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会津地方の名物「歳の神(さいのかみ)」です。ばあちゃんたちは「さいのがみ」といいます。毎年1/15日。村中の人が、昨年のカレンダーや破魔矢、お札、だるまなどをもってきて火に投げ入れます。八百万の神の精神。どんなものにも神様が宿っているという日本人的な発想。そうおもえば、そういったものはゴミ箱へ捨てられませんね。年のはじめに、村の人たちが顔をあわせる。暗闇の中に、それぞれの顔が浮かび上がります。その火で、もちやするめを竹の先につけて焼きます。それを食べれば無病息災。その火でつけたたばこをすえば、虫歯にもならないという迷信。こどものころそういわれてたばこにむせ返った記憶がありますが、この村に小学生はいません。さびしいかぎり。昔ほどの村にも勢いがなくなってきているのを感じます。つくるのはめんどくさいなぁと思いますが、こういう行事は残していきたいものです。ちなみに、息子大和を取れていきましたが、燃え盛る火にびびって泣きまくりでしたが、きっちりもちとするめを持ち帰りました。もちはあぶないので食べさせていませんが、するめをかじって、こちらが油断した好きに嫁さんのビールを飲んでいました。気をつけねば。
2006.01.19
巨人入団した辻内投手。昨日から読売新聞のスポーツ欄に特集がありました。日本最強投手をめざす辻内投手。豪腕の呼び名がぴったりですが、中学時代、大阪桐蔭1年生時代は自己主張の強い子ではなかったようです。野球への情熱。投手への情熱。最初のきっかけは父親主導だったらしいです。中学3年のときに130キロ。ピッチング練習のときに、父親がとり損ねて体に当てたときに父親との投球練習をやめたというエピソード。父を越えた瞬間。お父さんはどんな気持ちだったでしょうね。捕球できなくなるまでに剛速球を投げ込む息子。それまで捕れていたボールがとれなくなる。うれしさ反面、さびしさ反面といったところでしょうか。父親の手を離れ、どんどん自分を確立していく息子。多くの父親がその時を経験するのでしょう。巨人期待の左腕。辻内投手。お願いだから大事に育ててほしいと思います。
2006.01.12
好き好きはあるかもしれないが、野村監督の野球理論は一理ある。点を取られなければ、負けることはない。投手力中心のチーム。かつて、人数のぎりぎりチームで連戦連勝のチームがあった。そこの監督の方針は、一にもニにも投手。一番体格、能力に秀でた子を徹底していい投手に育てる。究極の一点集中。2番目の子を捕手に。後は徹底した守りで1:0の勝利をめざすソフトボール。強力打線をも黙らせる投手。ピッチャーで一番。その子のホームランのみで勝つスタイル。しかし、あまりに、投手の育成に手をかけたためか、誤解を招いて、保護者と衝突してチームを去ったという。人数の少ないチームで、効率よく勝つひとつの方法がそこにある。五年間指導してきて、いつも投手の育成には選手任せのところがあると自分を分析している。チーム全体の底上げをしていると、投手の育成が薄くなる。内野、外野を仕上げることを優先してしまう傾向がある。投手の重要性をわかりつつもバッテリーに任せてしまう。投手ほど、時間をかけて育てるポジションはない。依然は6年生の投手をつくることで精一杯で、いざ6年生が卒団して、次の投手を育成するといったへまをしていまた。しかし、じっくり熟成させなくては、いいものを引き出すことができないことに気づいて、各学年に複数の投手をつくり、競わせた。一枚看板では、危険な場面が多々あるし、連投による体力的な問題を考慮してのことだ。投手の育成は難しい。そのときがよくても、後で悪くなったり、そのときがだめでも後でよくなったり。長いスパンで選手を見ることのできる指導者。全体を見ていると、どうしてもおろそかになっているなぁと思う。わがチームに一番必要なのはバッテリーコーチだ。今年は、その割合をバッテリーに比重をおいて指導していこうと思う。
2006.01.11
2006.1.7 スポ少が始動しました。大雪の会津にあって、最初の練習場に選んだのは、町内のリフトのないスキー場。ここにそりをもって集合と号令をかけました。誰かしら休むだろうなと思っていましたが、年明けそうそう全員参加。冬季トレーニングにこなかった選手も来ていました。うまいやつだけがうまくなるんじゃない。補欠にいたるまで、チーム全員の底上げが無ければ、うちのチーム全体の力は上がらない。それがわかるなら、冬季トレーニングの重要性がわかるよな?と全員に私の意図を伝えて、スキー場の山頂までそりをもって歩いて(800mくらい)、会津盆地を見下ろしながら、一発目の挨拶をしました。大雪が降って喜ぶのは犬と子供。雪の中で、子供たちは大はしゃぎ。 斜面の雪原をあるくだけでもトレーニング。歩くだけではなく、走ったり、転んだり、ジャンプしたり。効率よく歩く、登るには自然と足の内エッジ(内側)に力が入ります。これがいい練習になります。 写真は、ジャンプ台をつくってのそりジャンプ大会。右端に黄色のソリで飛んでいるを捕らえました。そして、雪原での三角ベースでしめくくりました。雪の上では、横っ飛びしても痛くありません。普段よりも思い切ったプレーができる利点があります。ただ、遊びの範囲をでないので、本当の練習には不足がありますが、ひとつのきっかけとしてはいい練習になります。3月後半の雪解けまで、こういった練習がつづきます。雪解けまではあっという間。冬休み気分をすぐに払拭して、春にむけたトレーニング。どういうチームにしていくのかというイメージ作りを全員でしていきたいと思います。
2006.01.10
親父の名代として、親戚のお葬式にいってきました。「名代(みょうだい)」。今年で30歳になりますし、そろそろ大人になってきたなぁと実感しました。そうはいっても、親戚の顔がわからない・・・向うは「おう、元気だったか?」「でっかくなったなぁ。貫禄でてきたなぁ。」とか、話しかけてくるのですが、誰だっけ?の浦島太郎状態。でも、よくよく話すと、昔何回かあったことのある人だったりします。そういう方面は、まったく無関心ではいけないなぁと少し思いました。親父は昭和23年生まれの団塊の世代!?くらいの歳。まだまだいけると私は思っていますが、そのうち60歳になっちゃうんですよねぇ。家は、田舎の旧家なので、いろいろめんどくさいしきたりがてんこもり。同じ田舎出身の嫁さんでさえ、てんてこまいするほど。伝統を完全にまもる自信はありません。祖父が無くなってから、やめてしまった伝統もいくつか。そうやって、風化していくのはしかたのないことかもしれませんが、親父はなんでもデジカメにとって残していくと意気込んでいます。大雪の中に、風化していて田舎。後何十年かしたら、14戸そこらのこの村はどうなるんでしょう?跡取りがいるのは4、5軒。確実にそのほかは減ります。近所に一緒に遊ぶ子はなく、小学校は統廃合でバスで8キロ先。過疎の地域の切実な思い。私も感じ始めています。正月早々、暗雲渦巻く将来のことを考えても仕方ないので、今をしっかり生きていこうと思います。野球があるのが、一筋の光明かな。
2006.01.06
ごぶさたしておりました。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今日から仕事はじめ。とんでもなく雪が降っています。あらためて、会津は豪雪地帯だと思い知らされます。春になったら解ける雪。その雪を勝たすために、雪国は何億というお金を注ぎ込む。雪の苦労は、やがて報われる日がくるのでしょうか?視界2、3メートル。車が一台やっとやっと通れるくらいの道幅。こんなときに外出したいとは思いません。こんなときに、ロードにいってくるといった行為はまさに自殺行為。八甲田山になってしまいます。春のこない冬はない。このいてつく雪国で、みなさまを参考にしつつ、今年もがんばっていきます。
2006.01.04
昨日の続きです。やる気があんのか、ないのかわからないわがチーム。やる気のあるやつが一生懸命がんばっている中、もっともっとがんばらなければいけない彼らは何をしているのだろう。チームの底上げもままならないわがチーム。それでも一歩ずつやっていくしかありません。東北版の読売新聞の土曜の特集。「東北ベースボール賛歌」。実は先週の土曜日で最終回でした。こんないい企画が終わってしまうのは残念です。最終回は、山形の天童エンジェルスという2001年に結成された少年野球(硬式)クラブチームの総監督、五十嵐晋さん(47)。中学の先生の肩書きを持ちながら、クラブチームの総監督。小5から中3まで、部活動との両立を認め、楽しんでやることを最大のモットーとし、「やりたい時にこればいい」という姿勢で、出入りは自由。勝利至上主義の対角線上にあるチーム。このチームを率いて、7年の指導で地区大会優勝5回、東北大会出場2回、全国大会出場1回の実績を残す。チームにバントのサインもない。背番号も希望制。なんと自由で洒脱な雰囲気のチームだろう。こころからのenjoy baseball強豪高校でプレーする高校生は、このチームのいるリーグから巣立つことが多くなったそうだ。そして、高校を卒業したOBも地元にもどり、指導者となる。OBには、横浜の加藤武治、広島の栗原健太もいる。なおも監督は、「これからどんどん出て行くでしょう。」ともいっている。そして舞台は世界へ。山形県選抜チームが国際大会に出場したのを機会にエンジェルスは日本代表としてキューバで開催された国際大会に参加もした。どんどん世界はひろがっていき、子供たちの夢も広がっていく素晴らしい環境。そんなエンジェルスに、最近女子のソフトボールあがりの選手が入団したそうだ。五十嵐監督はいう。「好きなら誰でもいい。思い切り投げて、思い切り打ってもらいたい。打撃は自分の力。守備は助け合い。野球は両方を兼ね備えた素晴らしいスポーツなんです。」このように締めくくっていた。こんな指導者がいる環境で育つ選手は幸せだと思う。選手の自主性にまかせる。選手を信じている。「来たいときにくればいい。」という、自己管理。そして試合さえも自主性で戦う。そのスタイルを終始貫いて、世界を目指す。私が目指す、太陽と北風の中にある「太陽スタイル」の徹底がここにあると思う。コートを脱がせるために、強風を吹きまくる北風ではなくて、あたたかい光で自らコートを脱がせるスタイル。彼ら野球少年、少女のハートに火をつける。自然とやる気になって、練習にも自らいくようになる。そこには絶対の信頼感がある。まず、指導者が信じなくては、彼ら選手はわれわれを信じてくれない。しかし、このスタイルで戦っていくには、かなり厳しいと思う。辛抱強く、待つことも指導の一環だと五十嵐監督はいっていると思う。そして、タイミングを逃さない丁寧なメンタル、フィジカルの両面からのケア。亡くなった仰木監督にもにた空気。その栄養をたっぷりと吸い込んだ選手たち。自主性はおそろしく育ち、どんどんうまくなっていく強力なエンジンが形成される。後輩の指導陣もそだつ。そのサイクルたるや、すばらしい。おもしろくないときもあるが、選手たちを手放しで信じてみること。これを来年の課題にしたいと思います。
2005.12.27
