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わたしの住むフライブルクが属するバーデン・ヴュルテンベルク州やとなりのバイエルン州の学校が、昨日から夏休みに入り、現在は全国すべてが夏休み。いっせいに休暇が始まると、道路や列車が混んで、渋滞その他でたいへんなので、州によって夏休みや冬休みはずらされています。ベルリンなどはもう六月に夏休みが始まっていて、八月中頃からは学校が始まります。でも、今はすべてが夏休み。政治も夏休み。九月に衆議院(に相当する)議会の選挙、つまりは次の連邦首相を決める、政治にとっては一番重要な選挙があるというのに、現首相も他の大臣も、昨日、バイロイトでのワーグナーオペラを観賞して、今日からはどっかにバカンスに行ってしまったようです。まるで、ユーロ危機とか、ギリシャ、キプロス、スペイン、イタリア、、、、の経済危機、破産の危険は夏休み中はいったん冷凍されているかのように、政治家はまずはみなさん、活動を停止してしまってます。その間に悪いことは起こらないんでしょうか、、、、。テレビも夏休み。ふだん毎週、放映される定期的な番組はそれぞれ時期はずらされているものの、ほとんどが放映を中断し、その代わりに昔のドラマの再放送や映画ばかりが放映されて、おもしろくないこと。さすがにニュースだけはありますけれど、これもふだんの30分が15分になったり、、、。スポーツも夏休みサッカーもブンデスリーガはまだ休み中.第二リーグはもう始まっていますが。このような状況では新聞はネタ不足(こちらの大新聞というかまともな新聞は政治ニュースが中心、あと経済、スポーツなどで、家庭欄みたいなのはごくわずかです)なので、何だか薄く感じられる、、、。雑誌も政治のニュースが少ないので、あんまり重要でもないテーマの特集記事でお茶を濁していて、つまらない。ドイツ人の有給休暇はたしか4週間ぐらい、それに土日や祭日をくわえれば、たいへんな数字になります。そして、誰もがこの休暇をしっかり取ります。労働者の権利として。だから、「休暇だから担当者はいません」と言われれば、黙って引き下がるほかないのです。銀行のお姉さんでも、市役所員でもね。ヨーロッパ人にとって、休暇は神聖なのです。そう、日本のお盆休暇のようなものでしょうか。みんながいっせいに休むの。もちろん、電車とか郵便局とか、スーパーとかは開いていますけれど。ところで、ドイツでは休暇中は学校の宿題を出してはいけないそうです。休暇は休み、遊ぶためであって、勉強するためではないから。もちろん登校日なんてものも、プールの日もありません。そもそも、先生が夏休み中に学校に出てくるわけないです。世界旅行とかに行っちゃうし。今日の新聞に世界の休暇状況というのが特別記事として出ていて(ネタがなくなったからかも)、そこに日本のことも登場していました。日本の特派員だった人が書いたらしくて、「日本ではお盆休みやゴールデンウイークは全国いっせいに行なわれるので、渋滞がたいへん、列車も混み合って、狂っている」みたいに書かれていました。また、有給休暇が公的には二週間?ぐらいあるのに、これをすべて取りきらないことも、ヨーロッパ人から見れば謎のようです。夏休み中に登校日やクラブ活動があることは、まさに信じ難いことのようです。まあね、こちらは夏前に学年が終わって、九月からは新しい学年が始まるから、宿題を出しても意味ないのよね。でも、冬や春の2週間とか1週間の休みにも、宿題は出ません。休みは休みというわけです。どちらが良いとか悪いとかではなくて、この違いが面白いです。この違いから来る結果や効果の違いは調査されていないみたいだけれど。娘はドイツの学校に通いましたから、休暇中に宿題を出されたことはありませんが、わたし(日本の学校でしっかり宿題したよ)よりも学校の勉強ができたことは確かですから、休暇中の宿題は学力とは関係ないのかも、、、。日本では親が長い休暇をとれない(とらない)ので、子どもだけがすることもなく休暇を過ごされては困る、という悲しい事情もあるのでしょうね。まずは親が休暇を得られるような労働条件づくりが先決、ということでしょうか(外から勝手なことをほざいています)。でも、こうやって長い休暇を楽しむ(とくにドイツ人は誰ものが外国旅行に行くのが好き)ことができるというのは、ぜいたくなことですね。けれども、そんなことをしている間に、勤勉な中国人に経済的に追い越されるでしょうね。っていうか、もう追い越されてますね。のほほんとしていられる日は、いつまで続くことか。フリーターのワタクシは休暇とは関係ありません。一年中が休暇みたいなものであり、仕事日であり、、、。働かなければ、一銭も入ってこないだけのこと。暑い暑い。日中は35度になりました。屋内も今は30度近く。それでも夜間はちょっと冷えてくれるので、その間にパンを焼こうかな。
