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テーマ: いい言葉(574)
カテゴリ: 文学・芸術
▼マラルメ嬢の扇(マラルメ29)


「扇」をローランに捧げた6年前の1884年、最初の扇は娘のジュヌヴィエーヴに贈られています。この年ジュヌヴィエーヴは20歳になりましたから、成人になったお祝いに、扇に詩を書いて贈ったのではないかと思われます。

マラルメには娘と息子がいましたが、息子のアナトールはこの詩が書かれる5年前の1779年に8歳で病死しています。マラルメ家でただ一人成人した子供がジュヌヴィエーヴだったんですね。

それでは、「(マラルメ嬢の)扇」を見てみましょう。

Autre éventail de mademoiselle Mallarmé

O rêveuse, pour que je plonge
Au pur délice sans chemin,
Sache, par un subtil mensonge,
Garder mon aile dans ta main.


歓喜の迷宮へと飛び込む私のために
巧妙な嘘でもいいから、
お前の手の中で私の翼を休ませておくれ。

Une fraîcheur de crépuscule
Te vient à chaque battement
Dont le coup prisonnier recule
L'horizon délicatement.

黄昏の清涼が
扇ぐたびにお前にもたらされ、
囚われ人の羽ばたきは
そっと地平線を後退させる。


L'espace comme un grand baiser
Qui, fou de naître pour personne,
Ne peut jaillir ni s'apaiser.

めまいが! 目の前の空間は今、
大いなる接吻のように震える。

ほとばしることも、静まることもない。

Sens-tu le paradis farouche
Ainsi qu'un rire enseveli
Se couler du coin de ta bouche
Au fond de l'unanime pli!

隠された笑いのように
お前の唇の片隅から
すべての襞の隅々へとそっと滑っていく
堅固な天国をお前は感じないのか!

Le sceptre des rivages roses
Stagnants sur les soirs d'or, ce l'est,
Ce blanc vol fermé que tu poses
Contre le feu d'un bracelet.

それはまさに、黄金の夕べに留まる、
薔薇の岸辺の王杖。
その白い閉ざされた飛翔は、
腕輪の輝きの上に置かれている。

薔薇
(続く)





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最終更新日  2008.02.23 11:06:35
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マラルメ嬢の扇  
furafuran  さん
こんにちは。

いつものように読み取るのが困難で、どこにも書かれていないのに、自分の手の届くところから離れていってしまうのが嫌だと、本当は言いたいと読めてしまいます(笑)。

この迷路のようになっている花壇を中央から見ると、扇のように見えるのかなと考えながら、薔薇の絵がついた扇を思い浮かべます。 (2008.02.23 12:10:24)

Re:マラルメ嬢の扇(02/23)  
白山菊理姫  さん
furafuranさん


>いつものように読み取るのが困難で、どこにも書かれていないのに、自分の手の届くところから離れていってしまうのが嫌だと、本当は言いたいと読めてしまいます(笑)。

そういう気持ちもあったのでしょうね。扇はマラルメ自身で、手の上で優しく休ませてくれと言っています。広げた扇を鳥の翼にたとえているんですね。娘に甘えている父親像も浮かんでしまいます。

>この迷路のようになっている花壇を中央から見ると、扇のように見えるのかなと考えながら、薔薇の絵がついた扇を思い浮かべます。

なるほどそう見ましたか。確かに扇のように花壇が弧を描いていますね! 掲載した本人が驚いています。実は、「薔薇の岸辺」にいちばん近いイメージの写真を選んだだけでした。 (2008.02.23 12:29:58)

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