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”ミッションインポッシブル6”を観た。久しぶりに妻と娘と3人で並んで観た。老若男女、誰でもが観たくなる映画と言うことだ。いつものように、パリ、ロンドン、ニュージーランド、ノルウェーなどの世界の名所でのロケが興味を盛り上げる。高空からのスカイダイビングやヘリチェイス(カーチェイスならぬ)も、トム・クルーズが自ら体を張って仕事をしているという。トムは自分よりも10歳しか若くない。それなのにあの素晴らしい全力疾走。オートバイのドライビングテクニックもいつもと変わらない。先ずはトムの役者魂に見惚れた。ジオファンとしては、世界の珍しい地形が現れるのが楽しい。画像のシーンは氷河が削った典型的なフィヨルド地形。ロケ地はノルウェーだそうだが、有名な絶景の観光地だという。映画ではインドにあるとしていた。世界の素晴らしい景色を一連のストーリーのなかでまとめてしまうのが面白い。定番の良く練られたストーリー展開もいつもと同じだ。安心してドキドキ、ハラハラしていられた。
2018/08/18
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「ドリーム」を観た。最近話題の映画だが、我が家の近くでは上映されていない。そこで豊島園のユナイテッドシネマで観た。評判通り素晴らしかった。内容紹介は他に譲るとして、観終ってから色々調べてみると映画の背景にあるUSAの歴史と文化が良く分かった。それには、ネットに紹介されていた町山智浩さんの記事が参考になった。以下その記事の受け売りだが、原題は「Hidden Figures」。日本語では「知られざる人たち」だ。即ち、NASAのマーキュリー計画に裏方として携わった、アメリカ南部の黒人女性のことだ。この女性たちが当時の偏見や人種差別の壁を打ち壊して夢を実現する物語。しかもそれが実際にあった話だという。「アメリカでは『黒人は学力が低いとかそんなことはない。女の子は数学ができない。工学とかエンジニアリングはできないとか、そんなことはないんだ。アメリカのロケットを実際に飛ばしたのはこの人たちなんだということを実際に子供たちに見せたい』ということで動員が伸びた」と記事にあった。日本では少し事情が違うようだが、日本の子供たちにも是非観せたい映画だ。
2017/10/21
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『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』を観た。短い私の夏休みに観た唯一の映画だ。離陸する軍用機の扉につかまる冒頭のシーンは、CGやスタントマンを使っていないのだそうだ。BMWのカーチェイス、バイクの疾走、水中アクション等々、トム・クルーズのアクションにはいつも感心させられる。今年53歳とはとても思えない。今回の収穫は、レベッカ・ファーガソンを知ったこと。凄い美人だ。しかもアクションが素晴らしい。トム・クルーズに勝るとも劣らない。調べてみると、一からトレーニングしたらしいが、美貌と演技は映画にベストマッチ。次回作が楽しみだ。
2015/08/16
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最新の「キネマ旬報」では3人のレビュアーが全てフルマーク(★★★★★:何をおいても必見)。これは見ないわけにはいかない。ジャンルはSF。主人公は、滅びゆく地球を離れて遠く新天地となる天体を探す旅に出る。相対性理論による時空の表現が科学好きにはたまらない。ワームホールやブラックホールをうまく映像化している。例えば、ワームホールは3次元空間では球になっているということを映像で見せてくれる。難解な宇宙論を現実の世界に当てはめると、なるほどこんな感じと思わせる。ストーリーもレビュアーのお墨付き。最近のディザスタームービーと違い、ハッピーエンドなので後味はすっきり。宇宙ファンには必見の映画だ。
2014/12/14
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「ゼロ・グラビティ」を観た。映画評がネットに多く投稿されているので、詳しくはそちらを見てもらうとして、とにかく凄い映画だった。その昔感心した、キューブリックの「2001年宇宙の旅」の宇宙ステーションの無重力空間が、まるで子供騙しだ。一体どうやって撮影したのだろと考える暇もなく、主人公と一緒に宇宙を体験する。主演はサンドラ・ブロック。「スピード」で覚えた女優さんだが、その演技も素晴らしい。私は2Dで観たが、3Dの方がお薦めだとか。3Dの方がより臨場感があるらしい。何がどう違うのか、3Dも観たくなった。いずれにせよ、この映画は絶対に大スクリーンで観るべきだ。
2013/12/31