2013/07/27
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一ヶ月半ぶりに、BFのフランスの田舎家・庭に出かけました。一ヶ月半前に刈った草は、元に戻って、何もかもが草に埋もれ、バラは咲き終わって、枯れた花びらだけが残っています。でも、代わりにいろいろなベリー類が熟していました。トゲトゲがあって、採取するのがやっかいな、西洋スグリ(グーズベリー)は明るい緑だった実が、今はすっかりルビー色に熟して、西洋スグリ(グーズベリー) posted by (C)solar08見た目が大好きです。そして、熟した今はとても甘くて、そのまま食べてもよいし、タルトなどに入れてもおいしい。岩手県の山の中でも、同じベリーを見かけたことがあり、うれしくなりました。カシス、つまり西洋クロスグリ(ブラックカーラント)は、黒く光る小さなベリーをたっぷりつけて、西洋黒スグリ(ブラックカ―ラント) posted by (C)solar08これは、ジャムやシャーベットにするととても香りが強くて、味が濃くて、おいしいです。赤スグリは、色がとてもすてきですが、酸っぱくて、このままではいただけません。お砂糖たっぷりのメレンゲつきケーキに合います。西洋赤スグリ(レッドカーラント) posted by (C)solar08ブラックカーラントとグズベリー(赤) posted by (C)solar08ブラックカーラントはいく株か植えてあるので、上の量の三倍ぐらい、3キロ以上採取できました。これをジャムにする作業がまだ残っています。ベリーとネクタリン、洋梨のサラダ posted by (C)solar08採取したベリーの一部に、買った果物を合わせてフルーツサラダ。風味が格段に強くなります。ベリーはうれしいけれど、この日は35度ぐらいの日がかんかんに照った日で、暑いこと暑いこと。帽子はかぶらないので(大嫌い)、汗がぽたぽたひたいから落ちてきて、日に焼けました。出発したのが夕方になってからだったので、バゲットをフランスで買うことができないため、前もって焼いておきました。ふだん焼いているスチーム付きコンヴェクションのオーヴンは、熱風の当たり具合のためか、かならず一番奥のクープがぱっくり開き、その手前がきれいにエッジが立ちません。それで、試しに、一番奥に当たるクープを短めにして、次のクープを長めにしました。そしたら、バゲット、ホップ種で posted by (C)solar08思い通り、奥から二番目はパックリ開いたけれど、一番奥が今度はエッジが立ちませんでした。まさに、あちら立てれば、こちらが立たず。ま、どうでもいいけどね。こんなこと。それと、今回も実験したのは、だるまや。さんの「芯なし成形」。ふつう、バゲットの成形では、いわば三つ折りするように巻き込んで、中央に芯ができるようにするのですが(とはいえ、芯など意識もしていなかったけれど)、そうすると芯の部分がつまるので、長方形の生地を二回、二つ折りにして、芯の部分ができないように成形するというアイディア。これをまた試したのです。そしたら、バゲット、芯なし成形で posted by (C)solar08芯なし成形のバゲットのクラム posted by (C)solar08夜、暗いキッチンで撮ったので、薄暗い。おおお、私としては、かなりの気泡。といっても、気泡の大きさにムラがあるし、だるまや。さんのみたいにはきれいにそろった気泡が開きませんでしたが、望みは低いからこれでいいの。もうこれ以上は望まないようにしよっと。でも、驚いたのは、バゲット特有の香りがものすごく出て、クルマの中がバゲットの香りで満ちたこと。同じ粉、同じ成分で焼いているのに、焼き方によって、バゲットの香りが出たり、出なかったりするとは思いませんでした。以前は、この香りが出ないのは、ドイツの粉だからだと思って、フランスで粉をわざわざ買ったものですが、それでも出ませんでした。それが今回は、これまでと同じドイツ製の粉なのに、フランスパンの香りプンプンよ。