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結局迷った末に大阪へ来た。今回の目的は観光ではなく「知らない街歩き」であり、実は例によって足はへとへとだが歩き倒す結果に。 実は真っ先に行ったのがなんばPARKS。ここにはフレッド・ペリーとベン・シャーマンの店が入ってるのだ。フレッド・ペリーはともかくベン・シャーマンを店で見たことが全然無いのでちょっと嬉しい。あとネットじゃ判らない質感とかも見れるしね。見るだけ。買えません。 しかし俺がこういう店に平気で入るとはな。昔、じゃ無いな。やせる前、いや、去年くらいまでは相変わらずのファッションコンプレックスで、サイズ的には着れる様になってもやっぱりまだ「あなたのような不細工がお洒落なお高級おブランドのお店にご来店なさるなんて1300年早くてよ。おほほほほ」と言われてる様な気になってしまうのだ。 今日はそれ、思わなかったんだよね。土地が完全アウェイっていうのもあるかもしれないけど。でも店員の目もぜんぜん気にせず、お高級でお洒落でおモッドなお洋服をごゆっくりご覧になった。買えないけどね。フレッド・ペリーのバッジだけ買えばよかったかなぁ。 実は今日フレッド・ペリーのTシャツ着てるんだけどね。 その後日本橋(勿論にっぽんの方)方面で中古レコード店めぐり。今回はLPが入らないバッグで来てしまったので7インチを見る。TSCの7インチまた手に入っちゃった。あとプリティーズのDefecting Grey10インチ盤(90年代ごろに出たやつだと思う)。Come to Milton KeynesのUKオリジナル見開きジャケはちょっと高かった・・・(断念)。 明日はどうするかな。藤原京も真剣に検討したいけど、大阪城も行ってみたいし・・・帰りはどこから新幹線乗るんだ?
2010.04.30
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本日最初のブロギスト活動。 朝はもう7時半くらいから奈良公園にいた。興福寺や春日大社の境内で大量に撮影。徐々にカメラに慣れて来た気もするのだけど、大半をオートで撮っているので使いこなせてるとは言い難い。それでも持ち方だけは自然とそれっぽくなって来た。最初はコンデジみたく片手で持ってたんだけど、やっぱり重量を支える必要があるのと、ズームの都合で自然にレンズのところをホールドする様になるんだね。 カメラを振り回しつつ東大寺に行ったら既に拝観できる時間だった。朝早いんだね。なんかゴダイゴ以来春になると東大寺に来てる様な気が。いつにもまして境内をじっくり回っていると、二月堂の上の方から知らない場所に出た。これが妙に良い風景。ラッキーと思いつつしばしのお散歩。 その後は国立博物館と奈良県立美術館。美術館は前回二流シュールレアリストにがっかりさせられたが、今回はエッシャーだ。ほしょうはある。だが予想外の女子中学生の大群。思ったより邪魔ではなかったケド。ちょっと面白い視点で楽しそうに見てる四人組の会話を聞いてたりしたのは内緒だ。いいセンスしてるんだよ。 国立博物館のほうは大遣唐使展ってのをやっていて常設展はお休み。ここの展示も好きなんだけど、まあ何度も来てるからいいか。遣唐使展(もちろんこれも遷都1300年のイベント)もなかなか面白かった。貴重な展示もあったし。 それから興福寺へ戻って、宝物館(リニューアルしたらしい)を見ようと思ったら激混み行列20分だったので、どうせまた来るし中止。特別公開の南円堂を見て、境内で柿の葉寿司喰って、今ドトールで休憩中。さあ、これからどうしようかな…?
2010.04.30
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実は前回の更新は新幹線が京都に着いた直後のものだ。原因不明のネットの不調で送信出来なかったんだ。まあ、どうでもいいか。 京都では東寺だけ。何度来ても飽きないケド、仏像だけじゃ無く、写真ってテーマで見た場合また面白い。 高い建造物、低い建造物、樹、花、池、そして空。撮るべきものはいくらでもある。かくしてにわか写真かぶれは撮りまくる。 東寺駅から電車に乗ったのははじめて。近鉄で奈良方面へ。 まず秋篠寺、続いて西大寺を再訪。前回来た時どちらも風景が好きだったから、写真テーマって考えた時にまず候補に上がった寺。西大寺に至ってはお堂にも入ってない。仏像も悪くはないけど、ここは境内のほうが好きだな。 それから平城京跡へ。本当は明日の朝、ひとがいないタイミングで行くつもりだったケド、とりあえず様子見とこうと思ったんだ。 今年は遷都1300年で、案の定凄い人。予想はしてたケドねぇ。しかしそれ以上に。この風景は。 通路は舗装され、駐車場も出来、様々な施設は建ち並び。俺の大好きだったあのだだっ広い野原は。アレは失われてしまったのか。 心底落胆しながら、それこそ失恋したくらいの気分(そう!まさしく予定外の傷心旅行だ!)で、半ば無機的に係員の誘導(こんなのがあるのもがっかり)に従って歩いていたら。 誘導するのと逆側、アレは?あの風景は。かなりイベント会場から離れた辺りに「だだっ広い野原」が。あった!コレだよ!。コレの為に来たんだ俺は。失恋後に友情育む男はダテじゃない。(何の話だ) だだっ広い野原を堪能し、初心者らしく教科書通り的写真を撮りまくり、ゆったり駅方面に戻ると丁度チェックインの時間。勝手知ったる去年と同じ宿。あんときは凄い雨で大変だったんだよな。今年は天気もいいし。誰だよ俺が雨男とか言ったヤツは。やっぱり俺は女の子と遊んじゃいけないんですか。
2010.04.29
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今回初の試みは、ってこんなん試みでもなんでも無いケド、いつもは小田原からひかりのところ、新横浜からのぞみで行くことにしたのだった。なんか明らかに日本語変だけどいいや。まあ要するに切符が取れなかっただけなんだけどね。このルートだと実は早いんだけど、行って戻る感じになるから損した感じするんだよね。まあ実際運賃も余分かかるんだけど。 そうこうしてるうちにあっさり小田原を通過。なんか生意気だな。 そしてiPodからはウェイラーズのStop That Train。止まられても困るんだがな。
2010.04.29
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じゃあ、例によって傷心旅行に行って来ます。 心に一切ダメージを負っていなくても「傷心旅行」と呼ぶのに躊躇が無い今日この頃。そう言えば生前葬って縁起がいいって聞くけど、心に傷を負わないうちに傷心旅行ってのも縁起がいいのかも知れない。試してみるか。なんかいいコトあるかも知れない。 傷心する予定は無いが今回はテーマが幾つかある。 勿論一つは写真。実は昨日ミーティングで横浜に出張していたんだけど、その帰り、折角みなとみらい地区だから、と言うこともあって少し写真を撮ってみた。コレはカメラの練習と言うより、街中でカメラを構えると言う行為に対しての精神修業。かなり地元度の高い横浜でそれが可能なら、完全なアウェイの関西だったら余裕で可能な筈だ。今回は街で写真を撮るのに挑戦したい。 アウェイとは言ったが去年は3回も行っていて、京都の繁華街付近はもうだいぶ慣れてしまった。実は今回は出来れば他所に行こうと思ってたんだけど、直前まで仕事の状況がわからず計画する暇がなかったのと、それから前述のカメラのせいで「あの風景をこのカメラでもう一度」と言う気持ちが出たのでまた飽きもせず奈良、京都方面と言うことにしたのだ。でも今回は大阪にも行く予定。大坂城とか、普通に観光するのも良いかも知れん。大阪って道頓堀しか行かないからね(笑)。 閑話休題。どこまでが閑話かさっぱり解らんが。 そう、そんなに頻繁に行くのなら、と言うことで今回はICOCAを買おうと思っている。今更かよ、って気もするけど。まあ、使うだろう。多分夏は違うところに行くと思うけど(いや、解らんけど)、どうせ年内には絶対もう一度かそれ以上は行く。使う筈だ。 まあ、そんなもんがテーマか、って話だが。 まあ、いいや。例によってブロギスト(俺は「ブロガー」という言葉が嫌いなのでこう呼ぶ)活動を行う予定なので、まただらだらと大量更新でしょう。俺基準の大量だけどね。ブロガーとブロギストだと更新頻度が違うんだよ。
2010.04.29
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旅に行くのに荷物の中で重量を食うのが「携帯とデジカメとiPodの充電器」っていう事態は、やっぱりどうかとおもう。それでもやめられないデジタルライフ。 職場の後輩(女の子)二人のカメラを「四次元殺法コンビ」と名付けた。いやだってMちゃんが自分のペンタックスK-Xを「ペンタくん」って呼んでたからさ。「白いからどっちかってーとペンタゴンだ」と思ったらAちゃんのカメラ(EOS Kiss)が黒いから「じゃあこっちはブラックホールだ」と。この二人仲いいからね。丁度いいんじゃない。 では俺の分不相応な玩具の件。 Mちゃんは所謂ボーイッシュ系の雰囲気の有る女の子。まだ二十歳だっけ。若いんだよ。この子が持ってるのがその「ペンタゴン」で、Aちゃんは小柄で可愛らしい感じの女の子(但し既婚者)。この子のが「ブラックホール」だ。で、俺のはと言えば、そう。例の「乱暴撮りカメラ」からステップアップしてしまったのだよ。 今週いきなり「自分に誕生日プレゼント!」とわめき散らして衝動買い。仕事終わるなりヤマダ電機に直行しいきなり購入オリンパスPen Lite。突如我慢出来なくなることってあるよね。 話は戻る。EOS KissとK-XとPENを並べてみよう。その後ろにAちゃん、Mちゃん、俺を並べる。さて質問です。どのカメラが誰のでしょう?答えは既に書いているワケだが、普通、まあMちゃんはいいとして、Aちゃんと俺を逆に答えるんじゃないかと。見た目一番「可愛い」カメラを持ってるのはMちゃんの倍近くも年の行ったおっさんなのだ。 どうもこういうパターンが多くて、よく登場する夕子(仮名)と呑む時も大抵彼女が焼酎、俺がカクテルとかで、頼んだ直後に「絶対逆に置かれるぜ」とか言っていると案の定だったりする。俺は男らしくねえのだ。 さて、カメラの話だ。俺がカメラに対して重要と考えるコトは以前書いた。それに対して今回の高級カメラを検証して行きたい。1)オレンジのデジカメ 非常に残念ながら白である。だが、キャップとストラップにターゲットマークを付けて俺仕様にした。50点。ちなみに「オレンジスペシャル」に改良する計画は頓挫中。2)おもむろにポケットにブチ込み ポケットには入らない。だがかばんに入れて邪魔にはならない。30点。3)脊髄反射でシャッターを押す。このとき、必ずしも立ち止まる必要はない。 これが意外に出来る。結構走りっぱなしでも撮れるんだ。でもやっぱ重さがネックで、片手でわしづかみ撮影は不可能。35点。 この様にこのカメラは結構「いまいち」である。だが、こう言うとやっぱり手のひらを返したようだが、もうね、ホント奇麗に撮れるんだ(画像は近所の橋の上で撮ったお試し写真)。「えーっ!俺写真上手いんじゃないの!?」ってくらい。なんか嘘っぽいレベルで奇麗。そして俺の好きな遠近感を強調した写真が撮れる。コレは多分以前ちゃきさんが指摘してくれたことなんだろうなあ、と今更思うんだけど。うん、やっぱいいよ。 つーワケで、明日からまた俺はブロギストになります。折角買った玩具をこれでもか、と使い倒してきます。似たようなところに行って一年前に撮った似たような写真と比較してみようかな。
2010.04.28
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矢沢永吉と間違えて買ってしまったこのこのフランツ・フェルディナンドと言う女性歌手のアルバム。うっかり買ったにしては充実した内容で一安心だった。歯切れの良い、ギャング・オブ・フォーとスミスを足してなんかで割ったようなサウンドに、とても女性とは思えないような太いヴォーカルが乗っていて、そして曲がポップで凄く聴いていて気持ちが良い。時々キンクスっぽい瞬間もあって、なんか英国の伝統!って感じも。 ドラムが生っぽくて、特にスネアの響き方がどっかで聴いたな、と思ってたらこないだ買った1500円のスネアだった。もう少しチューニングを工夫すれば使えそうだが、演奏中にスナッピーが外れるので怖くてライヴでは使えない。 話がもう全然わからないんだけど、勿論最初の数行は完全に嘘だ。間違えるわけねえだろ。フランツの2nd聴いてみたかったんだよ。3rdもそのうち買うよ。もし再来日あったらAさん俺もライヴ連れてってね。え~と、何の話だ。 俺の印象だとそんなに1stと違う感じは無いんだけどね。少しサウンドっていうよりグルーヴが太くなった気がするくらいかなぁ。あとあんまりヒステリックな(ニューウェーヴっぽい)歌い方はしなくなったかな。それからタイトルがThis BoyだったりEleanorって名前が出てきたり、ってのも気になった。そういやブラーの1st聴いた時も似たようなこと思ったな。