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『風立ちぬ』を観た。ご存じ宮崎駿監督が、『ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ』。ネタバレになるので中身は書かないが、これまでの宮崎作品とは趣を異にしている。アニメであるが、子供向けではない。齢を重ね、人生を経験した中高年のための映画と言っても良い。それは主人公が過ごした時代と自分を引き比べて観るからかもしれない。何れにせよ素晴らしい映画だ。久しぶりに妻を誘って観たのだが、妻も満足していたようだ。この映画の主人公堀越二郎を偲ぶ企画展が藤岡歴史館で開催されている。地元の人よりも、映画を観た東京や他県の入場者が多いそうだ。私もその他県の人になろうと思う。因みに映画に喫煙シーンが多いことに対して「禁煙学会」から抗議の要望書がジブリに寄せられているそうだ。とんだところに映画の反響が現れているのだが、禁煙推進派の私でも、この要望書には異議を唱えたい。誰かが言っていたように、禁煙ファッショだ。
2013/08/15
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わが町のシネコンの上映初日を待って、観に行った。『奇跡のリンゴ』は予想以上の出来栄えだった。原作で成功の結末は知っていた。しかし、その成功の裏にどれほどの苦労があったのか。家族の支えがどれほどだったのか。原作では知ることができない主人公のリンゴ作りの様子がリアルに伝わってきた。原作では触れられていない家族との関係にも光を当てて、要所要所で涙を誘うシーンも。中でも、菅野美穂の演技が素晴らしい!夫の夢の実現を信じて支え続ける姿に心から感動した。久しぶりの良質な映画に魅せられた。
2013/06/09
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『シュガー・ラッシュ』を観た。数ある映画からなぜこれを選んだかは省略。映画の内容は巷の優秀なレビュアーに任せるとして、観終わった印象は…。「良かった」。昔から観てきたディズニー映画の王道を行く、名作だ。かつて遊んだ数々のビデオゲームのシーンを思い出しながら、懐かしく観た。1つだけトリビアとして、行きつけのシュークリームの店「ビアード・パパ」が出てきたのには驚いた。ビデオ化される前に、映画館で観て損はない。
2013/04/07
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「007スカイフォール」を観た。もちろん劇場で、独りでだ。そういえば最近数か月は劇場に行かなかった。映画を観る余裕のない今の生活にとっては、ありがたい年末休みなのだ。今回3作目だという、ダニエル・クレイグのボンド。マッチョな肉体はそのままだが、加齢によって体力が衰えているという演出だ。筋トレで疲れを見せたり、射撃で的に当たらなかったり、エレベーターにぶら下がっても腕が耐えられなかったり…。スパイとしての能力が落ちているのだ。プールで泳ぐシーンでは、プールサイドに上がって息を切らしてしまう。自分と引き比べて身につまされた。ネタバレが過ぎるといけないので、具体的なことはこれまでにして、イスタンブール、上海、マカオ、そしてロンドンと、世界の都市を舞台にした007の大活躍は単純に痛快で面白い。しかも美しい。上海の摩天楼やネオンサインの光の中のでのアクションシーンなどは最高だ。その上、スカイフォールに象徴される、ボンドの出自とMとの関係など、人間的なドラマチックな面も魅せられる。‘ニキビ面’のQは世代交代の表れ。ちょっと悪乗りのするアストン・マーチンDB5の登場と破壊。そして、Mの交代。007も過去を清算して次のヒーロー達に引き継がれていく。そんな気分の内容だった。ともあれ、大スクリーンで観るべき作品であることには間違いない。
2012/12/30
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「戦火の馬」を観た。スピルバーグ映画と知っては観ないわけにはいかない。結果は予想通りの素晴らしさ。イギリスの農場を美しく描く最初のシーンから映画の世界に引き込まれた。丁寧に作り込まれた映像や素晴らしい音楽は、まさに映画の王道を行く感じ。特に、戦争の場面はその臨場感に圧倒された。映画は戦争という極限状況の中での人と馬の心の絆を描く。途中戦場を疾走する主人公(馬)にハラハラドキドキするが、最後はすがすがしい感動で観終わることができた。劇場で観て良かった。
2012/03/17
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『ヒューゴの不思議な発明』を観た。アカデミー賞を5部門受賞した傑作を観ないわけにはいかない。冒頭から圧倒された。パリの上空を俯瞰して駅の構内を降り、主人公のヒューゴの視点まで、連続するシーンが実に美しい。やはり3Dで観るべきだったかと反省。しかし、2Dでも緻密に再現された1930年代のパリの映像は見事だ。誰が観ても楽しめるファンタジー映画だが、私はスコセッシ監督の映画黎明期の製作者へのオマージュだと思った。無声映画の監督ジョルジュ・メリエスの人生と初期の映画作りの現場のシーンに、観る人に映画の素晴らしさを伝えたいスコセッシ監督の思いがにじみ出ている。映画のプロはこういう映画を評価するのか。アカデミー賞受賞の意味が理解できたような気がした。今度は3Dで観てみたい。
2012/03/09