平成17年、今日が最後の練習になりました。全員の参加を望みましたが、願いかなわず・・・最近この手の話題が多くなってしまう・・・みなで高みをめざそうとしている中、残念です。少数で戦う以上、強くなるには全員のレベルアップが条件だということをもっと意識する必要があります。親も子も。この選手をうまくしたいという気持ちはあるのに肝心なそいつがこない。連絡さえない。そんないい加減な気持ちなら勝ち負けにこだわらないレクリエーションでいい。この大雪の中、くそ寒い中、練習に参加する君らの意気込みに正直、私は救われます。私だって寒い。そこにきて人数がすくないとダメージが大きいです。彼らにありがとうといいたいです。そして、そこまで一生懸命野球をやりたいという気持ちに、いまいちさせられない練習に来ない子。自分の無力さを感じますが、そうもいってられない。そいつらをどうやって、来させるか。練習に参加させるか?自分たちからいきたいと思わせるようにできるか?やる気がないなら、やめろ!ということは簡単。でもかえはいませんし、このメンバーでやっていくしかない。それに練習にきたら、きたで一生懸命にやる子めらなんです。電話をかけたり、首根っこをつかんで、無理やり練習させることはできます。でも、根本的な改善にはならない。自らのやる気を育てる。ゲームの楽しさや、寒さにかつ「やる気」。それしかないと思います。やる気を支える一番のもの。enjoy baseballでしょう。それには保護者のフォローは必須ですね。年の最後の練習。新たなる決意とともに終えました。これについて、考えていたら、読売新聞の面白い記事を発見しました。それについては、明日書くことにします。
2005.12.26
大雪の会津。朝から、トラクターにのって雪かたしです。といってもおやじがですが・・・私は、運転できません・・・去年の11月にうまれた大和。一冬経験しているとはいえ、自らの足で雪を踏みしめるのは初めて。完全防備をさせて、庭にほっぽりだしました。びびり、はいってます。スキーのインストラクターだったおやじは、そのうちスキー場につれていくといって準備を始めています。1歳になったばかり。大丈夫なのか。おやじ(じいちゃん)。
2005.12.24
明日から、また大型の寒波が会津を襲います。週末、大雪必死。暇をみてボードにきってきたいと思います。希望者の子めらとOBをつれて、磐梯山へ。足腰鍛えてきます。今日は、ソフトボールが20:00まで、中学生野球教室が21:00まで。家に帰ると、息子は寝ている。息子よ、一緒に練習やるのにはやく大きくなっとくれ!さて、ソフトボール。切れ目ない打線にするために導入を考えているもの。シンクロに挑戦しました。野球と違って、どこでピッチャーにシンクロをかけるか?今日、やってみたところ、やはり、ピッチャーの軸足が沈み込むところ。ここがシンクロどころだと私は思いました。野球と違うのはそこから、ウィンドミルだと腕が回転する。若干、シンクロのタイミングが早いようでした。待ちきれないこめらが続出。ただ、今日はかなり遅めの投球だったので、バンバン、ウィンドミルで速球を投げ込めは次第にあってくると思います。このシンクロ。なにがいいって、スウィングの始動のきっかけを与えてくれます。クンと踏むことによって、軸足にしっかり乗れる。乗れることで、体重移動ができる。力強いスウィングを生む。ピッチャーに対して、いつスウィングをはじめていいかわからなかった子、それがあいまいだった子めらには、効果覿面。バッキンバッキンあたります。自分のタイミングをもっていた子は調整しずらかったみたいですが。手塚さんの本の中で、シンクロはジャンケンと同じ、とありました。いきなりシンクロをかけるのではなくて、声にあわせる。「せーのーで、クン」そこでシンクロを仕掛ける。わけがわからずとも、タイミングがばっちり合った子めらはうれしそうでした。チームで野球がわかるこのところに集まって、ああでもないこうでもないと議論しています。指導者として、よしよし、いい傾向だ!と心の中で思います。「えー、なんで合うんだろう!」(タイミングが)合う。笑っちゃいます。そんな言葉すら、わからなかった子めら。いっちょまえなことをいっていますが、そんな彼にほくそえんでしまいます。そうだろうそうだろう、別に俺が考えたわけじゃないが、世の中いろんな方法がある。いろんなヒントがある。ただ、それはきっかけに過ぎず、それを自分の中に消化していかなきゃいけない。その楽しさがわかったなら、最強への第一歩。あとは自分で掘り下げる努力。彼らを野球天国地獄にひきづりこんでやろうと思います。
2005.12.21
練習いってきました。このくそ寒い中、よく40人もくるよなぁと思っていましたが、いまいち楽しくない。お通夜のように、静かです。前面にたって、俺が俺がといくやつがいない。さめています。違う中学同士、打ち解けるようなメニューを用意したらいいんじゃないかと具申する必要があるなと感じました。どうしても、ダッシュ系のメニューが多い。ただのダッシュ。立花流をとりいれたサーキットも提案してみます。今日は、素振りでした。体育館が狭いので、2班に分けての練習。片方は、素振り、もう片方は、ペッパーです。うまい振り方をする子もいますが、目に付くのは違和感のあるスイングの子。身長は172,3。私と同じくらい。やや細身ですが中1にしてはでかい。しかし、スウィング。ドアスイングで、体に似合わず、小さな軌道。野球をやってきていないスウィングでした。極端狭い外向きのスタンス。つったちスタンス。右バッターなのですが、軸足が回らず、上半身に頼るスウィング。振り切れていない。聞けば、大好きなコースは、外郭低め。速球には振り遅れる。そうでしょう、そこしか打てないスウィングですもの。スタンスを広めで、ひざに余裕をもって重心を低めに。ひとつのきっかけを与える意味で、前足をやや大げさに上げさせて、後ろ足にのっかる。そこから、スウィング。きれいに腰が回りました。まだぎこちない部分はありますが、ひとつきっかけをつかんでくれたようです。そんな子がごろごろ。きっかけを与えて、実際に打たしてやりたいなぁと思ってしまいます。守備も考えていかなくては。指導陣が二人では、隅々まで目が回らない。
2005.12.20
中学生の中心の野球教室。人数が多いことと、場所がせまいために、いまいち効率的な練習ができていないことに不満を感じます。せっかく、大雪の中保護者の送迎でくるのだから、すこしでも実り多くもってかえってほしい。そう思ってやっています。今秋からは打撃に入ります。こんどの練習は素振りの練習だそうです。でも私はちょっとまってよと思ってしまいました。せっかく人数もあつまっているのだから、生きている球を打ちましょうと新聞紙ボール打ちを提案しましたが、素振りのやり方もしらない連中もいるとのことで却下。スポ少では、私がやりたいと思ったことはできるのですが、コーチの立場になると、なかなかそれも難しいですね。裁量が限られてくる。疑問に思ったことはばんばんぶつけています。投げ方についても、意見が違う。シャドーピッチングのやり方。私はタオルの真ん中をもって投げるやり方でしたが、総監督は、タオルの端を結んで、結んでいないほうをもって投げる。総監督のやり方に反抗するわけにもいかず、一同統一。素振りもただ黙々と振るだけではなく、軸足だけで振るとか、いろんなアレンジを加えていきたいと思っていますが、大々的にやるわけにもいかず・・・延々素振りばかりでも面白くない。動くものを打つ感覚を忘れないようにも、新聞紙ボールうちはやったほうがいいと是は強く具申しようと思います。ひとりでもできる練習を、みんなで集まってやることはないと思うんです私は。方向性に微妙な誤差が出てきています。でも、やらないよりはぜんぜんまし。指導者同志の方向性をあわせつつ、効率のいい練習をしていこうと思っています。
2005.12.19
ご無沙汰しております。大雪の会津です。吹雪です。マイナス7度です。前の記事のレス遅れております。書き込んでいただいた方すいません・・・レスは明日書くとして、とりあえず書きます。以前にも少し触れましたが、わが息子YAMATO。私と、嫁さんの中間において、どっちにくるかやってみても、ほぼ私のところにきます。最初は自慢していたのですが、最近は嫁さん、真剣に悩んでいるようです。私のなつくことが、面白くないし、自分になにか落ち度があるのかとがっかりしています。1年間の育児休暇を終え、職場に復帰。ここ一年間、息子と接する時間は私よりもはるかに長い。密度も濃いはずです。夜泣きしても、私が抱いてあやすとぴたりと泣き止む。嫁さんでは収まらない。私も最近心配になってきました。普通、母親だろうと。友人に聞いてみても、母親にべったりで、後追いしてたいへんだという話はききますが、息子はそれがない。正直、嫁さんはまじで落ち込んでいます。私が風呂に入れていましたが、嫁さんが入れるようにしたり、添い寝も私がしていましたが、嫁さんがやるようになり、息子の愛情をとりもどそうとやっきになっています。飲んで帰ってきたときなんかは、泣きが入るほどです。私もむずさく(かわいそうに)なってきてしまいます。なんでなんだろう?私が嫌われようとは思いませんが、嫌がる頭を押さえつけての歯磨きは私がやっています。そんなに気にする必要はないと思いますが、息子と接する時間を少しでも多くとり、父親とか母親とか、そんな区別はなくて、親子三人、そこにじい、ばあ、おおおばあ、おとうとの家族もふくめて愛情をかけていきたいと思います。別に誰が一番だっていいと思いますが、やっぱ「おかん」であってほしい。今日、「男たちのYAMATO」を見てきましたが、戦場で散っていった兵士たちの叫び、「おかあちゃーん」でしたもの。せめて、最初の言葉「ママ」であってほしいと思います。
2005.12.18
講演会にメモしたノートを職場においてきたので、今日はスポ少のことを書きます。さて、冬場の練習について。わがチームは、水、金は18:00-20:00まで、土曜は8:30-11:30まで練習をしています。ここ最近、会津は雪が積雪30-40センチ。今日は路面がつるつるでした。マイナス5度くらいかな。内股に力をいれて歩かないと、滑ります。そんな中の練習。最大のネックは、練習に行くまでに決心がつくかということ。くそ寒い日に、学校からいったん帰った小学生が、わざわざ寒い体育館まで練習にくるか?毎回毎回、そのモチベーションを持ち続けれる子は、稀です。1回休んじゃうと、休み癖がつく。休むとどんどんいきづらくなる。寒さで弱った決心を喚起するもの。それは、やはり保護者、家族の一言でしょう。「そんなに行きたくないなら、行かなくていい!」と逆切れする人もいるでしょう。私の親はそうでした。でも実は、そういうことで突き放してるといいつつ、ほっぽり投げているだけなんです。子供に任せているといいつつ、放任しているだけではないかと思います。子供は練習にきたらきたで、一生懸命にやるもの。問題は、どうやってその場に行くようにさせるか?そこが親としてもみせどろこだと思います。私も練習に来ない子に電話して、迎えにいったりしましたが、なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだと思いましたが、チームのためには全体の底上げが必要。その子がうまくなってくれないことには、チーム力として上昇はない。グランドにたてないこの時期だからこそ、がんばれるこめらを育てていきたいと思いますが、練習の場にひっぱりださなくてはお話にならない。そういうやつがまたいるんです。人数が少ないので、見逃せません。練習にひっぱりだして、モチベーションをあげていって、自分から積極的に練習するように仕向ける。こういったフォローも指導者のつとめ。でもなぜか、やるせない気持ちになってしまいます。さて、また土曜日から練習。自ら来たくなるような練習メニューを考えなくては!
