おしゃれ手紙

2026.06.04
XML
テーマ: ■雑学王■(746)
カテゴリ: 詩歌・名文


世の中に人の来るこそ うるさけれ とはいふものの お前ではなし
                太田蜀山人

世の中に 人の来るこそ うれしけれ とはいふものの お前ではなし
                内田百閒
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

世の中に人の来るこそ うるさけれ とはいふものの お前ではなし
              太田蜀山人

太田蜀山人、またの名を大田 南畝(おおた なんぽ)。


名は覃(ふかし)、字は子耕、南畝は号である。
通称、直次郎、のちに七左衛門と改める。
別号、蜀山人(しょくさんじん)、玉川漁翁、石楠齋、杏花園、遠櫻主人、巴人亭、風鈴山人、四方山人など。
山手馬鹿人(やまのてのばかひと)、も別名とする説がある。
狂名、四方赤良(よものあから)。
また狂詩には寝惚ねとぼけ先生と称した。
法名は杏花園心逸日休。
 勘定所に勤務し支配勘定に昇進した幕府官僚であった一方で、文筆方面でも高い名声を得た。
膨大な量の随筆を残す傍ら、狂歌、洒落本、漢詩文、狂詩、などをよくした。
政治批判の狂歌
世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといひて夜もねられず
ただし現在ではこれは南畝の狂歌ではないということが論証されている

亡くなったのは75歳であった。
辞世の歌は
今までは人のことだと思ふたに俺が死ぬとはこいつはたまらん 」と伝えるものもある。


「高き名のひびきは四方にわき出て 赤ら赤らと子供まで知る」という狂歌で詠まれているが、この時、まだ29歳の青年である。

べらぼう: 四方赤良から大田南畝、そして蜀山人へ。大田直次郎の生涯 [大河ドラマ/解説]

昌平坂学問所の学問吟味に首席合格するほどの才能を持ちながら、狂歌、狂詩狂文の名手、さらに評論家としても知られる、多彩な顔を持つ大田南畝。

大河ドラマ「べらぼう」では、桐谷健太が演じた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

世の中に 人の来るこそ うれしけれ とはいふものの お前ではなし
                内田百閒

百閒は戦後麹町六番地に住み、庭に池を造り、池の中央に庵室を建て、「禁客寺(きんかくじ)」と称した。
門柱にペン書きの名刺型の紙を貼ったが、そこには江戸時代の蜀山人の狂歌
「世の中に人の来るこそうるさけれ とはいふものの お前ではなし」と、それをもじった「亭主」の狂歌が並べて書かれていた。
亭主の作が上の歌で、なるほど「禁客寺(きんかくじ)」の面目躍如。
彼自身この部屋で仕事をしたことはないという。
「折々のうた」大岡信

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俳句や短歌、漢詩なども、アンサーソング的なものってあるんじゃね?!と思い集めたものを乗せてみた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いくたびも雪の深さを
冬来たりなば/雪イトド深シ
3■ 山のあなた/幾山河
4■ 江南の春/沙魚釣るや
5■ 柿本人麻呂と与謝野蕪村

・・・・・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.06.04 00:09:19
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Favorite Blog

図書館予約の軌跡458 New! Mドングリさん

ネゴヒャン女子蹴球団 New! はんらさん

患者と目を合わせな… New! ぶどう^_^さん

『斜陽』太宰治著 New! あけみ・さん

午未天中殺は末代運 New! ron-pearlさん

Comments

天地 はるな @ Re:昔語り:父の方言(01/26) ●ほとびる *柔らかくなる。ふやける。 安…
天地 はるな@ Re:昔語り:父の方言(01/26):追加 ●うんにゃ *否定することば 「うんにゃ、…
天地はるな@ Re[1]:へび年ですから:口縄坂(10/01) ミリオンさんへ 最近忙しくて朝ドラを見る…
天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: