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いやぁ~、今日はホンマに寒かった。冷えきった体のまま帰宅して温かいお風呂にどっぶり浸った時の心地良いこと。そのまま意識がどっかへ行ってしまいそうになりました。以前、11月12日の日記でコンブプレートを紹介しましたが、今日はそれの設置作業「コンブで大阪湾を救え!大作戦」を寒風吹きすさぶ中、実施して来ました。近くの川からゴミと共に冷水が流れ込んで来て、水面付近は水温約15℃。陸へ上がってくると風を受けて、体感温度はますます下がってしまうのでした。そんな中、小学校4年生の子供達は、目を輝かせてコンブプレートに思いを託していました。名前の書かれたプレートに「大きく育ちますように。」とか「きれいな海になりますように。」などと願いが込められているのを見て、思わず海底で熱いものが込み上げてきました。なんだか七夕の短冊を見ているようでした。元気な小学4年生達は、何にでも目を輝かせて興味を示し、アメフラシを触っていたかと思うと、今度はダイビングの器材を背負わせて欲しいとダイバーの周りを取り囲んだり、とってもいきいきとしていました。コンブが大阪湾を救う大作戦ですが、本当に大阪湾を救うのは、あなた達ですよ。。。と、そんな姿を温かい目で見守っていました。(余談)しかし、今日はドライスーツで潜っていた私でさえ寒かったのに、一日中ウェットスーツで寒さに耐えながら潜っていた、某大阪コミュニケーションアート専門学校の学生達に敬意を表します。あなた達の根性には負けました。。。それって若さ故になせる技???
Nov 30, 2004
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「明日殺されるかも知れない状況だが自由な生活」「毎日の食事と安全が約束されているけど限られた区域での生活」あなたはどちらが良いですか?例えば戦場で、敵にいつ襲われるかも分からず、食料も手に入るかどうかさえ分からない状況。でも自分の意志で生きられる自由な生活。ある一定の区域から出られないが、一生分の食事と安全、そしてある程度のレジャーが許されている。しかし、自分の意志で自由な生活はできない。あなたはどちらの生活を選びますか?まぁ、これは極端な例ですが、飼育されている動物に対してとやかく言う人を見ると、ついついそんな極論を考えてしまいます。そして問いかけてしまうのです。「あなたはどちらが…?」と。個人差がありますよね。人間でも。苦労をしたくない。楽をしたい人。厳しい条件でも自分の意志で自由に生きたい人。イルカもそんな気がします。個人差があるのでは?もちろん、捕獲や飼育に対して、そんなことでは割り切れない諸々の事情があるのは承知の上です。本日は瀬戸内にできたイルカの施設を視察してきました。漁港にできたイルカのふれあい施設です。「海のこともイルカのことも何にも知らない。」という人が「海のことやイルカのことについて考える。」きっかけになる施設だと思います。また詳しい紹介をしたいと思いますので、関西中国圏の方はぜひ訪れてみてください。そこのイルカはとても生き生きとしていて、楽しそうに泳いでいました。そんな姿を眺めていると、「果たしてイルカの幸せとは…」とついつい考えてしまうのでした。
Nov 29, 2004
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さて、満月の夜になると居ても立ってもいられなくなる時期がありました。それは月があまりにも美しかったからです。満月の夜は、街全体が深い海底に沈んでしまったかのような色彩に包まれます。ナイトダイビングでも水中ライトを消して、しばらく眼が慣れてくると、海底には月の光が揺らめき、夜の魚達がうごめく影さえも見る事ができます。そんな海底から神秘的な光に包まれ、満月を見るのが好きでした。満月って黄色くて丸いイメージがありますよね?海底から見ると、黄色くて丸い満月が波間で揺らめき反射して、青くなったり緑になったり赤く光ったりと、様々な光に変化します。海底の岩の間に体を固定して、じっと息を堪えて、15秒、30秒、1分…と長時間露光で撮影した月の写真です。その後、三脚を水中使用に改造して撮りましたが、きれいに撮れすぎて、月の光の不思議さは表現できませんでした。やっぱり体当たり撮影息堪えの術で撮影した方がいいのかな。ホテル前のスイミングエリアで、深夜の1時と4時に撮影したのですが、1回目の撮影が終わった午前2時、草木も眠る丑三つ時…水面に上がってくると、何やら人の話声と気配が…よーく耳を澄ませ目を凝らして見ると、そこには砂浜で語らう一組のカップル。「深夜の2時ですよ。」「もう早く部屋に戻って大人しく寝なさい。」と心の中で呟きつつ、相手は幸せそうに愛を語らうカップル。こちらは満月の夜に独り海底に横たわるフォトグラファ-。驚かせてはかわいそうだと思ったが、ジーーーーーーッと波打ち際まで近づいて行って、カップルの目の前で、思いっきりザバァ~~~ッと立ち上がってやった。その時の驚きようは………かわいそうな程でした。。。ま、このくらいの楽しみは許されるかな???