2005.12.15
昨日に引き続き、講演会についてです。講師二人目は、ジャーナリスト 神田 憲行氏。松坂 横浜VSPL学園の死闘を描いた「ドキュメント横浜vs.PL学園」などの著者です。講演会終了後の、交流会で同席に座りました。実は狙っていました。いろんな人に出会い、いろんな場面に遭遇するジャーナリスト。講演の神田さんのお話からするともっともっといろんな話を聞けるはずだと。私が東北、会津から来たことを知ると、できたばかりの本97敗、黒字。楽天イーグルスの一年をおもむろに取り出し、「差し上げます。」と。本を書いている人から、直接手渡しでもらったのはこれが初めてです。サインを!とお願いしたら、サインは書けませんと頭をかくようなしぐさ。マスコミ嫌いの野茂にも取材したことがあるそうです。気さくで、きどらない、確かな目と耳をもったジャーナリスト。これなら、野茂英雄もかぶとを脱ぐはずです。その講演の中の衝撃的な一言。野球だけでは、飯がくえない。世に野球人は数あれど、野球という分野のみで文章を書いて飯をくって、家族を養っている人はほんの一握りだという。野球選手よりも、なることが難しい職業なのではないかと私は思った。ただし、はじめるのは簡単。東急ハンズにいってフリーライターと書いた名刺をつくるだけで、誰でもなれるという。なることと、成功することはべつである。門戸はおそろしく広いが、成功するには針の穴をとおすほどの確率。収入にもかたよりも多く、専業でやってくには多くの苦労があるようだ。書きたいことは、10%。食うために90%。ジャーナリストとして、生計を立てるためには、野球のことばかり書くわけにはいかない。コンピュータ雑誌も書くし、ゴーストライターもする。なんでも書くので、自らを雑食といっていた。最近のテーマは、歌舞伎町のホスト界。まったく野球と関係ないように思えるが、そこには野球に通じるものがあるのではないかと私は思う。気持ちと行動力が前面にでてくる世界。愛憎もうずまく。裏切りや下克上。人の気持ちがむき出しになっている世界。そんな状況が神田さんをひきつけるのではないかと私は思った。いろんな場面に、自ら飛び込んで、それを多くの人に伝える。伝えるのは、感動であったり、偉業であったりするときもあれば、失敗であったり、挫折であったりもするかもしれない。野球という一分野にすぎないが、その面白さに魅せられた神田さん。自信の野球経験は、ほとんどないという。視点が野球人の視点ではないところから、野球を見れる。そして数多くの野球人と接しているために野球人の視点にもなれる。神田さんの書いた本。「97敗、黒字。楽天イーグルスの一年」。私はまだこの一冊しか読んでないが、そのほかの著作を読みたくなった。野球ジャーナリスト。そこへの道は、おそろしく険しい。
2005.12.14
まず、第一印象。飄々としているなぁと。この講演会、せっかく遠いところからきているのだ、私は少しでも講師の型のだす空気、オーラを感じようと一番前の席をだんどっていた。最初の講演は、現 慶応高校野球部 上田監督。春の選抜で慶応高校をベスト8まで導いたので、闘将らしきものを探してみたが、表面上からは見て取れない。野球の指導や、プレーに関する話はなかった。それでも、会場がぐいぐい引き込まれていく。話が面白いのだ。年齢を問わない非常に広い人脈。そして話の舞台は世界。正直、スケールの違いを感じたが、吸収できるところは吸収していこうと開き直れた。何の準備もないまま単身、アメリカにわたっていまはメジャーリーグのトレーナーを勤めるまでになった学生の話。野球、ベースボールの起源の話。これは面白かった。ご自身も一年間アメリカにコーチ留学をされだそうだ。野球、そのものを深く掘り下げている。大学でも教鞭をとっているとのことだった。たしか、日米野球構造比較論!?もちろん慶応大学でなのだろうが、大学にそんな授業があったら絶対にとっていただろう。やはり魅力的な先生がいるという点で、慶応はすごいと思ってしまった。話のトーン、スピード、相手の反応を見ての機転の切り替え、強弱=緩急。野球の技術に関してはほとんどといっていいほど触れなかったが、離し方や内容から、この監督とならば、野球の楽しさを追求したくなるだろうなぁと思った。ひきこまれずにはいられない。野球に限ったことではないと思う。高校の英語の先生であるから、野球部以外の生徒とも接する。その生徒達も巻き込んでしまう人間的な魅力がある。英語の授業も、絶対面白いと思う。上田監督の今回の位置づけは、兼業野球監督だと私は思う。野球を指導するのみで報酬を得る職業監督に対しての兼業監督。上田監督は、監督である前に高校教諭なのである。ここは、後に書くことになる竹内元羽黒高校監督とは違う立場になる。しぜん学校の仕事もあるので練習にいけない場合もある。そんなとき、指導者がいなくても生徒自らが練習をできるような意識をもっているとサラリとおっしゃっていた。選手の高い意識、高い理解力(ここが慶応か?)、行動力。それをはぐくむ指導者の魅力。これこそ ENJOY BASEBALL。強豪ひしめくなかで独自のカラーで燦然と輝く慶応高校。その強さを垣間見た。まだちょびっとしかみていないので、今後はじっくり見ていきたいと思います!上田監督、野球はどのように指導するのか?興味がわいてきました。
2005.12.13
12.11横浜 開港記念館で行われた野球改革会議の講演会にいってきました。最初に、この講演会の実現にあたって関係各位のご尽力に深く感謝いたします。ありがとうございました。まずは、感想から。ここにいかなければ、私はこんなにも大きな決意をもつことはできなかっただろうということ。よーし、やってやるぞー!慶応高校、上田監督、ジャーナリストの神田憲行さん、元羽黒高校監督の竹内さん、そしてSHIMA代表。山田さん、円谷さんなどの主催者側の立場の方。参加者としては大阪の芦田さんなどなど、多くの方々に出会うことができました。ものすごい影響力のある方々ばかり。ものすごい刺激を受けました。最初はスケールのでかさに自分のやっている地域、やっていることがちっぽけに見えて、すこしびびりましたが、話を聞いているうちに、末端には末端のたましいがある。吸収できるところは吸収していこうとかえって貪欲になりました。テーマは、「野球にかかわるお仕事」。三人の方が講演をなされたのですが、タイプにわけると、兼業高校野球監督、野球ジャーナリスト、職業高校野球監督に分けられたと思います。三者三様の立場から野球を語る。角度が違う分、野球の見え方に違いがあるなと思いましたが、三方に共通していること。人間的な魅力があるということ。人はそこにひきつけられる。そして、自らを過大評価しないし、過小評価もしない(ジョークでは使うが)。しかし、誰にも負けないぞという自負であったり、意思であったり、経験であったり、自信であったりするものが確かにあるなと思わせるものがある。自分のバックボーンがどこにあるかというものを持ちつつも、常に見直しをかけて、行動している。そりゃあ、聞いてる話も面白くなるはずである。その話は長くなり書ききれないし、まとまらないので、明日以降、おいおい書いていくことにします。一番うれしかったのは、生のSHIMA代表に会えたことです。電脳ブログだけのつながりだけでしたが、私は初めて会う気はしませんでした。しかし、会わないでつきあっていくのと、あのエネルギッシュで精悍さを生で体験できたのは、生身の人間として感じることができたのは大きなプラスです。SHIMA代表をはじめ多くの方々が、野球を愛し、いろんな行動をさまざまな地域で起こしている。ネットワーク化されています。そんな中。私は、会津から。SHIMA代表が走っている姿を想像しながら、私も野球改革の一翼を担っていきます。5年後、いやその前に、会津にお連れしたいと思います。野球改革会議、講演会は第2回、3回と継続するので今後もぜひ参加したいと思います。
2005.12.12
明日から横浜野球の講演会にいってきます!ブログで交流をさせていただいている元甲子園球児のアマチュア野球革命!DREAM CHAMPLEのSHIMA代表をはじめ野球を熱くしたいという人々が主催する企画です。野球をするにあたって、最高の目標はプロ野球選手になることをあげる人は多いかもしれませんが、実際になれるのは一握り。プロになれなくても、野球が大好きで、野球に携わって生きていこうと考えた場合、どんな選択肢があるか?そう子供たちが考えた場合、指導者としてどんなアドバイスができるか?この答えを探しに講演会にいってきます。今話題の野球留学や旬なお話が多く聞けそうで楽しみです。ただ、息子と3日間も離れるのがつらいです・・・講演会のお知らせ■ 「野球というお仕事」 ~野球に関わる仕事をしたい人のために● 対象 学生及びその保護者、少年野球チーム関係者等● 日時 12月11日 18:00~20:00● 場所 横浜市 開港記念会館● 入場 無料● 内容1.高校野球監督(教員監督) ~慶応義塾高校監督 上田誠2.高校野球監督(専任監督) ~羽黒高校前監督 竹内一郎3.スポーツライター ~神田憲行(「ドキュメント横浜vs.PL学園」などの著者)
2005.12.09
スポ少監督、中学野球教室のコーチをしている私。私自身も現役の選手です。会社の野球部。選手は20人。高校までの野球経験者が3人。そのほかは、中学までの経験者がいますが、小学校までの人がほとんど。一時期、いいところまでいったこともありますが、今は成績がついてこない。でも野球ができる喜びで私は十分でした。その野球部。大人になると、いろんな事情(家庭、仕事、彼女など)ができて野球ばかりに専念できなくなる。そんな中、厳しい野球を推し進めていくべきか、それとも交流を主とした野球を続けていくかで、チームが割れている。若い世代は、どちらかというと交流重視で、練習もそんなにしたくないというのが本音のやつらが多い。野球の優先順位がそんなに高くないのがありありとわかる。そんな中途半端なやつらなんぞ、きってしまえという意見もあったが、きってしまうと部が存続できない。そのチームの私は、庶務をやっている。キャプテン、監督などの首脳部と選手たちの橋渡し、グランドの確保、お金の管理などもろもろ全般。上の人も考えつつ、下も考えなければならない。はっきりいって、この一年はつらかった。交流目的、または上からの強制で入部したものもいるので、野球が好きな人ばかりの集まりではないので、試合の時の人数確保に奔走したり、足りないときは助っ人を呼んだり、気苦労が多かった。へたくそなやつもいる。うまいやつもいる。勝ち負けには、私はこだわるが、こだわらないやつもいる。それでも、試合をしてる時は野球ができることに感謝しながらプレーしている。一生懸命にやっているやつがひとりでもいてくれるなら、私も一生懸命にがんばろうと思ってやってきた。上をめざそうとする動きがでてきた。そうなると交流重視派はいずらくなるというわけ。せっかくここまでやってきたのに、やめていくやつも出てくるだろう。シビアな野球をめざすか?交流重視の仲良し野球をとるか。私は、シビアにやりつつも交流もする。これでいきたいのに、そういうについていけないという人もいる。その人はその人で価値観があるのだろうが、いままでやってきただけに一抹の寂しさが残る。すべてが大団円。今年はその難しさを痛感している。
2005.12.08
昨日は中学生、今日は小学生。その指導の仕方について、違和感を感じました。その違和感の正体。中学生は自我があるということ。別に小学生がないということではなくて、小学生よりもはるかに強い。その自我にうったえかけなければ、本当の意味での信頼関係を築くことはできないだろうし、信頼関係がなければ、本当の指導(精神面、技術面など)はできないだろうと感じました。なぜそうするのか?なんのためにそうするのか?中学生は、それに納得しないと行動が鈍るのがわかります。それにかっこつけたがる。他人の目に自分はどう映るか?自分の中のいい閉鎖的な集団にたいして突出しないようにする。「おまえら、アホか、突出してなんぼだろ!」と喝をいれましたが、どこ吹く風。こっからはじめなきゃいけないのかとちょっとがっかり・・・小学生の時に指導していた子めらも数人いたのですが、昔はすぐにいい意味で馬鹿になれましたが、中学生になるとさめている。さめている人(先輩?)を見てきたので、それがかっこいいと思っているんでしょうか?たしかに、さめている人が多い中でひとり馬鹿になっては浮いてしまって恥ずかしいでしょう。でも小学校の時はできていた。声の出し方にしてもそうです。「こいつ、アホか?」と思わせるくらいみんながやれば、誰もアホだとは思わないでしょう。なかには、そういうのが大好きで爆発したくてうずうずしている子もいます。そういうこめらをうまく使っていく、言い方悪いかな、そういう子めらを先頭に導いていくのがここ最近の課題になると思います。いい意味で、馬鹿になる。一皮むけさせる。一所懸命になることに恥じらいなど、感じている暇はありません。それでも、彼らも自我がある。そのあたりを尊重してあげることも必要かなと思って練習していこうと思います。
