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末廣亭深夜寄席新宿・末廣亭21:30~23:00柳家ほたる「お菊の皿」林家ぼたん「悋気の独楽」春風亭朝也「代書屋」三遊亭きん歌「お見立て」歌舞伎町の繁華街が異常に人が多くて自転車で抜けるのに時間がかかって開演ギリギリ入場。夜席の余一会が早く終わったとかで、高座では出演者による座談会が行われていて、ちょうど終わるところだった。お膝送りでギリギリ桟敷に座れる。ぼたんさんは、美容院で和服に合うようにセットしてもらった髪型の話から、チーママ、や愛人と間違われるといったマクラから「悋気の独楽」へ。朝也さんの「代書屋」は板東妻三郎、生年がっぴーのバージョン。今回はきん歌さんの「お見立て」が印象に残る。NHKの決勝に進出したものの完全に菊六さんの引き立て役にまわったというグチともつかないマクラや、NBS(長野放送)が長野出身の落語家密着ドキュメントを流すために撮影中だといったマクラから「お見立て」へ。若い衆の喜助のキャラがお調子者なので、喜瀬川花魁や杢兵衛大尽に翻弄されるというより、巻き込まれて楽しんでいるような明るい噺になっていた。
October 31, 2009
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NHK新人演芸大賞 演芸部門しずる「腹黒な友人」(コント)ダイアン「相撲を知らない男」(漫才)Wエンジン「義理の母親」(コント)ニッケルバック「」(コント)ハライチ「ペット」(漫才)GAG少年楽団「病室」(コント)スマイル「居酒屋のバイト」(漫才コント)プリンセス金魚 「どっちが格好いい」(漫才コント)司会・吉田浩(アナ)、藤本美貴審査員・織田正吉、喜味こいし、正司歌江、神津友好、渡辺正之、山田邦子、泉谷八千代(NHK)テレビで視聴。今年は大阪制作。結果は「スマイル」と報道済み。スマイルとプリンセス金魚が2年連続の決勝進出。NHKらしいといえばらしいのですが、審査員の顔ぶれがこれまたもう。知識、経験、技術とも申し分のない先生方で、尊敬しているのですが、平均を50代前後の現役感のある人にしてもいい時期ではないかとも。スマイルもよかったのですが、個人的な優勝はダイアンに一票。それにしてもハライチの飛躍ぶりはめざましいですね。のりボケ漫才は、やさしさ世代しかできない発明ではないでしょうか。
October 31, 2009
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ルミネtheよしもと 10/30 3回目新宿ルミネ19:00~21:20[ネタ]バッドボーイズ「パイロット」友近「104の西尾一男」平成ノブシコブシ「干支ほか」あべこうじ「ウザ漫談」ダイノジ「エアノリピー、エア響」はりけ~んず「」[芝居・石田靖班]「石田家の大家族」石田靖/リットン調査団 藤原/山田花子/バイキング/2丁拳銃/アップダウン/三瓶/あずみ/他今月もギリギリの最終日。激空きの回。最近のダイノジは寄席っぽい、自由自在な漫才をやるようになってきた。まとまりがないように見えるかもしれないけど、あれこれ話が飛んで最後にはまとまる。寄席漫才の王道。エアノリピーとか大地のエアチャンピオンを逆手に取ったねたが面白い。
October 30, 2009
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学園祭昼から、母校の大学の学園祭の落語会興行へ。現役学生の落語なんて見てられないというOBが多いのですが、私はいくらでも見てられるタイプ。学生の場合、お手本のテープをコピーするのがほとんどなのですが、古典落語に対して、どうアプローチしているかの部分は、プロもアマチュアも学生も一緒。逆に荒削りな分だけ、どうしてこういうやり方になるんだろう、この間はどこから来るだろうなどと興味深いところが多数。勉強になることが多いので、明日も明後日も見たいところですが、仕事もやらないといけないし、家から2時間もかかるので今年はこれでおしまい。
October 30, 2009