Nov 28, 2004
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満月の夜には何かがおこる。昔から色んな言い伝えがありますね。狼男の伝説なんかもそうです。海の世界では満月の時に産卵が始まります。サンゴの産卵、魚の産卵、貝の放精、放卵などなど…ある時、海に潜ってみると、いつも砂地に横たわっているナマコ達が、一斉に鎌首?を上げ放精していたことがありました。海の干満も月の引力によっておきてますよね。そう考えると海の生き物達は、月に支配されていると言っても過言ではありません。さてさて、我々人間世界での話です。満月の夜に殺人事件や交通事故が多いって話を聞いた事がないですか?実際に統計を出して、そんな研究をされている方もいるようです。人間の体は約70%が水分ですから、体液も海水と同じように月の引力の影響を受けて、体の水分が潮みたいに満ちたり干いたり…(Bio tide バイオタイドと呼ばれているそうです)それで精神的に興奮して事件事故が多い。という話です。狼男の伝説もまんざら嘘ではなく、そんなところからきているのかもしれませんね。サイパンに住んでいた頃、朝から何だかイライラしたり、逆に妙にハイテンションではしゃぎ過ぎたりして、今日は何故だか神経が昂っているなぁーなんて思っていると、帰り道、夜空に満月が浮かんでいることが多かった。。。満月になると、夜な夜な徘徊して女性を…って奴もいたなぁ。(と回想にふける…)自然に近い生活していたからかなぁ。他の生物と同じように月の影響を受けていたのかもしれません。今はもうそんな事もなくなりました。今夜は美しい満月ですね。。。
Nov 27, 2004
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昨日の続き…おやおや、隣でアフリカ人が踊りながら何かを作り始めました。いったい何を作っているんでしょう?作っているものはチャパティ?やナンみたいな物で、小麦粉を練って薄く延ばして焼いたもの。ただ、その作り方が豪快で陽気でおもしろい。いきなりでっかいボールを持ってきて粉を練りだす。水を入れ過ぎてトロトロになってしまったから、追加の小麦粉を買ってきた。量が多すぎてボールから粉が溢れ出し、辺り一面粉まみれ。でも、アフリカ人のお友達は陽気に歌い踊りだす。ジャンボ♪ジャンボ♪ジャンボ♪ハバリガ二♪ムズリガノ♪ちなみにジャンボは挨拶のようなもの。全てこれで事足りる。粉が練れたら、今度はそれを薄く引き延ばす。まな板も台も使わずに、教室机の上で直接延ばし始めた。机の上にあった落書きもゴミも、粉を引き延ばすにつれ、きれいに消えていった…しかし、みんなは陽気に歌を口ずさみながら踊っている。ジャンボ♪ジャンボ♪ジャンボ♪ハバリガ二♪ムズリガノ♪アフリカの人はポーレポーレという言葉をよく口にする。ゆっくりゆっくりと言うような意味だった。いつもポーレポーレ。焦ったってしかたがない。。。焼きあがった薄い粉にバターをたっぷり塗った。ダチョウの肉を巻いて食べた。塩胡椒味のダチョウ肉は、あっさりしていてジューシーで美味しかった。焼きあがった粉の香ばしさとバターの香りがよく合う。でも、アフリカの人はダチョウをあまり食べないと言う。居るだけで楽しくなる。この雰囲気は日本人には絶対に出せない。見ているだけで楽しくなる。何でも許してしまいたくなるこの陽気さ。ポーレポーレな土壌で育った人柄なのでしょう。
Nov 26, 2004
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食欲の秋ということで、フードフェスタを開催しました。我が海洋系は、海にちなんだ物を考え、手作りのカマボコと寒天を作ったのです。どちらも来場者には、意外と?好評でした!先ずはカマボコ。タイカマの高級品。タイを捌くところから始め、すり身にし、蒸してできあがり!フードプロセッサーでも良いのですが、今回はすりこぎでゴリゴリとすり身にしました。塩を加えると驚くほど粘り気が出てきます。コツは、魚の身をすり潰す時に、熱が発生するので氷を加えること。添加物もない本物のカマボコ。つなぎには片栗粉と卵白を使いました。歯ごたえは市販カマボコのプリプリ感はなく、どちらかと言うと、魚のすり身ダンゴ(そのままか)。