2005.12.07
脱学区中学生野球教室プロジェクト。はじめて参加しました。指導者の方がことごとくこれないということで、指導者は私ひとり。指導者同士、メニューも方針もコンセンサスをとらないままの参加となりました。最初は、中学生同士よそよそしさが見えましたが、メニューをこなしていくうちにだんだん打ち解けてきました。指導者ひとりで最初は心細かったですが、自分のやりやすようにアレンジできるので気持ちよかったです。先輩指導者の方がおられたら、サポート役に回ろうと決めています。中学生の中に入って、一緒にメニューをこなし、いきおいやリズムを作る手助けをしてあげるのが私の役目だと思います。まずは、彼らのハートをつかまないと、指導者の言葉は通じません。選手との信頼関係。通じるようになったなら、その次の段階にいけると私は思います。その方法として、私は北風よりも太陽をとりますし、罵倒系のやり方はしません。今日も「ちょっと甘いんじゃないか。」言われましたが、選手の中に練習は面白いという意識付けはできたと思います。初日の感想。35人もいたので、まずそれに感動。(うちは14人の零細チームなので)中学校にいくと背の小さかった子も大きくなりますね。だけど、声は小さくなっていた。意識付けは、小学生よりも楽です。やる気になるのが速いし、飲み込みもはやい。こちらが意図したことが伝わります。おもしろい素材、人材もいました。これでチームを組んだらおもしろい。いち早くコンセンサスをとり、どんな指導をしていくか先輩指導者にぶつけてみたいです。また楽しみが増えました。反対に嫁さんは、私がまたいそがしくなり、帰りがおそくなるので機嫌が悪かった・・・
2005.12.06
怖いニュースをみました。確率的にかなり低いとはいえ、軟球があたったくらいで・・・わがチームなど、ぼこぼこあたっています。公園でのキャッチボールには指導者はいなかったでしょうが、もしこれがグランドでおきていたら・・・安全管理。これはできてて当たり前。極端な話ですが、何かあったとき、保護者は敵にまわるといいます。こういうのを聞くと予見がつかないので、怖いなと思います。キャッチボールの球が胸に当たって長男(当時10歳)が死亡したのは、外部からの衝撃で心拍が停止する「心臓震盪(しんとう)」が原因として、宮城県角田市に住む両親がキャッチボールをしていた子供の親を相手取り、計6200万円の支払いを求めた訴訟の控訴審が5日、仙台高裁(大橋弘裁判長)で和解した。 被告側が死因が心臓震盪であることを認め、和解金計3000万円を支払う内容。原告代理人によると、心臓震盪を引き起こした責任を問う訴訟で和解が成立したのは初めて。 1審・仙台地裁は心臓震盪が死因と認定し、被告に約6000万円の支払いを命じた。被告側は「死因が心臓震盪とする証拠はなく、事故の予見も不可能」と争っていたが、高裁の和解勧告を受け入れた。 訴えによると、長男は02年4月、大河原町内の公園で遊んでいたところ、キャッチボールをしていた小学生2人の軟式ボールが胸を直撃し、約4時間後に死亡した。
2005.12.05
スポ少だけでなくいろんな場面でつかうデジカメ。今は携帯にもカメラがついていますが、私のFOMA N901iは使い勝手がわるい。よって、今まではFINE PIXを使っていましたが、ついに壊れました。画面が紫になって、シャッターを押しても真っ黒。雨の日でも、くそ暑い日でもポケットのなかにいれて酷使していましたので、とうとう寿命がきたかも。修理に見積もりを出すと共に、新しいカメラを物色してきました。その中で、目に留まったもの。PENTAXのOptio WP。なにがすごいって、1.5mまで水中で撮影が可能。川の中の魚や海の中での撮影ができます防水、防塵で耐久性にすぐれている。スポ少や、つり、スノーボード、農作業、山といろんな過酷!?な状況にいく私にとってはもってこい。携帯電話のようなフォルムで小さいし、500万画素もある。ただ気になるのは、レンズのカバーがない。それと、ピッチングやバッティングのフォームを高速連写でとることが可能かということ。まぁこちらはデジタルビデオカメラがあるのでなんとかなります。たぶん、買うでしょう。スポ少のためとはいわずに、大和を撮るためだと嫁さんを説得します。
2005.12.05
会津はすっかり冬です。雪がごそっとふったためにタイヤ交換に大慌て。今年はタイヤを新調しましたが、その際3時間近く待ちました。この時期のタイヤ関係の仕事の人は朝からタイヤ交換の日々。まっくろになった手をみて、ご苦労様だと思いました。さて昨日、わが連盟の納会がありました。本年度の役員の首荒いと来年度の計画などをお酒を飲みながらいろいろ話し合ってきました。そこで、ペナントレースのようなリーグ戦の構想、そしてわが連盟でも大会を主催しようということを提案しました。私の提案に賛同していただいたチームもあり、感触は上々です。みんなが力をあわせれば、できないことはありません。ただ心配なのは、昨日は旧役員のあつまり。新役員になったときその提案が引き継がれるかが心配です。その飲み会で、他の指導者の方の苦労をしりました。「私のチームは私が(監督)も育成会長も兼任しているようなものです。」その監督さんは、試合の時に送迎の車がたりずに、嫁さんをかりだして送迎をやったり、審判がたりない時、次に試合を控えていながら監督みずから審判もやり、試合で飲むこどもらのスポーツ飲料のタンクの管理までやらなくてはならないそうです。熱くしっかりとした指導をなさる監督さんです。本来は指導のほうに重きをおきたいのにその他のことまでやらなければならない。保護者との温度差に苦労されているようでした。かと思えば、他のチームでは、送迎のためにバスをかった保護者もいると聞きました。私もバスがほしいなぁとおもってオークションや、ミリオネアの参加してみようかなんて思ったこともありますが、かっちゃった人がいるとは。そんな保護者のいるチームは、一枚岩。やっぱ強いですし、こめらも生き生きしています。保護者の中に、そういうもろもろをまとめてくれる人物がいるとかなり心強いです。私よりも年配の方々ばかりなので、多少いいずらいところはあるのですが、そこは割り切って言うべきことはいうようにしています。そのほうが指揮系統としても機能するということがわかってきました。やはり名物監督と言われる人は、保護者もまとめるのもうまい。そしてお酒も強い人が多いなぁと私は思いました。歌もうまいです・・・
2005.12.04
私が毎週読んでいるす週刊ビックコミックスピリッツ。その中に面白い特集があった。だいぶ前の話なのでうすらおぼえだが。意中の人の気持ちをひきつけたいとき、雰囲気を良くしたいとき、相手の呼吸に自分の呼吸をあわせると良い。そんなような内容だった。つまり「呼吸のシンクロ」だと私は思った。バッティングのシンクロについて勉強しているので「シンクロ」という表現には敏感になっているせいもあったのかもしれない。気がついたときは実践している。どんな場面で?赤ちゃんである大和に対して。おんぶばかりして寝かせているので、おんぶをしないと寝なくなってしまった。保育園に預けるときに苦労すると指摘があったので、添い寝にきりかえるがなかなか寝てくれない。そこで呼吸のシンクロを思いだし、使ってみた。その効果なのかはわからないが、大和と呼吸(赤ちゃんなので少し早い)をあわせると寝るまで時間が短くなっているように思える。また寝るときは、嫁さんと私で大和をはさんで川の字になって寝ている。最初は嫁さんのところばかりに大和は擦り寄って言ったが、ここ最近は私のところへ頭をぶつけながら擦り寄ってくる。嫁さんが嫉妬している。気のせいか?呼吸のシンクロのおかげとは言い切れないが、言葉にも「呼吸が合う」「息ぴったり」とかそういった表現があるのであながちうそではないのかもしれないと思い始めた。同じ空間の同じ空気を同じタイミングですったりはいたり。言葉のわからない赤ちゃんにも効果!?がある。スポ少の子めらたち。ピンチになったとき。心をひとつにする場面。手を胸にあてて全員の深呼吸のシンクロ。使えるかもしれない。もうやっているところはあるかな?
2005.12.02
フリスビーをつかった練習をしています。100円ショップで売っていて経済的です。100円ショップには工夫をすればいいトレーニング用品になるものがいっぱいおいてありますね。利点は1、 ボールよりも落下速度が遅いために、落下点を予測するまでの時間が長く取れる。2、 落下速度がおそいために、移動しながらの捕球体勢がとりやすい。3、 おもしろい。その他利点はあると思いますが、落下速度がボールよりおそい。ここが最大のメリットです。練習方法は、お父さんのための野球教室、metooさんの練習を参考にしました。題して「ゴー・バックノック~フリスビー編~」1、「せーの」で1、2で揺らぎながら二岡式スタート2、「GO」でダッシュで前進。3、「バック」で、バック。腰をきりながらダッシュバック。4、スタートのラインあたりまでバックしそうになったら、フリスビーを投げる。 なるべく高めに投げてやることで、落下点まで到達するまでに一生懸命こどもたちは走ります。この練習での注意点。バックしながらダッシュ。亀の子バックでは速く走れません。捕球体制は次に投げることも考えながら、なるべく前をむいて、ひざがつっぱらないように余裕を持たせてとる。ブレーキと同時に踏ん張ってなげることを意識する。などがあげられます。みんな犬になったように、フリスビーを追っかけます。競わせるように、5回とったほうから次のメニューにいくなど目標をもたせます。そしてこれを踏まえて、今度は実際のボールをつかう。落下速度が速いので戸惑いますが、捕球体制、追い方はフリスビーと一緒。こめらはもっともっと難しいところを要求してきます。そうなればしめたもの。雰囲気はよくなるし、モチベーションもあがります。わがチームの定番メニューになりました。ブログをやっていなかったら思いつかなかったと思います。みなさんに感謝。
2005.12.01
今日の会津は寒かった。雪降ってましたもの。スタッドレスタイヤ買わないと。そんなものを買わなくていい人がうやますいです。何気にTVを見ていたら、はねとびであぶちゃんがHGと戦っていた。いつも思うのだが、アブちゃんのフォームはしなりがあってきれい。子供たちにお手本にしろといっているのですが、その後にみたコントで全部忘れてしまうらしい。打撃練習のHGのバッティングフォーム。以外によかった。野球をやっていたスイングとみた。勝負の結果はあぶちゃん。最後の球。ボールでしょう!さて、今日もわがチームは練習。寒い・・・。どうやってテンション上げるか。昼間考えていました。テンションがあがるとき。ライバルがいるとき、具体的な目標があるとき。ぴんときました。いつもの目標の声だしもしっかりやった後で。チームを二つに分けました。二つの竜作戦です。英語でいえば「オペレーション=ダブルドラゴン」そしておんなじメニューをこなしていく。指導者もそれぞれにつきます。これ、だけです。準備運動から、アップとお互いがお互いを意識し、早くやろうとする。ただ、早くやろうとするのでごまかしも出てきますので、そこは見逃さない。やっていくうちに、連帯感も芽生え、自然にリーダーシップをとる子もでてくる。これはいい方法だと思いました。キャプテンチームと、キャプテンじゃない子がまとめるチーム。キャプテンのチームは、キャプテンを中心にだまってまとまりますが、そうじゃないチームは見ていて面白い。ここは日替わりにして、まとめるつらさをわかってもらうのと、うまくまとめられない人がトップになったとき、できるやつがどう守り立てていくのかを見たいと思います。我が強い子がいるんです。キャプテンとかまとめる立場になりたいのに、自分のことを棚にあげて周りに厳しくあたるので、反発をくらう。その子がどういう行動をとるか?その子が一皮むけてくれれば、副キャプテンに納まってくれてもっとチームはよくなると思います。巧妙な子なので、しっかり見ていないと見逃してしまう部分もあるので気が抜けません。メンタルの面も含めて成長していってほしいと思います。それには適切なタイミングで適切なアドバイス。しっかりとした平等性。そしてユーモア。これで乗り切っていきますが、足りないものがあるとすれば、なんだろう?よくアドバイスを待っています!