2010.04.28
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ryo君の日記にコメントしてて解ったけど、俺の考える「アメリカ人」ってカーペンター兄妹なんだ。怖いアメリカ人。(書いたこと重複するけど)なんかずっと「HA! HA! HA!」って笑ってて(ここ絶対大文字ね)、全然話通じなさそうなの。油断するとアメリカンジョーク言い出すしさ。「ウチのワイフかと思ったら空気清浄機だったよジョージ!HA! HA! HA!」って、目が笑ってないの。 酷いな、我ながら酷い。 いやでも怖いんだよカーペンターズの顔は。もうコレは音楽とか全然関係ないレベルで。お願いだから白い歯を見せてカメラ目線はやめてくれ!怖い!こっち見んな! いや、ryo君が買ったって言うイラストジャケの横顔のヤツはもっと怖いけど、まあコレはイラストだから怖く書いてるんだよ。描いた人悪意があるんじゃないか、ってレベルで(笑)。俺ランで怖いジャケってやったじゃん。アレにランクインするもん。フィート蹴落として。いや、サバスより怖い。その証拠にここに直接貼れない。 あと「凄い白人」って言葉も思いついた。似合う。
2010.04.27
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なんかの本のタイトルだったと思うけど「デブはダイエット食品を人の3倍食べる」というのがある。だが、カロリーハーフのマヨネーズは倍つけても倍不味いだけなので全く食べなくなる。ダイエット効果はあると言えよう。 よく人に「お前本書けばいいじゃん」と言われるので俺のダイエット方法をまとめてみる。参考にするように。無料だからね。 太るための基本は「食べて動かない」ことなのでその逆をやればいい。俺の場合、寝る前に大量のお菓子を食べるというのが太る主だった原因だったのでそれを取り除く。多分この過食はストレスによるもの。喰いたくないのに喰ってたからね。 ここで「食べない」を勘違いするとひどい目に遭う。よくある何か特定のものを食べたり、やめたりするダイエットは絶対に駄目だ。アレは続かない。同じものを食べ続けたり、好きなものをやめたりするなんてことが続くわけが無い。そんなもんはストレスの元になるだけで一個も意味が無い。はっきり言って馬鹿じゃねえの、って思うのだけど。だってさ、ストレスが原因で太ってんのにダイエットでストレス溜めたら無意味でしょ。結局1秒で元に戻る。それ以前にやる気にならない。無駄である。リンゴだバナナだってくだらない努力をしている人は今すぐやめなさい。 食べないためにはストレスを取り除くのが大事。そのためにストレス解消になる楽しい友達を作り、その人と呑んだくれる。楽しく呑んですっきりしたところで、ダイエットに向けるモチベーションができ上がってくるのを感じる。「ああ、楽しいな。楽しい時間は長い方がいい。こういう楽しいヤツと長くつきあいたいから、少しでも長く生きるようにしようかな」そう思えればもう成功したも同然だ。 さて、やる気が出たところでとりあえず余分なものだけ喰うのをやめよう。とりあえず「大敵」と名高い間食はやめる。特に寝る前のは完全撤廃。でも会社でちょっとお菓子を貰う程度のものは食べる。それまで断ってたらつまんないからね。食事制限はしない。喰いたいものは、喰う。カロリーが高くても喰う。そのかわり少し量を控えるとか、気持ちレベルの「痩せようと思ってるぜ」と言う気分を残しておく。その気分が無いと際限なく喰っちゃって元の木阿弥だからね。 食事に関してはこんな感じでオッケーだ。よっぽど偏った食事してなければこれでどうにかなる筈。あとは運動だ。 運動は特別なことをする必要は無い。会社までの20分ちょっとの道を毎日自転車で通う。それだけでいい。2~30分くらいなら余裕だから。雨が降ったら合羽着てればいいだけだし。休日も出来るだけ自転車でどこかに行く。茅ヶ崎から江ノ島までサイクリングロードをのんびり走るとかが一番丁度いい。BGMにクラフトワークやクイーンを用意する、までしなくても充分である。あとはそうだな、週末は3時間ほど全力でドラムをひっぱたくとか、ライヴ行って踊り狂うとか。そんなもんで充分だよ。走ったりとかは疲れるし面倒くさいから駄目。楽しくないし。 これだけ簡単で適当だから努力や根性が何より嫌いな俺が続けることが出来たわけだ。これをだらだらと続ければ半年で、苦も無く2~30kg減らすことが出来る(当社比)。俺に出来て他の人に出来ないなんてあり得ないんだよ。俺より努力が嫌いな人なんかこの地球上にいないんだから。 普遍性が無い?知るか。似たようなやり方を勝手に探すが良い。
2010.04.27
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まいけるしぇんかーってだれぇ~?ぼくしらなぁ~い。 ってワケで、俺にとってのUFOはシェンカー加入前なワケだ。 こういうことばっかり言うから「通ぶってる」とか「マイナーならいいってもんじゃない」みたいに言われるんだけど好きなものは好きだ。「俺ラン」見りゃあ俺が必ずしもマイナー指向じゃないって事くらい解ってもらえると思うんだがな。 ライヴヴァージョンのオープニングで客が「U!F!O! U!F!O!」ってやってるのを聴くとどうしてもUFO戦士ダイアポロンを思い出してしまう。ダイアポロンとか言ってるとまた「通ぶってる」とか「マイナーならいいってもんじゃない」みたいに言われるんだけど好きなものは好きだ。いや待て、何の話だ。そうだ、テレビ漫画じゃない、UFOだ。勿論グレンダイザーでもなければ円盤戦争バンキッドでもない。 脇道にそれ過ぎだな。 シェンカーの前任ギタリストの名前もよく知らないくらいなんだけど、この「ぐしゃっ」としたいかにも70年代ハードロックって感じこそ俺の好きなサウンド。シェンカー期のアルバムは定番である「現象」しか持っていないけど、少なくともそこでは感じることが出来なかった音だ。ギターに限らずサウンド全体がクリアでさ、俺がUFOに求めたのは少なくともその音じゃなかったんだ。 この曲は言うまでもなくエディ・コクランのカヴァー。アレンジ、サウンドともに明らかにブルー・チアーのSummertime Bluesを下敷きにしている。ブルー・チアーよりアクが強くないのが逆にポイントなのかも。ヴォーカルのストレートさは実はシェンカーが入ってからの音の方に合ってるのかも知れないけど、むしろこっちのミスマッチ感の方が好きなのはちょっと贔屓過ぎか?
2010.04.26
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このニュースって、どう思うんだろうね。俺は全然アリだと思うんだけど。競技ってコトじゃないんだもんな。オリンピックの映像でコレやったらいけないんだろうけどね。 コレ駄目だって言う人ってさ、ストーンズのライヴ盤が許せないタイプの人でしょ。やってることは同じなんだよね。商品として完璧なものを作るか、記録をそのまま出すか、と言う考え方。 多少のミスを味として捉えるか、それを良しとしないか。でも例えば極端に言うと、Jumpin' Jack Flashのサビで声が出なかったテイクがあったら、スタジオで差し替えないまでも別の日のテイク使うでしょ。 ミュージシャンはキメの一曲は慣れてるからそうそうミスって無いと思うけど、スポーツの人はキメ=難しい、ってワケで、それをミスってたら差し替えるよな、普通。そのジャンプだけ別撮りしたっていいくらいだと思うけどね。 スポーツ、競技はそりゃあその一回が全て、失敗は失敗、勝負の世界なのは解るんだ。でもさ、フィギュアスケートとか体操とかって、アートって一面も有るじゃん。ってーか俺はアートの面しか見ないんだけどさ。そう考えればさ、作品として問題が有る部分は直す。全く当然のことでしょ。 まあ、スケートはいいとしてもさ、ストーンズだよね。あれだけ執拗にライヴ盤直すのに、どーしてスタジオ盤のI'm Freeは放置なのか・・・全く理解出来ん。
2010.04.25
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何を買ったかはそのうち明かすけど、月曜日に分不相応な高額衝動買いをしたのでそれをカスタマイズするための材料を買いに出かけた筈が全然違うものを買ってきてしまってどうしよう。 ユニオンが久々の色別セールをやっていたので50%Offを中心に数枚。フランツ・フェルディナンドってどこでもやたら安いんだけど、そんなに売れてるのか?Aさんとかとししゅんさんが好きなようなので影響を受けて少しずつ聴こうと思っていた矢先。1stは出た頃聴いたけど、2枚目以降はなんとなく聴かずに来てたんだよね。1stが駄目だったから、ってワケじゃなく、むしろ好きだったんだけど。とりあえず3枚目もあったけど1200円くらいしたから今日は2ndだけ。300円くらいだっけな(笑)。1回聴いた印象ではそんなに1stと大きく違わない感じ。ってコトは、好き。 コレも安かったInK。石野卓球&川辺ヒロシ。川辺は全然知らないんだけど、卓球のソロよりは「テクノ」っぽい感じ。古い意味での。でもテクノポップまでは行かないんだけどね。電気から瀧を抜いた感じとも言える。つまりあんまり濃くない。聴きやすい。 ご覧の通りのエロジャケだけど、実はminoradioのデザインは当初こういう路線を考えてたんだよね。ネットから白人の薄い感じのヌード探してきて、もっとポップアート風に処理して・・・とか思ってたんだけど、どうにもポップにならないのと、自分で写真撮るのが面白くなったからやめた。まあ、色んな意味でやめて良かったんじゃないかと(笑)。俺のセンスでヌード写真をアーティスティックにデザインするなんて、10年早いよな。エロジャケがホントに単なるエロだったら全然面白くないわけで。 だが帰り道と帰宅後に色々へこむ。やっぱり今年も思ったよりいい年ってワケには行かねえのかなぁ。まあ、たいしたコトじゃあねえんだがな。
2010.04.24
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俺ランのネタは幾つか書き溜めてあったのだけど、某所で急にフィートが流行り出したので俺も便乗することにした。勿論俺は自分のルールは崩さず、ローウェル在籍時に絞ってしまうが10曲で決める。1. Cold Cold Cold コレはもう永遠の一位。全てが好き。以前何回かカヴァーしたことがあるけど、もし「リヴェンジ・バンド」(笑)が実現したらこの曲もねじ込みたい。もう一回叩きたい。聴いて良し、演って良し。トリビュートに入ってたボニー・レイット&フィートのヴァージョンも良かった。2.Long Distance Love コレはKo-Ryuの影響が強いなぁ。そもそもフィート聴くの自体ヤツの影響だし。ローウェルは声がいいからバラードが馴染むけど、この曲が一番好きかもな。3. Feats Don't Fail Me Now ライヴの楽しさに尽きる。曲自体も好きだけど、ロックパラストのDVDでみたみんなで集まってコーラス&客席にマラカス投げのパフォーマンス。アレが楽しくって(笑)。4. Easy To Slip 多分フィート史上一番ポップな曲かもね。凄くストレートに聴こえるけどかなり変なこと演ってるんだけど。メロがいいから油断してるとリズムとかずらしまくってんだよな。「スリップビートなんか余裕だぜ」って意味か?5. Fat Man In The Bathtub 「バスタブ」も外せねえ。「チキン」と並んで俺にとってのニューオーリンズのお手本。まあ、この曲は独特すぎて参考に出来ないけどね。6. Willin' こんなカントリー臭い曲を俺が気に入るってのも不思議だけど、フィートの場合は有る意味別枠なのかも知れない。アレンジより歌が勝っちゃうんだよな。健全な聴き方だ(笑)。勿論2ndに入ってるヴァージョンね。7. Dixie Chicken 曲としてはたいしたことないんだけど(笑)実はコレ単体と言うより、ライヴでCold~Chicken~Tripe Face Boogieって必殺三連発の流れが最高。その中でこそ本当に輝く。ちょっとペインがやり過ぎるんだけどね。8. Spanish Moon このダルな感じのグルーヴが好き。結構細かい譜割りで演奏してるのに全体がゆったりとしたグルーヴに包まれてるのが凄いと思う。9. Cat Fever コレももっとずるっとしたグルーヴの、ブルージーな曲だけど、終盤のリズムを崩し倒してぐちゃぐちゃになってく、あの辺の弛緩した緊張感と言うか、気持ちいいのに気持ち悪いと言うか、有る意味ドラッギーな。アレが。10. I've Been The One コレもKo-Ryuからの影響が強いなぁ。そもそも俺もヤツもトリビュート盤から入ってるから、アレの収録曲が結構すり込まれてるんだよね。コレはジャクソン・ブラウンが歌ってたんだっけな。 余談ですがStraight From The Heartはフィートのオリジナルよりトリビュートでクリス・ヒルマンがやってるヴァージョンの方が良いです。 本文には殆ど触れてないけど、俺は本当にリッチー・ヘイワードが好きだ。一時期は影響受けまくって似非セカンドラインばっかり叩いてた。スリップビートも彼から学んだ。必死でコピーしてもライヴ聴くと全然違うこと演ってるのにも惚れた。ホントに大好きだ。久々にこういうの叩きたいな。マードックスもGet Down最近やらない(やれない)しなぁ。