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「はやぶさ 遥かなる帰還」を観た。東映60周年記念作品。「はやぶさ/HAYABUSA」を見逃したので「はやぶさ 遥かなる帰還」は必ず観ようと思っていた。HAYABUSAは20世紀フォックス映画で毎日新聞が製作メンバーなのに対し、遥かなる帰還は朝日新聞社が製作に協力しているのが面白い。遥かなる帰還では、夏川結衣が朝日新聞の科学部記者として出演しており、朝日新聞社の編集部も映画の舞台になっている。遥かなる帰還の魅力は何と言っても人間ドラマ。映画のプロジェクトリーダー山口教授の様子を観て、実在の川口教授のご苦労を思ってしまった。「絶対にあきらめない」川口教授がいなければはやぶさを帰還させられなかっただろう。日本の男たちもまだまだ捨てたものではない。
2012/02/18
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期せずして連続の映画評。でも直ぐに報告したい。午前中に観てきた「ALWAYS 三丁目の夕日'64」は最高の出来。過去2作もそれなりに素晴らしかったが、今作はそれを凌ぐ。最高傑作と言っても良いのではないだろうか。物語、キャスト、演出、映像、音楽全てが感動レベル。同じスクリーンを観ている観客と一緒になって泣き、笑う、そんな連帯感も久しぶりに感じた。わたしは、小学5年生だった自分の思い出を引き出しながら懐かしさを味わったが、そんな思いのない現代の若者にもぜひ見てほしい。閉塞感漂う現在の日本に、かつてはこんな素晴らしい時代の雰囲気があったことを知ってほしい。
2012/01/22
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「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」を観た。お決まりの奇想天外なアクションとどんでん返し。でもトム・クルーズが演じるイーサンはとてもスマート。とても49歳とは思えない。世界一高いビル、ドバイのブルジュ・ハリファの窓を移動するシーンはこれ以上考えられないほどの極限のアクション・シーンだ。CGと分かっていてもお尻の周りがむずむずしてくる。見所はまだまだあるが、それは劇場で。見ごたえのあるアクションムービーは大きなスクリーンで見てみたい。因みに、別のシネコンで観た長女はプログラムを購入。
2012/01/21
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年末年始の間にいくつかの映画を観たなかで、「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」が意外に良かった。ご存じブラッド・ピットが、老人として生まれ成長するにつれて若返る、数奇な人生を演じている。自分が若返るにつれ、周囲の人は(普通に)歳をとっていく。そして、愛する人々との別れ。たとえ若返ったとしても、そこにも人生の痛みがある。だからこそ人々の人生がいっそう愛おしいものに見えてくる。人生の痛みを経験した中年以降の人が観たら良いと思う。CGで創られたという主人公の容姿の変化が実に見事だ。
2012/01/08
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級友の情報に背中を押され『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を観た。Yahooの興行成績ランキングで1位になっている。チャールトン・ヘストン主演の「猿の惑星」の第1作を高校生のときに観た。そのラストシーンに衝撃を受けたのを、今でもよく覚えている。今回の「ジェネシス」、猿が人間に替わって地球を支配するに至る切っ掛けをみせてくれる。なるほど、脳の機能を飛躍的に高めるウイルス薬とはよく考えたものだ。Yahooのイメージワードランキングでは、“切ない”が第1位となっていた。人と猿とは関係なく、家族の別れもテーマの一つ。第1作では人の顔にメイクをした猿の顔が、今回作ではCGだという。主人公(人ではない)の感情の変化をリアルに見せる、表情の作りこみが素晴らしい。今回作をこれまでの「猿の惑星」シリーズの延長ととらえて観たが、舞台は現在の地球。「人の惑星:終わりのはじめ」と理解するのが正解。前作を観ていない方が素直に楽しめるかもしれない。
2011/10/16
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地元のシネコンで観た「JAZZ爺MEN」はご当地映画。所詮低予算の映画。期待しないで観たのだが、期待?を裏切られた。ご当地映画だけあって、行きつけのショッピングセンターが舞台。見知った街並みや地元の風景が現れる。映画舞台となった農家は、自分も行ったことの妻の友人の家だったりする。自分に馴染みのシーンがあるのは楽しいこと。でも、それがなくても映画の価値は減らない。ストーリーも感動のシーンが満載。最後は明るい気分になれる、感動のエンターテインメントに仕上がっていた。この映画から幼少のころに観たダニー・ケイの「五つの銅貨」を思い出した。「五つの銅貨」は今でも覚えている名作だが、自分の中で「JAZZ爺MEN」はそれにも勝る映画音楽となった。
2011/09/18
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「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を3Dで観た。製作総指揮スティーブン・スピルバーグと聞いては観るしかない。7.29のロードショー以来そのうちと思っていたのがようやく実現した。今週のYahooの興行成績はいまだに7位。結果は評判通り。とにかく3D映像が素晴らしい。自然な臨場感で、まさに現場に居合わせたような気分になる。特に空中シーンは最高。これぞ映画館でしか観られない映画。お勧めの一本。