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観劇あるある先週は、金沢出張でどうしても帰りの飛行機の時間があわなくて、前売りチケット買った落語会に行けなくなる。今週は、当日券あるだろうと思って出かけたギタレレ漫談の人の会が札止めで入れず、渋々帰る。その他の経験あるある・日にちを間違えて、行ったら別のライブだった。・会場を間違えた。・会場に迷ってかなり遅れた。自分はしたことがないあるある・チケットをなくす・チケットを持っていくのを忘れる
October 29, 2009
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正蔵 正蔵を語る(第2回)半蔵門・国立演芸場13:00~15:25林家たけ平「紀州」翁家勝丸 曲芸(五階萬燈 絹房の立てもの、和傘クリスティ)林家正蔵「星野屋」 仲入り柳家三三「普段の袴」林家二楽 紙切り(桃太郎、浅田真央、私の顔、林家正蔵)林家正蔵「淀五郎」正蔵を語るというのは「正蔵のねたを語る」ということです。演芸場が暗い。と思ったら初代正蔵が活躍した文政年間の雰囲気を出したいということで照明を落としたんだそうだ。高座脇にろうそく台が立っていて、前座さんが火をつけに来た。と思ったら「実は電気なんですよ、前座さんの演技をおかしいと思わないでくださいね」と正蔵師。祖父の7代目(爆笑噺)でなく、怪談噺・芝居噺を得意とした先代の8代目正蔵、というか歴代正蔵のネタに挑んでいるところが面白い。「星野屋」「淀五郎」もオーソドックスで正統を目指す9代目の意気込みは伝わってくる。今後の会では歴代正蔵に挑んでいくそうです。ゲストの三三さんも8代目が得意とした普段の袴を持ってくるところが憎いところ。
October 25, 2009
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Windows7博ベルサール秋葉原取材でマイクロソフトがWindows7をアピールする「Windows7博」。2Fが展示。1Fのオープンスペースでは、お約束のウルトラセブンが登場したらしいのですが、取材が終わった頃にはちょうどM78星雲に帰った後でした。7の何が変わったというのはさんざんテレビでもやってたのであれですが、一番はアイフォーン化ですね。指でシュッシュってのが一番注目集めてました。木村さんの富士通のCMは、いつもどおり製品の一番の特長をわかりやすく教えてくれるので、それを見ればわかります。
October 24, 2009
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乱歩歌舞伎「京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)」半蔵門・国立劇場昼の部染五郎と幸四郎の親子で乱歩の「人間豹」を歌舞伎化した作品のパート2。舞台は江戸から幕末の京都へ。原作を離れてオリジナル脚本。パート2に当たりと外れがあるのは、どんなエンタメでも同じなんですね。朝廷の乗っ取りを企む陰陽師に、人間豹が加担するというか操られるという感じで進んでいくので、対立の構図が複雑化。しかも染五郎が2役でやってる娘・大子(だいこ)が物語のカギを握り、そっちでも役人との恋愛をからめているものだから、「人間豹」の出番はどんどん少なくなる。私が前作で一番面白かった、明智ちょんまげ小五郎に至っては「あわわあわわ」とあわてふためくばかりでルパンの銭形刑事のようだった。人間豹VS明智にしてしまうとパート1と同じになってしまうから、少し捻ろうとするのは確かにわかるのですが、多くの人は人間豹VS明智というか、幸四郎染五郎のカラミが見たいと思うので、脇に追いやられてしまった人間豹VS明智がちょい残念。陰陽師とか、「きはものや」の番頭と丁稚のかけあい義太夫とか、細かい演出の面で楽しい場面、小さな丁稚が殺されたり、人間豹が公家の手を食いちぎったりする残酷な場面など、目が離せないシーンも多いので、それなりに楽しめて面白いのですが、おかずばかりがおいしい定食屋のよう。当日券買うとき、「宙乗りあるからここの席が人気あります」と言われてそこの席を取れたので、花道から上手の客席後方に斜めに向かって来る宙乗りが目の前で見られたのは運がよかった。前転したり好転しながら飛んでくる。席の近くに、はんてんを着た日米ハーフの落語家さんが。ブログの感想は楽しみ。「京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)」― 人間豹の最期 ―市川染五郎=原案岩豪友樹子=脚本九代琴松=演出
