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京島にKさん一家がいます。このお宅、ちびっ子が6人いる云わば大家族です。チビが保育園で一緒だったのですが、とても素晴らしい家族で、お付き合いがいまだに続き私たちは嬉しい限りです。朝は6時に起床。大きな部屋に全員の布団を敷いて寝ているので全員が同じ時間に起きなければなりません。父ちゃんはとても厳しく、チビたちはよく怒られていますが、全てに道理があり、筋が通っています。だから涙でぐしゃぐしゃになりながらも父ちゃんの顔をしっかり見て怒られています。お母さんも厳しい方ですが、いつもニコニコ明るく元気。子沢山で暗い様子など、微塵もありません。え、いうか「子どもが沢山っていいわよ~。」が口癖です。去年、そんな一家の様子が素晴らしかったのかテレビで放映されました。勿論私たちは見ましたよ。すると、六人の末っ娘が着ていた服が、ついこないだまでうちの三人娘が着ていたニコチャンマークのワンピースだったんです。これにはさすがにびっくり。もう嬉しくて嬉しくて、我々は大盛り上がりでした。このKさん一家、最近の暗い世間での輝く光の一つです。
2008.06.30
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そもそもデザインとは何なのか?人の強い思い(念い)を具現化する一つの手段でしょうか。(いろんな見方があると思いますが、あえて言い切ってみました)橘高校の校章のデザインには、デザインの素晴らしさというよりもそのデザインの思想が深く刻まれていました。単に綺麗であったり、格好よかったりではなくて、沢山の思考があって、生み出す道程があって、「これしかない」という形状が、色合いが出てきてそれで結果として格好いい、綺麗だ、魅力ある、あらためて高橋さんのトークショウで考えさせられました。ということは、金型製作において「これしかありえない」要素すべてが備わった金型こそ、デザインとしても優れたものになるんではないのか。必要なところは極め、不必要なところはとことん抜いてそういうことも含めて。しかし、金型の機能美を追求するより私は金型で生み出される製品の美しさを追及したいと願っています。そのためには、金型での製品製作の限界を見極めないといけません。鉄、アルミ、銅、真鍮、ステン、ニッケル、チタン・・・すべてそれぞれの顔があります。その面目をつぶさないように、機嫌を損なわないように。ノーベル賞はまずそこからです。そう思います。
2008.06.27
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昨日は「山櫻」で開催されたデザインの現場を歩く ~「工場へ行こう!!」 in 墨田~というトークショウを見に行ってきました。出演されたのがデザイナーの高橋正美さんということで、メールによる知らせが来たらすぐ申し込みました。世界的に有名な高橋さんの視点から見てもこの墨田区はこの地を以ってして日本を語れるほどの産業の歴史あるところであり、デザイナーにとってみても大変な魅力をもつ地域だと分かりました。またデザインとは、その人のもつ感性が大部分を占め、天から授かった才能によって生業とできる職業だと誤解していましたが、高橋さんの多くの作品には、長い間に積み上げられた技巧と、緻密な理論が基礎の大部分を占めているんだと感心させられました。その基礎の上に、高橋さんの才能と愛情が形作られ素晴らしい作品になる。それが人を引き付けるんだと思います。 今回のトークショウ、私とTomorinさん、そして莫大小さんと参加しまして、最後には皆高橋さんの著書「工場へ行こう」にそれぞれサインしてもらいました。「マリリンからお話伺ってましたよ。すみだ塾の方ですよね。今日はありがとうございました」なんて、高橋さんの方から切り出されました。これには我ら三人びっくり。もうマリリンから通じてました。さすがマリリン、あなどれない(汗)背後でサインを待つ人々をじらしながら、少々高橋さんと話し込んでしまいました。いや~嬉しかったです。何というか、すごいオーラがあるというかエネルギーというかこういう方と話す機会とは、絶対に必要ですね。「学校に行くこともいいのですが、美術館や、このようなトークショウ。感性を刺激させる場に沢山足を運ぶことをお勧めします」と言っていただきましたが、まさしくその通りだと思いました。ともかくも、久しぶりにドキドキした思い出すとにやけてしまう魅力いっぱいのひと時でした。
2008.06.26
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先週の土曜日、フロンティアすみだ塾の講義がありました。佐藤泰博先生の「人間魅あるリーダーをめざして」。私は塾が5期に入って、はじめての参加で、5期生の方々とも、一部を除き初対面となりましたが、中には以前から知り合いになりたかった方や、気になる会社の方がいて、新鮮味の中にも初めてでない様な不思議な感覚がありました。5期の皆さんが講義を受けている後姿を見ながら、やはり四期とは違う印象・・関先生曰く「大人の五期生、子どもの四期生」という言葉を思い浮かべました。しかし最後の、一人ずつ前に立っての感想スピーチ。皆さんが確実に講義から何かを得たのか、そんな笑顔をして話しておりました。それは四期のメンバーが表した笑顔と同じもので内心ほっとして嬉しくなりました。ただ、四期生よりも弁が立つ・・(汗)でもでも、また仲間が増えました。嬉しくなりました。そんな土曜日でした。
