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今日はいつものように残業ですが、久しぶりに「笑う犬」というウっちゃんのコントがありますのでもう帰ります。残業と言いますが、経営者なんで残業ではありませんね。そういえば、先日来訪したH野製作所のY嶋氏は、私が「今日は夜12時までやってます」と告げると「ああ、うち(H野製作所)にしたら定時ですね」と恐ろしいことを平然と言ってました。ああ!もうこんな時間だ。帰ろうっと。
2008.09.30
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先日ふらっと浅草に行ったときの話です。仲見世のお土産屋さんに立寄ったのですけど、お客さんで外人さんがとっても目立ちました。時期的なことなので、修学旅行生が少なかったせいかも知れないけど、でも「ココはどこの国なんだ」と言うほどに多かったんです。彼らが買うものを遠目で見ているとセンスやお茶碗、湯飲みなど、お土産としても無難なものばかりでした。私は金属関係なので、そういう金属のものは買わないのかな・・と気にしていると鳳凰や浮世絵の彫刻のライターや,コンパクトなど結構買ってますね。会社のお客さんで彫金や飾り屋さんがいますけど最近とても好調で、よく金型や加工の依頼が来ます。浅草での話をすると、決まって「そうなんだよ。外人さんに受けてるみたいなんだよ」と分かってらっしゃる。ああ、やはりその業界人です。廃れたと思っていた業界が、知らぬ間に活況を呈しておりました。当の昔に消えてしまったと思われている業界もまた息を吹き返し、産業の柱になってるかもしれない、そんな事を感じました。
2008.09.23
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先週の土曜日、すみだ塾の講義に参加してきました。ずっと楽しみにしていた藻谷先生の講義でした。そこで話されたキーワードの一つ、激増する高齢者の問題ですけど、何かそこに商売を見出すなら、まず何をすべきかを考えました。1)じいさん、ばあさんと仲良くなり、行動パターンを知る。2)高齢者になって、街中を歩こう、とか言う講座に参加して高齢者の 視界、聴力、体力などを体験する。3)孫や子どもへの愛情結局、老人を知らなければいけないんです。そして技術サイドから探そうとしても駄目。藻谷先生がそう言ってました。成る程な、と思ったのは私が考えること、ほとんどが他業種の分野だからです。Wiiのような電子製品とか、「よっこらしょ」と立たなくて済むイスとか、私の業界では関わりが薄いものばかり。金属サイドの便利グッズとかって、全然思い浮かばないんです。と、すれば、アイデアやビジネスモデルを吐き出せる仲間や機関と仲良くなればいいのかな、とか金属サイドのアイデアを出してくれる仲間を増やすか、とかしちゃうってのも、手かもしれません。アイデアを採用してもらって、他者に儲けてもらう、ってことです。あと、嫁さんが福祉業界だし、妹は看護士だからそういう身近な人の意見もよく聞いて、話し合うのもいいかもしれないです。いろいろ考えが出てきますね。
2008.09.22
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先日の商学調査では、10数名の学生さんがいらっしゃいました。思えば昨年、はじめて学生さんがいらしたときはどうやって対応してみたらいいものか見等も付きませんで、どういった仕事をやっているのかどうやって毎月収入を得て回っているのかそもそも、弊社の存在価値は何なのかなんてことを堅苦しく話したのですが当の学生さんはピンっと来る気配もありませんでした。しかし、社長である親父が「よし、プレス加工やってみるか、お嬢さん」と言って、突然やらせると2人の学生さんは、加工して出来上がる製品に驚喜しました。「すごーい。」「びっくりー」の連呼。ああ、これなのか。本当は素人にやらせる訳にいかない大変危険な機械です。将来ある若者に、指でも落とされたらかなわないです。しかし、面白いものっていうのは、面白いほどに危険であります。冬山に登りたくなるのは、生命の危険を冒さないと登れないからです。(それだけじゃないですけどね)危険であることが、素人を寄せ付けない一つの要素であるならば、危険な工場の仕事ほど、面白さがあるのでは。素人はそれを実は本当に知りたいものなのか。そういう深い部分の話が、平和が当たり前の世代に分かって貰えると良かったのかな、なんて反省しています。次回はもっとエキサイトな工場見学にしたいと思いました。今回も親父が加工をやらせましたが、内心めちゃくちゃ心配でした。まっこと、怪我はさせないようにしないと。