October 19, 2009
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新・三銃士休憩でTV付けた偶然見られた。NHK教育で今日から始まった「連続人形活劇 新・三銃士」。三谷幸喜脚色、脚本。人形や背景の造形がいいし、カメラワークも普通イメージする人形劇とは全然違っていた。主人公の父親が悪役に殺されるシリアスな場面、父親の遺言がいろいろあって「風邪を引くな。家に帰ったら最低30秒はうがいしろよ」。西田敏行の声。三谷さんの狙い通りってところでしょうか。毎日20分なら何とか見られそう。11月からは毎週金曜。今週土曜に1~5までの再放送あり。
October 12, 2009
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第23回・無限落語「円丈VS小ゑん」お江戸日本橋亭17:30~20:45 三遊亭はら生「旅館プレイ」(はら生・作)三遊亭円丈「強情灸」柳家小ゑん「片棒」三遊亭天どん「通信簿」(天どん・作) 仲入り柳家小ゑん「グリコ少年」(円丈・作)三遊亭円丈「カランコロンの涙」(小ゑん作・「牡丹灯篭42.195km」改題) 円丈VS小ゑんということで、古典と新作1席づつの対決でしたが、ネタ交換の新作2席が圧倒的な面白さでした。「グリコ少年」は期待どおり、小ゑん師匠のものになっていて、円丈師匠とは違った軽さ、明るさが感じられました。最後に本物のグリコキャラメルとおまけを出して、森永ミルクキャラメルやサイコロキャラメルなんかと客席に蒔いてくれました。グリコキャラメルの量は減ってましたが、形は初期のハート型に戻ったそうです。2、3カ月くらい前に読んだ本で『まだある。大百科 お菓子編―今でも買える昭和のロングセラー図鑑』(初見健一、大空出版)てのがあって、この本が昭和のお菓子の写真とともに著者(1967年、東京生まれ)の思い出話が書かれていて、まさにグリコ少年を彷彿させる。その時wikiでグリコを調べたことも案外役に立った。円丈師匠の「カランコロン」は、前半のキャラ設定こそ小ゑん型に合わせていましたが、終盤にいくほど寂しさ、悲しみを漂わせる円丈流のアレンジが生きてきて、完全に円丈師匠の「牡丹灯篭」になっていました。円丈師匠の「強情灸」は志ん朝師匠に教わったそうです。銭湯が一般的でなくなった、さらにやせ我慢する江戸っ子がいなくなった、ということから「強情灸」が現代では受けなくなったと、いいつつ、灸が熱くなるところで飛び上がって立ち上がって楽屋裏を通って一周して戻ってくるパフォーマンス。円丈師匠の一番新しいお弟子さんの新作デビューありの、いつも通り観客の反応を自己消化しながらも見事なギャグを積みかねていくく天どんさんの「通信簿」など、無限落語らしさを楽しむことができました。
October 11, 2009
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落語でポン あさ吉・雀喜ふたり会天満天神繁昌亭18:30~桂とま都「兵庫船」桂雀喜「うなぎや」 桂あさ吉「皿屋敷」 仲入り(雀喜・あさ吉録音の歌「落語ワールド2、1」)桂雀喜「鴻池の犬」桂あさ吉「鹿政談」8:45まで大阪出張取材のついでに繁昌亭へ。1993年入門の同期。吉朝1番弟子と、雀三郎1番弟子の2人会。2人とも顔立ちも雰囲気も穏やかで、客席も大雨のせいで適度な入りで、何となーくのんびりとした感じ。プライベートでも仲良しだそうで、一緒に歌まで作ってしまう2人。ぴりぴりした対決ムードなど一切なく、居心地は非常によろしいです。米朝師匠に入門志願した2人が、ちょっとの時間差で、吉朝、雀三郎に入門することになった入門逸話が聞けたのも2人会ならではかもしれません。「兵庫船」「鴻池の犬」なんかが聴けたのも来たかいがあるってものです。南森町8時52分の電車に乗らないと新幹線の終電に間に合わないので、「鹿政談」が最後まで聴けず残念。繁昌亭は3度目ですが、喫茶店があったところが無料の待合室に改修されていて、過ごしやすさが益々増していました。
