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えー、昨日アップしたテレ・ローライフレックスでの写真ですが、自分でもびっくりするぐらいの切れでした。とはいえ、ベルビア100Fの6×6サイズポジを直接見ることとは違い、スキャンしてデジタル化した上で、サイズに制限あるブログへアップするために豊かな階調が間引きされているため、多少見かけのシャープネスが上がっているような気もします。が、本当にフィルムはスゴイですよ(^_^)。
135mmゾナーF4を通った光がフィルムへ結像している点の分離が良い。という言い方が適合するかな。特にピントが合っている場所のシャープ感はかなり高いと言えます。50年近く前のレンズなんですよ。いやーん、まいっちんぐ(死語)。
焦点距離的な比較をしてみます。もっとも2:3の135タイプ(ライカ判、35mm)は長方形で、ローライフレックスは1:1の正方形ですから、一概に比較も難しいんですが念のため。
ローライフレックス2.8Fは80mmのF2.8を積んでいます。6×6の標準レンズは80mmといわれています。対角線の長さはおなじみピタゴラスの定理で導き出します。(56×56)+(56×56)=(f×f)となり、f=79.2mmです。確かに対角線の長さ的には80mmが標準レンズになりそうです。135mmならどうでしょうか。ライカ判で約75mmレンズと等しい焦点距離と言えそうです。
次に開放F値を考えてみましょう。
2.8Fの場合は、ライカ判の43mmレンズで開放値F1.5と同等。
テレの場合は、ライカ判の75mmレンズで開放値F2.2と同等。
フルサイズに対するAPSと違って、サイズが大きくなるために開放F値が大きくてもボケ具合は結構あるじゃん。という結果になりそうです。あくまでも計算上の話なので、いつか比較をやってみたいもんです。ちなみにTAOさんはこの計算で中判マミヤに逝ってしまったことをお伝えしておきます。
本日の写真は、昨日の「夏紅葉」の隣にあったオブジェです。いったい誰が何の目的で作ったのかわかりませんが、面白いオブジェです。めざマシーンの練習でもしたのかしら(笑)。
本日の写真だと、周辺光量の低下がわずかにあるという部分と、気にならない程度多少のグルグル系ボケが発生していることがわかるかと思います。それにしてもホント芯がしっかりしたキレキレの写真になりますね。ゾナーって奴は。。。
こんなに天気が良いのに、いや、天気が良すぎて大好きな開放撮影ができないってのは厳しいもんがあります。NDフィルターって偉いんだよね。
約60倍面積のフィルム 2011.02.01 コメント(5)
感動をすること 2011.01.28