2011/09/10
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22日金曜日、レイトショーで観た映画を思い出している。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」は最高に良かった。ハリー・ポッターのシリーズの中で一番の出来だと思う。いつもながらネタばれを避けて、感想だけ。PART1で(いやシリーズ全体で)疑問だった事柄が一挙に解消する。そーだったのかハリー・ポッター。ダンブルドアが、セブルスが、そしてハリーが…。あの時のあのシーンに至った理由が納得される。原作を読んで結末を知ってはいるが、やはり映画だと納得感が違う。映画としても、そのスケール、スピード感、映像の美しさなど文句なし。これで自分の中のハリー・ポッターシリーズは完全燃焼。観終わったときの爽快感がまた素晴らしい。因みに、暗めの画面は一層観にくくなるので、3Dは勧めない。また、TVの吹き替えに慣れた耳には、意外に吹き替え版が良いかも。登場人物や固有名詞の関係が耳から入ってくるのでストーリーを追いやすい。
2011/07/26
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最近はCMだけで観終わった気分になる映画が多いが、『SUPER 8/スーパーエイト』は映画館でその先を確認したなるような秀逸なCM。スピルバーグが作った映画となればなおさら確認したくなる。そんな思いで『スーパーエイト』を観てきた。どんな書き方をしてもネタバレしそうになってしまう。かつて『未知との遭遇』で華やかな地球外文明に驚き、『ET』に涙し、そして『スタンド・バイ・ミー』で少年時代の冒険心を思った世代には、どこかで味わったような、そして既視感。CMにあった列車事故をはじめ、各シーンは最近のSFXで派手に見せてはいるが、スピルバーグへのオマージュというだけあって、80~90年代の映画ファンにとって、懐かしさを感じた映画。最近映画館から足が遠のいている50代にお勧め。
2011/07/01
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いつも公開と同時に観るハリー・ポッターシリーズ。当然のように、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」を観に行った。最近は娘が学業で忙しいため、妻と二人だけ。内容はもう子供向けの冒険ファンタジーではない。全体的に陰湿で冷たい雰囲気は原作通り。大人向けのミステリー・アクションといった感じ。今作はヴォルデモートが完全復活し、PART2のクライマックスに向けて話が盛り上がるところまで。2時間半近くの長時間を観終わって、期待感が空回りする感覚が残った。とは言うものの、物語と一緒に成長してきた主人公の3人に自分の子供の成長過程をダブらせたりして、他の映画とは違う楽しみ方もできた。原作に忠実に描いたのはとても良かったと思うが、途中ナゼ?と思うシーンがいくつかあった。原作を読んでから観た方が細部まで理解でき、違和感なく楽しめると思う。
2010/11/27
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『7年の長旅を終え地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。その高い技術と数々のトラブルを乗り越えてきた姿を描くプラネタリウム映像作品「HAYABUSA BACK TO THE EARTH(はやぶさ地球帰還)」が千葉市科学館で上映され、連日、大勢の観客でにぎわっている』(毎日新聞)の記事を読んで、早速観に行った。早速と言っても会社を1時間ほど早退するという、それなりの努力が必要だったが。新聞の評は、「小惑星から石を採取して地球に持ち帰るという世界初のプロジェクトの内容や、日本独自の宇宙技術の特徴を、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使して紹介。ナレーターがはやぶさに語りかける形式で宇宙の旅が進む。はやぶさが幾多の試練に直面しつつ、決してあきらめず任務を遂行してきた様子が感動的に表現されている」。感心したのは全天周のスクリーンに投影される「空間の広がり感」。3D映画ではないのに宇宙の奥行きを感じた。CGなのに(CGだからこそ)、決して直に見ることのできないミッションの様子がリアルに表現されていた。はやぶさがカプセルを分離後に大気圏で燃え尽きる様子も、実際に撮影された映像とそっくり。CGの製作技術も素晴らしかった。そして最後は不覚にもウルウルしてしまう。500円以上の感動を味わえること間違いなし。
2010/07/05