2005.11.30
以前にも話しましたが、学区を越えた中学生の野球教室。いよいよ動き出します。わが町には中学が2つあるのですが、現在の練習時間は約1時間。完全下校が17:00なので、ほとんどまともな練習はできないそうです。 そこで立ち上がったこの組織。目に余る挨拶のなさ。態度の悪さを改善し、礼節などを教えるところから始まり、食事の大切さの認識、さらには練習不足を補い、基礎体力と基本動作を確認し、来るべき学校の統廃合(平成19年に2つの中学がひとつになります)にそなえチームワークの醸成することなど目標に掲げてやっていくということになりました。 指導者私も含めて4人。心配なのは、四人の意思の統一が図れるかということです。さらに、中学の軟式野球部の顧問の先生とも食い違いが生じないか。子供たちは、同じなのに指導スタッフの指導方法がちがうなんてことが起こるのではないかということです。混乱するのは子供たち。そんな事態を招かないように事前にミーティングで解決できるところは解決していきますが、最終的には子供たちに任せよう思います。「A先生はこういった。Bコーチはこういった。なるほど、私はこう思う。」中学生が対象となりますので、考えることは小学生よりはできるはず!?ですし、自分で考え、研究するくらいの気概をもってほしいという意味もこめて、どれが自分にとって納得がいき、しっくりくるか?それを踏まえたうえで、取り入れていく。 迷うことが、野球をじっくり考えるヒントになるのではないかと思います。4人のコーチ陣のうち3人は50-60代。私は一番若輩ものですが、譲らないところは譲らないようにします。譲って子供たちの体を損ねないように、納得いくまで議論していきます。しっかりとした裏づけがあればわかってくれるはずです。小学校でソフトをやっていた子めらたちが中学生となり、いままでどんなふうに成長したかが楽しみです。中学生野球教室プロジェクト始動します。
2005.11.30
11/27大和が生まれて一年がたちました。生まれた体重3200g。一年を経て、体重は10kgを超えました。寝ているだけだった日々が、少しずつ表情を見せるようになり、今では「あっいで(=痛い)」と言いながらてくてく歩き回る。嫁さんも育児休暇を終え11/28で職場復帰しました。おばあさんとなった私の母に預けていくのは後ろ髪ひかれる思いだそうです。とうの大和は、おかんがいなくても今日一日平和にくらしていたようです。80をこえたひいばあちゃんが大好きで、いつも腰の曲がったひいばあちゃんにくっついています。2年前に亡くなったじいちゃん。今でも時おり、そのじいちゃんの遺影に向かって話しかけているようですが、大和が生まれてからはひいばあちゃんも明るくなりました。私が一番好きだったじいちゃん。青春時代、いちばんいいときに戦争にいっていたじいちゃん。そのじいちゃんが見た戦艦大和。でかく、威厳のある船だといっていました。大和の出産予定日は12/8、真珠湾攻撃の日でした。私は右翼でもなんでもありませんが、大和という響きが無性に胸に響く。大和という名前、嫁さんの和子がつけた名前ですが、くしくも大和。この名前を呼ぶとき、じいさまを思い出します。私を一番かわいがってくれたじいさま。そのじいさまに大和を会わせてやりたかった。じいさまを最期にみとったのは私でした。家族というものは、誰かが減れば誰かが生まれる。いつも暗い方向へいくようにはできていないように思えます。これから家族がもっと増えて、ぴーぴーぎゃぎゃーの日々がくることを楽しみにしています。そして大和が野球を始めたなら、もっと世に中は楽しくなるでしょう。いろんな思いを受けてこれからも大和は成長していきます。
2005.11.28
社会人野球、全日本の決勝を車で見ていた。松下電器とNTT、どちらも大阪。緊迫した投手戦。松下が常に先手をとり、NTTを押している感じだった。最終回、バントミスにもくじけることなく、ルーキーのキャッチャーのセンターオーバーでサヨナラ。見ていて面白い試合だった。プロに行く選手が何人も出ていた。活躍をいのる。さて、今日は、先日おこったこと。町のバザールの手伝いでたこ焼きを焼いていたときのこと。午前中の練習が終わったので、スポ少の希望者をつれてバザール会場へいってみた。そこで軟式ボールをめっけたのでつれていった子供とキャッチボールをしていた。最近勉強している手塚氏のスパイラルリリースを練習していた。そこに、顔見知りのビール片手にもった昔野球少年のおやじさんがきていった。「そんな投げ方じゃだめだ。」あーあ、この人酔ってるよ。昔やっていたので野球のことには口をはさみたいらしい。普段はいい人なんだが、今日は酔っている。子供たちが混乱しないように、その人から遠ざけ、その人にスパイラルリリースを説明した。リリース後小指が上をむいていることに、シュートを投げるみたいじゃないかとその人はいった。そんなんじゃ肘をやっちまうぞとも。いやいやそうじゃないんだって、と説明するも平行線。その人に体温計(水銀)をふる動作をしてもらったり、腕の動きを実際やってみて説明したが理解してもらえなかったようだ。「そんなんじゃだめだ。」とはき捨てるようにいっていた。その投げ方をしてきたからだめだったんですよ。私もあなたも。小気味いい回転がかかり腕の振りぬきもよくなっている子供たちを見ていて私は思った。私よりも理解が早いと。やはり、人は生まれつきスパイラルリリースなんだなぁと思った。そこを指導者やお父さんに二重振り子になおされてしまう。人に備わっている筋肉や器官をつかって一番効率よく加速させる方法。スパイラルリリース。実際やってみて、こんなにも違うのもかと思った。球の回転が違う。いままでのように力がいらない。今までの子供たちには、間違ったことを教えてきたと。スパイラルだった子を矯正してきた。現に、中学にいって肘をやってしまった子もいる。その子にはすまないとあやまって、スパイラルをためさせよう。ただ、効率よく加速させる一番の方法だが、間違ったフォームで投げ込めば(たとえば0ポジションじゃないところから投げ込むなど)、二重振りこよりも体にかかる負担は大きいと思う。その子にあった正しいフォームで。ただ、スパイラルの場合、正面にボールをリリースするポイントが一点なので離す瞬間を覚えるのは難しいようだ。投球に割く時間が多くなったが、ここは大事なところ。きちっとやっていきたい。また私ばかりがわかっていても、混乱を生むのでまず指導スタッフと保護者に理解してもらって、市民権を得ていきたい。せっかく教えたことをお父さんに否定されてはもともこもないし、子供が混乱するだけなので。
2005.11.27
各ブログでも好評のバッティングパンチ買っちゃいました。スペアボールもつけて送料込みで17000円くらい。野球道具だと知った瞬間嫁はがっかりしていました。おもいきり「パンチボール」って書いてある。なんかパンチって笑ってしまうのは私だけ?このボールを打ちます。もっと軟式に近いのかと思いきや、スポンジに近い。うったらややつぶれましたが、以外に頑丈そうです。高校の時から愛用の素振りバットとバッティングパンチ。大学時代東京へももっていきました。護身用として。ただ単に素振りをするより効果があります。「ぱちん」という音もここちよい。コースを意識しての素振りもできるし、感覚も打撃に近い。ただ、ボールの飛んだ方向が確認できませんが、だいたいでわかります。雪で大地が覆われる今後の季節。この農作業の小屋が私の冬季練習場です。あー雪かぁ、スタッドレスタイヤをかわなくっちゃ。南の国の人は必要ないのかしら。
2005.11.26
なにかを求めているとき、その何かにめぐりあう偶然。今日それを実体験しました。そして、気づきました。偶然ではなく必然だと。そういうことを、ことわざかなんかがあったと思うのですけど、思い浮かびません。ので、求めよさらば得られん。いつもではありませんが、一日のかなりの部分を野球のことを考えている私。たまたま会った顔見知りの人に、すごい話を持ちかけられました。「何!俺の考えてることをまるで知っていたかのようじゃなーい!」その方は、私が小学校にあがる以前から長年地域の野球の新興のために尽力なさっている方で、ここらでは知らない方はいないというくらいの方です。たまたま偶然、出会わせて、世間話をしていたら、「実は今度、中学生を対象にした野球教室をやりたいと思う。」と切り出されました。話も大して聞かずに、「是非、私も協力させてください。」速攻です。中学生、高校生の現在の食生活、挨拶などの礼儀、ものに対する扱いなどわが地域の危機的状況を嘆いておられ、この状況をなんとかしたいという話を町の教育関係者に直談判にいってきたところだったそうです。詳しい話は近いうちにしようということになりましたが、中学部活動ではカバーできない部分の、学区を越えた野球部の受け皿的存在をつくっていこうという内容でした。 私的にカバーできない部分とは、少ない練習時間の補充、基本技術の底上げにはじまり、学区を越えたクラブチームを作成。部活を引退した選手を硬式に進むものへの練習。そこにおろそかになりがちな勉強の部分のバックアップ。そして、選手がそろっていきたい高校へまとまって進学し野球部にはいるなど、後半はかなり私見がはいっていますが、みなさんの意見を聞きながら、実行力のある組織にしていきます。その方にはっきりいったことがひとつ。「(その計画がうまくいって、何年か後に)会津から甲子園へいければいいですね。」SHIMAさんがいっていたような気がします。人が何かをしたいと強く望むとき、「求めよさらば得られん!」という状況がくるということを実感した日でした。
2005.11.25