2008.06.23
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普通のテレビ番組がつまらないときはよくJCOMすみだを観ます。墨田区の様々な情報を、この番組で流しますが、超ローカル的な番組なので手作り感があり、私は意外とファンです。先日は「わんぱく相撲」のことをやっていたのでリンタさんを探しましたが、出ていませんでした。残念。3月の下旬は、偶然にも「大交流会」のことが取り上げられていて四期生の皆がテレビにうつり、ちびっ子は「あ!父ちゃんだ!」と驚いてました。アナウンサーの鈴ちゃんは、化粧っ気がなくマイペースです。よくイベントにはレポートに来ていて見かけますがテレビ人のオーラがありません。すぐ見失います。素朴なところがなんとなく発破ちゃんに似ています。
2008.06.17
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ここしばらく、ハイラックスサーフに乗っていましたが、燃費も悪く、子どもも大きくなり、窮屈になってきました。両親合わせた移動の手段も、やはり電車より車のほうが経費も抑えられます。いつもよくしてくれる義弟が、「車買い換えるんで、ラジアスどう?」と言ってくれました。彼は生活全般に几帳面で、車もとても大事に乗る人。そしてセンスもよく、こだわりは隅々まで。(ちなみにサーフも義弟から譲り受けたものです。)しかし人には強制しない。本当に偉い人です。だから車もとても綺麗で、2つ返事で購入決定!やったーさて、サーフどうしよう。四期のメンバーには貰い手を募りました。車検一年あるのと、バッテリーの交換したので6万円で。ちなみに今の最有力ターゲットは「チャンプ」意外と幸運の車なので、これで彼女ゲットして身を固めて欲しい。なんてね。
2008.06.15
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佐藤先生の講義が来週に迫りました。ここのところ念(おも)うことが本当になることが多発しています。仕事では、計画表をかべに貼って、月別に目標とほしい仕事内容を書いていますが機械加工で言えば、「工賃のいい、レアメタルの仕事が欲しい!」と念ると立て続けにチタンとニッケルの加工依頼。工賃もいい!機械加工はすでに今月のノルマ達成です。金型は、今年最大の冒険を済ましたので、ほとほと疲れ、「しばらくは技術的に簡単な仕事が欲しい!」と念ると来週何回も製作している金型の更新型の依頼が決まりそう。これも決まれば来月までノルマ達成。車がぼろくなってきて、燃費も悪いし、もっと大人数で乗れる車が欲しいなと念ると「ワゴンで8人乗り?の車、格安でどう?」というメール。なんか、元気が出てくる状況が続いているので、負のスパイラルに陥らぬように悪いことは念わずに、「まさか」に気をつけながら今年後半は頑張って行こうかなと、思っています。
2008.06.13
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久しぶりの未来日記 日本編。「道」という概念は、外国人には大変分かりづらいと聞きます。オリンピックで一般的になった「柔道」が、競技としての「judo」になって、いわゆる「柔道」が異端になってしまうことからも、なかなか受け入れにくい概念なのかもしれません。実のところ、私もよく分かりません。ただ、「道」というものの中に身を置く事に「心地よさ」を感じるのは日本人たる所以でしょうか。子ども達が習う「合気道」の稽古をたまに見学しますが、とても心地よい空気です。「プライバシー」「フリーダム」「デモクラシー」いろんな概念が渡来し、定着しました。今まで日本になかった素晴らしい概念だと思いますが、「身土不二」というようにそれらが持つ違和感を、そろそろ認めざるを得ない時期に来ていると最近強烈に感じ始めています。所詮外国人が、自らの命を賭して勝ち得たものでそれをちょろっと拝借しても、なじまないのは当たり前です。すみだ塾三人娘の言うよう農業や漁業、万物に感謝し、先達の産んだ哲学を身に染みこませ、物質の充実より精神の充実を重んじ、世界に理解されずとも意に介さない気概を持つことが、今後ステータスになるのでは、と思えてきた昨今です。
2008.06.12
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夕方。宅急便に荷物をのせる時間が迫っていて、工場の入り口で急いで梱包作業をしていると携帯しながら何気なく通り過ぎたのは、ほっしゃん。程なくして三期のY部さん、チャリで登場。これからチャンプを誘って、焼き鳥屋に行くらしい。合コンの打合せのようです。「それじゃ、先に行ってます」だと。残念、嫁さんに見つかったので無理だなあ。・・・・ていうか、うちの工場で待ち合わせだったのか?
