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中々梅雨が明けず、いったいどうなるのーという杞憂はなくなりました。関東地方、梅雨開け!しかし暑いっ!年をとっていくと、どうしても熱帯夜は睡眠不足、またそれを助長するのが、夜の蝉の大合唱。なんで夜蝉が鳴いているかというと、蝉は気温によって鳴くのだそうで、熱帯夜だと、まだ昼間だと思って鳴いているのだそう。昼間の蝉しぐれは夏の風物詩ですし、別に気にもならないのですし、夕方の蜩の鳴く声は美しいと思うのですが、夜の蝉しぐれ、うるさいのであります。しかし蝉を恨んでも始まらないし、蝉の一生は土の中7年、地上1週間とはかないものですから、我慢しなさいということなのでしょうが。東京芸大を出て、劇団四季入団、その後歌のお姉さん、ミュージカル女優としてご活躍の土居裕子さんが数年前「こどものじかん」というお子様向けのCDを出された。そのPVだと思いますが「せみ、ミーセ、せみの歌」というのがある、蝉の一生をダイジェストで表現しているのだが、動画がかわいい。動画:せみ、ミーセ、蝉の歌夜蝉の声にイライラしたら、コレを思い出すことにいたします。
2019.07.29
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ネットで珍しい写真を見つけました。この場合二つの捉え方ができますよね。1.建築途中の邸宅、近々シャンデリアの取り付け2、人がいなくなった邸宅のあと正解は2番です。何と廃墟に残るピアノを専門に撮影しているピアニスト兼写真家の方のフォトだそうです。邸宅というか、ドイツにあるお城の廃墟だそうです。このお城の全盛期、夜な夜なパーティーが開かれていたなんて想像してしまいます。この写真を見て思い出した昔々の映画がある、たしかVHSで見ました。「安城家の舞踏会」戦前、わが国にも華族と言われている方々がいらっしゃった。終戦の翌翌年、華族制度は廃止になり、一般人となった。しかし、代々生活のためにお金を稼ぐなんてことはせず、日常の用事は使用人任せといった人々はただでさえ大変な戦後を死に物狂いで送っていったようだ。この映画もそのような没落華族の物語で、邸宅は戦後成金の手に渡りことになるのだが、明け渡す最終日に舞踏会を催し、老当主と令嬢(原節子さん)がホールでダンスを踊るラストシーンを思い出した。若主人を森雅之さんという端正なマスクの俳優さんが演じていて、ピアノでショパンのエチュード「エオリアンハープ」を弾いていたシーンを何となく覚えています。近代のフランス人の作曲家でイベールという人がいて、「物語」という素敵なピアノ小品集を作曲している。近年ピアノコンクールでも課題曲に使用されるなど弾きごたえのある曲が多い。実は私もミニ楽譜を持っている。これは4曲しか入っていないので、手元に楽譜はないのだが、「廃墟からの風」というなんとも趣のある曲がある。動画:廃墟からの風今は廃墟写真が流行しているようだが、あまり原型をとどめていないのは好きではありませんが、これくらいなら大いにイマジネーションを刺激してくれそうです。プロの作家ならささっと短編を書いてしまうのでしょうね。
2019.07.22
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今日は海の日ですーと言ってもいまだにピンときません。もう20年以上たっているそうですが。チェコの作曲家でスメタナという人人います。多分、中学生くらいで合唱曲「モルダウ」を歌ったことがある方は多いと思います。日本人向きと言いますか、哀愁を帯びたメロディが切々と流れるイメージですね。ラジオで耳にしてへええと思ったことがあります。スメタナは綺麗なピアノ曲を結構作っているらしい。とりあえず、オペラ「売られた花嫁」は存じ上げておりますが、ピアノ曲ねえ。海の日にちなんで、演奏会用練習曲「海辺にて」という曲を初めて聞きました。スウェーデンを旅行して、海辺の印象を曲にしたそうですが、多分絶え間ない波のムーブメントをアルペジオで流れる様に表現したように思われるのですが、弾くのはちょっとしんどそうですね。曲のイメージから言って、多分夕暮れ以降の海の様子のように見受けられます。楽譜は国内では多分手に入らないだろうなと思っていましたが、全音から出ているスメタナピアノ作品集の2巻に入っているようでした。令和初の海の日は梅雨寒でした。動画:海辺にて