着いた翌日、近くの温泉町(ボルボン レ バン)のブーランジェリー二軒でバゲットを買いました。これらは見た目はやはりお見事。そもそも長さがずっと長い。家庭用のオーブンではこんなに長いのは焼けないから、しかたがないけれど、これはうらやましいです。でもね、一軒の店のは気泡が細かく、軽い焼き上がり、食べるとまるで生の麩をかじっているような食感。フランスパンの香りもしません。もう一軒のバゲットは気泡は大きくて、味はまだ良かったですが、なんかねえ、味の手応えが感じられないのよね。なーんて、フランス製のフランスパンを批評できるような身分ではありませんけど、つい期待が大きすぎて、裏切られたときの気分が悪いです。
2013/07/22
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モルトパウダー+フスマ入りバゲット posted by (C)solar08こういう茶色のバゲットを焼きました。上には胡麻もくっつけて。BFの姉さんが趣味でヴィオラを習っていて、シルバー中心の趣味の合奏グループでも弾いています。毎週一回ずつ集まっては練習をして、年に二回、バカンスに入る前にはメンバーの一人のお宅で、メンバーの家族や友人も招いて発表会をし、そのあとは持ち寄りパーティーを開いています。で、それに招待され、しかもこの姉さんから「あんたはバゲットを焼いて」と注文されたので、(どうせパンはいくつも用意されているから、地味な持ち寄りでいやだなあと思いつつ)、焼きました。買ったバゲットと区別がつくように、生地にはフスマとモルトパウダーを入れて茶色くして、表面には胡麻もふりました。だるまや。さん提案の二つ折りを二回くりかえす「芯をつくらない成形」を試したら、ほどほどに気泡も開いたみたい。楽しみな食事の前に、まずは発表会。ハウスコンサート posted by (C)solar08メンバーの一人お宅の一階は、キッチンやバスルームのほかに小さな書斎一つ、大きな部屋が三つ。大きな部屋三つは、それぞれを隔てるドアを開け放すと続くようにつながっています(昔の日本のお座敷がフスマで隔てられたのに似ている)。昔は、上の写真のグランドピアノがある部屋でお客様と食事をして、食後は向こうの演奏者たちがすわっている部屋に男性たちがひきとって、葉巻を吸いながら談笑し、女性たちは、別の小さな部屋にひきとっておしゃべりをしたそうです。つまり、一階はすべて、「公共用の』スペースだったのだそうです。今はこの写真をとった位置の背後の部屋が居間、ピアノの部屋が音楽室、その向こうの部屋が食堂として使われているらしい。寝室などプライベート部屋は二階にあるのは、昔どおり。背後の部屋にお客たちがすわって、ハイドンのほか、17世紀の誰だか知らない作曲家の曲が演奏されました。シルバー中心だからか、音をはずす方もいて、助っ人のために(謝礼を払って招待された)若い音楽家もまじって演奏。フルートが一人入ったおかげで、かなり美しいハーモニーが展開しました。たとえ音が頼りなかったり、調子がはずれても、生の音楽は心に響きます。窓の外の空やお庭の木々の緑、晩(といっても明るい7時頃)の日差しを見ながら、楽しむことができました。指揮をし、指導をするのは、若い女性。チェロを学んだ方ですが、あちこちで趣味のコーラスや合奏団を指導して生計を立てているようです。多くの音楽家は生きて行くのがたいへんそうです。でも、笑顔が明るい、とてもすてきな女性で、見ているだけで元気が出ました。頑固そうなシルバーたちを励まし、教えるのはたいへんそうなのに、よーやっとるわー。音楽が終わったら、居間に並べられた持ち寄り食事(クスクスサラダ、ビーツのサラダ、人参のサラダ、ミートボール、エビとパイナップルのサラダなど)を各自がお皿(なんと同じ柄のアンティークのお皿が48枚もあるのだそうです)にとって、お庭の桜の木の下でいただきました。ガーデンで食事 posted by (C)solar08こんなに明るいけれど、晩の八時半ぐらいです。この桜の木。サクランボがたくさんまだなっていて、その甘くてコリコリしておいしいこと!とても楽しい夕べを過ごすことができました。バゲットを焼いたついでに、ライ麦全粒粉(フォルコーン)15%ぐらいとスペルト麦(ディンケル)10%を小麦粉に混ぜて、これもホップ種でカンパーニュと、同じ生地でバゲットにも成形して同時焼き。カンパーニュ生地のバゲットとカンパーニュ posted by (C)solar08そしたら、丸いカンパーニュのクープが、生まれてはじめて、パックリ大きめ(大きくではなくて、あくまで大きめ)に開きましたよ。どうしてそうなったのかは、わかりません。たぶんですが、生地が固めだったからなのでしょう。そのせいか、クラムはいつもの、あまりパックリしないタイプの方が良かったような、、、。バゲットの方は、上のパーティーに持参して、誰かの口に入ってしまったらしいので、気泡がどうなったかはわからず終いです。