今日は、勤労感謝の日。天気もよく最高の野球日和。会津でもあったかかったなぁ。子めらはなんのために休みになっているのか?わかっている子があまりいなかった。たまには、お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃんに感謝するようにといった。全員元気よく「はい!わかりました!」ほんと、よくわかってんのかよ?さて、先週からはじめた野球ノート(正式にはソフトボールノート)。「野球ノート」「野村ノート」みたいでかっこいいですね。自画自賛。アズマさんがおっしゃっていたように、こういった類のものは、気を抜いて適当に書くやつが必ずいます。そんなやつらを本気にさせつつ、どうやったら、うまくその効果を引き出せるか、考えていろいろやっています。人が、やるぞと思うとき、どんなときか?モチベーションの高まったとき。その瞬間を文字にして、頭に、体に焼き付けるようにするにはどうするか? 今日はこんな感じでやってみました。朝からテンションの子めら子めらども!ちゃんと朝飯くってんのかぁ?こいつらをどうやってやる気にもっていくか?実験です!モチベーションは、練習や試合の最後に高くなっても仕方ありません。最後に高くなっても、追いつけないとき、時すでにおそしの場合が往々にしてあるからです。はなからMAXモチベーションが望ましい。モチベーションを上がるてっとりばやい方法。私はラグビーのオールブラックスからヒントを得ました。すなわち、「声」。練習開始直後、絶叫。なんでもいいんです。このとき、指導者である私が恥ずかしがってはいけません。堅苦しいことをいっても相手の警戒心、緊張感がほぐれませんので、「う○こがでねぇ~!」(お食事中の方すいません。)つかみはOKです。絶叫の渦になったところで、真剣モードにスイッチを切り替えます。今期の負けた試合、いい試合。いい試合でトップクラスのチームをもう少しで倒せたところをプレイバックさせて、メラメラと闘争心に火をつけ、ここでオールブラックス。「俺たちはやれる!絶対にやれる。会津に一番になる!」大合唱。さて、ここで鉄は熱いうちに打て!まっさらなページにでかい字で、「会津で一番になる!」と書かせました。いったん冷静になったところで、具体的な内容へ。一番になるためには、どうしたらいいか?この冬季トレーニングでどこを伸ばしたらいいか?これからやるメニューにはそれぞれ意味があるということ、その意味をわからないで、意識しないでやっても効果がないこと。意識を高く持つことをインプット。この一連の流れは、効果がありました。やる気があるので集合の時の集まりも心なしか速い。声をMAXだしているので、この後の練習でも恥ずかしくなく出せる。声を出せだせというよりも、声を出したくなるような状況をつくってやることが大事なんだと実験でわかりました。やってやる!やるんだというプラスの気持ちは全体を引き締めます。なによりやってて楽しい。出席率もよくなっています。ただ、だれてくるときもあるので、だれさせないような工夫が必要だと思いました。間をおかないというか、ボーっとする時間を作らない工夫。ボーっとする、手持ち無沙汰になると、それまでチーム全体でまとまっていた大きなベクトルが分解し、個々それぞれ小さなベクトルが別々な方向を向いてしまう。方向が違えば、ぶつかるしけんかもおきる。些細なことで、ぶつかって、きれて雰囲気をわるくするやつがいるんです。そいつさえも目標という一方向にむかった大きなチームのベクトルに組み込めばOK。この「モチベーション同一ベクトル理論」と勝手に名づけたやりかたに改良を加えながら、この冬はいきます。なお、今度の練習の土曜日まで、どんな選手になりたいか?具体的に好きなだけ書いてこいと宿題。忘れるやつがいるでしょう。誰かはだいたい検討がつきますが、そいつを信じて土曜を待ちます。
2005.11.23
指導したてのころ、子めらの「はい!わかりました。」これほど信用できないものはないと思っていた。俺「高め、振るなよ!」子めら「はい!わかりました。」高めに手を出す。俺「見逃すなよ!」子めら「はい!わかりました。」ど真ん中を見逃す。俺「2アウト2,3塁、ボールファーストな!」子めら「はい!わかりました。」ボールバックへ。フィルダースチョイス。心配事を口にだすと、その通りになる。予測できていただけに、がっくりくる。試合後、聞いてみる。俺「ほんとにわかってんだろうな?」子めら「なんのことでしたっけ?」おまえちゃんと返事してただろうが!いかに聞いてないかがわかりました。最近わかってきたこと。どなたかのブログでも紹介されていました。私の言い方が悪かったんです、「高め振るなよ。」と言えば、逆に高目を意識し、手が出てしまう。その通りになってしまう。高めを意識させる言い方をしてたんですね。こめらはそのあたりは忠実なやつが多い。言いかたを変えて、「ベルトのあたりを振りぬけ!」。自然と高めは意識しなくなる。実践してみました。なるほど、全部が全部とは言いませんが、「高めを振るな!」より「ベルトのあたりを振りぬけ!」のほうが建設的な感じがしました。わかりやすいし、変なプレッシャーにならない。同様なニュアンスを言っているのですが、言い方ひとつで伝わり方も違ってくる。これがコーチングなのかぁと思いました。マイナスを意識させないで、プラスを意識させる。マイナスになると不安になって緊張する。緊張すると体もこわばるので、一瞬遅れる。逆にプラスに思考を展開し、余裕を持たせる。体は絶えず小刻みに動き、リズムを刻み、対応しやすくなる。その考えに立つと、おのずと選ぶ言葉も決まってきます。それが、「のせる野球」なのかなぁと。実践しているチームは、結構あると思いますが、私は練習時から、鬼モードとのせるモードを切り替えを近年意識してやっています。鬼も時として必要だと思いますので。こめらの「はい!わかりました。」こいつ、本当にわかってるのかなぁ?本当にわかっているかは、心と体の反応に聞くしかありません。練習はその少しずつの積み重ね。明日もまた、積み重ねてきます!
2005.11.22
バランス、今日ははボディーバランスについて書きます。うちのチームのレフトの5年生。すぐにこけます。なんでもないところでこける。普段からこけます。なんで、そんなにこけるんだろうといつも考えていましたが、予測がつきました。踏ん張るタイミングがわからない。基本的に足腰は弱いです。バットスイングも波を打つ感覚がある。非力なのは彼も認めています。それと、足の親指の付け根を中心とした内側のエッジング。(これができていない子めらが多い)その子は喘息もちで、体は強いほうではありません。華奢で、白くて細い。強風で、もってかれるんじゃないかというくらい細い。そんな彼ですが、彼なりに工夫はしているようです。最近の彼のキャッチングはまるでゴースト、幽霊のようにスーッと落下点に入るようになってきました。やばいと思うと、そこにいるときが多くなってきた。以前はただのレフト前ヒットがこけまくって、三塁に行かれたこともありました。吉田さんにアドバイスいただいたように、小学生時期にもっとも伸びる神経系、特にバランス感覚をこの冬に鍛えたいと思います。エッジングは会津ならではのスキーで仕込んでいきたいです。ん、まてよ、スキーを履いてバッティングもいいかも。いろいろ試してみることがいっぱいです。目に見えて結果が出にくいところではありますが、種はまいておかないと。すぐに結果につながらなくても、この子によっては、将来役に立つでしょう。わがチーム 冬場の練習 スキー場!
2005.11.21
ため息とは、ある意味、残酷な凶器である。小さい自分、ため息が嫌いだった。自分に向けられるため息。向こうは精一杯、気を使っているようだがよっぽど怒られたほうがましだった。そして今日。私もため息をついているときがある。がっとばしたくなるような場面。ぐっと、ぐっと、ぐっーっとこらえて、「はぁー、もういい。」こんな言葉を子どもにはいてしまうときがある。しゅんとしている子どもに。その一瞬を子めらは見逃さない。ため息が嫌いだった私が同じことをしている。そんな自分に気づいて自己嫌悪。だから最近は、まだ引きつっているかもしれないが、笑顔。人が一番安心する表情は笑顔でしょう。腹にいちもつをもっての笑顔は怖い。しかし、エラーや失敗した子めらが私を見たときに、ああ大丈夫!大丈夫なんだと思わせるような態度を一貫してとり続るよう心がけている。終始、動き続ける。声を出し続ける。不動の位置で安心を与えられるだけ貫禄はないので、大きな身振り手振り。ジェスチャー。声。私の声は、よく通る。自分でもわかってる。遠く離れた対面のコートからでもよく聞こえるとあるチームに言われた。私は、監督であるが、10人目にグランドにたって守っている選手の気持ちでいつもいる。指示もたくさん出すし、守備位置のアドバイスもする。その時々で、サードの目線であったり、センター、キャッチャーの目線だったりする。私が指示を多く出す分、選手が育たない、考えないという考えもある。しかし、出してしまう。ただ、最近、この秋口から、少しずつではあるが私が言う前に、指示やアドバイスをいえるようになっってきた。守備位置も自ら変えるようになってきた。そんなとき私は「やるじゃねぇか、おめぇら!」とほくそ笑む。もうため息は必要ない。こんな瞬間、保護者にはわからない瞬間。指導者冥利につきる。
2005.11.20
今日の読売新聞。東北ベースボール賛歌という特集記事。要所を抜粋します。八戸大、光星学院の投手コーチ 正村 公弘さん42歳。ヤクルトの川島、中日の石川賢、巨人の三木均、そして今年のドラフトで楽天が指名した青山浩二投手。北東北大学リーグ五連覇。昨年の全日本大学野球選手権では4強。全国トップレベルの安定した投手力。それを支える大きな存在。それが正村投手コーチであった。そんな彼の現役時代は、不遇であったかもしれない。東海大浦安で後にオリックスで新人王となる酒井投手。社会人のNTT東京では、中日の豪腕、与田剛投手。常に二番手。大輪を咲かせることなく現役を退いたときが34歳。野球漬けでパソコンの使い方も知らなかったそうだ。苦労人である。そんな彼の転機が、青森光星学院の金沢監督との出会いである。「投手は投球フォームが大切だ。」と力説。それを聞いた金沢監督が同じ学校法人の八戸大学での指導を勧める。苦労した社会人経験を生かし、選手に寄り添うような指導。八戸大学は、投手を中心とした野球でめきめき強くなっていく。彼の指導が実を結び、教え子たちがプロになっていく。とまぁ、こんな感じの記事でした。今秋からは光星学院に移ったそうです。金沢監督と二人三脚。そして秋の東北大会。秋田商業にサヨナラで負けはしたが、準優勝の光星学院。そういや、楽天のドラフト1位の松崎投手は光星学院の出身。彼も正村コーチの指導を受けていたのかも。彼は福島県出身なので今後を見守って生きたい選手です。青森に二つの雄。青森山田と光星学院。どんな指導をしているのか?すごく興味があります。技術もすごいのでしょうが、選手とのコミュニケーションのとり方も記事を読んでいるとうまい方のようです。名選手の影の名伯楽あり。私もがんばるぞ!