2010.04.24
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そう言えば四月は報告してなかった。 コレも自分の状態を公開することで自覚を促すって効果があると思ってるから、ここで報告すること自体がある種のダイエット効果、ってワケだね。まあ、実は例によってあんまり積極的な努力もしてないし、たいして変化もないんだけど。現在75.5kg。前回報告時は瞬間風速で74kgを切ってたけど、流石に持続しない。四月前半は75kgキープ、後半に入って少し増えて75.5kgって感じ。日によっては75kgを下回ったり、逆に76kg近くなったりすることもある。 折角だから、と思って今胴回り測ったら90.5cmだったよ。去年6月からずっと93cmだったから遂に減ったか?誤差か?しかしウェスト34inchのジーンズがまた過去のものになるとしたら嬉しいやら悲しいやら・・・ 実は今年に入ってさぼり続けていた腹筋を三日前から再開。久々なもんで覿面に筋肉痛だわい!あと職場の先輩に教えてもらった風呂で腕を鍛える方法。彼は「500回やってると結構腕がキツいよ」と言う。もう一人の先輩は「40回が限界」と言う(・・・)。試してみたけど、500回は、出来るよ?筋肉痛にもならない。終わってから少し腕がだるいけど。俺のやり方が悪いのか、それとも意外に筋肉あるのか?まあ、ドラム伊達に叩いてるわけじゃないけど・・・。 う~む?
2010.04.23
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昔は(1位と7位の曲を除いて)クラッシュって嫌いだったんだよね。ジャムはポップだし、ダムドは馬鹿っぽい。ピストルズはやっぱり別格感があって、そのなかでクラッシュって、ちょっと熱すぎるってーか、真面目っぽいってーか。楽しくない、って印象だったんだよね。それがある時、多分なんかの酔狂でSandinista!聴いたんだと思うんだけど、それから一気に好きになっちゃった。一時期はクラッシュばかり聴いてたな、いい年して。 そんな俺が今クラッシュの10曲を選ぶとこんな感じ。1. Justice Tonight / Kick It Over (Armageddon Time) 勿論俺にレゲエ、いや、ダブを認識させたというその存在感の大きさ。いまだにこの曲が一番のトラウマだけど、そのダブであるJustice Tonight / Kick It Overは倍の時間楽しめるのでもっと好きなのだ。2.The Magnificient Seven 凄い硬質的だけどファンキーで、ヴォーカルはラップみたいだし、延々同じこと演ってるだけで、キメは格好いいし、もうね、理屈以上のトコだね、この曲は。3. London Calling イントロのギターの鋭さ。ギャング・オブ・フォーには一歩譲るけど充分刃物的。せっぱ詰まった感がヴォーカルからも、サウンドからも漂ってきて。それでいてキャッチーで。4. Police On My Back 異様にポップな曲調に最初面食らったけど、この振り幅が本気でクラッシュを好きになる切っ掛けだったかも知れない。Sandinista!は偉大なアルバムだと思う。聴き辛いけど。5. Robber Dub Bankrobberはワリと普通のレゲエなんだけど。やっぱりダブミックスが好きだねえ。俺はダブってだけで嬉しくなる面が有るから。これはちょっと贔屓的な5位入賞かな。6. Rock The Casbah このディスコっぷりは当時どうだったんだろうねぇ。今聴く俺は最高だけど、なんかパンクの人ってこういうの嫌いそうじゃん。だからパンクスって嫌いなんだけど。すげえ格好良いじゃん。7. London's Burning 初期の所謂パンク時代(いや,結局最後までパンクだとは思うけど)ではこの曲が一番好き。多分Armageddon Timeの次に聴いた曲だと思う。パンク初体験かもな。トラウマだよ、コレも。8. The Guns of Brixton クラッシュのレゲエは大抵好きなんだけど、コレはリズム的にもパンクっぽいし、ダビーな音だけど普通のパンクって感じでも無いよね。ポール・シムノンのぶっきらぼうなヴォーカルもいいよね。ジャケでは主役なんだからリードが一曲あるってのも嬉しい。9. Should I Stay Or Should I Go? キャッチーだからヒットしたんだろうけど、コレをキャッチーと認識してしまう狂いっぷりが好きだ(世の中の)。だってこの曲変だよ?ヴァースとか全然気持ちよくないし(良い意味で)。最高だな。10. Train in Vain (Stand by Me) ちょっと可愛い曲だと思う。ヴォーカルだろうな。アレンジもポップなんだけど、歌い方が妙に、いいんだよね。 アルバム単位でいえば今やLondon Callingの方が好き、ってのが良く見える結果。ちなみに俺、Give 'Em Enough Ropeは持ってません。でもやっぱLondon Calling~Sandinista!の時期は別格。White RiotとかJail Guitar Doorsあたりが落ちちゃったのはちょっと自分で意外かも。
2010.04.22
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以前出た日本企画の紙ジャケシリーズ、細々と各アルバムに分散されて貴重なヴァージョンがリリースされてたし、来日の頃に出たベストにもボーナスディスクってかたちで、ここでしか手に入らないレアテイクがリリースされていた。フーのリイシューは全てがこんな感じで、色々出てくるのは嬉しいのだけど全部買わなければならないのが本当にしんどい。しんどくても買ってしまう方もどうかとは思うのだがそれは性分だ。性分だで片づけていいのか、ってのは悩みどころではあるのだけど。 今年もフーのベストが出た。ディスク2には、ファンクラブ限定だったView From A Backstage Passからの抜粋を中心に、リーズやBBCからのテイクを混ぜたボーナスライヴベストが付いている。アメリカではコレを拡大した別のライヴベストがリリースされ、こっちはディスク1がView from~の抜粋、ディスク2は89年以降の再結成ライヴ集(96年の音源は無い)になっている。ディスク2は89年のものも含め殆どが初出音源で、例えば2002年のRAHなんかも別の日の演奏になっていたりする。コレは再結成以降も好きな俺にとっては素晴らしい物なので当然購入。コレでベストアルバムの方は買わなくてもいい、と思っていた。 ところが、である。なんと件のベスト、日本盤のみDancing In The Streetの79年ヴァージョンが収録されている、というではないか。コレは80年代に出てたWon't Get Fooled Againの12インチにのみ入っていたってヴァージョンで、確かCDシングルも存在はしたと思うんだけどアルバムに収録されたことはない。ボックスとか今までのリイシューでも収録されてこなかった音源なのだ。 ついでに言えばライヴベストには何故かケニー時代の音源が一切収録されておらず、今年のリイシューで唯一のケニー音源と言うことにもなる。やはりコレも入手せざるを得ないんだろうな。1曲のために3000円以上の出費は辛いな。ってーか無理だ。う~む、iTSにでも入らんものか。せめてジャケが良ければねえ・・・。 しかしこれだけ何でも出てしまうのに、実はWho's LastとJoin' Togetherっていう2枚のライヴアルバムが全然再発されないってのはどういうコトなんだろうね。この二つだけレーベルが違うってのもあるんだろうけど(前者RCA、後者Virgin)。出しても誰も喜ばない、ってのもあるかも知れないけど・・・。
2010.04.21
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ヤフオクで詐欺業者発見(笑)。この商品だけど、説明が大馬鹿。「今回は、非常に貴重な1973年Living In the Material World:ツアーのオフィシャルTシャツをセレクト致しました。」やってねえよ!73年にツアーなんかやってねえよ!そんなツアーあるなら見てえよ。なんか高額商品もいっぱい出してるけど、少なくとも100円スタートのは全部パチもんだろうねえ(笑)。これで評価に「悪い」が無いんだから呆れる。多分みんな騙されてるんだろう。まあ、それはそれで幸せだと思うけどね。 で、その73年のツアー、Touring In The Material Worldと題して行われた英国国内のみの短期のツアーだったんだけど、セットリストが入手出来たので紹介しようと思う。1. Wah-Wah2. My Sweet Lord3. The Lord Loves The One4. Sue Me Sue You Blues5. If Not For You6. Beware of Darkness7. Don't Let Me Wait Too Long8. Something9. That's The Way God Planed It (by Billy Preston)10. The Light Has Lightened The World11. While My Guitar Gentry Weeps12. Give Me Love13. Living In The Material World14. What Is Life15. Isn't It A Pitty(encore)16. All Things Must Pass17. Bangla-Desh バンドメンバーはJessie Ed Davis (G), Billy Preston (Kbd), Kraus Voorman (B), Jim Horn (Sax), Jim Keltner (D)というシンプルだが強力な編成。アレンジはほぼバングラデシュの頃のものを踏襲していたようだ。まだソウル路線に走る前のジョージの姿を捉えた貴重なツアーの・・・ まあ、そうやって騙されてるのも悪くないんじゃないの。
2010.04.20