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「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」を観た。それは沖縄で、世界初の養殖サンゴの移植と産卵を成し遂げた男の物語。たまたま新聞でこの映画のことを知った。主人公を演じるのは、お笑い芸人、ナインティナインの岡村隆史。その岡村のシリアスな演技も観たかった。 結果は大正解。沖縄で潜ったことのある人ならだれでも思うだろう、「美しい海を守りたい」という思いがストレートに伝わってきて、思わず岡村を応援してしまう。久しぶりに主人公に感情移入してしまった。サンゴ礁や海岸、そして沖縄の文物も美しく、そして楽しい。因みに、「てぃだかんかん」とは、太陽(てぃだ)が、かんかん照りという“幸せの象徴”を意味する沖縄言葉だそうだ。観終わって幸せな気分になったのも良かった。エンディングに流れる山下達郎の主題歌も映画の雰囲気を盛り上げていた。80年代によく聴いた「Sparkle」を懐かしく思い出した。沖縄の海を経験したことのある人に是非観てほしい映画。
2010/05/02
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娘が『アリス・イン・ワンダーランド』を観たいと言う。GW中は遠出をしないので、「せめて映画ぐらいは観せてやらないと」。そこで、家族4人全員で最寄りのシネコンへ。そのシネコンでは3Dの上映はなく、仕方なく2D版で観た。しかし結果は正解。穴に落ちるシーンや何かが飛んでくるシーンで、「ここが3Dならどんな立体感だろう」と思いながらも、2Dで十分に楽しめた。昔観たディズニーアニメの世界が、実写版(といっても殆どはCG)で蘇る。アリスの夢の世界の不思議な雰囲気が、美しい映像で迫ってくる。これは言葉では表わしきれない。想像を超えた不思議な世界を味わうためには、大きなスクリーンで観るしかない。特別興行でポイントは使えなかったが、それだけの価値はあると思った。ジョニー・デップ演じるマッドハッターがキャプテン・スパローとダブってしまったのが、唯一気になった。
2010/05/01
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ファーストデイで『カールじいさんの空飛ぶ家』3Dを観た。妻と娘が初売りの福袋を物色するのに付き合ってはいられない。3Dのプラス料金が300円だということを初めて知った。3Dならば『アバター』が本命だったが、1300円ならばまあ良いかという程度のノリ。風船旅行というと、たぶん逝ってしまった実在の「風船おじさん」を思い出す。しかしここは無粋なツッコミは無しにして、子供の心で純粋に物語を楽しんだ。その物語、CMで観ていた映像の印象とはかなり違った展開。カールじいさんの人生を説明する、うわさの冒頭の10分間が本当に素晴らしい。台詞のいらない美しい短編映画を観ているよう。頑なな78歳の老人の気持ちが次第に若返っていく物語のテーマも結構愉快。わけのわからない子供より、人生の機微を知ったおとなの方が観るに相応しい。初めて観た3Dデジタル映像は凄く良くなっていた。3Dが初めにあって風船旅行のテーマを作ったのではないかと思わせるほど。空中での奥行きや立体感は3Dならでは。最後まで違和感なく立体映像として楽しめた。3D分の300円は充分元をとった。
2010/01/01
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半年ぶりに妻を誘って、『天使と悪魔』を観た。なぜかレイトショーだけ。トム・ハンクスの前作「ダ・ヴィンチ・コード」より分かり易い展開。2時間半の中で充分に楽しめた。舞台となったバチカンの様子や宗教と科学の戦争というテーマがいかにも洋画。最後のどんでん返しは少しひねり過ぎの感があったが、エンターテインメントとして時間を忘れて観た。
2009/07/05
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「あらゆるディテールに緻密なリアリティを吹き込んだ映像世界」と宣伝するだけあって、飛来する球体や破壊シーンは凄い。『「インデペンデンス・デイ」、「デイ・アフター・トゥモロー」、「宇宙戦争」その全てを超える衝撃が…』は、ちと過ぎるかな?宇宙からの使者を演じるキアヌ・リーブスは「その端正でクールな美貌」を遺憾なく発揮して不思議な雰囲気を醸し出していた。キアヌ・リーブスというと「コンスタンティン」で悪魔祓いの怪奇シーンを思い出す。あのときも怪奇の世界にひとり、凛として存在するヒーローだった。そう考えると「地球が静止する日」はキアヌ・リーブスファンには最高の映画だろう。家に帰ってTVを観るとまたキアヌ・リーブス。「マトリックス」を放映していた。流石に若い。「マトリックス」のときの演技は今でも衝撃的。
2008/12/20
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『レッドクリフ Part 1』を観た。M:I‐2のジョン・ウーが監督、製作費100億円と聞いては観ないわけにはいかない。中国・台湾・香港・韓国では興行記録を更新する大ヒットだという。結果は予想通り。戦闘シーンの大迫力は当然のこと、映像の凄さに圧倒された。三国志といえば、「三国志演義」を始めとしてマンガやシミュレーションゲームで国内でもファンが多いと思うが、スクリーンの映像の迫力には及ばない。三国志の戦いの実際が迫ってくる。とは言え、ジョン・ウー監督が「歴史的なエピソードはシンプルにして、むしろ人物描写に焦点を当てました」というように、夢、ユーモア、愛、友情、勇気、団結という万国共通のテーマも盛り込まれている。赤壁の戦いを史実に忠実に描いている中で、オリジナルなストーリーも随所に現れる。映画の中で象徴的に出てくる白い鳩がとても印象的だが、ハトと2丁拳銃はジョン・ウー監督のシンボルだそうだ。映画館の大きなスクリーンで観ることをお薦め。因みに、私はファーストデーに1000円で観たので、大いに割安感を味わった。