2008.09.19
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社長も私も、ちょっと仕事がひと段落気味なのと、これから難易度の高い製品を作るために金型を沢山興すのが控えているためか・・・「よし、衣替えするか!」「おお、やろうやろう」と言う具合でいつもの病気、大掃除が始まりました。何かの節目みたいなときは機械の配置を変えたり、大掃除を始めたりします。男手は2人だけなのと、大変重い金型を移動させたりするので時間もかかり、めちゃくちゃ疲れます。だけど、すっきりした工場で、新たな気持ちで頭を切り替えてそして新しいことに取り組む。驚くほど作業がはかどるんですね=。しかしやればやるほど「こうしたいな」と日頃思ってたことを次から次へ実践。どんどん深みにはまり、気がつくと23時。結局今日は最後まで片付かず、明日に持ち越し。嫁さんは真っ黒になっている私たちを見て「あれ?明日沢山見学者が来るんじゃないの?それで大掃除?」わ=しまった=!忘れてました。学生さんが見学に来るの、明日でした。(泣)やばいです。片付かね=
2008.09.16
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昨日は病院へ行ってきました。体が悪いとか、誰かのお見舞いとかではなく、妹に子どもが生まれたんです。いやーめでたい。子どもが生まれると、その子どもが運を連れてくるというのか、不思議と良いことが重なります。妹は退院後、実家であるここに帰ってきます。もちろん私もお風呂に入れたりお世話するつもりで目当ては運をたくさんもらって、商売繁盛につなげたいと企んでるんです。うちのチビたちも、今からオムツを縫ったり、洋服をこしらえたりしています。妹の旦那は、週末にこちらに来ます。多分来るたびに酒盛りになるんでしょうか。楽しみです。さて、病院に行ったら真っ先に目に付いたのがこの自販機。久しぶりにこのタイプのものを見ました。透明のケースの中に花やお見舞いの品が入っていて回転させて選びます。大変メジャーな自販機なので過去に何度も攻略済み。最近は自販機もとても清潔で、精巧なイメージが強く「腹壊すんじゃないのか?」とか「ちゃんと品物出てくるのかな」という危なっかしさがないのでつまらない。(だけど、病院で不潔なもの売ってたら問題だもんな)したがって今回は2点です。追伸:イトッチ、いつも自販機の雑誌ありがとう。この場を借りて御礼
2008.09.16
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今年に入ってから、新規のお客さんが目立ちます。ネットで見たり、仲間のご紹介でいらっしゃいます。で、ちょっと気になりますんでどういう理由で弊社に来てくれたのか、その理由を尋ねてみました。全部で数社の御新規さんなんですが、全ての方が「お抱えの型屋さんが廃業」との理由でした。祖父のお弟子さんで、独立して弊社よりも会社が大きくなった方がおります。その方を祖父はたいそう自慢にしており、誇りとしていました。私が家業に入ったときは、わざわざすっ飛んできて「ココ(弊社)を継いでくれてありがとう」とお礼をおっしゃったときは私ワケもわからずにいた記憶が今も鮮明に残っています。そしてとても嬉しい反面、私のささやかな就職をこんな風に考えている方がいることに重責を感じました。「小僧として祖父の許に入って懸命に仕事を覚え、そのうちに親方に独立を許され、東京オリンピックの年に最初の工場を建てて・・・・」そんな話を何度も聞かされました。私は金型屋三代目になって18年経ちますが、あの「ありがとう」は、今も胸に大事にしまっています。すでにご隠居になり、息子さんが二代目としてやってました。二代目さんもとても優秀な方です。自社製品を開発したり、学府と共同で何かを生み出したり、最近すみだの町工場に必要とされる下請けからの脱却とか、産学連携を先駆的にやっていました。