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実は先日銀治を 震撼させる
ニュースがありました。
モニター等を作っている「イーヤマ」が民事再生の手続きつまり事実上倒産ということ(泣)。銀治はMacとPhotoshop偏重偏愛激ヘビーユーザーとして、仕事をする上で確実な色が見えることが重要であり、結論的にCRTを使っていています。それは液晶(LCD) 高級機は高いし
では色の深見やディテールが見えづらいからです。それだけに「イーヤマ」は最後の砦だと思っていたのに。現在も2台使っています。メーカー各社はほとんどLCDに生産をシフトしており、特に半年ほど前からCRTの入手が難しくなったという情報はあったのですが。
ヒジョーにKI・BI・SHI~☆
ライカだけに物欲をわかせていないで、押さえモニターを入手せねば・・・
>おはようございます。
スキャン時にやらないこと、つか、設定しない部分です。
それは シャープ値は「0」
にしましょう。
ぇ?それじゃぁきりっとした画像にならないじゃん。
そのとーりですが、それでもシャープネスは設定しません。なぜならシャープネスは 表現課程の最後の最後にかける
からです。
シャープネスをコントロールするフィルタというか設定に「アンシャープマスク」があります。これはもともと銀塩つーか主に印刷でのテクニックをデジタル的にシミュレーションしています。
シャープネスを高めるのになぜ反対語である「アン」を付けた「アンシャープ」であり、「マスク」って?
アンシャープマスクとは、元画像を一旦ぼかした状態で複製つまりマスクを作って、元画像からぼかしたマスクを引き算して元画像と重ねます。するとコントラストの高い部分である輪郭の差が大きくなるので結果的に人間の眼ではシャープネスが上がったように見えるのです。元画像にぼかしたマスクを使うことでシャープネスをあげるので「アンシャープマスク(USM)と言います。Photoshopでやればセットアップされていますが、ワンステップごとにデータをレイヤーで重ねれば同じ事をシミュレーションできます。
ということで、USMは見た目のコントラスト(輪郭を強調する)を付けることになるわけです。図のようにコントラストのついた線が生まれるということは、 レンズの味がどうこう考えられる状態ではない
と言えるでしょう。
さて、よーく考えてみましょう。その線は撮影の時に存在しましたか?んな空間上に見た目のコントラストなんてあるわきゃない。ただし、人間の眼の曖昧機能に「マッハ効果」というものがあり、明暗の境目が強調されて見えるようになっています。んが、あくまでもデジタルデータに使うUSMは最終的に作品の見た目をよくするひとつの手段です。ついでにいうとこれから先の作業において 無理矢理付けたコントラストの情報なんてじゃまなだけ
です。画像データを痛めつけて本来の味から遠ざける行為は、スキャンの時点ではやめておきましょう。
つづく
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