2008/11/02
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公開されたばかりの「ゲットスマート」を観た。一言で言うと、予想以上に良かった。その昔テレビで観た「それ行けスマート」の劇場版。テレビでは1965-1970年公開とのことなので、中学生から高校生の頃見たはず。幾つもの扉を抜けていくと諜報機関本部の入り口が電話ボックス、そして落下。そしてあのオープニングの音楽。先ずは懐かしかった。内容は当然スパイ・アクション・コメディー。昔ながらのアメリカのコメディータッチはそのまま。しかし本作はそれに最新の技術と金のかかったアクションが加わった。特に空中ダイブやカーチェイス、セスナや鉄道でのアクションはどこかのスパイ映画やアクション映画で観たような…。パロディと言ってしまえばそれまでだが、充分に練られていて予想以上に良かった。コメディーの方もミスター・ビーンの英国流のドギツイ笑いではない。昔テレビで親しんだアメリカの笑いに安心して観られた。女性エイジェントで出演のアン・ハサウェイはもちろん美しかったが、アクションも素晴らしい。アンジェリーナ・ジョリーに勝るとも劣らない存在感は今後も注目したい。熱いキスに危機脱出のポイントがあるが、後は映画館で…。映画館で観て損はないと思う。因みに夫婦50割で一緒に観た妻は、面白くなかったと言っていた。「それ行けスマート」の頃小学生だった妻には、アメリカの笑いは理解できなかったようだ。
2008/10/12
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「1970年代のニューヨークを舞台に実在した伝説のギャング、フランク・ルーカスの半生を描く犯罪サスペンス」。出演がデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウと聞けば、観ないわけには行かない。黒人でありながら、マフィア組織以上の麻薬密輸で財を成していくデンゼル・ワシントンの存在感が良かった。悪人であるが、立派な実業家のような雰囲気を醸し出していた。実話の映画化ということもあってか、ストーリー展開やアクションに派手さはないが、1970年代のニューヨークの裏社会を勉強させてもらった。淡々と実話を描いて見応え十分。先日観た「ミスター・ビーン…」の対極の味わい。招待券で観たので満足感もひとしお。
2008/02/12
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『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』を観た。Yahooの先週の興行成績ランキングでは4位。因みに、ランキング順は、1位 スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師2位 アース3位 銀色のシーズンこの中に今観たいものはなかった。皆さんのレビューを読んだり評価点を調べたら、意外にMr.ビーンは高い評価。そこで早速劇場へ。結果は、「なかなか良かった」。いつものナンセンス・ドタバタは相変わらずだが、それは周到に計算され尽くした伏線。エンディングに大どんでん返しがあって、ハッピーエンド。イギリス人憧れ?の南フランスの田舎の景色や心情が旅行者気分を盛り上げる。観終わって、少し明るい気分で劇場を出た。日常を離れて純粋に映画を楽しみたい人に特におススメ。
2008/01/27
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元旦のファースト・デイ料金で「アイ・アム・レジェンド」を観た。観終わった印象は、・無人のニューヨークの荒れ果てた市街が見事に表現されている・独りで演じ切ったウィル・スミスの演技力が素晴らしい・ウィルスに感染して凶暴化した人々(ダーク・シーカーズというらしい)が不気味・ラストがあっけない物語の原作はリチャード・マシスンの『地球最後の男』。ハヤカワ文庫から出版されていて、SF小説といっていいだろう。同じSF小説を映画化したスピルバーグの『宇宙戦争』は宇宙人との派手な戦争だったが、コチラは登場人物が独りしかいない。しかし、単調さをいろいろ工夫して、映画としての面白さを演出している。特にダーク・シーカーズとの闘いはゾンビシリーズと同じようなシーンの連続。この手の化け物が苦手な人には辛いかもしれない。原作と同じ結末ならば止むを得ないかもしれないが、ラストは意外にもあっけない。でも、そこに落ち着くしかないのだろうと納得。近未来に実際にあるかもしれないと思わせる現実感は、流石に最近の映画技術。やはり、劇場で観るのがおススメ。
2008/01/02
