Best Opera 2018
Outstanding Performance of this year -TENOR-
Tenore lirico leggiero Yusuke Kobori 小堀勇介 ドン・ラミーロ(チェネレントラ)「…ついにこの瞬間が来た。アリア「♪もう一度見つけ出すと誓う」 Sì, ritrovarla io giuro. Amore, amor mi muove muoveでH音。Se fosse in grembo a Giove 1回目のHigh C です。Se fosse in grembo a Giove, 2回目のHigh C です。Io la ritroverò ゆっくりのテンポ(アダージョ)に。Pegno adorato e caro Ah come al labbro e al seno, ti stringerò! アップテンポにNoi voleremo, domanderemo Dolce speranza, freddo timore Dentro al mio cuore stanno a pugnar 二回目のcuore で3回目のHigh Cです。四回目の繰り返しはアジリタ込み ここで驚愕の展開。通常はHigh Cですが、小堀さんはここでオリジナルのアジリタを織り交ぜながらHigh Dまで上げました。da guidar 4回目のHigh Cです。JDFでもHighCまでしか出してないのに まるでルネ・バルベラのようです。彼のこのアリアで H 1回 High C 4回(以上?)High D 1回出したのです。彼が歌い終わった瞬間、大ブラヴォーが飛び交いました。圧倒的なパフォーマンスに聴衆も大興奮です。おめでとう!この瞬間に日本のオペラの歴史が変わりました。」モノスタトス(魔笛)
Heldentenor (Photo:Shevaibra, courtesy of the artist 写真は2016年5月に撮影) Tatsundo Ito 伊藤達人ローエングリン(明日を担う音楽家による特別演奏会)「テノールの伊藤達人さん、留学からの凱旋公演です。輝かしい強靭な声。光輝いていました。声量もすごい!ドゥカもローエングリン も最高でした。」
Tenore lirico(Photo:Shevaibra, courtesy of the artist 写真は2017年10月7日に撮影) Kensho Maekawa 前川健生ニューイヤーコンサート、リヌッチョ(ジャンニ・スキッキ)「我らがテノーレ 前川健生さん。すばらしいリリック・テノールで声にきらめきと華がある声です。すべての高音を圧倒的に完璧に決めました。テノール気質で大変明るいのでとても楽しいステージングでした。」
Tenore lirico Tatsuya Higuchi 樋口達哉 (写真は2016年3月6日に撮影)ポリオーネ(ノルマ)「ポリオーネの樋口さんはリリコ・スピントの美声でやはりパワフルに歌った。スター・テノールのオーラばりばりでした。…Meco all'altar di Venere(♪ヴィーナスの祭壇へ) 強靭に圧倒的に響き渡る声。さすがです!Eran rapiti i sensi 高音!」
Heldentenor(Photo:Shevaibra, courtesy of the artist 写真は2018年5月5日びわ湖ホールで撮影) Naoki Nizuka 二塚直紀 武士1(魔笛)「武士1役の二塚さん 見事なヘルデンテノール。パワフルで中音域が豊か。今後のワグネリアンロールが楽しみ。」
Tenore lirico Kei Sato 佐藤圭 ロドルフォ(ラ・ボエーム)「ロドルフォにぴったりのパワーのある美声のリリコです。素直でストレートな逃げない発声がすばらしい!背が高くスレンダーでお顔もハンサムで、演技も細かくロドルフォになりきっていました。プッチーニのこの役は高音の爆発的パワーが必要ですが、見事でした。今後も要注目です。」
T市川浩平(リリコ/リリコレッジェーロ ) ⭐︎フェッランド(日生コジ)「フェッランド市川浩平さん、大変すばらしかった。瞠目だった。Bravo 大感動のレアアリア二連発!… 第1幕のフェッランドとグリエルモの重唱 第2幕のフェッランドのアリア二つ 驚きだった。だから今回フェッランドへの負担は半端なかったと思う。市川浩平はすばらしい美声のリリコで高音も全て美しい!まるでトビー・レヒティプーのような。パワーもある。一番よくカットされるアリアは難しい上にしつこいぐらい長い。そのあとすぐ Tradito, schernitoが来るので とんでもなく負担だ。1幕の見せ場のアリアをかなり動きながら歌わされていて これは後半どうなることかと心配になったが、さすがに二幕は強制的動きは少なく自分で動いてたので大丈夫だった。フェッランドとグリエルモが男前なのでさぞ女子高生にはポイント高いと思われる。… ここでとても珍しいフェッランドのアリア Ah, lo veggio, quell'anima bella Al mio pianto resister non sa いやー僥倖でした。これが聞けるとは。めったに、つーか聞いたことないぞ今まで。体力も限界に近づいているはずなのにフェッランドすばらしい~ますます力が増しているようだ。くそ長いアリアを歌い続ける。ゾーンに入っているようだ。すばらしい!拍手… 男二人が様子を見に来ている。男たちは二人ともフィオルディリージを心から愛しているのだ。… 絶望するフェッランド そして来ました。フェッランドのカヴァティーナ Tradito, schernito いや~至福でした。すばらしい!!」
1 Peter Seiffert as Florestan ペーター・ザイフェルトフロレスタン(東フィル「フィデリオ」)「地球上最高のヘルデンテノール、ペーター・ザイフェルト 今日初めて生声を聴くことができました。すばらしい!彼の声はタンホイザーの声。正真正銘のヘルデンテノール。テノール殺しと言われるこの難役を完璧に歌って見せました。ベートーベンはフロレスタンに非常に高い音程を連続に書き、また非常な高低差がある音符を書いていてテノールにとってはほぼ地獄なのです。ザイフェルトさんは地声が高い!Gott!を始めとして全てが神歌唱。」
2 Gregory Kunde as Il Cavaliere Renato Des Grieux グレゴリー・クンデ デ・グリュー(ローマ歌劇場日本公演「マノン・レスコー」)「クンデの超特大ヴォイス ヘルデンとかドラマティコの重く強く強靭な声で! … 皆パステルカラーの服なのに、一人だけ濃い色の衣裳を着たデ・グリューが登場する。Tra voi, belle, brune e bionde 彼もとんでもないスピント!まさにオテロの声だ!来年彼はロイヤルのオテロで日本にやってくる。早くも楽しみに! … デ・グリュー Donna non vidi mai simile a questa! とんでもない大声量。クンデすばらしい!」