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こないだ「聴けば聴くほど味が出ない22 dreams」と書いたが、「聴けば聴くほど味が出る」所謂「するめ」というのは常套句的な褒め言葉で、その真逆なんだからいくら何でも、的な意味なんだけど、どうも今回のWake Up the Nationは聴いてるうちに味が無くなってくる、言ってしまえばガムのようなアルバムに感じてきた。勿論まだ聴いた回数が少ない。もう少ししたらまた味が出てくるかも知れない。でもガムは普通味が無くなったら捨てるよね。 最初2曲の良さは聴き続けても変わらない。この2曲は大好きだ。どう聴いてもNoonday Undergroundの曲にしか聴こえないNo Tears To Cryもまあ、良い。Fast Car/Slow Trafficも異常な感じがかなり好きだ。 だが、その後徐々に怪しくなってくる。まあ曲そのものは決して(一部を除いて)悪くないけど、Aim Highのヴォーカルはやっぱりどうにかしてほしいし、いや、そんなコトはどうでもいい、ってくらいしんどいことがある。 とにかくこのアルバム、全体にうるさい。音がうるさいんだよ。詰め込み過ぎなの。もう隙間を全部なんかのサウンドやノイズで埋め尽くさなきゃ気が済まない、ってのはサイモン・ダインの音づくりの特徴でもあって、Noonday Underground聴いてて途中で辛くなっちゃうのはそのせいなんだけど、あっちの場合はインストや女性ヴォーカルが多くて雰囲気物で誤魔化せてたと思うんだ。ところが、ウェラーの熱量の高いヴォーカル曲がアルバム全体に入っちゃうともうコレは相当ウザい感じになっちゃうんだよね。前作が嫌だったのもその辺もあるかもしれない。Illuminationの時は一部だけのプロデュースだったからまだ良かったんだけどね・・・。 ブレンダン・リンチってさ、あのダビーな音がウリで、ダブってのは隙間の音楽だから、要するにダインの音づくりとは真逆なんだよね。しかもリンチのは隙間がある上に、太い。勿論太いってのもダブの重要な要素だけどね。ダインのは細いのを埋め尽くしてフォローするから、どんどんうるさくなる。こっちは何だかよく解らないものが大量に積み上がった音の山を見てうんざりする、ってワケ。 こういうのはライヴだと音が整理されて良くなるものなんだけど、ライヴはライヴでバンドが駄目だから全然期待出来ない。いや、ホント残念だな。As Is Nowくらい良くなる要素は持ってると思うんだけどな。 やっぱAs Is Nowからこのアルバムまでの良い曲だけを集めて、ブレンダン・リンチにリミックスさせたベストアルバムを出して欲しいな。今のウェラーに足りないのはトリオ・ヴァロアの3人よりもブレンダン・リンチだよ。
2010.04.19
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高校生の頃Tスクエアに出会って以来、フュージョンというジャンルが嫌いだ。 マハビシュヌとかはいいんだ。俺がいうのは所謂80年代のフュージョン。まあ、圧倒的にスクエアが嫌いなんだけどカシオペアも区別つかないし。スティーヴ・ジョーダンにかぶれて24丁目バンド聴いたけどやっぱり苦手で、俺にとって「スティーヴ・ジョーダンとはキースと出会って以降のことをいう」っていう定義も完成したくらいだし。どうもあの時代のあの音は駄目だ。 レヴェル42は紛れも無くあの時代のあの音である。なんで好きなのかな、って思ってたんだけど、Phygical Presence(Zepのパチモンみたいなタイトル・・・)を聴いて解った。やっぱりあの音は嫌いなんだ、俺。 このライヴアルバムは、おそらくフュージョン色の強かった時期のレヴェル42の集大成。よく「ライヴ盤のあとは音楽性が変わる」っていわれるけど、この後World MachineとSomething About Youの大ヒットがあるんだよね。で、Lessons In Love, Running In The Familyと繋いで圧倒的にポップ化する。その時期のライヴを収めたLive at Wembleyは既に俺が好きなレヴェル42だから、やっぱり俺はポップバンドとしての彼らが好きだ、というワケだ。 勿論それ以前もHot WaterとかSun Goes Downみたいなポップなヒット曲もあって、その辺の曲とWorld Machine以降のヒットに違和感があるわけでは無いんだけど、ライヴではサウンド、テクニックともにフュージョン色が強くて、特にインストの長いパートになるとスクエア聴いてるみたいな、もうはっきり言えば積極的に嫌いな音になってるんだよね。正直言ってこのライヴ盤は俺にとっては今一だ。後半のヒット曲連発の部分は楽しいけど、フュージョン臭い音が出てくると萎えまくってしまう。辛い。 まあ、2枚組で1200円くらいで買ったからいいんだけどさ。でもコレ、Amazonのマーケットプレイスで買ったんだけどね、送られてきてみりゃあ出品してたのが茅ヶ崎の、行きつけの中古CD屋でやんの・・・自転車で行きゃあ送料もかからないわポイントもつくわ・・・やっぱり損した。
2010.04.18
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Return to Edenが来た。 昨年のウルトラヴォックス再結成ツアーからロンドン、ラウンドハウス公演を収めたDVD+2CDセットだ。ちゃんとクリサリスが出してくれてるのが嬉しい。 勿論メンバーはミッジ、クリス、ビリー、ウォーレンの黄金の四人。今回はサポートも無しの四人のみの演奏。但しコンピューターは多用しているが、それは勿論本来のウルトラヴォックスのスタイルだ。四人ともルックス的にはすっかり老け込んでいる。やっぱり比較的現役なミッジが一番若々しい(但しスキンヘッド)が、一線を退いていた(と思われる)メンバーは二世代前のプリティ・シングスのメンバーに近いくらい老けて見える。ウォーレン・カンは黒髪だが他の二人はすっかり白髪だ。同世代くらいの筈のポール・ウェラーやU2のメンバーより遥かに老人面なのが少し悲しい。 しかし音を出せばまるっきりのウルトラヴォックス。Astradyneからスタートってのが気が利いている。並の再結成ならReap The Wild Windあたりで始めるでしょ。コレはある種の気合いだ。 タイトル通りRage In Edenからの曲を中心に(何故?)Vienna~Lamentまでの曲を満遍なく演奏する。ウォーレン脱退後のU-Voxから選曲は無い。 ウルトラヴォックスのライヴ映像といえばMonumentが定番だが、アレは「映像作品」の度合いが強すぎて、ビデオクリップのシーンとライヴ映像が組み合わされたりしてしまっていて、あまりライヴを楽しむビデオでは無かった。バンドが何演ってるのか解らないシーンも多く、俺みたいに「ここで誰が何やってんの?」とか思うクチには不満が多かった。演奏は最高なんだけどね。 そういう意味で、コレはウルトラヴォックス初のフルライヴ映像ということになる。ウォーレン・カンがドラムを叩かない曲が意外に多く、彼のコーラスも意外に多いこと。クリス・クロスのベースギターとシンセの使い分けなど、今回はじめて解った部分も多い。しかしThin Wallのドラムも叩いてないんだな。いや、打ち込みッぽい音だけど、あの曲調じゃん。Viennaとかなら解るんだけどさ。 何が嬉しいって、ミッジの声が一個も衰えてないところだね。あの伸びる声、いまだ健在。この声にビリー・カーリーのこれまた往年とおんなじ音色のシンセ!俺はウルトラヴォックス(ビリー・カーリーの)93年のライヴもミッジの2005年のライヴも持ってるけど、どっちも比較にならない。この四人で出した音はもう圧倒的にウルトラヴォックスであってそれ以外はウルトラヴォックスでは無い。 何がウルトラヴォックスだって、ウォーレンのドラミング。音、ってより叩き方。スネアからシンバルに行く時の動き!それからミッジのギターがライヴ・エイドの時と同じあのメーカー不明のグレーのギターなの!コレがまた嬉しい!しかも今回はクリスも同じモデルのベースを!それからメンバー全員の所に夫々マックが!機材だけで燃えられるぜ。コレでミッジのシンセがEmuだったら最高だったんだが(笑) Mr.X(勿論ウォーレンがヴォイスを!)や「辛気臭い三部作」Rage In Eden, Visions In Blue, Lamentなんて選曲もいちいち気が利いているし、Passing StrangesとかI Remember, One Small DayにAll Stood Stillなんていう「聴きたい曲」も外さない。We Stand Aloneなんてのもいいでしょ? だけど、やっぱり終盤、Your Name (Has Slipped My Mind)~Viennaからのヒット曲攻勢は凄い。Reap The Wild Wind, Dancing With Tears in My Eyes, Hymnと畳みかけるエンディング!なんて贅沢な。俺もここで一緒にHymn歌いたかったよ! そしてアンコールはSleep WalkにThe Voice。勿論エンディングは「あの」パフォーマンスだぜ!機材はシモンズじゃなくてV-Drumsだけどな!
2010.04.17
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俺がU2の熱心なファンであることは以前も書いた筈だ。彼らのアルバムがブックオフの250円コーナーでニューリリースされた時には必ず買うことにしている。そんな俺が選ぶU2のベスト10、熱心なファンだから選曲も当然、幅広くマニアックになると予想される。早速ご覧頂こう。1. I Still Haven't Found What I'm Looking For いや、やっぱ何だかんだでこの曲かなぁ、っていう。たまに見かける「卑怯なくらいいい曲」その一つだよね。Ruttle & Humのゴスペルヴァージョンも捨て難い。2.The Fly この時期はBeat UKで死ぬほど聴いて、最初はうんざりしてたんだけど、後から好きになってた。このアルバムの攻撃的なビートは基本的に好きだ。3. New Year's Day 何は無くともイントロのピアノ。そして寒そうなビデオ。短く編集されたシングルヴァージョンの方が好き。普通好きな曲は長い方が好きな俺だけど、コレは数少ない例外。4. Even Better Than The Real Thing 好きな理由は完全にFlyとかぶるんだけど。あの頃のエレクトロっぽい流行への乗り方、結構上手かったと思うんだ。U2らしさも失ってないしね。5. Bullet The Blue Sky コレはライヴヴァージョンで好きになった。今でもスタジオヴァージョンより遥かに好きだ。ビートも重くて、最初はU2っぽくないと思ったけど、それが逆に良かったんだな。 6. Silver And Gold こっちもほぼ同じ理由で好きになった。Sun CityのLPに入ってたボノ&キース&ロニーのヴァージョンも良かったけど、やっぱりバンドでダーク&ハードに攻めるヴァージョンが俺のツボだ。7. Pride (In The Name Of Love) やっとU2っぽいヒット曲が・・・。コレはやっぱ高揚感の有るメロディだよね。あとエッジのギターはこの曲で一躍有名になったんじゃないかな。実はデイヴ・ギルモアそっくりなんだけど。8. When Love Comes To Town B.B.キングが偉い!ってワケでも無く、なんてーか、全部がっつりハマっていそうでハマってる様に見える全部のパーツに違和感があって、その違和感が全部完璧で、っていう、俺はこういう「いい意味で気持ち悪い」曲って大好きなんだよな。9. Bad ドラムが普通あり得ないようなフレーズ(ラリーはそう言うの凄く多いんだけど)なのに全然違和感が無い。ってーかコレしかあり得ない。凄い。ラリーはいつも凄いんだけどさ。コレもやっぱライヴだよね。ルー・リードとかストーンズを引用しまくったライヴ・エイドのヴァージョンの良さを感じたのも結構遅かったけど。アレはボノがステージ降りるとフェイドしちゃうんだよなぁ。物足りねえ。10. Sunday Bloody Sunday コレは少し思い入れがあって、昔コピーして大絶賛されたんだよね。過去の栄光ってヤツだ。コレもラリーのドラムが凄い。それをコピーし切った、ってのは自信に繋がったけどね。 偏った!偏ったな(笑)。はい、そうです。Joshua Treeから入ってActung Babyまでしか(ちゃんと)聴いてません(笑)。でもこの時期の3枚は凄い好きなんだよね。WarとかUnforgettable Fireも好きなんだけどさ。どう考えても熱心じゃあないな、やっぱり。
2010.04.16