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自分にとってのいい映画とは、観た後しばらくしても映像が頭に残り、シーンを反芻してしまう映画。『ボーン・アルティメイタム』はそんな映画。原作も映画も三部作だということだが、三作目で初めて観た。ストーリーとアクションとも素晴らしい。こんな映画があったとは新たな発見。町中のカメラや通信の声紋から居場所や動きが特定されてしまうというような、情報社会の恐ろしさを描いては、「ダイハード・4」よりも徹底している。モスクワ・パリ・ロンドン・トリノ・マドリード・タンジール・ニューヨークと世界中のロケシーンは「007シリーズ」や「MIシリーズ」を凌駕している。ニューヨークのカーチェイスでの車の壊し方も今までにない迫力。前作を観ていないとストーリーがよく分からないということもない。ハンディー・カメラ多用による映像の揺れやシーンの切り替わりの多さで目眩を起こしそうなのも臨場感に一役買っている。絶叫マシーン大好き人間だったらハマルこと請け合い。劇場のスクリーンで観るべき映画。
2007/11/24
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「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観た。今度の舞台は昭和34年。“綿密な時代考証と、豪華なロケセット、更にグレードアップしたVFX技術”。“どんなに時代が変わろうと、変わらないものがきっとある”。“感動と希望に満ちた、心温まる物語”。映画のメッセージはともかく、映画の中で自分が6歳ごろに経験した時代の雰囲気を思い出した。気が付けばスクリーンのそこかしこに懐かしいものがたくさんあった。観るたびに、懐かしいアイテムに気がつくのだろうと思いながら観た。また、何回か観ることになるのだろうな。
2007/11/12
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朝日新聞の土曜版(be on Saturday)に映画「フラガール」が紹介されていた。「フラガール」は昨年映画館で観て以来、マスコミに紹介される度に反応してしまう。新聞にはハワイアンセンター設立とフラガールが誕生した経緯が紹介されている。「フラガール」は観客動員130万人、興行収入は15億円超える大ヒットとなった。日本アカデミー賞の最優秀作品賞、蒼井優の最優秀助演女優賞など、各賞を総なめにしたとあった。最近の若い女優名を憶えなくなった私も、蒼井優の名前を覚えた。2006/10/7の日記に「フラガール」を書いてからそろそろ1年。これからはDVDでいつでもみられる。
2007/09/15
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『冒険者たち』。少し前にBS放送で放映されていたことを知って、急に観たくなった。ネットで調べてみると、丁度公開40周年を記念してミレニアム・エディションが発売されていた。即購入した。早速観た。HD完全リマスター素材を使用した高画質。公開されたのは67年、私は14歳。中学2年の私は、下川君というクラスメートと有楽町の映画館で観たことを今でも鮮明に覚えている。なんといっても、あの口笛による美しいメロディー。40年間ずっと頭に残っていた。今思い返すと、映画のサントラ盤(ドーナツ版のレコード)を買って、しばらく聴いていたと思う。そして青い海に沈んでいくレティシアの姿。今でも海に憧れるきっかけになったシーン。アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカス、リノ・ヴァンチェラの3人の名前も忘れられない。これまで人並みに色々な映画を観てきたなかで、『冒険者たち』は最初にして最高に印象的な作品だった。アマゾンでは様々なカスタマーレビューを見ることができるが、どれもが感動的なコメント。「映画史上、日本人が最も愛したフランス映画」と自賛するパッケージのキャプションもまんざら嘘でもないと思う。因みに購入は楽天が安かった。
2007/09/08
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すっかり恒例となったハリー・ポッターシリーズ。「不死鳥の騎士団」はもう5作目。家族そろって朝一番の回で観た。いつものようにハリー・ポッターの世界を堪能。原作を読んだイメージと映画の映像を対比しながら観るが、5作目ともなると映画の方が原作を読むときに影響する。そのせいか、違和感なく映画の世界に入り込める。それでも魔法省での魔法戦はこれまで以上に激しく、予想を超えた迫力。ロン、ハリー、ハーマイオニーも大人びて、ハリーポッターの世界も成長しているよう。台風で遊びに行けなかった分、映画で楽しんだ半日。
2007/07/14
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「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」を観た。いつものように夫婦50割利用。前2作に増して素晴らしいスペクタクルをみせてくれた。これまでの謎もすべて明かされる。ただ、それぞれの目的を持った登場人物の複雑な関係が難しい。今日も「呪われた海賊たち」が放映されているが、前作を復習していく方がスクリーンに集中できて良いかも。入場時に”「もう一度観たくなる」読本”が渡されて、また観たくなる仕掛けもある。最近、週末は映画館が結構増えてきた。映画産業に貢献している?