2005.11.19
私は、サード線が好きだ。大好きだ。ファースト線、レフト線、ライト線よりも好きだ。白線の上を運命を分ける球が飛ぶ。どんぴしゃであたったサードライナー、絶妙なセーフティーバント。必死の形相で走りこむサードランナー、不動のブロックで待ち構えるキャッチャー。ドラマはサード線で起こることが多い(=思い込み)。その線からファール側はがけっぷちのような感覚さえある。そこに飛び込むサードの勇気。ノルマンディー上陸作戦のパラシュートレンジャー部隊のようだ。まわりはなんのその、本人は飛び込むことに至上の喜びをもつ。体を呈して打球をとめることに快楽さえも覚える。サードはその一瞬にかけている。後ろには心強いバックアップのショート。全身全霊をこめて球に集中できる。刹那の居合い。バッターと退治するガンマン。サード線上に繰り広げられる攻防。私はその攻防に乾いた唇をかみ締める。と、まぁ、こんな風にサードを守る子は、攻撃的な子。やんちゃな子を多く使ってしまうのが私の性格です。一瞬で流れをもってくる力がサードのポジションは大きい。そんな意味で守備でも攻撃的。気持ちの前面にでるやつ。それを鑑みて、今年のサード、唯一の6年生でキャプテン。気持ちを前面に出す人ではないですが、とんでもなくちょ速い打球を取るのは得意です。たまたま入ったかもしれない。でもアウトはアウト。彼が流れを引き寄せたことは何度もありました。うちに秘める闘志を持っていたのでしょうか?彼のサード線の攻防もなかなかだった。もう見れないのは残念ですが。サード線、大好きです。昔は甲子園のラッキーゾーンも好きでしたが、センターバックスクリーンも好きです。こんな話で女の子は口説けません。口説けたらすごいと思います。
2005.11.18
掃除してます。昨日、ダッシュで柱の角に頭をぶつけました。その直後には、また頭を机の角に。左右均等にこぶを作っています。なのかの法則なんでしょうか?歩くことにもしっかり安定しつつあります。新聞紙をまるめた剣をもってそこらじゅうをぶったたきながらの行進。ときどき、しりもちをつきます。おしりのお肉って、クッションだったのですね。あばれんぼう将軍もだんだん1歳です。
2005.11.18
すごいうわさを耳にしました。某市内のとある小学生の陸上大会。そこでかつてない記録が・・・小学生のソフトボール投げ(1号)で、71メートルの大会新記録。それだけでも、すっげぇーと思っていたのですが、なんとその記録保持者は、女の子。(私のイメージではおさげ髪)その大会の男子の記録は60mだそうです。男子の記録を11mも上回っているよ。南海キャンディーズのしずちゃんのようなでかい女子かとおもったら、ごく普通の少し背が高めの女の子だそうです。(私のイメージではおさげ髪)少年野球に所属し、ショートを守っているとか。おそろしくきれいなフォームをしているとか。見てないからわかりませんが、そのあたりに強肩の秘密がありそうです。会津最強の肩をもつおさげ髪ショートストップ。なんかかっこいい!そういえば、ヤフーのサイエンスのニュースでいってましたが、このままいけば、数字上は、あと何百年かで、女子100mの記録が、男子100mを超えるのだそうです。まさに女の時代。ウーマンパワーです。メジャーリーガーとかも全部女子に。自然界のように、オスは小さく、蟷螂のように食べられる日がくるんでしょうか?機会があれば、71mの女子を見てみたい。しかし、会津のシーズンは終わっている。その女子は中学にいってなにをやるんだろう?ちなみに会津で野球を選択している女子はいません。女の子が甲子園のグランドでプレーする日はくるのだろうか?
2005.11.17
昨日は、結婚記念日関連であたたかいお言葉ありがとうございました。すごいうまい肉を食べてきました。大和がいたので、おちついて食べれなかったですが・・・さて今日は練習に行ってきました。寒いので集まりが悪い。基礎のできていない下級生をみっちり教えたかったのですが、平日で明日も学校、18-20時までの練習はきついという報告もありました。親御さんの事情と指導者の事情、お互いのずれがあるのは仕方ありません。その子がもっともっとやる気になって、宿題を練習前に済ませ、学校でも居眠りしないように野球にも集中する。いい循環になってくれることを願います。最近、またいいこと(自分で勝手に思っていることですが)を思いつきました。いろんな方々を参考に(羽黒高校の元監督竹内さんむかしお世話になった学習塾の先生のいずみ先生など)いままでは、スポ少の練習しかみませんでしたが、学校の勉強もみてみたいと。スポ少の子供、宿題とかをやっていかない子も中にはいて、学校の先生からマークされている子もいると聞きます。それに目に余る学力の低さ。今年の卒業生、下から数えて何番だとか、自慢にならないことを自慢してました。すべてをカバーしようと思いませんが、せめて九九くらいは。別に先生や学校に気を使っているわけでもなく、宿題をやらないでいばっていないで最低限のことはやる。それって、スポ少以前の問題です。親御さんも、脅しで勉強やらないとスポ少やらせないといわれる方も多いようです。そういう子は、何か注意力散漫なところが多いような気がします。サインなども見逃す。軽率なプレーが多い。指示を聞いていない。全部が全部そうだとは思いませんが、なんらかの影響ありか?野球で、好きな高校をめざしているやつも中にはいるので、あまりにひどい人にはそういう指導もあっていいかなと思います。鉄は熱いうちに打て。最低九九を!まずは、宿題をやってこない子めらから。それといい映画。「がんばれベアーズ」とかを見せる。自分たちの試合をみる。などを付帯させて、グランド外でも野球について考える時間をもつ。平日は無理なので土曜、練習後に30分「指導会」を開きたいと思います。
2005.11.16
今日は監督業をお休みして、内助の功の嫁さんと、息子をつれてホテルのスカイラウンジレストランでディナーを食べてきます。といっても、結婚したホテルの年1回の粋なサービス。ワインをのんで、好きなことをしている夫を厳しく応援してくれる妻に感謝してきます。野球をやるにも、何をやるにも支えてくれる人がいる。そのことを忘れては、ばちがあたります。むかしは、ばあちゃんでしたが、今は嫁さん。今は、野球嫌いな嫁ですが、大和と一緒に野球の宇宙へ引き込みたいと思います。
2005.11.15
それは、競争です。競争する相手がいない。半ば、俺はレギュラー確定だと思ってしまう環境。ほかのチーム競えても、自チーム内ではなかなか競争は生まれない。歯を食いしばって、競争心むき出しの子めらはいることはいましたが、彼らは上級生をライバルにしていました。目標が高いから、上達も早く、上級生も認めてくれる、練習も中心選手と一緒にする。SHIMAさんも言っていましたが、うまくなる要素がたくさんあります。そんな子は、上級生にまじってでも、堂々としていました。今のチームには、競争が欠けている。わきあいあいとやっているのはいい。だけど、それだけではいけないことに気づいていない。味方の強さを確認するには、競い合って、お互いがぶつかり合うのが一番でしょう。深い付き合いというものは、そういうところかた生まれると思います。本気で勝負してこそ分かり合えるもの。お互いを知れば、目で会話できるようになり、ドラゴンズの荒木と井端の二遊間のように鉄壁の守備陣ができるかもしれない。かっこいいじゃないですか?目で会話するなんて!愛し合っている男と女でもなかなかできませんよ。競わせるということは、相手を蹴落とすということではなくて、相手の全力を引き出す、そして自分の全力でぶつかる。そこが気持ちいいとこだと思います。それを味あわせてやりたい。チーム内の競争を意識して練習していきたいと思います。そしてそれをどううまくフォローし、まとめあげるか?私も、競い合いながらがんばっていきます。
2005.11.14
最近、自分でも目標を口に出してポジティブに、アグレッシブに物事にとりくんでいるなぁと思います。そんな影響を大きくうけたのが、ブログで知り合った代表SHIMAさん。私は、そんな代表SHIMAさんの主宰チーム DREAM CHAMPLEの会津支部応援団長にも就任させていただいています。全国にいろんな業種の個性的で応援団がいらっしゃいます。私は、SHIMAさんのどこに惚れたか?一言で言うと、私の地域には、出てこない人。いない人。あったことのない人だからです。どんな人か?情熱をもって、卓越した理論も持って、人間としてもすばらしい。そういう人はわが地域にもいらっしゃました。SHIMAさんが違うところ。野球人として、スポーツマンとして、情報の大切さをしってる。またその情報を生かす術をしっている。ここが違いました。さらに、その情報を、人脈をいかして、目的を具現化する最短の距離を取れる人。その行動力、人脈はすごい。これは、取り入れていかないと。会津の子めらにも教えてやんないとと考えました。前置きが長くなりました。そんなSHIMAさんが力を入れているライフワーク。◆甲子園球児プロジェクト JBR 日本野球研究会 第1弾企画 『★夢・憧れの甲子園を30分で目標に変える技術!』トップチームプロデューサー代表SHIMAさんがまとめた小冊子です。先週手に入れました。各方面の方々が絶賛していました。私も、見たい!と思いました。正直、5000円は高いだろうと思っていましたが、甲子園にいった方々の実際の声がきける。何を思って、野球をやって甲子園を目指してきたかがわかりました。実際にそれをやってきて、甲子園へいった高校球児、複数のレポート。それも、東北、関西、九州、関東など各地域からの実践レポートです。これは価値があります。実際にやってきた人の生の声。聞こうと思ってもなかなか聞けません会津では。そこに、5,000円以上の価値があると思います。わが地域は、野球後進地域。近隣に甲子園にいったチームはここ何十年ありません。生の声が聞けません。そんな意味でも、ある意味ぬるま湯にどっぷりの中学生に読ませてやりたい。明確な目標があっても、その方法をしらない子供たち。この島本レポートがあれば、そんな子に、どんな道があるのか、指標をしめすことができます。夢をもっている子供たち、その夢に一歩でも近づけてやりたい。親ならば、指導者ならば、そう思うのではないでしょうか?そして、そんな子めらと一緒に考える。そんな我々をSHIMAさんもレポートを通してバックアップしてくれる。この投資は、野球後進地域の私たちにとってかなり意味のあるものです。このできたラインを通して、もっともっと子供たち、地域に還元できていったら最高です。そして、いつか会津から甲子園へ。そんな夢を、できそうかも知れないと思わせてくれたSHIMAさんに感謝です。全国の中学硬式クラブチームのデータもあります。『★夢・憧れの甲子園を30分で目標に変える技術!』買ってよかったです。12/11の横浜の講演会も行ってきます。野球革命の第1線をこの目でみないと。
2005.11.13
連夜のアドバイスありがとうございます。村の青年会の飲み会で今帰ってきました。ああ明日は仕事だ。さて、私がよく参考にするブログに野球小僧たちhttp://ameblo.jp/panthers/entry-10006021124.html文球両道http://blog.livedoor.jp/imanaka99/archives/29655273.htmlがあります。その中で話題の、バッティングパンチ。ティーバッティングのティーにボールが固定されている。ティーにボールを置く手間が省ける。バットを振りぬける、ボールを捕らえた感覚もつかめる。うーんいい道具だ。私も使ってみたい。毎日ティーをあげる人がいればいいです。しかし、そうはいかないときもあるでしょう。耐久性に問題があるかなぁと思いましたが、けっこう頑丈なようです。冬のボーナスで買ってみようなぁ。野球の道具となると、買ってしまう。自分で、試したくなる。そうすると、嫁が怒る。はやく息子大和(まもなく1歳)が大きくなって私の味方になってくれることを切に望みます。バッティングパンチのHPhttp://www11.ocn.ne.jp/~panchi/結構、高いかも。5000円だったら買いかなぁ。なんつって。
2005.11.12