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ウェラー先生新作届く。 前作は聴けば聴くほど味が出ないアルバムだった。結局最後まで「良い曲は入ってるけど全体で聴くと散漫さが強すぎる」という印象が抜けなかった。聴いた回数は多分Confessions of a Pop Groupより少ないと思う。久々に「やっちゃった」アルバムだった。 アルバムに続くツアーもバンドメンバーの質の低さが音楽を台無しにしていたので、はっきりいって俺はもうポール・ウェラーという人に期待をしていなかった。でもファンの悲しさ、アルバムが出れば買ってしまうんだね。その前のDVDは買わなかったけどね。あのバンドのライヴDVDなんか見たくもねえや。 帯に書いてある「夢(22 Dreams)から覚醒し」というフレーズは気が利いている。確かにMoonshineの荒っぽいサウンド。あの寝ぼけた前作の音楽からすればまさしく「覚醒」という印象だ。続くタイトル曲Wake Up The Nationともども、荒っぽくてざらついたサウンドと勢いのあるビートに「惰性でも買って良かった!」という気持ちにさせられる。Fast Car/Slow Trafficもなかなか良い。ちなみにこの曲はブルース・フォクストンが参加している。 スティーヴ・ピルグリムが3曲しか参加してないのは非常に嬉しいポイントだが、流石に彼もスタジオではそれほど駄目なドラマーでは無い。Grasp & Still Connectなんかなかなか良いよ。それよりAim Highのヴォーカルはどうにかならなかったのか。無理にファルセットで歌わんでも。下手なんだから。素直に歌えばいい曲だったと思うんだけどなぁ。アイデア倒れ。 しかし数曲でウェラー自らドラムを叩いてるみたいなんだけど(一部は打ち込みかも)、その曲のドラムサウンドがいちいち貧弱なのは問題だ。下手、って話じゃなくて音が貧弱。ピルグラムが叩いてる曲もそういう傾向があるんだけどね。意外にクラドックが叩いてるUp The Dosageのサウンドがファットで良かったりする。あとベブ・ベヴァンが叩いてる最初の2曲も良いね。サウンドだけじゃなくて曲も圧倒的に良いんだけど。 中盤やっぱりサウンド指向で、楽曲として「?」な曲が出てくる。それで気付くのだけど、このアルバム、あまりにもサイモン・ダインの色が強い。特にShe Speaksからの流れはそういう感じで、なんとなくNoonday Underground feat. Paul Wellerって感じに聴こえてくる。なんかここにI'll Walk Right Onが入ってても違和感無いんだよな。でもIt's Written In The Starsが入ってたら浮く気がする。要するにプロデュース力のバランスの話だと思うんだけど。 でも、最初2曲のアッパー路線と中盤のサイケデリックサウンドが最後のTwo Fat Ladiesで融合する瞬間を聴くと何となく「やりたかったこと」が見えてくる感じもする。うん、もう少し聴き込む価値はありそうだな。
2010.04.15
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久々にminoradioの新曲を公開。my spaceのブログに解説を書いたけど、今回の新曲Take Threeのミソはやっぱりマードックスのドラマー(笑)をゲストに迎えているというところでしょうか。かなり加工してるけどね。今後もこのパターンで、生パートを積極的に使って行きたいとは思ってるんだけど。ドラムは勿論、ピアノとか、ベースとか! 訂正!叩いてません(笑)ちょっと俺っぽいフレーズだから勘違いしちゃった。叩いてるのは別の曲だわ。次の次くらいにアップ出来るかも・・・。いいかげんなものだなぁ。 最近複数の人から「もっとロックっぽい曲が聴きたい」と言われるんだけど、やっぱりminoradioのコンセプトはあくまでエレクトロミュージック。ロックはマードックスで演っているからわざわざ個人で演る理由は無いんだよね。勿論今マードックスがライヴ活動していないから人の耳に触れる機会は減っているけど、それも遠くないうちにどうにかなる予定だし。 結局二ヶ月かかってminoradio2 EPはどうにか完結。次回作は現在2曲完成してるんで、出来るだけ早く公開したいな。そのまま公開するのも可能だけど、この数ヶ月で色々なことが合ったからその気分を反映した新しいタイトルと新しいミックスを施してからにしたい。新生minoradio、って方向性でね。何が新生なのか知らないけどさ。
2010.04.14
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ある方の日記を読んだら、SLFの3rdも良さそうな感じがしてきた。それからブートレッグで曲目をチェックしたらどうやら3rdからも結構演りそうな感じ。これは近いうちに入手した方が良さそうだな。 どんどんSLFが楽しくなってくるのでジョン・メイヤーの若いくせに渋いのが許せなくなってくる。若いうちはパンク演れよ!とか無茶を言いたくなる。ハービー・ハンコックとかジョン・スコフィールドなんかと共演してる場合じゃないだろう!レイ・チャールズばっかりカヴァーしてんじゃないよ!とか、もう叱ってやりたい。ピノとかジョーダンとか従えてる場合じゃねえだろう!もっと下手なヤツと演れよ! だったら見に行く理由が無い。 ジョーダンが見たいんだよ俺は。でもジョーダンがつまんないミュージシャンと演ってるなら見たくない。別にドラムだけ聴きたいワケじゃないんだ。俺が好きなのは音楽なんだからね。スティーヴ・ジョーダンがジョン・メイヤーっていう素晴らしいミュージシャンと共演する、というから見に行きたいと思った。だから俺はジョン・メイヤーが見たいんだよ。 ギターもなんか独自の雰囲気があるんだけど、ヴォーカルも渋優しい感じで、多分連休明けで身体が仕事について行けない状態を癒してくれるんじゃないだろうか。勿論激しくファンキーな演奏も聴かせてくれる筈なのでストレス方面もいい感じに飛ばせそう。レコードとDVDの感じだと踊り狂う感じじゃないみたいだけどね。気分は去年のエリックに近いかもな。現代の3大ギタリストって言われてるらしいし。メイヤーと、フルシアンテと、あと誰だっけ。あ、デレク・トラックスか。こいつだけジョンじゃないんだな。 現代の3大ギタリストはみんな歌が歌える。60年代の3大ギタリストは誰も歌えないから40年で音楽界は進歩したんだな。
2010.04.14
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色々な事情があって今はチャーハンの話しか出来ない。 えびあんかけちゃーはんとはエビアンかけチャーハンであり、チャーハンにエビアンをかけたものである。勿論冷たい。こんな不味そうなものをわざわざ頼むヤツは少しおかしいのでは無いかと思うのだけど。 エビアンをチャーハンにかけて食べる少し不思議なこの人は顔が薄い。自分でそう言っていたのだけど、本当に薄い。顔が薄いと言うのは顔が濃くないと言う意味では無くて本当に薄いのだ。濃くないと言う意味では無いと言っても顔が濃いと言うわけでない。どっちかと言えば薄いかも知れない。いや、顔が厚くないと言う意味で、顎の辺りとか妙に薄い。顔が厚くないから厚顔無恥では無いのだろう。俺はどっちかと言えば顔が濃くて厚くてでかくて長い。羨ましい。 エビアンをかけたチャーハンはちっとも羨ましくなかったのだけど、なかなか来なかったせいで俺は地元のローカル線の終電を逃してしまった。しかも来たのは海老が少しだけ乗ったあんかけチャーハンだったのだ。 かくも日本語は難しい。俺の能力で言いたいことを本当に全部伝えるには莫大な文章量が必要だった。頑張った甲斐があって、全て伝わったようだ。もう俺は自力で雨を降らせるコトが出来るんだぜ。
2010.04.13
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さあ、次はジョン・メイヤーの予習だ、と思いながらもその次の予定であるStiff Little Fingersを聴く。 リマスター盤が1000円で買える(輸入盤)という非常に恵まれたバンド。今回の来日は初期のベーシストが復帰(前任はブルース・フォクストン!)というので、じゃあ初期を予習しようと思って最初の2枚を聴く。 まず最初に一聴して、そのだみ声に一瞬引く。アンダートーンズも一瞬声に引いたんだけど、その方向が真逆なのが面白い。しかしどっちも声以上に曲がポップで、声に対する抵抗感は一瞬(と言ったら言い過ぎだが、せいぜい2~3曲)で消え去る。 まだ聴き込んでないから書けることは数少ないけど、ストレートなパンクナンバーが並ぶ1stに紛れ込んだ8分に及ぶミディアムテンポのナンバー、Johnny Wasが俺のツボに入った。重厚な曲でこのタイトルだから(メタリカのOne同様の)「ジョニーは戦場に行った」ネタかと思ったら違うようだ。8分もあるのにギターソロとか全然無くて、リズムだけでガシガシ引っ張って、コレはライヴのラストとかで盛り上がるかもな?と思う。やって欲しいな。コレなら俺にも踊りやすいタイプの曲だしな。モッシュは苦手だ(笑)。 2ndは少し方向性が広がって、レゲエっぽい曲があってもっと面白い。俺はこっちの方が好みかも。でも(ボーナストラックの)Bloody Sundayと本編に入ってるBloody Dubは関係なさそうなのね。何のダブだ(ってーかインストのレゲエだけどダブじゃないし)。それよりYou Can't Say Crap On The RadioはクラッシュのCapital Radio Oneじゃないか(笑)。そーいやアンダートーンズもT.Rex思いっきり引用してたな。 まあ、SLFは五月いっぱいかけて聴き込もうと思ってるけどね。 その前にジョン・メイヤーだってのに。四月いっぱいかけて聴き込もう。
2010.04.13
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何人もの友人知人に必要以上にメールを送っている様な気がしたこの週末。普段メールも電話も苦手な俺のやることとしては少しおかしい。携帯のメールもPCのメールもmixiのメッセージも総動員だ。おかしい。まあ、それなりに(カレーからライヴまで)用事があってのメールなんだけど。 来月はジョン・メイヤーのライヴ。その予習にと思ってDVDを買った。スティーヴ・ジョーダンも参加してるのが出てるから丁度いい。メイヤーよりどっちかって言えばジョーダン目当てで行くライヴだからね。しかしメイヤーのギターはなんか独特のものがある。ギターは詳しくないのでそれが何かは表せないんだけど。 今回もツアーメンバーに入っているロビー・マッキントッシュも参加。選曲ではトム・ペティのFree Fallin'とレイ・チャールズのI Don't Need No Doctorのカヴァーがやたら嬉しい。俺のツボ突き過ぎだ。 来月後半のスティッフ・リトル・フィンガーズも、行くことは決めていたけどチケットを取った。またモッシュが起りそうで少し怖いけど、音楽は既に楽しくなっている。セカンドに入ってるレゲエっぽいヤツ演ってくれるといいな。 再来月はレベル42に行くのを決めた。日曜の1stステージはもういい席が残っていなかったけど、同行する従弟は「聴ければいいよ」というのでそれで決める。数年前にマイク・リンダップが復帰してるのでちゃんとしたレベル42が聴ける。でも俺はRunning in the Familyとベストしか持っていないのだ。来月を目処に予習用のCDを買おう。 あとはセッションしようって話が幾つか出てるのでそれを全部まとめてやってしまおうか、とか、今月後半にあるちょっと面白そうな展覧会に行けたらいいな、とか、連休はまた一人旅に行きたいな、とか、仲間と長距離自転車散歩もあるだろうな、とか、う~ん、遊びっぱなしの気配。いいのか、本当に。
2010.04.12
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1500円のスネアは結構良い買い物だった。 練習に行く前にスナッピーを一度外して付け直してみたらあっさり金属ノイズは消えた。何か歪んで付いてて、ワイヤーが弛んだりしてたのかも知れん。これでどうにかなりそうなのでケースに入れてスタジオに行く準備。一応バックアップとしていつものLudwigも持って行く。大荷物だ。 スタジオでセッティングしてとりあえずフルショット。お?鳴るじゃん。少なくともドラムセット全体にも、バンドの音にも埋もれる音では無い。しかもウッドシェルらしい低域も出るし。これは意外に使えるかも。6テンションらしく音そのものはラフというか、暴れもあるんだけど、もう少し調整すればコレを味のうちとして使えそう。 勿論欠点もある。チューニングのし辛さもそうだけど、リムをかけてフルショットするとスナッピーが外れることがある。ストレイナーが降りてきちゃうんだ。緩いんだよな。スナッピーの張りを強くすると緩み辛くなるんだけど、そうすると鳴りも抑えられる(強く張る=ミュートする、ってコトだから)のが難点。今日はその中間の微妙なポイントを見つけられたけど、コレはコンディションによって違いそうだな。ライヴで使うとしたら工夫がいるかも。 でもまあ、値段から考えたらもう大満足。5000円でも安かったと思うよ。1万円だと少し悩むかも(笑)。とりあえずテンションボルトとスナッピーは交換しようかな。チューニングのし辛さの解消と、ラフな音を逆に生かす方向に調整するのが目標。改造費用が本体価格の3倍は超えそうな気がする(笑)。
