの繰り返しです。ずっと悩んだ末に、ちょっと光が見えてきました。りゅうちゃんもずっとニコニコ話していましたが、毎日沢山の悩みを抱え、「こうありたい」とする希望の姿と、なかなか進めない現状とのギャップに苛立ちがあふれているのがよく分かりました。苦悩だとか窮地とか、そういったものは、加工工程のように合理化できないんですね。先日すみだの優良プレス企業に伺ったときに、社長が惜しげもなく工場の中を見せてくれました。随所随所に自社で苦悩し、都度打開策を懸命に探り出した結晶があふれてました。あらためてそう考えると、ひとつづつ解決していってこそ、このような優れた企業になるものだとあらためて痛感しました。りゅうちゃんとは他の同期生と同様、一生の付き合いになると思いますが、苦悩や窮地を大事だと認め、そこから突破したときには讃えあいたい仲間でいたいと思いました。「その先に見たことのない未来が待っている。」誰かが昔っから言っていますが、実際そうです。
2008.04.16
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今日は春らしいぽかぽか日和。いいですねえ、こういう天気の日は。さて、今日はスクラップ屋さんが来る日です。このスクラップ屋さん、50歳代の兄弟ですが、とても名物で作業している間ずっと喧嘩しています。最初のころはその剣幕にビビッてしまった程ですけど、最近は随分慣れました。喧嘩の内容は、やれ作業が遅いだの、ちゃんと積めだのといったことです。しかし、仕事はきわめて真面目でして、そこは素晴らしい。ですんで、スクラップの回収はここ以外考えてません。tomorinさん、この兄弟を一目見ようと休日にも関わらずチャリで来訪♪ちゃんと作業着まで着用し、お手伝いまでしてくれました。兄弟のやり取りに終始気づかれないよう、笑いをこらえてのお手伝い。お袋もやらなきゃいいのに、兄弟のやり取りかき回すし。さてtomotinさん。皆さんもご存知のように、工具を使って作業をしていても、ふっと目立つ美人です。弟はその姿が気になって仕方ありません。作業をしている姿を、弟の方がポヤ~っと見ているとなに突っ立ってんだ!ぼけッと、兄貴の怒声。ひえ~(笑)tomorinさんのお陰で楽しいひと時となりました。感謝!追伸:葉ppaちゃん、電線無事に持って行きましたよ♪
2008.04.12
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新学期です。チビたちは新しい教科書をもらってきました。郷土のことを勉強する副読本があります。墨田区ですので、当然墨田区のことが書いてあります。実はその副読本に私の写真が載っています。中小企業センターで、機械の講習会を受けている様子のもので、かれこれ15年ほど以前の写真です。チビが「これ、うちの父ちゃん」と友だちに自慢しても当時と今と随分人相が変わっているので、「うそだ~」と言われて信じてもらえないそうです。見る機会とお暇がある方は、どうぞ探してみてください。すみだの小学生は、みな持っているはずです。見つけても何も出ませんけど。
2008.04.08
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日曜日は、家族で未来科学館に行ってきました。うちの家族は、ここの年間会員で、他に行くところがないと決まってここに出かけます。ある一角には、日本のノーベル賞受賞者の功績を説明するコーナーがあり、図入りで分かりやすい説明を読むと、あらためてその素晴らしさが実感できます。先日のブログで、「自分流の産学官を築いてみては?」とリンタさんにコメントいただきました。墨田の雄、h野製作所さんの取り組みからは、産にはなくて学にあるものを積極的に取り入れている姿勢を感じます。これはまさに「己を知る」事では?と思うのです。自社を冷静に見たとき、日頃の業務の中で不可能なほど獲得が難しいものを考えると、無経験から来る新鮮な発想とか、アカデミックな思慮の仕方とか、若さとか沢山浮かんできます。そしてそれらは、自社にとってこのまま無くて良いものなのかと考えてしまいます。将来の夢、それに向かっていくには、「町工場」という衣をまといながらも、学の素晴らしい長点を内に秘めた会社を目指すべきなのでは?そのためにも学生や学園との関わりは、今後必要なのではと感じました。産にとって、学との関わりあい。これはある意味即効力の無いことかも知れない。しかし形として見えないからこそ、実はとても重要なのかも知れません。
2008.04.07
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現在チビたちは春休みなので、とても暇です。勉強とかテレビとか、一通りやると飽きるようで、「何かお手伝いない?」と工場に降りて来ます。手伝いと言っても、工場の作業はやれないので、使用不能になった機械類の分解と、分別をさせてます。分解はドライバー、レンチ、ハンマーを使用し、ネジはたすきに緩めないと、一箇所だけ硬くなってうっかりなめてしまうんだ、とかコツを教えます。分別はやはり大事ですので、鉄、ステンレス、プラスチック、キャスト、銅などペール缶にそれぞれ分別させます。作業賃は、分別した金属を買い取る方式。スクラップ相場の5分の1程度の金額を渡します。スクラップが意外とお金にならないので、「え、こんなもんなの?」と驚いてます。けど結構楽しいみたいです。機械の仕組みも分かって、メカに強い女の子ってのも格好いいと思います。
2008.04.04
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かつて関先生が、「大学の教授も経営が大事で、自分のゼミに来る学生も、要はお客様なんです」とおっしゃりました。魅力あるゼミにしていくために、創意工夫が不可欠なんだと言うことです。今日、「クローズアップ現代」を見ました。日本の大学の研究費が集まらず、研究者は苦慮し、人材の教育が滞っているということで、反面中国の大学では、産学官の連携が活発&スムーズで、自分の研究した成果が、即夢に繋がるレールが、驚くほど整備されているのです。日本では遅々として進まない印象のある産学官連携は、かたや中国では、国内のみならず、グローバルに展開しているのです。この現実を見ると、私は理工系の大学教授は、こぞって経営学や、中小企業の勉強を始め、日本の長点を生かした連携の筋道を、早急に探し出す必要があると痛感しました。自分の好きな研究ばかりを、自己満足の殻の中でやってないで、研究が経営の基盤の上にある、そういう体制を大学の先生方は持つべきだと感じました。そして「産」である企業。日本企業の9割にあたる中小企業は、もっと勉強すべきではないんでしょうか。技術があるから、と言ったり、高卒大卒でえばっている場合じゃない、と思うんです。私なんかは高卒ですが、放送大学などを利用して、せめて今の学歴のその上を時間かかってもいいから目指すべきなんじゃないのか。「官」前例なんか破壊し、産学官のサイクルを廻すあらゆる手段、線路の敷設を努力すべきだ、すみだ塾の事務局のように。はあ、はあ。疲れた(汗)どうでしょうか?とにかく、問題は山積です。
2008.04.02
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