2013/07/18
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ドイツの夏の週末、とくに土曜日は、町のあちこちでイヴェントがあります。先々週末フライブルクでは、町の中心部に誰もがずらっと木のテーブルと椅子を持ち出して、展示をしたり飲食するイヴェントがあるはずだったのですが、雨の予報で、開催者(市立劇場)がキャンセルしてしまったのに、実際には夕方になって晴れてきて、人々はどっと町にくりだしました。だから、ビアガーデンもどこも人でいっぱい。ひさしぶりに私もビアガーデンに入りました(って、ビールを飲まずにアップルジュース)。ここは二十年以上前に留学生としてきたときにもあったガーデン。なつかしいなあ。先週末は最初から快晴。この日の晩は、ミュンスター広場(大聖堂を囲む広場)でワイン祭りが開催されました。フライブルクおよびその周辺はワインというか、ワイン用ブドウの産地で、ワイン生産が盛んです(バーデンワインとして、日本でも売られています)。祭りでは大小のブースが立ちならび、そこではそれぞれのワイナリーがワインを売ったり、軽食を出したり、大きなテントでは、地元の高級レストランやホテルの屋外レストランを出しています。広場は人でいっぱい。あちこちに並べられたベンチやテーブルは満席状態。幸い、友人の一グループに出会ったので、すわっておしゃべりすることができました。とても良いワイン(香りがフルーティーで、ドライ)のボトルを買って、みんなで飲んでます。飲めない、というか飲みたくもない私は、他人のをちょっと試させてもらうだけで、あとは水だけ。アルコールが飲めないというのも、情けないもんです。夕食は家で食べてしまったので、食べることもなく、つまりただで数時間を過ごすことができました。それでも、楽しかったよ。夏はこうして、まだあちこちでワイン祭りやサマー音楽フェスティバルなどが開かれます。こういう光景を見ると、みんな愚痴っているけれど、ドイツって豊かなんだよなって思いますね。決して、ドイツとしては安くない(日本よりは安いです)ワインとか食事なのに、これだけわんさか人がいて、その後も夜中過ぎまで若い人中心でにぎわうのだから。まあ、ユーロやヨーロッパの先行きはあやしいし、どの国も借金をどうやって返すか、展望はないらしいから、見通しは明るいとは言えませんが。経済学者の中には、金や預金の価値がいつかはがーんと下がるから、今の内に物に変えておけと言う人がいます。果樹園とかウイスキーとか、何でもいいからって!果樹園といっても、もうお高いですから、そう簡単には、、、、。ジャガイモ畑もよさそうだけれど、、、、。粉の買いだめをしたいけれど、虫がつくに決まっているし、、、。粉といえば、、、さすがにこちらでも、このところ日中は25度を越える暑さなのに、暑いキッチン(西日がさす)で今日はまたパン焼き。カンパーニュ posted by (C)solar08ホップ種をつかって、小麦粉にライ麦全粒粉を15%ぐらいとスペルト麦粉も混ぜて70パーセントぐらいの水で焼いたら、わたしとしてはこれまでで最高のパックリクープになりました。バゲットのクープは開くのがわりあい簡単なのに、カンパーニュはなかなかパクっといかないです。これもまぐれ。どうしてそうなったのかは謎です。クープを深めにいれたからよかったのか、生地をしめたから(って、どうやって締めるかもようわからん)なのか。カンパーニュ、クラム posted by (C)solar08クラムもね、どうなったら成功と言えるのかがわかりませんが、まあおいしければいいのよね。
2013/07/08