2010.04.11
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何故に俺はもう大丈夫なのか。 帰り道、茅ヶ崎のハードオフに何となく立ち寄った。たいしたものないなぁ、と思いながらジャンクのコーナーに行ったらコレがあった。ご覧の通りのヴィンテージ感溢れるスネアである。コレが何と1500円。「現状販売です」としか書いておらず、この値段だからなにかあるんだろうと思って全体をよく見るが、目に見えるダメージなどは見当たらない。どこを見てもブランド名などは全く解らないのだが、この値段でこのルックスなら、音的に失敗でも文句は無いだろう。一瞬の迷いもなくレジに直行。ケースどころか袋も無いのでむき身で持ち帰る。 いかにも昔のスネア、という形状のストレイナー、内蔵ミュート、6テンションという仕様、そしてこのカバリング。持って見ると異様に軽くて、何の木を使ってるんだろう。よっぽどショボい木に違いないぞ。シェル内側は黒く塗装してあるんだけど、エッジ部が剥げていてもしかしたら前のオーナーが勝手に塗ったのかも知れない。 叩いてみると、結構使えなくも無いような音がする。少なくともこないだの変なアルミ(?)シェルのガラクタよりいい音であることは間違いない。ラグか、ボルトか、どっちが原因か解らないけど堅くてチューニングし辛く、6テンションのせいかわからないけどピッチも合わない。コレはもう味と割り切ってミュートで音を作るか。ヘッドはへたっていないので交換の必要は無さそう。 チューニング後に叩いてみたらなんか変な金属ノイズが聞こえる。どうやらスナッピーに原因がありそうだけどよく解らない。バンドに入れば埋もれるノイズだと思うけど。 とりあえず今日の練習で試してみよう。
2010.04.11
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自分の中で燻り続けていた部分をすっきりさせた。ようやくだ。ようやくすっきりしたら天気が良かったので、気持ちよくなれそうだと思って自転車で出かけた。すっきりさせたとは言え多少残りがあるのはしょうがない。海岸を気持ちよく走りながらも色んなことが頭を巡る。でも気持ちは前向きだ。基本的にはいい気分。 だが、俺を襲うのは幾つもの不幸。 江ノ島あたりで段差を超えた時に違和感。昨日空気が減ってたから昨夜入れたのに?コレはパンクだ。ジョン・メイヤーの前にパンクを聴いたからパンクが優先されたのか。意味が解らん。修理に持って行ったら「預かりで出来るのが18時ごろになる」と言われる。現在12時。 家に帰るにも半端だし、帰ったら出てくるの面倒だし、もういいや!と思って時間を潰す。6時間かよ。藤沢で6時間は無理だな、と思いとりあえず飯を喰う。カレーが不味い。不味いのは知ってたが思った以上に不味い。そして無駄に多い。更に食後に買った缶コーヒーが不味い。うむ!?今日の俺は不幸だ。気持ちはすっきりさせたのにろくなことが無い。 不幸のレベルが低いので安心して時間を潰す。買い物をしようと思ったが欲しい物が特にないので「横浜でも行くか」と電車に乗る。電車の窓から大船観音を見る。そうか、大船観音か。突然大船で降りる。 大船観音は東海道線の窓から見るというのが正しい観賞法であり、幼少の頃から慣れ親しんだ観音なのに一度も間近で見たことが無い。ほほう、新しい気分の、すっきりした2010年度をここから始めるってのも悪くないんじゃないか? どこかパンクっぽいタータンチェック風の長袖Tシャツとヒッコリーストライプのパンツという大人げない服装のおっさん(38)はいかにもこの風景に似つかわしくない。天気も良く、桜も咲いていてのどかな大船観音を、多分始めて見てから35年以上は経ってるんだろうな?東海道線の窓では無い場所からこの観音像を観る。なんだかとても不思議な気分。だが少しだけ宙ぶらりんで、かなりすっきりした今の気分には凄く丁度いい。観音と桜と雲の写真を幾つか撮って、満足した頃には曇り空になりかかっていた。レベルの低い不幸は終わったようだな。今はもうすっかり良い気分だ。 大船の町をふらついて思ったのは、ここは鎌倉市なんだなあ、と言うこと。雑然とした駅前を抜けるとのどかで気持ちがいい。観光気分で風景を眺めながら歩ける。ちょっとだけ面白い店もあるし、時々来ようかな。自転車でも来れそうだしな。 足が疲れたので藤沢に戻って今度は不味くないコーヒーを飲み、タワーでジョン・メイヤーのDVDを買う。時間が丁度いいので自転車を回収した。幸いチューブ交換には至らず。レベルの低い不幸はもう終わってるのだ。うん、俺はもう大丈夫だ。 帰りにハードオフでいいものを見つけた。詳しくは別に書くが、俺はもう大丈夫だ。
2010.04.10
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ロニーが入ったら面白いように反応が無いな。格好いいのに。 さて、でも逆に難しいのがこの時代だ。ってーかここで分けないとトップ3曲が評価出来ない!って言う理由で(笑)分けました。いや、上位5曲はホントに大好きなんだ。それ以降はかなり無理矢理(笑)。1. You Got Me Rocking 90年代に再び「Rock」の語をタイトルに入れた気合いは本物。今でもステージで定番になってるからね。いや、この時代に定番を作るってたいしたものだよ。コレが最後だったけど。2.Love Is Strong 最初聴いた時は「コレがストーンズ?」って感じだったけど、こういうことを結構やり続けるのがストーンズ、って思い出した瞬間に好きになった。出だしの低音ヴォーカルが好き。3. Anybody Seen My Baby? 同上。サンプリングとかラップとか、拒否感はもっと強かったけど、90年代のUndercover of the Nightって感じがする。バビロンが強力なアルバムとは思わないけど、出した価値はある。4. Flip The Switch コレはストーンズ史上最速を狙ったらしいけど、全然そんなコト無いよね(笑)。でもチャーリーが相変わらずパンキッシュなのを感じられるのは嬉しい。小細工がなくて、格好良いよ。上と真逆なコト言ってるけど。5. Suck On The Jugular 90年代以降のファンキー路線では一番好きかもしれない。Anybody~は少し違う感じだから。つんのめった感じが80年代以降特有の雰囲気。6. Gunface ファンキー路線をもう少しメカニカルな方向に振って、結構面白い出来になっちゃったのがこの曲。ダニー・セイバーが偉い、とは言いたくないような気がする。7. I Go Wild ちょっと無理矢理入れたけど(笑)。いや、結構好きなんだよね。安直な曲ではあるんだけど。ライヴで後半、荒っぽくわめくところ、アレが好き。8. Like A Rolling Stone コレも、以前はあんまり好きじゃなかったんだけど、徐々によく感じるようになってきてしまった。普通すぎる感も(選曲、アレンジともに)あるっていう印象は変わらないけど。9. Out Of Control コレも最初嫌いだったんだけど、ライヴヴァージョン(最低ジャケで有名なNo Security)聴いたら良くなった。スケール感があると感じるようになったんだな。10. Oh No, Not You Again Bigger Bangは全体に良くないけど、この曲は何となく楽しかった。無理が無い感じがする。 いやぁ、やっぱ無謀か、この時期で10曲は。20年近くもあるのにスタジオアルバム3枚しかないし。まあ、長年駄目だ駄目だと思っていた「バビロン」がBigger Bangより遥かに良いアルバムだって気付いたのは収穫だったかも。
2010.04.10
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ストーンズの途中ですが今日もジェイミーさん見てきました。ヤバい、俺はもうファンだ。なんかすげー楽しかった。夕子(仮名)も「今日は完全燃焼」と言っていたけど、やっぱスタンディングが本領だね。久々に「参加してる」感のあるライヴだったな。 周囲は非常にカップル率が高いのだが俺と夕子(仮名)は全然カップルじゃないのでライヴ中徐々に場所が離れて行くのだがお互い「まあいいか」で済ませて勝手に盛り上がる。昨日は物足りなかったが今日は帰りに少しふくらはぎが張ってるくらい踊り狂ったぞ。「ジャズで踊る」と言う気分に酔っていた事実があるのは恥ずかしいが認めよう。ましてやアドミラルのスニーカーにランブレッタのTシャツっていでたちじゃぁな。顔さえ見なけりゃ結構モッドな気分!とかいって。いい年してお恥ずかしい。 夕子(仮名)は会場外のロッカーでいきなり半袖Tシャツ1枚になると言う豪快なところを見せてくれる。「あんたおかしいよ!」「これから暑くなるからいいんです」だが帰りに汗かいて会場から出たら案の定寒がっていた。当たり前だっつーの、阿呆。入場時に混んでいたのでドリンクチケットの交換は帰りにしたんだけど、寒空の中Tシャツ1枚でビール飲んでる女ってやっぱり不審だと思う。 その後も飯食いながらビールを一杯ずつ。飯屋探してる最中散々「中華はビール飲みたくなっちゃうから・・・」とか言ってたくせに結局バーミヤンでビール飲んでるんだから呆れる。 ライヴは凄く楽しかったし、色々話したかったことをぶちまけて(多分)すっきりしたし。帰ったらアレのCDが届いてた、ってのも少しだけ象徴的かな?まあ、個人的にはこれからもしばらくは楽しく過ごして行けそうな気がするな。あとは自分のライヴだなぁ・・・。
2010.04.09
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この時代も難しいんだ。俺は映画Let's Spend The Night Togetherが最初のストーンズ体験(テレビで深夜やってたんだ)で、その後89年に初来日を体験してる。つまり誰が何と言おうとこの時代こそ「俺のストーンズ」なんだよね。もう身体に染みついてるんだ。多分一生この感覚は変わらない。派手なステージで縦横無尽に動き回る(ワイマンを除く)のが俺にとって「ローリング・ストーンズ」なんだ。1. Hey Negrita ロニー登場。この変態ファンクが一位、ってのも不思議な気もするけど、思い入れのある他の曲を抑えるほどの魅力がある。あとにも先にも出てこないタイプの曲だけどね。2. Rock And A Hard Place コレは以前散々語った。3. Too Much Blood アーサー・ベイカーとストーンズの幸福な出会い。不穏なディスコミュージック。デビルマンのサバトのシーンで使いたい曲ナンバー1。12インチのリミックスも良い。4. Just My Imagination オリジナルよりロックっぽくなって、甘さを排除。結果、テンプテーションズよりソウルフル。間奏のブレイクから後半のヴァースに至るアレンジが凄い好き。ライヴだとWhen The Whip Comes Downのリフが最後に入るんだよね。5. Undercover of the Night スライ&ロビーとストーンズの幸福な出会い。サウンドの勝利!って曲ではあるけど、実はストレートになったライヴヴァージョンも結構良い。意外に演ってるんだよね。89年ツアーのヴァージョンが好きかな。6. Shattered コレはオリジナルより圧倒的にStill Lifeのあの暴走ヴァージョン。別の曲、ってくらいテンポアップしたこのパンキッシュなヴァージョンこそ最高。7. Miss You (12" Version) 圧倒的に12インチヴァージョン。この曲自体大好きで、長く聴いてられるってのも嬉しいけど、完全別テイクで演奏自体こっちの方が良いと思う!ディスコなのにディープな感じが最高だ。8. Little T & A コレもライヴが好きだけど。キースがラフに歌い散らかすのが最高なんだよね。最近のキースの格好悪さからは想像もつかない。サビが「しばれるR&R」って聞こえる、とは母の弁。9. Let Me Go この手のパンキッシュ風路線(なんだその言葉)は最低1曲は選んどきたかったんだけど、今の気分でコレが当選。チャーリーのドラミングがキモ。10. Almost Hear You Sigh ミック最後の名バラード。コレ以降の気持ち悪いバラードは大嫌いなんだけど、ここで最後に輝いたのは本当に良かったと思う。本来はキース&スティーヴ・ジョーダンの曲だから、まあそう言うことかな。 うむ、なんかシングル曲が多いな。意外なのがTattoo Youからあまり入らなかったことかな。Hung FireとかTops, Waiting on a Friendなんか入っても不思議は無いんだけど。Hung FireはLet Me Goに押し出されたんだけどね。あとはMelodyとか、Hot Stuff, Dance (part 1), Some Girls, Mixed Emotions, Fool To Cry, One Hit, Slipping Away, Black Limousine, Too Rude(コレはワイノーズのヴァージョンの方が好きなんだけど)...落ちたの挙げるだけでもキリが無い。それだけ思い入れがある時代、ってコトで・・・。