虫が知らせたのか否か、久しぶりにお茶を飲みがてら、ご隠居と息子さんに会いに行くとなんと工場の機械を搬出している真っ最中。ワケもわからず「ど、な、何してるんですか?」と、動揺して聞くと、素っ気なく「仕事辞めるんだよ」の一言。「なぜ=!」理由は自社製品は材料費と消費税内税の関係で利幅がなくなり、100円ショップにおされ、得意分野の深絞り金型は、受注がなく設備は増強もバカらしくて出来ない。ならばまだ若いうちに家業をたたみ、新しい仕事をやるんだ、とのこと。私は「そうですか、残念です」としか言えませんでした。表現できない喪失感たっぷりで家路につきました。お得意さんが増えることは、嬉しいことです。しかし金型屋さんがなくなったために、弊社にお客さんが増える、という背景を、それと辞めた方々の心中を察するとなんか手放しに喜ぶ感じにはなれません。せめてご新規さんが以前と変わらず、いやそれ以上にスムーズな業務が出来るようにお手伝いを心がけて精進してます。でも、でもでも。すみだの事業所は今3800社。これからもどんどん廃業していきます。この現実に私は何をすればいいんでしょうか。また、求められることに応えられるんでしょうか。それを最近本当によく考えます。
2008.09.13
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今朝長女が「ねえ、そろそろ百花園でお月見やるんじゃない?」と切り出しました。気がつくと、ああもうそんな季節なのか、と感心しました。「また、お抹茶のみに行こうよ。お菓子も美味しいし。」長女が話を続けると、三女が「俳句詠みたいなあ」だと!な、なんて風情ある小学生だわが子ながら感嘆しましたが、百花園のお月見は、ほんととても風情があり、いい雰囲気です。Tomorinさんなんか近いから、行って見るといいですよ。
2008.09.12
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早速以って来週からの計画の練り直しをしました。まず、私も人間ですから、計画が達成されたら、どういうご褒美があるのかを皮算用です。そして毎月どういう行動を実現するべきかの具体的な目標を立案。今月、来月の行動を左右する仕事量、つまり見込まれる収益は大体確保できましたのでその資金繰りの範囲内で何処まで出来るのか算出。「よしよし、いいぞお」と独り言を発してます。今当社を取り巻く状況はサーフィンで例えると、板の上に寝そべって水かきしてふと後ろを振り返るとビッグウェーブの予感が・・・そんな感じです。本当にビッグウェーブ?それともスカ?とにかくそれを見極めるよりもいつでも波に乗れる状態を整えることが先決です。頑張ります。すみだ塾生ですから!
2008.09.10
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気がつくと9月の10日ですよ。平成20年度の予定表を見ると、収益面では挽回してきそうなものの、設備、人事、交流では考えていた半分のことも出来ていません。忙しさに甘えて、疎かになってきているようです。しかし、予定を立てたその時はまさに、希望あふれて鼻息荒かったのでしょうけどそれを地道にコツコツ継続していくのは、本当に難しい。イレギュラーも沢山あったし。予定を甘くするのか、それとも挽回し軌道に載せるまでエネルギー噴射をアップするか。ちと考えなければなりません。関先生がH野社長のことを評するときに「とにかく即動く」というお言葉を言われてました。この記事を書いていて、真っ先にそれが思い浮かびました。私に今一番必要なことなのかな、って考えてます。とにかく今日はもう寝ます。
2008.09.09
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今日は久々にリンタさんの来訪がありました。昨日は芸大の学園祭で、お互い顔もあわせる事もなかったのですが今日の来訪で、お互いの目の付け所が似ていることが判明しました。芸祭話の流れで、リンタさんに「あなたも仕事とは全く別に、彫金や金属を削ったりして、美術品作るのを趣味にしては?」と言われました。ああ、言われてみればそういう欲求は確かにあって、あるときふと「こういうものを作りたいな」とか、「こういうのあったらいいな」とか考えるときがあります。