でも鯛自体の風味が口いっぱいに広がり、味は絶品!デザートには寒天で作った「あんみつ」。寒天やトコロテンって海藻からできているって知ってましたか?テンクサっていう海藻を干して乾燥させて、それを砂糖と一緒に煮詰めて、タッパーに流し込み、冷やして固まったらできあがり。ミルクを加えたり、フルーツ味にしたり、お好みに合わせて色々と試してみてください。カマボコも寒天も海の恵み。しかもとってもヘルシーな食材なのでした。おやおや、隣でアフリカ人が踊りながら何かを作り始めました。いったい何を作っているんでしょう?…つづく
Nov 25, 2004
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海から上がって来てフィルムの枚数を見ると、まだ2~3枚フィルムが残っている。そのまま巻き戻してしまうのももったいないので、ボートから降りて被写体を探していると、地元の少年達が遊んでいるのが見えた。「写真を撮らせて?」と声をかけると、少年達は我先にと海へ飛び込み思い思いのポーズをとる。その様子があまりに面白いので、わざわざ新しいフィルムを交換しに戻った。ハウジングカメラを片手に海へ戻って来た姿を見つけ、少年達は口々に「僕を撮って!」「いや俺を先に撮ってくれ!」とうるさいことうるさいこと。カメラに近づきすぎて写真が撮れない。青空と澄み切った海、少年達の黒い肌が水をはじいている。少年達の元気度は更にエスカレートしてきた。奴らは俺が分からないと思ったのか、ポーズの合間に中指を立てた。腹が立って、怒ったふりをして拳を振り上げたら、一人の少年の顔面に当たってしまった。俺も少年達も驚きの表情を浮かべたまま、一瞬ア然となりかたまってしまった。今まで嬉しそうに大ハシャギしていた少年達は、怒りの表情で「お父さんに言いつけてやるからなっ!」と叫んで帰っていった。日本だとこれで復讐にくる親父などいない。しかし、ここはサイパンである。しばらくはビーチに姿を見せず大人しくしておこう…
Nov 24, 2004
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最近デジタル一眼を使うようになって、素晴らしさと便利さに感嘆しつつ、以前から比べると一枚一枚を大切にしなくなったような気がして反省している。メモリーも大きいものだと、かなりの枚数が撮影できる。撮ってみて画面で確認して、ダメだったらゴミ箱にポイして、またすぐに撮り直す。水中だって同じ。海の中で確認してダメだったら消せるんですもん。何てったって無駄がない。非常に効率的である。今の時代には合っているのかなぁ、なんて事もしみじみ思う。フィルムで水中写真撮っていると、光の加減からシャッタースピードや絞りを考え、構図を楽しみながら、ピントを合わせ、本当に一枚一枚を大切に撮っていた。良い場面に出会い夢中になって撮っている内に、フィルムを全部撮り切ってしまい、最後になってもっと素晴らしい場面に出会って、非常に悔しい思いをしたことが何度もある。そして、そんな時のために、フィルムを数枚残してエキジットするようになった。ダイビングが終わって浮上したすぐそばで、海水浴を楽しんでいた少女と子犬に出会った。こんな+αが写真の楽しみである。そして、こんな「心のゆとり」みたいなものが、写心を撮る時に大切なのではないだろうか。
Nov 23, 2004
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最近ニュースでも物騒な話題ばかりで、昨日のように海岸や海底の清掃を行なっていると、何が出てきてもおかしくないなぁ、なんて思ってしまいます。以前に動物の頭骨が出てきて驚かされましたが、ゴミに混ざってトンデモナイモノが出てくることがあります。いったい誰が捨てるのでしょう?昔から海岸を歩いていると、何故かイチジクカンチョウの入れ物がよく落ちてたりしませんか?周りの人に聞くと「あぁそうそう!」と話が盛り上がるのですが、一般世間的にはどうなのでしょうか?私の周りだけ?今回は海面浮遊ゴミ清掃船でデモを見せてもらったんですが、水面に人の首が…何が起こってもおかしくない昨今、本物の首には出会いたくないですね。