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杏 posted by (C)solar08二つに割って、種をとった状態。ドイツには全国にAldiというディスカウント・スーパーマーケットのチェーンがあります。ドイツだけでなく、フランスにもポーランドにも、、もっと他の国にもあるかもしれません。この企業は大成功で、ボスは億万長者番付の最上段にいます。成功の秘密は価格。こんなに安くて良いのかと思うほど安いです。しかも、質が悪くないところが困ったところ。安い価格のツケは、生産者へのダンピング圧力や従業員の低賃金や労働条件など、どこかに回っているはずですが、消費者はつい、安さの魅力にひかれて買ってしまいます。私もね、大企業の支援はしたくないのですが(昔、父は「スーパーなどの大企業で買ってはならん。地域の小売店で買って、応援しなければいけない」と𠮟咤していました)、値段の魅力にいつも勝てるわけではなくて、ときどき買ってしまいます。昨日は1キロのアンズが2、5ユーロぐらい。つまり300円余りでした。これをジャムにするか、ケーキにするか。お腹の脂肪のことを考えて、近頃はケーキを焼くのを控えているのに、やっぱりケーキ。杏ケーキ posted by (C)solar08粉砂糖をふる前生クリームとアーモンドの粉の入ったリッチな生地で。バター125gぐらいを泡立て、砂糖80g、レモンの皮のすりおろしてさらに泡立て、卵3を入れてさらに泡立て、小麦粉125gとBP小さじ3をふるったものを入れて混ぜ、バニラ、アーモンド粉100g、生クリーム150gも入れて混ぜた生地に、アンズを半分ぐらい埋め込むようにして並べて、180度に予熱したオーヴンで45分ぐらい焼いただけです。これだけBPが入っていると、さすがに生地はフワフワ、バターとクリームのおかげでしっとり。アンズのケーキ posted by (C)solar08粉砂糖をふると、見栄えがよくなるから、不思議よね。アンズは生の状態では結構、甘かったのに、焼いてみると、あら不思議。とても酸っぱく感じます。だから、これはやはりホイップクリームを添えた方が、おいしくいただけると思います。お腹の脂肪のことは明日考えることにしよう。アンズのケーキ posted by (C)solar08
2013/07/06
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仕事で落ちつかないときには、無性に掃除がしたくなったり、パンを焼きたくなったり、それどころか、できもしない縫い物をしたくなったりします。「あー、家事だけで過ごせたら、どんなに楽でいいだろうなあ」なんて思ったりします。ところが、仕事が一段落して時間ができたとたんに、気持ちが落ちつくどころか、ウロウロ、どうしてよいかわからない状態になります、、、いい歳をして、、、。やっと台所の床をきれいにできる、布と型紙を買ってブラウスも縫えるというのに、これらが魅力的には思えなります。毎回、これのくりかえしです。昔、仕事をはじめたばかりの頃、というか仕事がまったくなかった頃、毎朝、目を覚まして、「いったい何のためいに起きなければならないのだろう」と思ったものです。自由でお気楽な生活だとも言えますが、これは精神的にはつらいものです。なかば鬱病のような状態、ずっと眠っていたい、みたいな無気力な状態。子どものときから、常に「しなければいけないこと」、つまり学校のお勉強とか、家の手伝い(かなり多かった)を優先して(といっても、両親は「勉強しろ」とは全く言ってくれなくて、それで自分で心配になって「勉強させて」と親にお願いしたものですが)、「したいこと」を見つけなかった習慣が、いまだに尾を引いているのは、情けないことです。子どもの頃や若い頃に、自分がしたいことを見つけ、それを万難を排除してでも実行し、楽しむことを学ぶことは、とても大切だとつくづく思います。これがないと、誰かの命令、つまり先生とか上司とかの命令でしか、動かなくなってしまいます。少なくともわたしの場合はそうです。自由業というのは、上司の命令がないので、精神的には楽ですが、命令してくれる人がいないということは、自分で自分を叱咤激励して、動かさなければならないということです。けれども、自分を動かすのはとどのつまりは、「これがしたい」「あんなことを試してみたい」という興味とか好奇心とか、つまりは何かが好きである、という動機です。でも、「しなければならないこと」を優先してきたワタシには、なかなかこれができなくて、パンを焼いたりしていると、「こんなことをしていてはいけないのではないだろうか。次の原稿のことを考えなければ」などと、つい思ってしまいます。