金細工を趣味としたり、やりたいと考えている人にとっては、私のこの町工場という環境は、とても羨ましいものなのかな、なんて考えちゃいます。損得抜きで自分が作りたいものを作る、なんて魅力ですよね。自分の子供たちは、絵を描いたり、工作をしたりがとてもスキです。これは末っ子が折り紙で作ったハンバーガーセットですが、こういうものって、私も子どもの頃よく作ってました。そういう子供とか、大人とか関係なく、気の赴くままに何かを作る趣味ってのも、とてもいいんじゃないのか、そう思えてきました。人に評価されるんでもなく、お金にもならず、何かを作るっていいなあ。芸大祭で、いろいろと刺激を受け、気づかされた収穫ですね。あ、そうそう。ちなみにリンタさんがみえたのは、今年も開催される浅草での時代まつり出演の件でした。またまた嬉しい「竜馬」役です。もちろん2つ返事で快諾です。楽しみ~。
2008.09.08
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日曜日は東京藝術大学の学園祭に行ってきました。凡人には縁のない大学の雰囲気を得るのに、学園祭はとっても手っ取り早いものです。今回は昨年行けなかった嫁さんも一緒でしたが、やはり大学で音楽のサークルに入っていただけあって私が見逃してしまう、芸大生の凄いところを教えてもらって、一人「へ~」と感心してました。青空の下、オープンカフェのようになった場所では声楽の学生による「オペラ」や、管楽器による「ジャズ」などが演奏されてました。何の演目にするかなどは、分厚い楽譜をぺらぺらとめくりテンポはどうするか、出だしはどこからやるか、など10数秒で決めて即演奏。そしてその演奏の完璧さはプロと大差ないほどのものでした。オペラの方では、お客さんから差し入れのビールが振舞われ、ジョッキを片手に素晴らしい美声を発してました。うちのようなちびっ子から、車椅子のおばあちゃんまでその声に聞きほれ、感嘆の拍手です。道路を挟んで向かいの「美校」では、絵画や彫刻を楽しみました。どこかで見たような絵や彫刻はありましたが、中には「ハッ」と見入ってしまうものもありました。しかし全体的にクオリティの高いもので、驚きの連続。ちびっ子も気に入った作品のコメント帳に、感想を書いてました。自分の中で勝手に決めていた常識や観念もここへ来るとちっぽけなものと思わされ、「こんなのもアリなんだ」と気づかされます。やはりそう思わせる芸大生っていうのはすごいです。ビールを飲んで、つまみを食べ、程よい暑さの中しっかりと審美眼を磨いたひと時となりました。来年もまた行きたいと思います。
2008.09.08
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ここのところ、いろいろ重い出来事が重なります。こういう時こそ一つ一つの行動が試されているのだな、と思えてなりません。一人で抱え込まずに、関わる人全てに協力してもらって知恵を出し合い、かかる苦境を乗り越えなければなりません。全てにおいて理屈が通り正直な仕事っぷり。ズルはせず、欲はかかない。そして何より、小さなことでも感謝すること。苦境でさへもチャンスだと感謝する心意気。
2008.09.05
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うちのちびっ子は懸賞マニアで今回のすみだ祭りのポスター募集でも全員がポスターを出品し、一等3万円の図書カードを狙いました。しかしそれには届かないまでも、長女が今年も入賞し、5千円の図書カード確定となりました。また表彰式出ます。他の娘達は参加賞の500円。何日もポスター書きに夏休みを費やしたのにもかかわらず何かをもらえる、ということで嬉しいようですね。ビール缶で当たる笑点のジャンバーや、リポDなどはシールを獲得するために人にガンガン飲ませます。そして今どきベルマークを集めたり、古切手も集めてます。「父ちゃんも何かゲットしなよ」といって教えてもらったのがバカロボのコンテスト。いかにバカなロボットを作り、人を笑わせるかを競うコンテストです。「父ちゃん将来はロボット作りたいんでしょ」と言うものの、ここに書かれているロボットとは、どうもコンセプトは違うのだがでも・・なんか面白そうです。
2008.09.03
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