Nov 22, 2004
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本日は南港野鳥園で行われた「クリーンアップキャンペーン」へ行って来ました。大阪市港湾局が開催した、この海岸清掃活動には、年輩の方々や家族連れが多いのですが、高校生や若い女性の姿もあり、ちょっとした驚きでした。南港野鳥園の干潟周辺には、かなりのゴミが溜まっていて、見ているだけで途方に暮れてしまいそうになりました。海岸漂着ゴミで、意外とボールが多いのに気づきました。話を聞いてみると…ひと昔前は、子供達にとって、ボールは大切な遊び道具で、川や海に落ちると皆で必死に取ったもんですが、今の子は遊んでいる最中にボールを無くしてしまっても、熱心に探したりはしないそうです。また買えばいいか…ってな感じで。一概には言えないでしょうけどね。海面浮遊ゴミを回収する清掃船にも乗せてもらいました。台風の後、川から海へ流れ込んでくるゴミの量は、凄まじいものがあります。中にはトンデモない物が混ざっていたりします …つづく…
Nov 21, 2004
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某ウエットスーツメーカーのカタログ表紙になった写真です。2003年版なので、残念ながら最新のモノではないです。サイパンだけではなく、隣の島「テニアン」にもグロット(海中洞窟)があります。サイパンのグロットはダイナミックな感じがしますが、どちらかというとテニアングロットは優しい印象を受けます。この大自然に囲まれたテニアン島にも住んだことがあって、サイパン以上に何も無い、のんびりとした島でした。当時は島の人口が2千人、牛の数が8000頭というのどかさでした。日本人は十数名住んでいたと思います。どんなに悲しいことや辛いことがあっても、テニアングロットの光は、いつもやさしく包んでくれていました。
Nov 20, 2004
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扉の覗き窓から水中風景を見ているような…普段見ている日常風景を、非日常的な世界に演出してみたい。そんな写真が撮りたくて、フィッシュアイレンズを試してみた作品です。使い始めた頃は、そのデフォルメされた画面がおもしろくて、色んなモノを撮影しましたが、当然の事ながらその特殊な効果によって、おもしろくなる写真もあれば、全くダメになってしまう写真もありました。カスミチョウチョウウオが舞う海の中を覗いてみました。どうでしょう。いつも見ている風景と魚達の群れが、ちょっと非現実的な世界に見えてきませんか?撮影:SAIPAN Dimple 水深15m
Nov 19, 2004
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魂のきらめく瞬間なんて、至る所にあると思いませんか?要は心の有り方しだい。考え方しだいだと思います。「何かないかなぁー。」「つまらん。」「おもしろいことないかなぁ。」と呟いてばかりいる人は、自分の周りに何も無いんじゃなくて、自分が気づかないだけ。おもしろいモノを見つけに行かなくったって、感動を探しに行かなくったって、魂のきらめく瞬間なんて、自分の近くの至る所にあると思います。写真の海藻は、スイミングエリアの海水浴客がウヨウヨしている足下、水深1mもない場所に生えていました。午後から強い日射しが当たり、水温が上昇し、海藻が呼吸を始めました。周りにくっついた泡が光に煌めいて、とってもきれいでした。あんなにたくさん人がいるのに、誰一人としてそんな風景に気がついていませんでした。遠くに行かなくったって、自分の足下でも、こんなに美しいモノが見られるのにね。
Nov 18, 2004
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こんなにきれいな海、何処の海だと思いますか?実は今年の夏に大阪湾で撮影した写真です。どうしても「大阪湾は海じゃない!」「きたない」というイメージがつきまとっているようですが、こんなにきれいな場所もあるんですね。ここは大阪湾でも数少ない自然海岸です。砂浜もあればアマモなどの海草も自然に生えている場所です。だからきれいなんでしょうね。魚もたくさん見ることができ、子供達も大喜びで海と親しんでいました。