つまりは貧乏性なのですね。というわけで、家の中をウロウロし、掃除もせず、やっと買ってきた型紙でブラウスを縫いました。縫いたいわけではないのに、売っている衣料で買える値段の商品には気に入るものがないのと、欲しい思うものはものすごく高いからです。リーズナブルなシルクのシフォンを買って、簡単なブラウスに挑みました。小学校の時から裁縫がとりわけ苦手で、布巾でさえ、母(とても器用でした)に縫ってもらっていたぐらいですから、今でもへたです。ミシンの縫い目もまっすぐに縫えないし、布の裁断すらも、型紙から大きくずれてしまいます。で、バゲットの生地のベンチタイムをとっている間に、ブラウス縫いに没頭して、15分のベンチタイムがなんと2時間半以上になったところで、はたと「ああ、パンを発酵させていたんだ」ということを思い出しました(これはアルツハイマーの発端だろうか)。デロデロになった生地をなんとか成形して、二次発酵はオーヴンの予熱時間だけにして、焼いたら、やっぱりね、クラムが詰まりました。ベンチタイムをとりすぎたバゲット posted by (C)solar08時間の無駄遣いといえば、こうやって時間があると、つい昔から好きだった推理小説を読んでしまいます。私は昔からイギリス系の女性作家(子ども時代はクリスティー、その後はマーガレット・ミラー、ルース・レンデル、PDジェームス、ミレット・ワルター、エリザベス・ジョージ(この人のはちょっとキッチだけれどね))の心理推理小説ものがとくに好きです。でもね、推理小説がどれほど良くできていても、読み終わったとたんに、がっかりします。だってね、たいていの小説で、どこか論理に合わないところとか、道理に合わない弱点が見えてしまうし、そもそも読み終わったとたんに、「これはすべて作り話なんだ」という当然の事実を目の前に突きつけられて、呆然とするからです。読んでいる間は、「これからどうなる」「どうしてそうなんだ」「誰が犯人」と好奇心いっぱいで、読みつづけざるをえなくて、徹夜をしてしまうことも多いのに、読み終わったとたんに、それまで自分をわくわくさせていた世界はあたりから消えて、後に残るのは、夜明けの鳥のさえずり、白々明ける空、眠くてだるい自分の身体だけ。「私はいったい何でこんな作り話のために、貴重な人生を費やしてしまったのだろう」と自己嫌悪におちいります。そういえば、「ワタシは小説はいっさい読まないのよ」という友人がいます。フィクションはフィクションでしかないからだそうです。もっともといえば、もっともです。もう推理小説は読まないと決心したのに、またまた市の図書館でルース・レンデルの、まだ読んでいなかった作品を見つけてしまい、借りてしまいました。推理小説はここ20年はほとんどドイツ語版を読んでいるので、日本語版よりは読むのに時間がかかるのが幸い(日本語版だと一晩で一冊読んでしまうので、お金がもったいない)ですが、それでも夢中になると我を忘れてしまいます。そういえばね、外国語の習得には推理小説はよいかもしれません。夢中になって読み進むから。とくにアガサ・クリスティーの英語はすばらしいと思います(って英語の良し悪しを判断できるほどの者ではございませんが、クリスティーの英文は好きです)。日本人の書いた推理小説も好きです。高村薫さん(同じ大学を出ているのに、この方の才能は超人的、ワタシは凡人以下、能力にとって大学は関係ないんだね)の作品は繰り返し読んでも面白い、つまりは読み終わってむなしくないのが不思議です。こうして、今日もなしとげたことは、バゲット二本を焼いたことだけです。今回はベンチタイムは15分とっただけなのに、クラムがまた詰まったので、クラムの写真はなし。ただのバゲット posted by (C)solar08詰まったのでクラムの写真なし昨日も、推理小説のかたわら、アルザス風リンゴタルトなるもの(どいつのレシピ)を焼きました。アルザス風リンゴタルト posted by (C)solar08パイ生地(本当はタルト生地の方が良い)に生の薄く切ったリンゴをならべ、卵とクレム・フレッシュ(固形に近い生クリーム)と砂糖を合わせたソースをかけて焼いたタルト。リンゴやソースから出る汁で生地が柔らかくなりすぎました。これはやっぱり固いタルト生地で作らないといけないと反省。
2013/07/04
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