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えー、本当はしっかりと見なければいけない状態なのに「あちゃー」って思いながら先延ばしにしてしまう。そんなことってよくありませんか?
ニコンの銀塩カメラ一部撤退やコニカミノルタのフォト事業撤退を受けてカメラ市場がなにやら騒がしい状況になっています。銀塩写真を好きな人ってゆーのは確実にいるということが報道されてへんな共通意識というか安堵感があります。加えてフジフイルムとコダックは銀塩関係の撤退は無いと表明 値上げはしますが
していますし、もー少し生き延びられそうな雰囲気がありそうです。
さて、僕が銀塩カムバック宣言をしてからのことです。
「あー、そーいえば・・・」
と思い出したように 昔使っていたFDキヤノンボディ
を引っ張り出してみました。それは「New F-1」と「F-1」と「A-1」という3台です。
「New F-1」はコンタックスを本格的に使い出す前のことですから、およそ15年使っていません。
「F-1」は父がコンタックスを使い出す前のことですから、およそ20年使っていません。
「A-1」は僕が「New F-1」を使い出す前のことですから、およそ17年使っていません。
それらをまるで白雪姫が長年の眠りから目覚めたように思い立って出してみたのです。するとどうでしょう。嬉しいことに3台とも動いてくれました。。。
なーんて奇跡は起こりませんでした(T_T)
電池の液漏れが無かったこと。防湿庫ないしは密閉度のかなり高いジュラルミントランクに防かび剤と一緒に放り込んでいたんですがカビクモリなど一切無かったこと。これらが救いっちゃー救いでしたが、半壊もしくは全壊と思われます。
「New F-1」は4LR-44を使いますから取り換えてみました。しかし不動(泣)。おそらく油切れでしょうか、シャッターが落ちません。半機械式なのですが無理みたい。とほほっ。
「A-1」は H-Dを使います。これ既にディスコン電池。しかし僕にはアダプターがある!コニカのAUTO S1.6から抜いて入れてみました。
「A-1」は完全電気制御カメラなので、電源アウトは致命的だからです。つーことでシャッターが落ちません。とほほのほっ。
そして「F-1」。ってゆうか、「F-1」が一番触っていない時期が長いんですよ。最初はちょっと渋かったんですが、動かしていると調子が戻ってくるようです。1秒もしっかり出ます。あるいみ 奇跡だ!
と同時にキヤノンのこのころのプロカメラに対する意気込みを感じました。ただし、電源関係がダメポらしくTTL露出計が死んでいます。半壊ってとこですな。
つーことで、「F-1」はちょこちょこ使っていましたが、ただ防湿庫に入っていても直る訳でないし見て見ぬふりをするのは良くないと思い「New F-1」と「F-1」と「A-1」の3台をオーバーホールすることにしました。はたしてキヤノンさんはどこまでやってくれるのでしょうか。帰ってくるのが楽しみです。
約60倍面積のフィルム 2011.02.01 コメント(5)
感動をすること 2011.01.28