2010.04.08
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ストーンズの途中ですが。 明日も行くし、眠いので細かくは書かないけどジェイミー・カラムを見てきた。眠いのに何故こんなん書いてるかってーと、ライヴ見た後や演ったあとはテンションが下がり切ってなくて寝つき辛いから。まず目と脳を疲れさせる魂胆。 今日は椅子デイ(という表現は多分間違っている)。仕事定時速攻で上がって開演時間ジャストくらいにギリギリ到着。同行者(夕子:仮名・・・今日名付けた。スーパー内輪ネタ)は既に到着。なんか少し余裕ありそうだな、と思ってドリンク交換に席を立った瞬間に客電が消えて焦る。 ライヴの詳細は明日以降に回す(多分金曜かな)けど、予想したより遥かに楽しかった。やっぱり詳しくないアーティストで、アウェイ感は有ったんだけど、すぐにそれは消えた。こないだのアンダートーンズとはまた全然違う楽しさだな。馴染みやすいアウェイはこっちかも知れない。パンクはまた別の楽しさが有るけどね!やっぱりファンキーで、踊りやすい方が得意っちゃあ得意。モッシュは着いて行けないからなぁ(笑)。 ただやっぱり、椅子デイなので踊れないのが少し不満。アリーナじゃなくてスタンド(JCBホールは「バルコニー席」)だから尚更だ。明日はZEPPでスタンディング。存分に踊る所存であります。
2010.04.08
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さて、第2回ミック・テイラー編。思い入れではロニーの時代に譲るけど、やっぱりクォリティが物凄いのでこの時代は難しいぞ。だいたいLet It BleedとExile On Main St.だけでも10曲選べる。いや、20曲選べる。でも頑張って票を分散させてみよう!びっくりするような曲が落ちるに違いない!1. Live With Me また頭拍が狂う曲がトップに・・・。いやでもキースのベースで始まるスタジオヴァージョン、ギターリフで始まるライヴ、共に最高!ギターが「ガガッ!」って入ってくるトコ、あそこだよね、キモは。2.Fingerprint File いや、ファンキーな時のストーンズは大抵好きなんだ。ワイマンがシンセ弾いたりしてかなり異常な曲なんだけど、コレはホントに格好良い。ベースはコレもキースだっけな。3. Soul Survivor コレもファンキー路線。こっちはやっぱスライドとリズムだね。それにこの時期だから否応なしにゴスペル風味も。ライヴで聴きたい!4. If You Can't Rock Me ロックンロールがウリのストーンズがタイトルにRockって付ける時って実は結構気合いのナンバーだと思うんだ。コレが入ってるアルバムにはそんな曲が2曲も入ってるけど、「ロック」ぶりは実はこっちが上(特にスタジオヴァージョンは)。ちょっとだけファンキー風味なのもミソだけどね!5. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) 巷に溢れたタイトルを避けたら変なタイトルになっちゃった。ハートブレイカーなおかげでマイナー調だけど、それでも燃えるR&R。ホーンも良いねぇ。6. Ventilator Blues ブルーズ曲は色々迷ったんだけど、僅差でオリジナルのこの曲が。リフが凄い好き。ヘヴィだけど何となく軽快なノリも。ヴォーカルも粘っこいし。7. All Down The Line Rocks Offと似てるんだけどよりストレートなこっちが好きなのは80年代の映画の影響か。なんとなくキースっぽい曲じゃない?適度にルーズなのがまた良いんだ。8. Time Waits For No One この激甘和風バラード、普通なら大嫌いな路線なんだけど、いつの間にか癖になってた。何故か大好き。ミック・テイラーが偉いんだろう、きっと。9. Sway この辺の曲の良さに気付いたのは年をとってから。子供の頃「聴かない曲」だったのは反動で愛聴曲になることが多い。Tatto YouのB面とかね。この手のテンポの曲はハマるともうたまらない。10. You Can't Always Get What You Want コレはライヴの、あのズブズブなヴァージョンの印象が強いんだけど、オリジナルのスピリチュアルな感じも勿論良い。89年ツアーでマット・クリフォードがホルン吹いてたのも印象的だったよね。 おおっ!?意外に解りやすい選曲に落ち着いたかも!コレは結構俺的に納得のベスト10。涙を飲んだ曲もあるけど、だいたい順当だな。惜しかったのはShine A Light, Gimme Shelter, Monkey Man, Ain't Too Proud To Beg, Dance With Mr. D, Bitch, Happy, Stop Breaking Down, Rocks Offってあたりかな。 ってーかIt's Only Rock 'n Rollの健闘とSticky Fingersの少なさが意外!
2010.04.07
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爆笑PV。 単なる物真似バンドじゃねえか。個人的には何となくうざったいビートルズコピーバンドより全然いいと思うけどー。ジョージが似てるなぁ。テンポがほぼGet Backと同じってところがミソなんだと思う。多分そのうちニコ動に音だけGet Backに差し替えたヴァージョンがアップされると思う。 ところでこの人誰だっけー。
2010.04.06
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大変なことをやる。今回から4回に分けてストーンズのベスト10。時期をどう分けるかってーと、まあお馴染の分割で。パート1の今回がブライアン・ジョーンズ在籍期、っても「事実上の」って意味で1st~Begger's Banquetまでにする。Let It Bleedにミック・テイラーは殆ど参加してないけど、ここからIt's Only Rock 'n Rollまでを第2回、で、Black And BlueからSteel Wheelsまでのロニー参加~ワイマン脱退までを第3回にして、Voodoo Rounge以降、つまりワイマン脱退からを第4回、と分けようと思う。多分第3回が一番迷うと思うんだけど。とりあえず第1回から。 1. Street Fighting Man 60年代のストーンズで一番熱くなる曲がコレ。アコースティックサウンドでも強烈なR&R、ってトコがいい。そしていまだにビートがわからなくなる時がある・・・2. Under My Thumb コレも裏始まりだけど(笑)。ブライアンのマリンバ!吹奏楽時代よく真似しました(ザイロフォンしかなかったけど)。70年や82年のヴァージョンも最高!特に70年のはI'm Free(6位)とメドレーで嬉しいね。3. 2000 Light Years From Home 89年ツアーで魅力に気付いた。でも装飾は激しいけどストーンズ以外の何ものでも無い曲なんだよね。そんな骨格と、装飾と、両方好き。Satanic majestiesは全部いいけどね。4. Salt of the Earth キースのヴォーカルが良い!ってーか曲がいいんだけどさ。この手の(60年代終盤の)曲は全部いいけど、コレが一番好きだな。89年にガンズのメンバーと共演したヴァージョンも思い入れがあるんだ。5. Child of the Moon コレ、所謂隠れた名曲ってヤツね。俺も長年アナログでしか持ってなかったからあんまり聴いてなかったんだけど、CDで聴きはじめたら一気にハマった。実はサウンドとリズム感がSatanic MajestiesとBegger's Banquetの橋渡しになってる。ワリと重要かもよ。6. I'm Free 曲が死ぬ程よいのに演奏が酷い、という残念な(笑)。どうして録り直さなかったんだろうなぁ。後のライヴヴァージョンは全部いい(70年のは最高!)けど、ミスさえなければ実はオリジナルが一番素敵なんだよね。7. Sing This All Together 「サイケデリック」という言葉をストレートにサウンドにしたのがこの曲だと思う。Satanic~、S.F. Sorrow、夜明けの口笛吹きは三大サイケアルバムだけど、その中で代表曲を選ぶなら迷わずこの曲。パート2とセットでどうぞ。8. I Wanna Be Your Man ビートルズのヴァージョンの100倍格好良くて、曲がたいしたことなくても演奏がいいとどうにかなっちゃう、って証明。この曲はリズムアレンジとブライアンの存在感が勝利かな。9. Yesterday's Papers サイケに片足突っ込んだ可愛い曲。多分ストーンズの曲で一番可愛い。音がぼんやりしててジャケとそっくりなのも良い。10. Have You Seen Your Mother Baby, Standing In The Shadow? もうこの荒っぽいホーンがばぁーっ!って入ってきた段階で決まり!ですよ。スピード感が物凄い。そしてタイトルが長い! あ、あれ?結構思い入れのある曲が落ちたような・・・Ruby Tuesday、Paint It, Black、Get Off Of My Cloud、She's A rainbowなんてメジャーどころもだし、Stray Cat BluesとかDandelionなんかもどうして落ちた!?って感じだよ。所謂R&B真似っ子時代がごっそり落ちたなぁ。思い入れが薄いのは事実だけど。やっぱり俺にとってストーンズってAftermathから始まってる、って感じはあるかも知れない。
2010.04.06
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順番は逆なんだけど金曜は仕事が終わってから藤沢で呑んでいた。長い付き合いだけどKo-Ryuと二人で「呑む」ってのは初に近いハズだ。昔は俺が呑めなかったからね。飯とかはしょっちゅうなんだけど。 長い付き合いのヤツほど俺が痩せたことに違和感がある。Ko-Ryuなんかは練習でしょっちゅう会っているのに、待ち合わせ場所に向かって歩く俺を認識出来なかったようだ。「アレかな、いや、細過ぎる。違うな」みたいに思ってたようだが。会ってからしきりに「お前細いな」を連発していた。不思議なもんだな。 ちなみに今の職場には偶然30年以上のつきあい(幼稚園くらいから!)の友人がいるのだけど、こいつに至ってはすれ違っても滅多に気付かない。 Ko-Ryuがずっと行ってみたかったって言う店は結構いいお値段だがその分美味しく、店員が(必要以上に)アットホームでそして年齢層が高い。40手前の俺達が一番若い部類なくらいだからな。 色々会話の内容も俺の個人的なことでアレだったのだが、とにかく美味しい飯を堪能したあとコーヒー屋さんに移動。ソファーがとても座り心地が良かったため、以前大阪で入ったスターバックスを思い出す。睡眠に適したソファーであったが、その件をスタバ関係者の友人に話したら「寝ないでください」と叱られた。土曜もこんな座り心地の店でお茶すれば尻が痛くてタイムアップってコトも無かったろうにな。そしたら終電逃した可能性もあるんだけど。 少しだけもう一人の友人Oと合流。こいつの悪趣味な四月馬鹿に俺と別の友人Nは全然騙されなかったのだが、Ko-Ryuと友人の上司は見事に引っかかったようだ。四月馬鹿と命名。「今どきエイプリルフールなんてクラシカルなことするヤツがいると思わなかったよ」「俺はOもお前もクラシカルなヤツだってよく知ってるよ」。 しかしホント、毎日寒くて奇麗に春にならねえなぁ。今週は水曜、木曜がライヴ観戦。少しは暖かいといいんだがな。