October 7, 2009
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キングオブコント20092週間も遅れてやっと見る。3時間まとめて見る時間を作るのは難しいのです。一番好きなお笑いは誰と聴かれて東京03と答える私にはうれしい結果。オンバトのチャンプ大会の準決で、これ1位でしょみたいなネタが2年続けて落とされたを見て、素人審査のネタ番組では無理だと思っていたので、プロ審査のKOCさまさまです。2本目のネタ、あれを10代、20代の一般人が審査したら700点くらいでしょう。お笑い学校出て、最前線の現場で戦っている現役の人たちが審査するのでブレがないし、ちゃんと見て審査してますね。ジャルジャルやしずるが何で点数でないのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、妥当な点数だと思います。天竺鼠の2本目なんかは、全然先が読めないし、読んだところも外してくるし、変すぎて普通は受け入れられないかもしれませんが、ああいうネタ見るとやられたと思ってしまうんですよね。
October 4, 2009
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末廣亭深夜寄席新宿・末廣亭21:30~23:00柳亭こみち「堀の内」 柳家わさび「純情日記~横浜篇~」(柳家喬太郎・作)柳家ろべえ「仏の遊び」(本田久作・作)古今亭朝太「お見立て」 ワイン屋の隣に、ホルモン焼き屋ができるらしい。自転車置き場がまた遠くなる。三之助さんの休席でひらがな名前の3連チャン。こみちさんの登場直後に、高座の前面にゴキブリ登場、退治までのハプニングで場内大盛り上がり。こみちさんは古今亭風味の「堀の内」。いつも思うのですが「堀の内」は、改作の余地がいっぱいある話ですね。わさびさんの「横浜篇」編は初聴き。「黄金餅」の導入で疑うことなく「横浜篇」だと気づく。喬太郎さんのテキストをほぼ踏襲し、口調やキャラまでコピーしているのが面白い。年齢的にはわさびさん世代がやるのが適している噺なので、今後どのようにオリジナリティが出てくるかが楽しみ。ろべえさんがあのキャラで若干客席を引かせて噺で落ち着かせたせいもあって、トリの朝太さんは大ウケ。普通にお見立てやってるだけなのに、若い人ががんがん笑っている。キャラとか間とか独特のものがありますね。
October 3, 2009
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第6回さと和寄席 春風亭朝也独演会後楽園(春日)・nagaya cafe さと和14:45~16:00春風亭朝也「真田小僧」(最後まで) 仲入り春風亭朝也「竹の水仙」小石川に、築70年の長屋を自ら改装したギャラリーカフェがあると、友人のライターが聞き、さらにらくごカフェでそのチラシを見つけ、ググったら3日に落語会があるということで、早速予約して行ってみる。2階のお座敷、14畳程度のスペースで、キャパは30名程度といったところ。開演時はほぼ満席。お客さんは深夜寄席に近い感じで、落語にあまり慣れていない人が多かったのか、声に出して笑うというより、噺の内容をじっくり理解しよう、楽しもうという感じが伝わってきた。それはそれで演者さんもやりづらいだろうなあとは思いながらも、こちら側としては十分楽しい。朝也さんも真田のサゲをかみながら「薩摩も真田に落ちた」といってしまって、下がった後、観客席でサゲがわからないいった会話が聞こえてきて、すごく説明してあげたくなったが、わからないままのほうが幸せってこともあるし。さと和というカフェも面白いですね。店主は開運・スピリチュアル・建物関係のライターさん。カフェ営業時間は純米酒、オーガニックワイン、おつまみやちょっとした軽い食事なども用意しているそうです。カフェで占い、セラピー、出版記念パーティなども行われているとのこと。2階のお座敷もスポット貸しをしてくれるらしい。小石川という土地、和風の家といいなんとなく落ち着く感じいいスポットだと思います。