Nov 17, 2004
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こんな不思議な真珠見たことありますか?アクセサリーになってしまった真円の真珠がほとんどだと思いますが、変わった形しているでしょう?これぞ正しく自然の造形美です。最近は真円でない淡水真珠や大珠の黒真珠なんかが出回ってきましたが、やはり一番美しいのが、日本のアコヤ真珠だと思います。深みのあるピンクパールが高級品だと言われていますが、この深みを表現するのが難しくて、単なるピンク色ではなく、「ピンクの奥にグリーンがかった感じの深みのある輝き…」とでも表現しましょうか。二つの真珠が自然にくっついてしまった瓢箪型真珠は縁起物で、特に二つが一緒になるということで、恋愛成就に効力を発揮するとも伝えられています。どうやってこんな変わった形ができると思いますか?海がくれた宝物ですね。珍しいでしょう?
Nov 16, 2004
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「真珠って海女さんが採ってくるもの」なんて思っている人が多いようです。先日、島根県の大海女を紹介いたしましたが、我が故郷である伊勢志摩にも、たくさんの海女さんがいます。ミキモト真珠島では、観光用のパフォーマンスで、海女さんが白い布をまとって潜っていますが、あくまでも観光用。本物の海女は逞しいですよぉ。しかし、何処の土地でも後継者がいなくて、高齢の方がほとんどです。実際には真珠は養殖されています。大部分の真珠はアコヤガイでつくられているアコヤ真珠で、最近タヒチ産で人気が出てきた黒真珠は、クロチョウガイでつくられています。琵琶湖なんかで生産されている淡水パ-ルもありますね。アワビでもつくれるという話を聞いたことがあります。海に生きる人々。汗水流して、体と頭と五感を使って自然を相手に向き合う仕事。そんな職人達って次世代への宝物だと思いませんか?
Nov 15, 2004
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みんなに囲まれているのが島根県の海で生きる最高齢の海女「末子」さんです。国際水中映像祭も終了し、たくさんの素晴らしい方々と素晴らしい映像に出会い、感動と刺激を受けて帰ってきました。85歳で素潜り!?なんて誰に真似ができるでしょう。職人とか気力なんかとは違う種類のもの。言葉では表現できない世界が、作品から心へダイレクトに伝わってきました。これぞ正に自分自身が求める「写心」なのでしょう。「大海女」の作品もさることながら、そのモノクロの世界を伝統の和紙に焼きつけるという発想に、より感動させられました。以前から伊勢志摩の海、そして海女さんを撮影しようと思い立ち、未だに実現できずにいる行動力のなさを悲しく思いながら、撮影された真樹さんと熱く語ってしまいました。この映像祭を通して、学生達にも何かが伝わったことを願っています。
Nov 14, 2004
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天女の羽衣(はごろも)伝説って知っていますか?天女が空から舞い降りて来て、浜辺の松ノ木に羽衣をかけて水浴びをしていると…っていう昔話です。 大阪の堺市にある浜寺が、その羽衣伝説の海岸です。地名にも羽衣ってのが今でも残っています。海岸は松ノ木の景勝地でもあり、ここ浜寺は水練学校の発祥の地でもあるそうです。ここまで書くと、さぞや美しい海岸のように聞こえますが、工業用埋め立て地ができ、この海岸はコンクリート護岸で固められ、現在は水路のようになってしまっています。この浜寺水路を復活させようと、地元の小学校や自治会と一緒に、コンブ育成実験を行います。コンブは生育段階で海の栄養分を吸収していくので、それで海水の浄化をしていこうという訳です。写真の札が海底に設置するコンブプレートです。コンブが育成しやすいよう工夫が凝らされていて、材質は樹脂でできています。さて、このコンブプレートが大阪湾再生の切り札になるでしょうか?
