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銀治

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2009.10.16
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カテゴリ: デジタル

えー、常日頃書いていることに「メディアの特徴を活かすべき」と騒いでいる銀治です。フィルムにはフィルムの、デジタルにはデジタルの長所を使うべきだ、ということね。

先日からちょこちょこ出している「デジタルフルカラー赤外線写真」は、ある意味「デジタルじゃなきゃできない」に該当していると思っています。これらの映像をフィルムでやろうったってなかなかできませんからね。

つーことで、以下は100万アクセスの記念企画の第3段的扱いです。


よく言われることで、「写真とは引き算である」という言葉があります。ま、そもそもそれ自体が全く正しいとまでは思っていませんが、情報の選択を迫られたときに「不必要な要素が内容を壊すことがある」とは言えると思います。関係ある技術として、僕はクロッピング容認主義者。

それじゃー「足し算な写真」ってあるの?

そー考えていた昔に、愛するAppleはヒントというか技術を出してきました。それが「パノラマ」です。

パノラマ(この場合、単一あるいは複数の写真で広がりがある表現をすること)と写真ってとっても密接な関係にあります。それは1839年に写真がフランスのダゲールによって発明(技術発表)されたわけですが、彼の元々の仕事は、パノラマ状に風景等の絵を描き巡業していたのです。で目の前の風景をそのままに表現したかったところから、写真の研究が始まりました。

もうひとつ、レンズの画角には限界があります。したがって複数枚撮影した写真を切ったり貼ったり繋げたりして、画角以上の表現をする方法があります。僕も幼少のころに博覧会で展示されていたロケットの全体を写真にしたくて、3枚を使ってパノラマった経験があります(笑)

で、Appleの話ね。

Appleは、デジタルカメラ等の映像を貼り合わせて、最大360度(当たり前か)の表現方法をクイックタイム(QuickTime)で作る技術を出してきました。単純に横1列の細長い写真ではなく、ぐるっと360度くっつけて、しかも自由に動かせる技術ですね。まさにデジタル表現だからこそできる技術だと思い、加えてそのネーミングである「QuickTime VR」すなわち「バーチャル・リアリティ」に惹かれて飛びつきました。

当時は三脚に乗せたカメラを雲台のパンニングで回転させて複数枚の写真を撮り、360度円分を繋げるというもの。思い描くのは、円筒の中心に自分が立って風景を見ている感じです。しかしながら当時は技術をよくわからずやっていたので、ヒーコラ泣きながらPhotoshopで繋げていました。次第にそれが面倒になって離れたのです。

離れた直後ぐらいに、Appleは水平360度だけではなく、全視界360度を繋げてみせる「CubicVR」をリリースしました。一応知ってはいましたが、やろうとは思わなかったです。だって、難しそうだったんだもん。

で、時代は流れて。

正直、今その球体パノラマにはまっています(笑)

理由は簡単。

デジタルの技術が絶対的に必要であること。前述した今までの写真に求める概念の逆である「足し算な写真」であること。すなわちそれは、今まで表現できなかった「写真家が前を向いているときの後ろはどうなっているか」を継ぎ足して1枚にすることで状況がわかる映像になるということです。

まだまだ技術レベルが低いのですが、ごらんいただきたいと思います。

こちら をクリックすると、別ウィンドが開いて始まります。

QuickTimeだと書いて来ましたが、今回作ったのはFlashの技術です。Flashの9以上のプラグインが無いと動きません。お持ちでない方、バージョンが古い方は、 Adobeのサイト からダウンロードしてくださいね。

大きいデータのパノラマを作ったので、開くまで時間がかかるかもしれません。サーバの負担もあるので、しばらくしたらサイズを小さくします。

ついでに、閲覧するのにグラフィックパワーの無いパソコンだとキツイかも。

ガイドを付けたのでそちらのボタンで動かすこともできます。それ以外に、マウスを使ってドラッグすると任意の方向へ動かせます。また、シフトキーでアップ、コントロールキーでワイドの視点にすることができます。

先日の出張の折に撮影したのですが、この全方位360度パノラマを作成する上でのポイントって地面なんですが、上手く取り損ねたのでコピーライトを入れてあります(汗)

ということで、デジタルならではの技術、「足し算な写真」という「パノラマ」を楽しんでいます。



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Last updated  2009.10.16 22:56:18
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