2008.06.11
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土曜、日曜と地元のお祭りでした。子ども神輿の手伝いをして、実家に帰ってくると妹夫婦と、兄貴親子が来てました。で、夕食は大人数で近所のとんかつ屋へ。団欒で話が盛り上がっているところで私が露店で金魚すくいをやりたいというと、長女が「だめ!金魚はすぐ死んじゃうからだめだよ」続いて次女「そう!去年○○○(私の名前)て付けたオスの金魚、すぐ死んだもんね!」三女「うちはオスは全部死んじゃった。生きてるのはメスだけ」・・・知らなかった。金魚すくいどころではなくなりました。
2008.06.09
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ある製品に対してクレーム処理を、先週はずっとやっていました。しかしそれがとてもいい方向に動いたので、良かったのですが、一連のこの期間の、社長と私とお客さんの行動結果が面白かったんです。興味がとても出てきたんです。なぜなら、どうも藻谷先生の言われた「値上げのためのコストダウン」ではないのかと思えたんですね。で、そのプレス加工を例にとってみることにしました。「値上げ」とりわけそのお客さんの部品に限っては、対象となる機械への取り付け作業自体も規格化、自動化されてきている。人間がいちいち取付けに躍起にならないので、JIS規格などの信頼ある基準内で厳密に管理し、取り付け機械もJISに則って製作している。当然そのプレス加工の管理も厳密となり、規格から外れた金型部品は廃棄するので金型材の寿命も短期化する。加工管理費&金型工具代分値上げを余儀なくされる。今まではその業界通例のラフな検査方式で通っていましたが、それでは徐々にダメな企業も増え始めてきています。つまり規格内に収まるように品質管理を確実にする様にいずれなるんではということです。「コストダウン」今まで金型部品は、研削&手作業による調整であったが、上記の用件を満たすためにワイヤーカットによる製作に転換せざるを得なくなる。しかし実際にコスト計算すると、より精密に製作した金型部品の方が、トータルコストは大幅に下がった。加工方法は、精密加工を要するために、治具などを工夫し、簡単なセッティングで誤差ミクロン台に抑えたので、それが結果として余分な神経を使わずに、他作業をしながらでも進められることになったのが最大の効果。結局何が言いたいのか?そのプレス加工の単価はアップしたのにも関わらず、それに使うプレス加工用の消耗品、検査費用が下がったんですよ。そういう話です。「面白い」と思ったのはそういうことだったんですね。納得です。
2008.06.05
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プレス機械を導入することを考えていますが、他の人にそれとなく話すと「でも、このご時世、機械入れてそんなに仕事ないだろう?」と必ず言われます。本当に必ず言われますね。その言葉、的を得ていますが、私本当にこれを覆す説得力ある反論を探しているんです。だって、本当に誰でも言うんだもん。機械導入の際の決め手はどこにあるかといえば理想は「間口を広げ、業務を増やし、収益を上げる」です。だけどこなすほどの仕事がない、という反論が出てしまえばお手上げです。違う視点で考えるとどうなるか。「既存の仕事をより効率的にするため」より早く生産し、時間単価を上げる一環としての機械導入だった場合、効率を上げるノウハウが生まれ、新しい仕事が来たときにもそのノウハウが活かされます。また、今までその機械がないために素通りしたり断っていた仕事への可能性が生まれます。そして実はこの類のノウハウは、暇なときにしか積めない。また、その発展系なのですが、「その機械をフルに活用し、どんどん効率的にして、時間を作る」時間が出来ると、よいアイデアが生まれやすい。そしてお得意廻りやネット受注への注力が可能となります。「時は金なり」とはよく言ったもので、普段車を使ってお使いに行くのも、高速道路を使うのも、時間が勿体無いからです。時間をお金で買っているようなものですね。本当に仕事がないとしたら、暇な時間バイト出来るじゃないですか。それも一案。「新しい可能性の門を拓く」これは夢があっていいですね。新しい生産設備を手に入れて、そこから先は机上で計算してでは発見できなかった可能性は必ずあるものです。たしかに機械導入にはリスクがあり、悪いことばかり考えがちなのですが、どうも人間と言うものは追い詰められると、それと引き換えに新しいご褒美を与えられるようです。苦悩すればそれに見合ったものが必ず後に与えられる。万人にその権利があるかのようです。よし、ここまで考えが出揃えば導入決定だな。やろうやろう!・・・・でもなんか、他にぐっと来るご意見ありますか?あったらお願いします。
2008.06.03
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