Nov 12, 2004
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水中映像に携わるアーチストの発掘と交流の場である、国際水中映像祭が神戸国際会議場で開催され、本日雨の中お手伝いに行って参りました。フランスのアンチーブで開催されている国際映像祭の流れを受け継ぎ、2001年に名古屋で開催され、日本で開催されるのは今年で4回目です。詳しくはこの公式ホームページを見ていただくといいのですが、 ↓ http://www.suichu-eizo.com/index.htmlフランスの映像祭で受賞した素晴らしい水中映像が上映されている他、フリーダイビングでジュゴンの撮影をされているカメラマン、某放送局の番組の水中映像を撮影されている方、最高齢85歳の現役海女さんのトーク、フォトコンテストや子供達の絵画コンテストの展示など盛りだくさんです。11月11日(木)~13日(土)までの3日間なので、海に興味のある関西圏の方は必見です。私が何故この映像祭に携わるようになったかと言うと、それは2002年国際水中映像祭のスライド部門で金賞、銅賞を受賞したのがきっかけでした。その御縁で昨年は会場にてスライドショーもさせていただきました。13日にもう一度会場に行って来ますので、詳しいフェスティバルの内容は、また報告したいと思います。【※昨日念願のデジタル1眼レフNikon-D70をやっとの思いで購入しました。嬉しさのあまり部屋でイジっている内に、今朝カメラを忘れてしまったのです。。。画像がなくてすいません。】
Nov 11, 2004
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巨大ヒラメ大阪湾で海水浴客を襲う!?そんなニュースのタイトルが付けられそうな写真ですが、昨日に引き続き、ヒラメの放流会の様子です。この日は泉南の里海公園で開催された「魚庭(なにわ)の海づくり大会」でヒラメの放流が行なわれました。府の水産課、漁業者、地元住民が協力して行なうという、なかなか画期的なイベントでした。年齢層も子供からお年寄りまで幅広く、天候にも恵まれ暑い一日でしたが、参加者の気持ちも熱く、活気的なイベントでした。豊かな海を…という願いを込めて。
Nov 10, 2004
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大阪湾では毎年、稚魚の放流を行なっています。写真は6月に二色の浜で行なわれたヒラメ放流会の様子です。悪天候にもかかわらず小さな子供達が大ハシャギしながら、ヒラメの稚魚を放流していました。今の子供達は魚釣りへ行ったり、海、川、山で遊ぶことすら少なくなってきているようで、初めて触れる生きた魚に歓声をあげていました。「大きくなってなぁ」「帰ってこいよ」などと声をかけながら放していましたが、そこが子供のこと、放流したそばから捕まえている子もいました。初めての海に戸惑っているのか、ヒラメの稚魚はしばらく波打ち際をウロウロしたり、危険を察知したのか、その場で砂に潜ってしまったりと、なかなか沖へは出て行ってくれませんでした。稚魚放流について、とやかく言う人もいますが、こんな様子を見ていると、自然や生き物にふれることの機会が少ない子供達にとっては、良い環境教育の一つになっているのでは?そう感じました…
Nov 9, 2004
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巨大なイモムシのようにも見えますが、干潟から半分突き出た古タイヤです。ここは以前(11月1日の日記【何処の海?】)にも紹介した大阪湾の人工干潟です。別に捨てられたタイヤという訳ではなく、何本かのタイヤが砂から顔を出していまし たから、干潟を作る際に、その土砂に混ざっていたのでしょうか。しかし、海底清掃を行なっていると、このタイヤが多いのには驚かされます。いったい誰が捨てるのでしょうか?船着場に着岸するときのクッションに、以前はよく古タイヤが使われていましたから、それが台風なんかで海が荒れたり、ロープが老朽化して切れるなどして落ちるんだろうか?と思っていましたが、どうなんでしょう???