2007/05/27
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GWの後半初日、朝の高速道路は大渋滞。関越自動車道は50kmの渋滞だった。遠出をしない手軽なレジャーは映画。『スパイダーマン3』を観た。最新のVFXを使って前作以上の迫力映像。やはり映画館で観るべき。赤と黒に象徴される善悪のコントラストやキャラクターの人間ドラマがとても分かりやすい。良くも悪くもアメリカの映画。夫婦50割と中高生の3000円で観られ、DVDを待つよりもお得な1本だった。5/12時点で全世界の興行収入が458億円。巨額な制作費もすでに回収されたとか。大ヒット間違いなし。思い返しても面白かったな。
2007/05/03
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ショッピング・センターの妻子の買い物の待ちにたまたま観たので、期待していなかった。でも、結果は”素晴らしい”映画だった。『1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。』『厳しい現実をえぐったエンターテイメント作品』、『ディカプリオのワイルドさが満開』とマスコミの評。観終わった後に、『[自由]、[家族]、[真実]、彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。』のキャプションの意味が分かる。本年度アカデミー賞5部門ノミネートはなるほどと思わせる映画だった。ディカプリオは「タイタニック」の役回りと似ていた。ディカプリオが慎重に選んだ出演作だそうだが、「タイタニック」のときよりも役に深みが出て、一回り大きくなったと思う。PS.United Cinemas のシートは今まで経験したシネコンの中では最高。観たときのスクリーンにはたった10人しか入っていなかったが、そんな映画ではないゾ。
2007/04/15
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「ナイトミュージアム」を観た。春休みの娘の希望。今日はファーストデイなので3人で3000円。原題は”Night at the Museum"。舞台は「アメリカ自然史博物館」。夜になると展示物が動き出すという奇想天外なお話。ストーリーはドタバタが好きな娘の喜びそうな内容。しかしその中に、責任を果たすことの大切さと父子の人間ドラマが織り交ぜてある。1000円なら映画館で観るに値するが、DVDで観てもいいかな。
2007/04/01
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「バッテリー」、感動は世代を超えて。今、最も支持されている大ベストセラー小説の映画化。娘の希望から、2人で観に行った。娘の友人が観て良かったと言っていたらしい。映画館には中学生から50代まで観に来ていた。スポーツのすばらしさ、家族と友人との関係を感動的に描く、世代を超えた映画。岡山県のロケーションの田舎の風景も良かった。我々の世代は「Always 三丁目の夕日」や「フラガール」により懐かしい感動を覚えるが、子供の世代は実感がない。「バッテリーは」父子で観に行っても一緒に感動できる。これで娘も学校で”バッテリーを観た”と言えるな。
2007/03/18
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「世界最速のインディアン」を観た。63歳で、伝説のバイク“インディアン”でライダーの聖地アメリカのボンヌヴィル塩平原で世界記録に初挑戦した実在の人物の物語。「誰にも期待されていなかった年老いたライダーが、世界最速記録を更新するまでの紆余曲折をユーモアたっぷりに見せる。『ハンニバル』などの名優アンソニー・ホプキンスが、風変わりだが愛すべき老人を含蓄のある演技で堂々と演じている。夢を追い続けることの素晴らしさや、人生を楽しむコツが随所に散りばめられている。」我々の世代はもちろん、若い人にも是非観てほしいと思った。いつまでも挑戦し続けることの大切さを教えてくれる傑作。
2007/02/11
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「昭和42年に少年サンデーで発表された」というので、ちょうど中学生の頃読んだと思うが、正直あまり強い印象はなかった。手塚治虫の最高傑作とも言われている。先週公開された途端にNo.1にランキングされたほどの人気。手塚治虫の大ファンである妻に背中を押され、観に行った。思えば、40年を経て手塚治虫作品が映画化されたのが「クラス会」に重なる。久しぶりに手塚治虫の世界に浸った。
2007/02/04
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弟が『クラッシュ』は昨年観たなかで最も良かったDVDだったという。100本以上のDVDを買った弟の薦めもあり、鑑賞した。内容は画像をクリックして確認してもらうとして、アカデミー賞を受賞するだけあって素晴らしい。映画好きの人なら必見。但し正月気分が抜けない自分には少し重いテーマだったかな。一緒に借りてきた『ピンクパンサー』で笑い転げるのも、楽しかった。
2007/01/08
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年頭の挨拶は抜きにして、元旦のファーストデイに観た映画の紹介。『硫黄島からの手紙』は最近観た映画の中では最高の傑作。戦争映画なので正月映画としては人気が今ひとつのようだが(劇場も空いていた)、本当に素晴らしい映画だと思った。ホームページに賞賛のレビューがたくさん紹介されている。その中でも”『硫黄島からの手紙』では、生き残って帰る望みがないと知りながら、それでも家に帰りたいと願う日本兵たちの姿を描いている。”にもっとも共感を覚えた。61年前に実際にあった戦いの中に自分を置いてみると、現代の平和がいかに大切で、しかしはかないものか思い知らされる。
2007/01/01
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前回妻に却下された『ワールド・トレード・センター』を一人で観た。先日テレビで9.11の特集を観たばかりだが、また5年前の記憶がよみがえった。日本では海の向こうの出来事を、わずかでも追体験した。とても良い映画ではあるが、ハラハラ泣いたり、スリルやサスペンスを求めて観る映画ではない。たった20名救出された人の奇跡のドラマよりも何千もの犠牲者を思ってしまう。『ナショナル・トレジャー』でスマートな冒険者を演じていたニコラス・ケイジのうって変わった人間味ある警官役が良かった。
2006/10/17
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常磐ハワイアンセンター誕生の実話を描く『フラガール』はおすすめ。舞台は昭和40年のいわき市。いわき市は昭和41年に市町村合併で当時日本一大きな市として有名になりました。そして、今年市制施行40周年何かに似ていませんか?そう、このブログのテーマそのものです。自分が小学校を卒業する頃の時代の雰囲気が懐かしかったです。内容はネットで確認してもらうとして、とにかく涙、涙の2時間でした。観終わると、きっと今のスパリゾートハワイアンズに行ってみたいと思いますよ。半券は捨てないで下さい。いわき市で映画公開記念プレゼントのキャンペーンをやっています。
2006/10/07
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