2019.07.15
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去年の今頃は猛暑だった記憶がありますが、今年は梅雨らしい梅雨ですね。雨にぬれると色々面倒なので、用事を片付けた後はおこもり状態です。お休みの日はゆっくり読書三昧です。以前BSで宮崎美子さんが司会をしていた本の情報番組の「すずらん本屋堂」というのをせっせとオンエア中は見ていたのですが、番組中にプロの作家さんや、読書家の有名人の方が多く出ていらして、おすすめ本を紹介するコーナーでやたら人気があったのが、米澤穂信さんの「満願」だったのですね。番組終了後しばらくしてから拝読しましたが、ズシーンと読み応えのある小説でした。調べれば、NHKでドラマ化したそうだ、うーん見逃しました。こちらは短編集なので、そのうち3作品のドラマ化だったそうです、と言ってもとてもテレビじゃ無理でしょーといったエグく後味の悪い作品もありました。その後手にしたのが、偶然見つけた作品「さよなら妖精」こちらは高校生のグループが偶然当時のユーゴスラビアから来た若い女性と知り合い、夏の短い期間ともに過ごすのですが、若さの持つ未熟さ、甘酸っぱさの陰にユーゴスラビアの過酷な情勢が見え隠れして複雑な構造になっています。ラストは極めて切ない。この高校生グループの一人が大刀洗万智といった女性記者さんとなって活躍するのが「王とサーカス」実はめっちゃハマったのがこの本です、面白かったあ!太刀洗万智が新聞記者を辞めてフリーのジャーナリストとなり、取材で向かったネパールで王族殺害事件に巻き込まれるのですが、そのなかで「報道」というものをいやがうえにも考えさせられます。ネットで調べて太刀洗万智が活躍する短編集見つけました。「真実の10メートル手前」人間の悲しさ、愚かさに触れながらも寄り添うことで成長していく万智さんが素敵です。米澤さんは色々なシリーズものを抱えていて現在最も多忙な作家さんであることは理解しておりますが、万智さんの新作待っております。
2019.07.08
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チャイコフスキーコンクール終わりました。凄ーいです!!藤田真央君第2位!!!ピアノ部門では10年以上邦人入賞者はいなかったそうです。やったあ👏もう年齢的に徹夜でライブを聴くということは不可能なので、現地に行っている方のsnsを早朝チェックするのが楽しみでした。後日談などを見てみると、つくづく大変な大会だったようだ。ファイナルで、チャイコフスキーの協奏曲を演奏するのだが、華やかで聴きごたえがあり、圧倒的人気があるのは1番で、どちらかというと地味でいぶし銀のようなのが2番というのが一般的な解釈ですが、ほとんどの人が1番を選択したのに、あえて2番を選択し、勝負に出たと思われたフランス人がグランプリを手にした、このあたりの水面下のバトルやっぱりあったのでしょうな。お気の毒というか信じられなかったのが、中国の出場者が弾こうとしたら、オーケストラと全く音が合わなかったそうです、なんと違った譜面をオーケストラの人たちに配っていたそう。大会事務局はやり直しを提案したそうだが、中国の方は潔く辞退したって…ハラワタは煮えくり返っていたでしょうね。なお、ミスした係の人はクビになったそうです。例えば日本だったとしたら考えられない!おりしもG20のニュースがたけなわのころでしたので、本当にミスったの?的な邪推はしてしまいました。藤田真央君のコンクール演奏動画アップします。動画:チャイコフスキーコンクールファイナル、ピアノ協奏曲第1番第1楽章笑みを浮かべて楽しそうに弾いている!!!先日サッカーの代表デビューした久保君の飄々とした佇まいにもびっくりしましたが、物心ついた時にはネットで世界とつながっている世代はもうびっくりですが、楽しみです。令和になってから胸がつぶれるようなニュースが多かったのですが、若い才能はぜひ世界を舞台に花開いてほしいものです。
2019.07.01
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