Nov 8, 2004
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昨日の写真はマクロレンズで切り取ったワイド(風景写真)の一つです。場所はサイパンのグロット(海中洞窟)。以前から、ダイバーの吐く泡を見ていて、とってもきれいだと思っていました。何がきれいかと言うと、半球面の泡の表面に映る風景が美しいのです。せっかくきれいな海なんですから、珍しい生き物はいないかなぁと海底を這いずり回らずに、普段とはちょっと視点を変えて、一度眺めてみてください。潜っているダイバー達を見下ろすちょっと高い位置から、吐いた泡をよく観察してみましょう。泡の半球面に、デフォルメされた不思議な世界が映し出されています。しかし、それを写真にするとなると、なかなか難しいんです。ただでさえ暗いグロットの中で、動きの速い泡に映る風景をフィルムに写し撮ろうとするのは至難の業です。そこで考えたのがカメラハウジングのドームポート!ドームポートの球面に映った風景が、泡のそれとよく似ているんですね。ドームポートの半球面越しに見えたグロットの光を、マクロレンズで切り取ってみました。このシリーズは実験段階だったんですけどね。結局この時以来、このテーマで撮ることはありませんでした。またいつか挑戦してみたいですね。
Nov 7, 2004
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光と影。夢と現。そんな世界を表現したくて撮影した作品です。今日は本当に秋晴れの爽やかな一日。涼しく澄んだ空気と秋風。と思いきや、日の光を浴びると暖かな陽気。素晴らしく穏やかな秋の一日でしたね。さて、影があるからこそ光の世界が際立ち。夢があるからこそ現実がある。何かそういう正反対のようで表裏一体な世界について考えたことがありました。光と影って写真の基本でもありますよね。ところで、この写真何だかわかりますか?
Nov 6, 2004
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人間関係でも少し距離を持って接したり、仕事や何か物事を進める上でも客観的に考 えると見えなかったものが見えてくる事ってありませんか。現場にどっぷりと身を置いてしまうと、ちょっとしたことでイライラしたり、妙に腹が立って仕方なかったり、あまり身近過ぎても問題があるようです。逆に順風満帆、何事も上手く行き過ぎているときも気をつけた方が良さそうです。目先のことばかりに気をとられていませんか。ちょっと距離を保った方が良さそうですよ。サイパンの海って小さな珍しい生物も多いんですが、せっかくこんなに透明度の良い海に恵まれているんだから、もっともっと水の透明感自体を楽しめば良いのに。。。とずっとそう思っていました。最も基本的な楽しみ方。原点に返って。浮遊感を楽しんだり。「ダイビングって水の中で息ができるんだ!」レベルで。確かにマクロもおもしろいですけどね。もっと初心に帰って楽しむのもいいかな。オブジャンビーチは、青い海と白い砂地のコントラストが美しく、透明度の高い時は、まるで空中を浮遊しているような感覚に陥ります。ダイバーが吐いている泡を眺めながら、白い砂地を俯瞰撮影するのが好きでした。
Nov 5, 2004
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幻のダイビングスポットに挑んだことがありました。サイパンの隣にあるテニアン島の沖合いにある『タツミリーフ』というポイントです。今まで何度かチャレンジしたことはあったけど、場所が見つからなかったり、海が荒れていたり流れが速かったり、大きなサメの姿を見たりで、なかなかチャンスに恵まれることがありませんでした。年に数回しか潜ることができない場所。それ故に幻のポイントなのでしょう。この日はサイパンの情報誌「HAFADAI MAGAZINE」の取材で、タツミリーフへ向かいました。取材日和で青空が広がり、サイパンを出港する時は穏やかに見えていたのですが、テニアンに近づくと、しだいに風が吹き始め、岬を越える頃には海は大荒れ。砕ける白波に引き返さざるをえませんでした。無念の涙をのみ、岩影でボートを停泊させていると、そこの岩壁に小さなホールを発見しました。海中洞窟と言うほどのホールではありませんでしたが、ファインダーを覗いて見ると、グロットに負けないくらいの碧い色彩を見ることができました。ダイビングスポットには成らないくらいの、小さい穴でしたから、あれ以来あのホールに潜った人は、果たしているのでしょうか?一生にうちに、またあそこに潜る機会があるのだろうかと、写真を眺めながら物思いに耽ってしまうのでした。
