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北の湖が逝った。本名小畑敏満君とは同い年、同じ中学校の出身だ。土地柄、中学校には近隣の相撲部屋から力士のたまご達がたくさん通っていた。どのクラスにも一人か二人は相撲部屋の子がいたものだ。義務教育なので、彼らは仕方なく学校に来ている感じで、勉強には興味がない。朝稽古をしてから来るためか、教室では良く居眠りをしていた。彼らは序の口とか序二段の階級で、給金は出ないのに、やけに羽振りが良い。当時はやっていたモデルガンを教室でひけらかしていたことを覚えている。いずれにせよ、クラスの一般の生徒からは浮いた存在だった。小畑君とは同じクラスになることはなかったが、学校の関取のたまご達の中では少しは知られた存在だった。そして彼は中学生のうちに幕下に上がった。そこからのとんとん拍子の出世は世間の知る通りだ。制度が変わったので、21歳2カ月という横綱の最年少記録はこれから破られることはないという。そんな大横綱を、私も陰ながら応援したものだ。「花のニッパチ北の湖」と言って、自己紹介で昭和28年生まれを印象付けたりもした。そんな話も昔話になってしまうのだろうか。花のニッパチ組の同窓生の冥福をお祈りする。
2015/11/21
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今場所、初日から集中力のある相撲で大いに元気な千代大海。昨年夏場所以来の、初日からの7連勝。昨日の鶴竜戦でも、一方的な突き押し相撲で完勝だった。”突っ張りのお手本”とTVの解説者が褒めていた。これは優勝間違いなしと思っていたら、今日は出島に敗れ土俵を割ってしまった。「引くんじゃない!」と思わず叫んでしまうような、情けなさ。千代大海にはいつも変わらず、前に出る相撲を展開して欲しい。しかし、白鵬も引いて敗れたので、まだ大丈夫。”鬼の居ぬ間の”優勝を狙って欲しい。
2007/11/18
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昨日の両国国技館、朝青龍が2敗目を喫した試合にびっくりした。千代大海の攻めの速かったことと言ったらない。体ごとぶつかったかと思うと一気に土俵際にもっていった。ひきかえ横綱は元気なく、踏んばったもののあっけなく押し出されてしまった。朝青龍、先日の安美錦戦に敗れたときに悔しさのあまりに座布団を蹴飛ばすようでは、ファンが離れるばかり。あのウルフこと千代の富士の弟子でもある千代大海に今後注目しよう。
2007/05/25
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