おしゃれ手紙

2010.02.01
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カテゴリ: チープシック
陶器の汁椀

数年前のNHKの朝の■ 連続ドラマ「純情きらり」 ■でも、昭和初期という設定でこの汁椀が使われていた。
この汁椀は、もはや、骨董に近いのだ。
私の子どもの頃の、昭和も30年代頃までしか使っていなかったと思う。
だから、このお椀を見て、懐かしいと思う人は、50代以上の人だ。

それまでは、どこの家にもあった、このお椀がなくなったのはなぜか?
安くて軽くて大量生産が出来、壊れない、合成樹脂のお椀が出来、人々は飛びついたのだ。

しかし、昭和30年代に子どもだった私にとって、合成樹脂のお椀は、しっくりこなかった。


しかし、念ずれば通ず。
今から15年くらい前に再び、この陶椀と巡り合えた。


会社へと向かう道の途中、それが、よその家の前に、ドンと置いてあった。
不燃物の日に、捨てるために、捨てようとしていたのだ。

ちょっと待ったー!!

と、私は、ちょっと待ったコールを叫び、自転車を降りた。

その家は、引っ越しでもするのか、大量の食器を捨てていた。
しかも、私からすれば、ヨダレが出るようなものばかりを・・・。
自転車なので、大量に運べない。
会社に行く時間は迫る。
運べる分だけをその場で、仕分け。

というわけで、この汁椀は、その時の戦利品。
これと同じものが、5個あるが、どれも少しずつ違う。
 私たち夫婦は、普段の味噌汁用のお椀にカフェオレボールを使用している。
しかし、娘や妹が来た時には、これが汁椀として活躍している。

この汁椀があった昭和30年代を知っている私の妹は、来るたびに、


寒い冬には、暖かい味噌汁が美味しい。
それが、気にいったお椀でならなおさらだ。

器歳時記
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★11月19日 *「オリヲン座からの招待状」に見る昭和*
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Last updated  2010.02.02 22:11:55
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