October 3, 2009
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武田浩介 創作ラクゴ発表会~自作自演の極北~新宿ゴールデン街劇場19:30~21:00武田浩介「光と影」(武田浩介・作)(2008年初演・2009年改訂版) 休憩(池田さんのサックス演奏)武田浩介「よっちゃんの穴(仮)」(武田浩介・作)(新作書き下ろし) 脚本家の武田浩介さんが、自分で作った落語を自分でやるという会。脚本書いて自分で出る映画監督はいても、自分の脚本で落語をやってしまうという人はめったにいないだけに珍しい試みというか、それをやろうとする武田さん、それができてしまう武田さんは何て変な人なんだ。でも落語という表現方法を借りるだけで、自分のいいたいことが、自分1人の手で誰の手も借りることなく低コストで表現できてしまうのは画期的。「光と影」は閉館間近の映画館から36年前にタイムスリップして、若かりし頃に会った17歳の女性の命を結果的に救う話。17歳で助かった命も36年後には旦那さんと娘に見守られながら死んでいく幾分幸せな人生。「よっちゃんの穴(仮)」は小学校以来、20年ぶりに同窓会で会った男3人の話。いわゆる与太郎のよっちゃんが脱走のためと称して掘った穴を見て懐かしむ。中学進級と同時に、よっちゃんは特殊学級、1人は公立、1人はエリート私立とばらばらになり、20年後の人生もそれぞれが問題を抱えながらも生きている。どちらも、登場人物を絞ったコンパクトな作り、セリフがうまいから、落語的な演技ができなくても十分物語に没頭するすることができる。現代版の与太郎(知恵遅れ)を登場させるあたりは落語文法を知っている人ならでは。2作とも過去を振り返るノスタルジー的な話であることは、現在の武田さんの心情がそうさせるのか、偶然かわかりませんが、現代や未来を語る武田さんも見てみたい気がした。客席も清麿師匠、七里監督、武田さんが働く図書館の同僚など、いろいろな人がいてゴールデン街劇場が満席に。
October 1, 2009
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サマーウォーズ新宿・バルト916:20~本当は帰省した時に、上田の映画館で見ようと思っていたが、今年は帰省しなかったので新宿で。設定は、細田監督が結婚して奥さんの実家の上田に行った時に親戚がわんさかいたことがきっかけとなったとメディアで語っているとおりで、上田に室町時代から続く戦国一家があるかどうかは別として、お盆あたりに親戚が多く集まってあんな状態になるのは田舎の祖父母の家で見た風景とだぶる。田舎に行くと、知らない親戚に会う機会が多い。上田高校が、松商学園、佐久長聖、丸子修学館を破って甲子園に行くことの意味も感覚的には地元の人しか理解できないかもしれない。そんな風景の中での電脳仮想ワールドとリアルワールドの戦い。AIとかアカウントとかアバターといった専門用語が当たり前のように使われるし、セカンドライフ的な世界が普通に展開される。さらに面白いのは、最終的な戦いで選ばれるのが花札の「こいこい」。アカウントやアバターが理解できて、「こいこい」を知っているとなるとさらに限定される。うちらは大学時代、部室でこいこいをやるのが普通だったので、「こい」をするかしないかの駆け引きの面白さがリアルにわかるので「こいこい懐かしいな~」と思いながら見た。バーチャルとか出てきますが、メッセージは「人とのつながり、先祖とのつながり、世界とのつながり」というシンプルなものなので、誰でも理解できる。逆に、こういうエンターテイメントたっぷりの作品を使ってシンプルなメッセージを発することができる細田監督の仕事ぶりをうらやましく感じるほど。「時をかける少女」で完璧なリメイク仕事を見せた時と同じように、新作でも素晴らしい仕事をしています。
October 1, 2009
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