Nov 4, 2004
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濁った水の中を手探りで潜降していくと、突然目の前にクラゲの姿が現れて驚かされました。海底清掃を実施する場所は、透明度が悪い海が多いので、突然視界に何かが現れるとドキッとします。人間の死体?に出会ったことはないですが、目の前に魚の死骸や小動物の死骸が漂っているってのも、あまり気持ちのいいもんじゃないですね。友人は海底でマネキンの首を見つけて、心臓がでんぐり返りそうになったと話していました。写真のアカクラゲは強い毒を持っています。乾燥した触手の粉末を吸い込むと、激しくクシャミをするので、別名ハクションクラゲとかクシャミクラゲとも呼ばれると図鑑に記載されていますが、乾燥した触手の粉末なんて、吸い込むことあるんでしょうか???ところで、クラゲを漢字で書くと「海月」と「水母」どちらが良いと思いますか?(写真は天保山の海で撮影しました。)
Nov 3, 2004
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大阪湾の悲劇は、海岸のほとんどが埋め立てられてしまい、自然の海岸が残っていないと言うことです。埋立地はコンクリートの直立護岸で、海岸には水深の浅い場所が無くなってしまいました。水深の浅い自然海岸が無いと、どうして良くないのでしょうか。光の届く浅い海域には多くの生物が生息します。その生物達が栄養分を吸収し、分解し、水を浄化してくれているのです。そんな場所が失われてしまった上に、汚染された水がどんどん流れ込んでくれば、結果どうなってしまうかは想像がつくでしょう。もう一つ、コンクリートの直立護岸にしてしまった事による悲劇があります。人が海と触れ合える親水空間も無くなってしまったことです。浅瀬に生息する生物の生活空間を奪っただけでなく、海へ行こうとすると、コンクリートの堤防や護岸に阻まれてしまう。そこには安全のために柵なんかが設置されていて、自由に入ることも許されず、海を見ることができても手で触れることができません。そんな状況では海に対して愛着なんて芽生えるはずがないのです。良かった頃の海を知っている大人はいいけど、こんな海しか知らない子供達にとっては、この汚れた海が当たり前の海なんです。「海を美しく!」「豊かな海を取り戻そう!」などと叫んでみてもピンとくる訳はないですね。今だったらまだ間に合う。そんな気がしませんか?【写真は湾奥部の天保山(海遊館前)海域です。】
Nov 2, 2004
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目の前に広がる砂浜。エメラルドグリーンの海。ここに色鮮やかな水着を身にまとった男女がいれば、まるで何処かのリゾート地の様ですが。ここは何処の海なのでしょうか?きれいな海でしょう?実はこれも大阪湾で撮影した写真なんです。大阪湾は、ほとんどの自然海岸を失ってしまいましたが、ここは大阪湾に造られた人工の干潟です。少し沖に出て行くと、大阪湾の海は濁った臭い水なのですが、この干潟の周囲、浅瀬の部分だけは、妙に水が澄んできれいでした。砂(というか泥)の中に手を突っ込んで、もぞもぞと泥をひとつかみ。ん!? たくさんの小石をつかんだ様な手ごたえ。泥を洗い流すと、手の中いーっぱいのアサリが採れていました。その他にもカニや小さなエビ、やどかり、ハゼの仲間などなど。浅瀬では、たくさんの生物を確認することができました。干潟って、単なる泥場のようなイメージがありましたが、こんなにも生物が棲み、海を浄化してくれているんですね。ところで、干潟って知ってますか?
Nov 1, 2004
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