毎夜、貴重な意見ありがとうございます。指導してても一人で指導してるような気がしません。俺の背中には、いくにんの熱血野球人がついてるんだぞーというと、子供たちに軽く気持ちが悪がられました。さておき、今日はキャッチャー編。わがチームの守備の要。打撃の要、心の支柱です。小学生なのにぐっさんのような顔をしています。彼の得意は民謡!祭りでは、おやじさんともどもやぐらにのぼり、威勢のいい声を張り上げます。試合へいく車の中でもノリノリ、歌えない歌はありません。間違いなく、わがチームをひっぱっていくひとりです。そんな彼にも弱点が、それは捕球です。とくにホームベース付近で、ピッチャーからショーバンするワイルドピッチ。これがくると立ってしまいます。ひざをついて、前かがみになって体で止められない。つったって、手首だけですくってしまう。結構捕れるので、それのみの対応になってします。大事なときには、突っ立った、またの下をボールは抜けていって1点献上。いちばんいい、がっしりとした体躯をもっているのに生かしきれていない。それと、ボールがとんだ直後、守備陣への指示がおそい。目の前にバントがきても、ノー指示。だまって突っ立っているだけです。気持ちは先攻する子だけに、空回りしている部分が大きいのかなとも思います。調子のいい試合では、いいんですけどねぇ。負けてしーんとなったときこそ、彼の声がほしい。指示の重要性、声の重要性、成功したときは意外と表にでずらい。お見合いや交錯など失敗したときにこそわかる。一声あれば、お互いの意思の疎通があれば、大事にいたらなかったにというプレーがあります。吉村と栄村。あの事件は痛ましかった。話がずれました。ひざからのボールストップは、考えなくてもすぐに反応できるまでもっていきたい。そのために、ひざをつくこと。マットをしいて、痛くないところかたひたすら、前ストップ。グローブなしで、防具振る装備で、ゆるいボールを体でとめる練習などで恐怖心をとりながら、彼の反射神経に訴えかけていこうと思います。指示は、まず彼の思うように言わせる。間違っていようがいまいが、言わせる。自信をつけさせれば、どんどんいってくれるはずです。キャッチャーはいろんな引き出しをもっている。なにがきても対応できる方法を入れておく。誰よりも速くその引き出しを開けて、誰よりも大きな声でみんなに伝える。彼の引き出しを増やしていかねば。そんなとき、野球ゲームは有効です。大の大人と小学生。パワプロバトル。本気です。この冬もいそがしくなりそうです。
2005.11.11
昨日は、守備のスタートのきり方についてたいへん参考になるアドバイスいただきました。さっそく実践してみたいのですが、練習日は明日。はやく、みんなに教えたい!さて、今日は、わがチームの4年生のRについてです。Rは、レイザーラモンHGの大ファンで、ムードメーカー的存在。将来もピッチャーとして有望な野球好きのやや太目のファーストです。彼には、弱点が・・・打つときにオープンに足をだし、軸足も逃げてステップしてしまう。ベースよりラインのぎりぎりにたっても、打つときに一歩下がって打ってしまいます。軸足が残ってくれていれば、インサイドアウトでなんとか対抗できるのですが、軸足の下がって打ってしまう。自分が思っているところを絡め取れないので、真ん中から外よりのストライクゾーンの球でもあたることすらありません。自分では逃げているという意識はないとのこと。しかし、ボールがくると!あなた、反応してますから!残念!ベンチから、「逃げんな!」。お父さんからも「逃げんな!」のかなり強い檄。そんな彼は、パニくってしまうことも。どうしたら、逃げなくなるのか?下がらずに打てるようになるのか?考えました。対応策は1.123で前にステップしながら下がらないで打つ。わがチームではダッシュ打法と呼んでいます。2.ステップしない。横浜の種田のようにステップしなくても言いように開いておく。3.竹でケツを押しながら、下がらないことを意識させながら打つ。最初はティー、ゆるい球。あまり言い過ぎると、かえって意識しすぎるので、ベンチも含め最近はいわないようにしました。以前のどこかのブログで、「高めを打つなぁ!」といえば言うほど、高めに手を出す。高めを意識させないように、ベルトの高さだ!とか言い方を変えてやるということがありました。言い方しだいで、相手の捕らえ方が違う。意識しすぎて、力が入るよりも、頭のどっかにおいておく程度でいいこともある。それを使い分けるようになりました。現在も彼は下がる癖は直りきっていません。そんな彼を、同じ学年の打撃のいい選手と競わせています。その彼は守備が苦手。今のソフトボールには打撃専用選手、守備専用選手がありますので、二人で一人前にで出場しています。来春には、ふたりとも自信をつけて、はれてひとりで出場できるようになってほしいものです。どんな技術でも、考えなくても自然と出てこなくては、とっさの時に対応できない。ヒーローインタビューの時に、「自然とバットがでました。」小憎らしいほどの余裕でといえるくらいのレベルまで持っていってほしいです。これから、地元消防団の秋の夜警です。ああ寒いなぁ。
2005.11.10
グランドが使えないオフシーズン突入です。今日なんか、近くの山に雪が降りました。雪の降らないとこは、うらやましいなんていってないで、できることからやっていきます。わがチームにかけていること。1、DTZ(デンジャラストライアングルゾーンの略) ライト、セカンド、ファースト。魔の三角地帯の守備力の向上。2、全体の守備の向上。スタートの早さの向上。外野から内野の連携。3、キャッチャーの捕球技術の向上。4、ピッチャーの安定性、スピード。5、下位打線をしぶとくする。などがあげられます。特に、DTZの守備力を鍛えなければ、大事なところで崩れてしまう。みんなにも、彼らにもがんばってもらいます。なぜ、捕れないかを考えたとき、思い当たること。一番は、いつでもこい!という心の準備。それといつでもスタートできるような体の準備ができていない。ボールが来た瞬間に、まずびびる。混乱して、硬直してしまう。次にやっと、捕ろうとする意識がきて上体をたかく、構えながら走る。構えてしまうから、早く移動できない。落下点にはいれない。余裕がない。エラー。悪循環の連鎖です。一般的なフライ、ゴロを捕るには、逆算して余裕があればミスはへる。どうやったら、余裕ができるか?やはり、心の準備と、姿勢の準備。そしていかにいいスタートをきるか?これにかかっています。反復練習しかない、自信を少しずつ積み重ねていって、種をまいて、試合でのばし、いっきに花をさかせる。自信をつけされることが役目なんです。寒い室内練習。ただでさえ、気分がなえる上に、練習にいくのもおっくうになる子めらもいます。そんな子めらをどうのせるか?のせるスキル、指導者にとって重要だとアズマさんもいっていました。そのあたりは、得意分野!フル稼動で、この冬を飛躍の冬にします。それと、もうひとつ。次週から、「野球ノート」をひとりひとりに配布します。大目標、中目標、小目標など、常に目的意識をもって行動できるように心がけさせる。そして、自らを反省もする。そのノートは、将来宝物になること間違いなしです。これは、あるスポ少からパクリました。やりたいなぁと思っていたのですが、実行するは初めてです。雪のせいにしない、オフシーズン。雪の下で、たくましく育つふきのとうのように、この冬を飛躍します。
2005.11.09
最近、思います。以下に、自分が無理な注文をしてきたかと。何回いっても、打撃フォームが直らない子。投球フォームが直らない子。悪い癖をなおそうと躍起になっていたころがありました。才能のある子供たちが目がでないで終わった。私のせいなんですねぇ。私がやってきた、教わってきた型にはめようとしていました。高校野球で主軸でもレギュラーでもなく、そんなに芽の出なかった私の型にはめようとしていました。それでは、小さくまとまりすぎて、それ以上の結果などでない。みんな同じ型にはめたとしたら、多様性もなく、その型に強いタイプの出現でころっとやられてしまう。型にはめてはだめなんですね。もちろん、スタンダードと、ここでいう型は違います。型とは思い込みにちかい。基本は、抑えるべきところは抑える、これは原点です。ここ数年、そしてブログをはじめて多くの人の意見を聞いて、納得して、自分で考えながら、選手もっている力を引き出すような姿勢をとっているつもりです。「ちがう、ちがうそうじゃない!だめだめ!」まず、それを言わない。いい部分、優れた部分ををみる。「うーん、いい下半身主導!」とか。そうやって見ていくと、その子にとっては、その一見セオリーを無視したような打ち方であったり、投げ方であったりする場合があるんです。肩やひじをいためるような場合は別として。たとえば、手塚理論のヘッドステイバック。こんなことは、今まで教わったことはありませんでしたが、やってみると至極、理にかなった動作だと気づきました。それを私が気づく前から、やっていた子めらがいました。すごく後ろの重心、後ろ足は拇指球回転ではなく、内かかとで捕らえる感じ。かかとがぱっとあがりません。ねばってうねりあがる。まさにうねり打法!よくこのうち方で、ライナーがうてるなぁと思っていましたが、うねっていたんですね。そういえば、3年のときに代打で出したときもいきなりホームランをうったっけ。この子めらは自分なりの打ち方を極めようとしていたんです。おどろきとともに、その子めらをひそかに参考にしてしまいました。チームに多様性を持たせる。どんな相手がきても、誰かが対応できる。そんなチームこそ強いんじゃないかと私は思います。4番を並べても勝てない、リードオフマンばかりでもだめでしょう。バランスの取れたチーム。多様性を認めるチーム。それは、気持ちのうえでもそうです。強気なやつばかりでもだめ、慎重なやつばかりでもだめ。いろんなやつが混じりあって、ベクトルをおなじくする。同じ薬品を濃くするよりも、雑多なものあつめる。そこには、予測できない化学反応がおこるでしょう。そんなチームをつくりたいんですが・・・人がいない。せめて個性だけでも多様性のあるチームにしていこうと思います。わが連盟では、すでに異色のチームとして、見られています。でもそれでいい。人まねでは、長年やってきた人に勝てない。わがチームの色でやっていきます。
2005.11.08
この前の新人戦のこと。優勝した相手と戦っていたときに、チームが音を立てて崩れていくのがわかった。そんなときは、きまって選手もベンチも保護者も静かになる。あの静けさが、妙にむなくそわるい。大嫌いだ。シーソーでいうなら、むこうに落ちていくのをとめられないで黙ってみていく瞬間みたいな。その中で、心底負けることを意識しないで勝つことをひたすら信じて必死にくさがろうと努力するもの。負けるかもしれないが、それを打ち消してがんばろうとするもの。どうしていいかわからないもの。負けを意識して、脱力するもの。試合そのものをぶん投げるもの。いろいろいる。指導者、保護者を含めチームの全体がばらばらな方向を向いているとき。その矢印の力、ベクトルは大きくならない。その矢印は相手に飲みこれてしまう。この前の、試合がまさにそうだった。3回までで、10点献上。エラー、四球、暴投、野選、うまくいかないことが重なって泣き出すものもいた。そんなとき、私が言えること。だれがなんと言おうが、あきらめてはならない。あきらめた時点で、すべてが終わり。あきらめそうになっても、くじけそうになっても下をみるな。空元気でもいいから、上を向いて、涙を止めて、声をだせ。点差はどうあれ、自分が負けていないと思ったら、負けじゃない。もう一度、やってみよう。そんな意味合いのことを言います。しかし、がっくりきているときは、何をいっても心には届かないときもあります。いままで多くの試合が、このしずんだ重い空気のまま終わったことがありましたが、この前は違いました。最終回、それまで猛攻を受けていましたが、ふっきれたようです。うなだれていたエース涙も乾きました。フライを捕れずに、ころんだセカンドの子もボールを必死に体でとめる努力をしました。ひとりひとりに闘志が戻ったとき、もういちど這い上がる瞬間。みなの矢印が再びひとつの方向を向きました。そこで試合終了。確かに試合は、大差で負けました。しかし、もういちど這い上がることを経験しました。毎回得点でしたが、最終回はきっちり押さえました。負けたとしても、ぶん投げた試合とはあきらかに違います。負け試合でも、次につながる野球。試合は1試合で切れますが、彼らの野球人生はすべてがつながっています。ひとつとして抜いていいプレーなどあってはなりません。しかも、負け試合だからといって闘志のないプレーなどなんの約にもたたない。野球だけでなく、いろんな状況でもそうです。負けはじめで、すぐにぶんなげる。負けぐせ、逃げ癖がついてしまう。負けるかもと思っても、ふたたびがんばろうとする気持ち。それをもたないと、何も始まらない。どんな状況でも、自分を奮い立たせ、仲間を奮い立たせ、チームを奮い立たせる。ベンチにいても、グランドにたっていてもそれができているチームは、強いし、かっこいいし、気持ちいい。わがチームも、そんなチームへの片鱗を少しずつ見せ始めています。負けそうになってもあきらめない。全員がその気持ちになれる。そんなチームにするためにも、多少は追い込むことも必要かなと思います。まだまだ、まだまだやれるんだという強い気持ち。いったん、落ちて、また這い上がる。それが試合中にできる、こころの強いチームづくりもしていかなあかんと思いました。
2005.11.07
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