感染ルンです。。。

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2006.04.05
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カテゴリ: 写真

えー、僕は基本的にMac使いです。Macというコンピュータは生きている人のような振る舞いをたまーにします。どんなことか例を挙げると、Macの前にて「いやー、最近はWindowsもなかなかやるねぇ」なんて褒めたりするやいなや機嫌を損ねてハングしたりすねて故障したりします。他のコンピュータなら「ちっ、使えねー奴(怒)」ってなりますが、Macの場合は「あー、ごめんごめん。君が大切だからね」って撫でてあげて修理します。するととたんに直るから、ホント不思議な子です。



3月22日 にコニカ製品の修理をどーしよっかなー、なんて書きました。結局年度末的アレやソレで出しませんでした。ま、動いているし今んとこいっか。技術者が変わる訳じゃないし。ぐらいの感覚で。

というわけで、実家の棚の奥からゴトッって出てきた(笑)、Konica「FT-1」というカメラ。詳しくはってほどじゃないけど、 コニカミノルタOLD and NEW をご覧ください。

このFT-1というのは、1983年に発売しました。1979年に出した世界初(企業って奴は世界初とか世界最小とかって好きよねぇ)の自動装填、自動巻き上げをカメラ本体に内蔵した「FS-1」の後継機です。違いとしては露出補正とAEロックができるようになり、ワインダーもシングルとコンティニアスが選べるようになったというもの。コニカとしては4年でフルモデルチェンジをした めいっぱい力を入れた 肝入り一眼レフだったと思いますが、ARマウントの一眼レフはFT-1を最後にラインナップからはずれてしまいました。言ってみればコニカの渾身の力を振り絞って出したわいいがそのまま次を見ることがなかった最終モデル。ってことになります。

Mヘキサノンの50mm/F1.2というマイナー大口径変態レンズを好んで使っている僕としては、コニカ一眼レフのARマウントレンズはヘキサノンファンとして気になるところ。値段もオールドキヤノンやニコンに比べりゃ人気の無さからかなりお安いし(笑)。とはいえボディ買ってまで・・・と思っていたら 防湿庫に入っていないのに綺麗な状態 のカメラが出てきたもんだから、 笑いが止まりません! だってリビングの棚の奥ですよ。よっぽど使う気がなかったんでしょうな。>でも残してくれてありがとう、パパん

コニカ一眼レフの特徴は、 フランジバックが40.5mm であるということです。一眼レフとしてはかなーり短いです。なので、コニカのボディにはほとんどの一眼レフのレンズをアダプターを使えば使えるってことになります。んが、M42以外みたことありません。ある人はぜひ教えてください(笑)。あ、もうひとつの特徴としてAEあってもすべてシャッタースピード優先しか使えないってのもあります。

そうそう。オリンパスのフォーサーズのフランジバックが40mmで、ARヘキサノンマウントのバヨネットがそのまま入っちゃうって裏技があるらしいです。ちょこっと改造しなきゃいけないらしいですが、スゴイ技ですよねぇ。

FT-1のファインダー倍率は、0.81倍。視野率は92%。

全体的に軽いですし電池ボックス兼グリップがホールドしやすくて使いやすい中級機だと思います。


で、グリップ部に単4電池を4本入れてシャッターを切ってみると、たぶん15年以上日の目をみていないと思われますが、見事切れました。ところが、ファインダー内の露出表示LEDと、1度シャッターを切ると5秒ほど次のシャッターが切れない、当然コンティニアスなんて効きゃしない。言うなれば、 半壊 かな。

それでも撮影してみたいと思い、フィルムを入れて一本撮ってみました。スナップとして連射することってあまりないので、イライラしますが、まぁ我慢しました(笑)。


さて、本題。>やっとかよ

ポジを1本撮影してみて、シャッターが切れている感触をまず掴んでみました。その後「あ!そうだ。キヤノンと写りを撮り比べてみよう」とF-1を持ち出しました。


「最初は使い慣れたF-1からいってみよー♪」

なんてブツブツ言ってF-1で撮影した後、FT-1を握りシャッターを切ると・・・


「き、切れない・・・(T_T)」


電池を替えたり色々したけど、うんともすんとも言いません。そうです。ちょっと前まで半壊ながらも動いてくれたFT-1は、みごとお亡くなりになりました(ー人ー)チーン




















と思ったんだけど、次の日なにげなくシャッターを切ってみると、 切れるんだなー これが。

で納得しました。FT-1を前にして「F-1修理上がってから調子いいじゃん」なんて言っちゃったのが原因なんでしょう。きっとそうです。 間違いありません!







Konica FT-1
Konica HEXANON 57mm F1.2
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Last updated  2006.04.06 18:51:39
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