2010.04.05
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吉祥寺のロフトでこんなものを見た。 友達はコレを見て萌え死んでいたが、それより俺がこういう可愛いものを紹介してるのも不審だとは思うが、ディック・ブルーナの「うさこちゃん」は俺や妹にとってトラウマに近いのでやむを得んだろう。とりあえず俺は「野生のミッフィー」と命名。 その前に言ったリブロでも美術手帖とMOEでミッフィー(ブルーナ)特集が組まれていて、何かあるのかな、と思ってたんだけど、どうやらミッフィー誕生55周年ってコトらしいんだよね。いや、ロフトのぬいぐるみコーナーがそういう理由であったのかは知らないんだけど。 実は少しタイムリーで、偶然先週かな、本も買ったけどあとで紹介って書いたでしょ、ここで。それが2007年に出た「ディック・ブルーナのデザイン」って本なんだよね。 この本でブルーナ自身が「自分は絵本作家では無くグラフィック・デザイナー」と語っているのを読んで非常に納得。あのポップな感覚、可愛いだけじゃないじゃん。ちょっとクールだし、クールだけど柔らかいし、やっぱり可愛いんだけどさ、媚びない可愛さって言うか。子供に受けよう、って言う気は見えないってーかね。あくまでデザイナーとしてのセンスで、その中で可愛らしく。子供だましがどこにも無い。 で、更に絵本以外の、広告のデザインとかも出てくるんだけどさ、それがもうホントクールな、60年代のヨーロピアンなセンス、ってーかもうモッズ的!それでなんかまた俺の中で「繋がっちゃった」感じがあってさ。俺のポップアート的な雰囲気が好きなルーツってもしかしてブルーナ!?みたいな。嬉しかったんだよね。 で、結局買っちゃった、美術手帖(笑)。ちょっとMOEは買えなかった。
2010.04.04
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「最新の友達」ことAさんに遊んでもらった。 遊んだ、ってもまあ、ウインドウショッピング的なノリでだらりと吉祥寺街歩き。天気がそこそこ良かったので花見気分で・・・と思ったが案の定というか、井の頭公園は地面や花より人が多い。公園はさらりと流して古着屋とか雑貨屋とかレコード屋を覗きつつふらつく。 俺は基本的に自分の趣味一直線な人だし、あと変なコンプレックスに負けがちな方なので、ちょっと俺の分野じゃないな、と思ったものに対してはなんとなく避けてしまう、というか、そういうものに近づいてはいけないような気になってしまう。ちょっとお洒落な雑貨とかね。一人では絶対に見ないような、そういうものを色々見れたのが楽しかったな。古着屋で、ちょっと見た目気になっても女物の服とかアクセサリとか見れないじゃん。見たところであんまり意味も無いし(笑)。でもまあ、そういうのがね、凄く新鮮だったな。 ウィンドウショッピング的、と言いつつも気付けばレコードが増えている。吉祥寺のタワーではシャーデーのアルバム(やっと買った)とヤーディーズのDVDを入手。あとバナナレコードではウェラーとTSCのアナログ。それから7インチ用のビニール袋。あと実は待ち合わせ時間前に少し時間があったので入ったブックオフでちょっとアレなCDを一枚買ったのだけど恥ずかしくて言えないが実はビリー・オーシャンである。250円。言ってるし。 天才雨男の俺が例によってその才能を遺憾なく発揮したり、もうちょっとお洒落っぽいオムライス屋さんだと思っていた店が入ってみたら内装こそアメリカンだが定食屋ノリのメニューだったり(そもそもオムライス屋さんでさえ無かった)といった微妙なハプニングを挟みつつ、まあ俺はとっても楽しかったんだけど楽しかったの俺だけなんじゃないの?的な微妙な不安もあったりするのだけど、とりあえず今思ってるのは「ポップミュージックの世界で一番背中に自信を持ってる人は他でも無いシャーデー・アデューだよなあ」と言うことで、要するに結構眠かったりするのだな。
2010.04.04
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コレは楽しみだな。少し前に発表されてたけど、今月出る。 ジャケの落ち着きの無さと言い、以前から出ていたSingles A's and B'sの拡大版と思っていいだろう。黄金期、つまり第1~4期の作品に絞って収録されているのが気が利いている。 Singles~は優秀な編集盤だったが、タイトルに反して全てのA/B面が入っているわけでは無かった。それでも当時は貴重だったヴァージョンなどが幾つか入っていたし、日本盤を含む7インチのジャケがちりばめられたブックレットも充実していた。ライナーは少し読み辛い文章だったけどね。 今回はそれを、多分究極的に充実させた選曲で、勿論2枚組。個人的にはApril (part 1)が目玉だが、全てのシングル曲を収録し、しかも各国盤でのA/B面までフォローした結果なんと、パープルの最高傑作であるにも関わらずベスト盤で選曲されることの殆ど無い名曲Gettin' Tighterの収録と言う超快挙を成し遂げているのだ。つまり、究極のBest Of Deep Purpleとして機能する、というワケだ。名盤Stormbringerからの選曲が貧弱なのは涙を飲んで諦めよう。 とにかく、全てのパープルファン、またはパープルに興味のある人が過去に入手したベストを全て処分してコレに買い替える価値は充分すぎるくらいにある筈だ。いやでも冗談抜きで(一個も冗談なんか言ってないけど)、選曲のバランスもいいし、本当に高レベルのベスト盤として聴けると思う。少なくとも知名度だけで内容、ジャケともに貧弱なDeepest Purpleの100億倍良質な内容であることだけは保証する。しかも2枚組で、amazonなら1485円だからね。 あ、Highway Starは入ってないけどね。Gettin' TighterとHallelujahが入ってるから充分でしょ。
2010.04.03
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自民党はゴミだけどジミん党なら入ってやっても良い。 どうも俺はこの企画を地味に流行らせているようなのだが、地味に流行らせた記念で地味変、と言うワケでは無く、そもそも先週スタジオの帰りに数年ぶり(いや、十数年ぶりか?)に「ジミヘン」という言葉を発してしまい爆笑したのだが、それは本題と一切関係なくJudasさんの影響なのだった。あそこで「俺もやろう」と発言したからには演るのが筋というもの。そんなワケでジミのベスト10、ってそういや以前やってないっけ?ってやってないみたいだな。1.Izabella ポップでしかもグルーヴィ、ノリも良くってさっくり2分台で終わる、っていう、ある意味理想的な曲なのにもう一つ認知度が低い気がする。First Rays of New Rising Sunの事実上のタイトル曲だぜ?名曲。6分台の長さがある(っていっても最初の1分はMC)ウッドストックのヴァージョンも満足感あり。2.Fire コレはミッチを聴け!そりゃあジミも最高だけど、この曲のスピード感と迫力を支えてるのは紛れも無くミッチ・ミッチェル。ノエル・レディングのすっとぼけたコーラスも良いんだけどー。3.Voodoo Child (Slight Return) Voodoo~はどっちも大好きなんだけどキャッチーなSlight Returnが少し上。KLFでもお馴染のイントロのリフはその後全然出てこない、って事実に気付いたのはかなりあとのことなのだけど・・・。4.Freedom Izabella, Freedom, Dolly Dagger、ってあたりの曲を聴くと、ジミはソングライターとして充実していた時期に亡くなってしまったのだなぁ、と思う。好きな理由は1位と同じだけど、不思議なことにいつもこっちの方が順位が下になるのだ。5.Hey Joe 色んな人のヴァージョンがあるけどジミとゴールデン・カップスは別格。そして例によってヴォーカルとギターに負けていないミッチの存在感が凄い。この才能を世に出した、って意味でもエクスペリエンスは凄いと思うのだけど。6.1983...(A Merman I Should Turn To Be) 実は長いこと嫌いだったんだ。ある時いきなり来た。かなり異常で悪夢的な曲だけど、なんか色んなものがここにあるんだよね。一瞬マイルスだったり、一瞬KLFだったり・・・1983年より遥かに先を見た曲だったのかも知れない。7.Crosstown Traffic Spanish Castle Magicとかこういうの聴くと「リズムでリフを作る人」なのだなぁ、とも思う。それでメロディはあんまりないんだけど、キャッチーなんだよね。この曲はサビのコーラスと「だだっだだっだだっだだっ」って、アレで決まり。8.Manic Depression コレもリズムの曲だね。三連のリズムをぐいぐいミッチが引っ張って、ノエル&ジミがヘヴィに押して行く。それでヴォーカルが気だるい、ってバランスがまた良い。9.If 6 Was 9 コレもミッチの縦横無尽のドラミングが堪能出来る曲。ヘヴィなグルーヴを維持したまんまで大量の手数を詰め込む。ジャズっぽくもあるんだよな。10.Machine Gun ずぶずぶのブルーズが抜けていた。Voodoo ChileもHear My Train A Comin'もいいがこのディープなサウンドが特に好きだ。実はアイズレー・ブラザーズのカヴァーを先に聴いたんだけど、勿論オリジナルの黒さ(同じ黒人同士だが)には敵わないのだ。でもミッチのドラムで聴いてみたいなぁ。 ところで、俺はFirst Rays of New Rising SunやValleys Of Neptuneのジャケは最悪だと思う。俺の方が少しはマシなデザイン作れると思うぞ、って言っといてこの画像じゃ台無しだけど(笑)。ホラ、コレは本気じゃないから。
2010.04.02
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とにかく俺がウォーミングアップで叩きがちなフレーズが「たたたたたったったたっ!」ってヤツで。ただあんまりにも印象的且つロック魂を揺さぶるフレーズなのでコレを叩くだけで「がーがっががっがっががっ!」ってリフをギタリストが弾き始めてしまってライヴのリハでうっかりワンコーラスくらい演ってしまったことがある。危険なので最近は一人の時しか叩かない。 勿論俺もCoda収録のヴァージョンが2ndアルバムのアウトテイクであることに疑いを持っていなかった。巧妙に加工されたライヴヴァージョンだということを知ったのはだいぶ後。更にその「本物の」ヴァージョン、つまり70年、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを耳に(そして目に)したのは実は名作Led Zeppelin DVDがリリースされてからだ。Zepのブートって意外に持ってなかったんだよね。確か当時持ってたのは77年のと79年ネブワース、あと80年のツアーの安物くらいじゃなかったかな。後期ばっかりだ。死ぬほど音の悪い69年のアナログブートも持ってた気がするけど。 とにかくこのヴァージョンは感動で、衝撃。なにより「スタジオ」ヴァージョンに感じていた漠然とした物足りなさを一瞬で吹き飛ばしてくれた。その漠然とした感覚は、多分スリルだったんだと思う。暴走寸前で、わざとリズムを外しながらも本当に帰ってくるのか解らないスリル。でも絶対に帰ってくる信頼感(77年以降は信頼を裏切られることもある、が、ソレはまた別のスリル)。間奏の後半部のインタープレイの興奮! ペイジはこのテイクに素晴らしい加工をしてシングルカットも可能なほどのキャッチーな「ポップ・ミュージック」に仕立て上げたが、このリアルライヴ・ヴァージョンは圧倒的に「ロックンロール」だ。Zepの化け物じみた勢いがストレートに出てくる。Codaヴァージョンはそれを見事に凝縮し、作品として仕上げた。一番スリリングな間奏後半はあえてカットした。ソレは素晴らしい作品、名作だ。でもこの時RAHにあったのは作品じゃない。ただただ熱気、要するに「ロック」だ。 誤解を受けたくないからあえて注釈するけど、俺はどっちも最高だと思う。Codaヴァージョンだって★★★★だ。でもこの暴走ライヴから感じた「よく解んないけど凄い」って感覚。何かが星一個吹っ飛ばしてきてくっつけたんだ。多分ソレはLed Zeppelin。
2010.04.01
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